JP5040323B2 - 車両ダイアグ情報収集システム、車両ダイアグ情報収集方法、及び情報センタ - Google Patents

車両ダイアグ情報収集システム、車両ダイアグ情報収集方法、及び情報センタ Download PDF

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Description

本発明は、車両ダイアグ情報収集システム、車両ダイアグ情報収集方法、情報センタ、及び車載送信装置に係り、特に、車両のダイアグ情報を車両から情報センタへ送信して情報センタに情報収集させるうえで好適なものに関する。
従来、車両の故障や異常などのダイアグ情報を車両から情報センタへ送信するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このシステムにおいて、車両は、自車両の故障や異常を検出した場合、そのダイアグ情報を情報センタへ無線送信する。また、情報センタは、車両からのダイアグ情報を受信した場合、そのダイアグ情報を分析・解析して対応する。このため、上記従来のシステムによれば、各車両のダイアグ情報を一箇所に集約して故障予測や故障対応を行うことができると共に、故障の早期発見や早期対策を実施することが可能となっている。
特開2006−96325号公報
しかしながら、上記の如く各車両から情報センタへダイアグ情報を送信するシステムにおいては、例えば新型の車両が構造上の不具合を有している場合、同型のすべての車両から同時期に同じダイアグ情報が大量に情報センタへ送信されるおそれがある。このため、上記したシステムでは、同じダイアグ情報の収集・解析のために、システム全体として車両と情報センタとの間に過大な通信負荷がかかる可能性がある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、情報センタでの情報過多を防止してシステム全体として車両と情報センタとの間の通信負荷を軽減することが可能な車両ダイアグ情報収集システム、車両ダイアグ情報収集方法、情報センタ、及び車載送信装置を提供することを目的とする。
上記の目的は、自車両の故障又は異常のダイアグ情報を送信する車両と、各車両からそれぞれ送信される前記ダイアグ情報を受信して収集する情報センタと、からなる車両ダイアグ情報収集システムであって、所定期間中に情報センタが同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した累積件数が所定閾値を超えた場合に、以後、該同一型式の車両のうちで情報センタに前記ダイアグ情報を受信させて収集させるべき対象車両を一部に限定する車両ダイアグ情報収集システムにより達成される。
また、上記の目的は、各車両にそれぞれ自車両の故障又は異常のダイアグ情報を送信させて、情報センタに各車両からそれぞれ送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させる車両ダイアグ情報収集方法であって、情報センタに、所定期間中に同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した累積件数が所定閾値を超えたか否かを判別させる累積件数判別ステップと、情報センタに、前記累積件数判別ステップにおいて前記累積件数が前記所定閾値を超えたと判別した場合に、以後、該同一型式の車両のうち一部に限定した車両から送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させる対象車両限定ステップと、を備える車両ダイアグ情報収集方法により達成される。
更に、上記の目的は、各車両からそれぞれ送信される故障又は異常のダイアグ情報を受信して収集する情報センタであって、所定期間中に同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した累積件数が所定閾値を超えたか否かを判別する累積件数判別手段と、前記累積件数判別手段により前記累積件数が前記所定閾値を超えたと判別された場合に、以後、該同一型式の車両のうちで前記ダイアグ情報を受信して収集すべき対象車両を一部に限定する対象車両限定手段と、を備える情報センタにより達成される。
これらの態様の発明において、所定期間中に情報センタが同一型式の車両から送信される故障又は異常のダイアグ情報を受信して収集した累積件数が所定閾値を超えた場合には、以後、その同一型式の車両のうちで情報センタにダイアグ情報を受信させて収集させるべき対象車両がその一部に限定される。かかる構成によれば、所定期間経過後に情報センタに同じダイアグ情報が収集され難くなるので、情報センタでの情報過多を防止してシステム全体として車両と情報センタとの間の通信負荷を軽減することが可能となる。
尚、上記した車両ダイアグ情報収集システムにおいて、前記対象車両を一部に限定した後、単位時間当たりに情報センタが該同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した件数がほぼゼロになった場合に、以後、前記対象車両の一部限定を解除することとしてもよい。
また、上記した車両ダイアグ情報収集方法において、情報センタに、前記同一型式の車両のうち一部に限定した車両から送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させた後、単位時間当たりに該同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した件数がほぼゼロになったか否かを判別させる件数収束判別ステップと、情報センタに、前記件数収束判別ステップにおいて前記件数がほぼゼロになったと判別した場合に、以後、該同一型式のすべての車両から送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させる限定解除ステップと、を備えることとしてもよい。
更に、上記した情報センタにおいて、前記対象車両限定手段により前記対象車両が一部に限定された後、単位時間当たりに該同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した件数がほぼゼロになったか否かを判別する件数収束判別手段と、前記件数収束判別手段により前記件数がほぼゼロになったと判別された場合に、以後、前記対象車両限定手段による前記対象車両の一部限定を解除する限定解除手段と、を備えることとしてもよい。
これらの態様の発明において、同一型式の車両のうちで上記の対象車両がその一部に限定された後、単位時間当たりに情報センタが受信して収集した件数がほぼゼロになった場合には、以後、その同一型式の車両における対象車両の一部限定が解除される。かかる構成によれば、単位時間当たりの件数がほぼゼロになった後に同一型式の車両の全数を上記の対象車両とすることができるので、故障や異常に対する対策効果についての確認をすべての車両を対象にして行うことが可能となる。
尚、上記した車両ダイアグ情報収集システムにおいて、前記対象車両の一部限定又はその解除を、前記ダイアグ情報の種類ごとに個別に実施することとしてもよい。
また、上記した情報センタにおいて、前記対象車両限定手段による前記対象車両の一部限定又は前記限定解除手段による解除を、前記ダイアグ情報の種類ごとに個別に実施することとしてもよい。
これらの態様の発明において、上記の対象車両の一部限定又はその解除は、ダイアグ情報の種類ごとに個別に実施される。かかる構成によれば、同一型式の車両の同一ダイアグ情報ごとに、情報センタでの情報過多を防止してシステム全体として車両と情報センタとの間の通信負荷を軽減し、或いは、故障や異常に対する対策効果についての確認をすべての車両を対象にして行うことができる。
尚、上記した情報センタにおいて、前記対象車両限定手段は、前記同一型式の車両のうちで前記対象車両として限定すべき一部の車両以外の他車両に前記ダイアグ情報の送信停止を要求する指令を発することにより、前記対象車両を一部に限定することとしてもよい。
本発明によれば、情報センタでの情報過多を防止してシステム全体として車両と情報センタとの間の通信負荷を軽減することができる。
以下、図面を用いて、本発明の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例である車両ダイアグ情報収集システムの構成図を示す。図2は、本実施例の車両ダイアグ情報収集システムの備える車両10の具体的な構成図を示す。また、図3は、本実施例の車両ダイアグ情報収集システムの備える情報センタ12の具体的な構成図を示す。
本実施例の車両ダイアグ情報収集システムは、所定の通信ネットワークを介して互いに通信を行うことが可能な複数の車両10と単一の情報センタ12とを備えており、各車両10で故障や異常などが発生した際にその故障や異常を示すダイアグ情報を当該車両10から情報センタ12へ送信することにより、各車両10のダイアグ情報を情報センタ12に収集するシステムである。
本実施例の車両ダイアグ情報収集システムにおいて、各車両10には、図2に示す如く車載通信端末20が搭載されている。車載通信端末20は、制御部22と、通信機器24と、を備えている。制御部22は、CPUやROM,RAM等により構成されており、車載通信端末20の各種制御を実行する機能を有している。また、通信機器24は、アンテナ25を利用して情報センタ12との間の通信を行う機器であり、例えば携帯電話機等の端末により構成されている。
制御部22には、車内ネットワーク26を介して各種の電子制御ユニット(以下、ECUと称す)28が接続されている。各ECU28は、故障判断プログラムを格納しており、その故障判断プログラムに従ってダイアグ情報(例えば、エンジンオイルの温度や冷却水の温度,排気ガス中の酸素濃度,タイヤ空気圧などのセンサ情報、並びに、自車両の走行状態や走行距離などの車両状態に関する情報)をモニタリングし、そのモニタリングしたダイアグ情報を車内ネットワーク26を通じて制御部22に供給する機能を有している。
具体的には、各ECU28は、ダイアグ情報のモニタリング値と予め定められた閾値とを比較することにより車両故障や車両異常が生じているか否かの判別を行う。そして、少なくとも車両故障などが生じていると判別したときは、モニタリング値を含む故障発生情報を生成してその故障固有のダイアグコードと共に車内ネットワーク26を通じて制御部22に供給する。制御部22は、各ECU28からダイアグ情報としてのダイアグコード及び故障発生情報の供給を受けると、それらの情報を通信機器24を用いて情報センタ12へ提供する。
また、情報センタ12は、図3に示す如く、センタ端末30、データベース32、及び通信機器34を備えている。センタ端末30は、CPUやROM,RAM等により構成されており、各種制御を実行する機能を有している。具体的には、各車両10から提供されるダイアグ情報を受信した場合、そのダイアグ情報をデータベース32に車両型式別に蓄積する処理を行うと共に、また、同一車両型式(その車両型式と近似した車両型式を含んでもよい。)ごとの同じダイアグコードの受信回数が比較的多くなった場合、その故障に対処するための処理を実行する。また、通信機器34は、各車両10との間の通信を行う機器であり、複数の車両10の車載通信端末20とそれぞれ通信することが可能である。
尚、情報センタ12は、車両10若しくはその部品を製造する工場(例えば、完成車工場やエンジン工場など)に設けられた端末装置、又は、車両10の販売店(ディーラー)に設けられた端末装置との間で例えば電話網やインターネット等のネットワークを介して通信可能に構成されることとしてもよい。この場合、工場の端末装置から送信される情報としては、工場で生産されて出荷された各車両10の情報であり、例えば車両10を特定して識別するための車体番号や車両10の製造ロット,車両10に装着された装備などの情報である。また、販売店の端末装置から送信される情報としては、販売店で販売された各車両10の情報であり、例えば車両10を購入した所有者の情報や車両10に装着された装備の情報,車両10のメンテナンス情報などである。
次に、本実施例の車両ダイアグ情報収集システムの動作について説明する。図4は、本実施例のシステムにおいて車両10と情報センタ12との間の一般的な通信処理を表した一例のフローチャートを示す。また、図5は、本実施例のシステムにおいて車両10と情報センタ12との間の特徴的な通信処理を表した一例のフローチャートを示す。更に、図6は、本実施例のシステムにおける特徴的な動作を説明するための図を示す。
本実施例において、各車両10は、ECU28において、ダイアグ情報をモニタリングして、そのモニタリング値を所定の閾値と比較することにより車両故障有無の判別を行う。そして、ECU28は、車両故障などが生じていると判別したとき(ステップ100)は、モニタリング値を含む故障発生情報(発生時刻や発生位置などを含んでもよい。)を生成してそのダイアグコードと共に車内ネットワーク26を通じて車載通信端末20の制御部22に供給する。
各車両10の制御部22は、接続するECU28から上記した故障発生情報とダイアグコードとを含むダイアグ情報の供給を受けると、そのダイアグ情報を情報センタ12へ送信・提供するように通信機器24を制御する(ステップ102)。通信機器24は、制御部22からの指令に従って、ECU28から供給されたダイアグ情報(固有のダイアグコードと故障発生情報とを含む。)を情報センタ12へ送信・提供する。
情報センタ12は、通信機器34において各車両10の通信機器24から送信されるダイアグ情報を受信する。センタ端末30は、各車両10からのダイアグ情報が通信機器34に受信された場合、その受信したダイアグ情報としてのダイアグコード及び故障発生情報をデータベース32に蓄積する(ステップ150)。この際、データベース32へのダイアグ情報の蓄積は、車両型式ごとにかつダイアグコードごとに区別できるように行う。
情報センタ12のセンタ端末30は、同一車両型式の同一ダイアグコードごとに、受信してデータベース32に蓄積した回数すなわち不具合の発生した車両台数の、新車発売開始からの累積値(以下、累積件数と称す)Nをカウントすると共に、一日当たりの値(以下、単位時間当たり件数と称す)CNTをカウントする(ステップ152)。尚、これらのカウントはそれぞれ、新型車発売直後においては、その新型車両の全数をカウント対象車両として実行される。
センタ端末30は、同一車両型式の同一ダイアグコードごとに、カウントした不具合発生車両台数の発売開始からの累積件数Nが予め定められた所定閾値N0を超えたか否かを判別する(ステップ154)。尚、この所定閾値N0は、車両としての不具合が生じているか否かの境界値を示す累積件数であり、かつ、上記したカウントのカウント対象車両を全数のうちの一部に限定するための累積件数である。また、この閾値N0は、同一車両型式の同一ダイアグコードごとに個別に定められたものであっても、また、生産台数や販売台数などに応じて異ならせたものであってもよく、更に、車両に与える影響が重大であるダイアグコードのものほど大きく、軽微であるダイアグコードのものほど小さくすることとしてもよい。
そして、何れかの車両型式の何れかのダイアグコードについてN>N0が成立すると判別した場合は、その車両型式或いは近似した車両型式の車両について同じ故障や異常が生じ易いものになっているとして、その故障に対する不具合対策の開始を指示する(ステップ156)。例えば、車両工場や部品工場に対して故障要因を分析させて不具合を解決するうえで必要な対応をとらせ、或いは、販売店(ディーラー)に対して不具合を修理するうえでの準備態勢を整えさせる。
また、センタ端末30は、何れかの車両型式の何れかのダイアグコードについてN>N0が成立すると判別した場合、以後、その車両型式(その車両型式と近似した車両型式でもよい。)のすべての車両のうちそのダイアグコードを含むダイアグ情報を受信して収集すべき対象車両をその一部に限定すべく、その車両型式のすべての車両をそのダイアグ情報の送信を許容する対象車両とその送信を禁止する非対象車両とに区別する(ステップ158)と共に、その非対象車両となったすべての車両を特定してその特定車両のみにそのダイアグ情報の送信を禁止する旨を要求する指令(送信禁止要求指令)を発するように通信機器34を制御する(ステップ160)。
尚、上記した対象車両と非対象車両との区別は、同一車両型式のすべての車両に対してランダムに行うこととすればよく、また、対象車両と非対象車両との比率は、予め定められたものであればよく、例えば一対一や40対60などである。更に、上記の送信禁止要求指令は、送信を禁止すべきダイアグ情報のダイアグコードを具体的に特定して行われる。
各車両10は、通信機器24において情報センタ12の通信機器34から送信される送信禁止要求指令を受信可能である。各車両10の車載通信端末20において、制御部22は、自車両の属する車両型式の何れかのダイアグコードについて情報センタ12からの送信禁止要求指令が通信機器24に受信された場合、そのダイアグコードを含むダイアグ情報の情報センタ12への送信を禁止するためのフラグをセットする処理を行う(ステップ110)。かかるフラグがセットされると、以後、その車両のECU28がそのダイアグ情報のモニタリング値に基づいて車両故障が生じていると判別した場合(ステップ100)にも、その車両10から情報センタ12へのそのダイアグ情報の送信・提供は行われない(図5における車両B及び車両Cを参照)。
尚、上記の如く何れかのダイアグコードについて送信禁止フラグがセットされた場合にも、そのフラグセットがなされたダイアグ情報以外のダイアグ情報、すなわち、フラグセットがなされていないダイアグ情報の情報センタ12への送信・提供は、通常どおり許可される。また、情報センタ12から送信禁止要求指令を受けなかった車両10においては、そのフラグセットがなされるダイアグ情報と同一のダイアグ情報であっても、通常どおり情報センタ12への送信・提供が許可される(図5における車両Aを参照)。
このように本実施例の車両ダイアグ情報収集システムにおいては、同一車両型式の車両10から送信される故障又は異常のダイアグ情報を情報センタ12が受信して収集した不具合発生車両台数の、新車発売開始からの累積件数Nが予め定められた所定閾値N0を超えるまでは、通常どおり、その同一車両型式のすべての車両10がそのダイアグ情報を収集すべき対象車両として設定されるが、一方、その不具合発生車両台数の新車発売からの累積件数Nが所定閾値N0を超えた場合は、以後、その同一車両型式のすべての車両10のうちそのダイアグ情報を収集すべき対象車両がその一部に限定される。
この点、本実施例の構成によれば、新車発売当初からの不具合が発生した車両台数の累積件数Nが所定閾値N0を超えることとなる所定期間が経過した後は、そのダイアグ情報と同一のダイアグ情報を情報センタ12に送信すべき対象車両10が同じ車両型式の車両の一部に限定されることで、情報センタ12に同じ車両型式の車両10の同じ故障や異常のダイアグ情報が収集され難くなる。一方、不具合が発生した車両の台数がある程度多くなれば、その不具合を分析してその要因を特定することが可能となり、その対応策を決定することが容易となるので、以後、同じ不具合が発生した車両10のダイアグ情報を情報センタ12に収集する必要性はあまりない。
従って、本実施例のシステムによれば、同一車両型式(近似する車両型式を含んでもよい。)の車両10の同一ダイアグ情報について情報センタ12での情報過多を防止することが可能となっており、これにより、ダイアグ情報の分析やその対策に影響を与えることなく、システム全体として車両10と情報センタ12との間の通信負荷を軽減し、例えば車両10から情報センタ12へのダイアグ情報の提供に伴う通信費の増大を防止することが可能となっている。
本実施例の車両ダイアグ情報収集システムにおいて、情報センタ12が上記の非対象車両に特定のダイアグ情報の送信禁止要求指令を発してその非対象車両10が送信禁止フラグをセットした後も、情報センタ12のセンタ端末30は、各車両10からの同一のダイアグ情報が通信機器34に受信されると、その受信したダイアグ情報としてのダイアグコード及び故障発生情報をデータベース32に蓄積する(ステップ150)。また、同一車両型式の車両10の同一ダイアグコードごとに、受信してデータベース32に蓄積した回数すなわち不具合の発生した車両台数の、新車発売開始からの累積値(以下、累積件数と称す)Nをカウントすると共に、一日当たりの値(以下、単位時間当たり件数と称す)CNTをカウントする(ステップ152)。
尚、情報センタ12から上記の非対象車両に特定ダイアグ情報の送信禁止要求指令が発せられその非対象車両がそのダイアグ情報について送信禁止フラグをセットした場合は、以後、上記の如くカウントされる累積件数N及び単位時間当たり件数CNTは共に、図6に示す如く、その同一車両型式のすべての車両10を対象とした実値ではなく、その同一車両型式のすべての車両10のうち限定した一部の車両を対象としたサンプル値となるが、対象車両と非対象車両との比率が適切に設定されていれば、その車両型式の車両10の故障や異常の傾向を精度よく表したものとなる。
センタ端末30は、上記の非対象車両に特定のダイアグ情報の送信禁止要求指令を発した後、その非対象車両と同一車両型式の車両10の、その特定ダイアグ情報のダイアグコードと同一ダイアグコードについてカウントした不具合発生車両台数の単位時間当たり件数CNTがほぼゼロになったか否かを判別する(ステップ162)。尚、この際の閾値は、車両としての不具合が生じていないと判断できるゼロ近傍の値であり、同一車両型式の同一ダイアグコードごとに個別に定められたものであっても、また、生産台数や販売台数などに応じて異ならせたものであってもよく、更に、車両に与える影響が重大であるダイアグコードのものほど小さく、軽微であるダイアグコードのものほど大きくすることとしてもよい。
そして、特定車両型式の車両10の特定ダイアグ情報についてCNTがほぼゼロになったと判別した場合は、その車両型式或いは近似した車両型式の車両10について同じ故障や異常が生じ難いものになったとして、その車両型式のすべての車両10のうちのそのダイアグコードを含むダイアグ情報を受信して収集すべき対象車両の一部限定を解除すべく、非対象車両となっていたすべての車両10のみにそのダイアグ情報の送信禁止の解除を要求する指令(送信禁止解除要求指令)を発するように通信機器34を制御する(ステップ164)。
各車両10は、特定ダイアグ情報の送信が禁止されていた非対象車両となっていた場合、通信機器24において情報センタ12の通信機器34から送信される送信禁止解除要求指令を受信可能である。非対象車両10の車載通信端末20において、制御部22は、自車両の属する車両型式の特定ダイアグコードについて情報センタ12からの送信禁止解除要求指令が通信機器24に受信された場合、そのダイアグコードを含むダイアグ情報の情報センタ12への送信を禁止するためのフラグをリセットする処理を行う(ステップ120)。かかるフラグがリセットされると、以後、その車両のECU28がそのダイアグ情報のモニタリング値に基づいて車両故障が生じていると判別した場合(ステップ100)、通常どおりその車両10から情報センタ12へそのダイアグ情報が送信・提供され、情報センタ12にそのダイアグ情報が収集される。
このように本実施例の車両ダイアグ情報収集システムにおいては、同一車両型式(近似する車両型式を含んでもよい。)の車両10のうち特定の故障又は異常のダイアグ情報を収集すべき対象車両がその一部に限定された後、一日当たりに情報センタ12が受信して収集した単位時間当たり件数CNTがほぼゼロになるまではその一部限定が継続されるが、一方、その単位時間当たり件数CNTがほぼゼロになった場合は、以後、その一部限定が解除される。
この点、本実施例の構成によれば、新車発売当初からの不具合が発生した車両台数の累積件数Nが所定閾値N0を超えることにより同一車両型式のすべての車両10のうちそのダイアグ情報を収集すべき対象車両がその一部に限定された後、単位時間当たり件数CNTがほぼゼロになった場合に、その車両型式のすべての車両がそのダイアグ情報を収集すべき対象車両とされる。このため、本実施例のシステムによれば、故障や異常のダイアグ情報を収集すべき対象車両が同一車両型式の車両の一部に限定された後であっても、故障や異常に対する対策効果についての確認を同一車両型式の一部の車両だけでなくすべての車両を対象にして行うことが可能となっている。
更に、本実施例の車両ダイアグ情報収集システムにおいて、上記した故障や異常のダイアグ情報を収集すべき対象車両の一部限定及びその解除は、同一車両型式の同一ダイアグごとに個別に実施される。従って、本実施例のシステムによれば、上記した効果(具体的には、情報センタ12での情報過多の防止やシステム全体としての車両10と情報センタ12との間の通信負荷の軽減、或いは、故障や異常に対する対策効果の確認)を、車両型式の種類ごとにかつダイアグ情報の種類ごとに実現することが可能となっている。
尚、上記の実施例においては、情報センタ12のセンタ端末30が、ステップ154の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「累積件数判別ステップ」及び「累積件数判別手段」が、ステップ160の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「対象車両限定ステップ」及び「対象車両限定手段」が、ステップ162の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「件数収束判別ステップ」及び「件数収束判別手段」が、ステップ164の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「限定解除ステップ」及び「限定解除手段」が、それぞれ実現されている。また、各車両10の制御部22が、ステップ102の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「送信手段」が、ステップ110の処理を実行することにより特許請求の範囲に記載した「センタ送信停止手段」が、それぞれ実現されている。
ところで、上記の実施例は、車両10の検知した故障や異常のダイアグ情報を情報センタ12にのみ送信するシステムを用いているが、車両10の検知したダイアグ情報を、情報センタ12だけでなく、その情報センタ12とは異なる例えば工場や販売店などの所定箇所に設置された端末装置にも送信するシステムを用いることとしてもよい。
かかる変形例のシステムにおいては、車両10は、情報センタ12から特定のダイアグ情報についての送信禁止要求指令を受けた場合、以後、そのダイアグ情報の情報センタ12への送信を禁止する一方、その所定箇所への送信を維持することとしてもよい。この構成によれば、車両10から情報センタ12へダイアグ情報を送信すべきか否かの判断が情報センタ12からの所定の送信禁止要求指令に従ってなされるが、情報センタ12へのダイアグ情報の送信が停止されたときにも、所定箇所へのダイアグ情報の送信が維持されるので、情報センタ12での情報過多を防止してシステム全体として車両10と情報センタ12との間の通信負荷を軽減しつつ、情報センタ12とは異なる所定箇所での情報収集を継続することができる。このため、情報センタ12での情報過多を防止しつつ、所定箇所で故障や異常の生じた車両の情報(車体番号や所有者など)を正確に把握させることが可能となっている。この場合には、各車両10の制御部22が、情報センタ12から特定のダイアグ情報についての送信禁止要求指令を受けた場合に、以後、そのダイアグ情報の情報センタ12への送信を禁止する一方、その所定箇所への送信を維持することにより特許請求の範囲に記載した「送信制御手段」が実現される。
また、上記の実施例においては、同一車両型式の車両10のうちの故障や異常のダイアグ情報を収集すべき対象車両の一部限定を、情報センタ12からその対象車両として限定すべき一部の車両以外の他車両へ送信禁止要求指令を発してその車両(非対象車両)にそのダイアグ情報の情報センタ12への送信を禁止させることにより実現することとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、情報センタ12で非対象車両との通信接続を拒否してその非対象車両から送信されるダイアグ情報を受け付けないことにより上記の一部限定を実現することとしてもよい。この変形例の構成においても、情報センタ12での情報過多の防止やシステム全体としての車両10と情報センタ12との間の通信負荷の軽減を図ることが可能となる。
また、上記の実施例においては、同一車両型式の車両10のうち故障や異常のダイアグ情報を収集すべき対象車両を一部に限定するタイミングを、その故障に対する不具合対策を開始するタイミングと同一にすることとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、異なることとしてもよい。
また、上記の実施例においては、一旦行った対象車両の一部限定を解除するのに、一日当たりの不具合発生車両台数の件数CNTがほぼゼロになることを条件としているが、二日当たりの件数或いは一週間当たりの件数がほぼゼロになることを条件としてもよいし、また、その単位時間(例えば1日)当たりの件数がほぼゼロになることが所定期間(例えば、一週間)継続することを条件としてもよい。
更に、上記の実施例においては、各車両10に、故障や異常が生じた場合にそのダイアグコードを含むダイアグ情報を情報センタ12へ送信・提供させることとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、故障や異常の発生の有無に関係なく定期的にダイアグ情報を情報センタ12へ送信・提供させることとしてもよい。
本発明の一実施例である車両ダイアグ情報収集システムの構成図である。 本実施例の車両ダイアグ情報収集システムの備える車両の具体的な構成図である。 本実施例の車両ダイアグ情報収集システムの備える情報センタの具体的な構成図である。 本実施例のシステムにおいて車両と情報センタとの間の一般的な通信処理を表した一例のフローチャートである。 本実施例のシステムにおいて車両と情報センタとの間の特徴的な通信処理を表した一例のフローチャートである。 本実施例のシステムにおける特徴的な動作を説明するための図である。
符号の説明
10 車両
12 情報センタ
20 車載通信端末
22 制御部
24,34 通信機器
30 センタ端末
32 データベース

Claims (9)

  1. 自車両の故障又は異常のダイアグ情報を送信する車両と、各車両からそれぞれ送信される前記ダイアグ情報を受信して収集する情報センタと、からなる車両ダイアグ情報収集システムであって、
    所定期間中に情報センタが同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した累積件数が所定閾値を超えた場合に、以後、該同一型式の車両のうちで情報センタに前記ダイアグ情報を受信させて収集させるべき対象車両を一部に限定することを特徴とする車両ダイアグ情報収集システム。
  2. 前記対象車両を一部に限定した後、単位時間当たりに情報センタが該同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した件数がほぼゼロになった場合に、以後、前記対象車両の一部限定を解除することを特徴とする請求項1記載の車両ダイアグ情報収集システム。
  3. 前記対象車両の一部限定又はその解除を、前記ダイアグ情報の種類ごとに個別に実施することを特徴とする請求項1又は2記載の車両ダイアグ情報収集システム。
  4. 各車両にそれぞれ自車両の故障又は異常のダイアグ情報を送信させて、情報センタに各車両からそれぞれ送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させる車両ダイアグ情報収集方法であって、
    情報センタに、所定期間中に同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した累積件数が所定閾値を超えたか否かを判別させる累積件数判別ステップと、
    情報センタに、前記累積件数判別ステップにおいて前記累積件数が前記所定閾値を超えたと判別した場合に、以後、該同一型式の車両のうち一部に限定した車両から送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させる対象車両限定ステップと、
    を備えることを特徴とする車両ダイアグ情報収集方法。
  5. 情報センタに、前記同一型式の車両のうち一部に限定した車両から送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させた後、単位時間当たりに該同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した件数がほぼゼロになったか否かを判別させる件数収束判別ステップと、
    情報センタに、前記件数収束判別ステップにおいて前記件数がほぼゼロになったと判別した場合に、以後、該同一型式のすべての車両から送信される前記ダイアグ情報を受信させて収集させる限定解除ステップと、
    を備えることを特徴とする請求項4記載の車両ダイアグ情報収集方法。
  6. 各車両からそれぞれ送信される故障又は異常のダイアグ情報を受信して収集する情報センタであって、
    所定期間中に同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した累積件数が所定閾値を超えたか否かを判別する累積件数判別手段と、
    前記累積件数判別手段により前記累積件数が前記所定閾値を超えたと判別された場合に、以後、該同一型式の車両のうちで前記ダイアグ情報を受信して収集すべき対象車両を一部に限定する対象車両限定手段と、
    を備えることを特徴とする情報センタ。
  7. 前記対象車両限定手段により前記対象車両が一部に限定された後、単位時間当たりに該同一型式の車両から送信される前記ダイアグ情報を受信して収集した件数がほぼゼロになったか否かを判別する件数収束判別手段と、
    前記件数収束判別手段により前記件数がほぼゼロになったと判別された場合に、以後、前記対象車両限定手段による前記対象車両の一部限定を解除する限定解除手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の情報センタ。
  8. 前記対象車両限定手段による前記対象車両の一部限定又は前記限定解除手段による解除を、前記ダイアグ情報の種類ごとに個別に実施することを特徴とする請求項6又は7記載の情報センタ。
  9. 前記対象車両限定手段は、前記同一型式の車両のうちで前記対象車両として限定すべき一部の車両以外の他車両に前記ダイアグ情報の送信停止を要求する指令を発することにより、前記対象車両を一部に限定することを特徴とする請求項6乃至8の何れか一項記載の情報センタ
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