JP5039809B2 - キャリア及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本願発明は、遊星歯車機構のキャリア及びその製造方法に関する。
遊星歯車機構は、サンギヤと、サンギヤに噛み合う複数のピニオンギヤと、複数のピニオンギヤを支持するキャリアと、複数のピニオンギヤに噛み合うリングギヤとで構成される。複数のピニオンギヤを両側から支持するためには、キャリアが平行な2面を有している必要がある。
特許文献1ではキャリアの製造方法として、カップ状のキャリアプレートに環状のキャリアプレートを電子ビーム溶接によって接合することによって上記平行な2面を形成する方法を開示している。
特開昭58−61982号公報
しかしながら、上記方法では、2つのキャリアプレートをそれぞれ機械加工し、その後、電子ビーム溶接によって接合する必要があるので、部品点数及び加工工程数が多いという問題があった。
また、ピニオンギヤを露出させるための開口をカップ状のキャリアプレートの側面に加工する必要があるので、材料の歩留まりが悪いという問題があった。
本発明は、このような技術的課題に鑑みてなされたもので、キャリアを製造する時の、部品点数・加工工程数を減らし、かつ、材料の歩留まりを向上することを目的とする。
本発明のある態様によれば、遊星歯車機構のピニオンギヤを支持するキャリアの製造方法であって、フランジの周囲に側壁予定部位と座面予定部位とが交互に配置される素材を用意する工程と、前記座面予定部位を押し広げることによって、前記ピニオンギヤの座面を成形するとともに前記ピニオンギヤを露出させるための開口を形成する曲げ工程と、前記側壁予定部位を絞ることによって、前記側壁予定部位を前記フランジに接続する側壁に成形するとともに前記座面を前記フランジの下方に移動させる絞り工程と、を含むことを特徴とするキャリアの製造方法が提供される。
本発明の別の態様によれば、遊星歯車機構のピニオンギヤを支持するキャリアであって、一つの部材から一体成形されるフランジ及び側面と、前記側面の一部を前記キャリア内に没入させ前記フランジの下面と対向させることで形成される前記フランジに平行な座面と、を備え、前記没入させた部位の当初位置に前記ピニオンギヤを露出させるための開口が形成されることを特徴とするキャリアが提供される。
これらの態様によれば、キャリアが一つの部材から一体的に成形されるので、部品点数・加工工程数を減らすことができる。複数の部材を接合する必要がないので、接合不良による強度低下を招くことがない。また、座面の当初位置に形成される開口がピニオンギヤを露出させるための開口となるので、開口を打ち抜き加工する場合に比べて材料の歩留まりが向上する。
本発明の実施形態に係る製造方法によって製造されたキャリアの斜視図である。 キャリアの製造方法の手順を示したフローチャートである。 キャリアの素材の平面図である。 曲げ工程を説明するための斜視図である。 曲げ工程を説明するための図であり、左側は加工前、右側は加工後の状態を示す。 絞り工程を説明するための斜視図である。 絞り工程を説明するための図であり、左側は加工前、右側は加工後の状態を示す。 絞り工程に使用する上型の斜視図である。 絞り工程に使用する下型の斜視図である。 カム型成形工程を説明するための斜視図である。 カム型成形工程を説明するための図であり、左側は加工前、右側は加工後の状態を示す。 第1コイニング成形工程を説明するための斜視図である。 第1コイニング成形工程を説明するための図であり、左側は加工前、右側は加工後の状態を示す。 第2コイニング成形工程を説明するための斜視図である。 第2コイニング成形工程を説明するための図であり、左側は加工前、右側は加工後の状態を示す。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る製造方法により製造されたキャリア10を示している。キャリア10は、遊星歯車機構の構成部品の一つであり、同じく遊星歯車機構の構成部品の一つであるピニオンギヤを回転自在に支持する。
キャリア10は、内部にスプライン溝1sを有するボス1と、ボス1の下端から径方向に延びるフランジ2と、フランジ2に接続する側壁3と、キャリア10の側面からキャリア10内に向けて延びフランジ2と平行な座面4とを有する。
フランジ2とキャリア10の側面とは一つの部材から一体成形される。座面4は、フランジ2の上面と当初同じ側にあった面であり、キャリア10の側面の一部をキャリア10内に没入させフランジ2の下面と対向させることで形成される。また、没入させた部位の当初位置にピニオンギヤを露出させるための開口6が形成される。また、座面4の両側は三角形の隅肉部5によって側壁3に連結される。
ピニオンギヤは、キャリア10の側面に開口する開口6からキャリア10内に挿入され、フランジ2と座面4との間に支持される。フランジ2及び座面4にはそれぞれピニオンギヤの回転軸を挿通するための軸孔8が形成される。
図2は、キャリア10の製造方法の各工程を示している。以下、各工程について説明する。
P1のボス・スリット形成工程は、プレス加工によって、金属の板状部材から素材Wを打ち抜く工程である。素材Wは、図3に示すように、ボス1と、フランジ2と、側壁予定部位3pと、座面予定部位4pと、U字型スリット9とを有する。
側壁予定部位3p及び座面予定部位4pはフランジ2の周囲に交互に配置される。側壁予定部位3pは、後の絞り工程によりフランジ2の外縁から下方に延びる側壁3となる部位である。座面予定部位4pは、後の曲げ工程により座面4となり、さらに、後の絞り工程によってフランジ2の下方に移動する部位である。
U字型スリット9は、フランジ2と座面予定部位4pとの境界に弧状に延び、両端がフランジ2側に入り込んだU字型の開口である。U字型スリット9が形成されることによって、座面予定部位4pのフランジ2側は自由端となる。U字型スリット9の両側に形成される切込み9cの深さは、後の絞り工程によって形成される側壁3の厚さに等しい。
P2の曲げ工程は、座面予定部位4pにパンチ21を押し当てて座面予定部位4pを押し広げることによって、ピニオンギヤを支持する座面4と、ピニオンギヤを露出させるための開口6とを成形する工程である(図4A、図4B)。
図4A、図4Bは曲げ工程が行われる様子を示している。理解を容易にするためにボス1を省略し、パンチ21及び素材Wを一部省略した状態で示している。
パンチ21は、素材Wに対して第1の角度α1をなすテーパ面21tを座面予定部位4pに対応する位置に有する。素材Wをダイ22に載置し、パンチ21を座面予定部位4pに押し当てると、座面予定部位4pが押し広げられ、すなわち、座面予定部位4pがその外縁を中心として下側かつ外側に旋回し、フランジ2及び側壁予定部位3pに対して第1の角度α1だけ傾斜した座面4が成形される。第1の角度α1は例えば45度である。
ダイ22の座面予定部位4pに対応する位置には、座面予定部位4pに対して第1の角度α1をなすテーパ面22tを内部に有するスロット22sが形成されている。これにより、座面予定部位4pにパンチ21を押し当てると、座面予定部位4pの下面がテーパ面22tによって支持され、フランジ2及び側壁予定部位3pに対する座面4の傾斜角が精度良く第1の角度α1に調整される。
また、座面予定部位4pが押し広げられると、側壁予定部位3pと座面予定部位4pとの間が変形し、両部位の間に側壁3と座面4とを連結する三角形の隅肉部5(図1参照)が成形される。同時に、座面予定部位4pの当初位置に矩形の開口が形成され、この開口がピニオンギヤをキャリア10から露出させるための開口6となる。
P3の絞り工程は、側壁予定部位3pに上型31を押し当てて側壁予定部位3pを絞り、側壁3を成形するとともに、座面4をフランジ2の下方に移動させる工程である(図5A〜図5D)。
図5A、図5Bは絞り工程が行われる様子を示している。理解を容易にするためにボス1を省略し、上型31及び素材Wを一部省略した状態で示している。
上型31は、図5Cに示すように筒形をしており、内部に、上に行くほど径が小さくなる成形用斜面31sと、座面4を逃がすための溝31gと有する。
下型32は、図5Dに示すように、型の中心から放射状に延びる棒状のサポート部32sと、上型31の溝31gに対応する位置に設けられるスロープ形状のガイド32gとを有する。
曲げ工程後の素材Wを下型32に載置し、上型31を下降させると、側壁予定部位3pが縮径されつつ下方に移動し、フランジ2の外縁から下方に延びる側壁3が成形される。このとき、下型32のサポート部32sが開口6に入り込んで開口6の縁部を内側から支持し、開口6が歪むのを抑制する。また、座面4が側壁予定部位3pとともに下方に移動し、フランジ2の下方に移動する。また、下型32のガイド32gが座面4の外縁に接触し、座面4がさらに傾斜する。
ガイド32gは、フランジ2に対して第1の角度α1よりも緩やかな第2の角度α2で傾斜するテーパ面32tとフランジ2に平行な平坦面32fとを有する。第2の角度α2は例えば30度である。座面4の外縁がガイド32gのテーパ面32t、平坦面32fの順に接触することにより、側壁予定部位3pに対する座面4の傾斜が増大し、最終的には座面4がフランジ2に対して平行、側壁3に対して直角になる。
なお、この例では、ガイド32gがテーパ面32tと平坦面32fとを有するが、テーパ面32tに代えて、第1の角度α1以下の角度から段階的に、又は、連続的に傾斜が減少する面を有していてもよい。
U字型スリット9の両側がフランジ2側に入り込んでいるので、側壁予定部位3pはフランジ2の外縁よりも内側の位置を起点として変形する。また、切込み9cの深さが側壁3の厚さに等しい。これにより、成形される側壁3は切込み9cの深さだけ、すなわち、側壁3の厚さだけフランジ2の外縁よりも内側に入り込み、フランジ2及び側壁3の外縁の径方向位置が揃えられる。
P4のカム型成形工程は、座面4の外縁にフランジ2の外縁と曲率が等しいカム面41cを有するスライドカム41を絞り工程後の素材Wの側面に押し当て、フランジ2及び座面4の外縁の径方向位置を揃える工程である(図6A、図6B)。
図6A、図6Bはカム型成型工程が行われる様子を示している。理解を容易にするためにボス1を省略し、スライドカム41及び素材Wを一部省略した状態で示している。
絞り工程後の素材Wを治具42に載置し、スライドカム41を座面4の外縁に押し当てると、座面4の外縁が内側に押し込められ、これによってフランジ2及び座面4の径方向位置が揃えられる。この間、スライドカム41のサポート部41sが開口6に挿入されて開口6の内縁を支持し、開口6が歪むのを抑制する。
P5の第1コイニング成形工程は、カム型成形後の素材Wの下端縁部に第1仕上げパンチ51を押し付けることによって、素材Wの下端外縁を平坦にする工程である(図7A、図7B)。
図7A、図7Bは第1コイニング成形工程が行われる様子を示している。理解を容易にするためにボス1を省略し、スライドカム41、治具42、押さえ部材52、及び、素材Wを一部省略した状態で示している。
第1コイニング成形工程では、カム型成形工程で用いたスライドカム41及び治具42をカム型成形後の素材Wに接触させたまま、素材Wの上面を押さえ部材52に接触させ、この状態で、カム型成形工程後の素材Wの下端外縁に筒形の第1仕上げパンチ51の端面を押し付ける。第1仕上げパンチ51の端面が押し付けられると、側壁3の下端の肉が座面4の外縁へと移動し、素材Wの下端外縁が全周にわたって平坦になる。成形中、スライドカム41のサポート部41sが開口6に挿入されているので、開口6の歪みは抑制される。
P6の第2コイニング成形工程は、座面4に第2仕上げパンチ61を押し付けることによって、座面4の平坦度とフランジ2に対する座面4の平行度とを向上させる工程である(図8A、図8B)。
図8A、図8Bは第2コイニング成形工程が行われる様子を示している。理解を容易にするためにボス1を省略し、スライドカム41、押さえ部材52、第2仕上げパンチ61、及び、素材Wを一部省略した状態で示している。
第2コイニング成形工程では、スライドカム41及び押さえ部材52を第1コイニング成形後の素材Wに接触させたまま、素材Wの下端全体に第2仕上げパンチ61を押し当て、それまでの工程で生じた座面4の歪みを除去する。また、フランジ2に対して座面4が平行になるように座面4全体の傾斜が修正される。これにり、座面4の平坦度及び平行度が向上する。成形中、スライドカム41のサポート部41sが開口6に挿入されているので、開口6の歪みは抑制される。
P7の軸孔・スプライン加工工程では、フランジ2と座面4にピニオンギヤを支持する軸孔8を加工する。また、ボス1の内面にスプライン溝1sを加工する。
以上のP1〜P7の工程を経て、キャリア10が製造される。
続いて上記製造方法によってキャリア10を製造することによる利点について説明する。
上記製造方法によれば、キャリア10が一つの部材(金属板から打ち抜かれた素材W)から一体的に成形されるので、従来の製造方法に比べ、部品点数・加工工程数を少なくすることができる。複数の部材を溶接するための装置、例えば、電子ビーム溶接機を必要としないので、キャリア10の製造コストを下げることができる。また、複数の部材を接合する必要がないので、接合不良による強度低下を招くことがない。(請求項1、5に対応する効果)。
また、座面4の当初位置に形成される開口がピニオンギヤを露出させるための開口6となるので、開口6を打ち抜き加工する場合に比べて材料の歩留まりが向上する(請求項1、5に対応する効果)。
また、曲げ工程では、側壁予定部位3pと座面予定部位4pとが接続したまま座面予定部位4pを押し広げるようにしたので、両部位の間の部位が変形することで側壁3と座面4とを連結する隅肉部5が成形され、キャリア10の剛性を高めることができる(請求項2、6に対応する効果)。
また、両端がフランジ2側に入り込んだU字型スリット9をフランジ2と座面予定部位4pとの境界に形成したので、絞り工程により成形されるフランジ2及び側壁3の外縁の周方向位置を揃えることができる(請求項3に対応する効果)。
また、座面4の外縁にガイド32gを接触させて座面4をフランジ2に対して水平にするようにした。曲げ工程のみで座面4を大きく傾斜させようとすると割れ、歪みといった問題が生じうるが、ガイド32gも用いて座面4を段階的に加工することにより、これらの問題を回避することができる(請求項4に対応する効果)。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一つを示したものに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
例えば、上記実施形態では、U字型スリット9を予め形成したうえで座面予定部位4pを押し下げているが、パンチ21の先端形状を変更し、U字型スリット9の形成と座面予定部位4pの押し下げとを同時に行ってもよい。
また、フランジ2及び側壁3の外縁の周方向位置を揃えるためにフランジ2と座面予定部位4pとの境界のスリットをU字型にしているが、これらを揃える必要がなければスリットを単なる弧状、又は、直線状としてもよい。
2 フランジ
3 側壁
3p 側壁予定部位
4 座面
4p 座面予定部位
6 開口
9 U字型スリット
10 キャリア
32g ガイド

Claims (6)

  1. 遊星歯車機構のピニオンギヤを支持するキャリアの製造方法であって、
    フランジの周囲に側壁予定部位と座面予定部位とが交互に配置される素材を用意する工程と、
    前記座面予定部位を押し広げることによって、前記ピニオンギヤの座面を成形するとともに前記ピニオンギヤを露出させるための開口を形成する曲げ工程と、
    前記側壁予定部位を絞ることによって、前記側壁予定部位を前記フランジに接続する側壁に成形するとともに前記座面を前記フランジの下方に移動させる絞り工程と、
    を含むことを特徴とするキャリアの製造方法。
  2. 請求項1に記載のキャリアの製造方法であって、
    前記曲げ工程は、前記側壁予定部位と前記座面予定部位とが接続したまま前記座面予定部位を押し広げることによって、前記座面の両側と前記側壁とを連結する隅肉部を成形する、
    ことを特徴とするキャリアの製造方法。
  3. 請求項1または2に記載のキャリアの製造方法であって、
    前記絞り工程よりも前に、前記フランジと前記座面予定部位との境界に両端が前記フランジ側に入り込んだU字型スリットを形成するスリット形成工程をさらに含むことを特徴とするキャリアの製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか一つに記載のキャリアの製造方法であって、
    前記絞り工程において、前記座面の外縁にガイドを接触させて前記座面を前記フランジに対して水平にする、
    ことを特徴とするキャリアの製造方法。
  5. 遊星歯車機構のピニオンギヤを支持するキャリアであって、
    一つの部材から一体成形されるフランジ及び側面と、
    前記側面の一部を前記キャリア内に没入させ前記フランジの下面と対向させることで形成される前記フランジに平行な座面と、
    を備え、
    前記没入させた部位の当初位置に前記ピニオンギヤを露出させるための開口が形成されることを特徴とするキャリア。
  6. 請求項5に記載のキャリアであって、
    前記座面と前記側面のうち前記キャリア内に没入していない部位とを連結する隅肉部を備えたことを特徴とするキャリア。
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