JP5040165B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5040165B2
JP5040165B2 JP2006128187A JP2006128187A JP5040165B2 JP 5040165 B2 JP5040165 B2 JP 5040165B2 JP 2006128187 A JP2006128187 A JP 2006128187A JP 2006128187 A JP2006128187 A JP 2006128187A JP 5040165 B2 JP5040165 B2 JP 5040165B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image forming
signal
forming apparatus
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006128187A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007298854A (ja
Inventor
理夫 菊地
善弥 伊本
賢治 表木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2006128187A priority Critical patent/JP5040165B2/ja
Publication of JP2007298854A publication Critical patent/JP2007298854A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5040165B2 publication Critical patent/JP5040165B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Description

本発明は画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用する画像形成装置の多くは、画像形成エンジンを成す感光体の経時変化などに起因して発生する濃度むらを補正する濃度補正モジュールと、その画像形成プロセスを支える各種駆動ベルトの循環速度の変動などに起因して発生する画像形成位置のずれを調整するアライメント調整モジュールとを兼備しており、これら両モジュールを効率的に動作させるための種々の仕組みがこれまでに提案されている。前者に関わる技術を開示した文献として、特許文献1がある。同文献1に開示された画像形成装置は、画像形成エンジンの後段に備え付けたLEDプリントヘッドにおける主走査方向素子のばらつきを好適に補正しつつ、テストパターンとして形成した像からそのプリントヘッドを用いて読み取った濃度値の解析結果を基に、ガンマ補正用のパラメータを取得するようになっている。また、後者に関わる技術を開示した文献として、特許文献2がある。同文献に開示された画像形成装置は、トナー像の定着機構の後段にラインセンサを配置し、このラインセンサを用いて読み取った濃度値の解析結果を基に画像形成位置のアライメント調整を行うようになっている。
特開平11−177824号公報 特開2000−305324号公報
両文献に開示されているように、濃度補正モジュールとアライメント調整モジュールは、画像形成エンジン後段のセンサアレイのセンシング結果のフィードバックを受けて濃度補正やアライメント調整を行うようになっている。
しかしながら、濃度補正モジュール用のセンサアレイは、画像形成エンジンが形成した像とその理想値の階調差を補正するという処理の性質から可能な限り高階調であることが望ましいのに対し、アライメント調整モジュール用のセンサアレイは、画像形成エンジンによる像の形成位置を調整するという処理の性質から可能な限り高解像度であることが望ましく、両者のトレードオフが問題になっていた。
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、1つのセンサアレイを共用しつつ高精度な濃度補正とアライメント調整とを両立し得るような仕組みを提供することを目的とする。
本発明の別の好適な態様である画像形成装置は、複数色の重ね合わせからなる混色パッチが並べられた第1のテストパターンの画像信号と複数色の各色の単色パッチが並べられるとともに各単色パッチの外側にラダーが記された第2のテストパターンの画像信号を発生する発生手段と、前記発生手段が発生した画像信号に応じて第1のテストパターンと第2のテストパターンの像を形成する画像形成エンジンと、波長を異にする光を前記形成された像に向けて順次照射する手段であって、光の切り替えを指示する照射信号が自身に供給されるたびに照射する光の種類を切り替える照射手段と、前記形成された像に向けて前記照射手段が照射した光の反射光を光電変換して得た電荷を蓄積し、蓄積内容の転送を指示するシフト信号が自身に供給されるたびにそれまで蓄積した電荷を示す受光量信号を転送する光電変換手段と、予め定められた周波数の前記シフト信号を発生して前記光電変換手段へ供給するシフト信号発生手段と、第1のテストパターンの画像信号の像に向けて照射した光の反射光を前記光電変換手段に光電変換させる第1の読取モードのとき、前記照射信号を前記シフト信号と同期させて発生して前記照射手段へ供給する一方、第2のテストパターンの画像信号の像に向けて照射した光の反射光を前記光電変換手段に光電変換させる第2の読取モードのとき、照射される光の種類が当該光が照射される領域の色の補色となるような周期で前記照射信号を発生して前記照射手段へ供給する照射信号発生手段と、前記第1の読取モードにおいて前記光電変換手段が転送する受光量信号から算出される濃度値を前記光の種類の数ずつ纏めた単位で解析し、該解析結果を基に前記画像形成エンジンに形成させる像の混色の濃度を補正するための混色用濃度補正パラメータを生成するとともに、前記第2の読取モードにおいて前記光電変換手段が転送する受光量信号から算出される濃度値を基に、前記画像形成エンジンに形成させる像の単色の濃度を補正するための単色用濃度補正パラメータを生成する濃度補正パラメータ取得手段と、前記第2の読取モードにおいて前記光電変換手段が転送する受光量信号から算出される濃度値を基に、前記ラダーの位置を特定することで前記画像形成エンジンに形成させる像のアライメントを調整するためのアライメント調整パラメータを生成するアライメント調整パラメータ取得手段とを備える。
この態様において、前記照射手段は、各々が、レッド、グリーン、ブルーの波長に相当する3種類の光を順次照射してもよい。
また、前記第1のテストパターンの画像信号は、各々が、イエロー、マゼンタ、サイアン、ブラックの各色の重ね合わせからなる混色パッチを副走査方向に並べた画像の画像信号であり、前記第2のテストパターンの画像信号は、各々が、イエロー、マゼンタ、サイアン、ブラックの各色からなる単色パッチを副走査方向に並べた画像の画像信号であってもよい。
また、前記シフト信号の周波数は、単色パッチ1つ分の像へ照射した光の反射光を光電変換して得た電荷が蓄積し終わるタイミングの到来に合わせて前記照射手段へ新たな照射信号が供給されることとなる周波数であってもよい。
また、前記照射手段は、LEDであってもよい。
前記画像形成エンジンは、画像信号に応じた像を所定の画像形成プロセスに従って記録材に形成し、前記光電変換手段は、前記画像形成プロセスを経て記録材に形成された像に向けて前記照射手段が照射した光の反射光を光電変換するようにしてもよい。
また、外部装置から画像信号の入力を受け付け、受け付けた画像信号を前記画像形成エンジンへ供給する受付手段と、前記受付手段から供給される画像信号に応じて前記画像形成エンジンが記録材に形成する像の濃度を前記濃度補正パラメータ取得手段が取得した濃度補正パラメータに基づいて補正する濃度補正手段と、前記受付手段から供給される画像信号に応じて前記画像形成エンジンが記録材に形成する像のアライメントを前記アライメント調整パラメータ取得手段が取得したアライメント調整パラメータに基づいて調整するアライメント調整手段とを更に備えてもよい。
前記濃度補正手段は、前記受付手段から前記画像形成エンジンへ供給する画像信号へ前記濃度補正パラメータに基づいた所定の信号処理を施す手段、前記画像形成エンジンに内蔵される露光部の露光時間長を決定付けるパルス信号のパルス幅を前記濃度補正パラメータに基づいて変調する手段、前記画像形成エンジンに内蔵される露光部の露光輝度を前記濃度補正パラメータに基づいて制御する手段のいずれか1つの手段を有してもよい。
前記アライメント調整手段は、前記画像形成エンジンに内蔵される露光部の露光タイミングのオフセットを前記アライメント調整パラメータに基づいて制御する手段を有してもよい。
本発明によると、1つのセンサアレイを共用しつつ高精度な濃度補正とアライメント調整とを両立し得るような仕組みを提供することができる。
(発明の実施の形態)
本願発明の実施形態について説明する。
本実施形態の特徴は、画像形成装置に形成させる像の濃度を補正する処理(以下、「濃度補正処理」と呼ぶ)と像の形成位置のアライメントを調整する処理(以下、「アライメント調整処理」と呼ぶ)の各々に応じてテストパターン検知用センサアレイの駆動内容を切り替えることにより、それらの各処理に最も好適な解像度及び階調性のセンシング結果を個別に取得し得るようにした点である。
図1は、本実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア概略構成図である。
図に示すように、この画像形成装置は、ユーザインターフェース(以下、「UI」と記す)10、通信インターフェース20、用紙トレイ30、用紙搬送路40、画像形成エンジン50、定着機構60、読取機構70、及びそれら各部を制御するコントローラ80を備える。
UI10は、各種情報を表示させるための液晶ディスプレイ、及び各種設定を指示するための操作子を含む。
通信インターフェース20は、画像を所定のページ記述言語で記述したジョブを図示しないパーソナルコンピュータから受け付ける。
用紙トレイ30は、A4などの所定サイズにカットされた複数枚の用紙を収容する。収容された用紙は用紙トレイ30から一枚ずつピッキングされ、画像形成エンジン50、定着機構60、更には、読取機構70を経由して排紙口へと繋がる用紙搬送路40上を順次搬送されるようになっている。
画像形成エンジン50は、イエロー(以下、「Y」と記す)、マゼンタ(以下、「M」と記す)、サイアン(以下、「C」と記す)、ブラック(以下、「K」と記す)の各トナー色毎に設けられており、それらの各々は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、及び転写部を備える。これら各部の駆動する様子について概説すると、まず、帯電部が、所定の速度で周回する感光体ドラムの周面を一様に帯電させた後、露光部が、その周面上を走査しながらレーザ光を照射することによって静電潜像を形成する。更に、現像部がトナーを吹付することによってその静電潜像をトナー像として現像し、現像されたトナー像が転写部によって用紙に転写される。
ここで、上述した露光部の駆動原理について簡単に説明しておく。露光部は、レーザダイオード、ポリゴンミラー、反射ミラー、fθレンズなどを備える。レーザダイオードからは画像信号に応じて光強度が変調されたレーザ光がポリゴンミラーに向けて照射される。ポリゴンミラーは、6個の矩形の反射面を外側壁とする6角柱の形状を成しており、図示しないポリゴンモータに軸着された回転軸を中心に回転する。ポリゴンミラーは自身の回転を通じて入射角を連続的に変化させながらその外側壁を介してビーム光を偏光させ、偏光されたビーム光はfθレンズを経由して感光体ドラムのドラム軸上をライン状に走査される(以下、この走査されるラインの各々を「主走査ライン」と呼ぶ)。また、このfθレンズの端部にはトナー像の形成位置の調整を支援する走査基準位置センサが備えられており、レーザダイオードは、コントローラ80による信号制御の下、この走査基準位置センサをビーム光が通過した時からカウントされるクロック数を頼りに主走査ライン毎のレーザ光の照射タイミングを計る。
図1において、定着機構60は、内部に加熱源を持つ加熱ロールと加圧ロールの周面同士を当接させてニップ部を形成している。画像形成エンジン50によるトナー像の形成を経た用紙がニップ部へ搬入されると、そのトナー像が加熱ロールによる加熱作用と加圧ロールによる加圧作用とを受けて用紙に定着する。
読取機構70は、図2に示すように、定着機構60によるトナー像の定着を経て用紙搬送路40上を搬送されてくる用紙の主走査ラインの濃度を離散的に検出するセンサアレイ72、及びセンサアレイ72の駆動を支援するトリガー用センサ71からなり、複数の用紙駆動ロール41によって用紙を搬送する用紙搬送路40における定着機構60の下流側に、そのセンシング領域を下側(用紙搬送路40側)に向けて備え付けられる。
図3(a)は、読取機構70のセンサアレイ72を下側から見た外観図であり、図3(b)は、その電気的構成を示す図である。図に示すように、読取機構70の下面には、レッド(以下、「R」と記す)、グリーン(以下、「G」と記す)、ブルー(以下、「B」と記す)に相当する波長の光を用紙搬送路40上に向けて照射し得るLED73が主走査ラインと平行に離散的に配置されている。そして、このLED73は、各波長の光の照射を指示する信号(以下、「照射信号」と呼ぶ)が供給されるたびに、その照射信号に従って照射する光の種類を切り替える。
LED73から照射させた光を用紙搬送路40上の用紙に反射させて得られる反射光は、セルフォックレンズ74に導かれてフォトダイオード列75に入光する。このフォトダイオード列75を成す一連のフォトダイオードの各々には、入光した光の強さに応じた電荷が蓄積され、蓄積内容の転送を指示する信号(以下、「シフト信号」と呼ぶ)がシフトゲート76へ供給されるたびに、各フォトダイオードに蓄積された電荷がそのシフトゲート76を介してアナログシフトレジスタ77へシリアル転送される。そして、アナログシフトレジスタ77に転送された各電荷は、図示しないクロック発生器により発生されるクロックパルスと同期をとりながら出力バッファ78へ順次転送され、それら一連の電荷は、各フォトダイオードの受光量より換算される検出濃度の検出濃度信号として出力端子79からコントローラ80へ出力される。
図4は、コントローラ80の構成を示すブロック図である。図に示すように、コントローラ80は、ジョブ解釈部81、前処理部82、第1色空間変換部83、濃度補正部84、濃度補正パラメータメモリ85、第2色空間変換部86、アライメント調整部87、アライメント調整パラメータメモリ88、選択部89、テストパターン発生部90、センサ制御部91、及び検出内容解析部92を備える。
ジョブ解釈部81には、通信インターフェース20が受け付けたジョブが伝送される。ジョブの伝送を受けたジョブ解釈部81は、そのジョブを解釈することによってRGBのラスタイメージを取得し、前処理部82へ供給する。
前処理部82は、ジョブ解釈部81から取得したラスタイメージに倍率補正やスキュー補正などといった前処理を施してから第1色空間変換部83へ供給する。
第1色空間変換部83は、前処理部82から供給されるRGBのラスタイメージを所定の行列関数に入力することより、L*a*b*表色系のラスタイメージを取得して濃度補正部84へ供給する。
濃度補正部84は、冒頭に記した濃度補正処理を司るモジュールであり、第1色空間変換部83より供給されるラスタイメージの主走査ラインを成す各画素アドレス毎の濃度を濃度補正パラメータメモリ85の記憶内容を基に補正して第2色空間変換部86へ供給する。濃度補正パラメータメモリ85は、濃度補正パラメータをルックアップテーブル(以下、「LUT」と呼ぶ)として格納する。濃度補正パラメータは、画像信号の濃度補正時に作用させる係数を決定付けるパラメータである。
濃度補正パラメータメモリ85は、Y、M、C、Kの各々の単色トナー像の形成時に参照する単色用濃度補正パラメータのLUTを格納する領域と、それらを重ね合わせる混色トナー像の形成時に参照する混色用濃度補正パラメータのLUTを格納する領域とに分かれている。単色用濃度補正パラメータのLUTと別に混色用濃度補正パラメータのLUTを設けているのは以下の理由による。一枚の用紙に混色トナー像を形成する場合、ある画像形成エンジン50が形成したトナー像にその後段の画像形成エンジン50に別のトナー像を上書きさせるプロセスが実行されることになり、その上書き時に前段の画像形成エンジン50が形成したトナーの一部が毀損される、いわゆるリトランスファが発生する。よって、そのリトランスファによるトナーの毀損量を考慮した濃度補正パラメータを単色用とは別に準備しておく必要がある。このような事情から、YMCKの各色の組み合わせの全てに対応する混色用濃度補正パラメータのLUTを単色用濃度補正パラメータのLUTとは別に準備しておかねばならないのである。また、各LUTの各々は、主走査ラインの画素アドレスと濃度値とに応じて参照フィールドが一意に特定され得るようなマトリクス構造を成しており、濃度補正部84は、自身に供給されるラスタイメージから順次特定する注目画素の画素アドレスとその補正前の濃度値をキーにすることで、作用させるべき濃度補正パラメータを容易にサーチ可能である。
第2色空間変換部86は、濃度補正処理を経て濃度補正部84から供給されるラスタイメージを所定の行列関数に入力することにより、YMCK表色系のラスタイメージを取得し、Y、M、C、Kの各色の画像信号として選択部89へ供給する。
選択部89は、後述するテストパターン発生部90からの画像信号の供給がない間は、第2色空間変換部86より供給される画像信号を各色の画像形成エンジン50に供給する一方、同部90から画像信号が供給されると、その画像信号を画像形成エンジン50へ供給する。画像形成エンジン50は、各々に供給された画像信号に応じたトナー像を用紙搬送路40上の用紙の面に形成する。この形成の手順については上述した。
アライメント調整部87は、冒頭に記したアライメント調整処理を司るモジュールであり、アライメント調整パラメータメモリ88の記憶内容に応じたアライメント調整信号を第2色空間変換部86から選択部89への画像信号の供給に合わせて各画像形成エンジン50へ供給する。アライメント調整パラメータメモリ88は、アライメント調整パラメータを記憶する。アライメント調整パラメータは、画像形成エンジン50の露光部のレーザダイオードの照射タイミングのオフセット量を決定付けるパラメータである。上述したように、レーザダイオードによるレーザ光の照射タイミングは、fθレンズの端部の走査基準位置センサの支援を受けて調整される。よって、走査基準位置センサをビーム光が透過した時から走査開始までのクロックカウント数を短くするオフセット信号を供給すればトナー像の形成位置は主走査ラインの先端側に移動する一方、走査開始までのクロックカウント数を長くするオフセット信号を供給すればトナー像の形成位置は主走査ラインの後端側に移動することになる。このアライメント調整処理は従来技術の範疇に属するため、ここでは、更なる詳細な説明を割愛する。
テストパターン発生部90は、画像形成エンジン50による画像形成の出力枚数が予め設定された数に達するたびに、両メモリ85及び88のパラメータを更新させるべくテストパターンの画像信号を発生して選択部89へ供給する。
図5は、テストパターンを示す図である。図に示すように、テストパターンは、単色用濃度補正パラメータとアライメント調整用パラメータの更新に用いる1次色テストパターンと、混色用濃度補正パラメータの更新に用いる2次3次色テストパターンに分かれている。
1次色テストパターンは、各々が、副走査方向に一定の幅を持つ、Y、M、C、Kの各濃度の単色パッチを副走査方向に並べたものである。そして、各パッチの左右両端の外側には数ミリ程度の余白が設けられ、その余白にはアライメント位置検出用のラダー99が記されている。各パッチは、複数の濃度のものを離散的に配置するとよい。例えば、1つの色の濃度をその最高値から最低値までの百分率スケールにあてはめた値である網点面積率(Cin)で示した場合、30%と60%の網点面積率のパッチを各色毎に配置すること
が望ましい。また、各パッチの副走査方向の幅とパッチの数はトレードオフの関係にあるため、各パッチの副走査方向の幅は、読取機構70におけるS/Nと副走査方向むらのレベルに応じて適宜設計されることが望ましい。
一方、2次3次色テストパターンは、各々が、副走査方向に一定の幅を持つ、Y、M、C、Kの各色の重ね合わせからなる混色パッチを副走査方向に並べたものである。
図4において、センサ制御部91は、読取機構70の駆動内容を決定付ける信号である照射信号とシフト信号を読取機構70へ供給する。また、検出内容解析部92は、読取機構70からテストパターンの読取内容を示す検出濃度信号の供給を受け、その検出濃度信号が示す検出内容を解析した結果を基に両メモリ85及び88のパラメータを書き換える。
このセンサ制御部91と読取内容解析部92の両部は、テストパターン発生部90によって発生されたテストパターンの画像信号が選択部89を経由して画像形成エンジン50へ供給されたときに動作する。
図6は、テストパターン発生部90、センサ制御部91、及び読取内容解析部92により実行される本実施形態に特徴的な処理を示すフローチャートである。
図に示す一連の処理は、画像形成エンジン50による画像形成の出力枚数が予め設定された数に達したことトリガーとして開始される。
図において、テストパターン発生部90は、1次色テストパターンの画像信号を発生し、選択部89を介して各画像形成エンジン50に供給する(S100)。各画像形成エンジン50へ画像信号が供給されると、それらの各画像形成エンジン50は、帯電、露光、現像、転写という一連の画像形成プロセスに従って駆動することにより、用紙搬送路40上を搬送されてくる用紙の面へ1次色テストパターンのトナー像を形成し、その用紙は定着機構60による定着プロセスを経た後に読取機構70に向けて搬送される。そして、トナー像の定着された用紙の先端が読取機構70のトリガー用センサ71まで到達したことを同センサ71が検知すると、そのことを示す検知信号がコントローラ80のセンサ制御部91へ供給される。
検知信号の供給を受けたセンサ制御部91は、1次色テストパターン読取モード用として予め設定された周波数のシフト信号と照射信号とを読取機構70へ供給することにより、用紙上の1次色テストパターンのトナー像を読取機構70に読み取らせる(S110)。
このステップ110について具体的に説明する。まず、センサ制御部91に内蔵されるメモリには、1次色と2次3次色の両テストパターンのトナー像を形成する用紙の上端からパッチまでの余白の副走査方向幅とそれら各パッチ自体の副走査方向幅をそれぞれ示すサイズ情報、及び両テストパターンにて出現するパッチのトナー色の順番を示す色順情報が格納されている。そして、センサ制御部91は、トリガー用センサ71から供給される検知信号と自身のメモリに格納されたサイズ情報とを基に用紙の一番上の単色パッチの上端が読取機構70のセンサアレイ72に到達する時間を測り、その上端がセンサアレイ72に到達した時に、1次色テストパターン読取モード用として予め設定された周波数のシフト信号と照射信号の供給を開始する。
この1次色テストパターン読取モード用のシフト信号と照射信号の周波数の関係について、図7を参照して更に説明する。図7は、1次色テストパターン読取モード用のシフト信号と照射信号の波形の一例を示すタイミングチャートである。
図において、シフト信号が読取機構70のシフトゲート76へ供給されている間はCCDSHがHighとなり、レッドの光の照射を指示する照射信号がLED73に供給されている間はLEDRがHighとなる。同様に、グリーンの光の照射を指示する照射信号がLED73に供給されている間はLEDGがHighとなり、ブルーの光の照射を指示する照射信号がLED73に供給されている間はLEDBがHighとなる。
図のCCDSHが示す1次色テストパターン読取モード用のシフト信号の周波数は、センサアレイ72のアナログシフトレジスタ77へシリアル転送された全電荷が出力バッファ78へ転送される周期で1(秒)を割った周波数と一致する。つまり、アナログシフトレジスタ77へシリアル転送された全電荷が出力バッファ78へ転送し終わるタイミングと合わせて新たなシフト信号がシフトゲート76へ供給される。
一方、図のLEDR、LEDG、LEDBが示す1次色テストパターン読取モード用の照射信号の周波数は、パッチ1つ分の副走査方向幅の読取がなされる周期で1(秒)を割った周波数と一致する。つまり、主走査ラインの読取をパッチ1つ分の副走査方向幅だけ連続して行ったタイミングと合わせて新たな照射信号がLED73へ供給される。更に、この照射信号の指示に従って照射される光の種類は、センサ制御部91のメモリに格納された順番情報が示すトナー色の補色となるように順次切り替えられる。図7を参照してこれを具体的に説明すると、図の例では、まず、LEDRがHighになり、その状態でシフト信号が10回供給されると、LEDRがLowになる代わりにLEDGがHighに遷移している。更に、その状態でシフト信号が10回供給されると、今度はLEDGがLowになる代わりにLEDBがHighに遷移している。これは、Rの補色であるCの単色パッチ、Gの補色であるMの単色パッチ、Bの補色であるYの単色パッチがこの順番で1次色テストパターンに記されており、しかも、それら各々のパッチの副走査方向幅が主走査ライン10個分に相当していることを示している。上述したように、センサ制御部91のメモリには、サイズ情報と色順情報とが格納されているので、制御部91は、それらの情報を基にシフト信号と照射信号の周波数や照射信号により照射を指示する光の種別のローテーションを好適に制御することが可能である。
図6の説明に戻る。ステップ110にてシフト信号と照射信号の供給を受けて駆動した読取機構70からその読取内容を示す検出濃度信号がコントローラ80の前処理部82へ供給されると、前処理部82は、その検出濃度信号が示すラスタイメージに前処理を施してから読取内容解析部92へ供給する(S120)。
読取内容解析部92は、前処理部82から供給されるラスタイメージを解析した結果を基に両メモリ85及び88のアライメント調整パラメータと単色用濃度補正パラメータを書き換える(S130)。
このステップ130について具体的に説明する。
まず、読取内容解析部92は、前処理部82から供給されるラスタイメージからパッチの両側のラダー99に相当する画素の形成位置を特定し、特定した形成位置とラダー99の理想形成位置の偏差を吸収するオフセット量を算出する。そして、算出したオフセット量を示す値を新たなアライメント調整パラメータとしてアライメント調整パラメータメモリ88に格納する。更に、読取内容解析部92は、前処理部82から供給されるラスタイメージが示す主走査ラインの画素アドレス毎の濃度値を各単色パッチの副走査方向の幅に相当する画素の纏まり毎に平均化することにより、パッチの主走査ラインの画素アドレス毎の濃度の代表値を求める。そして、求めた各代表値とそれら各画素アドレスの濃度の理想値の偏差の逆特性となる値を新たな単色用濃度補正パラメータとして濃度補正パラメータメモリ85に格納する。
続いて、テストパターン発生部90は、2次3次色テストパターンの画像信号を発生し、選択部89を介して各画像形成エンジン50に供給する(S140)。
各画像形成エンジン50へ画像信号が供給されると、それらの各画像形成エンジン50は、帯電、露光、現像、転写という一連の画像形成プロセスに従って駆動することにより、用紙搬送路40上を搬送されてくる用紙の面へ2次3次色テストパターンのトナー像を形成し、その用紙は定着機構60による定着プロセスを経た後に読取機構70に向けて搬送される。そして、トナー像の定着された用紙の先端が読取機構70のトリガー用センサ71まで到達したことを同センサ71が検知すると、そのことを示す検知信号がコントローラ80のセンサ制御部91へ供給される。
検知信号の供給を受けたセンサ制御部91は、2次3次色テストパターン読取モード用として予め設定された周波数のシフト信号と照射信号とを読取機構70へ供給することにより、用紙上の2次3次色テストパターンのトナー像を読取機構70に読み取らせる(S150)。
このステップ150について具体的に説明する。1次色と2次3次色の両テストパターンのトナー像を形成する用紙の上端からパッチまでの余白の副走査方向幅とそれら各パッチ自体の副走査方向幅をそれぞれ示すサイズ情報、及び両テストパターンにて出現するパッチのトナー色の順番を示す色順情報がセンサ制御部91のメモリに格納されていることは上述した。そして、センサ制御部91は、トリガー用センサ71から供給される検知信号と自身のメモリに格納されたサイズ情報を基に用紙の一番上の混色パッチの上端が読取機構70のセンサアレイ72に到達する時間を測り、その上端がセンサアレイ72に到達した時に、2次3次色テストパターン読取モード用として予め設定された周波数のシフト信号と照射信号の供給を開始する。
この2次3次色テストパターン読取モード用のシフト信号と照射信号の周波数の関係について、図8を参照して更に説明する。図8は、2次3次色テストパターン読取モード用のシフト信号と照射信号の波形の一例を示すタイミングチャートであり、CCDSH、LEDR、LEDG、LEDBの各波形の意義は図7と同様である。但し、LEDR、LEDG、LEDBに示される信号と図7に示すそれらの信号の周波数の相違を比較する都合上、図7よりも時間軸のスケールを狭めてある。
図8のCCDSHが示す2次3次色テストパターン読取モード用のシフト信号の周波数は、図7のCCDSHが示す1次色テストパターン読取モード用のシフト信号と同様に、センサアレイ72のアナログシフトレジスタ77へシリアル転送された全電荷が出力バッファ78へ転送される周期で1(秒)を割った周波数と一致する。
一方、図8の2次3次色テストパターン読取モード用におけるLEDR、LEDG、LEDBの照射信号の周波数の各々は、シフト信号の3分の1の周波数と一致する。また、この照射信号の指示に従って照射される光の種類は、センサ制御部91のメモリに格納された順番情報に依存することなく、R→G→Bのローテーションで順次切り替えられる。図8を参照してこれを具体的に説明すると、図の例では、シフト信号が1回供給されるたびに、LEDG、LEDG、LEDBがこの順番でLowからHighに遷移しており、いわゆるRGB線順次の読込がなされていることが分かる。
ステップ150にてシフト信号と照射信号の供給を受けて駆動した読取機構70からその読取内容を示す検出濃度信号がコントローラ80の前処理部82へ供給されると、前処理部82は、その濃度検出信号が示すラスタイメージに前処理を施してから読取内容解析部92へ供給する(S160)。
読取内容解析部92は、前処理部82から供給されるラスタイメージを解析した結果を基に混色用濃度補正パラメータを書き換える(S170)。
このステップ170について具体的に説明する。
まず、読取内容解析部92は、前処理部82から供給されるラスタイメージが示す主走査ラインの各画素アドレスの濃度値を、副走査方向に隣接する3つの画素毎に取り纏めてグループ化する。図8を参照して説明したように、2次3次色テストパターン読取モードにおいては読取機構70のセンサアレイ72がRGB線順次の読み取りを行うので、その読取機構70から供給される検出濃度信号のラスタイメージは、主走査ライン1つ分の各画素アドレスの濃度値を示す濃度値信号を、R、G、Bの順番で連続させたものとなっている。よって、副走査方向に隣接する3つの画素の濃度値をグループ化して1つの画素として取り扱うことは、グループ化された画素の各々の濃度値をR、G、Bの3つのメトリクスによって特定し得る一方、その解像度が1/3に低下することを意味する。
続いて、読取内容解析部92は、グループ化した画素のR、G、Bの各濃度値の各々を各混色パッチの副走査方向の幅に相当する画素の纏まり毎に平均化することにより、混色パッチの主走査ラインの画素アドレス毎の濃度のR、G、Bの各メトリクス毎の代表値を求める。そして、求めた各代表値とそれら各画素アドレスのR、G、Bの各濃度の理想値の偏差の逆特性となる値を新たな混色用濃度補正パラメータとして濃度補正パラメータメモリ85に格納する。
以上説明した本実施形態では、コントローラ80のセンサ制御部91が、読取機構70のセンサアレイ72とシフトゲート76の駆動内容を決定付けるシフト信号及び照射信号の周波数を、その読取機構70に読み込ませるテストパターンの種類に応じて切り替えられるようになっている。そして、階調性よりも解像度が重要視される1次色テストパターンの読込を行わせるときは、パッチ1つ分の副走査方向幅が読取がなされる周期で1(秒)を割った周波数の照射信号をシフトゲート76に供給する一方、解像度よりも階調性が重要視される2次3次色テストパターンの読込を行わせるときは、シフト信号の3分の1の周波数の照射信号をシフトゲート76に供給する。このように、異なる周波数の照射信号を1つのセンサアレイ72に供給してその駆動内容を切り替えることにより、アライメント調整用パラメータ、単色用濃度補正パラメータ、及び混色用濃度補正パラメータの更新に最も好適な解像度及び階調整のセンシング結果を得ることができる。
(他の実施形態)
本願発明は、種々の変形実施が可能である。
上記実施形態において、照射信号とシフト信号の供給源であるセンサ制御部91はコントローラ80に内蔵されていたが、このセンサ制御部91を読取機構70の一部として搭載させてもよい。
上記実施形態では、各画像形成エンジン50の前段に設けられた濃度補正部84による信号処理によって濃度補正を実現したが、濃度補正の実現手法はこれに限らない。例えば、画像形成エンジン50に内蔵される露光部の露光時間長を決定付けるパルス信号のパルス幅を濃度補正パラメータに基づいて変調するいわゆるパルス幅変調方式を採用してもよいし、露光部にて照射されるビーム光の輝度を制御するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、アライメント調整部87は、露光部のレーザダイオードの照射タイミングのオフセットを制御することによりトナー像の形成位置のアライメント調整を行っていたが、アライメント調整の手法はこれに限らない。例えば、画像形成エンジン50の前段に設けたモジュールの信号処理によってアライメント調整を行ってもよい。
上記実施形態において、Kのパッチの読取を行わせる際は、読取機構70のLEDにRGBの各色の光を同時に照射させてもよいし、RGBのうちでLに対する感度が最も良好なGの光を照射させてもよい。
画像形成装置のハードウェア概略構成図である。 読取機構を示す図である。 センサアレイを示す図である。 コントローラの内部構成図である。 テストパターンを示す図である。 実施形態の処理を示すフローチャートである。 シフト信号と照射信号の周波数の関係を示す図である。 シフト信号と照射信号の周波数の関係を示す図である。
符号の説明
10…UI、20…通信インターフェース、30…用紙トレイ、40…用紙搬送路、50…画像形成エンジン、60…定着機構、70…読取機構、71…トリガー用センサ、72…センサアレイ、73…LED、74…セルフォックレンズ、75…フォトダイオード列、76…シフトゲート、77…アナログシフトレジスタ、78…出力バッファ、79…出力端子、80…コントローラ、81…ジョブ解釈部、82…前処理部、84…濃度補正部、85…濃度補正パラメータメモリ、87…アライメント調整部、88…アライメント調整パラメータメモリ、89…選択部、90…テストパターン発生部、91…センサ制御部、92…読取内容解析部

Claims (9)

  1. 複数色の重ね合わせからなる混色パッチが並べられた第1のテストパターンの画像信号と複数色の各色の単色パッチが並べられるとともに各単色パッチの外側にラダーが記された第2のテストパターンの画像信号を発生する発生手段と、
    前記発生手段が発生した画像信号に応じて第1のテストパターンと第2のテストパターンの像を形成する画像形成エンジンと、
    波長を異にする光を前記形成された像に向けて順次照射する手段であって、光の切り替えを指示する照射信号が自身に供給されるたびに照射する光の種類を切り替える照射手段と、
    前記形成された像に向けて前記照射手段が照射した光の反射光を光電変換して得た電荷を蓄積し、蓄積内容の転送を指示するシフト信号が自身に供給されるたびにそれまで蓄積した電荷を示す受光量信号を転送する光電変換手段と、
    予め定められた周波数の前記シフト信号を発生して前記光電変換手段へ供給するシフト信号発生手段と、
    第1のテストパターンの画像信号の像に向けて照射した光の反射光を前記光電変換手段に光電変換させる第1の読取モードのとき、前記照射信号を前記シフト信号と同期させて発生して前記照射手段へ供給する一方、第2のテストパターンの画像信号の像に向けて照射した光の反射光を前記光電変換手段に光電変換させる第2の読取モードのとき、照射される光の種類が当該光が照射される領域の色の補色となるような周期で前記照射信号を発生して前記照射手段へ供給する照射信号発生手段と、
    前記第1の読取モードにおいて前記光電変換手段が転送する受光量信号から算出される濃度値を前記光の種類の数ずつ纏めた単位で解析し、該解析結果を基に前記画像形成エンジンに形成させる像の混色の濃度を補正するための混色用濃度補正パラメータを生成するとともに、
    前記第2の読取モードにおいて前記光電変換手段が転送する受光量信号から算出される濃度値を基に、前記画像形成エンジンに形成させる像の単色の濃度を補正するための単色用濃度補正パラメータを生成する濃度補正パラメータ取得手段と、
    前記第2の読取モードにおいて前記光電変換手段が転送する受光量信号から算出される濃度値を基に、前記ラダーの位置を特定することで前記画像形成エンジンに形成させる像のアライメントを調整するためのアライメント調整パラメータを生成するアライメント調整パラメータ取得手段と
    を備えた画像形成装置。
  2. 求項に記載の画像形成装置において、
    前記照射手段は、
    各々が、レッド、グリーン、ブルーの波長に相当する3種類の光を順次照射する
    画像形成装置。
  3. 求項に記載の画像形成装置において、
    前記第1のテストパターンの画像信号は、
    各々が、イエロー、マゼンタ、サイアン、ブラックの各色の重ね合わせからなる混色パッチを副走査方向に並べた画像の画像信号であり、
    前記第2のテストパターンの画像信号は、
    各々が、イエロー、マゼンタ、サイアン、ブラックの各色からなる単色パッチを副走査方向に並べた画像の画像信号である
    画像形成装置。
  4. 求項に記載の画像形成装置において、
    前記シフト信号の周波数は、
    単色パッチ1つ分の像へ照射した光の反射光を光電変換して得た電荷が蓄積し終わるタイミングの到来に合わせて前記照射手段へ新たな照射信号が供給されることとなる周波数である
    画像形成装置。
  5. 求項に記載の画像形成装置において、
    前記照射手段は、LEDである
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 求項に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成エンジンは、
    画像信号に応じた像を所定の画像形成プロセスに従って記録材に形成し、
    前記光電変換手段は、
    前記画像形成プロセスを経て記録材に形成された像に向けて前記照射手段が照射した光の反射光を光電変換する
    画像形成装置。
  7. 求項に記載の画像形成装置において、
    外部装置から画像信号の入力を受け付け、受け付けた画像信号を前記画像形成エンジンへ供給する受付手段と、
    前記受付手段から供給される画像信号に応じて前記画像形成エンジンが記録材に形成する像の濃度を前記濃度補正パラメータ取得手段が取得した濃度補正パラメータに基づいて補正する濃度補正手段と、
    前記受付手段から供給される画像信号に応じて前記画像形成エンジンが記録材に形成する像のアライメントを前記アライメント調整パラメータ取得手段が取得したアライメント調整パラメータに基づいて調整するアライメント調整手段と
    を更に備えた画像形成装置。
  8. 求項に記載の画像形成装置において、
    前記濃度補正手段は、
    前記受付手段から前記画像形成エンジンへ供給する画像信号へ前記濃度補正パラメータに基づいた所定の信号処理を施す手段、
    前記画像形成エンジンに内蔵される露光部の露光時間長を決定付けるパルス信号のパルス幅を前記濃度補正パラメータに基づいて変調する手段、
    前記画像形成エンジンに内蔵される露光部の露光輝度を前記濃度補正パラメータに基づいて制御する手段
    のいずれか1つの手段を有する
    画像形成装置。
  9. 求項又はに記載の画像形成装置において、
    前記アライメント調整手段は、
    前記画像形成エンジンに内蔵される露光部の露光タイミングのオフセットを前記アライメント調整パラメータに基づいて制御する手段
    を有する画像形成装置。
JP2006128187A 2006-05-02 2006-05-02 画像形成装置 Expired - Fee Related JP5040165B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006128187A JP5040165B2 (ja) 2006-05-02 2006-05-02 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006128187A JP5040165B2 (ja) 2006-05-02 2006-05-02 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007298854A JP2007298854A (ja) 2007-11-15
JP5040165B2 true JP5040165B2 (ja) 2012-10-03

Family

ID=38768376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006128187A Expired - Fee Related JP5040165B2 (ja) 2006-05-02 2006-05-02 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5040165B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5262496B2 (ja) 2008-03-18 2013-08-14 株式会社リコー トナー濃度検出方法および反射型光学センサ装置および画像形成装置
JP2013156274A (ja) * 2008-03-18 2013-08-15 Ricoh Co Ltd トナー濃度検出方法および反射型光学センサおよび反射型光学センサ装置および画像形成装置
JP5750850B2 (ja) * 2010-09-21 2015-07-22 富士ゼロックス株式会社 画像読み取り装置および画像形成装置
JP5808188B2 (ja) * 2011-08-01 2015-11-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6222935B2 (ja) * 2013-02-14 2017-11-01 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06113137A (ja) * 1992-09-25 1994-04-22 Toshiba Corp 画像形成装置
JP2006025359A (ja) * 2004-07-09 2006-01-26 Canon Inc 画像形成装置および画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007298854A (ja) 2007-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9838568B2 (en) Image reading apparatus and image forming system
KR100585907B1 (ko) 컬러 화상 형성 장치 및 그 제어 방법
JP4649233B2 (ja) 画像形成装置
US8358946B2 (en) Image forming apparatus
JP5675064B2 (ja) 画像形成装置
JP6624842B2 (ja) 画像形成装置
US9746795B2 (en) Optical writing control device, image forming apparatus, and optical writing control method for controlling light emission of a light source
JP5040165B2 (ja) 画像形成装置
US8760724B2 (en) Gradation correction for an image forming apparatus
US20100296822A1 (en) Image forming apparatus
US10795299B2 (en) Image forming apparatus generating image forming condition based on detected images
JP5320885B2 (ja) 画像形成装置
US11402784B2 (en) Image forming apparatus and image formation method
US7701623B2 (en) Image reading device, image reading method and copier
US20110182599A1 (en) Image forming apparatus, alignment correcting method, and alignment correcting program
JP2007062207A (ja) パッチ画像の生成方法、画像形成装置、その制御方法
JP2007127790A (ja) 画像形成装置
JP2013085132A (ja) 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2002172817A (ja) 画像形成装置
JP6551792B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法及び画像形成装置
CN110007573A (zh) 图像形成装置及位置校正方法
JP2014026181A (ja) 画像形成装置、キャリブレーション方法及びキャリブレーションプログラム
JP2008182375A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP6032849B2 (ja) 画像形成装置及びプログラム
JP2021141429A (ja) 画像処理装置、画像読取制御方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120625

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees