JP5038003B2 - 舞台装置 - Google Patents

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Description

本発明は各種の演劇や音楽等に利用する舞台装置に関する。
従来この種の舞台装置の1例としての組立式の構造体は、図8の如く矩形状を呈する天板aと、該天板下面を載置支持する折畳み脚bとから成る組立式床構造において、天板aは、その各角隅部に連結孔cを形成し、折畳み脚bは、外パイプと内パイプからなる4本の伸縮ロック式脚材dを備え、少なくとも、天板a同士が隣接する側に配される脚材の内パイプの上端部に、対応する天板aの連結孔c内に嵌合する連結棒eと隣接する天板aの連結孔c内に嵌合する連結棒eとを有する支持部材fを着脱可能に取り付け、該支持部材fは図9の如くフランジ板gの四隅の隅部にそれぞれ前記連結棒eを突設して構成されている(特許文献1参照。)。
特開平7−127296号公報
前記組立式構造体の舞台装置によれば、折畳み脚b上に並べられている天板a中の1枚の天板aを撤去し、この撤去した天板aの個所の空間の個所の下方に階段や迫り或いはリフトを仮設し、該階段を利用して或いは迫りやリフトを上昇して俳優や歌手等の演者が舞台の下方から前記空間を通って舞台上に現われるときに、該空間の四隅の隅部に、前記撤去した天板をその隅部で支持していた前記フランジ板gや連結棒eの1部が内方に突出しているので、前記演者の衣装がこれらフランジ板gや連結棒eに引掛かり、該演者が転倒して負傷する等の危険性がある問題点があった。
又、前記構造体を構成する筋違(斜材)や横桟の存在により、舞台下の空間の利用が制限されるという問題点があった。
更に又、前記舞台装置の配置換えにおいては、前記折畳み脚bを分解撤去したり、又は新しく位置決めをした位置に折畳み脚bを配置して舞台装置を組立てたりするのに、大変な労力と時間とを要するという問題点があった。
本発明はこれらの問題点を解消し、舞台装置の組立てを短い時間で且つ容易に行なうことができると共に、種々の演出意図に応じて舞台下の空間を有効に利用できるようにし、演者が舞台上に前記開口部より現れる時に危険となる突出物等の無いような舞台装置を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成すべく、床面の上方に舞台用単板を並べて支持して舞台を形成する舞台装置において、それぞれ隣り合う単板をその端部において両柱部と梁部とからなるトラス構造の門形支持部材の上面に着脱自在に係止すると共に、該門形支持部材をその下端部において前記床面に移動可能に係止する。
本発明の効果として、舞台の配置換えや舞台の奈落位置の変更が容易となると共に舞台下の空間の利用も容易となり、且つ、演者が舞台上に現れる時にも危険のない舞台装置を提供できる。
本発明を実施するための最良の形態の実施例を以下に示す。
図1は、本発明を適用した舞台装置の実施例の平面図で、一部をカットして示してある。
即ち、舞台の上面は矩形状を呈する複数の単板1を複数の門形支持部材の2の上端面に着脱自在に係止して敷き詰めて形成されている。
前記門形支持部材2は前記単板1と略同一幅に形成されている。
前記門形支持部材2の斜視図を図2に示した。
門形支持部材2は両側の柱部2a、2aと、これら柱部2a、2aの上端部間を連結固定した上部の梁部2bからなり、これら柱部2a及び梁部2bはアルミニウム製のトラス構造から形成されている。
前記門形支持部材2は、床面Fに敷設されている係合突条からなる定盤3に、移動可能に係止されている。前記門形支持部材2の各柱部2aの下端部を前記定盤3に設けた2本のスリット3aに移動可能に係止する構成を図3に示した。
即ち各柱部2aの下の床面Fには、各2本の凹溝4、4が所定の間隔で、矢印Aの方向(前記門形支持部材2の移動方向)に細長く形成されている。
又、これら凹溝4の上部は、細長いスリット3aを有する定盤3で覆ってある。
かくして、各柱部2aの下には、各2本のスリット3aが形成されている。
前記スリット3aは前記凹溝4に沿って細長に形成されており、前記定盤3に頭部を係止可能な2本のボルトからなるガイド杆6が各々前記スリット3aを挿通して前記柱部2aの下端部の底板2f上に突出すると共に、該突出したボルト6の先端部に螺着するナットからなる係止体7を前記底板2fの上面に当接させて、所望の位置で前記柱部2aを前記定盤3に係止するように締め付けている。
尚、図3において、8は床面Fに埋設され前記凹溝4を形成するみぞ形鋼を固定する補強用鉄板であり、9は該鉄板8を床面のコンクリート中で固定されるアンカーボルトである。
次に、前記単板1を前記門形支持部材2の上端面に着脱自在に係止する構成について説明する。
前記単板1を前記門形支持部材2の上端面に係止する場合、その係止位置は、単板1の端が門形支持部材2の上端面の幅の中心位置にくるように、即ち、単板1が門形支持部材2の上端面の2分の1を覆うようにした第1係止位置と、前記単板1の端と前記門形支持部材2の上端面の端とが一致するように、即ち、単板1が門形支持部材2の上端面を覆うようにした第2係止位置とを有しているのも本発明の特徴である。
これら第1係止位置又は第2係止位置にて単板1と門形支持部材2とを係止させるための位置決め構造について、図4により説明する。
図4は、単板1と門形支持部材2とが前記第1係止位置にある状態を示している。
2cは嵌合ロッドで、該嵌合ロッド2cは丸い棒状の軸部の下端部に後述する嵌入穴2dに嵌入する突出部2eを有しており、又、該嵌合ロッド2cは前記単板1の端部から下方に向かって突設されている筒状の嵌合体1aに着脱自在に嵌合するように形成されている。
前記門形支持部材2の上端面部には、前後方向に直列に並んだ4個の嵌入穴2dが形成されている。
第1係止位置では、前記上端面部の中心位置寄りの嵌入穴2dに前記嵌合ロッド2cの下端の突出部2eを嵌入させるようにする。
又、単板1と門形支持部材2とを前記第2係止位置に係止させるときは、前記門形支持部材2の上端面部の外寄りの嵌入穴2dに前記嵌合ロッド2cの下端の突出部2eを嵌入させるようにすればよい。
尚、前記第1係止位置は、複数の単板1を相接して敷き詰めるときに用いられ、又、第2係止位置は、舞台に開口部10を形成するときに用いられる。
次に本発明の舞台装置の使用方法及びその効果について説明する。
複数の単板1を門形支持部材2の上端面に係止して舞台装置を形成するときは、複数の門形支持部材2を定盤3に沿って移動させて、所定ピッチ(前記単板1の長さに略同じ)に並べる必要がある。
前記門形支持部材2を移動させる時には、柱部2aの下端部の凹溝4内に突出するボルト6とナット7を緩めればよい。
かくして門形支持部材2を所定位置に移動させてから、前記ボルト6とナット7を締め付けて、該門形支持部材2を床面Fの該所定位置に固定する。
図5乃至図7は、本発明の舞台装置を組変える一例の転換方法を示す説明図である。又、10は単板1を取り外して形成した開口部を示す。
このように、開口部10の周縁部には該開口部10内へ突出するような突起物が何もないので、出演者の迫り上がり等も安全である。
又、門形支持部材2はトラス構造の両柱部2a、2aと梁部2bとからなり、下部の横桟や筋違等の邪魔な物がない構造としたので、舞台下の空間を有効に利用できる。
更に又、舞台を片付けるときには、一連の門形支持部材2が順次定盤3上を移動して床面の一方の片隅へ格納できるので、片付けの手間が少なくて済む効果も有している。
尚、本実施例では、門形支持部材2の各柱部2aの下の床面Fに各2本のスリット3aを設けるとしたが、これは2本以外の数のスリットを設けるようにしてもよい。
又、前記柱部2aの下端部と前記定盤3との間に、該定盤3上を転動可能な車輪又はコロを介在させてもよい。
本発明は劇場等の各種舞台装置に利用される。
本発明の実施例の舞台装置の平面図である。 前記舞台装置の一部、門形支持部材の斜視図である。 前記門形支持部材を床面に係止する構造部分の一部縦断面図である。 前記門形支持部材の上端面部に舞台用単板を係止する構造部分の一部縦断面図である。 前記舞台装置の組変え前の状況を示す説明図である。 前記舞台装置を組変えるための転換途中の状況を示す説明図である。 前記舞台装置を組変えた後の状況を示す説明図である。 従来の舞台装置の一例の構造を示す説明図である。 前記従来の舞台装置の一部支持部材の斜視図である。
符号の説明
1 舞台用単板(単板)
1a 嵌合体
2 門形支持部材
2a 柱部
2b 梁部
2c 嵌合ロッド
2d 嵌合穴
3 係合突条(定盤)
6 ガイド杆(ボルト)
7 係止体(ナット)

Claims (4)

  1. 床面の上方に舞台用単板を並べて支持して舞台を形成する舞台装置において、それぞれ隣り合う単板をその端部において両柱部と梁部とからなる門形支持部材の上面に着脱自在に係止すると共に、該門形支持部材をその下端部において前記床面に移動可能に係止する舞台装置。
  2. 前記柱部及び梁部はアルミニウム製のトラスからなる請求項1に記載の舞台装置。
  3. 前記床面に、前記門形支持部材が移動する方向に凹溝を形成し、該凹溝の側壁の上端部に該凹溝の内方に突出する係合突条を設けると共に該係合突条の先端部に前記凹溝に沿ってスリットを形成し、前記柱部の下端部から前記スリット内に移動自在に挿通するガイド杆を突出し、該ガイド杆の下端部に、前記凹溝内に存して前記係合突条の下面に係脱する係止体を有する請求項1又は請求項2に記載の舞台装置。
  4. 前記門形支持部材の上端面に、前記舞台用単板の端部が該上端面の中間位置まで載置したとき又は前記舞台用単板の端部が該上端面の略全面に至るように載置したときに該上端面から上方に突出する嵌合ロッドが前記舞台用単板の下部に形成されている嵌合体に着脱自在に嵌合するように形成した請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載の舞台装置。
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