JP5036225B2 - ヘテロ接合電界効果型トランジスタ - Google Patents

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本発明は、窒化物系III−V族化合物半導体を利用した電界効果型トランジスタ(FET)に関し、特に、ノーマリオフタイプFETの特性の改善に関するものである。
従来において、窒化物系III−V族化合物半導体を利用したAlGaN/GaNへテロ接合電界効果型トランジスタ(HFET)では、ウルツ鉱型結晶構造を有するAlGaN層とGaN層のC面((0001)面)が基板表面と並行になるように形成されている。したがって、AlGaN層とGaN層のピエゾ効果や自発分極によって電子が誘起され、AlGaN/GaN界面に2次元電子ガス(2DEG)が形成される。
図4の模式的な断面図は、そのような2DEGが形成される様子を視覚的に図解している。図4(A)に示されているように、GaN層11に比べてAlGaN層12は小さな結晶格子定数を有している。したがって、GaN層11上にAlGaN層12を結晶成長させた場合、図4(A)中の矢印で示されているように、GaN層11はAlGaN層12から圧縮応力を受け、逆にAlGaN層12はGaN層11から引張応力を受けることになる。そして、これらの応力が、ピエゾ効果を生じる原因となり得る。
また、図4(B)中の矢印で示されているように、AlGaN/GaN界面はc軸([0001]方向軸)に対して垂直な関係にある。GaN層11のc軸方向においては、N原子面とGa原子面とが交互に積層されている。そして、Ga原子面とN原子面との電気陰性度の相違に起因して、GaN層11内においてc軸方向に自発分極が生じ得る。
以上のようなピエゾ効果や自発分極で生じた電子は、AlGaNに比べてGaNが小さなエネルギバンドギャップを有するので、AlGaN/GaN界面においてGaN層11側に蓄積されて2DEGを形成する。
図4(B)のAlGaN層12上に一対のソース・ドレイン電極およびそれらの間のゲート電極を形成してHFETを作製した場合、AlGaN/GaN界面に2DEGが存在するので、ソース・ドレイン電極間に電圧を印加すれば、ゲート電圧がゼロの場合でもドレイン電流が流れる。したがって、このようなHFETは、ノーマリオンタイプのHFETと呼ばれている。
ところで、一般的な回路へHFETを応用する場合、ゲート電圧がゼロの時にドレイン電流が流れることのないノーマリオフタイプのHFETが望ましい。したがって、ウルツ鉱型結晶構造においてピエゾ効果や自発分極によって深さ方向に分極電界を生じない無極性面を利用してHFETを作製する方法が、非特許文献1の信学技報、ED2005−205、pp.35−39に開示されている。そのような無極性面としては、例えばA面((11−20)面)やM面((10−10)面)を利用することができる。
信学技報、ED2005−205、pp.35−39
非特許文献1におけるようにウルツ鉱型結晶構造の無極性面をHFETに利用する場合、C面に平行なAlGa/Ga界面を利用する場合と同様にソース・ドレイン電極下にキャリアを生じさせるためには、AlGaN層にドーピングを行なう必要がある。その際に、ソース・ドレイン電極のコンタクト抵抗を低減させるためには、AlGaN層のドーピング濃度を増やさなければならない。しかし、ドーピング濃度を増やし過ぎれば、ゲートリーク電流が増大してしまう。
したがって、ウルツ鉱型結晶構造の無極性面をHFETに利用する場合、ゲートリーク電流を増大させることなく、ソース・ドレイン電極のコンタクト抵抗を低減させることが望まれる。
そこで、本発明は、コンタクト抵抗が小さくかつゲートリーク電流の少ないノーマリオフタイプのヘテロ構造電界効果型トランジスタを提供することを目的とする。
本発明の一つの態様によれば、分極性を有する六方晶の化合物半導体を用いて作製されたヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、その化合物半導体のA面上またはM面上にゲート電極が形成されており、A面上またはM面上に形成された一対の凹部内に現れた化合物半導体の面上に一対のソース・ドレイン電極が形成されていることを特徴としている。
なお、分極性を有する化合物半導体は、窒化物系III−V族化合物半導体であることが好ましい。
本発明の他の態様によれば、ヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法において、第一の化合物半導体層を基板上に形成し、この第一化合物半導体層上の任意の一対の位置に任意形状の凹部を形成し、その後に第一化合物半導体層上に第二の化合物半導体層を形成し、これら第一と第二の化合物半導体層は分極性を有する六方晶であってA面またはM面の上面を有しており、この第二化合物半導体層上であって上記一対の凹部上の領域に現れたC面上に一対のソース・ドレイン電極を形成し、これら一対のソース・ドレイン電極の間でA面上またはM面上にゲート電極を形成する工程を含むことを特徴としている。
本発明のさらに他の態様によれば、ヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法において、基板上の任意の一対の位置に任意形状の凹部を形成し、分極性を有する第一の化合物半導体層をその基板上に形成し、その第一の化合物半導体層上に第二の化合物半導体層を積層し、これら第一と第二の化合物半導体層は分極性を有する六方晶であってA面またはM面の上面を有しており、この第二化合物半導体層上であって上記一対の凹部上の領域に現れたC面上に一対のソース・ドレイン電極を形成し、これら一対のソース・ドレイン電極の間でA面上またはM面上にゲート電極を形成する工程を含むことを特徴としている。
なお、その化合物半導体層は、ウルツ鉱型結晶構造を有する窒化物系III−V族化合物半導体であることが好ましい。また、その化合物半導体層のC面が基板の表面に対して垂直の関係にあることが好ましい。さらに、上記凹部の底面形状が、矩形であることが好ましい。その凹部における対向する一対の側面は、c軸方向に対して直交していることが好ましい。
以上のような本発明によって、コンタクト抵抗が小さくかつゲートリーク電流の少ないノーマリオフタイプのヘテロ構造電界効果型トランジスタを作製することが可能となる。
本発明者が鋭意検討を重ねた結果として、窒化物系III−V族化合物半導体の無極性面を利用したHFETにおいて、ゲートリーク電流が少なくかつソース・ドレイン電極のコンタクト抵抗が小さいノーマリオフタイプのトランジスタを実現し得る方法が見出された。
すなわち、本発明では、分極性を有する化合物半導体を用いて作製されたヘテロ接合電界効果型トランジスタにおいて、その化合物半導体の無極性面上にゲート電極が形成されており、その化合物半導体の極性面上にソース・ドレイン電極が形成されていることを特徴としている。
より具体的には、分極性を有する化合物半導体において、極性面に平行にヘテロ接合を作製した場合、ピエゾ効果および自発分極によってそのヘテロ界面に1013cm-2程度のシートキャリア密度を有する2DEGが形成され、この2DEGに近接してソース・ドレイン電極を形成することによって、接触抵抗の小さいオーミックのソース・ドレイン電極を実現することができる。他方、無極性面に平行にヘテロ接合を作製した場合、そのヘテロ接合に直交する方向においてピエゾ分極や自発分極が生じないので、そのヘテロ接合に沿って2DEG(キャリア)が存在しない。その結果、優れた特性を有するショットキー電極からなるゲート電極を形成することが可能となる。
図5の模式的な断面図は、窒化物系III−V族化合物半導体における極性面と無極性面との関係の一例を示している。前述のように、窒化物系III−V族化合物半導体の特徴は、極性面(C面)の深さ方向に発生するピエゾ分極と自発分極である。そこで、図5に示されているように、例えばGaN層21の主面がそのc軸に対して平行になるように設定される。そのようにc軸に対して平行になる主面として、例えばA面((11−20)面)またはM面((10−10)面)などを利用することができる。そして、GaN層21の主面に凹部22がエッチングによって形成される。このとき、凹部22の対向する側面21aと21bがそれぞれC面((0001)面)と−C面((000−1)面)になるように形成される。そして、そのGaN層21の上面全体を凹部22の領域も含めてAlGaN層で覆い、これによってヘテロ接合構造を形成する。
図6の模式的な断面図は、こうしてGaN層21上にAlGaN層23を形成して得られたヘテロ接合構造を図解している。この場合、凹部22の側面21a((0001)面)に沿って2DEGが形成され、そのシートキャリア濃度は1013cm-2程度になる。したがって、凹部22の側面21a上に形成されるソース・ドレイン電極は、AlGaN層23のドーピング濃度が低くても2DEGの効果によって、従来の極性面を利用したHFETにおけるソース・ドレイン電極と同程度に低いコンタクト抵抗を得ることが可能となる。
なお、図6に示されているように、凹部22において2DEGが形成される側面21aに対向する側面21bには2次元ホールガス(2DHG)が形成される。しかし、オーミック金属電極が高温におけるアニールによってリークの大きいショットキー接合となるので、その2DHGはトランジスタ特性に影響を及ぼさない。
図2の模式的な斜視図は、図6に示されているような凹部22を利用して作製され得るHFETの一例を示している。すなわち、図6に示されているような凹部22の一対が図2に示されているように配置され、各凹部22において2DEGが形成される側面上にソース・ドレイン電極S、Dが形成される。そして、それらのソース・ドレイン電極S、Dの間にゲート電極Gを形成することによって、図2に示されているようなHFETが作製され得る。このようなHFETにおいては、AlGaN層のドーピング濃度を抑えることができるので、ゲートリーク電流も抑えることが可能となる。
なお、凹部22の側面において2DEGをより効果的に得るためには、C面に対して平行となる平面を側面として利用することが最も効果的である。より具体的には、凹部の底面形状が矩形の場合に、2DEGが生じる側面の平面部が大きくなるので好ましい。例えば、凹部22の底面が円形の場合では、C面と平行になる側面部分が小さくなるので、2DEGを効果的に利用することができない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1によるHFETの一部を模式的な断面図で示している。このHFETの作製においては、まずMOCVD(有機金属化学気相堆積)法またはMBE(分子線エピタキシ)法によってサファイア基板1のA面上にGaNからなる低温バッファ層2とGaNチャネル層3を順次に成長させる。GaNチャネル層3の厚さは1μm以上であって、数μ程度であることが好ましい。また、そのGaNチャネル層3における不純物によるキャリア濃度は、可能な限り小さいことが好ましい(1015cm-3以下が好ましい)。
GaNチャネル層3上においては、Cl2やSiCl4などの塩素系のガスまたはCF4やSF6などのフッ素系のガスを用いたプラズマエッチング(RIE(反応性イオンエッチング)またはICP(誘導結合プラズマ))によって、一対の矩形の凹部22が形成される。このとき、矩形の凹部22の一辺が[0001]方向に対して垂直になるようにエッチングされる。
次に、MOCVD法またはMBE法によって、GaNチャネル層3上にAl0.3Ga0.7Nバリア層4(ノンドープAl0.3Ga0.7N(膜厚5nm)/SiドープAl0.3Ga0.7N(膜厚20nm)/ノンドープAl0.3Ga0.7N(膜厚5nm))を成長させる。
その後、図2に示されているように配置された一対の凹部22において、オーミックのソース・ドレイン電極S、Dが形成されて熱処理される。ソース・ドレイン電極用のオーミック金属膜としては、Ti/AlやHf/Al/Hf/Auなどの積層膜が好ましく用いられ得る。そして、ソース・ドレイン電極S、Dの間に、ゲート電極Gが形成される。このようなゲート電極用の金属膜としては、WNなどの膜が好ましく用いられ得る。
こうして、図2に示すような形態でソース・ドレイン電極S、Dとゲート電極Gが形成されて、最終的に本実施形態1によるHFETが完成する。このようにして作製された本実施形態1によるHFETにおいては、そのソース・ドレイン抵抗が、従来の基板面に平行な極性面を利用して作製されたHFETにおいて得られる値と同程度になり得る。
他方、本実施形態1のHFETにおいては、従来のHFETに比べてゲートリーク電流を1/1000程度まで低減させることが可能となり、優れた特性のノーマリオフHFETの実現が可能となる。
(実施形態2)
図3は、本発明の実施形態2によるHFETの一部を模式的な断面図で示している。このHFETの作製においては、まずSiC基板1aのA面上において、Cl2やSiCl4などの塩素系のガスまたはCF4やSF6などのフッ素系のガスを用いたプラズマエッチング(RIEまたはICP)によって、一対の矩形の凹部22が形成される。このとき、矩形の凹部22の一辺が[0001]方向に対して垂直になるようにエッチングされる。
次に、MOCVD法またはMBE法によってSiC基板1a上に高温AlNバッファ層2aとGaNチャネル層3aを順次に成長させる。GaNチャネル層3aの厚さは1μm以上であって、数μ程度であることが好ましい。また、そのGaNチャネル層3における不純物によるキャリア濃度は、可能な限り小さいことが好ましい(1015cm-3以下が好ましい)。
引き続いて、MOCVD法またはMBE法によって、GaNチャネル層3上にAl0.3Ga0.7Nバリア層4(ノンドープAl0.3Ga0.7N(膜厚5nm)/SiドープAl0.3Ga0.7N(膜厚20nm)/ノンドープAl0.3Ga0.7N(膜厚5nm))を成長させる。
その後、実施形態1の場合と同様に、図2に示されているように配置された一対の凹部22において、オーミックのソース・ドレイン電極S、Dが形成されて熱処理される。ソース・ドレイン電極用のオーミック金属膜としては、Ti/AlやHf/Al/Hf/Auなどの積層膜が好ましく用いられ得る。そして、ソース・ドレイン電極S、Dの間に、ゲート電極Gが形成される。このようなゲート電極用の金属膜としては、WNなどの膜が好ましく用いられ得る。
こうして、図2に示すような形態でソース・ドレイン電極S、Dとゲート電極Gが形成されて、最終的に本実施形態2によるHFETが完成する。このようにして作製された本実施形態2によるHFETにおいても、そのソース・ドレイン抵抗が、従来の基板面に平行な極性面を利用して作製されたHFETにおいて得られる値と同程度になり得る。
他方、本実施形態2のHFETにおいても、従来のHFETに比べてゲートリーク電流を1/1000程度まで低減させることが可能となり、優れた特性のノーマリオフHFETの実現が可能となる。
また、本実施形態2においては、予めエッチングによって基板1aに凹部22を形成しているので、実施形態1における場合のように半導体層に対してエッチングを施す必要がない。すなわち、本実施形態2では、半導体層がエッチングダメージを受けることがない。したがって、本実施形態2は、半導体層中の2DEGの移動度が高くて、ドレイン電流がより大きくなり得ることにおいて好ましい。
以上のように、本発明によって、コンタクト抵抗が小さくかつゲートリーク電流の少ないノーマリオフタイプのヘテロ構造電界効果型トランジスタを提供することが可能となる。
本発明の実施形態1によるHFETの一部を図解する模式的断面図である。 本発明によるHFETにおける電極配置の一例を示す模式的斜視図である。 本発明の実施形態2によるHFETの一部を図解する模式的断面図である。 AlGaN/GaN界面においてピエゾ効果と自発分極によって2DEGが形成される様子を説明するための模式的断面図である。 ウルツ鉱型結晶構造を有する化合物半導体における極性面と無極性面との関係の一例を示す模式的断面図である。 AlGaN/GaN積層の凹部の側面に形成される2DEGと2DHGを表す模式的断面図である。
符号の説明
1 サファイア基板、1a SiC基板、2 低温成長GaNバッファ層、2a 高温AlNバッファ層、3、3a GaNチャネル層、4 AlGaNバリア層、11 GaN層、12 AlGaN層、21 GaN層、21a、21b 凹部の側面、22 凹部、23 AlGaN層、S、D ソース・ドレイン電極、G ゲート電極。

Claims (8)

  1. 分極性を有する六方晶の化合物半導体を用いて作製されたヘテロ接合電界効果型トランジスタであって、前記化合物半導体のA面上またはM面上にゲート電極が形成されており、前記A面上または前記M面上に形成された一対の凹部内に現れた前記化合物半導体の面上に一対のソース・ドレイン電極が形成されていることを特徴とするトランジスタ。
  2. 前記分極性を有する化合物半導体が、窒化物系III−V族化合物半導体であることを特徴とする請求項1に記載のトランジスタ。
  3. 一の化合物半導体層を基板上に形成し、
    前記第一化合物半導体層上の任意の一対の位置に任意形状の凹部を形成し、
    その後に前記第一化合物半導体層上に第二の化合物半導体層を形成し、前記第一と第二の化合物半導体層は分極性を有する六方晶であってA面またはM面の上面を有しており、
    前記第二化合物半導体層上であって前記一対の前記凹部上の領域に現れたC面上に一対のソース・ドレイン電極を形成し、
    前記一対のソース・ドレイン電極の間で前記A面上または前記M面上にゲート電極を形成する工程を含むことを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  4. 基板上の任意の一対の位置に任意形状の凹部を形成し、
    一の化合物半導体層を前記基板上に形成し、
    前記第一の化合物半導体層上に第二の化合物半導体層を積層し、前記第一と第二の化合物半導体層は分極性を有する六方晶であってA面またはM面の上面を有しており、
    前記第二化合物半導体層上であって前記一対の前記凹部上の領域に現れたC面上に一対のソース・ドレイン電極を形成し、
    前記一対のソース・ドレイン電極の間で前記A面上または前記M面上にゲート電極を形成する工程を含むことを特徴とするヘテロ接合電界効果型トランジスタの製造方法。
  5. 前記化合物半導体層が、ウルツ鉱型結晶構造を有する窒化物系III‐V族化合物半導体であることを特徴とする請求項またはに記載のトランジスタの製造方法。
  6. 前記化合物半導体層のC面が前記基板の表面に対して垂直の関係にあることを特徴とする請求項に記載のトランジスタの製造方法。
  7. 前記凹部の底面形状が、矩形であることを特徴とする請求項からのいずれかに記載のトランジスタの製造方法。
  8. 前記凹部における対向する一対の側面が、c軸方向に対して直交していることを特徴とする請求項に記載のトランジスタ製造方法。
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