JP5038302B2 - 格納筐体のハウジング内で核燃料を収納する組立体の位置を監視する装置 - Google Patents

格納筐体のハウジング内で核燃料を収納する組立体の位置を監視する装置 Download PDF

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Description

本発明は、格納筐体のハウジング内で核燃料を収納した組立体の位置を監視するための装置に関する。
本発明は、各ハウジング内の核燃料集合体又は燃料棒容器の位置の監視に適用される。前記燃料棒容器は、核燃料棒が燃料集合体を製造することを意図してパッケージ化されている金属容器に略対応する。
本発明は、格納筐体のハウジング内に核燃料を格納する集合体のロックシステムであって、ハウジング内での核燃料集合体の軸方向のロック及び横方向のロックを確実にし、前記監視装置を備えているロックシステムに関する。
例えば“MOX”のような新しい核燃料を輸送する際に、利用される容器はうつ伏せた状態(prone position)、すなわち水平に配置されているので、格納筐体のハウジングの内側に配置された核燃料集合体は重力によって各ハウジングの側壁上に載置されている。
より詳しくは、前記核燃料集合体が平行六面体状の核燃料集合体である場合には、それら、ひいては各核燃料集合体の2つの隣り合う側面は、前記ハウジングの側壁の2つの表面上に載置されている。このような配置は、輸送の際に燃料の一体性を維持するために利用される。
従来技術では、各ハウジングの上端に取り付けられたロックシステムを実現することによって核燃料集合体のロックを補強することが提案されていた。このようにして、このロックシステムによって関連するハウジングの側壁に対して核燃料集合体の2つの側面を均一に押圧し、ハウジング内の前記核燃料集合体を軸方向で締め付けることが可能となる。
このようなロックシステムは、特許文献1に開示されている。このようなタイプの締付システムが核燃料集合体と協働することによって、核燃料集合体は締付作業の際にハウジングの上部に向かって軸方向に変位することを開示していることに留意すべきである。このことは、輸送の際にハウジングの底部と接触しないが、ロックシステムと面接触することを示している。ハウジングの底部と核燃料集合体の下端部との間隙によって、ハウジングと核燃料集合体とが異なる膨張特性を有していても安全を確保することができる。
従って、このロックシステムによって、関連するハウジング内での核燃料集合体のロックを補強することが可能となり、結果として核燃料集合体が輸送中に損傷する可能性を低減することができる。しかしながら、ブロックシステム(blocking system)がハウジングの開端部に位置決めされると、ハウジング内部を目視又は手で確認することが非常に制限されることに留意すべきである。
このようにして、操作者がハウジング内における核燃料集合体の実際の位置を即座に見極めることは依然として困難なままである。このような欠点は、核環境(nuclear environment)における操作者の被爆時間を一層制限するので、最小限度に抑える必要がある。
ハウジングの上方に固定式ロックシステムを設けることができない場合であっても、操作者が容易且つ迅速に核燃料集合体の位置を監視可能な様々な状況が開示されている。
第一に、このことは、ハウジング内に核燃料集合体を装填し、ロックシステムを締め付けるための操作が完了した場合を含んでいる。実際に、作業者は、核燃料集合体がハウジング内で正しい位置、すなわち容器の輸送を可能とする位置を確実に占有することができる。上記のように、ハウジングの側壁と接触するように構成された核燃料集合体の2つの隣り合う側面それぞれの許容範囲内の位置、及びロックシステムと面接触するように構成された上端部の位置を監視可能なことが必要とされる。
作業者がハウジング内における核燃料集合体の実際の位置を迅速且つ容易に知らされるという利益を受ける他の状況は、ロックシステムの解除後の時間に関する。実際に容器を輸送した後且つロックシステムを解除する前に、操作者は、核燃料集合体が自身のハウジングからの取出可能位置、すなわち“アンロック(unlocked)”位置と呼称される位置を占有し、移動させることを確実に実施可能である。ロックシステムは、核燃料集合体を損傷させることなく、ハウジングから該核燃料集合体を取り出すことができるようにアンロックされる一方で、核燃料集合体は、ハウジングの底部又は該底部の極めて近傍に載置されるように復帰するからである。
上述のように幾つかの実施例では、ロックシステムが解除されると、ハウジングの底部の前記核燃料集合体が取出可能となるように、核燃料集合体がハウジングの底部に向かって軸方向に移動する。
仏国特許出願公開第2833401号明細書
従って、本発明の目的は、格納筐体のハウジング内における核燃料を格納する集合体の位置を監視するための装置、及びこのような監視装置を備えた組立体から成るロックシステムを提案し、従来技術の実施例に関連して上述した欠点を少なくとも部分的に克服することにある。
この目的を達成するために、本発明は、少なくとも1つの可動式ストッパ装置と、核燃料集合体が第1の位置を占有していることを表示する第1の位置に可動式ストッパ装置によって停止した状態で保持されるように適合した位置表示部とを備えた、格納筐体のハウジング内に核燃料を格納する集合体の位置を監視するための装置に関するものである。前記可動式ストッパ装置は、ハウジング内における第2の位置に配置された核燃料集合体と接触することによって、第1の位置から核燃料集合体が第2の位置を占有していることを表示する第2の位置に自動的に移動するように構成された位置表示部を解放可能な所定位置に載置可能なように配置されている。
簡便且つ巧妙な構成から成る前記監視装置は、目視又は手でハウジング内側を確認する必要もなく、ハウジング内における核燃料集合体の位置を操作者に迅速且つ明解に知らせることができる。実際には、位置表示部は、例えば格納筐体のような当該ハウジングの外側、好ましくは前記ハウジングの上部に取り付けられたロックシステム上に容易に取付可能とされる。この場合には、この位置表示部は、情報、例えばデジタルタイプの情報を操作者のために明確に表示するように構成されている。
各格納筐体のハウジングに前記装置を設けることによって、核燃料集合体の装填及び取出の際の核環境(nuclear environment)における操作者の被爆時間が低減可能となることは優位である。
前記監視装置は、核燃料集合体の前記第1の位置が輸送禁止位置に対応するように構成され、核燃料集合体の第2の位置が輸送可能位置に対応し、且つ位置表示部の第2の位置が輸送可能位置を表示する位置に対応するように構成されていることが望ましい。
従って、このような場合には、監視装置が、核燃料集合体をハウジング内に装填しロックシステムを締め付けた後に、核燃料集合体はハウジング内における許容範囲内の位置、すなわちその後に容器を確実に運搬することを考慮して許容範囲内とされる位置を占有しているか否かを操作者に表示可能であることに留意する必要がある。以下の詳述するように、前記ロックシステムが設けられている場合には、核燃料集合体が、ハウジングとロックシステムとのすべての必要な接触がなされた際に輸送可能位置に配置されることに留意すべきである。
位置表示部は、少なくとも1つの可動式ストッパ装置によって、輸送可能位置を表示する位置に停止状態で保持されるように適合されていることは言うまでもない。前記可動式ストッパ装置は、核燃料集合体のハウジングからの取出可能位置に配置された核燃料集合体と接触することによって、核燃料集合体の輸送可能位置を表示する位置から核燃料集合体の取出可能位置を表示する位置に自動的に移動するように構成された位置表示部を解放可能な位置に載置可能となるように配置されている。
このようにして、監視装置が第3の位置を表示可能な構成では、操作者は、核燃料集合体の取出前且つロックシステムの解除後に、核燃料集合体がロックシステムの安全な取り出しを可能とする所定位置を占有しているか否かを知らされる。この取り出しは、核燃料集合体の取り出し前に実施される必要がある。本明細書でいかに詳述するように、ロックシステムの解除後に核燃料集合体がハウジングの底部に戻るか、又はその近傍に復帰した場合に、核燃料集合体を取り出し可能な位置に配置されることとなる。
さらに、位置表示部が単一の可動式ストッパ装置、好ましくは輸送禁止位置を表示する位置に前記位置表示部を維持するために既に利用されている任意のストッパ装置によって、輸送可能位置を表示する位置に停止した状態で保持されることも言うまでもない。
代替的には、監視装置は、核燃料集合体の第1の位置が核燃料集合体の取出禁止位置に対応し、且つ位置表示部の第1の位置が核燃料集合体の取出禁止位置を表示する位置に対応するように構成され、核燃料集合体の第2の位置が核燃料集合体のハウジングからの取出可能位置に対応し、且つ位置表示部の第2の位置が核燃料集合体の取出可能位置を表示する位置に対応するように構成されている。
従って、監視装置が容器の輸送前に核燃料集合体の位置を知らせるように構成されておらず、単にロックシステムの解除後にハウジングの底部における核燃料集合体の取出を監視するように構成されているにすぎない場合には、監視装置は、例えば軸方向のスラスタのような単一の可動式ストッパ装置を利用することによって核燃料集合体の軸方向における位置のみを監視可能であることに留意すべきである。核燃料集合体が取出禁止位置から取出可能位置に移動することは、上述のような輸送可能位置から取出可能位置に移動することと同一又は類似していることに留意すべきである。双方の場合において、核燃料集合体は、ハウジングの底部から所定距離で離間している状態から前記底部と接触しているか又はその近傍に位置している状態に変化する。
好ましくは、監視装置は、それぞれが位置表示部を第1の位置に停止した状態で保持するように適合された複数の可動式ストッパ装置を備えている。さらに上述のように、少なくとも1つの可動式ストッパ装置は、上記位置のうち少なくとも1つの他の位置に位置表示部を保持するように適合されることは言うまでもない。
この場合には、監視装置は、第1の方向において並進運動するように配置され、好ましくは位置表示部に形成された溝部と協働するスロートを備えたスラスタの形態をした第1の可動式ストッパ装置を備えている。
本発明の第1の好ましい実施例において、監視装置は、第2の方向及び第3の方向のそれぞれを中心として回動するように配置されている第2の可動式ストッパ装置及び第3の可動式ストッパ装置も備えている。ここで、第1の方向、第2の方向、及び第3の方向は互いに直交している。
このようにして、提案する3つの可動式ストッパ装置は、核燃料集合体の直交する表面の位置を、該表面と接触することによって監視可能とし、矩形状や平行六面体状の核燃料集合体、例えば核燃料棒集合体や核燃料棒の筐体の位置を監視することを目的とする。本発明は、監視される核燃料集合体の表面の数及び配置に応じて選定される異なる形状、数量、及び構成を有する可動式ストッパ装置を装着することによって核燃料集合体の位置を監視するために適用される。
第1の可動式ストッパ装置、第2の可動式ストッパ装置、及び第3の可動式ストッパ装置は、好ましくは関連する可動式ストッパ装置が位置表示部のためのストッパを形成する位置に可動式ストッパ装置を復帰させるように構成された弾性復帰手段を備えていることが望ましい。
本発明の第2の好ましい実施例において、監視装置は、第2の可動式ストッパ装置及び第3の可動式ストッパ装置を備えていないが、第1の方向において並進運動するように配置され、且つ第1の方向に対して平行な軸線を有するテーパ形状の一の接触端部を有している第4の可動式ストッパ装置を備えている。
このようにして、テーパ形状の前記接触端部は、互いに直交し且つ第1の方向に対して平行な核燃料集合体の2つの表面の位置を監視可能とされる。第1の可動式ストッパ装置は、2つの他の表面と直交する前記核燃料集合体の第3の表面の位置を監視可能とされる。従って、第4の可動式ストッパ装置が弾性復帰手段を備えている第2の好ましい実施例は、矩形状や平行六面体状の核燃料集合体の位置を監視するように適合されているが、他の形状の核燃料集合体に適用することもできる。
さらに、位置表示部は、第1の位置から第2の位置に自動的に移動可能とする弾性復帰手段を備えたフラップの形態とされる場合がある。
最後に、本発明は、格納筐体のハウジング内の核燃料を格納する集合体についてのロックシステムであって、ハウジング内の核燃料集合体を軸方向及び横方向で支持し、上述の本発明における監視装置を備えているロックシステムに関するものである。上述のように、横方向の支持は、好ましくは互いに直交する少なくとも2つの表面を関連するハウジングに対して押圧することによって実施されることが望ましい。
本発明の他の利点及び特徴は、非限定的な発明の詳細な説明によって明らかにされる。
本発明は、添付の図面を参照して説明される。
図1は、核燃料集合体4が配置された、格納筐体2のハウジング1を表わす。1つ以上のハウジング1が容器(図示しない)内に配置されるように構成された格納筐体2内に設けられていても、本発明の技術的範囲から逸脱しないことに留意すべきである。
各ハウジング1は、単一の核燃料集合体4を受容するように構成されている。このために、ハウジング1の内径は、図1に明確に表わすように核燃料集合体4の外径よりも僅かに大きくなっている。さらに、燃料集合体4及びハウジング1は、相補的な多角形状断面、一般には図2に概略的に表わすように四角形状断面を有している。
ハウジング1は、自身の開口された上部に、本発明におけるロックシステム6を備えている。図1は、前記ロックシステムがハウジング1内に既に挿入されている核燃料集合体4をロックしている締付状態を概略的に表わすにすぎない。
ロックシステム6を利用して締め付けることによって、表面接触、好ましくは前記核燃料集合体の上端部11と前記ブロックシステムとの平面接触、より好ましくは上端部11の水平な上面9と前記ロックシステムとの平面接触が生じるので、ハウジング1の軸方向8に沿って核燃料集合体4をロックすることが可能となる。本発明の属する技術分野における当業者にとって既知の方法では、図1に表わすように締め付けることによって、核燃料集合体の下端部10がハウジング1の底部12から分離し、これにより構成要素はそれぞれ相違する膨張特性を有することができる。
さらに、核燃料集合体4が四角形状断面を有している一般的な場合には、図2に概略的に表わすように核燃料集合体4の上端部11で締付作業が実施されることによって、核燃料集合体4の2つの隣り合う側面14a,14bがハウジング1の側壁の2つの隣り合う側面16a,16bのそれぞれに対して押圧される。さらに、容器が特定位置に位置する、言わばうつ伏せ状態や水平状態であることによって、核燃料集合体4の輸送の際に、側方ロックと呼称されるこのようなロックを同時に実現可能とされることに留意すべきである。図2に表わす当該位置では、ハウジング1の軸方向8は床に対して平行とされる。2つの直交する側面16a,16bが交差して形成される縁部18はハウジング1の最下部に相当するので、両側面16a,16bは共同して上方に開いたV字状を形成する。結果として、核燃料集合体4の両側面14a,14bは、重力が作用する状態においては、輸送中に各側面16a,16bを押圧するようになっている。上述のように、2つの側面を平面接触させることの目的は、輸送中の燃料の一体性を保持することである。それにもかかわらず、核燃料集合体4の装填及び取出の際に、容器は、各ハウジング1の長手軸19が軸方向8に対して平行、すなわち略垂直とされるように向いていることに留意すべきである。
ロックシステム6の構成、より具体的には上述の3つのロックを実行可能とするという意味における構成は、当業者にとって既知の構成であるので、本明細書ではさらに詳述しない。輸送中における核燃料集合体の移動を可能な限り制限するように構成されているロックシステム6は、特許文献1に開示される任意の形態であっても良い。当該特許文献は参照によって本明細書に組み込まれている。このような様々な形態では、ロックシステムが、核燃料集合体の上端部とハウジングの開端部とを堅固に接続するように構成されている。
説明したように、ロックシステム6の特徴は、前記ハウジング内に核燃料集合体の位置監視装置を備えていることである。
図3は、本発明の第1の好ましい実施例における、ロックシステム6に取り付けられた監視装置20を表わしている。監視装置20は、略四角形状断面を有するロックシステム6の角部(監視装置20が配置されている角部の端部)に配置されることが望ましい(なお、当該監視装置は、明確にするために省略されている)。この場合においては、ハウジング1の開端部を実質的に密閉し、且つ封止フランジとして機能するロックシステム6のメインプレート22は、監視装置20のための組立支持部(assembly support)として機能する。
図3は、ハウジング1内の核燃料集合体4が輸送禁止位置に配置されるように構成された監視装置20を表わす。核燃料集合体4がハウジング1内に装填されたところであるが、ロックシステム6がまだ締め付けられていない場合、又は前記ロックシステムが締め付けられているが、核燃料集合体4が何らかの異常事態に起因して必要とされる位置と相違する最終位置に位置している場合に、このような状態は特に生じやすい。さらに、このような状態はハウジング1内に核燃料集合体4を装填する前に生じる場合もある。
図3は、前記核燃料集合体の装填後且つロックシステム6の締付前の所定位置において、ハウジング1の底部に載置されている核燃料集合体4の部分図を表わす。
本明細書で以下に説明するように、当該場合には、監視装置20は、前記核燃料集合体の軸方向の位置と、2つの側面14a,14bの直交性に起因して直交している2つの独立した方向における横方向の位置とを監視するように構成され、これによりハウジング1の壁部との接触を監視可能とされることが望ましい。
このために、前記監視装置は、核燃料集合体4がハウジング内の輸送禁止位置に位置決めされた場合に、それぞれがストッパを介して輸送禁止位置を表示する位置に位置表示部30を保持する2つの可動式ストッパ装置24,26,28を備えている。
位置表示部30は、この場合にはメインプレート22とされる位置表示部の支持部に形成されたマーキングと共に組み合わせることによって、当業者に既知の任意の方法で作られている。前記マーキングは、例えば目盛りの形態とされ、より一般的には操作者が位置表示部の位置、ひいてはハウジング内の核燃料集合体の位置を目視で決定可能な任意の形態とされる。例えば、図示する第1の好ましい実施例では、位置表示部は、支持部として機能するメインプレート22上で軸方向8に対して平行なピボット31に沿って、外部にヒンジ結合された状態で取り付けられたフラップ30の形態とされる。輸送禁止位置を表示する位置では、前記フラップのメインプレート22に対する角度位置(angular position)は、前記フラップが第1のマーキングゾーン34を表示するようになっている。第1のマーキングゾーン34は、メインプレート22の上面に設けられ、核燃料集合体4が目視不可能なハウジング1内に不正確に位置決めされていることを操作者に明確且つ正確に表示するようになっている。第1のマーキングゾーン34には、例えば操作者に知られたカラーコードに属する特定の色が採用されている。
図4aは、第1の可動式ストッパ装置24の詳細図である。図4aは、前記第1の可動式ストッパ装置が軸方向8に向いているスラスタの形態をしていることを表わしている。下端部38は、ハウジング1の底部に載置された核燃料集合体の四角形状断面を有する上端部11の近傍に位置している。
この段階では、ロックシステム6は、自身がハウジング1と接触している状態で前記ハウジングの上部に位置決めされているにすぎず、まだ締結されていない。このために、核燃料集合体4は、軸方向の輸送禁止位置に配置されるが、上端部11の上面9とメインプレート22の水平な下面36とが接触していないので移動してしまう。上面9及び下面36は、軸方向8に対して垂直に向いているためである。
従って、軸方向のスラスタ24は、好ましくはメインプレート22と下端部38との間に挿入された圧縮スプリング40の形態をした弾性復帰手段、及びメインプレート22の上部に形成された載置面44に対して押圧することによってスラスタ24の下方への行程を制限する肩部42によって実現される最低位置に位置している。当該位置では、下端部38及び上面9が間隙46で離間されていることが望ましい。さらに、スラスタ24の上端部50はフラップ30の貫通するオリフィス52内に収納されており、オリフィス52及び上端部50は略同一の直径を有している。
従って、上端部50とオリフィス52とが停止することによって、図3に表わす輸送禁止位置を表示する位置にフラップ30を維持することが可能となる。実際に、このような停止状態になっていない場合には、フラップ30は、好ましくはピボット31の周囲に配置され、フラップ30を貫通し、且つ軸方向8に配置されたトーションスプリング54の形態をした弾性復帰手段を介して、ピボット31の軸線60を中心として回転可能とされる。当該場合には、トーションスプリング54は、メインプレート22に取り付けられた下端部、及びフラップ30に取り付けられた上端部を有している。
図4bは、ハウジング1内の核燃料集合体4の軸方向における位置が許容範囲内にある所定の構成とされた監視装置20の部分図である。図4bは、上端部11の上面9がメインプレート22の下面36に対して十分な圧力を作用させるように、特に核燃料集合体4はロックシステム6によって十分に締結されていることを表わす。
当該締結時において、ハウジング1内の核燃料組立体4が上方に移動することによって、上面9及びスラスタ24の下端部38が接触するようになる。その結果として、上端部11は、前記スラスタが図4bに表わすように上面9及び下面36が停止するまで圧縮スプリング40を上方に移動させるように、スラスタ24に対して作用する。当該位置では、スラスタ24は、前記スラスタの上端部50がオリフィス52から完全に引き出されるように上方に移動する。この際、前記オリフィスは、前記スラスタのスロート56と対面し、上端部50の下方に位置している。
スロート56の直径は、ピボット31の軸線60を中心とする円弧の形態をした溝部58の幅と略同一とされ(図3に表わす)、オリフィス52に開口している。このようにして、当該状態では、スラスタ24は停止状態でフラップ30を保持していない。フラップ30が軸線60を中心として回動することによって、スロート56が円弧状の溝部58内に係合し、スロート56と溝部58とは相対的に滑動可能とされる。
図5aは、軸方向8に対して垂直な第2の方向62において延在しているピボット64を中心としてヒンジ式で配置されているアームの形態をした第2の可動式ストッパ装置26を表わす。ここで、第2の方向62は、ハウジング1の側面16aに対して平行とされる。
当該段階では、ロックシステム6は、自身と接触しているハウジング1の上部に位置決めされているにすぎず、まだ締結されていない。このために、核燃料集合体4は、横方向の輸送禁止位置に位置するが、核燃料集合体の側面14aと前記ハウジングの側面16aとが接触していないので移動してしまう。
従って、アーム26は、自身の下端部が側面16aを介してハウジング1内部に突出した位置に配置される。この位置は、概略的に表わされ、且つピボット64の周囲すなわち第2の方向62に配置されたトーションスプリング68のような弾性復帰手段によって、初期段階において保持されている。当該場合には、トーションスプリング68は、アーム26に取り付けられた一方の端部、及びメインプレート22に取り付けられた他方の端部を有している。このようにして、圧縮スプリング40がスラスタ24に設けられている場合には、トーションスプリング68はフラップ30の停止位置でアーム26を保持する。
従って、メインプレート22の下面36とアーム26の下端部66とが停止することによって保持された状態では、アーム26は上方にいくにつれて前記ハウジングから離間するように実質的に傾斜した状態で位置決めされる。
さらに、アーム26の上端部72は、ストッパ端部とも呼称され、フラップ30の直線状の溝部74内に収納されている。溝部74は、フラップ30の外側に対して径方向に開口し、フラップの下面に形成されている。より具体的には、溝部74は、アーム26の運動平面と同一平面、すなわち軸方向8に対して平行で第2の方向62に対して垂直な平面に形成される。
従って、繰り返して言うと、上端部72と溝部74とが停止していることによって、図3に表わす輸送禁止位置を表示する位置にフラップ30を保持することが可能となる。実際に、このような停止状態になければ、フラップ30は、既述のトーションスプリング54を介して、ピボット31の軸線60を中心として回転可能とされる。
図5bは、ハウジング1内における核燃料集合体4の横方向の位置が許容範囲内とされる監視装置20の部分図である。図5bでは、核燃料集合体は、核燃料集合体4の側面14aがハウジング1の側面16aに十分な圧力を作用させるようにロックシステム6によって十分に締め付けられている。
当該締付の際に、核燃料集合体4がハウジング1内で側面16aに向かう方向に側方移動することによって、側面14aとアーム26の下端部66とが接触するようになる。その結果として、側面14aは、アーム26が図5bに表わすように側面14a,16aが停止するまで圧縮スプリング68を圧縮することによって第2の方向62においてピボット64を中心として回動するように、前記アームに作用する。アーム26の上端部72がハウジング1に復帰され、且つ下端部66が前記ハウジングの外側に押される位置では、上端部72は溝部74から完全に引き出されるように移動される。実際に、ストッパとして機能する上端部72は、フラップ30の下面に形成された間隙78内に位置している。ここで、間隙78は溝部74に対して内側に向かって径方向に配置されている。
このようにして、当該状態では、前記フラップが軸線60を中心として回動することによって、間隙78と該間隙内に位置する上端部72とが相対的に移動するので、アーム26は停止した状態でフラップ30を保持することができない。
図3を参照すると、第3の可動式ストッパ装置28の構成は前記第2の可動式ストッパ装置26の構成と同一であることがわかるので、前記第3の可動式ストッパ装置については詳述しない。しかしながら、第3の可動式ストッパ装置28は、側面14bと側面16bとの接触を監視するために設けられているので、前記第3の可動式ストッパ装置の回動するアームは、第1の方向8及び第2の方向62に対して垂直な第3の方向79において回転可能とされるように配置されている。このような場合には、2つの側面14b,16bが接触した際に、アーム28の上端部は対応する溝部から引き込まれた後に間隙78内に組み込まれる。
ロックシステム6の締付が完了すると、3つの可動式ストッパ装置24,26,28は、通常、図4b及び図5bのそれぞれに表わす状態で同時に位置決めされている。この状態では、任意の順番で3つの可動式ストッパ装置を許容範囲内の状態にすることができるので、3つの可動式ストッパ装置24,26,28はフラップ30を停止した状態で保持することができない。従って、自由な状態のフラップ30は、図6に表わすように溝部56が円弧状の溝部58内で滑動する際に、軸線60を中心として前記フラップを回動させるトーションスプリング54の作用のみを受ける。
図7及び図8は、核燃料集合体のハウジング内における位置が輸送可能位置とされる構成で配置された監視装置20を表わす。図7及び図8には、圧縮スプリング54が作用した状態で自動的に移動されるフラップ30は、スラスタ24の上端部50と、貫通溝部58の上方でフラップ30の上面に配置されたタブ80とが停止することによって、特定の角度位置で停止されることが表わされる。より具体的には、タブ80は溝部58の出口部82の上方に配置されている。出口部82は、オリフィス52に向かって開口している溝部の端部に対向し、前記溝部の残りの部分の幅よりも広い幅を有している。
輸送可能位置を示す位置では、フラップ30のメインプレート22に対する角度位置は、前記フラップが第1のマーキングゾーン34を覆うような位置とされる。前記第1のマーキングゾーンは、核燃料集合体4が目視で確認することができないハウジング1内に正確に位置決めされていることを操作者に明確且つ正確に表示するものである。当該好ましい例示的なマーキングでは、輸送可能位置を表示する位置がフラップ30によって占有されている際にマーキングゾーンが一切表示されないことは言うまでもない。
第1の好ましい実施例では、監視装置20は、フラップ30が核燃料集合体の取出可能位置を表示する位置である第3の位置を占有可能なように構成されている。実際に第3の位置では、操作者は、核燃料集合体4を取り出す前でロックシステム6を解除した後に、前記核燃料集合体がロックシステム6の安全な引き抜きを可能とする所定位置を占有しているか否かを知らされる。ロックシステム6の解除後に、核燃料集合体4がハウジングの底部で取り出されるか、又はハウジングの底部の近傍に復帰した場合に、前記核燃料集合体が取出可能位置に位置決めされる。
実際に当該解除の際に、核燃料集合体4はハウジング1の底部に復帰するので、フラップ30を保持し続けるために単一の可動式ストッパ装置を形成するスラスタ24は、伸張する圧縮スプリング40の影響を受けて前記核燃料集合体の移動に追従する。その結果として、スラスタ24は図4aに表わす位置に向かって次第に下がる。すなわち、前記スラスタの上端部50は、溝部58の出口部82(図9に表わす)に入ることによってタブ80の下方に下がる。ここで、溝部58の幅は上端部50の直径以上とされる。このようにして、上端部50全体がタブ80の下方に配置され、且つ、スラスタ24が載置面44に対して再び停止している状態では、前記フラップが軸線60を中心として回動することによって、溝部58の出口部82と該出口部内に配置された上端部50とが相対的に滑動するので、前記スラスタはフラップ30を停止した状態で保持することができない。
その結果として、その後にフラップ30は、圧縮スプリング54の作用のみを受けた状態で、図9に表わす核燃料集合体を取出可能位置を表示する位置に自動的に到達する。当該位置を表示する位置においては、フラップ30のメインプレート22に対する角度位置は、前記フラップが第2のマーキングゾーン84を露にし、第1のマーキングゾーン34を覆い続けるような位置である。第2のマーキングゾーン84もメインプレート22の上面に形成され、作業者に核燃料集合体4がハウジング1の底部又はその近傍に正確に位置決めされていることを明確且つ正確に知らせるように構成されている。この第2のマーキングゾーン84には、第1のマーキングゾーン34とは異なる色が塗布されていることが望ましい。さらにその後、この第3の位置は、フラップ30とフラップ30の上面に設けられたスタッド86とが停止していることによって保持される。
不静定問題(static indetermination problems)を回避するために、ロックシステム6の解除完了時ではなく解除完了前に、フラップ30が第2の位置と第3の位置との間で自動的に移動されることに留意すべきである。その結果として、上述の如くフラップ30が第2の位置から第3の位置に移動した後に、操作者はハウジング1の底部内の前記核燃料集合体の取出を完了するために前記ロックシステムを解除しなくてはならない。しかしながら、上述のようなスラスタの下降は、非常に僅かであり、図4aに表わす間隙に略対応している。
これら操作が実施されると、その後に操作者はロックシステム6を解除し、ハウジング1から核燃料集合体4を引き抜くことができる。さらにその後に、監視装置20は当該ハウジングのおける次の核燃料集合体を考慮して手動でリセットされる。
図10は、本発明におけるロックシステム6に取り付けられた、本発明の第2の実施例における監視装置を表わす。第2の実施例の図面において、第1の実施例と同一又は類する構成要素には同一の参照符号が付されていることに留意すべきである。
さらに、当該装置は、ハウジング内における核燃料集合体の2つの独立した位置、すなわち前記核燃料集合体の輸送禁止位置及び輸送可能位置を検知可能にすぎない。それにもかかわらず、上述の第1の好ましい実施例を考慮して、当業者であれば核燃料集合体の取出可能位置に対応する第3の位置を検知するように応用することができることは言うまでもない。
全体的に、第2の実施例は、2つの横方向のアーム26,28がハウジング内の核燃料集合体の横方向の位置を監視するように適合されたスラスタの形態をした第4の可動式ストッパ装置に交換可能とされる点において、第1の実施例と相違する。
より具体的には、図10は、ハウジング内の核燃料集合体(図示しない)の位置が輸送禁止位置であるように構成された監視装置20を表わす。監視装置20は、略四角形状断面を有しており、且つハウジングの開端部を密閉するように構成されたメインプレート22を備えているロックシステム6の周辺に配置される。
このために、前記監視装置は、核燃料集合体4がハウジング内で輸送禁止位置を占有している場合に、輸送禁止位置を表示する位置にフラップ30を停止した状態で保持する第1の可動式ストッパ装置124及び第4の可動式ストッパ装置90を備えている。この場合には、フラップ30は、軸方向8に対して平行な軸線60を有するピボット31を中心としてヒンジ結合されている。輸送禁止位置を表示する位置では、フラップ30のメインプレート22に対する角度位置は、前記フラップが操作者に対して、核燃料集合体4が前記ハウジング内で不正確に位置決めされていることを明確且つ正確に知らせるように形成された第1のマーキングゾーン34を露にするようになっている。
このために、前記監視装置は、核燃料集合体4がハウジング内で輸送禁止位置を占有している場合に、輸送禁止位置を表示する位置にフラップ30を停止した状態で保持する第1の可動式ストッパ装置124及び第4の可動式ストッパ装置90を備えている。この場合には、フラップ30は、軸方向8に対して平行な軸線60を有するピボット31を中心としてヒンジ結合されている。輸送禁止位置を表示する位置では、フラップ30のメインプレート22に対する角度位置は、前記フラップが、核燃料集合体4が前記ハウジング内で不正確に位置決めされていることを操作者に明確且つ正確に知らせるように形成された第1のマーキングゾーン34を露にするようになっている。
図11aは、軸方向8の方向に向いているスラスタの形態をしている可動式ストッパ装置124を表わす。図11aでは、下端部138はハウジング1の底部に載置された前記核燃料集合体の上端部11の近傍に位置している。この段階では、ロックシステム6は、接触しているハウジング1の上部に位置決めされているにすぎず、まだ締め付けられていない。このために、核燃料集合体4は、軸方向の輸送禁止位置を占有するが、上面9とメインプレート22の水平な下面36とが接触していないので移動してしまう。
従って、軸方向のスラスタ124は、好ましくは監視装置20の中空体92と下端部138との間に挿入された圧縮スプリング140の形態をしている弾性復帰手段によって実現される最低位置に位置している。ここで、及びスラスタ124、圧縮スプリング140、及び中空体92は同心に配置されている。さらに、最低位置は、環状に形成されたスラスタ124の肩部142と、メインプレート22に取り付けられた中空体92の上端部94とが停止することによって維持される。ここで、当該停止によって、スラスタ124の下方への行程が制限される。当該位置では、下端部138と上面9とは間隙46で離間されている。さらに、スラスタ124の上端部150はフラップ30の貫通するオリフィス52内に格納され、オリフィス52及び上端部150は略同一の直径を有している。
従って、上端部150とオリフィス52とが停止することによって、図10に表わす輸送禁止位置を表示する位置にフラップ30を保持することができる。実際にはこのような停止状態になっていない場合には、フラップ30は、前記下端部がメインプレート22に取り付けられ、且つ前記上端部がフラップ30に取り付けられた状態で、トーションスプリング54を介してピボット31の軸線60を中心として回転可能される。
図11bは、ハウジング1内での核燃料集合体4の軸方向における位置が許容範囲内であるように構成された監視装置20を表わす。図11bでは、前記核燃料集合体は、上端部11の上面9がメインプレート22の下面36に対して圧力を作用させるように、ロックシステム6によって締め付けられている。
当該締付の際に、核燃料集合体4がハウジング1内で上方に移動することによって、上面9とスラスタ124の下端部138とが接触するようになる。その結果として、上端部11がスラスタ124に作用することによって、その後に図11bに表わすように上面9及び下面36が停止するまで、前記スラスタは圧縮スプリング140を上方に移動させる。当該位置では、スラスタ124は、前記スラスタの上端部150がオリフィス52から完全に引き出されるように上方に移動される。これにより前記オリフィスが前記スラスタのスロート156に対面し、且つ上端部150の下方に配置される。
スロート156の直径は、ピボット31の軸線60を中心とした円弧の形態をし、且つオリフィス52に向けて開口している溝部58(図10に表わす)の幅と略同一とされる。このようにして、当該状態では、フラップ30が軸線60を中心として回動することによって、円弧状の溝部58がスロート156に係合し、且つスロート156と溝部58とが相対的に滑動するので、スラスタ124はフラップ30を停止した状態で保持していない。さらに、中空体92の内側に配置されたスラスタ組立体124が軸方向8において上方に移動されるので、肩部142及び上端部94は停止されないことは言うまでもない。
図11aは、軸方向8の方向に向いているスラスタの形態をした第4の可動式ストッパ装置90を表わす。図11aでは、下端部96はハウジング1の底部に載置された前記核燃料集合体の上端部11の近傍に配置されている。軸方向8に対して平行な軸線100を中心としたテーパ形状の下端部96は、核燃料集合体の上端部11に設けられ、且つ相補的な形状をしたオリフィス98内に収納されるように構成されているので、接触端部とも呼称される。さらに、図11aには、スラスタ90は、スラスタ124及び中空体92と同心に配置され、スラスタ124を貫通していることが表わされている。
ロックシステム6がまだ締め付けられていない段階では、核燃料集合体4は、横方向の輸送禁止位置を占有し、前記核燃料集合体の側面14aと前記ハウジングの側面16aとが接触せず、前記核燃料集合体の側面14bと前記ハウジングの側面16bとも接触しないので移動してしまう(側面14b,16bは図11aに表わさない)。
当該場合では、スラスタ90は、中空体92と、スラスタ90を該スラスタに対して垂直に貫通するロッド106の上部を押圧しているブレス104との間に挿入された、好ましくは圧縮スプリング102の形態をした弾性復帰手段によって実現される最低位置に配置されている。さらに、最低位置は、ロッド106の両端と中空体92の側面に形成された2つのスロット110の底部とが停止する、すなわちスラスタ90の下方への行程を制限することによって維持されている。当該位置では、例えば下端部96及び上端部9は互いに接触しているか、又は近傍に位置しているので、下端部96は下端部138から下方に僅かに突出している。さらに、スラスタ90の上端部112は、スラスタ124の上端部150から上方に突出している。
図11bは、前記核燃料集合体の前記ハウジング内における軸方向の位置は許容範囲内にあるが、前記核燃料集合体の前記ハウジング内における横方向の位置が依然として輸送禁止位置であるように構成された監視装置20を表わす。図11bでは、核燃料集合体4がハウジング1内で上昇することによって、下端部96が上端部11と接触するので、スラスタ124が上方に移動し、同心に配置されたスラスタ90も上方に移動する。圧縮スプリング102の圧縮と、軸方向8の方向に向いているスロット110内でのロッド106の移動とによって実現される当該位置では、下端部96,138は同一の横断する水平面上に位置決めされる。さらに、図11bに表わす当該位置では、スラスタ90の上端部112は、フラップ30の上方に取り付けられたプレート114の貫通するオリフィス113に入る。ここで、オリフィス113及び上端部112の直径は略同一とされる。プレート114の下面には、オリフィス52から完全に引き出された上端部150を収納可能な、下面に設けられた凹所116が設けられている。
従って、上端部112とオリフィス113とが停止していることによって、図10に表わす輸送禁止位置を表示する位置にフラップ30を保持することができる。
図11cは、核燃料集合体4のハウジング1内での横方向及び軸方向の位置が共に許容範囲内であるように構成された監視装置20を表わす。図11cでは、前記核燃料集合体は、核燃料集合体4の側面14aがハウジング1の側面16aに対して圧力を作用させ、且つ、核燃料集合体4の側面14bがハウジング1の側面16bに対して圧力を作用させるように、ロックシステム6によって十分に締め付けられている(側面14b,16bは図11cに図示しない)。
当該締付の際には、核燃料集合体4がハウジング1内で側面16a,16bに向かって側方移動することによって、上端部11のオリフィス98はテーパ状の接触端部96の中心に位置決めされる。このようになると、図11cに表わすように圧縮スプリング102がスラスタ90に作用することによって、下端部96がオリフィス98内に入るので、前記スラスタは自動的に下方に移動する。このような場合には、オリフィス98は、例えば上端部11の縁部に対して平行に延在している溝部のような、スラスタ90の下端部96によって入れられるように構成された任意の手段に交換可能であることに留意すべきである。より一般的には、前記手段と下端部96の形状とは、任意の方法で選択され、軸方向8に対して平行な軸線100に対して垂直な平面内、すなわち軸方向8に対して垂直な2つの独立した方向における前記核燃料集合体の横方向の位置を監視することができる。
当該位置では、上端部112はオリフィス113から完全に引き出されるように下方に移動される。実際に、上端部112はスラスタ124の上端部150内に収納されている。すなわち、上端部112はプレート114の凹所116内に配置されている。このようにして、当該状態ではスラスタ90はフラップ30を停止した状態で保持していない。
ロックシステム6の締付が完了した時点においては、単独で核燃料集合体4の直交する3つの表面の接触を監視可能な可動式ストッパ装置124,90の両方が、通常、図11cに表わすようなフラップ30を停止した状態で保持していない状態で位置決めされている。従って、この時点から、すなわち図12の最終位置に表わすようにスロート156が円弧状の溝部58内で滑動する際に、自由な状態のフラップ30は前記フラップが軸線60を中心として回動するようにトーションスプリング54の作用のみを受ける。
図12は、前記核燃料集合体のハウジング内における位置が輸送可能位置になっている構成で配置された監視装置20を表わす。図12では、圧縮スプリング54が作用した状態で自動的に移動されるフラップ30が、スロート156(図12には表わさない)と、オリフィス52に開口され、対向する貫通溝部58の端部とが停止することによって、特定の角度位置で停止されている。
輸送可能位置を表示する位置では、フラップ30のメインプレート22に対する角度位置は、前記フラップが第1のマーキングゾーン34を覆い、第2のマーキングゾーン119を露にするような位置である。前記第2のマーキングゾーンは、メインプレート22の上面に形成され、核燃料集合体4がハウジング1内に正確に位置決めされていることを操作者に知らせるように構成されている。第2のマーキングゾーン119には、第1のマーキングゾーン34の色とは相違する色が塗布されていることが望ましい。
上述の締付システム及び監視装置が属する技術分野における当業者は本発明を様々に変形可能であり、本明細書に記載の実施例が本発明を限定することを意図するものではないことは当然である。
特に、本発明の好ましい実施例は、核燃料集合体に関連して説明される。しかしながら、本発明は、好ましくは多角形状断面、例えば四角形状断面を有している、例えば燃料棒のハウジングのような格納筐体のハウジング内に位置決めされるように構成された、核燃料を収容する任意の集合体に適用可能であることに留意すべきである。
さらに、監視装置は、既存の格納筐体のハウジングに取付可能に構成されたロックシステム内に設けられるが、代替的に直接ハウジングに取り付けられても良いことに留意すべきである。
最後に、上述の2つの好ましい実施例は、核燃料集合体が輸送禁止位置(核燃料集合体の装填した後に、1つ以上の許容範囲外のコンタクトを運搬する)、輸送可能位置(ロックシステムを締め付けた後に、許容範囲内にあるコンタクトを運搬する)、又は取出可能位置(輸送しロックシステムを解除した後に、ハウジングの底部の核燃料集合体の取り出す)に配置されていることを操作者に知らせるように構成されている。本発明は、核燃料集合体の取出禁止位置及び取出可能位置のみ表示するように構成された装置に適合される。後者の場合には、上述の実施例のうち任意の実施例に類する構成を有する装置は、核燃料集合体が取出禁止位置から取出可能位置に移動することが、上記の如く輸送可能位置から取出可能位置に移動することと同一であるように構成されている。両方の場合において、核燃料集合体は、ハウジングの底部から所定距離離間した状態から前記底部又はその近傍と接触している状態に変化する。
核燃料集合体が配置され、ハウジング内に核燃料集合体をロックする締付構造体である、本発明におけるロックシステムを備えた、格納筐体のハウジングの概略的な部分断面図である。 図1の断面II−IIの部分断面図である。 ハウジング内に、本発明の第1の好ましい実施例における核燃料集合体の位置監視装置を備え、前記位置監視装置は核燃料集合体のハウジング内における位置が輸送禁止位置である構成で配置されているロックシステムの部分斜視図である。 図3に表わすロックシステムの第1の可動式ストッパ装置の詳細な部分断面図である。 ハウジング内における核燃料集合体の軸方向の位置が許容範囲内にある、図4aに類する図面である。 図3に表わす第2の可動式ストッパ装置の詳細な部分断面図である。 ハウジング内における核燃料集合体の横方向の位置が許容範囲内にある、図5aに類する図面である。 監視装置は位置表示部が輸送禁止位置を表示する位置と輸送可能位置を表示する位置との間で自動的に移動する構成で配置されている、図3に類する図面である。 監視装置はハウジング内における核燃料集合体の位置が輸送を可能とするようになっている構成で配置されている、図3に類する図面である。 図7の上面図である。 監視装置はハウジング内における核燃料集合体の位置が核燃料集合体の取り出しを可能とするようになっている構成で配置されている、図3に類する図面である。 ハウジング内に本発明の第2の好ましい実施例における核燃料集合体の位置監視装置を備え、位置監視装置はハウジング内における核燃料集合体の位置が輸送禁止とされるようになっている構成で配置されている、ロックシステムの部分斜視図である。 図10に表わす監視装置の部分断面図である。 ハウジング内における核燃料集合体の軸方向の位置が許容範囲内にあるように構成された、図11aに類する図面である。 ハウジング内における核燃料集合体の横方向の位置が許容範囲内にあるように構成された、図11bに類する図面である。 監視装置はハウジング内における核燃料集合体の位置が輸送可能となるようになっている構成で配置されている、図10に類する図面である。
符号の説明
1 ハウジング
2 格納筐体
4 核燃料集合体
6 ロックシステム
8 軸方向
9 上面
10 下端部
11 上端部
12 底部
14a 側面
14b 側面
16a 側面
16b 側面
18 縁部
19 長手軸
20 監視装置
22 メインプレート
24 第1の可動式ストッパ装置(スラスタ)
26 第2の可動式ストッパ装置(スラスタ)
28 第3の可動式ストッパ装置(スラスタ)
30 位置表示部(フラップ)
31 ピボット
34 第1のマーキングゾーン
36 下面
38 下端部
40 圧縮スプリング
42 肩部
44 載置面
46 間隙
50 上端部
52 オリフィス
54 トーションスプリング
56 スロート
58 溝部
60 軸線
62 第2の方向
64 ピボット
66 下端部
68 トーションスプリング
72 上端部(ストッパ端部)
74 溝部
78 間隙
79 第3の方向
80 タブ
82 出口部
84 第2のマーキングゾーン
86 スタッド
90 第4の可動式ストッパ装置
92 中空体
94 上端部
96 下端部(接触端部)
98 オリフィス
100 軸線
102 圧縮スプリング
104 ブレス
106 ロッド
110 スロット
112 上端部
113 オリフィス
114 プレート
116 凹所
119 第2のマーキングゾーン
124 第1の可動式ストッパ装置(スラスタ)
138 下端部
140 圧縮スプリング
142 肩部
150 上端部
156 スロート

Claims (15)

  1. 格納筐体(2)のハウジング(1)内に核燃料を収容する集合体(4)の位置の監視装置(20)であって、
    少なくとも1つの可動式ストッパ装置(24,26,28,124,90)と、前記可動式ストッパ装置によって、前記集合体が前記ハウジング内の第1の位置を占有していることを表示する第1の位置に停止した状態で保持されるように適合された位置表示部(30)と、を備え、
    前記可動式ストッパ装置(24,26,28,124,90)は、前記可動式ストッパ装置(24,26,28,124,90)と前記ハウジング内の第2の位置に配置された前記集合体と接触させ、これにより前記位置表示部(30)に結合されている弾性復帰手段によって、前記第1の位置から、前記集合体が第2の位置を占有していることを表示する前記第2の位置に自動的に移動するように解放可能な位置に、前記位置表示部(30)を配置するように構成されていることを特徴とする監視装置。
  2. 前記監視装置(20)は、前記集合体の前記第1の位置が輸送禁止位置に対応し、且つ前記位置表示部の前記第1の位置が前記輸送禁止位置を表示する位置に対応するように構成され、
    前記監視装置(20)は、前記集合体の前記第2の位置が輸送可能位置に対応し、且つ前記位置表示部の前記第2の位置が前記輸送可能位置を表示する位置に対応するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  3. 前記位置表示部は、少なくとも1つの可動式ストッパ装置(24)によって、前記輸送可能位置を表示する位置に停止した状態で保持されるように適合され、
    前記可動式ストッパ装置(24)は、前記可動式ストッパ装置(24)と自身の前記ハウジングからの取出可能位置に配置された前記集合体と接触させ、これにより前記位置表示部(30)に結合されている前記弾性復帰手段によって、前記集合体の前記輸送可能位置を表示する位置から前記集合体の取出可能位置を表示する位置に自動的に移動するように解放可能な位置に、前記位置表示部(30)を配置するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の監視装置。
  4. 前記監視装置(20)は、前記集合体の前記第1の位置が前記集合体の取出禁止位置に対応し、且つ前記位置表示部(30)の前記第1の位置が前記集合体の取出禁止位置を表示する位置に対応するように構成され、
    前記監視装置(20)は、前記集合体の前記第2の位置が前記集合体の前記ハウジングからの取出可能位置に対応し、且つ前記位置表示部の前記第2の位置が前記集合体の取出可能位置を表示する位置に対応することを特徴とする請求項1に記載の監視装置。
  5. 前記監視装置(20)は、複数の可動式ストッパ装置(24,26,28,124,90)を備え、
    前記複数の可動式ストッパ装置のそれぞれが、前記第1の位置に停止した状態で前記位置表示部(30)を保持するように適合されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の監視装置。
  6. 前記監視装置(20)は、前記ハウジング(1)の軸方向である第1の方向(8)において並進移動するように配置された第1の可動式ストッパ装置(24,124)を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の監視装置。
  7. 前記第1の可動式ストッパ装置(24,124)は、スロート(56)が前記位置表示部(30)内に形成された溝部(58)に対面した場合に限り、前記位置表示部(30)を移動可能とする前記スロート(56)を備えていることを特徴とする請求項6に記載の監視装置。
  8. 前記監視装置(20)は、第2の方向(62)及び第3の方向(79)のそれぞれを中心として回動するように配置された第2の可動式ストッパ装置(26)及び第3の可動式ストッパ装置(28)を備えており、
    前記第1の方向、前記第2の方向、及び前記第3の方向は、互いに対して直交していることを特徴とする請求項6又は7に記載の監視装置。
  9. 前記少なくとも1つの可動式ストッパ装置のうち前記第1の可動式ストッパ装置、第2の可動式ストッパ装置、及び第3の可動式ストッパ装置が、関連する可動式ストッパ装置が前記位置表示部(30)のためのストッパを形成する位置に前記関連する可動式ストッパ装置を復帰させるように構成された弾性復帰手段を備えていることを特徴とする請求項8に記載の監視装置。
  10. 前記監視装置(20)は、前記第1の方向(8)において並進移動するように配置された前記少なくとも1つの可動式ストッパ装置のうち第4の可動式ストッパ装置(90)を備え、
    前記第4の可動式ストッパ装置(90)が、前記第1の可動式ストッパ装置(24)から独立しており、
    前記第4の可動式ストッパ装置(90)は、前記第1の方向(8)に対して平行な軸線(100)を有したテーパ形状の接触端部(96)を前記第4の可動式ストッパ装置(90)の下端部に有していることを特徴とする請求項6に記載の監視装置。
  11. 前記第4の可動式ストッパ装置(90)は、弾性復帰手段(102)を備えていることを特徴とする請求項10に記載の監視装置。
  12. 前記位置表示部(30)は、前記第1の位置から前記第2の位置に自動的に前記位置表示部(30)を移動可能とする弾性復帰手段(54)を備えていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の監視装置。
  13. 前記位置表示部(30)は、前記位置表示部(30)の支持部(22)に形成されたマーキング(34,84,119)と協働することを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載に記載の監視装置。
  14. 前記監視装置(20)は、前記格納筐体(2)内における前記集合体(4)の位置を、前記位置表示部(30)を介して監視するように構成されていることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の監視装置。
  15. 格納筐体(2)のハウジング(1)内に核燃料を収納する集合体のロックシステム(6)であって、
    前記ロックシステムは、前記ハウジング(1)内に前記集合体(4)の軸方向の支持部及び横方向の支持部を備え、請求項1〜14のいずれか一項に記載の監視装置(20)を備えていることを特徴とするロックシステム。
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