JP5040494B2 - シート収納装置および媒体処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状媒体を立てた状態で厚さ方向に重ねて収納するシート収納装置に関し、特に、ジャミングの発生を抑え、その収納枚数を多くすることが可能なシート収納装置に関する。
この種のシート収納装置は、例えば、小切手類を処理するための小切手処理装置に用いられており、このような小切手処理装置は特許文献1、2に開示されている。これらの特許文献に開示されているように、小切手処理装置は、小切手類を挿入する供給部と、イメージスキャナおよび磁気ヘッドが配置された搬送路と、これらによって画像および磁気インク文字が読み取られた後に搬送路から排出される小切手類を一時保管する小切手収納部(シート収納装置)を備えている。
小切手収納部としては、特許文献2に開示されているように、2つの収納ポケットを備え、読取が正常に行われた小切手と、読取が正常に行われなかった小切手とを分けて収納できるように、2つのポケットを備えたものが知られている。
米国特許出願公開第2004/0257626号公報 特開2004−206362号公報
シート収納装置では、シート状媒体を立てた状態に保持するために、シート押さえ部材によってシート状媒体を横方から収納ポケットの側面に押し付けている。収納ポケットに送り込まれるシート状媒体は、既に収納され束状になっているシート状媒体と、これらを押し付けているシート押さえ部材の間に送り込まれる。シート状媒体の収納枚数が多くなるに連れて、シート押さえ部材が横方(シート押さえ部材の方向)に押し出されて、シート状媒体に対する押し付け力も増加する。所定の収納枚数以上になると、シート状媒体を、既に収納されているシート状媒体とシート押し付け部材の間に送り込むことが困難になる。
シート状媒体の収納枚数を増やすためには、シート押し付け部材の押し付け力を小さくすればよい。また、押し付け力を小さくすれば、既に収納されているシート状媒体とシート押し付け部材の間に、シート状媒体を送り込むことが容易になり、ジャミングの発生も抑制できる。
しかしながら、シート押し付け部材の押し付け力を小さくすると、シート状媒体を立てた状態に保持するために保持力が小さくなり、シート状媒体が横方に倒れやすくなる。すなわち、図7(a)に示すように、シート押し付け部材101が十分な押し付け力F(シート保持力)でシート状媒体102を収納ポケット103の側面104に押し付けている場合には、シート状媒体102が側面104に沿って垂直に立った状態に保持される。しかるに、押し付け力Fが小さいと、重なっているシート状媒体102が横方(シート押し付け部材101の方向)にばらけ易くなる。例えば、図7(b)に示すように、それらの上端側から横方に倒れ、あるいは、図7(c)に示すように、それらの下端側から横方にずれて、倒れやすくなる。
収納されているシート状媒体が収納ポケットの幅方向に倒れると、次に送り込まれているシート状媒体が、これらに当たり、収納不能状態に陥るおそれがある。また、送り込まれたシート状媒体が収納ポケット内でジャミングするおそれがある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、シート状媒体を立てた状態で厚さ方向に重ねて収納するシート収納装置において、ジャミングの発生を抑え、その収納枚数を増やすことにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、シート状媒体を立てた状態で厚さ方向に重ねて収納するシート収納装置において、
所定幅の縦溝からなる収納ポケットと、
ばね力によって当該収納ポケットにおける幅方向の一方の側面に向けて前記シート状媒体を押し付けるシート押さえ部材と、
前記収納ポケットに形成されるもので、当該収容ポケットに幅方向と直交する前後方向から送り込まれ前記側面に向けて押し付けられる前記シート状媒体が前記収納ポケットの幅方向に倒れることを規制するための倒れ防止手段とを有し、
前記倒れ防止手段は、前記側面における前記シート押し付け部材より下側の部位から前記幅方向にせり出しているせり出し面であることを特徴としている。
本発明のシート収納装置では、倒れ防止手段によって、シート押さえ部材によって押し付けられているシート状媒体が収納ポケットの幅方向(シート押さえ部材の方向)に倒れることが規制される。したがって、従来に比べてシート押さえ部材による押し付け力を小さくしても、収納されているシート状媒体が幅方向に倒れることがない。よって、シート収納装置の収納能力を高めることができる。すなわち、ジャミングの発生を抑え、収納枚数を増やすことができる。
ここで、前記倒れ防止手段として、前記シート押し付け側の側面における前記シート押し付け部材より下側の部位から前記幅方向にせり出しているせり出し面を形成し、このせり出し面によって、前記シート状媒体がその上端部分から前記幅方向に倒れることを規制することができる。
せり出し面によって、シート状媒体は全体として、上端側がシート押し付け部材から離れる方向に傾斜した姿勢で収納される。この結果、収納されているシート状媒体が、それらの上端部分から幅方向に倒れてしまうことが規制される。
また、前記倒れ防止手段として、前記シート状媒体の下端が前記幅方向にずれることを規制するために前記収納ポケットの底面にずれ止めを形成し、このずれ止めによって、前記シート状媒体がその下端部分から前記幅方向に倒れることを規制することができる。このずれ止めは、前記収納ポケットの底面から突出している少なくとも1個の突起とすることができる。
せり出し面あるいは傾斜面によって傾斜姿勢で立っているシート状媒体は、それらの自重によって、それらの下端が収納ポケットの底面に沿って幅方向にずれやすい。ずれ止めを配置しておくことにより、このようなずれを確実に規制できる。
ここで、長いシート状媒体を立てた状態に保持するためには、前記シート押さえ部材を、前記収納ポケット内において前記シート状媒体の送り込み方向に沿って複数配置しておくことが望ましい。この場合には、これらのシート押さえ部材によるシート押さえ位置の間に位置するように、前記ずれ止めを配置しておけばよい。
さらに、前記収納ポケットとして、隣接配置した第1収納ポケットおよび第2収納ポケットを備えている場合には、双方の収納ポケットに、倒れ防止手段を配置しておけばよい。
次に、本発明の媒体処理装置は、シート状媒体を搬送する搬送路と、この搬送路に沿って搬送される前記シート状媒体に担持されている情報の読取処理および前記シート状媒体に対する印刷処理の少なくとも一方の処理を行う媒体処理部と、媒体処理部による処理後の前記シート状媒体を収納するシート収納装置とを有し、当該シート収納装置が上記構成のシート収納装置であることを特徴としている。
本発明のシート収納装置では、倒れ防止手段によって、シート押さえ部材によって押し付けられているシート状媒体が収納ポケットの幅方向に倒れることが規制される。したがって、従来に比べてシート押さえ部材による押し付け力を小さくしても、収納されているシート状媒体が幅方向に倒れることがない。よって、シート収納装置の収納能力を高めることができる。すなわち、ジャミングの発生を抑え、収納枚数を増やすことができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した小切手処理装置の実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1および図2は、それぞれ、本実施の形態に係る小切手処理装置を別の角度から見た場合の斜視図である。小切手処理装置1は、装置本体側の本体ケース2と、本体ケース2の先端部に取り付けた垂直軸3を中心として左右に開閉可能な開閉カバー4、5とを備えている。本体ケース2と開閉カバー4、5の間には、小切手6を搬送するための小切手搬送路7が形成されている。小切手搬送路7は、上から見た場合に略U字状に湾曲して延びている細幅の垂直溝によって規定されている。小切手搬送路7の小切手搬送方向の上流端は、細幅の垂直溝からなる小切手送り出し通路8を介して広幅の垂直溝からなる小切手供給部9に繋がっている。小切手搬送路7の下流端は小切手収納部10(シート収納装置)に繋がっている。小切手収納部10は、小切手搬送路7の下流端に繋がっている細幅の垂直溝からなる第1および第2分岐通路11、12と、これらの下流端に繋がっている第1収納ポケット13および第2収納ポケット14と、小切手6をいずれの収納ポケット13、14に収納するのかを切り換えるための切換レバー15とを備えている。
小切手6は、図1に示すように、その表面6aの下端部分に、その長辺方向に磁気インク文字列6Aが印刷されている。また、表面6aには、所定の模様の背景に、金額、振出人、番号、サインなどが記載されており、裏面6bには裏書き欄などが設けられている。小切手6は、上下方向を揃え、表面6aがU形状の小切手搬送路7の外側を向くように、小切手供給部9に挿入される。
小切手搬送路7には、図2において点線で示すように、小切手6の表面画像を読み取るための表面側コンタクトイメージスキャナ21、その裏面画像を読み取るための裏面側コンタクトイメージスキャナ22、その磁気インク文字を読み取るための磁気ヘッド23、その表面に「電子決済済み」などの印刷を行う印刷機構24がこの順序に配置されている。小切手供給部9から小切手送り出し通路8を介して送り出された小切手6は、小切手搬送路7に沿って搬送されながら、その表面画像および裏面画像が読み取られ、しかる後に、その表面6aに印刷されている磁気インク文字列6Aが読み取られる。これらの情報が正常に読み取られた小切手6は、「電子決済済み」などの印刷が行われた後に、第1収納ポケット13に振り分けられて、そこに収納される。読取不能、読取異常などが発生した小切手6については、そのような印刷が行われることなく、第2収納ポケット14に振り分けられて、そこに収納されるようになっている。
(小切手収納部)
図3(a)および(b)は小切手収納部10を示す部分斜視図および部分拡大図である。図4は小切手収納部10の平面形状を示す説明図であり、図5(a)および(b)は、それぞれ図4のa−a線およびb−b線で切断した部分の断面形状を示す説明図である。
小切手収納部10は、第1、第2分岐通路11、12と、前後方向(小切手送り込み方向)に延びる仕切り壁16を挟み、隣接配置された第1および第2収納ポケット13、14を有している。これら第1および第2収納ポケット13、14は、全体として前後方向に長い長方形をした所定深さの垂直溝からなり、第1収納ポケット13は溝幅が第2収納ポケット14の溝幅よりも広く、小切手収納枚数が多い。また、本例の小切手収納部10は、長さの異なる小切手類を収納できるように、第1および第2収納ポケット13、14の後端に、後方に引き出し可能な引き出し部17が取り付けられている。図3(a)は引き出し部17を引き出した状態を示してある。
第1収納ポケット13は、小切手送り込み方向に直交する方向に延びる垂直前端面31と、一定の間隔で小切手送り込み方向に平行に延びる左右の垂直側面32、33を備えている。第1収納ポケット13の側の垂直側面33の前端側の部分は垂直側面32から離れる方向に傾斜した傾斜ガイド面33aとなっており、小切手6は第1分岐通路11から不図示の送り込みローラ対によって傾斜ガイド面33aに沿って送り込まれる。
垂直側面33には、小切手送り込み方向の前側および後側の部位に、それぞれ、前側小切手押さえ板34および後側小切手押さえ板35が取り付けられている。これら前側小切手押さえ板34および後側小切手押さえ板35は、垂直側面33から垂直側面32に向けて、後方(小切手送り込み方向)に傾斜した方向に延びている垂直板であり、ばね力によって、それらの先端縁34a、35aが垂直側面32に押し付けられた状態となっている。
第1収納ポケット13に送り込まれた小切手6は、傾斜ガイド面33aによって前側小切手押さえ板34に向けて送り込まれ、この前側小切手押さえ板34と、垂直側面32との間を通って後方に送り込まれる。この結果、小切手6は、前側小切手押さえ板34の押し付け力によって垂直側面32に押し付けられた状態で収納される。次に送り込まれてくる小切手6は、既に収納されている小切手と、ここに押し付けられている前側小切手押さえ板34の間に送り込まれ、既に収納されている小切手に対して厚さ方向に重ねられた状態で収納される。
長い小切手6が送り込まれた場合には、そのような小切手は、後側小切手押さえ板35と垂直側面32の間を通って後方側まで届く。この場合には、前側小切手押さえ板34および後側小切手押さえ板35によって、小切手が垂直側面32に押し付けられた状態で収納される。
ここで、小切手6が押し付けられる側の垂直側面32の下側部分は、上側部分に対して一定量だけ他方の垂直側面33の側に迫り出した垂直なせり出し面32aとなっている。前側小切手押さえ板34および後側小切手押さえ板35は、それらの先端縁34a、35aがせり出し面32aの上側の側面部分32bに押し付けられる高さの所に配置されている。
また、第1収納ポケット13の底面36は、前側底面部分36aに対して、後側底面部分36bが一段低くなっている。前側底面部分36aの後端縁部分には、図3(b)に示すように、幅方向に一定の間隔で3本のくさび状突起37が形成されている。各くさび状突起37は、垂直側面32の側が垂直面37aとされ、反対側が傾斜面37bとされ、全体として前方に向けて突出量が漸減している。
図4から分かるように、くさび状突起37は、第1収納ポケット13の前後方向において、前側小切手押さえ板34と後側小切手押さえ板35の間に配置されている。すなわち、前側小切手押さえ板34の先端縁34a(小切手押し付け位置)と、後側小切手押さえ板35の先端縁35a(小切手押し付け位置)との間における前後方向の中間位置に配置されている。
次に、他方の第2収納ポケット14も同様に構成されている。すなわち、第2収納ポケット14は、小切手送り込み方向に直交する方向に延びる垂直前端面41と、一定の間隔で小切手送り込み方向に平行に延びる左右の垂直側面42、43を備えている。第1収納ポケット13とは反対側の垂直側面43の前端側の部分は垂直側面42から離れる方向に傾斜した傾斜ガイド面43aとなっており、小切手6は第2分岐通路12から不図示の送り込みローラ対によって傾斜ガイド面43aに沿って送り込まれる。
垂直側面43には、小切手送り込み方向の前側および後側の部位に、それぞれ、前側小切手押さえ板44および後側小切手押さえ板45が取り付けられている。これら前側小切手押さえ板44および後側小切手押さえ板45は、垂直側面43から垂直側面42に向けて、後方(小切手送り込み方向)に傾斜した方向に延びている垂直板であり、ばね力によって、それらの先端縁44a、45aが垂直側面42に押し付けられた状態となっている。
小切手6が押し付けられる側の垂直側面42の下側部分は、上側部分に対して一定量だけ他方の垂直側面43の側に迫り出した垂直なせり出し面42aとなっている。前側小切手押さえ板44および後側小切手押さえ板45は、それらの先端縁44a、45aは、この垂直せり出し面42aの上側の側面部分42bに押し付けられる高さの所に配置されている。
第2収納ポケット14の底面46は、前側底面部分46aに対して、後側底面部分46bが一段低くなっている。前側底面部分46aの後端縁部分には、図4に示すように、1本のくさび状突起47が形成されている。くさび状突起47はくさび状突起37と同様な形状のものである。また、くさび状突起47は、前側小切手押さえ板44の先端縁44a(小切手押し付け位置)と、後側小切手押さえ板45の先端縁45a(小切手押し付け位置)との間における前後方向の中間位置に配置されている。
(せり出し面、くさび状突起の作用効果)
図6は、せり出し面32aおよびくさび状突起37の作用効果を示す説明図である。第1収納ポケット13の垂直側面32の下側部分が一定量だけ迫り出したせり出し面32aとなっている。したがって、第1収納ポケット13に送り込まれて、垂直側面32と前側小切手押さえ板34の間に収納された小切手6は、図6(a)に示すように、上側が前側小切手押さえ板34から離れる方向に傾斜した状態になる。よって、せり出し面32aは小切手の倒れ防止手段として機能し、前側小切手押さえ板34の押し付け力が弱い場合であっても、従来のように上側が前側小切手押さえ板34の側に倒れ込むことがない。
また、このように傾斜した姿勢で挟まれている小切手6には、その自重によって、下側を前側小切手押さえ板34の側にずらす方向の力が作用する。しかしながら、図6(b)に示すように、第1収納ポケット13の底面36にはくさび状突起37が形成されており、これによって、小切手6の下端部分が前側小切手押さえ板34の側にずれることが防止される。よって、くさび状突起37が、小切手6が底面36で前側小切手押さえ板34の側に倒れることを防止するための倒れ防止手段として機能する。したがって、小切手6の押し付け力が弱くても、小切手6が前側小切手押さえ板34の側に倒れることが防止される。すなわち、収納された小切手6が底面36で前側小切手押さえ板34の側にずれて、新たに送り込まれる小切手6と下部部分で衝突しジャミングが起きることを防止できる。
長い小切手6が送り込まれた場合には、前側小切手押さえ板34および後側小切手押さえ板35によって小切手6が垂直側面32に押し付けられ、せり出し面32aによって傾斜した姿勢に保持される。また、これらの小切手押さえ板34、35の間に配置されているくさび状突起37によって、逆方向への倒れも防止される。さらに、他方の第2収納ポケット14のせり出し面42aおよびくさび状突起47も同様に機能する。
このように、せり出し面32a、42aおよびくさび状突起37、47からなる倒れ防止手段が配置されているので、前側小切手押さえ板34,44および後側小切手押さえ板35、45の押し付け力を小さくしても、収納された小切手6がその上部及び下部においても、各小切手押さえ板側に倒れることがない。この結果、垂直側面32、42と、これらに押し付けられている小切手押さえ板34、35および44、45の間に小切手を送り込みやすくなり、第1および第2収納ポケット13、14に収納可能な小切手枚数を増やすことができる。また、小切手6が垂直側面33、43の側に倒れることが無いので、送り込まれてくる小切手が、倒れた状態で収納されている小切手に当たってジャミング状態に陥ることも回避できる。さらには、第1収納ポケット13に収納した小切手が大きく倒れて、隣の第2収納ポケット14に送り込まれる小切手に衝突して、送り込み不良が発生し、あるいは、ジャミング状態に陥るなどといった弊害も回避できる。
ここで、本例では、垂直側面32、42の下側部分にせり出し面32a、42aを形成した。この代わりに、垂直側面32、42を、図6(c)に示すように、下方に向かうに連れて他方の垂直側面33、43の側に迫り出している傾斜面32A、42Aとしてもよい。また、くさび状突起37、47は、くさび状以外の突起とすることも可能である。
なお、本発明は、小切手や手形、請求書などの小切手類以外のシート状媒体を処理するための媒体処理装置の収納装置として用いることができる。例えば、プリンタ、スキャナなどの媒体処理装置に搭載されるシート状媒体の収納装置として用いることができる。
本発明を適用した小切手処理装置の斜視図である。 図1の小切手処理装置を別の角度から見た場合の斜視図である。 小切手収納部を示す部分斜視図および部分拡大図である。 小切手収納部の平面形状を示す説明図である。 小切手収納部の断面形状を示す説明図である。 せり出し面およびくさび状突起の作用効果を示す説明図である。 従来の問題点を示す説明図である。
符号の説明
1 小切手処理装置、2 本体ケース、4,5 開閉カバー、6 小切手、7 小切手搬送路、8 小切手送り出し通路、9 小切手供給部、10 小切手収納部、11 第1分岐通路、12 第2分岐通路、13 第1収納ポケット、14 第2収納ポケット、15 切換レバー、16 仕切り壁、17 引き出し部、21 表面側コンタクトイメージスキャナ、22 裏面側コンタクトイメージスキャナ、23 磁気ヘッド、24 印刷機構、31,41 垂直前端面、32,42 垂直側面、32a,42a せり出し面、33,43 垂直側面、34,44 前側小切手押さえ板、35,45 後側小切手押さえ板、36,46 底面、36a,46a 前側底面部分、36b,46b 後側底面部分、37,47 くさび状突起

Claims (6)

  1. シート状媒体を立てた状態で厚さ方向に重ねて収納するシート収納装置において、
    所定幅の縦溝からなる収納ポケットと、
    ばね力によって当該収納ポケットにおける幅方向の一方の側面に向けて前記シート状媒体を押し付けるシート押さえ部材と、
    前記収納ポケットに形成されるもので、当該収容ポケットに幅方向と直交する前後方向から送り込まれ前記側面に向けて押し付けられる前記シート状媒体がその上端部分から前記収納ポケットの幅方向に倒れることを規制するための倒れ防止手段とを有し、
    前記倒れ防止手段は、前記側面における前記シート押し付け部材より下側の部位から前記幅方向にせり出しているせり出し面であることを特徴とするシート収納装置。
  2. 請求項1に記載のシート収納装置において、
    シート状媒体の下端が前記幅方向にずれることを規制するために前記収納ポケットの底面に形成されたずれ止めを有しており、
    このずれ止めは、前記シート状媒体がその下端部分から前記幅方向に倒れることを規制するための前記倒れ防止手段であることを特徴とするシート収納装置。
  3. 請求項2に記載のシート収納装置において、
    前記ずれ止めは、前記収納ポケットの底面から突出している少なくとも1個の突起であることを特徴とするシート収納装置。
  4. 請求項2または3に記載のシート収納装置において、
    前記シート押さえ部材は、前記収納ポケット内において前記シート状媒体の送り込み方向に沿って複数配置されており、
    前記ずれ止めは、これらのシート押さえ部材によるシート押さえ位置の間に配置されていることを特徴とするシート収納装置。
  5. 請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のシート収納装置において、
    前記収納ポケットとして、隣接配置された第1収納ポケットおよび第2収納ポケットを備えており、
    これら第1および第2収納ポケットのそれぞれに前記倒れ防止手段が配置されていることを特徴とするシート収納装置。
  6. シート状媒体を搬送する搬送路と、
    この搬送路に沿って搬送される前記シート状媒体に担持されている情報の読取処理および前記シート状媒体に対する印刷処理の少なくとも一方の処理を行う媒体処理部と、
    この媒体処理部による処理後の前記シート状媒体を収納するシート収納装置とを有し、
    当該シート収納装置は、請求項1ないし5のうちのいずれかの項に記載のシート収納装置であることを特徴とする媒体処理装置。
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