JP5035945B2 - アクティブヘッドレスト - Google Patents

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本発明は、人を衝突時(車輌「主として自動車」の前・後・横等の衝撃時)に保護するアクティブヘッドレストに関し、詳しくは、衝突時に、頭がヘッドレストに当たる前に、このヘッドレストの上方への移動(上昇)及び/又は前方への傾斜(前傾)を高スピードで作動させて、この衝突時に発生する頸部傷害回避、むち打ち回避等が図れるアクティブヘッドレストに関する。
人々の要求及び/又は必要性よりして、車輌は順次進化している。この進化の概要は、エミッション→馬力→燃費→安全→静寂→乗り心地のような変遷である。その中において、ヘッドレストの分野では、同様にガタ音の発生回避→安全性の向上→快適性の向上等の如く変遷している。この中で、ヘッドレストの安全性は、昨今における事故の多発及び/又は衝突の多様化等の傾向から重要視されている。そして、また走行中の快適性とか、車内の静寂性の向上、又は高級嗜好等の見地からも、このヘッドレストに対する要望は強い。以上のような見地から、ヘッドレストの機能の向上(「アクティブヘッドレスト」とする)が必要とされる。
専門業者の間において、周知の如く、この種のヘッドレストは、搭乗者(運転者を含む人)の要望と不快感をなくすために、人の頭(後頭部、頭部であり、以下、頭とする)との接触をなくす構成を採用する。即ち、ヘッドレストは、頭から略30mm〜50mm離れた構成とする。しかし、この間隔が衝撃及び/又は衝突時等に思わぬ問題を引起す要因となる。この問題の一例を説明すると、背中は、略常時、シートバックに接触していることから保護されるが、頭はヘッドレストから離れているので、このヘッドレストでは保護されない。この保護されないメカニズムは、通常、次のように考えられている。即ち、頭は衝撃時に、ベクトル的に上方に持っていかれて、首が伸ばされる状態となる。しかし、固定したヘッドレストは勿論のこと、上昇機能を備えたヘッドレスト(アクティブヘッドレスト)においても、この頭の動きに追従できず、首への衝撃及び/又は頸部の神経損傷(頸部及び/又は頚椎等の傷害となる「頸部傷害」)の発生、又はむち打ち症状等が発生し、人に大きなダメージを与えることが知られている。
前述した如く、衝突時に発生する頸部傷害回避、むち打ち回避等を図るために種々の発明が提案されている。以下、先行文献として、その代表的なものを詳述する。
文献(1)は、特開2002−160567の「自動車用シートバック」である。この発明は、シートバックに乗員の腰椎を押圧支持可能なるランバーサポート部材を設け、このランバーサポート部材を介してヘッドレストを上下動自在に支持する構成であって、追突時等の衝撃時の乗員の頸椎保護と、日常はヘッドレストに添接し、乗員の腰椎支持及び/又はヘッドレストの機能を発揮することを特徴とする。
また文献(2)は、特開平10−138812号の「乗物用ヘッドレスト装置」である。この発明は、シートバックフレームに設けた前後方向に変位可能に保持される背後部材と、この背後部材で作動するリンク機構と、このリンク機構で上下動する駆動アームを介して衝撃時にヘッドレストが速やかに前傾しながら上昇し、むち打ち低減効果を確実に発揮し、また着座時の異物感を低減することを特徴とする。
さらに他の文献(3)は、特開2005−95202の「自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト」であり、その概要は、シートバックに設けた受圧板と、この受圧板で作動する電動モータ及び/又はワイヤを介してステイホルダー及びステイを上下動し、ヘッドレストの高さ位置を調整できる構成であり、衝突時に、ヘッドレストの前後方向への揺動と、ヘッドレストで乗員の頭の後方移動量とを規制し、乗員の頸部傷害防止、またヘッドレストの上下動を介して頭にヘッドレストを容易に適合させること等により、ヘッドレストの機能を十分に発揮することを特徴とする。
また他の文献(4)は、特開平11−34708号の「車両用シート」であり、その要旨は、ヘッドレストが設置されたシートバックに設けた複数の荷重受け部材及び、第1〜第3のリンクアームでなるリンク機構と、また前記ヘッドレストを支持するホルダブラケットを第2のリンクアームと連結し、衝撃荷重で荷重受け部材が後方に移動し、前記リンクアームの連携動作でヘッドレストを、少ないスペースで所定ストローク分上昇し、衝撃時に乗員の頭を受止め保護することを特徴とする。
特開2002−160567 特開平10−138812号 特開2005−95202 特開平11−34708号
前記文献(1)においては、ランバーサポート部材に対する荷重抵抗を介してヘッドレストを上下動する構成に留まっている。従って、ヘッドレストが前傾し、頭を確実に保持する構成とは云い難いので、衝撃時に頭の動きに追従するには幾分物足りないと考えられる。またこの構成は、ランバーサポート部材をワイヤで支持し、このワイヤの引張及び/又は弛緩を介してヘッドレストの昇降を図る構成であり、構造が複雑となること、コストの上昇を招来すること等の問題が考えられる。
また文献(2)においては、シートバックフレームに設けた前後方向に変位する背後部材と、この背後部材で作動するリンク機構と、このリンク機構で上下動する駆動アームを介して衝撃時にヘッドレストが速やかに前傾しながら上昇してむち打ち低減効果を発揮する構成である。しかし、この発明は、駆動アームの上昇でヘッドレストの前傾と上昇を図る構成であるので、対の腕の長さによるストローク分のヘッドレストの上昇であり、頭の上昇に対して充分に対応できない問題がある。またこの発明では、構造の簡略化と、装置の低廉化等の達成と、又は構造の複雑さによる組付けに対する問題点の解消等の実施の面での問題が考えられる。
さらに文献(3)においては、ヘッドレストは電動モータとステイホルダーの上下動でステイを上下動させ、その高さ位置を調整するヘッドレスト上下調整装置を備えた構成であり、この電動モータと、これに設けた捲上げドラムの構成であって、この捲上げドラムへの捲装による巻数ではヘッドレストの上昇のみであり、頭の上昇に対して充分に対応できない問題がある。
最後の文献(4)では、上下荷重部材と第1〜第3リンク機構を介してヘッドレストの昇降及び/又は前傾を図る構成である。しかし、この発明は、構造の簡略化と、装置の低廉化等の達成と、又は構造の複雑さによる組付けに対する問題点は、実施の際に問題となると考えられる。そして、この文献(4)は、第2リンク機構の可動によるストローク分のヘッドレストの上昇であり、頭の上昇に対して充分に対応できない問題がある。
そして、前記文献(1)〜(4)の発明では、最も衝撃が掛かる腰部(腰とする)の動きを利用して作動し、この作動に基づいてヘッドレストを上昇及び/又は前傾することを意図する構成でない。従って、実用に供し得ないことも問題の一つと考えられる。
上記に鑑み、本発明は、次の「1」〜「4」を図ることを目的とする。
「1」 先ず、本発明は、シートクッションの腰に相当する箇所に、作動装置を設置し、この腰の衝撃があった際に、瞬時かつ確実に作用し、例えば、この動作を連繋手段及び/又は可動装置に伝達し、もって、頭がヘッドレストに当たる前に、このヘッドレストの上昇及び/又は前傾を高スピードで作動するとともに、少なくともヘッドレストが必要とする上昇距離を確保し、頸部傷害回避、むち打ち回避等が図れるアクティブヘッドレストを提案する。
「2」 また本発明は、前記「1」の目的を達成できる作動装置を、簡易な組付けと、経済的な価格で提供し、略全ての車輌に設置可能なアクティブヘッドレストを提案する。
「3」 そして、本発明は、前記「1」の目的を達成できる作動装置を、確実に動作し、この衝撃時の動きを、連繋手段及び/又は可動装置に伝達できるアクティブヘッドレストを提案する。
「4」 また本発明は、従来の構成を有効活用することで、従来の課題の他の一つである組付け及び/又は製造作業の困難化の回避と、これらの作業の迅速化を図り、また新たな訓練を必要としないアクティブヘッドレストを提案する。
請求項1の発明は、前述した本発明の「1」〜「4」が図れるアクティブヘッドレストを提案することを意図する。
請求項1は、シートバックに設けた少なくともヘッドレスト装置と、このヘッドレスト装置の上昇を司る作動装置と、この作動装置の動きを可動装置に伝える連繋手段と、この連繋手段及び/又は可動装置を介して上昇及び/又は前傾するヘッドレスト装置で構成したアクティブヘッドレストであって、
このアクティブヘッドレストの作動装置を、前記フレーム及び/又は中間部材に、取付孔と螺子、又は嵌込み式に設けた受入部と、この受入部に対峙して設け、かつこの受入部の空間に、移動可能に挿設される可動部と、この受入部と可動部との間に設けた凹凸嵌合部とで構成し、この凹凸嵌合部で前記ワイヤ、紐の連繋手段を挾持するとともに、この連繋手段を伸縮可能とする構成とし、
また前記アクティブヘッドレストの可動装置を、前記フレーム及び/又は中間部材に設けたシートバックの裏側に傾斜する長孔を有するガイド板と、このガイド板の長孔に沿って移動するピンを有するワイヤの他端が係止される昇降板と、この昇降板に対で設けた昇降杆と、この昇降杆が遊嵌される前記フレーム及び/又は中間部材に設けたブラケットを介して設けた鞘管と、前記昇降杆の復帰を司るスプリングで構成し、
前記凹凸嵌合部は、曲面形状の嵌合せ関係であって、この嵌合せ関係で、前記連繋手段の緊張と弛緩を可能とし、
この連繋手段の緊張で、前記可動装置の昇降杆を上昇と前傾し、前記ヘッドレストの上昇と前傾を図る構成としたアクティブヘッドレストである。
請求項の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な作動装置の構造を提供すること等を意図する。
請求項は、請求項1に記載のアクティブヘッドレストにおいて、
前記作動装置の受入部と、可動部との間にスプリングの弾性体を介在し、可動部の復帰を可能とする構成としたアクティブヘッドレストである。
請求項の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適なヘッドレスト装置を提供すること等を意図する。
請求項は、請求項1に記載のアクティブヘッドレストにおいて、
前記ヘッドレスト装置は、前記昇降杆に固止したヘッドレストブラケット支持部と、このヘッドレストブラケット支持部に固止したヘッドレストブラケットと、このヘッドレストブラケットに遊嵌したヘッドレストサポートと、このヘッドレストサポートに遊嵌したヘッドレストステーと、このヘッドレストステーに設けたヘッドレストとで構成したアクティブヘッドレストである。
請求項1の発明は、シートバックに設けた少なくともヘッドレスト装置と、ヘッドレスト装置の上昇を司る作動装置と、作動装置の動きを可動装置に伝える連繋手段と、連繋手段及び/又は可動装置を介して上昇及び/又は前傾するヘッドレスト装置で構成したアクティブヘッドレストであって、
アクティブヘッドレストの作動装置を、フレーム及び/又は中間部材に、取付孔と螺子、又は嵌込み式に設けた受入部と、受入部に対峙して設け、かつ受入部の空間に、移動可能に挿設される可動部と、受入部と可動部との間に設けた凹凸嵌合部とで構成し、凹凸嵌合部でワイヤ、紐の連繋手段を挾持するとともに、連繋手段を伸縮可能とする構成とし、
またアクティブヘッドレストの可動装置を、フレーム及び/又は中間部材に設けたシートバックの裏側に傾斜する長孔を有するガイド板と、ガイド板の長孔に沿って移動するピンを有するワイヤの他端が係止される昇降板と、昇降板に対で設けた昇降杆と、昇降杆が遊嵌されるフレーム及び/又は中間部材に設けたブラケットを介して設けた鞘管と、昇降杆の復帰を司るスプリングで構成し、
凹凸嵌合部は、曲面形状の嵌合せ関係であって、嵌合せ関係で、連繋手段の緊張と弛緩を可能とし、
連繋手段の緊張で、可動装置の昇降杆を上昇と前傾し、ヘッドレストの上昇と前傾を図る構成としたアクティブヘッドレストである。
従って、請求項1は、下記のような特徴を有する。
「1」 シートクッションの腰に相当する箇所に、作動装置を設置し、この腰の衝撃があった際に、瞬時かつ確実に作用し、例えば、この動作を連繋手段及び/又は可動装置に伝達し、もって、頭がヘッドレストに当たる前に、このヘッドレストの上昇及び/又は前傾を高スピードで作動するとともに、少なくともヘッドレストが必要とする上昇距離を確保し、頸部傷害回避、むち打ち回避等が図れる。
「2」 また、前記「1」の目的を達成できる作動装置を、簡易な組付けと、経済的な価格で提供し、略全ての車輌に設置可能な汎用性を備えている。
「3」 そして、前記「1」の目的を達成できる作動装置を、確実に動作し、この衝撃時の動きを、連繋手段及び/又は可動装置に伝達できる。
「4」 また、従来の構成を有効活用することで、従来の課題の他の一つである組付け及び/又は製造作業の困難化の回避と、これらの作業の迅速化が図れ、また新たな訓練を必要としない。
請求項の発明は、請求項1に記載のアクティブヘッドレストにおいて、
作動装置の受入部と、可動部との間にスプリングの弾性体を介在し、可動部の復帰を可能とする構成としたアクティブヘッドレストである。
従って、請求項は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適な作動装置の構造を提供できること等の特徴を有する。
請求項の発明は、請求項1に記載のアクティブヘッドレストにおいて、
ヘッドレスト装置は、昇降杆に固止したヘッドレストブラケット支持部と、ヘッドレストブラケット支持部に固止したヘッドレストブラケットと、ヘッドレストブラケットに遊嵌したヘッドレストサポートと、ヘッドレストサポートに遊嵌したヘッドレストステーと、ヘッドレストステーに設けたヘッドレストとで構成したアクティブヘッドレストである。
従って、請求項は、請求項1の目的を達成できること、この目的を達成するのに最適なヘッドレスト装置を提供できること等の特徴を有する。
本発明の一例を説明する。
図面の説明をすると、図1は自動車のシート全体の一例を示した縮尺側面図、図2はシートとアクティブヘッドレスト、作動装置と可動装置等の関係を示した第一実施例の縮尺正面図、図3−1は第一実施例の通常時のアクティブヘッドレストと頭の関係を示した縮尺側面模式図、図3−2は第一実施例の衝撃時のアクティブヘッドレストと頭の関係を示した縮尺側面模式図、図4−1は第一実施例の作動装置の受入部と可動部を分解して示した斜視図、図4−2は第一実施例の作動装置の作動前の状態の斜視図、図4−3は第一実施例の作動装置の作動後の状態の斜視図、図5−1は図4−2の側面模式図、図5−2は図4−3の側面模式図、図5−3は第一実施例の可動部(又は受入部)の上面及び/又は下面にガイド凸条を形成し、受入部(又は可動部)の上面及び/又は下面にその凹条(溝、レール等)を設けた一例を示した要部の側面図、図5−4−1、図5−4−2は第一実施例の可動部及び/又は受入部の凹凸嵌合部に易滑性のブッシュを設けた各例を示した側面図、図5−5は第一実施例のバネ座とバネとの関係を説明する要部の正面図、図5−6は第一実施例の可動部(又は受入部)の一部に爪を形成し、受入部(又は可動部)の一部に段部(溝、突起等)を設けた一例を示した要部の側面図、図5−7は図5−6とともに、可動部(又は受入部)の一部に抜止め爪を形成し、受入部(又は可動部)の一部に抜止め段部(抜止め溝、抜止め突起等)を設けた一例を示した要部の側面図、図6−1は図5−4−1、図5−4−2に示した凹凸嵌合部に代替した滑車機構を示した要部の正面図、図6−2は図6−1の軸部の参考側面図、図7−1は第二実施例の作動装置の作動前の状態の正面図、図7−2は図7−1の側面図、図7−3は図7−1の取付け部の一例を示したX−X断面図、図7−4は図7−1の取付け部の他の一例を示したX−X断面図、図8は第三実施例の作動装置の作動前の状態の側面図、図9−1は図8に示した移動駒と連繋手段の取付片との関係の一例を示した断面図、図9−2は図9−1の分解正面図、図9−3は図8に示した移動駒と連繋手段の取付片との関係の他の一例を示した断面図である。
先ず、各実施例に共通な基本的な構成を、図1〜図3−2に基づいて説明する。本発明は、自動車のシートAを構成するシートバックA1に装着されるアクティブヘッドレストBであって、このアクティブヘッドレストBは、シートバックA1に埋設される金属製のフレーム1と、このフレーム1の下端に設けた作動装置Cと、この作動装置Cに連結し、かつフレーム1(シートバックA1)の下方から上方に向かって設けられた連繋手段Dと、またこの連繋手段Dに枢支し、かつフレーム1の上方に設けた可動装置Eと、この可動装置Eに設けたヘッドレスト装置Fを主構成要素とする。
「い」 作動装置Cの好ましい各実施例を説明する。
<1> 先ず、第一実施例を図4〜図6−2に基づいて説明する。
作動装置Cは、フレーム1及び/又は中間部材100に螺子2又は嵌込み式(後述する)で設けた略箱形の受入部3と、この受入部3に対峙して設け、かつこの受入部3の空間300に移動可能(出没自在)に挿設される可動部5と、この受入部3と可動部5の対峙面3a、5aにそれぞれ設けた一個又は数個の凹凸嵌合部301、501と、この凹凸嵌合部301、501に設けた連繋手段Dの誘導用の溝7と、連繋手段Dの取付用の孔、取付凹部、フック等の取付部8と、必要により設けられるスプリング、リンク機構、弾性機構等の復帰手段9で構成する。そして、前記凹凸嵌合部301、501は、相互に嵌合い関係となる構成であり、この嵌合い状態で(可動部5が受入部3の空間300に進入した状態で)、連繋手段Dを下方に引張り、また嵌合い開放で(可動部5が受入部3の空間300から離間した状態で)、連繋手段Dを上方に復帰する構成である。またこの可動部5は、シートバックA1に直接埋設される構成と、また図示しないが押圧棒(板)、アクチュエータ等の動作で、間接的に可動(移動)する構成例もあり得る。そして、この可動部5は衝撃時に、人Hの腰H1の押圧により、受入部3の空間300内に嵌入(陥没)され、スプリング等の復帰手段9で復帰する(突出する)構成となっている。
尚、この例では、凹凸嵌合部301、501は、曲面形状の嵌合せ関係であり、連繋手段Dであるワイヤに負担をかけることなく、またこの連繋手段Dの緊張及び/又は弛緩を確実に行えることと、その損傷、疲労、折損等を極めて少なくすること等を意図する。
また可動部5の確実な動きと、衝撃時の盲動回避、人Hへの衝撃回避等を意図し、ガイド凸条10と、ガイド溝11との構成を採用することも可能であり、図5−3と、図5−6、図5−7にそれぞれ一例が示されている。即ち、図5−3では、可動部5の上面5b及び/又はその下面5cに、ガイド凸条10を形成し、反対に受入部3の上側内面3b及び/又はその下側内面3cに、ガイド溝11を形成し、このガイド凸条10とガイド溝11とにより、前述の目的を達成する。尚、このガイド凸条10とガイド溝11が設けられる箇所は逆の例もあり得る(図示せず)。例えば、可動部5にガイド溝11を、また受入部3にガイド凸条10を設ける構成例である。また図5−6の例は、可動部5の側面5d及び/又は他の側面5eに、ガイド凸条10を形成し、反対に受入部3の右側内面3d及び/又は左側内面3eに、ガイド溝11を形成し、このガイド凸条10とガイド溝11とにより、前述の目的を達成する。
また凹凸嵌合部301、501に、連繋手段Dであるワイヤに負担をかけることなく、またこの連繋手段Dの緊張及び/又は弛緩を確実に行えることと、その損傷、疲労、折損等を極めて少なくすること等を意図する。図5−4−1と図5−4−2では、この凹凸嵌合部301、501に、易滑性のブッシュ12を取付ける。この取付けの方法は、両側爪120の例と、センター爪120の例とがあり、確実かつ簡易な取付けと、離脱防止を図る構造とを採用する。また図示しないが、ブッシュ12の嵌合、差込み、吹付け、塗布等の例もあり得る。
さらに、可動部5の抜け防止を図るための構成として、図5−6と図5−7に一例が示されている。この図5−6には、可動部5(又は受入部3)の一部に爪13aを形成し、受入部3(又は可動部5)の一部に段部14a(溝、突起等)を設け、この爪13aと段部14aとを介して可動部5の抜け防止を図る構成である。そして、図示しないが、この爪13aと段部14aとの関係は、逆の構成もあり得る。また、図5−7では、図5−6の構成に抜止め爪13b及び抜止め段部14b(抜止め溝、抜止め突起等)を採用する。またこの各図において、想像線で示した構成は、爪13a又は抜止め爪13bを段部14a又は抜止め段部14bに強制的に嵌入し、弾性的に、爪13a又は抜止め爪13bを段部14a又は抜止め段部14bに係止する一例を示している。そして、この例では、さらなる抜止めと、可動部5の動きの確保と、盲動防止に有効である。図中130は抜止め爪13bの引掛け先端部を示す。
次に図6−1と図6−2は可動部5又は受入部3に凹凸嵌合部501又は凹凸嵌合部31の代替として滑車16を設けた例であり、例えば、可動部5又は受入部3に設けた軸受部502又は軸受部302に滑車16の軸1600を軸支する構成であり、前述の例と同様に、連繋手段Dであるワイヤに負担をかけない構造とする。他は前述の例に準ずる。
尚、19、20は受入部3に設けた取付孔であり、この各取付孔19、20より各螺子2をそれぞれ挿入し、フレーム1及び/又は中間部材100に螺入する。この各螺子2の螺入を介して受入部3が取付けられる。またこの取付孔19、20を採用する取付け方法に代わり、嵌合(係止)取付け方法、圧入取付け方法、又は接着取付け方法等もあり得る。
<2> 次に、第二実施例を図7−1〜図7−4に基づいて説明する。
この例では、取付孔19、20を備えた受入部3の空間300に取付管303を複数個立設し、この空間300と取付管303とを利用して可動部5を嵌合する。そして、この取付管303にそれぞれ設ける止め具30を利用して、可動部5の鍔片を係止することで、この可動部5が受入部3に移動可能に挿設される。また復帰手段9は、受入部3のバネ座と可動部5のバネ座に取付けられる。尚、他の構成は前述の例に準ずる。図中31は誘導滑車を示す。32は凹凸嵌合部501及び/又は凹凸嵌合部301の復帰を司るスプリング等の復帰手段で、この凹凸嵌合部501及び/又は凹凸嵌合部301と受入部3の壁面3fとの間に設けられる。そして、この例では、衝撃時に可動部5が押圧され、凹凸嵌合部501が内方に移動すると、この移動で受入部3の凹凸嵌合部301が下方に押圧されて連繋手段Dを緊張する。また衝撃の解除で、この可動部5に対する押圧が解除されると、復帰手段9を介して可動部5の凹凸嵌合部501が外方に移動するとともに、復帰手段32を介して受入部3の凹凸嵌合部301が上方に復帰し、連繋手段Dを弛緩する構成となっている。図中33は凹凸嵌合部301を誘導する受入部3に設けたガイドレールを示す。そして、連繋手段Dは、この例では、上下方向に移動する凹凸嵌合部301に係止する。また図7−4の如く、壁面3fと壁面5fとの間に抜け防止用の爪34を設けることもあり得る。尚、誘導滑車31は、通常、受入部3と面一に設ける図示の構成がよいが、受入部3と直交して設ける構成も採用できる。
<3> 次に、第三実施例を図8〜図9−3に基づいて説明する。
この例では、受入部3に繞設した壁面3f(繞設は一例である)を介して空間300を形成し、この空間300に壁面5fを繞設した可動部5を嵌合する。そして、この壁面3fと壁面5fを利用して、この可動部5が受入部3に移動可能に挿設される。そして、望ましくは、止め具30を介して可動部5の抜け防止と、確実な移動を図る構成とする。またこの例では、可動部5に設けた凹凸嵌合部501は、この可動部5に設けたガイドレール36に沿って上下方向に移動する構成である。この凹凸嵌合部501に対峙するようにして受入部3の凹凸嵌合部301が設けられている。従って、この例では、衝撃時に可動部5が押圧され、凹凸嵌合部501が内方に移動するととともに、この凹凸嵌合部501は対峙する受入部3の凹凸嵌合部301の押圧を介して下方に移動し、連繋手段Dを緊張する。また衝撃の解除で、この可動部5に対する押圧が解除されると、復帰手段9を介して可動部5の凹凸嵌合部501が外方に移動するとともに、復帰手段32を介して可動部5の凹凸嵌合部501が上方に復帰し、連繋手段Dを弛緩する構成となっている。図中37は受入部3に設けたガイドレールで、このガイドレール37を介して凹凸嵌合部301がスムーズに移動する。そして、他の構成と作用は、それぞれ前述の各例に準ずる。
(ろ) 連繋手段Dの好ましい一実施例を説明する。
<1> 連繋手段Dは、この例では、一端38bを前記作動装置Cの受入部3又は凹凸嵌合部301・501等に固止し、その他端38aを後述する可動装置Eに係止した一本又は数本のワイヤ38(チェーン、紐等の懸架部材)で構成する。そして、このワイヤ38は、場合により、フレーム1及び/又は中間部材100に設けた滑車39を介して可動装置Eの昇降杆(後述する)に係止する。そして、この例では、連繋手段DはシートバックA1の中心に位置する(一例である)。
尚、このワイヤ38は、図5−1と図5−2の例では、受入部3の下端に係止する。また図9−1〜図9−3の例では、凹凸嵌合部301・501の下端に設けた係止孔40を形成し、この係止孔40にワイヤ38の一端38bに設けた係止駒41を嵌入する構成を採用する。そして、この係止孔40には係止駒41のスムーズな嵌入を許す傾斜形状のスペースを形成する構成、また係止駒41を台形立方体(図9−3参照)、棒形状、球体、又は弾性係止駒41、或は接着・溶着手段等の各種の態様が可能である。図中42は前記滑車39を支持するブラケットである。そして、このワイヤ38の確実かつスピーディな動きを利用し、前述した如く、衝突時において、頭が上昇及び/又は後方に反返る前に、ヘッドレストが所定の上昇及び/又は前傾状態に確保できる構成である。
(は) 可動装置Eの好ましい一実施例を説明する。
<1> 可動装置Eは、フレーム1及び/又は中間部材100に設けたシートバックA1の裏側に傾斜する長孔450を有するガイド板45と、このガイド板45の長孔450に沿って移動するピン460を有する前記ワイヤ38の他端38aが係止される昇降板46と、この昇降板46に対で設けた昇降杆47と、この昇降杆47が遊嵌される前記フレーム1及び/又は中間部材100に(ブラケット48を介して)設けた鞘管49で構成する。この構成では、作動装置Cに対して矢印「イ」方向からの衝撃があった場合には、ワイヤ38が矢印「ロ」の下方向に引張され、このワイヤ38の他端38aが引上げられる。この引き上げを介して昇降板46のピン460が長孔450内を移動する。この移動により昇降板46が傾斜して引上げられ、この昇降板46の引上げは、昇降杆47を同時に引上げる。しかし、この昇降杆47は鞘管49に遊嵌されていることから、この鞘管49のシートバックA1の前側への可動を介して(この鞘管49が、フレーム1及び/又は中間部材100に設けたブラケット48に枢支されているので、シートバックA1の前側に可動することで)前傾する。この昇降杆47の引上げ及び/又は鞘管49の前傾による昇降杆47の前傾で、前述の如く、アクティブヘッドレストBが上昇し(矢印「ハ」)、かつ前傾(矢印「ニ」)する。また衝撃がなくなった、正常の状態では、ワイヤ38が復帰し、ワイヤ38が矢印「ロ’」の上方向に引張される。このワイヤ38の動きに基づく、可動装置Eの動きは、前述の逆であり説明は省略する。図中50は昇降板46及び/又は昇降杆47の復帰を司るスプリングを示す。
(に) ヘッドレスト装置Fの好ましい一実施例を説明する。
<1> ヘッドレスト装置Fは、前記昇降杆47に固止したヘッドレストブラケット支持部51と、このヘッドレストブラケット支持部51に固止したヘッドレストブラケット52と、このヘッドレストブラケット52に挿入したヘッドレストサポート53と、このヘッドレストサポート53に設けたヘッドレスト54で構成し、このヘッドレストブラケット52、ヘッドレストサポート53及び/又はヘッドレスト54は汎用製品を採用し、部品の共通化及び/又はモジュール化を図る。また前記スプリング50は、このヘッドレスト装置Fのガタ防止にも役立つ特徴がある。
図1は自動車のシート全体の一例を示した縮尺側面図 図2はシートとアクティブヘッドレスト、作動装置と可動装置等の関係を示した第一実施例の縮尺正面図 図3−1は第一実施例の通常時のアクティブヘッドレストと頭の関係を示した縮尺側面模式図 図3−2は第一実施例の衝撃時のアクティブヘッドレストと頭の関係を示した縮尺側面模式図 図4−1は第一実施例の作動装置の受入部と可動部を分解して示した斜視図 図4−2は第一実施例の作動装置の作動前の状態の斜視図 図4−3は第一実施例の作動装置の作動後の状態の斜視図 図5−1は図4−2の側面模式図 図5−2は図4−3の側面模式図 図5−3は第一実施例の可動部(又は受入部)の上面及び/又は下面にガイド凸条を形成し、受入部(又は可動部)の上面及び/又は下面にその凹条(溝、レール等)を設けた一例を示した要部の側面図 図5−4−1は第一実施例の可動部及び/又は受入部の凹凸嵌合部に易滑性のブッシュを設けた一例を示した側面図 図5−4−2は第一実施例の可動部及び/又は受入部の凹凸嵌合部に易滑性のブッシュを設けた他の一例を示した側面図 図5−5は第一実施例のバネ座とバネとの関係を説明する要部の正面図 図5−6は第一実施例の可動部(又は受入部)の一部に爪を形成し、受入部(又は可動部)の一部に段部(溝、突起等)を設けた一例を示した要部の側面図 図5−7は図5−6とともに、可動部(又は受入部)の一部に抜止め爪を形成し、受入部(又は可動部)の一部に抜止め段部(抜止め溝、抜止め突起等)を設けた一例を示した要部の側面図 図6−1は図5−4−1、図5−4−2に示した凹凸嵌合部に代替した滑車機構を示した要部の正面図 図6−2は図6−1の軸部の参考側面図 図7−1は第二実施例の作動装置の作動前の状態の正面図 図7−2は図7−1の側面図 図7−3は図7−1の取付け部の一例を示したX−X断面図 図7−4は図7−1の取付け部の他の一例を示したX−X断面図 図8は第三実施例の作動装置の作動前の状態の側面図 図9−1は図8に示した移動駒と連繋手段の取付片との関係の一例を示した断面図 図9−2は図9−1の分解正面図 図9−3は図8に示した移動駒と連繋手段の取付片との関係の他の一例を示した断面図
A シート
A1 シートバック
B アクティブヘッドレスト
1 フレーム
100 中間部材
2 螺子
C 作動装置
3 受入部
3a 対峙面
3b 上側内面
3c 下側内面
3d 右側内面
3e 左側内面
3f 壁面
300 空間
301 凹凸嵌合部
302 軸受部
303 取付管
5 可動部
5a 対峙面
5b 上面
5c 下面
5d 側面
5e 側面
5f 壁面
501 凹凸嵌合部
502 軸受部
7 溝
8 取付部
9 復帰手段
10 ガイド凸条
11 ガイド溝
12 ブッシュ
120 爪
13a 爪
13b 抜止め爪
130 引掛け先端部
14a 段部
14b 抜止め段部
16 滑車
1600 軸
19 取付孔
20 取付孔
30 止め具
31 誘導滑車
32 復帰手段
33 ガイドレール
34 爪
36 ガイドレール
37 ガイドレール
D 連繋手段
38 ワイヤ
38a 他端
38b 一端
39 滑車
40 係止孔
41 係止駒
42 ブラケット
E 可動装置
45 ガイド板
450 長孔
46 昇降板
460 ピン
47 昇降杆
48 ブラケット
49 鞘管
50 スプリング
F ヘッドレスト装置
51 ヘッドレストブラケット支持部
52 ヘッドレストブラケット
53 ヘッドレストサポート
54 ヘッドレスト
H 人
H1 腰

Claims (3)

  1. シートバックに設けた少なくともヘッドレスト装置と、このヘッドレスト装置の上昇を司る作動装置と、この作動装置の動きを可動装置に伝える連繋手段と、この連繋手段及び/又は可動装置を介して上昇及び/又は前傾するヘッドレスト装置で構成したアクティブヘッドレストであって、
    このアクティブヘッドレストの作動装置を、前記フレーム及び/又は中間部材に、取付孔と螺子、又は嵌込み式に設けた受入部と、この受入部に対峙して設け、かつこの受入部の空間に、移動可能に挿設される可動部と、この受入部と可動部との間に設けた凹凸嵌合部とで構成し、この凹凸嵌合部で前記ワイヤ、紐の連繋手段を挾持するとともに、この連繋手段を伸縮可能とする構成とし、
    また前記アクティブヘッドレストの可動装置を、前記フレーム及び/又は中間部材に設けたシートバックの裏側に傾斜する長孔を有するガイド板と、このガイド板の長孔に沿って移動するピンを有するワイヤの他端が係止される昇降板と、この昇降板に対で設けた昇降杆と、この昇降杆が遊嵌される前記フレーム及び/又は中間部材に設けたブラケットを介して設けた鞘管と、前記昇降杆の復帰を司るスプリングで構成し、
    前記凹凸嵌合部は、曲面形状の嵌合せ関係であって、この嵌合せ関係で、前記連繋手段の緊張と弛緩を可能とし、
    この連繋手段の緊張で、前記可動装置の昇降杆を上昇と前傾し、前記ヘッドレストの上昇と前傾を図る構成としたアクティブヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載のアクティブヘッドレストにおいて、
    前記作動装置の受入部と、可動部との間にスプリングの弾性体を介在し、可動部の復帰を可能とする構成としたアクティブヘッドレスト。
  3. 請求項1に記載のアクティブヘッドレストにおいて、
    前記ヘッドレスト装置は、前記昇降杆に固止したヘッドレストブラケット支持部と、このヘッドレストブラケット支持部に固止したヘッドレストブラケットと、このヘッドレストブラケットに遊嵌したヘッドレストサポートと、このヘッドレストサポートに遊嵌したヘッドレストステーと、このヘッドレストステーに設けたヘッドレストとで構成したアクティブヘッドレスト。
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