JP5040502B2 - 放送受信装置、方法およびプログラム - Google Patents

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本発明は、放送を受信する放送受信装置に関する。
従来、B−CASカードの挿入状態を判定し、B−CASカードが挿入されていない場合に、受信番組を視聴案内番組に切り替えるデジタル放送受信装置がある(特許文献1を参照)。
また、ライセンスを取得していない視聴者向けに、コンテンツを部分暗号化した部分暗号化コンテンツを生成する技術がある(特許文献2を参照)。
特開2005−303759号公報 特開2006−203671号公報
従来、13セグメントを1チャンネルとした地上デジタル放送が行われており、地上デジタル放送として、1チャンネル中の12セグメントを使用するHD(High Definition)放送、4セグメントを使用するSD(Standard Definition)放送、1セグメントを使用するワンセグメント放送(以下、ワンセグ放送)が行われている。日本国内においては、HD放送は暗号化によって視聴制限が行われており、HD放送を視聴するには、この視聴制限を解除するための情報(暗号を解除するための鍵データ)が記録された媒体であるB−CAS(BS−Conditional Access System)カードが必要である。また、SD放送においても、その番組が契約放送である場合には、視聴制限を解除するためにB−CASカードが必要となる。なお、ワンセグ放送は、視聴制限のための暗号化が行われていないため、視聴のためにB−CASカードを必要としない。
B−CASカードには契約に関する情報が記録されているために、外出先で放送を視聴したい場合に、携帯可能な再生機器等をB−CASカードを挿入したまま携帯すると、B−CASカードを紛失する虞や、B−CASカードの盗難に遭う虞がある。また、自宅内で放送を視聴する場合であっても、自宅内の再生機器の数に対して契約済みのB−CASカードの数が少ないと、ある機器にB−CASカードを設置して放送の視聴を行っている間は、他の機器で放送が視聴できなくなってしまう。このため、B−CASカードが設置されていない場合でも、代替となる放送を受信することで、放送の視聴が可能なテレビジョン放送受信装置が求められている。
ここで、B−CASカードが設置されていない機器で放送の視聴を行うための方法として、スイッチ等の手動操作によってHD放送とワンセグ放送とを切り替える方法が実用化されているが、この場合、ユーザが明示的に切り替えの設定等を行う必要があり、また、機器の操作に不慣れなユーザの場合、B−CASカードが設置されている状態であるにもかかわらず、HD放送受信モードへの切替を忘れてしまい、そのままワンセグ放送を視聴してしまう虞がある。
上記した問題に鑑み、ユーザに意識させることなく、視聴制限を解除するための情報が記録された媒体の有無に応じて受信および復調する放送方式を切り替えるテレビジョン放送受信装置を提供することを課題とする。
本装置は、上記課題を解決するために、解除情報記録媒体の設置/除去を検出して、自動的に受信および復調する放送方式を選択することで、ユーザに意識させることなく、視聴制限を解除するための情報が記録された媒体の有無に応じて受信および復調する放送方式を切り替えることを可能にした。
詳細には、本装置は、放送受信装置であって、視聴制限が施された視聴制限放送を含む放送をチューナにより受信および該放送を復調する機能を有する受信復調部と、前記視聴制限放送に施された視聴制限を解除するための情報が記録された解除情報記録媒体が、該放送受信装置へ設置されたことおよび該放送受信装置から除去されたことを検出する検出部と、を備え、前記受信復調部は、前記解除情報記録媒体が設置されたことが前記検出部によって検出された場合に、前記解除情報記録媒体に記録された情報に基づく視聴制限の解除、前記視聴制限放送の受信および復調を行い、前記解除情報記録媒体が除去されたことが前記検出部によって検出された場合に、視聴制限が施されていない放送の受信および復調を行う、放送受信装置である。
ここで、受信復調部は、日本国内のHD放送(地上波デジタルハイビジョン放送)や契約放送等の視聴制限放送と、ワンセグ放送等の視聴制限が施されていない放送との双方を同時にまたは選択して受信および復調可能な受信復調部である。
本装置は、B−CASカード等の解除情報記録媒体の設置/除去を検出する検出部を備え、検出の結果に従って、解除情報記録媒体が設置された場合、即ち視聴制限放送を受信および復調可能な場合には自動的に視聴制限放送を受信および復調し、解除情報記録媒体が除去された場合、即ち視聴制限放送を受信および復調することが困難である場合には自動的に視聴制限が施されていない放送を受信および復調する。
また、前記検出部は、前記受信復調部と前記解除情報記録媒体との間の通信状態が正常である場合に、前記解除情報記録媒体が設置されたことを検出し、前記受信復調部と前記解除情報記録媒体との間の通信状態が正常でない場合に、前記解除情報記録媒体が除去されたことを検出してもよい。
例えば、受信復調部が視聴制限を解除するための情報を解除情報記録媒体から取得するための通信を検出部が監視することで、前記受信復調部と前記解除情報記録媒体との間の通信状態を把握し、解除情報記録媒体の設置/除去を検出することとしてもよい。
但し、検出部による検出の方法は通信状態に基づくものに限られず、その他の物理的または電気的な手段を用いて前記受信復調部と前記解除情報記録媒体との間の通信状態を検出することとしてもよい。
また、前記受信復調部は、前記検出部によって前記解除情報記録媒体の設置または除去が検出されたことを受けて放送の受信および復調が行われるときに、該検出の時点で受信されていた放送のサイマル放送が行われているチャンネルに前記チューナを設定して受信および復調してもよい。
検出部による検出の結果を受けて放送方式の切替が行われる場合に、検出の時点で受信されていた放送のサイマル放送が行われているチャンネルが選択されて受信および復調されることで、ユーザは、特段の操作を行うことなく、それまでに視聴していた番組の視聴を継続することが可能となる。
更に、本装置で行われる処理は、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータに実行させるプログラムとしても提供することが可能である。また、そのようなプログラムを
コンピュータその他の装置、機械等が読み取り可能な記録媒体に記録したものでもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。
本装置によって、ユーザに意識させることなく、視聴制限を解除するための情報が記録された媒体の有無に応じて受信および復調する放送方式を切り替えることが可能となる。
本装置である放送受信装置、その装置で行われる処理に関する方法およびプログラムの実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態におけるテレビジョン放送受信装置を備えるパーソナルコンピュータ1のハードウェア構成の概略を示す図である。パーソナルコンピュータ1は、CPU(Central Processing Unit)11、RAM(Random Access Memory)12等の主記憶装置、HDD(Hard Disk Drive)13等の補助記憶装置、ROM(Read Only Memory)14、受信装置15、リモコン18a、リモコン操作受信部18b、ディスプレイ16等の表示装置、およびキーボード、マウス等の入力装置17等を有する。また、受信装置15には、HD放送等に施された視聴制限を解除するための情報が記録された媒体であるB−CASカード19が、カードリーダ(図示は省略する)を介して挿抜可能に設置される。
HDD13には、システムを管理するためのオペレーティングシステム(以下、OS)、パーソナルコンピュータ1が有するかまたはパーソナルコンピュータ1に接続されたデバイスを制御するためのデバイスドライバ、およびパーソナルコンピュータ1において起動されるテレビアプリケーション等がインストールされている。
リモコン18aは、所謂赤外線方式のリモコン18aであり、対応するリモコン操作受信部18bは、リモコン18aより発信された赤外線を受信することで、リモコン18aにおける操作内容を受け付ける。また、リモコン18aは、専らテレビアプリケーションの起動や呼出に用いられるテレビボタンを有する。ユーザは、このテレビボタンを押下することで、テレビアプリケーションの起動や、バックグラウンドで起動しているテレビアプリケーションの呼出、パーソナルコンピュータ1の節電状態からの復帰、ディスプレイ16の節電状態からの復帰等を行うことが出来る。
受信装置15は、アンテナ15a、チューナ15b、および復調器15cを有し、デバイスドライバを実行するCPU11によって制御される。受信装置15は、アンテナ15aを用いて放送波を受信し、チューナ15bを用いてチャンネルを選択する。そして、受信装置15は、復調器15cを用いてチャンネルの放送波に基づいた復調処理および圧縮動画データストリーム(本実施形態では、TS信号)の生成処理を行う。生成されたTS信号は、バスを介して出力される。テレビアプリケーションを実行するCPU11は、受信装置15より出力されたTS信号に基づいて、動画を構成する各フレームのピクチャを生成する(デコード処理)。そして、生成されたピクチャに基づく映像信号がディスプレイ16へ出力され、ディスプレイ16が映像信号に基づく映像を表示することで、ユーザはテレビ放送を視聴することが可能となる。
なお、本実施形態における受信装置15は、デジタル放送のうち、HD放送、SD放送、ワンセグ放送の何れにも対応可能な復調器15cを備え、テレビアプリケーションは、HD放送、SD放送、ワンセグ放送の何れにも対応可能なデコードプログラムを含む。但
し、パーソナルコンピュータ1がこれらの異なる方式の放送に対応するための構成は、放送の方式ごとに異なるハードウェアまたはソフトウェアを用いて構成されていてもよい。
図2は、本実施形態におけるテレビジョン放送受信装置を備えるパーソナルコンピュータ1の機能構成の概略を示す図である。図1に示したハードウェア構成を有するパーソナルコンピュータ1は、HDD13上にインストールされたOS、デバイスドライバ、およびテレビアプリケーションをCPU11が読み出してRAM12に展開し、展開されたプログラムを解釈および実行するCPU11によってパーソナルコンピュータ1に備えられた各構成が制御されることで、後述する受信復調部21と、検出部22と、デコード部23と、表示部24と、を備えるテレビジョン放送受信装置として機能する。但し、上記各機能部は、夫々個別に、または複数の機能部をまとめて、専用のハードウェアによって実現されてもよい。
受信復調部21は、放送を受信して復調する機能を有し、本実施形態では、構成としてデバイスドライバによって制御される受信装置15を含む。また、受信復調部21は、B−CASカード19に記録された情報に基づいて、HD放送等にかけられた視聴制限を解除する機能を有する。
検出部22は、受信復調部21とB−CASカード19との間の通信状態に基づいて、テレビジョン放送受信装置におけるB−CASカード19の挿抜を検出する。なお、本実施形態において、検出部22は、復調器15cが有する機能として提供されるが、その他の方法で提供されてもよい。
デコード部23は、受信復調部21によって復調されたTS信号に基づいて、動画を構成するピクチャを生成する。本実施形態において、デコード部23は、テレビアプリケーションに含まれるデコードプログラムをCPU11が実行することによって実現される。
表示部24は、デコード部23によって生成されたピクチャに基づいて映像信号を生成し、この映像信号に従って映像を表示する。本実施形態において、表示部24は、構成として映像信号生成部(図示は省略する)およびディスプレイ16を含む。
図3は、本実施形態における放送方式の切替処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示された処理は、テレビアプリケーションの起動と同時に実行される。
ステップS101では、受信復調部21とB−CASカード19との間の通信状態が判定される。検出部22は、受信復調部21が視聴制限を解除に用いる情報をB−CASカード19から取得するためにB−CASカード19との間で行う通信の通信状態を監視し、取得された通信結果に基づいて、B−CASカード19との通信が可能であるか否かを判定する。B−CASカード19との通信が正常に行われた場合、検出部22は、B−CASカード19との通信が可能であると判定する。また、B−CASカード19からの応答が無い等、B−CASカード19との通信が異常終了した場合、検出部22は、B−CASカード19との通信が不可能であると判定する。B−CASカード19との通信が可能であると判定された場合、処理はステップS102へ進む。B−CASカード19との通信が不可能であると判定された場合、処理はステップS105へ進む。
ステップS102では、HD放送が受信され、再生される。受信復調部21は、12セグメントを利用したHD放送を受信し、復調処理、TS信号の生成処理等の各処理を行い、TS信号を出力する。また、受信復調部21は、B−CASカード19に記録された情報に基づいて、HD放送等にかけられた視聴制限を解除する。受信復調部21より出力さ
れたTS信号は、デコード部23によってデコード処理され、デコード処理によって生成されたピクチャに基づいて表示部24が映像信号を生成し、映像を表示することで、テレビジョン放送の再生が行われる。その後、処理はステップS103へ進む。
ステップS103では、受信復調部21とB−CASカード19との通信状態が判定される。判定処理の詳細は、ステップS101における判定処理と概略同様であるため、説明を省略する。B−CASカード19との通信が可能であると判定された場合、処理はステップS102へ進む。即ち、B−CASカード19との通信が可能である場合、HD放送の受信および再生が継続される。B−CASカード19との通信が不可能であると判定された場合、処理はステップS104へ進む。
ステップS104では、HD放送の受信および再生から、ワンセグ放送の受信および再生への切替が行われる。受信復調部21は、受信および復調する放送方式を、HD放送からワンセグ放送へ切り替える。即ち、ステップS103およびステップS104に示す処理では、受信復調部21は、通信状態に基づいてB−CASカード19がパーソナルコンピュータ1に挿入されているか否かを判断し、B−CASカード19がパーソナルコンピュータ1に挿入されていないと判断された場合に、HD放送に代えてワンセグ放送を受信および再生するように、設定の変更を行う。その後、処理はステップS105へ進む。
ステップS105では、ワンセグ放送が受信され、再生される。放送波を受信して復調およびTS信号の生成を行い、更にピクチャ生成を行って映像信号を出力する一連の処理の流れは、ステップS102で説明したHD放送の受信および再生と概略同様であるため、説明を省略する。その後、処理はステップS106へ進む。
ステップS106では、B−CASカード19との通信状態が判定される。判定処理の詳細は、ステップS101における判定処理と概略同様であるため、説明を省略する。B−CASカード19との通信が可能であると判定された場合、処理はステップS107へ進む。B−CASカード19との通信が不可能であると判定された場合、処理はステップS105へ進む。即ち、B−CASカード19との通信が不可能である場合、ワンセグ放送の受信および再生が継続される。
ステップS107では、ワンセグ放送の受信および再生から、HD放送の受信および再生への切替が行われる。受信復調部21は、受信および復調する放送方式を、ワンセグ放送からHD放送へ切り替える。即ち、ステップS106およびステップS107に示す処理では、受信復調部21は、通信状態に基づいてB−CASカード19が再びパーソナルコンピュータ1に挿入されたか否かを判断し、B−CASカード19が再びパーソナルコンピュータ1に挿入されたと判断された場合に、受信および再生される放送をワンセグ放送からHD放送へ再び切り替える。その後、処理はステップS102へ進む。
本実施形態に拠れば、ユーザは、特段の操作を行うことなく、B−CASカード19の挿抜の状態に応じて、テレビジョン放送受信装置を、HD放送受信装置またはワンセグ放送受信装置として使用することが出来る。また、視聴途中にB−CASカード19の挿抜があった場合にも、特段の操作を行うことなく、放送の視聴を継続することが可能となる。
また、本実施形態に係るテレビジョン放送受信装置は、B−CASカード19が挿入されていない場合、自動的にワンセグ放送受信装置として機能するため、テレビジョン放送受信装置を携帯する場合に、必ずしもB−CASカード19を併せて携帯する必要がない。
なお、上に説明した切替処理では、B−CASカード19に対する通信の状態に基づいてB−CASカード19の挿抜状態を検出するが、B−CASカード19の挿抜状態は、その他の方法を用いて検出されてもよい。例えば、B−CASカード19が挿入された場合に所定の位置へ移動することで物理的にB−CASカード19の挿入を検出する構成が採用されてもよいし、B−CASカード19とB−CASカード挿入部との間の電気的な導通状態によって電気的にB−CASカード19の挿入を検出する構成が採用されてもよい。B−CASカード19の挿抜状態を検出する方法は、実施の形態に応じて適宜最適なものが採用されることが好ましい。
<その他の実施形態>
図4は、本実施形態における放送方式の切替処理における切替先のチャンネルを決定する処理の流れを示すフローチャートである。本フローチャートに示された処理は、図3のフローチャートに示された処理のうち、ステップS104に示されたHD放送からワンセグ放送への切替処理、またはステップS107に示されたワンセグ放送からHD放送への切替処理に伴って実行される。
ステップS201では、サイマル放送の有無が判定される。サイマル放送とは、ある番組が、同時刻に異なる放送方式で放送されることをいい、例えば、HD放送で放送されている番組と同じ番組が、ワンセグ放送でも放送されることをいう。一般的に、デジタル放送におけるサイマル放送は、同一のチャンネル内で、12セグメントを割り当てられたHD放送と、残りの1セグメントを割り当てられたワンセグ放送と、において同じ番組を放送することで行われている。CPU11は、検出部22によってB−CASカード19の挿抜が検出された時点(ステップS103またはステップS106)で、パーソナルコンピュータ1で再生されている番組のサイマル放送を行っている、他方式の放送(現在受信されている放送と異なる方式の放送)が有るか否かを判定する。サイマル放送が有ると判定された場合、処理はステップS202へ進む。サイマル放送が無いと判定された場合、処理はステップS203へ進む。
ステップS202では、サイマル放送への切替が行われる。CPU11は、ステップS201でサイマル放送を行っている他方式の放送があると判定されたことを受けて、ステップS104またはステップS107における放送方式の切替時に、受信および再生されるチャンネルとして、サイマル放送を行っているチャンネルを設定する。即ち、受信復調部21は、B−CASカード19が抜かれる前に受信されていたHD放送/ワンセグ放送のサイマル放送を行っているチャンネルのワンセグ放送/HD放送を受信する。なお、ここでサイマル放送の有無を判定する方法としては、予めHDD13等に保存されたサイマル放送チャンネルの対応テーブル(図示は省略する)を参照する方法や、外部より取得された電子番組表を参照する方法等がある。その後、本フローチャートに示された処理は終了する。
ステップS203では、チャンネルの選択が行われる。CPU11は、ステップS201でサイマル放送を行っている他方式の放送が無いと判定されたことを受けて、ステップS104またはステップS107における放送方式の切替時に、受信および再生されるチャンネルとして、それまで受信および再生されていた放送のチャンネルと同一チャンネルを設定する。その後、本フローチャートに示された処理は終了する。
但し、ワンセグ放送受信中にB−CASカード19の挿入が検出された場合(ステップS107)は、HD放送受信中にB−CASカード19が抜かれた場合と異なり、現在受信中の放送方式の受信および再生を継続することが可能である。このため、ワンセグ放送受信中にB−CASカード19の挿入が検出され、サイマル放送が無い場合には、ワンセグ放送の受信および再生が継続されることとしてもよい。
本フローチャートに示された処理に拠れば、ユーザの視聴中にB−CASカード19が挿抜された場合であっても、サイマル放送を行っているチャンネルに切り替わることで、ユーザは、特段の操作を行うことなく、B−CASカード19が挿抜される前に視聴していた番組の視聴を継続することが出来る。
なお、図4に示した処理では、サイマル放送が行われていない場合に、同一チャンネルの他放送が受信および再生されるが、これに代えて、サイマル放送が行われていない場合に、ユーザに対してチャンネルの選択を促すメッセージを表示し、ユーザにチャンネルを選択させることとしてもよい。図5は、実施形態における、サイマル放送が行われていない場合に、ユーザにチャンネル選択を促すメッセージのイメージを示す図である。また、図6は、実施形態における、放送方式の切替処理における切替後のチャンネルをユーザの選択に基づいて決定する処理の流れを示すフローチャートである。CPU11は、図4のステップS201に相当する処理(ステップS301)で、サイマル放送が行われていないと判定された場合に、図5に示すイメージを生成して表示部24に出力する(ステップS303)。その後、CPU11は入力装置17を介してユーザによるチャンネル選択を受け付け(ステップS304)、選択されたチャンネルを受信復調部21へ通知することで、ユーザによって選択されたチャンネルで放送の受信および再生を開始する(ステップS305)。
実施形態におけるテレビジョン放送受信装置を備えるパーソナルコンピュータのハードウェア構成の概略を示す図である。 実施形態におけるテレビジョン放送受信装置を備えるパーソナルコンピュータの機能構成の概略を示す図である。 実施形態における放送方式の切替処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態における放送方式の切替処理における切替先のチャンネルを決定する処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態における、サイマル放送が行われていない場合に、ユーザにチャンネル選択を促すメッセージのイメージを示す図である。 実施形態における、放送方式の切替処理における切替後のチャンネルをユーザの選択に基づいて決定する処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ
11 CPU
12 RAM
13 HDD
15 放送受信装置
16 ディスプレイ
17 入力装置
18a リモコン
18b リモコン操作受信部
19 B−CASカード
21 受信復調部
22 検出部
23 デコード部
24 表示部

Claims (7)

  1. 放送受信装置であって、
    視聴制限が施された視聴制限放送を含む放送をチューナにより受信および該放送を復調する機能を有する受信復調部と、
    前記視聴制限放送に施された視聴制限を解除するための情報が記録された解除情報記録媒体が、該放送受信装置へ設置されたことおよび該放送受信装置から除去されたことを検出する検出部と、
    を備え、
    前記受信復調部は、
    前記解除情報記録媒体が設置されたことが前記検出部によって検出された場合に、前記解除情報記録媒体に記録された情報に基づく視聴制限の解除、前記視聴制限放送の受信および復調を行い、
    前記解除情報記録媒体が除去されたことが前記検出部によって検出された場合に、視聴制限が施されていない放送の受信および復調を行う、
    放送受信装置。
  2. 前記検出部は、
    前記受信復調部と前記解除情報記録媒体との間の通信状態が正常である場合に、前記解除情報記録媒体が設置されたことを検出し、
    前記受信復調部と前記解除情報記録媒体との間の通信状態が正常でない場合に、前記解除情報記録媒体が除去されたことを検出する、
    請求項1に記載の放送受信装置。
  3. 前記受信復調部は、前記検出部によって前記解除情報記録媒体の設置または除去が検出されたことを受けて放送の受信および復調が行われるときに、該検出の時点で受信されていた放送のサイマル放送が行われているチャンネルに前記チューナを設定して受信および復調する、
    請求項1または2に記載の放送受信装置。
  4. 視聴制限が施された視聴制限放送を含む放送をチューナにより受信および該放送を復調する機能を有する受信復調部を備えるコンピュータが、
    前記視聴制限放送に施された視聴制限を解除するための情報が記録された解除情報記録媒体が、該コンピュータへ設置されたことおよび該コンピュータから除去されたことを検出する検出ステップと、
    前記受信復調部に、
    前記解除情報記録媒体が設置されたことが前記検出ステップで検出された場合に、前記解除情報記録媒体に記録された情報に基づく視聴制限の解除、前記視聴制限放送の受信および復調を行わせ、
    前記解除情報記録媒体が除去されたことが前記検出ステップで検出された場合に、視聴制限が施されていない放送の受信および復調を行わせる、受信復調ステップと、
    を実行する放送受信方法。
  5. 視聴制限が施された視聴制限放送を含む放送をチューナにより受信および該放送を復調する機能を有する受信復調手段を備えるコンピュータを、
    前記視聴制限放送に施された視聴制限を解除するための情報が記録された解除情報記録媒体が、該コンピュータへ設置されたことおよび該コンピュータから除去されたことを検出する検出手段と、
    前記解除情報記録媒体が設置されたことが前記検出手段によって検出された場合に、前記解除情報記録媒体に記録された情報に基づく視聴制限の解除、前記視聴制限放送の受信
    および復調を行い、前記解除情報記録媒体が除去されたことが前記検出手段によって検出された場合に、前記チューナを視聴制限が施されていない放送の受信に設定して該放送の復調を行う制御手段と、
    として機能させる放送受信プログラム。
  6. 前記検出手段は、
    前記受信復調手段と前記解除情報記録媒体との間の通信状態が正常である場合に、前記解除情報記録媒体が設置されたことを検出し、
    前記受信復調手段と前記解除情報記録媒体との間の通信状態が正常でない場合に、前記解除情報記録媒体が除去されたことを検出する、
    請求項5に記載の放送受信プログラム。
  7. 前記制御手段は、前記検出手段によって前記解除情報記録媒体の設置または除去が検出されたことを受けて放送の受信および復調が行われるときに、該検出の時点で受信されていた放送のサイマル放送が行われているチャンネルに前記チューナを設定する、
    請求項5または6に記載の放送受信プログラム。
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