JP5040678B2 - センサ装着用サポーター及び腕装着型生体情報測定装置 - Google Patents

センサ装着用サポーター及び腕装着型生体情報測定装置 Download PDF

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Description

本発明は、生体情報を検出するセンサを利用者の手指に密着させるセンサ装着用サポー
ター及び腕装着型生体情報測定装置に関する。
従来、利用者の手指の腹側の面(指の手の平側)にセンサを装着して血量変化等を検出
し、腕部に装着された装置本体部に脈拍等の生体情報を表示する腕装着型生体情報測定装
置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上述したセンサは、センサが固定されたサポーターを手指に巻き付けるようにして装着
される。正確に血量変化を検出するためには、センサは、手指の検出部位に適正な圧力で
密着して押圧される必要がある。
特開2006−55517号公報
ところで、上記従来の構成においては、例えば、利用者が運動機器のグリップを握る等
の握り動作を伴った状態で脈拍を測定する場合、センサが固定されたサポーターが変形し
、センサが手指の検出部位に密着できなくなり、生体情報を正確に測定することが難しく
なるおそれがあった。
そこで本発明は、生体情報を検出するセンサを確実に手指に密着させて、生体情報を正
確に測定することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、人体の生体情報を検出するセンサを該人体の手指
に密着させた状態で固定する伸縮性を備えたセンサ装着用サポーターにおいて、前記手指
に巻き付くように装着される指装着体の内側に、前記手指の側面に前記センサが密着する
ように前記センサを固定可能な側面バンド部を設けて構成されたことを特徴とするセンサ
装着用サポーターを提供する。
この構成によれば、生体情報を検出するセンサが、指装着体の内側に設けられた側面バ
ンド部により固定され、センサ装着用サポーターを手指に装着した状態では、センサが手
指の側面の皮膚に密着する。手指の側面は、利用者が手指を曲げた場合にも手指の表面の
変形量が比較的小さく、センサが側面に密着した状態が維持される。このため、利用者が
手指を伸ばした状態、曲げた状態、或いは、手指を運動させている状態においても確実に
センサを手指に密着させることができ、手指の姿勢によらずセンサを確実に手指に密着さ
せて生体情報を正確に測定できる。
上記構成において、前記指装着体の内側に、前記手指の腹側の面に前記センサが密着す
るように前記センサを固定可能な腹面バンド部を設けた構成としても良い。
この構成によれば、センサを手指の腹側の面に密着するように固定可能な腹面バンド部
が設けられているため、利用者は、センサを手指の腹側の面又は側面のどちらにも密着さ
せることができる。これによれば、利用者は、必要に応じて生体情報の測定に適した位置
にセンサを密着させることができ、センサを確実に手指に密着させて生体情報を正確に測
定できる。
上記構成において、前記腹面バンド部と前記側面バンド部とは、同一部材で構成されて
も良い。
この構成によれば、腹面バンド部と側面バンド部とが一体の同一部材で構成されており
、組立てが容易であり、部品点数も削減されるためコストダウンを図ることができる。
上記構成において、前記腹面バンド部と前記側面バンド部とは、前記指装着体が前記手
指に装着された状態で、前記指装着体の内周において互いに略90°異なる位置に設けら
れた構成としても良い。
この構成によれば、センサは、互いに略90°異なる位置に設けられた腹面バンド部又
は側面バンド部に固定されるため、手指の腹側の面又は側面に正対した位置にセンサを密
着させることでき、センサを確実に手指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
上記構成において、前記指装着体の前記手指の付け根側には、前記手指の手の甲側の付
け根、または、手の平側の付け根の少なくともいずれか一方を越えて張り出す舌部が形成
された構成としても良い。
この構成によれば、舌部は、指装着体に回転する方向の力がかかった場合に手指の股部
に引っ掛かかるので、指装着体の回り止めとして働く。従って、指装着体は、舌部により
位置決めされるため、腹面バンド部又は側面バンド部に固定されたセンサを手指の所定の
位置に密着させることができる。また、指装着体の回転が防止されるため、センサの手指
への密着状態を維持できるので、センサを確実に手指に密着させて生体情報を正確に測定
できる。
また、指装着体は、舌部により位置決めされるため、指装着体を所定の位置に装着すれ
ば、センサは手指の所定の面に密着する。このため、利用者はセンサを容易に密着させる
ことができるので、センサを確実に手指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
上記構成において、前記指装着体の前記手指の付け根側には、前記手指の手の甲側の付
け根を越えて張り出す第1舌部と、手の平側の付け根を越えて張り出す第2舌部とが形成
された構成としても良い。
この構成によれば、第1舌部及び第2舌部は、指装着体に回転する方向の力がかかった
場合に手指の股部に引っ掛かかるので、指装着体の回り止めとして働く。従って、指装着
体は、第1舌部及び第2舌部により2箇所で位置決めされるため、腹面バンド部又は側面
バンド部に固定されたセンサを手指の所定の位置に対しより確実に密着させることができ
る。また、指装着体の回転が防止されるため、センサの手指への密着状態を維持できるの
で、センサを確実に手指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
また、指装着体は、第1舌部及び第2舌部により位置決めされるため、指装着体を所定
の位置に装着すれば、センサは手指の所定の面に密着する。このため、利用者はセンサを
容易に密着させることができるので、センサを確実に手指に密着させて生体情報を正確に
測定できる。
上記構成において、前記側面バンド部は、前記指装着体が人差し指に装着された状態で
親指側の側面に相当する位置、前記指装着体が親指に装着された状態で親指の少なくとも
いずれか一方の側面に相当する位置、及び、前記指装着体が小指に装着された状態で小指
の外側の側面に相当する位置のいずれかの位置に設けられた構成としても良い。
この構成によれば、センサは、人差し指の親指側の側面、親指の少なくともいずれか一
方の側面、及び、小指の外側の側面のいずれかの位置に密着する。これらの位置は、いず
れも指装着体の内側の側面に固定されたセンサに対し、隣接する他の手指が干渉しにくい
位置である。これによれば、センサが隣接する手指と干渉してセンサが移動することを防
止できるため、センサを確実に手指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
上記構成において、前記指装着体には、前記指装着体が前記手指に装着された状態で対
向する2つの前記側面バンド部が設けられた構成としても良い。
この構成によれば、指装着体には、対向する2つの側面バンド部が設けられているため
、いずれの手指においてもその手指の側面の方向を問わず、利用者の所望の手指の側面に
センサを自由に密着させることができる。また、左手と右手の区別をする必要がないため
、一つのセンサ装着用サポーターにより両手の手指に対応してセンサを密着させることが
できる。
また、本発明は、利用者の手指から生体情報を検出するセンサと、前記センサを利用者
の手指に密着させた状態で固定する伸縮性を備えたセンサ装着用サポーターと、前記セン
サからの検出情報に従い生体情報を表示する装置本体部と、前記装置本体部を利用者の腕
に装着するためのリストバンドとを備える腕装着型生体情報測定装置において、前記セン
サ装着用サポーターの前記手指に巻き付くように装着される指装着体の内側には、前記手
指の腹側の面に前記センサが密着するように前記センサを固定可能な腹面バンド部と、前
記手指の側面に前記センサが密着するように前記センサを固定可能な側面バンド部とが設
けられたことを特徴とする腕装着型生体情報測定装置を提供する。
この構成によれば、センサ装着用サポーターを装着すると、生体情報を検出するセンサ
は、手指の腹側の面又は側面の皮膚に密着する。手指の側面にセンサが密着する場合、手
指の側面は、利用者が手指を曲げた場合にも手指の表面の変形量が比較的小さく、センサ
が側面に密着した状態が維持されるため、センサを確実に手指に密着させることができる
。このため、利用者が手指を伸ばした状態、曲げた状態、或いは、手指を運動させている
状態においても確実にセンサを手指に密着させることができ、手指の姿勢によらずセンサ
を確実に手指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
また、手指の腹側の面にセンサを密着させることもでき、利用者は、センサを手指の側
面又は腹側の面のどちらにも密着させることができる。これによれば、利用者は、必要に
応じて生体情報の測定に適した位置にセンサを密着させることができ、センサを確実に手
指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
本発明によれば、生体情報を検出するセンサを確実に手指に密着させて、生体情報を正
確に測定することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の一実施の形態に係る腕装着型生体情報測定装置1を利用者に装着した
状態を示す概要図である。
本実施の形態で示す腕装着型生体情報測定装置1とは、生体情報として脈拍を用い、生
体情報値として脈拍数を検出するものである。腕装着型生体情報測定装置1は、例えば、
利用者が運動をしているときであっても、生体情報を確認することができるものである。
腕装着型生体情報測定装置1は、腕時計構造を有する装置本体部10と、この装置本体
部10に接続されるケーブル20と、このケーブル20の先端に設けられた脈波センサ3
0(センサ)と、脈波センサ30を挟み込む態様で利用者の手指Tに装着するセンサ装着
用サポーター40とを備えている。センサ装着用サポーター40は、図1に示すように、
左手の人差し指に装着されている。
装置本体部10には、腕時計における12時方向から腕に巻き付いてその6時方向で固
定されるリストバンド12が設けられている。このリストバンド12によって、装置本体
部10は、腕に着脱自在に装着されている。また、装置本体部10の6時の側には、コネ
クタ部70が設けられており、このコネクタ部70にケーブル20の一端側に設けられた
コネクタピース80が着脱自在に取り付けられるようになっている。
図2は、装置本体部10を単体で示す平面図であって、リストバンド12やケーブル2
0などを取り外した状態を示している。
装置本体部10は、樹脂製の時計ケース11を備えている。時計ケース11の表面側に
は、現在時刻や日付に加えて、走行時や歩行時のピッチ、及び脈拍数などを表示するEL
バックライト付きの液晶表示装置13が設けられている。液晶表示装置13には、表示面
の左上側に位置する第1のセグメント表示領域131、右上側に位置する第2のセグメン
ト表示領域132、右下側に位置する第3のセグメント表示領域133、及び左下側に位
置するドット表示領域134が構成されており、ドット表示領域134では、各種の情報
をグラフィック表示可能である。
時計ケース11は、走行時や歩行時のピッチを求めるための体動センサ(図示略)を内
蔵している。この体動センサとしては、加速度センサなどを用いることができる。
また、時計ケース11の内部には、各種の制御やデータ処理を行う制御部5が設けられ
ている。この制御部5は、上述した体動センサによる検出結果及び脈波センサ30による
検出結果に基づいて、測定対象者である利用者の脈拍数を解析し、液晶表示装置13に表
示する。この場合において、制御部5には、計時回路も構成されているため、時刻なども
液晶表示装置13に表示可能となっている。
時計ケース11の外周部には、入力装置を構成し、時刻合わせや表示モードの切り換え
などの外部操作を行うためのボタンスイッチ111〜115が設けられている。また、時
計ケース11の表面には、同じく、入力装置を構成する大きめのボタンスイッチ116、
117が構成されている。
また、腕装着型生体情報測定装置1の電源は、時計ケース11に内蔵されているボタン
形の小型の電池59であり、ケーブル20は、電池59から脈波センサ30に電力を供給
するとともに、脈波センサ30の検出結果を時計ケース11の制御部5に入力している。
図3は、脈波センサ30の断面図である。
脈波センサ30のケース体の内部には回路基板35が配置されており、回路基板35に
は、LED31、フォトトランジスタ32、その他の電子部品が実装されている。脈波セ
ンサ30は、センサ枠36の上面部分にガラス板からなる透光板34によって形成された
光透過窓を備えている。そして、LED31及びフォトトランジスタ32は、それぞれ発
光面及び受光面を透光板34の方に向けている。このため、透光板34の外側表面441
に手指Tの表面を密着させた状態でLED31が手指Tの表面側に向けて光を発すると、
フォトトランジスタ32は、LED31が発した光のうち利用者の手指Tから反射してく
る光を受光する。
本実施の形態では、LED31として、InGaN(インジウム−ガリウム−窒素)系
の青色LEDを用いてあり、その発光スペクトルは、450nmに発光ピークを有してい
る。さらにLED31の発光波長領域は、350nmから600nmまでの範囲にある。
かかる発光特性を有するLED31に対応させて、本実施の形態では、フォトトランジス
タ32として、GaAsP(ガリウム−砒素−リン)系のフォトトランジスタを用いてい
る。フォトトランジスタ32自身の受光波長領域は、主要感度領域が300nmから60
0nmまでの範囲にあって、300nm以下にも感度領域がある。
このように構成した脈波センサ30を、センサ装着用サポーター40によって手指Tに
密着させ、この状態で、LED31から手指Tに向けて光を照射すると、この光が手指T
の血管に届いて血液中のヘモグロビンによって光の一部は吸収され、一部は反射する。手
指Tの血管から反射してきた光は、フォトトランジスタ32によって受光され、その受光
量変化が血量変化(血液の脈波)に対応する。すなわち、血量が多いときには、反射光が
弱くなる一方、血量が少なくなると、反射光が強くなるので、反射光強度の変化を検出す
れば、脈拍数を含む各種生体情報などを測定できる。
脈拍を正確に測定するためには、センサ装着用サポーター40によって脈波センサ30
を手指Tに確実に密着させて、外部の光を脈波センサ30に侵入させないことが必要であ
る。センサ装着用サポーター40においては、2箇所に脈波センサ30を密着させること
ができ、必要に応じて利用者が脈拍の測定に適した配置場所を選択できる。
脈拍を測定するために適した脈波センサ30の配置場所は、脈波センサ30の検出を妨
げない無毛部、もしくは有毛部のうち多毛部でない場所である。センサ装着用サポーター
40は、手指Tの腹側の面U(手の平側)と手指Tの側面Sに脈波センサ30を密着させ
ることができる。
図4は、腹側の面Uに脈波センサ30を装着する場合のセンサ装着用サポーター40の
斜視図である。
センサ装着用サポーター40は、筒状に構成された指装着体41を備え、その内側には
、脈波センサ30を固定する固定バンド50が取り付けられている。また、図1及び図4
に示すように、指装着体41の手指Tの付け根側には、手の甲側の付け根を越えて張り出
す第1舌部46と、手の平側の付け根を越えて張り出す第2舌部47とが形成されている

腹側の面Uに脈波センサ30を装着する場合には、脈波センサ30は、脈波センサ30
のケーブル20が、第2舌部47の側で第2舌部47の延長線上に位置する固定バンド5
0の腹面バンド部54により挟まれるようにして指装着体41に固定されている。そして
、センサ装着用サポーター40は、手指Tに巻き付くように嵌め込まれ、センサ装着用サ
ポーター40が手指Tに装着されると、脈波センサ30は腹側の面Uに密着する。
図5は、側面Sに脈波センサ30を装着する場合のセンサ装着用サポーター40の斜視
図である。
手指Tの側面Sに密着するように脈波センサ30を固定可能な側面バンド部55は、指
装着体41が手指Tに装着された状態において腹面バンド部54と略90°異なる位置に
設けられている。側面Sに脈波センサ30を装着する場合には、脈波センサ30は、脈波
センサ30のケーブル20が、側面バンド部55により挟まれるようにして指装着体41
に固定されている。そして、センサ装着用サポーター40は、手指Tに巻き付くように嵌
め込まれ、センサ装着用サポーター40が手指Tに装着されると、脈波センサ30は側面
Sに密着する。
また、図1に示すように、第1舌部46及び第2舌部47は、手指Tの付け根側に張り
出しているため、センサ装着用サポーター40に対し手指Tを軸にして回転する方向の力
がかかった場合に、第1舌部46又は第2舌部47が手指Tの股部T1に引っ掛かり、回
転が防止される。これにより、脈波センサ30は所定の位置に安定して密着するため、脈
拍を正確に測定できる。
さらに、手指Tは、左手の人差し指であり、側面バンド部55及び脈波センサ30は、
左手の親指側の側面に相当する位置に配設されている。これにより、長さが短い親指は、
人差し指の側面Sに密着した脈波センサ30に対し、センサ装着用サポーター40の外側
から干渉しにくいため、他の手指と脈波センサ30とが干渉して脈拍の測定が妨げられる
ことを防止できる。ここで、手指Tは、左手の親指又は小指であっても良い。左手の親指
にセンサ装着用サポーター40を装着する場合、側面バンド部55は、側面バンド部55
と対向する位置にもう一つ設けても良く、この場合、親指の両側面のうちのいずれかに脈
波センサ30が密着する。また、左手の小指にセンサ装着用サポーター40を装着する場
合、側面バンド部55は設けず、図5に示した側面バンド部55と対向する位置に別の側
面バンドを設けるようにし、この場合、小指の外側の側面に脈波センサ30が密着する。
このように、親指及び小指のいずれかにセンサ装着用サポーター40を装着する場合にお
いても、隣接する他の手指と脈波センサ30とが干渉しにくい位置に脈波センサ30を密
着させることにより、他の手指と脈波センサ30とが干渉して脈拍の測定が妨げられるこ
とを防止できる。
図6は、センサ装着用サポーター40の展開図である。
センサ装着用サポーター40は、伸縮性を有す布状のサポーター材料41aを縫い合わ
せて円筒形状の指装着体41を形成し、指装着体41に固定バンド50を備えて構成され
る。図6で見えている面は、手指Tと接触するセンサ装着用サポーター40の内側面41
bである。サポーター材料41aは略台形形状に形成され、直線状の上辺43、曲線に形
成された下辺42、及び、上辺43と下辺42とを結ぶ左右の端辺44を有している。ま
た、下辺42から上辺43へ延びる左右それぞれの端辺44は、上辺43に向けて先細る
ように延び、略台形形状の中心線Cを軸線として左右対称に構成されている。そして、セ
ンサ装着用サポーター40は、端辺44どうしを縫い合わせて筒状に形成される。また、
この端辺44の縫合部(図示略)の内側には、目止めテープ(図示略)が貼られており、
センサ装着用サポーター40の内側面41bに縫い目が露出しない。さらに、筒状に形成
された指装着体41は、手指Tの形状に合わせた先細りのテーパーを有し、手指Tとの密
着性が高い。
また、サポーター材料41aは、図6中に矢印Aで示す方向に特に高伸縮な弾性を有す
る材料であり、縫い合わされて筒状の指装着体41が形成された状態では、手指Tの太さ
の方向に大きく伸びることができる。このため、様々な太さの手指Tに対応してセンサ装
着用サポーター40を装着できる。また、収縮方向の弾性力により脈波センサ30を手指
Tに押し付けるようにして確実に密着させることができる。
下辺42は、サインカーブ様の曲線を描くように形成されているため、サポーター材料
41aの長さは、その幅方向の位置によって異なっている。すなわち、両端辺44及び幅
方向中央(図中符号Cで示す位置)において、サポーター材料41aの長さは最も短く、
その中間位置においてサポーター材料41aの長さは最も長い。従って、下辺42には、
湾曲して舌状に突出する2カ所の延長部が形成され、これら2カ所の延長部の間には、湾
曲した凹欠部45が形成されている。上記の2カ所の延長部は、端辺44を縫い合わせて
筒状のセンサ装着用サポーター40を作成した場合に、それぞれ、センサ装着用サポータ
ー40の基端部から突出する第1舌部46、及び、第2舌部47となる。これら第1舌部
46と第2舌部47とは互いに対向する位置にあり、第1舌部46と第2舌部47との間
には、センサ装着用サポーター40の長さが最も短くなる凹欠部45が形成される。凹欠
部45は、筒状のセンサ装着用サポーター40を構成した状態で、第1舌部46と第2舌
部47との間の2カ所に形成される。
サポーター材料41aの内側面41bには、下辺42の上方において上辺43と略平行
に帯状の固定バンド50が取り付けられている。固定バンド50は、1本の伸縮可能なゴ
ム製のバンドである。
固定バンド50は、その両端及び中央が内側面41bに固定されて固定部51を形成し
ている。固定バンド50は、両端の固定部51と中央の固定部51との間の2箇所の部分
が自在に伸縮可能な部分となっており、これら2つの部分が、腹面バンド部54及び側面
バンド部55を構成している。つまり、同一の固定バンド50を複数の固定部51で留め
ることにより、腹面バンド部54と側面バンド部55とが構成されている。そして、腹面
バンド部54及び側面バンド部55と内側面41bとの間にケーブル20を挟み込むよう
にして脈波センサ30が固定される。
また、腹面バンド部54及び側面バンド部55の幅は、脈波センサ30の大きさよりも
小さく形成されている。このため、脈波センサ30を固定する際は、腹面バンド部54及
び側面バンド部55を引っ張るようにして変形させて、その内側に脈波センサ30を通す
ようにする。これによれば、腹面バンド部54及び側面バンド部55は、元の大きさに縮
んだ状態でケーブル20を挟み込むため、脈波センサ30が腹面バンド部54及び側面バ
ンド部55から外れることが防止される。
腹面バンド部54の中心は、第2舌部47の頂点から中心線Cと平行に延ばした直線の
延長線上に位置し、側面バンド部55の中心は、凹部45の頂点から延びる中心線C上に
位置している。さらに、腹面バンド部54の中心と側面バンド部55の中心とは、指装着
体41を手指Tに装着した状態においては、指装着体41の内周方向に略90°異なる位
置関係にある。
すなわち、第2舌部47は、手指Tの手の平側に位置するように取り付けられ、その延
長線上にある腹面バンド部54により、脈波センサ30は手指Tの腹側の面Uに密着して
取り付けられる。また、腹面バンド部54と略90°異なる位置に配設された側面バンド
部55により、脈波センサ30は手指Tの側面Sに密着して取り付けられる。
図7は、脈波センサ30を腹側の面Uに密着させた場合の一部破断側面図である。図8
は、脈波センサ30を側面Sに密着させた場合の側面図である。
図7に示すように、脈波センサ30は、腹面バンド部54により腹側の面Uに位置を固
定され、指装着体41により押さえ付けられるようにして腹側の面Uに密着する。
図8に示すように、脈波センサ30は、側面バンド部55により側面Sに位置を固定さ
れ、指装着体41により押さえ付けられるようにして側面Sに密着する。
脈波センサ30による脈拍の測定は、手指Tが伸びた状態にあれば腹側の面U及び側面
Sのいずれにおいても良好に行うことができる。しかしながら、例えば、利用者が手を握
る動作を行いながら脈拍を測定する場合、手指Tは曲げられるため、手指Tの曲げに伴っ
て腹側の面U及び側面Sは変形する。この場合、腹側の面Uの変形量は比較的大きいため
、腹側の面Uの変形に伴って脈波センサ30が浮き上がり、脈波センサ30を腹側の面U
に密着させられないおそれがある。一方、側面Sの変形量は比較的小さいため、手指Tが
曲げられた場合においても脈波センサ30の側面Sへの密着を維持することができ、脈拍
を正確に測定できる。
このように、センサ装着用サポーター40によれば、利用者は必要に応じて脈拍の測定
に適した脈波センサ30の配置場所を選択できる。
また、手指Tの腹側の面U及び側面Sは、脈波センサ30の外側表面441に密着し、
この状態でLED31が発した光のうち手指Tから反射してくる光をフォトトランジスタ
32が受光することで脈波が検出される。
以上説明したように、本発明を適用した第1の実施の形態によれば、生体情報を検出す
る脈波センサ30が、指装着体41の内側に設けられた側面バンド部55により固定され
、センサ装着用サポーター40を手指Tに装着した状態では、脈波センサ30が手指Tの
側面Sの皮膚に密着する。側面Sは、利用者が手指Tを曲げた場合にも手指Tの表面の変
形量が比較的小さく、脈波センサ30が側面Sに密着した状態が維持されるため、脈波セ
ンサ30を確実に手指Tに密着させることができる。このため、利用者が手指Tを伸ばし
た状態、曲げた状態、或いは、手指Tを運動させている状態においても確実に脈波センサ
30を手指Tに密着させることができ、手指Tの姿勢によらず脈波センサ30を確実に手
指Tに密着させて生体情報を正確に測定できる。
また、脈波センサ30を手指Tの腹側の面Uに密着するように固定可能な腹面バンド部
54が設けられているため、利用者は、脈波センサ30を腹側の面U又は側面Sのどちら
にも密着させることができる。これによれば、利用者は、必要に応じて生体情報の測定に
適した位置に脈波センサ30を密着させることができ、脈波センサ30を確実に手指Tに
密着させて生体情報を正確に測定できる。
また、腹面バンド部54と側面バンド部55とが同一の固定バンド50によって一体に
構成されており、組立てが容易であり、部品点数も削減されるためコストダウンを図るこ
とができる。
また、脈波センサ30は、互いに略90°異なる位置に設けられた腹面バンド部54及
び側面バンド部55に固定されるため、腹側の面U及び側面Sに正対した位置に脈波セン
サ30を密着させることができ、脈波センサ30を確実に手指Tに密着させて生体情報を
正確に測定できる。
また、第1舌部46及び第2舌部47が股部T1に引っ掛かかり、指装着体41の回り
止めとして働くことで、指装着体41は位置決めされる。これにより、腹面バンド部54
又は側面バンド部55に固定された脈波センサ30を手指Tの所定の位置に密着させるこ
とができる。また、指装着体41の回転が防止されるため、脈波センサ30の手指Tへの
密着状態を維持できるので、脈波センサ30を確実に手指Tに密着させて生体情報を正確
に測定できる。さらに、腹面バンド部54は、第2舌部47の側に設けられているため、
指装着体41を所定の位置に装着すれば、脈波センサ30は腹側の面Uに正対して密着す
る。また、側面バンド部55は、腹面バンド部54と略90°異なる位置に設けられてい
るため、指装着体41を所定の位置に装着すれば、脈波センサ30は側面Sに正対して密
着する。従って、指装着体41を所定の位置に装着すれば脈波センサ30は腹側の面U又
は側面Sに密着するため、利用者は脈波センサ30を容易に密着させることができ、脈波
センサ30を確実に手指Tに密着させて生体情報を正確に測定できる。
また、脈波センサ30は、人差し指の親指側の側面に相当する側面S、親指の少なくと
もいずれか一方の側面、及び、小指の外側の側面のいずれかの位置に密着する。これらの
位置は、いずれも指装着体41の内側の側面に固定された脈波センサ30に対し、隣接す
る他の手指が干渉しにくい位置である。これによれば、脈波センサ30が隣接する他の手
指と干渉して脈波センサ30が移動することを防止できるため、脈波センサ30を確実に
手指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
なお、第1の実施の形態は本発明を適用した一態様を示すものであって、本発明は第1
の実施の形態に限定されない。例えば、第1の実施の形態では、センサ装着用サポーター
40は、側面バンド部55及び腹面バンド部54を左手の手指Tに対応した位置に備える
ものとして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、側面バンド部55とは
対称な位置に側面バンド部を配置し、装着用サポーター40を右手に装着するように構成
しても良い。また、第1の実施の形態では、センサ装着用サポーター40は、側面バンド
部55及び腹面バンド部54を備える構成について説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、側面バンド部55のみを備える構成としても良い。また、第1の実施の
形態では、指装着体41を装着した状態で側面バンド部55と腹面バンド部54とは略9
0°異なる位置に設けられる構成について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、脈波センサ30が手指Tの側面Sから大きく逸脱しなければ、90°と異なる角
度であっても良い。その他の細部構成についても任意に変更可能であることは勿論である
[第2の実施の形態]
続いて、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態で説明するセンサ装着用サポーター140は、対向した2つの側面バ
ンド部155が設けられた点が第1の実施の形態と異なる。ここで、センサ装着用サポー
ター140は、第1の実施の形態のセンサ装着用サポーター40に代えて、手指Tに脈波
センサ30が密着するように固定するものである。なお、第2の実施の形態において、上
記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する
図9は、センサ装着用サポーター140の斜視図である。
センサ装着用サポーター140は、筒状に構成された指装着体141を備え、その内側
には、脈波センサ30を固定する固定バンド150が設けられている。また、指装着体1
41の手指Tの付け根側には、手の甲側の付け根を越えて張り出す第1舌部146と、手
の平側の付け根を越えて張り出す第2舌部147とが形成されている。
固定バンド150は、第2舌部147の側に設けられた腹面バンド部154、及び、指
装着体141を手指Tに装着した状態で腹面バンド部154と略90°異なる位置に設け
られた2つの側面バンド部155を有している。また、側面バンド部155は、互いに対
向して設けられている。
センサ装着用サポーター140を手指Tの所定の位置に装着した場合、腹面バンド部1
54は、腹側の面Uに位置し、一方の側面バンド部155は、手指Tの左側の側面Sに位
置し、他方の側面バンド部155は、右側の側面Sに位置する。従って、利用者は、腹側
の面U、左側の側面S及び右側の側面Sのいずれの位置にも脈波センサ30を密着させる
ことができる。
図10は、センサ装着用サポーター140の展開図である。
センサ装着用サポーター140は、伸縮性を有す布状のサポーター材料141aを縫い
合わせて円筒形状の指装着体141を形成し、指装着体141に固定バンド150を備え
て構成される。図10で見えている面は、手指Tと接触するセンサ装着用サポーター14
0の内側面141bである。サポーター材料141aは略台形形状に形成され、直線状の
上辺143、曲線に形成された下辺142、及び、上辺143と下辺142とを結ぶ左右
の端辺144を有している。また、下辺142から上辺143へ延びる左右それぞれの端
辺144は、上辺143に向けて先細るように延び、略台形形状の中心線Cを軸線として
左右対称に構成されている。そして、センサ装着用サポーター140は、端辺144どう
しを縫い合わせて筒状に形成される。また、この端辺144の縫合部(図示略)の内側に
は、目止めテープ(図示略)が貼られており、センサ装着用サポーター140の内側面1
41bに縫い目が露出しない。さらに、筒状に形成された指装着体141は、手指Tの形
状に合わせた先細りのテーパーを有し、手指Tとの密着性が高い。
また、サポーター材料141aは、図10中に矢印Aで示す方向に特に高伸縮な弾性を
有する材料であり、縫い合わされて筒状の指装着体141が形成された状態では、手指T
の太さの方向に大きく伸びることができる。このため、様々な太さの手指Tに対応して指
装着体141を装着できるので、5本の手指のうちのいずれの手指にもセンサ装着用サポ
ーター140を装着できる。また、収縮方向の弾性力により脈波センサ30を手指Tに押
し付けるようにして確実に密着させることができる。
下辺142は、サインカーブ様の曲線を描くように形成されているため、サポーター材
料141aの長さは、その幅方向の位置によって異なっている。すなわち、両端辺144
及び幅方向中央(図中符号Cで示す位置)において、サポーター材料141aの長さは最
も長く、その中間位置においてサポーター材料141aの長さは最も短い。従って、下辺
142には、湾曲した凹欠部145が2箇所に形成され、これら2カ所の凹欠部145の
間には、湾曲して舌状に突出する延長部が形成され、さらに両端辺144には、分割され
た延長部が形成されている。端辺144を縫い合わせると、分割された延長部は一体とな
り、舌状に突出する延長部が形成される。これら2箇所の延長部は、端辺144を縫い合
わせて筒状のセンサ装着用サポーター140を作成した場合に、それぞれ、センサ装着用
サポーター140の基端部から突出する第1舌部146、及び、第2舌部147となる。
これら第1舌部146と第2舌部147とは互いに対向する位置にあり、第1舌部146
と第2舌部147との間には、センサ装着用サポーター140の長さが最も短くなる凹欠
部145が形成される。凹欠部145は、筒状のセンサ装着用サポーター140を構成し
た状態で、第1舌部146と第2舌部147との間の2カ所に形成される。
サポーター材料141aの内側面141bには、下辺142の上方において上辺143
と略平行に帯状の固定バンド150が取り付けられている。固定バンド150は、1本の
伸縮可能なゴム製のバンドである。
固定バンド150は、その両端の2箇所及び中央の2箇所が内側面141bに固定され
て固定部151を形成している。固定バンド150は、隣接する各固定部151の間の3
箇所の部分が自在に伸縮可能な部分となっており、これら3つの部分が、腹面バンド部1
54及び2つの側面バンド部155を構成している。つまり、同一の固定バンド150を
複数の固定部151で留めることにより、腹面バンド部154と側面バンド部155とが
構成されている。
また、腹面バンド部154の中心は、第2舌部147の頂点と重なって延びる中心線C
上に位置し、さらに、各々の側面バンド部155の中心は、凹部145の各頂点から中心
線Cと平行に延ばした直線の延長線上に位置している。
以上説明したように、本発明を適用した第2の実施の形態によれば、指装着体141に
は、対向する2つの側面バンド部155が設けられているため、いずれの手指においても
その手指の側面の方向を問わず、利用者の所望の手指の側面に脈波センサ30を自由に配
置して密着させることができる。また、左手と右手の区別をする必要がないため、一つの
センサ装着用サポーター140により両手の手指に対応でき、脈波センサ30を確実に手
指に密着させて生体情報を正確に測定できる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態では、センサ装着用サポーター40、140は、
第1舌部46、146及び第2舌部47、147により位置決めされるものとして説明し
たが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1舌部46、146及び第2
舌部47、147のうち少なくともいずれか1つのの舌部が形成されていれば良い。そし
て、いずれか一方の舌部のみが形成された構成の場合、センサ装着用サポーター40、1
40は、1つの舌部により位置決めされ、舌部が手の甲側の付け根、または、手の平側の
付け根に張り出して当接する。センサ装着用サポーター40、140の回転を防止するた
めには舌部は2箇所にあることが望ましいが、1つの舌部であっても舌部が手指の付け根
に張り出して当接しているため、回転を防止する効果がある。特に第2の実施の形態では
、センサ装着用サポーター140はいずれの手指にも装着でき、例えば、中指に装着した
場合、隣接する手指の股部が舌部の両隣にあるため、1つの舌部であっても十分な回り止
めの効果を得られる。また、第1舌部46、146及び第2舌部47、147により2箇
所で位置決めされる場合は、センサ装着用サポーター40、140がいずれの方向に回転
しようとしても第1舌部46、146及び第2舌部47、147の少なくともいずれか一
方が手指の股部に引っ掛かるため回転が防止される。この場合、例えば、隣接する手指の
股部が片方にしかない小指にセンサ装着用サポーター40、140をしても回転を防止で
きる。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、生体情報として脈拍数を表示するものとし
て説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、生体情報として体温、
血圧、脈波、動脈血中の酸素飽和度、体動等を表示しても良い。また、サポーター材料4
1a、141aにおける縫い合わせ箇所は、固定バンド50、150に重ならない位置で
あれば良く、その他の細部構成についても任意に変更可能であることは勿論である。
実施の形態に係る腕装着型生体情報測定装置を示す概要図である。 装置本体部を単体で示す平面図である。 脈波センサの断面図である。 腹側の面に脈波センサを装着する場合の斜視図である。 側面に脈波センサを装着する場合の斜視図である。 センサ装着用サポーターの展開図である。 脈波センサを腹側の面に密着させた場合の一部破断側面図である。 脈波センサを側面に密着させた場合の側面図である。 センサ装着用サポーターの斜視図である。 センサ装着用サポーターの展開図である。
符号の説明
1…腕装着型生体情報測定装置、10…装置本体部、11…時計ケース、12…リスト
バンド、20…ケーブル、30…脈波センサ(センサ)、31…LED、32…フォトト
ランジスタ、40、140…センサ装着用サポーター、41、141…指装着体、46、
146…第1舌部、47,147…第2舌部、50、150…固定バンド、54、154
…腹面バンド部、55、155…側面バンド部、S…側面、T…手指、U…腹側の面。

Claims (9)

  1. 人体の生体情報を検出するセンサを該人体の手指に密着させた状態で固定する伸縮性を
    備えたセンサ装着用サポーターにおいて、
    前記手指に巻き付くように装着される指装着体の内側に、前記手指の側面に前記センサ
    が密着するように前記センサを固定可能な側面バンド部を設けて構成されたこと、
    を特徴とするセンサ装着用サポーター。
  2. 前記指装着体の内側に、前記手指の腹側の面に前記センサが密着するように前記センサ
    を固定可能な腹面バンド部を設けたこと、
    を特徴とする請求項1記載のセンサ装着用サポーター。
  3. 前記腹面バンド部と前記側面バンド部とは、同一部材で構成されたこと、
    を特徴とする請求項2記載のセンサ装着用サポーター。
  4. 前記腹面バンド部と前記側面バンド部とは、前記指装着体が前記手指に装着された状態
    で、前記指装着体の内周において互いに略90°異なる位置に設けられたこと、
    を特徴とする請求項2または3記載のセンサ装着用サポーター。
  5. 前記指装着体の前記手指の付け根側には、前記手指の手の甲側の付け根、または、手の
    平側の付け根の少なくともいずれか一方を越えて張り出す舌部が形成されたこと、
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のセンサ装着用サポーター。
  6. 前記指装着体の前記手指の付け根側には、前記手指の手の甲側の付け根を越えて張り出
    す第1舌部と、手の平側の付け根を越えて張り出す第2舌部とが形成されたこと、
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のセンサ装着用サポーター。
  7. 前記側面バンド部は、前記指装着体が人差し指に装着された状態で親指側の側面に相当
    する位置、前記指装着体が親指に装着された状態で親指の少なくともいずれか一方の側面
    に相当する位置、及び、前記指装着体が小指に装着された状態で小指の外側の側面に相当
    する位置、のいずれかの位置に設けられたこと、
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のセンサ装着用サポーター。
  8. 前記指装着体には、前記指装着体が前記手指に装着された状態で対向する2つの前記側
    面バンド部が設けられたこと、
    を特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のセンサ装着用サポーター。
  9. 利用者の手指から生体情報を検出するセンサと、前記センサを利用者の手指に密着させ
    た状態で固定する伸縮性を備えたセンサ装着用サポーターと、前記センサからの検出情報
    に従い生体情報を表示する装置本体部と、前記装置本体部を利用者の腕に装着するための
    リストバンドと、を備える腕装着型生体情報測定装置において、
    前記センサ装着用サポーターの前記手指に巻き付くように装着される指装着体の内側に
    は、前記手指の腹側の面に前記センサが密着するように前記センサを固定可能な腹面バン
    ド部と、前記手指の側面に前記センサが密着するように前記センサを固定可能な側面バン
    ド部と、が設けられたこと、
    を特徴とする腕装着型生体情報測定装置。
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