JP5034831B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、該トナー像を記録媒体に転写し、該転写トナー像を定着装置で記録媒体に定着させることができる複写機、プリンタ、ファクシミリ機、これらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置で用いられる該定着装置に関し、該画像形成装置にも関係している。
静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、該トナー像を記録媒体に転写し、該転写されたトナー像を定着装置で該記録媒体に定着させることができる画像形成装置で用いられる定着装置は、これまで様々のタイプのものが提案され、実用に供されてきた。
その一つとして、加熱ローラと、該加熱ローラに臨む加圧ベルトと、該加圧ベルトを間にして該加熱ローラに対向する摺動シートと、該加圧ベルトを該摺動シートとの摺動を許しつつ該摺動シートを介して該加熱ローラへ向け押圧する加圧部材と、該加圧ベルトと該摺動シートとの摺動円滑化のために該加圧ベルト内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部とを含み、該加熱ローラと該加圧ベルトとでトナー像を保持する記録媒体を挟着しつつ搬送して該トナー像を該記録媒体へ加熱加圧下に定着させるタイプの定着装置が知られている。
例えば、特開2005−77872号公報、特開2002−372881号公報、特開2005−3781号公報等にこのタイプの定着装置が記載されている。
このタイプの定着装置の理解のために、その例を図6から図8を参照して説明する。
図6は定着装置例8の断面図であり、図7は摺動シート例の一部の断面図であり、図8は定着装置8の加熱ローラを除いた部分の斜視図であり、さらに言えば、一方の端部の図示を省略するとともに加圧ベルト82及び摺動シート83のそれぞれの一部を切欠して示す斜視図である。
図6及び図8に示す定着装置8は、熱源を備えた加熱ローラ81と、加熱ローラ81に臨む無端の加圧ベルト82と、加圧ベルト82を間にして加熱ローラ81に対向する摺動シート83と、加圧ベルト82を、それと摺動シート83との摺動を許しつつ摺動シート83を介して加熱ローラ81へ向け押圧する加圧部材84とを含み、加熱ローラ81と加圧ベルト82とでトナー像tを保持する記録紙等の記録媒体Sを挟着しつつ搬送してトナー像tを記録媒体Sへ加熱加圧下に定着させる定着装置である。
定着装置8では、加熱ローラ81が図示省略の駆動部にて記録媒体Sを搬送するための回転方向(図6では反時計まわり方向CCW)に回転駆動され、加圧ベルト82は加熱ローラ81の回転に従動して或いは加熱ローラ81と加圧ベルト82との間に挟まれて搬送される記録媒体Sに従動して時計まわり方向CWに回動する。
このタイプの定着装置は、加熱ローラに対向する加圧部材として熱容量の小さい加圧ベルトを採用することで加熱ローラの昇温時間の短縮、換言すれば、定着装置の所謂ウォーミングアップ時間の短縮を図ったものである。
定着装置8では加熱ローラ81は熱源としてハロゲンランプヒータ811を内蔵している。しかし、熱源はこれに限定されない。
加圧部材84は弾性材料で形成されるのが一般的である。例えばシリコンゴム等の弾性材で構成されて加圧部材支持ケース841に支持された加圧パッドを加圧部材84として採用できる。加圧部材84は、ケース841がバネ842で押されることで摺動シート83を介して加圧ベルト82を加熱ローラ81の表周面の一部に沿わせ押圧する。バネ842のケース841とは反対側の端部は図示省略の部材を介してベルトホルダ86の略円筒状部分861に支持されている。
ベルトホルダ86は、図6及び図8に示すように、加圧ベルト82を中空筒状に支持案内する上記の略円筒状部分861とその両端部に設けられて加圧ベルト82の左右方向の位置(記録媒体搬送方向αを横切る方向における位置)を規制してベルト82の蛇行を防止する規制部材(図示例では蛇行規制カラー)862を有するものである。
略円筒状部分861は加熱ローラ81に臨む側が開放されており、加圧部材84は、この開放領域から摺動シート83を介して加圧ベルト82を加熱ローラ81の表周面へ向け押圧する。
摺動シート83は、加圧ベルト82の加圧部材84に対する摺動抵抗を減らす目的で、加圧ベルト82と加圧部材84との間に配置されて加圧ベルト82の内面にその摺動を許すように接触しているものであり、加圧ベルト回動方向において加圧部材84より上流側の部分831が加圧部材支持ケース841に接着材等で固定され、他端部832は自由端部として加圧部材84より下流側で加圧ベルト82の内面に沿っている。
図9に示すように、摺動シート83の記録媒体搬送方向を横切る幅方向の長さ83wは、加圧部材84の幅方向の長さ84wより長く、摺動シート83の幅方向の両端縁部83aはそれぞれ加圧部材84より外側へはみ出している。
摺動シート83と加圧ベルト82とは、略同じ幅方向長さ83wを有しており、加圧ベルト82の幅方向の両端縁部82aも加圧部材84より外側へはみ出している。
また、加圧ベルト82と摺動シート83との相互摺動抵抗を減らすために加圧ベルト82と摺動シート83との接触界面に潤滑オイルを供給すべく、加圧ベルト82の内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部85があり、本例ではこれはベルトホルダ86の略円筒状部分861に設けられている。オイル塗布部85は本例ではシリコンオイル等の潤滑オイルを含ませたフェルト部材である。
摺動シート83は、それには限定されないが、図7に示すようにガラスクロス830を基材とし、該基材表面を耐熱性樹脂830aで被覆した構成が一般的である。摺動シート83の加圧ベルト82との摺動面が平滑であると、加圧部材84と加熱ローラ81とで挟まれる加圧ベルト82と摺動シート83のニップ部分n(図9参照)から潤滑オイルが押し出されてしまい、摺動抵抗を減らすべきその部分にオイル層を形成できなくなる。そこで定着装置8では、ガラスクロス830に耐熱性樹脂830aとしてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を含浸させ、焼成することで、ガラスクロス表面の凹凸を活かしながら、凹凸のある摺動面を形成している。
特開2005−77872号公報 特開2002−372881号公報 特開2005−3781号公報
ところが、摺動シート83として加圧ベルト82の内面との摺動面が平滑面であるものを採用した場合は勿論のこと、該摺動面を上記のように凹凸面としたものを採用した場合でも、摺動シート83が加圧ベルト82の内面に圧接されるニップ部nの入口、すなわち、加圧ベルト82の回動方向CWにおいて該ニップ部nの上流側縁に沿う入口80(図6、図8参照)においてニップ部nに入り込めなかったオイルが溜まっていく。
このようにニップ部nに入り込めずに溜まったオイルは、図8に矢印βで示すように、入口80に沿って摺動シート83の幅方向両端部へ向かって押し出されていく。
このようにして摺動シート83の両端部へ押し出されたオイルのあるものは、加圧ベルト82の外面側へ回り込んで加熱ローラ81表面を汚したり、記録媒体Sを汚したりすることがある。
また、押し出されたオイルのあるものは、摺動シート83の裏面側へ回り込んみ、さらに摺動シート83と加圧部材84との間に入り込んで加圧部材84を膨潤させる等し、該加圧部材84による加圧ベルト82の加熱ローラ81への押圧力が所期ものとは変わってしまい、記録紙等の記録媒体Sの皺発生の原因になることがある。
さらに、このようなオイル流出のために加圧ベルト82内面へのオイル塗布量不足が生じ、そのため加圧ベルト82の駆動トルクが上昇し、該ベルト等の寿命がそれだけ短くなることがある。
既述の特開2005−7782号公報には、オイルが漏れることを防止するため、回転部材(加熱ローラ)と無端加圧ベルトとで形成されるニップ部より該加圧ベルト回動方向において下流側に、オイルを加圧ベルト中央部へ寄せ集める段差が形成された段差部材を設けて加圧ベルト内面に当接させることが記載されている。
しかしながら、該ニップ部下流側に設置した段差部材は、加圧ベルトとこれが摺動する摺動部材(摺動シート)とのニップ部の入口に沿ってのオイル移動及び流出を直接抑制するものではなく、段差部材で寄せ集められたオイルは、オイル塗布部で再び摺擦されて均されるだけであり、該ニップ部入口に沿ってオイルが摺動部材両端部へ流出することを抑制することはできない。
また、特開2002−372881号公報には、オイルを加圧ベルトの中央部内面に集中的に塗布することが記載されている。
これによると、摺動シート両端部より外へ流出してしまうオイルの量を低減させる効果はあるが、流出してしまったオイルが加圧ベルトの外面側や摺動シートの内面側へまわり込むことを抑制することはできない。
特開2005−3781号公報には、加圧ベルトの内面にスパイラル状の凹凸を設け、該ベルトが摺動部材(摺動シート)を摺擦する際に、オイルを加圧ベルト内側へ誘導してオイル漏れを防止することが記載されている。
しかし、加圧ベルトに対するオイルの拘束力が弱い加圧ベルトと摺動シート間のニップ部入口領域においては、オイルが該入口に沿って摺動シート両端部へ向け流出することを抑制する効果は小さい。
上記特許文献記載のいずれの提案も、摺動シートの両端縁部へ流出したオイルが加圧ベルトの外面側へまわり込んで加熱ローラ表面を汚染したり、記録媒体を汚染したりすることを抑制したり、摺動シートの内面側へまわり込んで加圧部材を膨潤させる等することを抑制することはできない。
そこで本発明は、加熱ローラと、該加熱ローラに臨む加圧ベルトと、該加圧ベルトを間にして該加熱ローラに対向する摺動シートと、該加圧ベルトを該摺動シートとの摺動を許しつつ該摺動シートを介して該加熱ローラへ向け押圧する加圧部材と、該加圧ベルトと該摺動シートとの摺動円滑化のために該加圧ベルト内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部とを含み、該加熱ローラと該加圧ベルトとでトナー像を保持する記録媒体を挟着しつつ搬送して該トナー像を該記録媒体へ加熱加圧下に定着させる定着装置であって、潤滑オイルが加圧ベルト外面側へまわり込んで加熱ローラや記録媒体を汚染することを抑制できるとともに、潤滑オイルが摺動シート内面側へまわり込んで加圧部材を膨潤させるなどすることで加圧ベルトと加熱ローラによるニップ部でのトナー像定着圧力が所期のものから変動してしまうことを抑制でき、それだけ良好な定着トナー像を得ることができる定着装置を提供することを第1の課題とする。
また本発明は、静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、該トナー像を記録媒体に転写し、該転写されたトナー像を定着装置で該記録媒体に定着させることができる画像形成装置であって、定着装置において良好な定着トナー像を得ることができ、それだけ良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することを第2の課題とする。
本発明は前記第1の課題を解決するため、
加熱ローラと、該加熱ローラに臨む加圧ベルトと、該加圧ベルトを間にして該加熱ローラに対向する摺動シートと、該加圧ベルトを該摺動シートとの摺動を許しつつ該摺動シートを介して該加熱ローラへ向け押圧する加圧部材と、該加圧ベルトと該摺動シートとの摺動円滑化のために該加圧ベルト内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部とを含み、該加熱ローラと該加圧ベルトとでトナー像を保持する記録媒体を挟着しつつ搬送して該トナー像を該記録媒体へ加熱加圧下に定着させる定着装置であり、該摺動シートの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における各端縁部が該加圧ベルトの内面から離されている定着装置を提供する。
本発明は前記第2の課題を解決するため、
静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、該トナー像を記録媒体に転写し、該転写されたトナー像を定着装置で該記録媒体に定着させることができる画像形成装置であり、該定着装置として本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置を提供する。
本発明に係る定着装置において、前記加圧ベルトの内面から離された前記摺動シートの各端縁部は、前記加圧部材により該摺動シートを介して押圧される該加圧ベルトの部分と前記加熱ローラとにより形成されるニップ部の記録媒体搬送方向を横切る幅方向の長さ領域より外側におくことができる。
換言すれば、前記加圧部材は前記記録媒体搬送方向を横切る幅方向において前記加圧ベルト及び前記摺動シートよりも短いものとし、該摺動シートの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における各端縁部を該加圧ベルトの内面から離し、該摺動シートの端縁部と前記ニップ端部との間に前記記録媒体搬送方向に沿う、前記加圧ベルト及び前記摺動シート間の空間を形成することができる。
この場合、該ニップ部はここにトナー像を保持した記録媒体を挟着しつつ搬送してトナー像を記録媒体に定着させるためのニップ部であるから、トナー像の良好な定着と記録媒体の円滑な搬送のためには、前記加圧ベルトの内面から離された前記摺動シートの各端縁部は、該ニップ部の記録媒体搬送方向を横切る幅方向の長さ領域より外側にあることが望ましい、と言える。
前記摺動シートの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における各端縁部は前記加圧ベルトの内面から離されているのであるが、該各摺動シート端縁部は、例えば、(1) 該端縁部と該端縁部に臨む前記加圧ベルト内面部分との間に差し込まれた間隙形成部材にて該加圧ベルトの内面から離されていてもよく、また(2) 摺動シート端縁部の内面等に樹脂を塗布して曲げ固める、摺動シート端縁部の内面等にそこを曲げるためのシート等の部材を貼着するなどして曲げ加工されることで加圧ベルトの内面から離されてもよい。
摺動シート端縁部と該端縁部に臨む加圧ベルト内面部分との間に間隙形成部材を差し込む場合、該間隙形成部材は、加圧ベルトの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における両端縁部の位置を規制する規制部材のそれぞれに設けられ、加圧ベルト幅方向における外側から摺動シート端縁部と該端縁部に臨む前記加圧ベルト内面部分との間に差し込まれてもよい。このように加圧ベルト端縁部の位置規制部材に間隙形成部材の支持体を兼ねさせることで、間隙形成部材を設ける割りには定着装置の構造を簡素化できる。
本発明に係る定着装置においても、加圧部材により摺動シートが加圧ベルトの内面に圧接されるニップ部に入り込めない潤滑オイルが生じ、該オイルは、該ニップ部入口に溜まっていき、摺動シートの両端縁部の方へ向け流れていく。
しかし、本発明に係る定着装置によると、摺動シートの各端縁部が加圧ベルトの内面から離されているので、そのように離されていないならば発生する、毛細管現象によるオイルの該端縁部からのはみ出し、さらには加圧ベルト外面側へのまわり込みや、摺動シート内面側へのまわり込みが阻止され、もし、オイルが加圧ベルト外面側へまわり込むと生じることがある加熱ローラ表面や記録媒体の汚染が抑制されるとともに、オイルが摺動シート内面側へまわり込むと生じることかある加圧部材のオイルによる膨潤等による加圧ベルトの加熱ローラへの押圧力の所期のものからの変動、ひいてはそれに伴う支障発生(例えば記録媒体の皺発生)が抑制される。
また、オイル流出のために加圧ベルト内面へのオイル塗布量不足が生じ、そのため加圧ベルトの駆動トルクが上昇し、該ベルト等の寿命がそれだけ短くなる、ということも抑制される。
かくして、それだけ良好な定着トナー像を得ることができる。
また、本発明に係る画像形成装置は定着装置として本発明に係る定着装置を採用しているので、定着装置において良好な定着トナー像を得ることができ、それだけ良好な画像を形成できる。
本発明によると、加熱ローラと、該加熱ローラに臨む加圧ベルトと、該加圧ベルトを間にして該加熱ローラに対向する摺動シートと、該加圧ベルトを該摺動シートとの摺動を許しつつ該摺動シートを介して該加熱ローラへ向け押圧する加圧部材と、該加圧ベルトと該摺動シートとの摺動円滑化のために該加圧ベルト内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部とを含み、該加熱ローラと該加圧ベルトとでトナー像を保持する記録媒体を挟着しつつ搬送して該トナー像を該記録媒体へ加熱加圧下に定着させる定着装置であって、潤滑オイルが加圧ベルト外面側へまわり込んで加熱ローラや記録媒体を汚染することを抑制できるとともに、潤滑オイルが摺動シート内面側へまわり込んで加圧部材を膨潤させるなどすることで加圧ベルトと加熱ローラによるニップ部でのトナー像定着圧力が所期のものから変動してしまうことを抑制でき、それだけ良好な定着トナー像を得ることができる定着装置を提供することができる。
また本発明によると、静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、該トナー像を記録媒体に転写し、該転写されたトナー像を定着装置で該記録媒体に定着させることができる画像形成装置であって、定着装置において良好な定着トナー像を得ることができ、それだけ良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することができる。
以下に本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明に係る定着装置を備えた画像形成装置例を示している。
図1の画像形成装置10は所謂4サイクル型のカラー画像形成装置である。
画像形成装置10は、ドラム型感光体1を備えており、その周囲に帯電器2、現像装置4、中間転写ベルト6及びクリーニング装置5がこの順序で配置されている。帯電器2と現像装置4の間から感光体1へ画像露光を行う画像露光装置3が設けられており、その下方に記録媒体供給部9が設けられている。
感光体1は感光体駆動モータ(図示省略)により図中時計方向に回転駆動される。帯電器2には出力可変の帯電用電源(図示省略)から所定のタイミングで感光体帯電電圧が印加される。
現像装置4は現像器ラック40にブラック現像器4K、シアン現像器4C、マゼンタ現像器4M及びイエロー現像器4Yを搭載したものである。ラック40はステッピングモータを含む図示省略の駆動部により図中反時計方向まわりに回転駆動可能である。現像器は90度の等中心角度間隔で、ラック回転方向に現像器4K、4C、4M、4Yの順序でラック40に搭載されている。
ブラック現像器4KにはブラックトナーカートリッジKCが、シアン現像器4CにはシアントナーカートリッジCCが、マゼンタ現像器4MにはマゼンタトナーカートリッジMCが、イエロー現像器4YにはイエロートナーカートリッジYCがそれぞれ交換可能に搭載されている。各現像器には感光体1上の静電潜像を現像するための現像ローラ(トナー担持体ローラ)41が搭載されている。各現像ローラ41は表層部が弾性を有するものである。
各現像器は、現像ローラ41のほか、該ローラへトナーを供給するトナー供給ローラ、トナー供給ローラから供給されるトナーの現像ローラ41上での層厚を規制するトナー規制ブレード等も含んでいる。
各現像器は負帯電性トナーを用いて感光体1上の静電潜像を反転現像できる。
各現像器は現像器ラック40を回動させることで感光体1上の静電潜像を現像ローラ41で現像する現像位置に配置することができる。現像位置に配置された現像ローラ41は感光体1表面に臨み、出力可変の現像バイアス電源(図示省略)から現像バイアス印加が可能となる。また、現像位置に配置された現像ローラ41は現像ローラ駆動モータ(図示省略)により図上反時計方向に回転駆動可能となる。さらに、図示省略の電源から、トナー供給ローラへトナー供給バイアスを印加できるようになり、トナー規制ブレードに規制バイアスを印加できるようになる。
中間転写ベルト6は駆動ローラ61、これに対向する従動対向ローラ62、感光体1に対向配置された1次転写ローラ63、ローラ63と共同してベルト6を感光体1に当接させるローラ64からなるローラ群に巻き掛けられている。
1次転写ローラ63には図示省略の1次転写電源から1次転写電圧を印加できる。
駆動ローラ61を図示省略の転写ベルト駆動モータにより図中反時計方向まわりに回転駆動することでベルト6を反時計方向回りに回転させることができる。
中間転写ベルト6の駆動ローラ61に巻き掛けられた部分に対して2次転写ローラ7が配置されている。2次転写ローラ7は所定のタイミングでベルト6に対し接離される。ローラ7には図示省略の2次転写電源から2次転写電圧を印加できる。
ベルト6の対向ローラ62に巻き掛けられた部分に対して2次転写残トナー等を除去清掃するクリーニング装置65が配置されている。
2次転写ローラ7の上方には本発明に係る定着装置8が、さらにその下流側には記録媒体排出ローラR3及び記録媒体排出トレイTが順次設けられている。なお、図1の画像形成装置における定着装置は、図6及び図8に示す定着装置8と同じ参照符号8が付されているが、図1の画像形成装置における定着装置8は、後述するように、図6及び図8に示す定着装置8を改良したものである。
2次転写ローラ7の下方にはタイミングローラ対R2及び記録媒体収容部9からの記録媒体Sをタイミングローラ対R2へ案内する案内ローラ対R1が配置されている。
以上説明した画像形成装置10によると、図示省略の制御部の指示のもとに4K、4C、4M及び4Yの現像器のうち1又は2以上を用いて記録媒体(記録紙、オーバーヘッドプロジェクタ用シート等)上にトナー画像を形成することができる。四つの現像器を用いてフルカラー画像を形成する例を以下に説明する。
先ず、図示省略のラック駆動部により現像器ラック40を回動させてイエロー現像器4Yをその現像ローラ41が感光体1に当接する現像位置に配置するとともに、感光体1を図中時計方向に回転させ、中間転写ベルト5も回転させる。この段階では2次転写ローラ7はベルト6から離反させておく。
回転する感光体1の表面を帯電用電源から帯電用電圧が印加された帯電器2で一様に所定電位に帯電させ、その帯電域に画像露光装置3から折り返し反射ミラー31、32を経てイエロー画像のための画像露光を施してイエロー静電潜像を形成し、該潜像を現像器4Yで現像してイエロートナー像を形成する。このイエロートナー像を1次転写電圧が印加された1次転写ローラ63によりベルト6上に1次転写する。
さらに、イエロートナー像の形成の場合と同様にして、マゼンタ現像器4Mを現像位置に配置して感光体1上にマゼンタトナー像を形成し、これをベルト6上に転写し、次いでシアン現像器4Cを現像位置に配置して感光体1上にシアントナー像を形成し、これをベルト6上に転写し、次いでブラック現像器4Kを現像位置に配置して感光体1上にブラックトナー像を形成し、これをベルト6上に転写する。各色トナー像の感光体1への形成及びベルト6への1次転写はこれらトナー像が重ねてベルト6上に転写されるタイミングで行う。
一方、記録媒体(例えば記録紙)Sを記録媒体供給部9から供給ローラ91により引き出してタイミングローラ対R2へ向け供給し、記録媒体先端がタイミングローラ対R2の出口側にある図示省略のタイミングセンサに検出されると、タイミングローラ対R2を停止させ、記録媒体Sをそこで待機させておく。
そして、ベルト6上の多重トナー像がベルト6の回転により2次転写ローラ7へ到達するに先立って該ローラ71をベルト6へ接触させ、多重トナー像が2次転写領域に到達するタイミングで記録媒体Sもタンミングローラ対R2で2次転写領域へ送り込む。
かくして記録媒体Sに多重トナー像が2次転写される。
多重トナー像が転写された記録媒体Sは定着装置8でそのトナー像が定着され、排出ローラR3にて排出トレイTに排出される。
かくしてフルカラー画像が形成された記録媒体Sを得ることができる。
感光体1上の1次転写残トナー等はクリーニング装置5により除去清掃され、ベルト6上の2次転写残トナー等はクリーニング装置65により除去清掃される。
画像形成装置10の定着装置8は、次に述べる改良点を除けば、図6、図8に示す定着装置8と実質上同構成であり、同様にトナー像を記録媒体Sへ加熱加圧下に定着させることができる。画像形成装置10の定着装置8において図6、図8に示す定着装置8と実質上同じ部品、部分等には図6、図8に示す定着装置8と同じ参照符号を付してある。
画像形成装置10の定着装置8では、図2及び図3に示すように、摺動シート83の各端縁部83aの外面とこれに臨む加圧ベルト82の端縁部82aの内面との間に間隙形成部材864が差し込まれ、これにより摺動シート端縁部83aが加圧ベルト82の内面から離隔されている。
さらに言えば、摺動シート端縁部83aは、加圧部材84の外側で、換言すれば、加圧部材84により摺動シート83を介して押圧される加圧ベルト82の部分と加熱ローラ81とにより形成されるニップ部Nの記録媒体搬送方向を横切る幅方向の長さ領域より外側で、また換言すれば、加圧部材84で押される摺動シート83の部分と加圧ベルト82の部分とにより形成されるニップ部nの外側で、加圧ベルト82の内面から離隔されている。
間隙形成部材864はベルトホルダ86とは別途に設けてもよいが、ここでは構造の簡素化のために、ホルダ86の両端部の規制部材(蛇行規制カラー)862に一体的に形成した部材支持部863に突設されており(図2参照)、加圧ベルト82及び摺動シート83それぞれの幅方向における外側から摺動シート端縁部83aと加圧ベルト端縁部82aとの間に挿入されている。
このような画像形成装置10の定着装置8においても、加圧部材84により摺動シート83が加圧ベルトの内面に圧接されるニップ部nに入り込めない潤滑オイルが生じ、該オイルは、該ニップ部nの入口80に溜まっていき、摺動シート83の両端縁部83aの方へ向け流れていく。
しかし、この定着装置によると、摺動シート83の各端縁部83aが加圧ベルト82の内面から離されているので、そのように離されていないならば発生する、毛細管現象によるオイルの該端縁部からのはみ出し、さらには加圧ベルト外面側へのまわり込みや、摺動シート内面側へのまわり込みが阻止され、もし、オイルが加圧ベルト外面側へまわり込むと生じることがある加熱ローラ81表面や記録媒体Sの汚染が抑制されるとともに、オイルが摺動シート83の内面側へまわり込むと生じることかある加圧部材84のオイルによる膨潤等による加圧ベルト82の加熱ローラ81への押圧力の所期ものからの変動、ひいてはそれによる支障発生(例えば記録媒体Sの皺の発生)が抑制される。
また、オイル流出のために加圧ベルト82内面へのオイル塗布不足が生じることも抑制されるから、もしオイル塗布不足があると生じる加圧ベルトの駆動トルクの上昇、ひいては該ベルト等の短命化がそれだけ抑制される。
かくして、それだけ良好な定着トナー像を得ることができ、画像形成装置10全体としてみた場合、それだけ良好な画像を形成できる。
摺動シート83の端縁部83aを加圧ベルト82の内面から離すにあたっては、例えば、図4に示すように、摺動シート83の端縁部83aを、加圧ベルト82の内面から離されるように予め屈曲形成しておいてもよい。
また、例えば、図5に示すように、摺動シート端縁部83aに(例えば端縁部83aの、加圧ベルト回動方向において下流側の自由端部832に)樹脂を塗布して曲げ固めたり、摺動シート端縁部を曲げるためのシート等の曲げ用部材83b(図5参照)を該摺動シート端縁部に貼着する、該シート等を摺動シートに積層内在させておくなどして曲げ加工を施すこと等によって、加圧ベルト82内面から離してもよい。
以上説明した画像形成装置10は4サイクル型のカラー画像形成装置であったが、本発明はタンデム型等の他のタイプのカラー画像形成装置にも適用でき、また、モノクロ画像形成装置にも適用できる。
本発明は、加熱ローラと、加熱ローラに臨む加圧ベルトと、加圧ベルトを間にして加熱ローラに対向する摺動シートと、加圧ベルトを摺動シートとの摺動を許しつつ摺動シートを介して加熱ローラへ向け押圧する加圧部材と、加圧ベルトと摺動シートとの摺動円滑化のために加圧ベルト内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部とを含む定着装置であって、良好な定着トナー像を得ることができる定着装置を提供することに利用できる。
また本発明は、静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、該トナー像を記録媒体に転写し、該転写されたトナー像を定着装置で該記録媒体に定着させることができる画像形成装置であって、定着装置において良好な定着トナー像を得ることができ、それだけ良好な画像を形成できる画像形成装置を提供することに利用できる。
本発明に係る画像形成装置の1例を示す図である。 図1の画像形成装置における定着装置の加熱ローラを除いた部分の斜視図であり、該部分の片方の端部を省略し、さらに加圧ベルトの一部を切欠して示す斜視図である。 図1の画像形成装置にける定着装置において、摺動シートの端縁部が加圧ベルト内面から離されている様子を示す図である。 摺動シートの端縁部を加圧ベルト内面から離隔させる他の例を示す図である。 摺動シートの端縁部を加圧ベルト内面から離隔させるさらに他の例を示す図であり、図5(A)は摺動シートの端縁部が加圧ベルト内面から離されている様子を示す図、図5(B)は摺動シート端縁部を加圧ベルト内面から離すために摺動シートに設けられる部材位置の例を示す断面図である。 従来の定着装置例の断面図である。 摺動シート例の断面図である。 図6の定着装置から加熱ローラを除いた部分の斜視図であり、該部分の片方の端部を省略し、さらに加圧ベルト及び摺動シートそれぞれの一部を切欠して示す斜視図である。 図6の定着装置における加圧ベルト、摺動シート及び加圧部材の寸法関係を示す図である。
符号の説明
1 感光体
2 帯電器
3 画像露光装置
4 現像装置
40 現像器ラック
4K ブラック現像器
4C シアン現像器
4M マゼンタ現像器
4Y イエロー現像器
KC ブラックトナーカートリッジ
CC シアントナーカートリッジ
MC マゼンタトナーカートリッジ
YC イエロートナーカートリッジ
41 現像ローラ
5 クリーニング装置
6 中間転写ベルト
61 駆動ローラ
62 対向ローラ
63 1次転写ローラ
64 ローラ
65 クリーニング装置
7 2次転写ローラ
8 定着装置
81 加熱ローラ
82 加圧ベルト
82a ベルト82の端縁部
83 摺動シート(摺動部材の1例)
831 シート83の上流側端部
832 シート83の下流側の自由端部
83a シート83の端縁部
83b 曲げ用部材
84 加圧部材
841 加圧部材ケース
842 押圧バネ
85 潤滑オイル塗布部
86 ベルトホルダ
861 略円筒状部分
862 規制部材
9 記録媒体供給部
91 媒体供給ローラ
R1 記録媒体案内ローラ対
R2 タイミングローラ対
R3 記録媒体排出ローラ対
T 記録媒体排出トレイ
S 記録媒体

Claims (5)

  1. 加熱ローラと、該加熱ローラに臨む加圧ベルトと、該加圧ベルトを間にして該加熱ローラに対向する摺動シートと、該加圧ベルトを該摺動シートとの摺動を許しつつ該摺動シートを介して該加熱ローラへ向け押圧しニップ部を形成する加圧部材と、該加圧ベルトと該摺動シートとの摺動円滑化のために該加圧ベルト内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部とを含み、該加熱ローラと該加圧ベルトとでトナー像を保持する記録媒体を挟着しつつ搬送して該トナー像を該記録媒体へ加熱加圧下に定着させる定着装置であり、前記加圧部材は前記記録媒体搬送方向を横切る幅方向において前記加圧ベルト及び前記摺動シートよりも短く、該摺動シートの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における各端縁部が該加圧ベルトの内面から離されており、該摺動シートの端縁部と前記ニップ端部との間に前記記録媒体搬送方向に沿う、前記加圧ベルト及び前記摺動シート間の空間が形成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記摺動シートの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における各端縁部は、該端縁部と該端縁部に臨む前記加圧ベルト内面部分との間に差し込まれた間隙形成部材にて該加圧ベルトの内面から離されている請求項1記載の定着装置。
  3. 前記間隙形成部材は、前記加圧ベルトの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における両端縁部の位置を規制する規制部材のそれぞれに設けられ、該加圧ベルト幅方向における外側から前記摺動シート端縁部と該端縁部に臨む前記加圧ベルト内面部分との間に差し込まれている請求項2記載の定着装置。
  4. 加熱ローラと、該加熱ローラに臨む加圧ベルトと、該加圧ベルトを間にして該加熱ローラに対向する摺動シートと、該加圧ベルトを該摺動シートとの摺動を許しつつ該摺動シートを介して該加熱ローラへ向け押圧する加圧部材と、該加圧ベルトと該摺動シートとの摺動円滑化のために該加圧ベルト内面に潤滑オイルを塗布するオイル塗布部とを含み、該加熱ローラと該加圧ベルトとでトナー像を保持する記録媒体を挟着しつつ搬送して該トナー像を該記録媒体へ加熱加圧下に定着させる定着装置であり、前記摺動シートの記録媒体搬送方向を横切る幅方向における各端縁部は曲げ加工されて前記加圧ベルトの内面から離されていることを特徴とする定着装置。
  5. 静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像してトナー像とし、該トナー像を記録媒体に転写し、該転写されたトナー像を定着装置で該記録媒体に定着させることができる画像形成装置であり、該定着装置として請求項1から4のいずれかに記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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