JP5034908B2 - 浄水器 - Google Patents

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Description

本発明は浄水器に関し、詳細には電源としてボタン電池を使用する浄水器に関する。
中空糸膜等を用いた濾過材を使って水を濾過する浄水器が知られている。この種の浄水器では、一定量の水を濾過すると、濾過材を収容しているフィルタカートリッジを交換する必要があるため、濾過した水の量を計測する流量計を備えている。計測された流量は、制御装置の記憶部に積算して記憶され、積算値が所定値に達すると、フィルタカートリッジを新しいものに交換する必要がある旨の表示がなされる。
このような計測、記憶、表示等を行うための電源としてボタン電池を使用する浄水器が知られている(特許文献1)。この種の浄水器では、ボタン電池を電池カバーの裏面に設けられた筒状装着部に装着し、浄水器本体に設けられた凹状の電池室を覆うようにこの電池カバーを浄水器本体に取付けている。
特許3399473号
この種の浄水器では、電池交換に際して電池カバーからボタン電池を取り出す時には、筒状装着部に設けられた切り欠き部から露出した電池の一部に指または爪をかけ、引っかくようにしてボタン電池を筒状装着部から取り外していた。
しかしながら、この取り外し方法では、電池に指等がうまく引っかからず円滑な取り外しが困難であるばかりか、外れたボタン電池を摘み損ない落としてしまうことがあるという問題があった。さらに、指で引っかく際に、ボタン電池等で爪を傷つけてしまう可能性があるという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、爪を傷つけることなくボタン電池を容易に取り外して交換することができる浄水器を提供することを目的としている。
本発明によれば、供給された水を濾過して吐出する浄水器であって、
内部に濾過材を収容し前記供給された水を濾過するフィルタカートリッジが取付けられる本体部と、
前記本体部に形成されボタン電池を収容する電池室を構成する凹状の電池ホルダ部と、
前記電池室をバヨネット式で水密に覆う電池室カバーと、
前記電池室カバーの裏面に形成され前記ボタン電池が装着可能な円筒状の電池装着部と、を備え、
前記円筒状の電池装着部の径方向に対向する位置に、一対の切欠き部が形成され、
前記各切欠き部は、前記電池装着部の一部を円周方向に切り欠くことによって形成されており、前記電池装着部の60〜90度の中心角に対応する扇形の円弧部分に設けられ、前記ボタン電池の外周部の直径方向に対向する部分を、厚さ方向の全領域に亘って、前記各切欠き部から露出させるように構成されている、
浄水器が提供される。
このような構成によれば、装着されたボタン電池を2本の指の腹で摘んで取り外すことができるので、爪を傷つけることなく容易に取り外すことができる。
また、電池室カバーの切り欠きには、本体側の陽極端子とを接触させるために、ボタン電池の外周部の陽極端子を露出させる役目もある。通常、バヨネットは、嵌合する突起とスライドが円筒の径方向に対向する2ヶ所に設けてあるが、切り欠きが1ヵ所だと本体側陽極端子と接触するための露出部が1ヵ所しかないため、バヨネット装着時の始点が1点しかない。切り欠きを相対する2ヶ所に設けることにより、バヨネット装着時の始点を径方向に対向する2点にすることができる。このため、電池室カバーの合いマーク等を確認しなくても容易にバヨネット装着することが可能となる。
本発明の他の好ましい態様によれば、前記各切欠き部の径方向内方位置に凹所が形成されている。
このような凹所が設けられていると、ボタン電池の切り欠き部近傍の凹所と重なった位置を押すことにより、凹所にボタン電池の一端側が入り込みボタン電池の他端側が浮き上がるので、ボタン電池の取り外しが容易になる。
本発明の他の好ましい態様によれば、前記凹所が、前記ボタン電池の直径の10%以上の深さを有している。
本発明の他の好ましい態様によれば、前記電池室カバーの周囲に滑り止めが設けられている。
バヨネットは少ない回転角度で脱着可能な長所がある反面、蓋の浮きが小さいため蓋が摘まみにくい短所があったが、このような滑り止めによって、指先でも滑らず容易に取り扱いすることができる。
このような本発明によれば、爪を傷つけることなくボタン電池を容易に取り外して交換することができる浄水器が提供される。
以下、添付図面を参照して本発明の好ましい実施形態の浄水器1の構成を説明する。図1は浄水器1の斜視図であり、図2は図1のII−II線に沿って一部分を破断した浄水器1の平面図であり、図3は浄水器1の底面図である。
浄水器1は、水道の蛇口等に接続される、いわゆる蛇口直結型の浄水器であり、図1ないし図3に示されているように、本体ケーシング2とフィルタカートリッジ4とを備えている。フィルタカートリッジ4は、本体ケーシング2に流入した水を濾過する中空糸膜フィルタ等の濾過材を収容しており、定期交換できるように本体ケーシング2に対し着脱可能に構成されている。
本体ケーシング2には、原水口6、切り換えレバー8、液晶表示部10等が設けられている。原水口6は、環状の固定具12を介して水道の蛇口に接続され、水道水を本体ケーシング2内に導入するための開口部である。
切り換えレバー8は、浄水器1からの吐出モードを、原水口6に流入した水道水をフィルタカートリッジ4内の濾過材で濾過して吐出させる「清水モード」と、原水口6に流入した水道水を濾過することなく直接、吐出させる「原水モード」と、原水をシャワー状に吐出させる「シャワーモード」との間で切り換えるための切り換え手段である。
液晶表示部10は、フィルタカートリッジ4が濾過した水の量、濾過状態、バッテリの状態等に関する情報を表示する主表示部10aと、現在、選択されている吐出モード、例えば「清水モード」を、表示するモード表示部10bとを備えている表示装置である。
主表示部10aは、さらに、適正な濾過が行われていることを示す清水サインを表示する清水サイン表示部10cと、制御装置、バックライト等を作動させる電池の寿命を表示するバッテリ残量表示部10dと、取付けられているフィルタカートリッジ4が今後、濾過可能な水量を示す濾過可能水量表示部10eとを含んでいる。
図2に示されているように、本体ケーシング2内には、フィルタカートリッジ4が濾過する水の量を計量する流量計14が設けられている。流量計14は、フィルタカートリッジ4の下流側に配置され、フィルタカートリッジ4から流出する水、即ちフィルタカートリッジ4によって濾過された水(清水)の量(濾過水量)を計測するように構成されている。
流量計14で計測された濾過水量の値は、本体ケーシング2に内蔵され浄水器1の作動を管理するマイコン等の制御装置(図示せず)に送られ、制御装置において、積算され記憶される。本実施形態の浄水器1では、流量計14の計測結果に基づいて、使用中のフィルタカートリッジ4があと何リットルの水を濾過できるか、すなわち、取付けられているフィルタカートリッジ4の濾過可能水量の初期値から既に濾過した水量を減算した値が算出され、この値が主表示部10aの濾過可能水量表示部10eに表示されるように構成されている。
図1および図3に示されているように、本体ケーシング2の下面には、「清水モード」が選択されたときにフィルタカートリッジ4内の濾過材で濾過された水道水すなわち清水が吐出される清水吐出口16と、「原水モード」が選択されたときにフィルタカートリッジ4を経由しない水道水すなわち原水が直接、吐出される原水吐出口18と、「シャワーモード」が選択されたときフィルタカートリッジ4を経由しない水道水すなわち原水が直接、シャワー状に吐出される原水シャワー口20とが形成されている。
本体ケーシング2の下面には、さらに、制御装置に記憶されている濾過水量の積算値をリセットするためのリセットスイッチ22が取付けられている。
本実施形態の浄水器1は、フィルタカートリッジ4を新しいフィルタカートリッジ4に交換したときに、ユーザがリセットスイッチ22を操作して制御装置に記憶されている濾過水量の積算値をゼロにリセットし、新しいフィルタカートリッジ4が濾過する水量の積算を開始する。
浄水器1は、フィルタカートリッジ4から送られてくる情報に基づいて、新しいフィルタカートリッジ4がとりつけられたとき、取付けられたフィルタカートリッジ4が何リットルの水を濾過可能であるかを検出しておき(例えば1000リットル)、この検出値からフィルタカートリッジ4の交換後に流量計14が検出した水量の積算値(例えば250リットル)、すなわちフィルタカートリッジ4が濾過した水量の積算値を減じた値(例えば750リットル)を濾過可能水量表示部10に表示する。
したがって、濾過可能水量表示部10eの値が、ゼロに近づく或いはゼロになると、ユーザはフィルタカートリッジ4の交換が必要であることが分かる。
本実施形態の浄水器1では、濾過可能水量表示部10eの値が、ゼロに近づく或いはゼロになると、通常は、黄緑色であった表示部のバックライトが赤色となり、さらに、清水サイン部10cの清水サインが消え、ユーザにフィルタカートリッジ4の交換を促すように構成されている。
本実施形態の浄水器1では、制御装置、LED等を作動させる電池の寿命を表示するバッテリとしてボタン型電池Bが使用される。このボタン型電池Bは、本体ケーシング2の側部に設けられた電池室24内に収容される。
図4に示されているように、電池室24は、本体ケーシング2の側面に設けられた円柱状の凹状空間である電池ホルダ部26と、該電池ホルダ部26の開口を覆うようにバヨネット式に取付けられる電池室蓋(電池室カバー)28とを備えている。本実施形態では、ボタン型電池Bは、電池室蓋28の裏面に装着された状態で電池室24内に収容される。
電池ホルダ部26の内壁に陽極接点30が設けられている。陽極接点30は、ボタン型電池Bが電池室蓋28に装着された状態で電池室24に収容されたとき、ボタン型電池Bの外周面に形成されている陽極に接触するように構成されている。
又、電池ホルダ部26の底部分には陰極接点32が設けられている。陰極接点32は、電池室蓋28に装着された状態で電池室24に収容されたとき、ボタン型電池Bの一方面に形成されている陰極に接触するように構成されている。陰極接点32は、細長い板状の金属片を約90度に折り曲げ、この折り曲げた角(頂角部分)が開口端方向に延びるように配置されている。
さらに、電池ホルダ部26の内周面の円周方向に対向する位置は、電池室蓋28がバヨネット式に固定される時に利用される一対の突起34(図4では一方のみ図示)が形成されている。
図5は、電池室蓋28の底面図である。図4および図5に示されているように、電池室蓋28は、円盤状の蓋本体36と、蓋本体36の裏面に形成された略円筒状の電池装着部38とを備えている。
蓋本体36は、電池室蓋28が電池ホルダ部26に取付けられたとき電池ホルダ部26の開口端を覆う寸法形状を有している。
電池装着部38は、電池室蓋28の裏面から上方に向かって延びる略円筒状の形状を有し、内側にボタン型電池Bを装着・保持し、さらに、外周面が電池ホルダ部26の嵌合して電池室蓋28を本体ケーシング2に固定するように構成されている。
電池装着部36は、径方向に対向した位置に形成された一対の切欠き部40を備えている。各切欠き部40が、略円筒状の電池装着部38の一部を円周方向に切り欠くことによって形成されており、中心角αが60〜90度の扇形の円弧部分として設けられている。本実施形態では、切欠き部40は、図5に示されているように、中心角が約90度の扇形の円弧部分とされている。
さらに、切欠き部40は、電池室蓋28が電池ホルダ部26に取付けられたとき、電池ホルダ部26内の内壁に設けられた陽極接点56が切欠き部40を通して、電池室蓋28の電池装着部38に装着されているボタン型電池Bの外周面に接触することができるように構成されている。
一対の切欠き部は、蓋の中心(重心)に対して点対称に配置されているのが好ましい。この構成により、他の配置と比較して、最も容易に蓋をはめ込むことが可能となる。
さらに、図6に示されているように、電池装着部38の外周面には、電池室蓋28を電池ホルダ部26に取付ける際、電池ホルダ部26の内周面に設けられた突起34を収容して案内するガイド溝42が形成されている。ガイド溝42は、電池装着部38の上端から軸線方向に延びる入口部分と、入り口部分の末端から傾斜しながら円周方向に延びる本体部分とを備えている。このガイド溝42に電池ホルダ部26の突起34を入れて電池室蓋28を、例えば図7に示されているように60ないし90度にわたって回転させることによって、電池室蓋28が電池ホルダ部26の開口部にねじ込まれ、電池室蓋28がバヨネット式に開口部に取付けられ、本体ケーシング2に固定されることになる。
また、図6に示されているように、電池装着部38の外周面の最下部には、Oリング44が取付けられ、電池室蓋28が電池ホルダ部26に取付けられたとき、電池室24を水密に閉鎖できるように構成されている。
また、円盤状の蓋本体36の外周面には、図6に示されているように、周方向に延びる溝46が、滑り止めとして形成されている。滑り止めとしては、周方向に延びる溝の他に、図8に示されているように、円盤状の蓋本体36の外周面にセレーション48を形成してもよい。さらに、図9に示されているように、円盤状の蓋本体36の外周を先細り部50として、滑り止めとしてもよい。
このほかの滑り止めとして、弾性体の嵌合や複数本の溝などが挙げられる。また、2色成形で、蓋本体を構成する樹脂と弾性体樹脂とを一体に成形し、滑り止めを構成してもよい。このような構成によれば、単なるはめ込みより強固に取付けられた滑り止めを構成することができる。
また、電池室蓋28の裏面には、互いに直交して裏面を径方向に横断して延びるリブ52が形成されている。各リブ52の先端は、切欠き部40の終端部の径方向内方に位置している。
さらに、電池装着部38の上端部には、径方向内方に向かって突出する電池保持部54が形成されている。本実施形態では、電池装着部38の切欠き部40に隣接した位置に、90度おきに合計4つの電池保持部54が設けられている。
図10は、電池装着部38にボタン型電池Bが装着された電池室蓋28の一部分を破断した側面図である。図10に示されているように、本実施形態では、ボタン電池Bは、径方向内方に向かって突出する電池保持部54によって、電池室蓋28の電池装着部38に装着される。このときボタン型電池Bの外周部の一部が、電池装着部38の切欠き部40を通して露出することになる。
また、電池室蓋28の各切欠き部40の径方向内方位置に凹所56が形成されている。また凹所56は、ボタン型電池Bの直径の10%以上の深さを有している。凹所56の深さは、電池室蓋28に取付けられたボタン型電池Bの奥側面(図10における上面)から測定されたものである。
図10に示されている状態で、電池室蓋28を、電池ホルダ部26にバヨネットで嵌合・固定することにより、ボタン型電池Bは電池室24内の所定位置に装着され浄水器1と電気的に接続されるとともに、電池室24が水密状態で閉鎖される。
このとき、図10に示されているように、電池ホルダ部26の底部分に設けられている陰極接点32は、ボタン型電池Bによって押圧される。この陰極接点32は、金属片を折り曲げることによって形成されているので、繰り返し強い力が加えられるとへたってしまい、ボタン型電池Bと接触しなくなるおそれがある。このため、電池ホルダ部26の底部分の陰極接点32の裏側位置に突起Pを設け、ボタン型電池Bで強く押されても陰極接点32がつぶれにくくなる構成とするのが好ましい。
なお、円盤状の蓋本体36の頂面には、内方に向かって半円状の延びる溝Gが形成されている。この溝Gは、電池室24の開閉時に電池室蓋28を回す際にコインを差し込み、電池室蓋28の回転を回すためのものである。
ボタン型電池Bを本実施形態の浄水器1の電池室蓋28に取付ける際には、図11に示されているように、ボタン型電池Bの径方向両端を2本の指ではさみ、2本の指のそれぞれを電池装着部38の各切欠き部40の径方向外方に位置するように配置して、図11に矢印aで示す方向にボタン型電池Bを電池装着部38に押し込み、ボタン型電池Bの外周部を電池装着部38の電池保持部54に支持させることによって、ボタン型電池Bを電池室蓋28に装着・固定する。
一方、ボタン型電池Bを浄水器1の電池室蓋28から取り外す際には、上記取付け方法とは逆に、電池装着部38の各切欠き部40から露出しているボタン型電池Bの外周部を2本の指で摘み、図11に矢印bで示す方向に引き出すことによって、ボタン型電池Bを電池装着部38から取り外す。
また、他の取り外し方法として、図12に示されるように、電池室蓋28の凹部54と重なっているボタン型電池Bの部分を矢印c方向に凹部54内に押し込むことによって、径方向に対向する部分を矢印d方向に浮き上がらせ、この浮き上がった部分を指で摘む方法もある。
電池室蓋28を電池ホルダ部26に取付けて電池室24を閉鎖する際には、図13に示されているように、電池室蓋28のガイド溝42の上端が、電池ホルダ部26の内周面に形成された突起34と整列する(図13a)電池室蓋挿入位置に配置される。電池室蓋28の頂面に形成された溝Gは、電池室蓋を挿入可能な回転位置である電池室蓋挿入位置を示すマークとしても利用される。このとき電池室蓋28の頂面は、電池ホルダ部26周囲の本体ケーシング2の表面から浮き上がった状態である(図13a)。
次いで、図13(b)矢印で示すように電池室蓋28を所定角度(60乃至90°程度)回転させ(図13b)、突起34に沿ってガイド溝42を動かし、電池室蓋28を電池ホルダ部26に嵌合させていく。所定角度、回転すると、電池ホルダ26の外壁に電池室蓋28に設けられたパッキンPが接触し(図14(a))、電池室24の密閉が開始される。
この状態から、電池室蓋28を、さらに10乃至20°回転させると(図14(b))、突起34がガイド溝42の末端に達し、電池室24の密閉が完了する(図15)。この状態では、図15(a)に示されているように、電池室蓋28の頂面は、本体ケーシング2の表面と面一状態となる。密閉が開始されると操作トルクが上昇するので、密閉開始から密閉完了するまでの回転角度は短いほうが好ましく、本実施形態では、10〜20°に設定されている。
一方、電池室蓋28を電池ホルダ部26から取り外す際には、電池室蓋28を閉鎖時とは逆方向に回転させる。本実施形態では、ガイド溝42の開口端42aに、電池ホルダ部26の突起34が当たって電池室蓋28の回転が止まるように、ガイド溝42の方向を変更することによって終点部42bが設けられている(図16)。
このような構成では、図17(a)、(b)、(c)に示されているように、電池室蓋28の取り外し時には、電池室蓋28の回転に伴って、突起34がガイド溝42内を進み最終的にはガイド溝42の開口端を構成する壁である終点部42bに当接し、回転が止まる。電池室蓋28を取り外すためには、電池室蓋28を回転方向とは異なる方向(図17(c)に矢印で示す方向)に動かす必要がある。このため電池ホルダ部26の開口方向が横向きの場合は、この構成は電池室蓋の落下を防止できるので好ましい。
一方、電池ホルダ部26の開口方向が上向きの場合には、ガイド溝42’の開口端に終点部を設けない構成とし(図18(a)、(b))、電池室蓋を反時計回りに回転させたとき、回転の最終段階(図18(c))で、突起34がガイド溝42から回転方向に抜け出ることによって、電池室蓋25が、所定高さh(例えば2mm程度)、本体ケーシング2の表面から浮き上がるようにしてもよい(図19)。この浮き高さが2mm程度であれば指の肉が入り込み、つまみやすくすることができる。浮き高さを調節する方法としてはガイド溝42’の角度を大きくすることや、電池室蓋周辺部の厚みを薄くすること等がある。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
本発明の好ましい実施形態の浄水器の斜視図である。 図1の浄水器のII−II線に沿った水平方向の横断面図である。 図3は浄水器1の底面図である。 図1の浄水器の電池収容部の構成を示す斜視図である。 図1の浄水器の電池室蓋の裏面の平面図である。 図1の浄水器の電池室蓋の側面図である。 図1の浄水器の電池室蓋のバヨネットスライド角を示す説明図である。 電池室蓋の変形例の側面図である。 電池室蓋の他の変形例の側面図である。 電池装着部にボタン型電池が装着された電池室蓋の一部分を破断した側面図である。 ボタン型電池の電池室蓋への着脱方法を示す説明図である。 ボタン型電池の電池室蓋への他の着脱方法を示す説明図である。 電池室蓋で電池室を閉鎖する動作を説明する図面である。 電池室蓋で電池室を閉鎖する動作を説明する図面である。 電池室蓋で電池室を閉鎖する動作を説明する図面である。 電池室蓋のガイド溝の構造を説明する側面図である。 図16の電池室蓋のガイド溝と突起の関係を模式的に示す図面である。 他の構成のガイド溝と突起の関係を模式的に示す図面である。 電池室蓋の浮き高さを説明するための図面である。
符号の説明
1:浄水器
2:本体ケーシング
4:フィルタカートリッジ
6:原水口
8:切り換えレバー
10:液晶表示部
22:リセットスイッチ
24:電池室
26:電池ホルダ部
28:電池室蓋
38:電池装着部
40:切欠き部
B:ボタン型電池

Claims (4)

  1. 供給された水を濾過して吐出する浄水器であって、
    内部に濾過材を収容し前記供給された水を濾過するフィルタカートリッジが取付けられる本体部と、
    前記本体部に形成されボタン電池を収容する電池室を構成する凹状の電池ホルダ部と、
    前記電池室をバヨネット式で水密に覆う電池室カバーと、
    前記電池室カバーの裏面に形成され前記ボタン電池が装着可能な円筒状の電池装着部と、を備え、
    前記円筒状の電池装着部の径方向に対向する位置に、一対の切欠き部が形成され、
    前記各切欠き部は、前記電池装着部の一部を円周方向に切り欠くことによって形成されており、前記電池装着部の60〜90度の中心角に対応する扇形の円弧部分に設けられ、前記ボタン電池の外周部の直径方向に対向する部分を、厚さ方向の全領域に亘って、前記各切欠き部から露出させるように構成されている、
    浄水器。
  2. 前記各切欠き部の径方向内方位置に凹所が形成されている、
    請求項1に記載の浄水器。
  3. 前記凹所が、前記ボタン電池の直径の10%以上の深さを有している、
    請求項2に記載の浄水器。
  4. 前記電池室カバーの周囲に滑り止めが設けられている、
    請求項1ないし3のいずれ1項に記載の浄水器。
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EP4053982A1 (en) * 2021-03-05 2022-09-07 Husqvarna Ab Tool with repaceable battery
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