JP5035352B2 - プラズマプロセス用電極及びプラズマプロセス装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高密度プラズマの生成が可能なプラズマプロセス用電極及びプラズマプロセス装置に関する。
化学気相成長(CVD)やエッチング等の処理を行なうプラズマプロセス装置は、接地された陽極と、高周波電力が供給される陰極とを有するプラズマプロセス用電極を備える。陽極の上面には、半導体基板等の被処理基板が載置される。陰極には、プロセスガスを被処理基板に向かって供給する複数の貫通孔を有するシャワーヘッドが、陽極上の被処理基板に対向して設けられる。
陰極に空洞を設けると、ホロー効果により高い電子密度が得られることが知られている。プラズマCVDにおいて、シャワーヘッドのそれぞれの貫通孔に対して、プロセスガスの出口側の直径を入口側よりも大きくした窪みを設けたホロー陰極を用いる。プロセスガスを貫通孔に流しながらホロー陰極に高周波電力を供給すると、複数の窪みのそれぞれに、ホロー効果による高密度の電子が閉じ込められる。その結果、それぞれの窪みから噴出される高密度のプラズマが安定して生成される。また、高密度のプラズマにより、プロセスガスの解離及び反応性を増大させることができる。したがって、プラズマCVDの場合では、高速成膜を実現することが可能となる。
断面形状が曲線状あるいは円錐状となる複数の窪みを等間隔に配置して形成したホロー陰極が提案されている(特公平3−25510号公報参照。)。また、安定な高密度プラズマを陰極表面上に均一性よく分布するために、複数の窪みを溝で連結する提案がなされている(特開2004−296526号公報参照。)。
しかしながら、複数の窪みを精度良く等間隔に形成する製造工程には、高精度で長時間の加工が必要である。そのため、製造コストが増大する。また、複数の窪みや、複数の溝を連結する溝は、対称的に配置される。したがって、プロセスガスやプラズマの分布を簡便に調整する手段がない。
上記問題点を鑑み、本発明は、高密度のプラズマを均一に生成でき、製造コストの低減が可能なプラズマプロセス用電極及びプラズマプロセス装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様は、(イ)プラズマにより処理される基板を載置する陽極と、(ロ)プラズマが生成される空間を挟んで基板と対向し、複数の第1溝が設けられた第1主面、第1主面に対向し、複数の第1溝と交差する、複数の第1溝より狭い幅の複数の第2溝が設けられた第2主面を有する陰極とを備え、(ハ)第1溝と第2溝との交点に第1主面から第2主面に貫通する貫通孔を設けたプラズマプロセス用電極であることを要旨とする。
本発明の第2の態様は、(イ)プラズマ処理を行う処理室と、(ロ)処理室内に配置されたプラズマプロセス用電極とを備え、(ハ)プラズマプロセス用電極が、プラズマにより処理される基板を載置する陽極と、プラズマが生成される空間を挟んで陽極と対向し、複数の第1溝が設けられた第1主面、第1主面に対向し、複数の第1溝と交差する、複数の第1溝より狭い幅の複数の第2溝が設けられた第2主面を有する陰極とを備え、第1溝と第2溝との交点に第1主面から第2主面に貫通する貫通孔を設けたプラズマプロセス装置であることを要旨とする。
図1は、本発明の実施の形態に係るプラズマプロセス装置の構成の一例を示す概略図である。 図2は、本発明の実施の形態に係るプラズマプロセス用電極の陰極の一例を示す平面図である。 図3は、図2に示した陰極のA−A線に沿った断面を示す概略図である。 図4は、図2に示した陰極のB−B線に沿った断面を示す概略図である。 図5は、図2に示した陰極のC−C線に沿った断面を示す概略図である。 図6は、図2に示した陰極のD−D線に沿った断面を示す概略図である。 図7は、本発明の実施の形態に係る陰極の他の例を示す平面図である。 図8は、本発明の実施の形態に係る陰極の他の例を示す平面図である。 図9は、本発明の実施の形態に係る陰極の他の例を示す平面図である。 図10は、本発明の実施の形態に係る陰極の他の例を示す平面図である。 図11は、本発明の実施の形態に係る陰極の他の例を示す断面図である。 図12は、本発明の実施の形態に係る陰極の他の例を示す平面図である。 図13は、図12に示した陰極のE−E線に沿った断面を示す概略図である。 図14は、図12に示した陰極のF−F線に沿った断面を示す概略図である。 図15は、本発明の実施の形態に係る陰極の他の例を示す断面図である。
以下図面を参照して、本発明の形態について説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号が付してある。但し、図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な構成は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また図面相互間においても互いの構成等が異なる部分が含まれていることは勿論である。
又、以下に示す本発明の実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施の形態に係るプラズマプロセス装置は、図1に示すように、プラズマ処理を行う処理室40、及び処理室40内に配置されたプラズマプロセス用電極(10、12)等を備える。プラズマプロセス用電極(10、12)は、陽極12及び陰極10を備える。陽極12表面にプラズマにより処理される基板22が載置される。陰極10は、配管50を通してプロセスガスが供給されるシャワーヘッド52に設けられる。処理室40は、配管44に接続された真空ポンプ(図示省略)等により真空排気される。陽極12は、処理室40を介して接地される。陰極10には、プラズマ生成用の電源46が接続される。
陰極10は、図2に示すように、矩形状であり、図3に示すように、第1主面14及び第1主面14に対向する第2主面16を有する。第1主面14は、図1に示すように、プラズマが生成される空間を挟んで陽極12上の基板22と対向する。第2主面は、プロセスガスの供給側に面している。
図2及び図3に示すように、第1主面14には、厚さTの陰極10の対向する辺間で線状に延伸する複数の第1溝4が一定のピッチPxで設けられる。図3に示すように、第1溝4の延伸方向に垂直に切った断面形状は、幅がWx、深さがDxの矩形である。
図2及び図4に示すように、第2主面16には、第1溝4に平行な陰極10の辺間で線状に延伸する複数の第2溝6が一定のピッチPyで設けられる。図4に示すように、第2溝6の延伸方向に垂直に切った断面形状は、幅がWy、深さがDyの矩形である。
図5及び図6に示すように、複数の第2溝6は、複数の第1溝とそれぞれ交差して、複数の貫通孔8を形成する。ここで、第1及び第2溝4、6それぞれの深さDx、Dyの和が、陰極10の厚さTに対して、

Dx+Dy≧T (1)

とされる。また、第1及び第2溝4、6のピッチPx、Pyは、それぞれ、

Px>Wx,Py>Wy (2)

とされる。
本発明の実施の形態では、第1及び第2主面14、16のそれぞれに第1及び第2溝4、6をダイシング、ワイヤーソー、フライス加工等の機械加工により形成し、第1及び第2溝4、6の交差する位置に貫通孔8が形成される。例えば、複数の第1溝4の数をi、複数の第2溝6の数をjとすると、(i+j)回の機械加工により、i×j個の貫通孔8が形成される。i又はjのいずれかが3以上であれば、(i+j)<(i×j)となり、(i×j)個の貫通孔8を穴あけ加工する場合に比べ、加工数を低減することができる。このように、本発明の実施の形態では、陰極10の製造コストを低減することが可能となる。
例えば、図1に示したプラズマプロセス装置として、非晶質シリコン(α-Siなど)や多結晶Si等の半導体膜、酸化シリコン(SiO2)、窒化シリコン(Sixy、Sixy:H)や、酸窒化シリコン(SiON)等の絶縁膜のCVD装置を用いて説明する。プロセスガスとして、例えばモノシラン(SiH4)等のSiを含むガスが用いられる。
CVDにおいて、シャワーヘッド52に供給されたプロセスガスは、陰極10の第2主面16側から貫通孔8を通って真空排気された処理室40内に導入される。電源46から陰極10にプラズマ生成電力が印加されると、陰極10の第1主面14側でプロセスガスの放電が起こる。第1溝4のそれぞれから、プラズマが陰極10と基板22の間の空間に噴出される。このようにして、陰極10と基板22の間の空間にプラズマが安定して生成される。SiH4等のSiを含むガスを用いる場合、溝加工のコスト及び性能のバランスの観点から、第1及び第2溝4、6は、幅Wx、Wyをそれぞれ約1mm〜約5mmの範囲、深さDx、Dyをそれぞれ約1mm〜約20mmの範囲とすることが望ましい。
また、均一な高密度プラズマを実現するためには、第1溝4の幅Wxを約1mm〜約5mmの範囲とし、第2溝6の幅Wyを第1溝4の幅Wxより狭くすることが望ましい。貫通孔8の開口寸法は、(Wx×Wy)である。プロセスガスは、第1及び第2溝4、6で規定される狭い貫通孔8から第1溝4に注入される。第1溝4内では、プロセスガス及びプラズマが相互拡散することが可能であり、第1溝4のそれぞれの中でプラズマが均一化される。また、第1溝4内では、ホロー効果により電子の閉じ込めが起こる。したがって、第1溝4のそれぞれにおいて、プロセスガスの解離や反応性が増加する。その結果、第1溝4のそれぞれから、高密度のプラズマを陰極10と基板22の間の空間に噴出させることが可能となる。このように、本発明の実施の形態に係る陰極10では、通常の平行平板型電極を用いたCVD装置に比べ、大面積の基板22に高速の成長速度で堆積することが可能となる。また、プラズマ密度の増加により、プロセスガスの利用効率が大きいため、無用な粉状ダスト等の生成を抑制することができる。
なお、第1及び第2溝4、6の幅、深さ及びピッチ等の寸法は、使用するプロセスガスの種類、混合比及び流量、プロセス圧力、低周波(LF)、高周波(RF)、直流(DC)、DCパルス等の電源46の種類や電源周波数、堆積温度、堆積速度、堆積膜の種類や膜質、基板22の種類、及び電極間距離等により異なる。また、上記説明では、均等な長さの第1及び第2溝4、6が、第1及び第2主面14、16のそれぞれに等ピッチで均等に配設されている。しかし、プラズマや、堆積膜の分布を改善するために、第1及び第2溝4、6のそれぞれを、不均一なピッチで配設してもよい。また、第1及び第2溝4、6のそれぞれの長さを変えて配設してもよい。更に、第1及び第2溝4、6は、互いに直交するように配設されている。しかし、第2溝6のそれぞれが、第1溝4の少なくとも一つと貫通孔を形成するように任意の角度で交差してもよい。
例えば、図7に示すように、複数の第1溝4が、矩形状の陰極10の辺に対して斜めの方向に延伸するように第1主面14に等ピッチで配設される。複数の第2溝6が、第1溝4に直交する方向に延伸するように第2主面16に等ピッチで配設される。各第1溝4及び各第2溝6それぞれの長さは配設位置により異なる。
また、陰極10の形状は、矩形に限定されない。例えば、図8に示すように、円形状の陰極10aであってもよい。円形状の陰極10aを用いる場合、複数の第1溝4、及び複数の第2溝6が、第1及び第2主面14、16にそれぞれ等ピッチで配設される。各第1溝4及び各第2溝6それぞれの長さは配設位置により異なる。
また、図2、図7及び図8に示したように、直線状に延伸する第1溝4が用いられている。しかし、第1溝は直線状に限定されない。図9に示すように、矩形状の陰極10の外周に平行な角型枠線状の複数の第1溝4aが、第1主面14に配設される。複数の第2溝6aは、複数の第1溝4aのそれぞれと交差して貫通孔8aを形成するように、陰極10の中心から放射状に配設される。また、プラズマ分布を均一にするために、陰極10の外周側に配設された第1溝4aと交差する複数の第2溝6bを配設してもよい。なお、複数の第1溝を、陰極の中心から放射状に第1主面に配設し、第2溝を、角型枠線状に第2主面に配接した組み合わせであってもよい。
図10に示すように、円形状の陰極10aを用いて、第1主面14に環状の複数の第1溝4bを第1主面14に配設してもよい。複数の第2溝6aは、複数の第1溝4bのそれぞれと交差して貫通孔8aを形成するように、陰極10の中心から放射状に配設される。また、プラズマ分布を均一にするために、陰極10の外周側に配設された第1溝4bと交差する複数の第2溝6bを配設してもよい。なお、複数の第1溝を、陰極の中心から放射状に第1主面に配設し、第2溝を、環状に第2主面に配接した組み合わせであってもよい。
上記の説明において、第1溝4の断面形状を矩形状としている。例えば、フライス加工等の機械加工において、角型のブレードを用いて加工すれば矩形状の断面形状の第1溝4が容易に実現できる。第1及び第2溝4、6の交差する位置に形成された貫通孔8の開口寸法は、第1及び第2溝4、6それぞれの幅で与えられる。第2溝6の幅は、第1溝4よりも狭い。したがって、貫通孔8の開口寸法を小さくして、第1主面14側で生成されたプラズマが第2主面16側に拡散することを抑制することができる。
なお、第1溝の断面形状は矩形状に限定されない。図11に示すように、第1溝4の第1主面14での幅Wxaが、第2主面側の底部での幅Wxbより広い断面系状であってもよい。第1溝4で生成されたプラズマは、第1溝4の傾斜した側壁に沿って広がって噴出される。したがって、プラズマの分布を改善することができる。
また、図12〜図14に示すように、第1溝4が、第1主面14側に形成された矩形状の第1凹部4Aと、第1凹部4Aの底部に形成された矩形状の第2凹部4Bを有する形状であってもよい。第1溝4を深く加工する場合に有効である。
第1凹部4Aは、深さがDxa、幅がWxaである。第2凹部4Bは、深さがDxb、幅がWxbである。第2凹部4Bの幅Wxbは第1凹部4Aの幅Wxaよりも狭い。また、第2溝6の幅Wyも第1凹部4Aの幅Wxaよりも狭い。第1及び第2凹部4A、4Bの深さDxa、Dxb、並びに第2溝6の深さDyについて、

T−Dxb≦Dxa+Dy<T (2)

の関係を満たすように第1及び第2溝4、6が形成される。貫通孔8の開口寸法は、第2凹部4Bの幅Wxb及び第2溝6の幅Wyで与えられる。したがって、貫通孔8の開口寸法を更に狭くすることができ、第1主面14側で生成されたプラズマが第2主面16側に拡散することを抑制することが可能となる。
また、第2溝6が、第2主面16側に形成された矩形状の第3凹部6Aと、第3凹部6Aの底部に形成された矩形状の第4凹部6Bを有する形状であってもよい。第4凹部6Bの幅Wybは、第3凹部6Aの幅Wyaよりも狭い。第4凹部6Bと、図3に示した第1溝4、又は図13に示した第2凹部4Bとを交差させて貫通孔を形成すれば、開口幅を狭くすることができる。この場合も、第1主面14側で生成されたプラズマが第2主面16側に拡散することを抑制することが可能となる。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は本発明の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面は本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明は、高密度プラズマを用いるプラズマ処理に適用できる。

Claims (11)

  1. プラズマにより処理される基板を載置する陽極と、
    前記プラズマが生成される空間を挟んで前記陽極と対向し、複数の第1溝が設けられた第1主面、前記第1主面に対向し、前記複数の第1溝と交差する、前記複数の第1溝より狭い幅の複数の第2溝が設けられた第2主面を有する陰極
    とを備え、前記第1溝と前記第2溝との交点に前記第1主面から前記第2主面に貫通する貫通孔を設けたことを特徴とするプラズマプロセス用電極。
  2. 前記第1溝の深さと前記第2溝の深さの和が前記第1主面と前記第2主面との距離で定義される前記陰極の厚さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載のプラズマプロセス用電極。
  3. 前記複数の第1溝の断面が、矩形状であることを特徴とする請求項1に記載のプラズマプロセス用電極。
  4. 前記複数の第1溝の延伸方向に垂直に切った断面において、前記複数の第1溝それぞれの幅が、前記第2主面側に比べ前記第1主面側で広いことを特徴とする請求項1に記載のプラズマプロセス用電極。
  5. 前記複数の第1溝の延伸方向に垂直に切った断面において、前記複数の第1溝のそれぞれが、前記第1主面側に矩形状の第1凹部と前記第1凹部の底部に前記第1凹部より狭い幅の第2凹部とを有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマプロセス用電極。
  6. 前記第2凹部が、前記複数の第2溝の少なくとも一つと前記貫通孔を形成するように交差することを特徴とする請求項5に記載のプラズマプロセス用電極。
  7. 前記複数の第2溝の延伸方向に垂直に切った断面において、前記複数の第2溝のそれぞれが、前記第2主面側に矩形状の第3凹部と前記第3凹部の底部に前記第3凹部より狭い幅の第4凹部とを有することを特徴とする請求項6に記載のプラズマプロセス用電極。
  8. 前記第4凹部が、前記複数の第1溝の少なくとも一つと前記貫通孔を形成するように交差することを特徴とする請求項7に記載のプラズマプロセス用電極。
  9. 前記複数の第2溝の延伸方向に垂直に切った断面において、前記複数の第2溝のそれぞれが、前記第2主面側に矩形状の第1凹部と前記第1凹部の底部に前記第1凹部より狭い幅の第2凹部とを有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマプロセス用電極。
  10. 前記第2凹部が、前記複数の第1溝の少なくとも一つと前記貫通孔を形成するように交差することを特徴とする請求項9に記載のプラズマプロセス用電極。
  11. プラズマ処理を行う処理室と、
    前記処理室内に配置されたプラズマプロセス用電極とを備え、
    前記プラズマプロセス用電極が、プラズマにより処理される基板を載置する陽極と、前記プラズマが生成される空間を挟んで前記陽極と対向し、複数の第1溝が設けられた第1主面、前記第1主面に対向し、前記複数の第1溝と交差する、前記複数の第1溝より狭い幅の複数の第2溝が設けられた第2主面を有する陰極とを備え、前記第1溝と前記第2溝との交点に前記第1主面から前記第2主面に貫通する貫通孔を設けたことを特徴とするプラズマプロセス装置。
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