JP4291277B2 - ハウジング内の適所で核燃料アセンブリをロックするための方法および装置 - Google Patents

ハウジング内の適所で核燃料アセンブリをロックするための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、核燃料アセンブリを収容するよう設計されたハウジング内でこのアセンブリをブロックするための方法に関する。
本発明はまたこのブロック方法を実施するために設計された装置に関する。
本明細書の以下の部分を通じて、「燃料アセンブリ」との語句は核燃料アセンブリを意味する。このタイプのアセンブリは公知であり、かつ管束を支持する堅固なフレームを具備する。各管は核燃料ペレットのスタックを収容し、かつその端部は閉塞される。
本発明は特に新しい燃料アセンブリ、つまり照射されていないアセンブリの輸送に適用できる。それはあらゆるタイプの燃料アセンブリに関して、特に加圧水型原子炉および沸騰水型原子炉での使用を意図したアセンブリに関して使用できる。
新しい燃料アセンブリは、通常、その製造現場とそれが使用されることになる原子炉間で、この目的のために設計された輸送パッケージングで輸送される。
各輸送パッケージングは空隙を具備し、この空隙内には、一つまたはいくつかのハウジングを備えたバスケットが配置される。このハウジングの形状および寸法は、各ハウジングが単一の核燃料アセンブリを収容できるようなものである。単一のバスケット内に設けられるハウジングの数は、輸送されるべき燃料アセンブリのサイズに依存する。
上記アセンブリは、原子炉所在地へのその到着時に新しい燃料アセンブリの品質を保証するためパッケージング内部で固定されなければならない。この固定は、第一に、パッケージングの空隙内でバスケットをクランプすることで、そして第二に、そのハウジング内で燃料アセンブリのそれぞれをブロックすることによってなされる。本発明は、そのハウジング内でアセンブリをブロックするためのこの機能がどのようにして実現されるかに関する。
特許文献1では、調整可能なクランプ手段をハウジングの二つの隣接面に配置し、アセンブリをハウジングの他の二つの面と接触状態で使用することによって、そのハウジング内部の正方形断面を用いて燃料アセンブリをブロックすることを提案する。調整可能なクランプ手段はハウジングの開口端部から操作される。それらは完全に機械式であってもよく、あるいはガスラムを具備していてもよい。
上記文献に開示されたブロック装置はその機能を申し分なく発揮する。だが、このものには、質量が大きく、製造コストが高く付き、しかも大きいという重大な欠点がある。このブロック装置はコンパートメント壁内に一体化されるが、これはその厚みを著しく増大させる。それゆえ、単一パッケージング内に含まれるコンパートメントの数は、これら装置の存在によって減少する。その結果、パッケージの輸送能力が制限され、原子炉のコアの単一再装填のためになされる輸送作業の数が増加する。これは配送の全体的値段を増大させる。
特許文献2、特許文献3および特許文献4では、特許文献1に開示されたそれと類似の解決策を提案している。これら解決策の全ては、重量、寸法およびコストに関する同じ欠点を有する。
さらに、特許文献5、特許文献6および特許文献7では、パッケージングの関連部分にハウジングの二つの隣接面を形成し、かつこの関連部分にクランプ手段を配置することによって、そのハウジング内でアセンブリをクランプすることを提案する。
この装置は先の装置よりもさらに重大な欠点を有する。なぜならそれは、同時に二つ以上の燃料アセンブリを輸送することを不可能とするからである。
FR-A-2 773 415 FR-A-2 758 646 FR-A-2 760 562 FR-A-2 765 721 FR-A-2 674 667 FR-A-2 674 668 FR-A-2 774 800
特に本発明の目的は、アセンブリ数が増加してもそれを同時に輸送できるように、ハウジング壁の厚みの方向の寸法を最小限にしたまま、簡素でかつ安価な手段を用いて、ハウジング内部で燃料アセンブリをブロックするよう設計された装置である。
この成果は、ハウジング内で燃料アセンブリをブロックするための装置によって本発明にしたがって得られる。このアセンブリは上端部片を具備しかつハウジングは第1の開口端部および第2の端部を具備し、上記装置は、それが、燃料アセンブリの上端部片とハウジングの開口端部との間に所定の相対位置で堅固な連結をなす手段を具備してなることによって特徴付けられる。この相対位置は、アセンブリがハウジングの少なくとも一つの面に、その長さの少なくとも一部にわたって接触状態で載り、上記手段はアセンブリの上端部片上に配される堅固な連結部を形成できるようなものである。
燃料アセンブリは、アセンブリの上端部片をハウジングの開口端部に連結する装置によってブロックされるので、この装置はアセンブリ上でハウジング内に配置可能である。この結果、隣接するハウジングを隔てる壁の厚みを最小化できる。それゆえ、最小限のサイズのパッケージングによって、従来技術によるブロック装置に比べてより多くのアセンブリを輸送できる。さらに、本発明による装置の質量および製造コストは、従来技術のそれに比べて小さなものである。
燃料アセンブリおよびハウジングは、通常、多角形の、たいていは正方形の断面を有する。ハウジングの開口端部に対する燃料アセンブリの上端部片の所定位置は、ゆえに、上端部片がハウジングの二つの隣接面に接触状態で載るようなものである。
有利なことを言うと本装置はさらに次のように設計される。すなわち、ハウジングの底部近くのハウジングの断面の一部はより小さくなっており、より小さな断面を備えたこの部分は、燃料アセンブリの下端部片の寸法に概ね等しい寸法を有し、アセンブリの下端部が納まりよく配置可能であることを保証する。
さらに、堅固な連結をなす手段によって規定される所定の相対位置は、燃料アセンブリが上端部片によって懸架されかつハウジングの第2端部内に配置されたシムと接触状態にはないようなものである。
好ましくは、堅固な連結をなす手段は、第1のクランプ手段によってアセンブリの上端部片上に固定可能でありかつ第2のクランプ手段によってハウジングの開口端部内に固定可能である連結装置を含む。
この例では、連結装置は好ましくは横変位手段および軸方向変位手段を具備し、横変位手段は、ハウジングの二つの隣接面に向かって、そしてそれから離れるようにアセンブリの上端部片を移動させることができ、一方、軸方向変位手段はハウジングの第2の端部から離れるよう、そしてそれに向かってアセンブリを移動させることができる。
本発明の第1実施形態によれば、第1のクランプ手段、第2のクランプ手段、横変位手段および軸方向変位手段は、別個に操作可能である別個の制御装置によって作動させられる。
この例では、連結装置は、燃料アセンブリの長手方向軸線と平行に方向付けることが可能な長手方向軸線を有する。次に、第1のクランプ手段は好ましくは上記軸線から概ね半径方向に沿って連結装置の第1の部分上に移動可能なあごを含む。さらに第2のクランプ手段はバイオネット型リングを具備し、このリングは上記軸線を中心として連結装置の第2の部分の周りを回転できる。さらに軸方向変位手段は、上記軸線に沿って第1および第2の部分間の相対変位を制御する手段を具備する。そして横変位手段は、上記軸線に関して概ね半径方向に沿って連結装置の第1の部分の上を移動できる少なくとも一つの滑り部を具備する。この滑り部はさらに第2のクランプ手段の一部をなす。
本発明の第2の実施形態によれば、第1のクランプ手段、第2のクランプ手段および軸方向変位手段は、単一の制御装置によって作動させられ、しかも横変位手段は上記単一の制御装置とは別個に操作可能な別の制御装置によって作動させられる。
この例では、単一の制御装置は好ましくは連結装置に回転自在に定着されたネジであり、このネジは、第一に第1のクランプ手段を、そして第二に軸方向変位手段を形成するスラストロッドに作用すると共に、連結装置とネジに係合するナットとスラストロッドとあごとに連結された制御ロッドを介して第2のクランプ手段を形成するあごに作用する。そして横変位手段は連結装置上に定着されたスラストパッドを含む。
本発明の第3実施形態によれば、第1のクランプ手段、横変位手段および軸方向変位手段は単一の制御装置によって作動させられる。ゆえに第2のクランプ手段は別個の取付け装置を具備する。
この例では、単一の制御装置は好ましくは連結装置に回転自在に定着されたネジであり、このネジは、第1のクランプ手段を形成する爪、軸方向変位手段および横変位手段に、このネジに係合されかつ上記爪が連結されるナットを介して作用する。
本発明の他の目的はハウジング内で燃料アセンブリをブロックするための方法である。このアセンブリは上端部片を具備し、かつハウジングは第1の開口端部および第2の端部を具備する。本方法は、それが、燃料アセンブリが上端部片によって懸架されるような所定の相対位置で、アセンブリの上端部片上にて、燃料アセンブリの上端部片とハウジングの開口端部との間に堅固な連結をなすことからなることによって特徴付けられる。
添付図面を参照して、例証的かつ非限定的な実施例として本発明のさまざまな好ましい実施形態について説明する。
図1に概略的に示すように、新しい核燃料アセンブリAを原子炉の所在地へ輸送しなければならないとき、それは、輸送パッケージング内にそれ自体配置可能であるよう設計されたバスケット内に上記目的のために設けられたハウジングLの内部に配置される。
本発明の範囲から逸脱することなく、一つまたはいくつかのハウジングLは同じバスケット内に形成可能である。各ハウジングLは単一のアセンブリAを含むような寸法とされる。したがって、ハウジングLの内部寸法はアセンブリAの寸法よりもわずかに大きなものである。
アセンブリAおよびハウジングLは、たいてい多角形断面であり、通常は図2に概略的に示すように正方形である。
それらが使用されることになる原子炉の型に関係なく、燃料アセンブリAは常に、燃料ロッドの束を支持する剛体フレームを具備する。各燃料ロッドはその端部が閉塞されたチューブを具備し、その内部に核燃料ペレットのスタックが位置させられる。特に剛体フレームは、上端部片ES、下端部片EIおよびこれら端部片を一つに堅固に連結するロッドを具備する。以下の説明からわかるように、このアセンブリが使用されることになる炉の型に依存して、上端部片ESは異なる形状を有していてもよい。
さらに、各ハウジングLは、正確にアセンブリAと同じ形状を備えた断面を有する管状壁Tによって横方向に区切られる。この形状は図2の正方形である。ハウジングLが図2に示すように垂直に配置された際、それはその上端部において開口しかつその底端部にシムCを備える。その中にバスケットが配置されるパッケージング空隙の底部Fは、ハウジングLの底端部を閉塞する。シムCはアセンブリAを軸方向にその下端部片EIにおいて支持するよう設計されている。ハウジングLの開口端部は、管状壁Tの上端部に固定された「ヘッドプレート」と呼ばれる支持プレートPTによって具現化されている。
アセンブリAが装填および抽出される際、パッケージングは通常、各ハウジングLの長手方向軸線が略垂直となるように配置される。一方、輸送は、ハウジングLが概ね水平ポジションで横たえられている間になされる。アセンブリAは、その時、図2に示すように、両者間にV字を形成するよう下方を向くハウジングLの隣接する二つの側面上に接触状態で載る。
アセンブリAとその輸送パッケージングとの間の相対変位は、炉所在地まで輸送されるパッケージングの品質を保証するため制限される必要がある。これは、各アセンブリAとそのハウジングLとの間に第1のブロック装置を設けることによってなされる。しかも、第2のブロック装置がバスケットと輸送パッケージングとの間に設けられる。この第2のブロック装置は本発明の一部をなすものではない。
本発明によれば、そして図1および図2に概略的に示すように、そのハウジングL内でアセンブリAをブロックする装置は、主として、アセンブリAの上端部片ESとヘッドプレートPTによって具現化されたハウジングLの開口端部との間の堅固な連結を形成するよう設計された取付けシステム10を具備してなる。
さらに正確に言うと、この堅固な連結は、アセンブリAとそのハウジングLとの間の所定の相対位置を規定する。こうして規定された相対位置は、燃料アセンブリAがハウジングLの底端部に設けられたシムCとは接触状態とならないようなものである。ゆえに、所定のクリアランスがアセンブリAの下端部片EIとシムCとの間に形成される。このクリアランスは、ハウジングに干渉することなく、アセンブリがそのハウジング内でその軸線に沿って膨張することを可能にする。非限定的な実例を挙げれば、このクリアランスの値は約6mmになるであろう。
取付けシステム10は軸方向変位手段を具備するのが有利であり、この手段は、アセンブリAをこの所定の相対位置に導くためおよびその逆向きに導くために、アセンブリをハウジングLの底部Fから離れるようおよびこの底部に向かって移動するよう、アセンブリを変位させることができる。
図示する本発明の好ましい実施形態では、取付けシステム10はまた横変位手段を具備し、この手段は、アセンブリAの上端部片ESを、パッケージングの輸送中は下方を向くよう設計されたハウジングLの二つの隣接する側面に向って変位させるよう構成され、そしてこれら二つの側面を分離する。この変位は、ハウジングの高さの大部分にわたって、アセンブリAとハウジングLとの間に横方向の所定クリアランスが存在するために可能となっている。このクリアランスは、装填中、アセンブリをそのハウジング内に正確に挿入するために必要なものである。非限定的な実例を挙げれば、この横方向クリアランスの値は約6mmである。
本発明の好ましい実施形態において、ブロック装置はさらに、ハウジングの底部に近接した、小断面を備えるハウジングLの一部分12を具備する。さらに正確に言うと、小断面を備えたこの部分12はアセンブリAの下端部片EIの所に配置されており、しかもその寸法はこの端部片の寸法と概ね等しい。ゆえに、アセンブリAの下端部片EIの横変位は、ハウジングLの底部内では非常に制限される。
ハウジングLの小断面を備えた部分12は、パッケージングの輸送中、下方を向くよう設計された二つの隣接する側面の反対側にある、ハウジングLの隣接する側面に形成されたオーバーハング部分によって具現化される。
その上、アセンブリが(図2に示すように)水平ポジションにあるとき下方を向くよう設計されたハウジングLの二つの面は、端部片ESおよびEIに隣接するその上端部および底部にセットバックを具備する。その結果、端部片とアセンブリの代表部分との間の断面のわずかな相違を考慮すれば、アセンブリのグリッドは図1に示すように上記ハウジングの二つの面と接触状態となる。
ここで、図3ないし図8を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
本発明のこの第1の実施形態は取付けシステム10に関し、このシステム10は、加圧水型原子炉で使用されることを意図した燃料アセンブリA1の上端部片ES1と、ハウジングL1の開口端部を具現化するヘッドプレートPT1との間に介在させられるよう設計される。
図3ないし図8に示すように、この例では、上端部片ES1は、アセンブリの断面を規定する正方形断面を備えた中実下側プレートP1を具備する。上端部片ES1はまた、アセンブリが垂直に配置されたとき、プレートP1上であってかつプレートP1から距離をおいて配置される上側プレートPSを具備する。上側プレートPSの中央部には凹部が形成され、しかもそれは連結部品によってプレートP1に堅固に連結されている。この連結部品は図には現れていないが、端部片ES1の四つのコーナーに配置されている。
図3および図4は一層詳細な図であり、しかもさらに、この例ではハウジングL1が正方形断面を有するチューブT内部に形成されていることを示している。ここで、開口上端部は、ヘッドプレートPT1に機械加工によって形成された同一断面を備えた孔TR内に、たとえば溶接によって固定されている。
取付けシステム10は連結装置14を具備し、この装置14は、ヘッドプレートに形成された孔TRおよびアセンブリの上端部片ES1の上側プレートPSの凹部における中心に位置するよう、ヘッドプレートPT1上に位置することができる。
連結装置14は、アセンブリが垂直向きにされた際、下方を向くよう設計された平板状サポート面16を具備する。図3に示すように、連結装置14がヘッドプレートPT1およびアセンブリA1の上端部片ES1上に固定されるとき、サポート面16は、ヘッドプレートの上面上に、そしてさらに端部片の上面上に載る。
2本のセンタリングピン18がサポート面16から下方に突出する。このセンタリングピン18は、上端部片ES1の上側プレートPSに形成された孔内に侵入している。これは、この端部片上で連結装置14を中心に位置させるためである(図7参照)。
サポート面16上に配置された部分に関し、連結装置14は、この連結装置14がハウジング上に固定された際に、ハウジングL1の軸線に対して平行に方向付けられる、上記装置14の縦軸線22を中心として自由に回転できるリング20をその外周面で支持する。
特に図6および図7に示すように、リング20には外側に二つの突出部24が設けられている。これら二つの突出部24は、直径方向に向き合う位置に配置されている。
さらに二つのフランジ26が、たとえばネジを用いて、直径方向に対向する位置であってかつ孔TRの両側において、この孔によって断面に形成される正方形の対角線の一つの上で、ヘッドプレートPT1の上面に固定される。
その軸線22を中心とするリングの角度位置に依存して、連結装置14のサポート面16がヘッドプレートPT1の上面で支持されるとき、突出部24はフランジ26と係合できるか(つまりそれとヘッドプレートPT1の上面との間に捕らえられるか)、あるいは突出部と上記フランジ26との間には角度オフセットが存在する。第一の場合、連結装置はヘッドプレートPT1に固定される。さもなければ、連結装置はヘッドプレートから分離させられる。このように構成された装置は堅固な「バイオネット」型リンクを形成する。
特に図8からわかるように、連結装置14はまた、縦軸線22に対して平行な軸線を中心として自由に回転できるよう設けられた第1の制御装置27を支持する。この第1の制御装置27は、連結装置14の上面において、アクセス可能なその端部に操作ヘッド28を備える。これによって、適当な道具を使用して、第1の制御装置27の回転を調節することが可能となる。
第1の制御装置27はギア30に固定されている。このギア30は、リング20の内側にこの目的のために設けられた歯付き区域32と噛み合う。
いま説明した装置は、適当な道具を使用して、ある方向にまたは別の方向に第1の制御装置27の回転を調節することによって、ヘッドプレートPTの連結装置14を固定させる、あるいはこれら二つの部分を分離させる。第1の制御装置27、その突出部24を備えたリング20およびフランジ26は、こうして、連結装置14とハウジングLの開口端部との間の堅固な連結状態を得るための手段を形成する。
連結装置14の上側中央部は、その縦軸線22に沿って配置されかつこの軸線を中心として回転できる第2の制御装置34を支持する。この第2の制御装置34は、連結装置14の上面において、そのアクセス可能な端部に操作ヘッド36を備える。これによって、適当な道具を使用して第2の制御装置34の回転を調節することが可能となる。
第2の制御装置34はその逆側の端部にネジ山38を有する。円柱部40は雌ネジ42によってこのネジ山38と噛み合っている。その上端において、円柱部40は縦軸線22に関して中心合わせがなされたディスク44に固定されている。このディスク44の外周には歯46が存在する。この歯46は、連結装置14によって支持された第3の制御装置50に取り付けられたギア48と噛み合っている。
制御装置27および34と同様、第3の制御装置50も縦軸線22と平行な軸線上に設けられており、かつこの軸線を中心として回転できる。第3の制御装置50は、連結装置14の上面において、そのアクセス可能な端部に操作ヘッド52を備える。これによって、適当な道具を使用して第3の制御装置50の回転を調節することが可能となる。
円柱部40の底端部はピン54に固定されており、このピン54は縦軸線22からオフセットした軸線を有する。このピン54は、スライドブロック58に機械加工により形成されたカム溝58内に侵入している。スライドブロック58自体は、筒状部59内でスライド自在に取り付けられている。上記筒状部は、円柱部40に設けられた筒状部64によって、筒状部59が縦軸線22に沿ってスライド可能であり、一方、この軸線を中心とする回転動作は阻止されるように支持されている。筒状部59は、下方であってかつ上端部片ES1の上側プレートPSに形成された凹部内に突出する。
さらに正確に言うと、スライドブロック58は、縦軸線22に対して直交する方向に沿って、かつハウジングL1によって断面に形成された正方形に関して対角線上を、筒状部59に対して変位可能である。ゆえに、スライドブロック58に固定されたパッド62上に形成されたサポート面60は、パッケージングが水平ポジションで輸送される際、下方に向けられなければならない面と向き合うハウジングL1の隣り合う面に接触状態で載ることができる。
ここまで説明してきた装置によれば、第3の制御装置50を作動させることで、アセンブリの上端部片ES1を、下方に向けられるべく設計された上記面に向って横方向に移動させ、パッド62を介して対向する面に載せることができる。ゆえに制御装置50、円柱部40およびスライドブロック58は、アセンブリの上端部片ES1の横変位手段を形成する。このアセンブリはまた第2のクランプ手段の一部を成す。なぜならそれは、連結装置14をハウジングL1の開口端部内で横方向にクランプする手段を提供するからである。
円柱部40の中央部は筒状部64を同軸状に支持する。さらに正確に言うと、筒状部64は、上記円柱部40を中心として自由に回転できるが、縦軸線22の方向に沿っては円柱部40に固定されるよう、縦軸線22に沿って円柱部40に設けられる。
ディスク44の下方のその上端部において、筒状部64は、やはり縦軸線22に関して中心合わせがなされたディスク66に固定されている。ディスク66の外周は歯68を備える。この歯68は、連結装置14によって支持された第4の制御装置72に固定されたギア70と噛み合う。
制御装置27,34および50と同様、第4の制御装置72が縦軸線22に対して平行な軸線上に設けられており、かつこの軸線を中心として回転可能である。第4の制御装置72は、連結装置14の上面において、そのアクセス可能な端部に操作ヘッド74を備える。これによって、適当な道具を用いて第4の制御装置72の回転を調節することが可能となる。
筒状部64の底端部はプレートに固定されており、このプレート上には螺旋歯76がその面が下方を向いた状態で配されている。この面は縦軸線22に対して直交する平面内に配置されている。
四つのあご78が、ハウジングL1の表面と平行に、上記面に向っておよびそれから離れる方向に、上記筒状部内でスライド可能であるように筒状部59内に設けられている。あご78のそれぞれは螺旋歯をその上面に有し、この螺旋歯は筒状部64によって支持される螺旋歯76と噛み合う。
外側を向く面の上端部においてあご78のそれぞれは、V形スイベルジョント(図示せず)を支持し、このV形スイベルジョントは、アセンブリの上端部片ES1の上側プレートPSに形成された凹部の下部内側コーナーに接触状態で当ることができる。
ここまで説明してきた装置では、第4の制御装置72を作動させることにより、四つのあご78を、上側プレートPSに形成された凹部の下部内側コーナーに対して同時に当接させることができる。ゆえに、このアセンブリは、連結装置14とアセンブリの上端部片ES1との間に堅固な連結手段を形成する。
スライドブロック58およびあご78の可動距離は十分なものであり、ゆえに連結装置14を上側プレートPSに形成された凹部を経て上端部片ES内に挿入することを可能とするよう、これらの部品を引っ込めることが可能であり、しかも取付けシステム10を、アセンブリの上端部片ES1上へ、ただしそれから離間させて適所に配置できる。
二つの制御装置27および72の連結操作は、連結装置14および筒状部59を介して、アセンブリの上端部片とハウジングの開口端部との間の堅剛な連結をなす手段を提供することが理解できるであろう。
最後に、円柱部40は、ギア48を介してディスク44の歯46と噛み合った第3の制御装置50によって通常は回転に関して固定されているので、第2の制御装置34の回転は、円柱部40ならびに筒状部59および64を縦軸線22に沿って動かす作用を有する。燃料アセンブリの上端部片ES1がスライドブロック58によってハウジングL1の側面に接触状態でブロックされていない場合、この装置は、縦軸線22に沿ったアセンブリの制限された変位を調節する手段を提供する。
ゆえに、第2の制御手段34、ネジ山38および雌ネジ42は、アセンブリを軸方向に変位させる手段を形成する。
部品40および64と共に軸方向に自由に移動できるディスク44および66の歯46および68の高さ、および連結装置14に関して軸方向に固定されたギア48および70の歯の高さは、これらの歯が連続的に噛み合ったままとなるように決定されることに留意されたい。
本発明のこの第1実施形態に関して、取付けシステム10は、燃料アセンブリがそのハウジングL1内に挿入される前に、燃料アセンブリの上端部片ES1に取り付けられる。したがって、スライドブロック58およびあご78はまず連結装置14内へ引っ込められ、そして部品40および64は、この連結装置に対して高い位置に置かれる。リング20もまた「非ロック」ポジションに置かれる。
筒状部59および連結装置14は、サポート面16がこの端部片の上側面と接触するまで、上端部片ES1の上側プレートPSの凹部内に挿入される。第4の制御装置72が続いて作動させられ、これによってあご78は、上側プレートPSに形成された凹部の下部内側コーナーと接触する。取付けシステム10は続いて、アセンブリの上端部片ES1上に堅固に固定される。
アセンブリはこうして取付けシステム10から吊り下げられ、これによってアセンブリを安全に扱うことができる。
そこからアセンブリが吊り下げられる取付けシステム10は続いてハウジングL1上に運ばれ、そして徐々に降下させられる。降下の終わりに、下端部片EIは、ハウジング断面が縮小された部分12によって横方向に位置決めされる(図1)。さらに、連結装置14のサポート面16がヘッドプレートPT1の上面に接触状態で載るとき、下端部片EIはシムCおよび空隙の底部Fから離間したままとなる。
オペレーターは続いて第3の制御装置50を作動させて、パッド62が、続いて行われるパッケージングの輸送の間、上方を向くよう設計されたハウジングL1の二つの面に圧接する状態とする(図2)。上端部片ES1は続いて、輸送中に下方を向くよう設計されたハウジングL1の他の二つの面に接触する状態とさせられる。したがって上端部片ES1はハウジングL内で横方向にクランプされる。
オペレーターは続いて第1の制御装置27を作動させ(図6)、取付けシステム10をヘッドプレートPT1上に固定させる。
上記操作のそれぞれに関して、上端部片ES1をハウジングL内に埋め込むため、オペレーターは好ましくは所定の締め付けトルクを加える。これは、通常の輸送状況の中で生じる可能性のある加速度を考慮したものである。
輸送が終わったときオペレーターは、取付けシステム10をヘッドプレートPT1から分離させるために第1の制御装置27を作動させる。
オペレーターは続いて第3の制御装置50を作動させて、スライドブロック58を引っ込め、そしてハウジングL1内での上端部片ES1の横方向クランプを解除する。
オペレーターは続いて第2の制御装置34を作動させ、アセンブリをそのハウジングの底部に降下させる。
最後に、オペレーターは第4の制御装置72を作動させ、取付けシステム10を上端部片ES1から分離させる。取付けシステム10はその時、図4に示すように降下可能であり、そして原子力発電所で通常使用されている道具を使用して、アセンブリを輸送パッケージングから取り出すことができる。
ここで、図9ないし図11を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
本発明のこの第2実施形態は取付けシステム10'に関し、このものは、沸騰水型原子炉での使用のために設計された燃料アセンブリA2の上端部片ES2とハウジングL2の開口端部を具現化しているヘッドプレートPT2との間に介在させられるよう設計されている。
図9ないし図11に示すように、この例のアセンブリA2の上端部片ES2は、上から見ると正方形をなす中実プレートP2を具備し、側面図からわかるように、それには逆U字形をなすハンドルANが取り付けられている。ハンドルANは、正方形の対角線を通りかつアセンブリの縦軸線を通る平面内に配置されている。
第1実施形態がそうであるように、ハウジングL2はチューブT内部に画定されている。ここで、開口上端部は、ヘッドプレートPT2に機械加工により形成された孔TR内に溶接されている。
図9ないし図11に示す実施形態では、取付けシステム10'は連結装置14'を具備してなり、これはヘッドプレートPT2上に、それに形成された孔TRに関して、およびアセンブリの上端部片ES2のハンドルANに関して中心が合うように配置できる。
この例では、連結装置14'は正方形プレートの形態であって、このプレートが位置させられる孔TRの寸法と概ね同じ寸法を有する。
ネジ80によって具現化された単一制御装置が連結装置14'の中心に定着されており、取付けシステム10'がハウジングL2上に配置され、そしてそれが垂直向きにされた際に、上方に突出するようになっている。さらに詳しく言うと、ネジ80はボールジョイント82を介して連結装置14'に連結されている。ネジ80はその上端に操作ヘッド81を備え、この結果、適当な道具を用いてそれを作動させることができる。
ナット84がネジ80と係合している。2本のロッド86の第1の端部は、ネジ80の軸線に対して直角をなす共通軸線を通ってナット84に連結されている。ロッド86それぞれの反対側の端部は、ナット84上のロッド86の連結軸と平行な軸90を介して2本の制御ロッド88の第1の端部に連結されている。
制御ロッド88のそれぞれはそれ自体、軸90に平行な軸92を介して連結装置14'に連結されている。さらに詳しく言うと、軸92はボールジョイント82の両側で対称となるよう配置されている。連結装置14'の下方に配された制御ロッド88のそれぞれの第2の端部は、軸90および92と平行な軸96を介して、スラストロッド94の端部に連結されている。スラストロッド94は、連結装置14'に固定されたスラストロッド98上に重力によって載っている。ゆえにその逆側端部は、特に図7に示すように、上端部片ES2のハンドルANの上側ブランチに載ることができる。
ロッド86、制御ロッド88およびスラストロッド94は、連結装置14'の縦軸線22'を通りかつ上から見た際に上記装置によって形成される正方形の対角線を通る平面内に配置されている。
後により良く理解されるように、スラストロッド94はこうして、アセンブリA2の上端部片ES2上で連結装置14'を軸方向にクランプする手段、およびまた連結装置14'の縦軸線22'と平行にそれを軸方向に変位させる手段を形成する。
連結装置14'は、上から見た際にできる正方形の対角線に沿ってスライド可能な二つのあご100を支持する。さらに詳しく言うと、あご100は上記正方形の二つの対向するポイントに配置されている。各あごは、この目的のために設けられたハウジング104内に嵌合可能な突出部102を、ヘッドプレートPT2に形成された孔TRの入口に具備する。二つの関連付けられた連結ロッド106は、あご100を制御ロッド88のそれぞれに、軸90および92間のこれら制御ロッド上の位置で連結する。あご100はゆえに、ハウジングL2の開口端部を具現化するヘッドプレートPT上で連結装置14'を軸方向にクランプする手段を形成する。
ショックアブソーバ要素(図示せず)が、好ましくは各ロッド106とそれに対応するあご100との間に介在させられる。このショックアブソーバ要素は、正確な位置に関係なく、あご100がそれらのクランプ機能を発揮することを可能にする。ここで、スラストロッド94は、ハンドルANの上側ブランチを、連結装置14'の下面に接触状態で当接させる。
図8にさらに詳しく示すように、2枚の堅固な保護プレート108が下方に張り出しており、これは連結装置14'を形成する正方形プレートの二つの隣接縁部から発している。さらに正確に言うと、保護プレート108は、その後のパッケージングの水平輸送の間、上方を向くよう設計された面に沿って配置される。それらは、取付けシステム10'がアセンブリA2を含むハウジングL2の上部に固定された際、上端部片ES2の中実プレートP2およびハウジングL2まで下方に延在する。
保護プレート108のそれぞれは、ハウジングL2内へと内側を向くよう設計されたその面上でリーフスプリング110を支持し、このスプリングはその下側端部にサポート要素112を備える。このサポート要素112の一部は、取付けシステム10'がアセンブリA2を含むハウジングL2の上部内へと挿入された際、保護プレート108と中実プレートP2の隣接縁部との間に嵌合する。リーフスプリング110により、サポート要素112はアセンブリの上端部片を横方向に変位させる。
ここまで説明してきた装置は、オペレーターが、アセンブリA2の上端部片ES2を、そのパッケージング内での水平ポジションでのその後のアセンブリの輸送の間、下方を向くよう意図されたハウジングL2の二つの面に向って移動させることを可能にする。
クサビ形スラストパッド114は、各保護プレート108とそれに対応するサポート要素112との間に介在させられている。各スラストパッド114は、その内部に調節ネジ116が係合するネジ孔を具備する。この調節ネジは連結装置14'上に設けられており、これによってそれは連結装置上で自由に回転可能となっているが、一方では、その軸線22'に平行な上記装置に連結されている。二つの調節ネジ116のそれぞれは、連結装置14'上でアクセス可能な操作ヘッド118を具備する。これにより、それらは適当な道具によって作動させることができる。
スラストパッド114はゆえに、そのハウジングL2内でアセンブリの上端部片ES2の横方向クランプ手段を形成する。
図9ないし図11に示す本発明の第2実施形態において、取付けシステム10'は、アセンブリA2が既にハウジングL2内に挿入されてしまった際、ハウジングL2の上部内に設置されるよう設計される。この結果、アセンブリの下端部片は続いて、シムC上およびパッケージング内の空隙の底部F上で支持される。
オペレーターは取付けシステム10'をアセンブリA2上に位置させる。その時、取付けシステムはその非ロックポジションであり、つまりナット84はネジ80上でその低い位置に存在する。こうした状況のもとでは、スラストロッド94の端部は、ハンドルANの幅よりも大きな距離だけ、連結装置14'を形成するプレートの下面から離間しており、かつ互いに離間している。その上、あご100は連結装置14'の中心に向かって引っ込められている。
取付けシステムが適所に設置された際、保護プレート108の下端はハウジングL2内へと侵入する。ハンドルANの上側ブランチは、連結装置14'の下側部分に配置された開口部99によって自動的に中心合わせがなされる。リーフスプリング110に設けられたサポート要素112は、同時に、パッケージングが水平ポジションで輸送されているときに下方を向くことになるハウジングのコーナーに接触状態で上端部片ES2を予め位置させる。ゆえに、ハウジング上での取付けシステム10'の正確な中心合わせは、ヘッドプレートPT2の孔TRの入口に形成された相補的加工部に連結装置14'を埋め込むことによって達成される。システムの最終ポジションは、連結装置14'がヘッドプレートPT2上に載ったときに得られる。
続いてオペレーターは、ヘッドプレートPT2上へ連結装置14'を軸方向にクランプする手段、アセンブリの上端部片ES2上で連結装置を軸方向にクランプする手段、およびアセンブリの軸方向変位手段のための単一の制御装置を形成するネジ80を作動させる。
スラストロッド94の端部はこうしてハンドルANの上側ブランチの下方に嵌合し、そして上記ブランチを、図7に示すように連結装置14'を形成するプレートの下面に接触状態とさせる。アセンブリA2の上端部片ES2はこうして連結装置14'に固定され、そして下端部片EI(図1)は、シムCおよびパッケージングの底部Fから離間される。同時に、あご100の突出部102は、ヘッドプレートPT2のハウジング104内に嵌合する。これは、ヘッドプレートPT2を連結装置14'に対して固定する作用を有する。
オペレーターは続いて二つの制御ネジ116を作動させて、上端部片ES2を横方向に、その後の水平ポジションでのパッケージングの輸送の間は下方を向くことになるハウジングL2のコーナーに接触状態でブロックする。
燃料アセンブリA2が使用されることになる原子炉所在地への到着時、第1のステップは、オペレーターが、上記底部コーナーに加えられたクランプ圧力を解放するために、二つの制御ネジ116を緩めて外すことである。
オペレーターは続いてネジ80を作動させて、取付けシステム10'が懸架状態を維持している間に、アセンブリをこの取付けシステム10'から分離させる。これは、上記アセンブリをそのハウジングL2の底部内に降下させるため、そして取付けシステム10'をヘッドプレートPT2から分離させるためである。
ここで、図12ないし図14を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
本発明のこの第3実施形態は取付けシステム10''に関し、これは、加圧水型原子炉内に配置することを意図した燃料アセンブリA3の上端部片ES3と、ハウジングL3の開口端部を具現化するヘッドプレートPT3との間に介在させられるよう設計されている。
図12ないし図14に示すように、この例では、アセンブリA3の上端部片ES3は中実下側プレートP3を具備し、これは上から見ると正方形をなす。上端部片ES3はまた、アセンブリが垂直に配置されたとき、中実プレートP3上であってかつそれから距離をおいて配置された上側プレートPSを具備する。上側プレートPSはその中央部がくり抜かれ、そして端部片の四つのコーナーに配置された連結部品PJによってプレートP3に対して強固に連結されている。
図12ないし図14には詳細が示されており、ここでハウジングL3は、正方形断面を備えたチューブT内に上記のように形成され、開口上端部はたとえば溶接によって、ヘッドプレートPT3に機械加工によって形成された同一断面を有する孔TR内に固定される。
取付けシステム10''は連結装置14''を具備し、これはヘッドプレートPT3上に取り付けることができ、図示していないガイドピンを使用して、それに形成された孔TR上で中心合わせがなされる。
たとえばネジ119のようなクランプ手段は、ネジが適所に配されたとき、連結装置14''とヘッドプレートPT3との間の強固な連結を提供するよう設計される。
連結装置14''には下方に突出するピンガイド121が設けられる。説明をわかりやすくするため、図10にはこうしたピンガイド121のうちの一つのみを示す。これらピンガイド121の下面は停止面を形成し、この停止面は、アセンブリの上端部片ES3の上側プレートPSの上面に載ることができる。
単一の制御装置120は、連結装置14''の中心において回転自在に支持され、一方、その軸線22''と平行に上記装置の適所に固定される。単一の制御装置120は操作ヘッド122を備え、これはその上端部において適当な道具を用いて作動させることができる。
連結装置14''の下方の下側部分において、単一の制御装置120はネジ山124を具備し、このネジ山にナット126が係合する。このナット126は連結装置14''に対する回転に関して固定されている。これによって単一の制御装置120の回転は、軸線22''と平行にナット126の上方または下方変位を制御する作用を有する。
四つの爪128が、それらの上側端部を介してナット126に連結されている。この連結は、連結装置14''の軸線22''に直交する方向に沿って方向付けられた回動軸130によって実現されている。さらに詳しく言うと、爪128の回動軸は全て、軸線22''に対して垂直な同一平面内に、この軸22''から等しい間隔を置いて配されている。さらに、縦軸線22''の両側に配置された爪128の回動軸130は互いに平行であり、かつ他の二つの爪128の回動軸130に対して直交する。
爪128のそれぞれはその下端に屈曲部140を有し、これは概ね直角に外側に突出する。互いに隣接する爪128は屈曲部140の上方にスラストローラー142を備える。さらに詳しく言うと、これらローラー142は、その後のパッケージングの水平ポジションでの輸送の間、下側を向くよう設計されたハウジングL3の面に接触状態で使用されることになる、中央がくり抜かれた上側プレートPSの一部の内面に接触状態となるよう爪128と共に使用される。
爪128のそれぞれの上端はまた、縦軸線22''を向くその側に、連結装置14''に固定されたスラストロッド134上にラグ132を具備する。トーションばね136が回動軸130のそれぞれの周りに巻かれており、それは第一にナット126に固定されたロッド138に載っており、かつ第二に対応する爪128に載っており、端部片に横方向の力を加える。
ローラー142を持たない爪128のラグ132(以下参照)は、爪128の屈曲部140が上端部片ES3の上側プレートPSの下方に位置させられた際、ナット126の面127に接触状態で載るよう設計されたストッパ133によって終端が形成されている。ゆえにこれは、ローラーを備えない二つの爪のそれぞれの外側に向う回動を制限する。この結果、これらの爪は上側プレートPSに横方向の力を加えることはできない。上端部片ES3の、ハウジングLの二つの不可欠な面に向う横方向の変位は、それゆえ、スプリング136によって上記端部片に加えられる横方向の力の作用のもと、ローラー142を備えた二つの爪128によって保証できる。
本発明のこの第3実施形態においては、単一の制御装置120は、第一に、アセンブリの上端部片ES3上の連結装置14''のためのクランプ手段、および縦軸線22''に沿ったアセンブリの軸方向変位手段を形成する爪128の回動を制御する。スプリング136はまた、水平ポジションでのパッケージングの輸送の間、下方を向くことになるハウジングL3のコーナーに向う上端部片ES3の横変位手段を形成する。
ゆえに、図12に示す引き込みポジションからの単一の制御装置120の作動は、それらを軸線22''に沿って上方に移動させかつ上側プレートPSの下方に屈曲部140を位置させることにより、爪128を離間させる作用を持つことになる。二つのローラー142はまず、上端部片ES3の上側プレートPSの凹部の対応する内面に接触状態となる。ハウジングL3の上記下側コーナーに向うこの端部片の横変位が、続いてスプリング136を用いて得られる。爪128の屈曲部140は続いて上側プレートPSの下方に接触状態で当接する。これは、アセンブリをそのハウジング内で持ち上げる作用を持つ。最後に上側プレートPSは、連結装置14''に取り付けられたピンガイド121の下面に対して接触状態で置かれる。そしてこれはアセンブリの上端部片ES3に対して上記装置を固定する作用を持つ。
図12ないし図14に示す本発明の第3実施形態において、取付けシステム10''は、アセンブリA3が既にハウジングL3内に挿入されてしまったとき、ハウジングL3の上部に設置されるよう設計される。したがってアセンブリの下端部片は、シムCおよびパッケージングの底部Fの上に載る。
オペレーターは取付けシステム10''をアセンブリA3上に持ってくる。取付けシステムはそのとき、その引っ込みポジションすなわち非ロックポジションである。つまり、ナット126は単一の制御装置120に対して低い位置に存在する。こうした状況下では、屈曲部140は軸線22''に向って引っ込められ、かつ上側プレートPSに形成された凹部の下面から離間している。
取付けシステム10''は図12に示すようにハウジングL3の上側部分に挿入され、かつピン(図示せず)を用いて、ヘッドプレートPT3上で中心合わせがなされる。連結装置14''は続いて、たとえばネジ119を用いてヘッドプレートPT3に固定される。
オペレーターは続いて単一の制御装置120を作動させるが、この装置はナット126および爪128を上方に移動させる作用を有する。爪128はその軸130に沿って外側に漸進的に回動する。この結果、屈曲部140を上側プレートPSの下方に位置させることが可能となる。ローラー142は、スプリング136によって、上側プレートPSに形成された凹部の二つの対応する面と接触状態になるが、これは、上端部片ES3を上記ハウジングL3の下側コーナーに接触状態とさせる作用を有する(図13)。
制御装置120の連続動作は、図14に示すように、上側プレートPSが、連結装置14''によって支持されたピンガイド121の下面に接触状態で当接するように、アセンブリA3を持ち上げ、そして上側プレートPSを動かす作用を有する。
輸送が終了したとき、オペレーターは単一の制御装置120を反対方向に作動させる。この操作によってナット126および爪128が降下する。爪は徐々にアセンブリの上端部片ES3から解放され、アセンブリはこうしてシムCの上に載置される(図1)。爪128が十分に引っ込められたとき、取付けシステム10''は取り外される。
本発明による方法および装置はそれゆえ、輸送されるべきアセンブリのタイプに関係なく、アセンブリの上端部片とハウジングの開口端部との間に強固な連結状態を形成する。この独特の簡単な構造は、従来技術によるブロック装置に比べて、横方向にかなり小さなものである。
本発明はまた、いかなるハウジング内ででも燃料アセンブリのブロックに適用できるということに留意されたい。ゆえに、非限定的実施例として、特にこのハウジングは、アセンブリ輸送装置、プール貯蔵バスケットに属していても、あるいは何らかの施設の燃料アセンブリ貯蔵エリアに属していてもよい。
本発明によるブロック装置を用いて輸送パッケージング内のバスケット用のハウジング内部に保持された燃料アセンブリを示す概略垂直断面図である。 本発明によるブロック装置によってそのハウジング内に保持された、図1のアセンブリの概略上面図である。 本発明の第1実施形態による加圧水型原子炉用の燃料アセンブリの上端部片の取付け用のシステムのブロック状態を示す垂直断面図である。 燃料アセンブリが取り出される際の取付けシステムを示す、図3に類似の断面図である。 それが上端部片内へ導入される時点での取付けシステムを示す、図3および図4に類似の断面図である。 図3の取付けシステムの上面図である。 図6のVII-VII線に沿った断面図である。 図6のVIII-VIII線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態による沸騰水型原子炉用の燃料アセンブリの上端部片取付けシステムのブロック状態を示す垂直断面図である。 横方向に自由な状態での、図9の取付けシステムに固定された横変位手段の垂直断面図である。 図9の取付けシステムの上面図である。 本発明の第3実施形態を示す、加圧水型原子炉用の燃料アセンブリの上端部片用の取付けシステムの垂直断面図である。 上記システムの爪がアセンブリの上端部片を捕らえた際の取付けシステムを示す図12と同様の図である。 アセンブリが高い位置でブロックされかつ横方向にオフセットされた際の取付けシステムを示す、図12および図13と同様の図である。
符号の説明
A,A1 燃料アセンブリ
C シム
ES,ES1 上端部片
EI 下端部片
F 底部
L,L1 ハウジング
PT 支持プレート
PT1 ヘッドプレート
P1 中実下側プレート
T 管状壁
TR 孔
10 取付けシステム
12 小断面を備えた一部分
14 連結装置
16 サポート面
18 センタリングピン
20 リング
22 縦軸線
24 突出部
26 フランジ
27 第1の制御装置
28 操作ヘッド
30 ギア
32 歯付き区域
34 第2の制御装置
36 操作ヘッド
38 ネジ山
40 円柱部
42 雌ネジ
44 ディスク
46 歯
48 ギア
50 第3の制御装置
52 操作ヘッド
53,54 ピン
56 カム溝
58 スライドブロック
59,64 筒状部
60 サポート面
62 パッド
66 ディスク
68 歯
70 ギア
72 第4の制御装置
74 操作ヘッド
76 螺旋歯
78 あご

Claims (20)

  1. 輸送バスケットのハウジング(L1,L2,L3)内で燃料アセンブリ(A1,A2,A3)を固定するための装置であって、
    前記アセンブリは上端部片(ES1,ES2,ES3)を具備し、かつ前記ハウジングは第1の開口端部および第2の端部を具備し、
    装置は、前記燃料アセンブリの前記上端部片(ES1,ES2,ES3)と前記ハウジング(L1,L2,L3)の前記開口端部との間で、前記アセンブリが前記ハウジングの長さの少なくとも一部の上に前記ハウジングの少なくとも一つの面と接触状態で載るような所定の相対位置において、堅固な連結をなすことが可能な手段(10,10',10'')を具備し、
    堅固な連結をなすことが可能な前記手段は前記アセンブリの前記上端部片上に配置されることを特徴とする装置。
  2. 前記燃料アセンブリ(A1,A2,A3)および前記ハウジング(L1,L2,L3)は多角形断面を有し、かつ前記所定の相対位置は、前記上端部片(ES1,ES2,ES3)が前記ハウジングの二つの隣接面と接触状態で載っているようなものであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記燃料アセンブリ(A1,A2,A3)および前記ハウジング(L1,L2,L3)は正方形断面を有することを特徴とする請求項2に記載の装置。
  4. 前記ハウジングの前記第2の端部に近接配置された、より小さな断面を備えた前記ハウジング(L1,L2,L3)の部分(12)をさらに具備し、より小さな断面を備えた前記部分は前記燃料アセンブリの下端部片(EI)の寸法と概ね等しい寸法を有することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記所定の相対位置は、前記燃料アセンブリが前記上端部片によって懸架されるようなものであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 堅固な連結をなすことが可能な前記手段(10,10',10'')は、第1のクランプ手段(78,94,140)によって前記アセンブリの前記上端部片(ES1,ES2,ES3)に固定可能でありかつ第2のクランプ手段(24,26,62,102,104,119)によって前記ハウジング(L1,L2,L3)の前記開口端部内に固定可能である連結装置(14、14',14'')を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記連結装置(14,14',14'')は横変位手段(58,114,142)を具備し、この横変位手段は、前記アセンブリの前記上端部片(ES1,ES2,ES3)を、前記ハウジング(L1,L2,L3)の二つの隣接面に向って、およびそれから離れるように移動させることができることを特徴とする、請求項2または請求項3のいずれかと組み合わされた請求項6に記載の装置。
  8. 前記連結装置(14,14',14'')は軸方向変位手段(38および42,94,140)を具備し、この軸方向変位手段は、前記アセンブリ(A1,A2,A3)を、前記ハウジング(L1,L2,L3)の前記第2の端部(F)から離れるよう、および前記第2の端部に向って移動させることができることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1のクランプ手段(78)、前記第2のクランプ手段(24,26)、前記横変位手段(58)および前記軸方向変位手段(38,42)は、別個に操ることが可能な別個の制御装置(72,27,50,34)によって作動させられることを特徴とする、組み合わされた請求項7および請求項8に記載の装置。
  10. 前記連結装置(14)は前記燃料アセンブリ(A1)の縦方向軸線に対して平行に配置可能な縦方向軸線(22)を有し、かつ前記第1のクランプ手段はあご(78)を有し、このあごは前記軸線に関して概ね半径方向に沿って前記連結装置の第1の部分(64)上へ移動可能であり、前記第2のクランプ手段はバイオネットリング(20)を具備し、このバイオネットリングは前記軸線を中心として前記連結装置(14)の第2の部分の周りを回転可能であり、前記軸方向変位手段は、前記軸線に沿った前記第1の部分と前記第2の部分との間の相対変位を調整する手段(38,42)を具備し、かつ前記横変位手段は少なくとも一つのスライディングブロック(58)を具備し、このスライディングブロックは前記軸線に関して概ね半径方向に沿って前記連結装置の前記第1の部分(64)上へ移動可能であり、前記スライディングブロックはさらに前記第2のクランプ手段の一部を形成することを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 前記第1のクランプ手段(94)、前記第2のクランプ手段(102)および前記軸方向変位手段(94)は単一の制御装置(80)によって作動させられ、かつ横変位手段(114)は別の制御装置(116)によって作動させられ、この制御装置(116)は前記単一の制御装置とは別個に操作できることを特徴とする、組み合わされた請求項7および請求項8に記載の装置。
  12. 前記単一の制御装置(80)は前記連結装置(14')上に回転自在に定着されたネジであり、このネジは、第一に前記第1のクランプ手段を、第二に前記軸方向変位手段を形成するスラストロッド(94)に作用すると共に、前記ネジは、前記連結装置(14')と前記ネジに係合するナット(84)と前記スラストロッド(94)およびあご(100)とに連結された制御ロッド(86,88,106)を介して、前記第2のクランプ手段を形成する前記あご(100)に作用し、かつ前記横変位手段は前記連結装置(14')に定着されたスラストパッド(114)を具備してなることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1のクランプ手段(140)、前記横変位手段(142)および前記軸方向変位手段(140)は単一の制御装置(120)によって作動させられ、かつ前記第2のクランプ手段は別個の取付け装置を具備してなることを特徴とする、組み合わされた請求項7および請求項8に記載の装置。
  14. 前記単一の制御装置(120)は前記連結装置(14'')上に回転自在に定着されたネジであり、このネジは、前記第1のクランプ手段、前記軸方向変位手段および前記横変位手段を形成する爪(128)に、前記ネジに係合しかつ前記爪が連結されるナット(126)を介して作用することを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. 輸送バスケットのハウジング(L1,L2,L3)内で燃料アセンブリ(A1,A2,A3)を固定するための方法であって、
    前記アセンブリは上端部片(ES1,ES2,ES3)を具備し、かつ前記ハウジングは第1の開口端部および第2の端部(F)を具備し、
    前記方法は、前記アセンブリの前記上端部片上で、前記燃料アセンブリが前記ハウジングの底部(F)と接触状態ではなく、しかも前記燃料アセンブリが前記ハウジングの少なくとも一つの面に接触状態で載っているかあるいは前記ハウジングの少なくとも一つの面の長さの少なくとも一部に接触状態で載っているような所定の相対位置において、前記燃料アセンブリの前記上端部片(ES1,ES2,ES3)と前記ハウジング(L1,L2,L3)の前記開口端部との間で堅固な連結をなすことからなることを特徴とする方法。
  16. 前記燃料アセンブリの下端部片(EI)は、前記下端部片を前記ハウジング内で横方向に保持するため、前記ハウジングの前記第2の端部に近接して設けられた、小断面(12)を持つ前記ハウジングの一部分内に配置されることを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記燃料アセンブリ(A1,A2,A3)および前記ハウジング(L1,L2,L3)は多角形断面を有し、かつ前記堅固な連結は、前記上端部片(ES1,ES2,ES3)が前記ハウジングの二つの隣接面に接触状態で載るような所定の相対位置でなされることを特徴とする請求項15または請求項16に記載の方法。
  18. 連結装置(14)は前記ハウジング(L1)の外側に配置された前記燃料アセンブリ(A1)の前記上端部片(ES1)上に固定され、前記燃料アセンブリは続いて前記連結装置を備えた状態で概ね垂直に配置された前記ハウジング内に挿入され、前記上端部片(ES1)が前記ハウジングの前記二つの隣接面に接触状態で用いられ、その後、前記連結装置(14)が前記ハウジングの前記開口端部内に固定されることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 連結装置(14')が前記燃料アセンブリ(A2)の前記上端部片(ES2)上に挿入され、前記燃料アセンブリは概ね垂直に配置された前記ハウジング(L2)内に配置され、前記アセンブリは前記ハウジングの前記開口端部内に前記連結装置を固定する間持ち上げられ、その後、前記上端部片(ES1)が前記ハウジングの前記二つの隣接面に接触状態で用いられることを特徴とする請求項17に記載の方法。
  20. 連結装置(14'')が前記燃料アセンブリ(A3)の前記上端部片(ES3)上に挿入され、前記燃料アセンブリは概ね垂直に配置された前記ハウジング(L3)内に配置され、前記連結装置は前記ハウジングの前記開口端部内に固定され、前記上端部片(ES3)は前記ハウジングの前記二つの隣接面に接触状態とさせられ、その後、前記アセンブリ(A3)が持ち上げられ、かつ前記ハウジングの前記二つの隣接面に接触状態の前記連結装置(14'')に接触状態で押し込まれることを特徴とする請求項17に記載の方法。
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