JP5034720B2 - 血糖値測定システム - Google Patents

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Description

本発明は、血糖値測定システムに関し、より詳細には、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖値測定システムに関する。
代表的な生活習慣病である糖尿病の患者数は世界的に増加傾向にある。糖尿病患者は、糖尿病による合併症を抑制し、患者の生活の質を向上するために、日常的な血糖コントロールが必要である。そのため、患者は医師の指導のもと、毎日定期的に血糖値を測定しなければならない。血糖値を測定する代表的な方法としては、患者の指を刺して血液を採取し血糖値を測定する侵襲型の血糖測定装置がある。指を刺して血液を採取する際に手間と痛みを伴うこと、さらに感染症などの危険が伴うことから、血液の採取を必要としない、非侵襲型の血糖測定装置が提案されている。
非侵襲型の血糖測定装置は、原理的に血糖値の絶対濃度を測定することが不可能であるため、侵襲型の血糖測定装置で測定した血糖値を用いて装置の校正を行う必要がある。そこで、侵襲型の血糖測定装置からの通知に基づき、侵襲型の血糖測定装置で測定した血糖値を非侵襲型の血糖測定装置が供える情報伝送部を経て、血糖値保存メモリに記憶し、さらに、非侵襲型の血糖測定装置で血糖値の推定を行い、血糖値保存メモリに記憶した血糖値から非侵襲型の血糖測定装置で推定した血糖値の校正を行う方法が提案されている。(例えば、特許文献1。)
特開平11−56823号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、非侵襲型の血糖測定装置への起動は、侵襲型の血糖測定装置からユーザが指定したタイミングや、あらかじめ侵襲型、あるいは非侵襲型の血糖測定装置に設定されたタイミングで自動的に行われるため、侵襲型の血糖測定装置と同期が取れていない状態で、非侵襲型の血糖測定装置での測定が行われる。そして、非侵襲型の血糖測定装置で血糖値を求めたタイミングで、該求めた非侵襲型の血糖測定値に近似した侵襲型の血糖測定装置の血糖値を用いて、校正データを算出するようにしており、この非侵襲型の血糖測定値に近似した侵襲型の血糖値を使って求めた校正データに基づき、非侵襲型の血糖測定装置の血糖値を推定するため、該非侵襲型装置の血糖推定値の精度が低くなる、という課題を有していた。
また、非侵襲型の血糖測定装置において校正に必要な血糖値の変化量が得られていない状態でも、侵襲型の血糖測定装置で測定した血糖値の転送が行われてしまうため、消費電力の増加や、無駄なデータ転送時間が発生するという課題を有していた。
本発明は、従来の課題を解決するもので、非侵襲型血糖測定装置における推定血糖値の精度を向上することができ、消費電力の増加、及び無駄なデータ転送時間の発生を、防ぐことのできる血糖値測定システムを提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明にかかる血糖値測定システムは、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、生体から血液を採取するとともに、前記非侵襲型血糖測定装置に対し起動信号を出力する採血手段と、前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定する血糖値測定手段と、前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する第1の血糖値表示手段と、を備え、前記非侵襲型血糖測定装置は、前記侵襲型血糖測定装置からの起動信号に基づき、同期測定開始信号を出力する制御手段と、前記同期測定開始信号に基づき、非侵襲的に生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、前記侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、前記校正データを算出する血糖値校正手段と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する第2の血糖値表示手段と、を備え、前記侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定に同期して、前記非侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定を開始する、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記制御手段は、前記採血手段から出力された起動信号を検出し、前記侵襲型血糖測定装置に対し応答信号を出力する、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記起動信号に基づきカウントを開始し、前記応答信号を確認するとカウントを終了する応答待ちカウンタを備え、前記応答待ちカウンタがカウントした値が、あらかじめ設定された起動応答閾値以上であるときに、エラー信号を出力する、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記エラー信号を表示するエラー表示手段を備える、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記応答待ちカウンタは、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記起動応答閾値を変更可能である、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、有線で通信を行う、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、無線あるいは赤外線で通信を行う、ことを特徴としたものである。
また、本発明にかかる血糖値測定システムは、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、生体から血液を採取する採血手段と、前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定するとともに、前記非侵襲型血糖測定装置に対し起動信号を出力する血糖値測定手段と、前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する第1の血糖値表示手段とを備え、前記非侵襲型血糖測定装置は、前記侵襲型血糖測定装置からの起動信号に基づき、同期測定開始信号を出力する制御手段と、前記同期測定開始信号に基づき、非侵襲的に生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、前記侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、前記校正データを算出する血糖値校正手段と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する第2の血糖値表示手段とを備え、前記侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定に同期して、前記非侵襲型血糖測定装置での測定を開始する、ことを特徴としたものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記制御手段は、前記血糖値測定手段から出力された起動信号を検出し、前記侵襲型血糖測定装置に対し応答信号を出力する、ことを特徴としたものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記起動信号に基づきカウントを開始し、前記応答信号を確認するとカウントを終了する応答待ちカウンタを備え、前記応答待ちカウンタがカウントした値が、あらかじめ設定された起動応答閾値以上であるときに、エラー信号を出力する、ことを特徴としたものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記エラー信号を表示するエラー表示手段を備える、ことを特徴としたものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記応答待ちカウンタは、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記起動応答閾値を変更可能である、ことを特徴としたものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、有線で通信を行う、ことを特徴としたものである。
さらに、血糖測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、無線あるいは赤外線で通信を行う、ことを特徴としたものである
また、本発明にかかる血糖値測定システムは、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を含む血糖測定情報を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、生体から血液を採取する採血手段と、前記採血手段により採取した血液から、血糖値を測定する血糖値測定手段と、前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する第1の血糖値表示手段と、前記血糖値測定手段で測定した前記侵襲型装置の血糖値を含む血糖測定情報を保存する第1の血糖値記憶手段と、前記非侵襲型血糖測定装置に対しデータ送信要求信号を出力し、その後、前記第1の血糖値記憶手段に保存した前記血糖測定情報を読み出し、転送データとして出力するデータ送信手段と、を備え、前記非侵襲型血糖測定装置は、血糖値の非侵襲型測定の開始を指示する非侵襲測定開始信号を出力する制御手段と、前記非侵襲測定開始信号に基づき、生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、第2の血糖値記憶手段に保存した前記血糖測定情報と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、前記校正データを算出する血糖値校正手段と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する第2の血糖値表示手段と、前記侵襲型装置のデータ送信手段から出力された前記転送データを受信するデータ受信手段と、前記データ受信手段で受信した前記転送データに含まれる前記血糖測定情報を、保存する第2の血糖値記憶手段とを備え、前記侵襲型装置における前記データ送信手段は、前記第1の血糖値記憶手段から読み出した血糖値の変化量が、あらかじめ設定された血糖変化閾値以上になったときに、前記記憶している血糖測定情報をまとめて転送する、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記制御手段は、前記非侵襲型装置における前記データ送信手段から出力されたデータ送信要求信号を検出し、前記侵襲型血糖測定装置に対しデータ送信応答信号を出力する、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記非侵襲型装置からの前記データ送信要求信号に基づきそのカウントを開始し、前記データ送信応答信号を確認するとカウントを終了する応答待ちカウンタを備え、前記応答待ちカウンタがカウントした値が、あらかじめ設定されたデータ応答閾値以上になったときに、エラー信号を出力する、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置は、前記エラー信号を表示するエラー表示手段を備える、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記データ送信手段は、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記血糖変化閾値を変更可能である、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記応答待ちカウンタは、外部から書き込み可能なレジスタを備え、該レジスタの値により、前記データ応答閾値を変更可能である、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、有線で通信を行う、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、無線、あるいは赤外線で通信を行う、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングとである、ことを特徴としたものである。
さらに、前記血糖値測定システムにおいて、前記血糖測定情報は、前記血糖値測定手段で測定した血糖値と、そのときの測定タイミングと、その測定したときの温度とである、ことを特徴としたものである。
本発明の血糖値測定システムによれば、侵襲型血糖測定装置の測定に同期して、非侵襲型血糖測定装置の測定を行うことにより、同じ測定タイミングで求めた血糖値を使って校正データを算出することを可能にし、非侵襲型血糖測定装置の精度を向上することができる。
さらに、非侵襲型血糖測定装置において校正に必要な血糖値の変化量が得られた状態で、侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値の転送を行うことを可能にし、低消費電力のものとでき、かつ、無駄なデータ転送時間が発生することを防ぐことができる。
以下に、本発明の実施の形態による血糖値測定システムを、図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による血糖値測定システム1000の構成を示す図である。
図1において、101は侵襲型血糖測定装置、102は非侵襲型血糖測定装置、111は採血手段、112は血糖値測定手段、113は第1の血糖値表示手段(血糖値表示手段A)、114は第1の血糖値記憶手段(血糖値記憶手段A)、115は応答待ちカウンタ、116はエラー表示手段、117はデータ送信手段、121は制御手段、122は特徴量検出手段、123は血糖値推定手段、124は血糖値校正手段、125は第2の血糖値表示手段(血糖値表示手段B)、126はデータ受信手段、127は第2の血糖値記憶手段(血糖値記憶手段B)、151は血液、152は起動信号、153は血糖値、154、155、167、168は血糖測定情報、156はデータ送信要求信号、157は転送データ、158はエラー信号、161は応答信号、162は同期測定開始信号、163は特徴量、164、169は推定血糖値、165はデータ送信応答信号、166はデータ受信開始信号、170は校正データ、201は起動応答閾値、202はデータ応答閾値、203は血糖変化閾値である。
本実施の形態1による血糖値測定システム1000は、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102とから構成される。
本実施の形態1における侵襲型血糖測定装置101は、生体から血液151を採取するとともに、非侵襲型血糖測定装置102に対し起動信号152を出力する採血手段111と、採血手段111により採取した血液151から血糖値153を測定する血糖値測定手段112と、血糖値測定手段112で測定した血糖値153を表示する血糖値表示手段A113と、血糖値測定手段112で測定した血糖値153などの血糖測定情報154を保存する血糖値記憶手段A114と、起動信号152に基づきカウントを開始し、非侵襲型血糖測定装置102からの応答信号161を確認するとカウントを終了する応答待ちカウンタ115と、応答待ちカウンタ115のカウントした値があらかじめ設定された起動応答閾値201以上であるときに応答待ちカウンタ115から出力されるエラー信号158を通知するエラー表示手段116と、応答待ちカウンタ115からエラー信号158が出力されていないことを確認すると、非侵襲型血糖測定装置102に対しデータ送信要求信号156を出力し、その後、血糖値記憶手段A114に保存した血糖測定情報154を読み出し、転送データ157としてまとめて出力するデータ送信手段117と、を有して構成される。
本実施の形態1における非侵襲型血糖測定装置102は、採血手段111から出力された起動信号152を検出し、侵襲型血糖測定装置101に対し応答信号161を出力するとともに、起動信号152に基づき、同期測定開始信号162を出力し、さらに、データ送信手段117から出力されたデータ送信要求信号156を検出し、侵襲型血糖測定装置101に対しデータ送信応答信号165を出力するとともに、データ受信開始信号166を出力する制御手段121と、同期測定開始信号162に基づき、非侵襲的に生体内から特徴量163を検出する特徴量検出手段122と、特徴量検出手段122で検出した特徴量163から推定血糖値164を求める血糖値推定手段123と、血糖値記憶手段B127に保存した血糖測定情報168と、前記推定血糖値169とから、非侵襲型血糖測定装置102での推定血糖値164を構成するための校正データ170を算出する血糖値校正手段124と、血糖値推定手段123で求めた推定血糖値164を表示する血糖値表示手段B125と、データ受信開始信号166に基づき、侵襲型血糖測定装置101から出力された転送データ157を受信するデータ受信手段126と、血糖値推定手段123で求めた推定血糖値164と、データ受信手段126で受信した転送データ157とから、血糖測定情報167を作成し、これを保存する血糖値記憶手段B127と、を有して構成される。
図2は、本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101、非侵襲型血糖測定装置102で、それぞれ求められる血糖値153、及び推定血糖値164を、時間軸上でプロットして示した図である。
図2において、(a)は血糖値153、及び推定血糖値164、(b)は非侵襲測定開始信号、(c)は起動信号152、(d)は同期測定開始信号162、(e)は起動信号152の拡大図、(f)は同期測定開始信号162の拡大図である。
図3は、本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102が、正常な通信を行う場合の、応答待ちカウンタ115の動作を示す図である。
図3において、(a)は起動信号152、(b)は非侵襲測定開始信号、(c)は応答待ちカウンタ115、(d)は応答信号161、(e)はデータ送信要求信号156、(f)はデータ送信応答信号165、(g)はエラー信号158である。
図4は、本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101のシステム構成を示す図である。
図4において、(a)は血液151を採取するときの図、(b)は血液151をセンサ404に吸引させるときの図、(c)は血液151から測定した血糖値153が表示されたときの図、401は指、402はスイッチ、403は穿刺針、404はセンサ、405は吸引部、406はセンサ挿入部である。
図5は、本発明の実施の形態1における、非侵襲型血糖測定装置102のシステム構成を示す図である。
図5において、501は生体表面、502は血管、503は光、504は光音響波である。
図6は、本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101、非侵襲型血糖測定装置102でそれぞれ求められる血糖値153、及び推定血糖値164を、時間軸上でプロットして示した図である。
図6において、601は、上記プロットしたグラフから得られる近似式である。
以下、図1、図2、図3、図4、図5、図6を用いて、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102が、正常な通信を行う場合の動作について説明する。
ここで、非侵襲型血糖測定装置102は、光音響を用いた装置を想定しており、起動応答閾値201は、侵襲型血糖測定装置101が起動信号152を出力してから、非侵襲型血糖測定装置102からの応答信号161を確認するまでの時間を、血糖変化閾値203は、侵襲型血糖測定装置101で測定した血糖値153の変化量(測定した血糖値の違いの幅)をあらかじめ設定しておく。ここで、血糖変化閾値203は、100mg/dlに設定したとしている。
応答待ちカウンタ115、及びデータ送信手段117のカウンタの値は、時間0分のとき、0にクリアされているとし、侵襲型血糖測定装置101の測定サイクルは、約10分間隔、非侵襲型装置の血糖測定サイクルは3分間隔である、とする。血糖測定情報154は、血糖値測定手段112で測定した血糖値153と、測定タイミングとよりなる。
まず、時間0分のとき、侵襲型血糖測定装置101が備える採血手段111のスイッチ402を押して、穿刺針403を指401に刺す(図4(a))。採血手段111は、スイッチ402を押すと、起動信号152を出力する(図2(c)、図3(a):t30)。
応答待ちカウンタ115は、起動信号152に基づきカウントを開始する(図3(c):t30)。
次に、センサ404をセンサ挿入部406に挿入し、指401から採取した血液151を、センサ404が備える吸引部405に吸引させる(図4(b))。血糖値測定手段112が、吸引部405に吸引された血液151から血糖値153を測定する。
測定した血糖値153は、血糖値表示手段A113で表示され(図4(c))、さらに、血糖値記憶手段A114に保存される。
時間0分のときの血糖値153は、60mg/dlとする。
非侵襲型血糖測定装置102は、腕などの生体表面501に装着し、採血手段111から出力された起動信号152を制御手段121が検知すると、生体表面501から光503を照射するとともに、侵襲型血糖測定装置101に対し応答信号161を出力し(図3(d):t31)、さらに、起動信号152に基づき、同期測定開始信号162を特徴量検出手段122に出力する(図2(d))。
光503は生体内を伝播し、血管502内のグルコースで吸収され、光音響波504が生成される。
特徴量検出手段122は、同期測定開始信号162に基づき、光音響波504の検出を開始し、特徴量163を検出する。
血糖値推定手段123は、特徴量検出手段122で検出した特徴量163から、推定血糖値164を求める。
血糖値推定手段123で求めた推定血糖値164は、血糖値記憶手段B127に保存される。
応答待ちカウンタ115は、非侵襲型血糖測定装置102から出力された応答信号161を確認すると、カウントした値をクリアする(図3(c):t31)。カウントした値が起動応答閾値201より小さい場合は、エラー信号158は出力されない(図3(g):t31)。非侵襲型血糖測定装置102から応答信号161が出力されなかった場合は、応答待ちカウンタ115がカウントした値が起動応答閾値201より大きくなるため、エラー信号158が出力される。
データ送信手段117は、応答待ちカウンタ115からエラー信号158が出力されていないことを検知し(図3(g):t32)、血糖値記憶手段A114から時間0分のときの血糖測定情報154を読み出す。血糖値記憶手段A114からの読み出しが、初めての読み出し処理である場合は、血糖測定情報154の非侵襲型装置への転送は行わず、血糖値の変化量は0mg/dlのままである。
時間3分のとき、非侵襲型血糖測定装置102は、非侵襲型測定サイクル(3分間隔)で血糖値の測定を行うため、制御手段121が生体表面501から光503を照射し、さらに、非侵襲測定開始信号(162)を、特徴量検出手段122に出力する(図3(b):t33)。
光503は生体内を伝播し、血管502内のグルコースで吸収され、光音響波504が生成される。
特徴量検出手段122は、非侵襲測定開始信号(162)に基づき、光音響波504の検出を開始し、特徴量163を検出する。
血糖値推定手段123は、特徴量検出手段122で検出した特徴量163から、推定血糖値164を求める。
血糖値推定手段123で求めた推定血糖値164は、血糖値記憶手段B127に保存される。
時間6分のときも、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102で血糖値の測定を行う。
時間8分のとき、時間0分のときと同様に、侵襲型血糖測定装置101が備える採血手段111のスイッチ402を押して、穿刺針403を指401に刺し、侵襲型血糖測定装置101での測定を行う。測定方法は、時間0分のときと同様である。
時間8分のときの血糖値153は、128mg/dlであるとする。
非侵襲型血糖測定装置102は、採血手段111から出力された起動信号152を検知し、非侵襲型血糖測定装置102での測定を行う。
データ送信手段117では、応答待ちカウンタ115からエラー信号158が出力されていないことを検知し、血糖値記憶手段A114から時間8分のときの血糖測定情報154を読み出し、前回の測定時間0分のときの血糖値(60mg/dl)と、時間8分のときの血糖測定情報154(128mg/dl)とを比較し、変化量68mg/dlを、時間0分で求めた変化量0mg/dlに加算する。この変化量68mg/dlは、血糖変化閾値203より小さいので、血糖測定情報154の非侵襲型血糖測定装置102への転送は行わない。
時間9分のときも、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102で血糖値の測定を行う。
時間12分、15分、18分のときも、時間3分のときと同様に、非侵襲型血糖測定装置102で血糖値の測定を行う。
時間20分のとき、時間0分のときと同様に、侵襲型血糖測定装置101が備える採血手段111のスイッチ402を押して、穿刺針403を指401に刺し、侵襲型血糖測定装置101での測定を行う。測定方法は、時間0分のときと同様である。
時間20分のときの血糖値153は、162mg/dlとする。
非侵襲型血糖測定装置102は、採血手段111から出力された起動信号152(図2(c)、図3(a):t34)を検知すると、侵襲型血糖測定装置101に応答信号161を出力し(図3(d):t35)、さらに、起動信号152に基づき、同期測定開始信号162を特徴量検出手段122に出力し(図2(d))、測定を行う。
応答待ちカウンタ115は、非侵襲型血糖測定装置102から出力された応答信号161を確認すると、カウントした値をクリアする(図3(c):t35)。カウントした値が起動応答閾値201より小さいので、エラー信号158は出力されない(図3(g):t35)。
データ送信手段117は、応答待ちカウンタ115からエラー信号158が出力されていないことを検知し(図3(g):t36)、血糖値記憶手段A114から時間20分のときの血糖測定情報154を読み出し、前回の測定時間8分のときの血糖値(128mg/dl)と、時間20分のときの血糖測定情報154(162mg/dl)とを比較し、変化量34mg/dlを、時間8分で求めた変化量68mg/dlに加算する。この変化量102mg/dlは、血糖変化閾値203以上であるので、非侵襲型血糖測定装置102に対しデータ送信要求信号156を出力する(図3(e):t37)。なおここでは、データ送信手段117は、前回の測定時間8分のときの血糖値を読み出して、変化量を求めるものとして説明したが、該データ送信手段117は、測定開始時間0分のときの血糖値を読み出して、変化量を求めるものとしてもよい。
応答待ちカウンタ115は、データ送信要求信号156に基づきカウントを開始し(図3(c):t37)、制御手段121から出力されたデータ送信応答信号165を確認すると、カウントした値をクリアする(図3(c):t38)。カウントした値がデータ応答閾値202より小さいので、エラー信号158は出力されない(図3(g):t39)。その後、血糖値記憶手段A114に保存した3回分の血糖測定情報154(時間0分:60mg/dl、時間8分:128mg/dl、時間20分:162mg/dl)を読み出し、転送データ157としてまとめて出力する。
データ受信手段126は、データ送信手段117から出力された転送データ157を受信し、転送データ157から血糖測定情報167を血糖値記憶手段B127に保存する。
血糖値校正手段124は、血糖値記憶手段B127に保存した3回分の血糖測定情報168(図6:●)と、9回分の推定血糖値169(図6:□、及び◇)とを読み出し、3回分の血糖測定情報168から、最小二乗法を用いて、近似式601を求める。9回分の推定血糖値169のうち、非侵襲型血糖測定装置102でのみ測定した6回分の測定したタイミング(時間3分から時間18分まで3分毎)における、侵襲型血糖測定装置101での血糖値を、近似式601から求め(図6:*)、9回分の各測定タイミングにおける侵襲型血糖測定装置101の血糖値と、同じく9回分の非侵襲型血糖測定装置102の推定血糖値とから、校正データ170を算出する。該算出した校正データ170を、血糖値推定手段123に出力する。
血糖値推定手段123は、前記校正データ170に基づき、時間20分のときの校正データ適用後の推定血糖値164を求め(図6:■)、これを血糖値表示手段B125に出力する。
以降、各時間において、制御手段121が、生体表面501から光503を照射し、さらに、特徴量検出手段122に出力する非侵襲測定開始信号(162)に基づいて、特徴量検出手段122が、光503により血管502内のグルコースから発生した光音響波504の検出を開始して、特徴量163を検出し、血糖値推定手段123が検出した特徴量163から、校正データ170に基づいて、校正データ適用後の推定血糖値164を求め、血糖値表示手段B125により表示する。
このように、本発明の実施の形態1による血糖値測定システムによれば、侵襲型血糖測定装置101が備える採血手段111からの起動信号152に基づき、非侵襲型血糖測定装置102を起動することにより、侵襲型血糖測定装置101に同期して非侵襲型血糖測定装置102での測定を行うことが可能となり、かつ、同じ測定タイミングで求めた血糖値を使って校正データ170を算出することが可能となり、非侵襲型血糖測定装置102における推定血糖値164の精度を、向上することができる。
また、本実施の形態1では、データ送信手段117を設けることにより、侵襲型血糖測定装置101で測定した血糖値153の変化量が、あらかじめ設定した血糖変化閾値203以上であるときに、該その変化量が血糖変化閾値203以上となった血糖値を、非侵襲型血糖測定装置102に、まとめて転送することが可能となり、消費電力の増加を防止できるとともに、無駄なデータ転送時間の発生を防止することができる効果が得られる。
また、本実施の形態1では、採血手段111として穿刺針403を使用して生体から血液151を採取するものとしたが、侵襲的に血液151を採取する他の方式にも適用が可能である。
また、本実施の形態1では、採血手段111が備えるスイッチ402を押すことにより起動信号152を出力するものとしたが、センサ404をセンサ挿入部406に挿入したタイミングや、吸引部405に血液151を吸引したタイミングや、血糖値測定手段112が血糖値153を測定したタイミングや、血糖値表示手段A113に侵襲型血糖測定装置101で測定した血糖値153を表示したタイミングを検出して、起動信号152を出力するようにしてもよく、上記と同様の効果が得られる。
また、本実施の形態1では、非侵襲型血糖測定装置102は、光音響を用いた装置を想定したものとして説明したが、これは、非侵襲的に血糖値を求める他の装置としてもよく、上記と同様の効果が得られる。
また、本実施の形態1では、データ送信手段117が血糖変化閾値203を備え、侵襲型血糖測定装置101で測定した血糖値153の変化量が血糖変化閾値203以上であるときに、転送データ157をまとめて出力するものとしたが、これは、侵襲型血糖測定装置101で測定した血糖値153を、測定ごとに出力するようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態1では、データ送信手段117がデータ送信要求信号156を出力するものとしたが、採血手段111が出力する起動信号152を用いて、転送データ157を送信するようにしてもよい。
また、本発明の実施の形態1では、血糖測定情報154は、血糖値測定手段112で測定した血糖値153と、そのときの測定タイミングであるものとしたが、この血糖測定情報は、血糖値測定手段112で血糖値153を測定したときの温度を、さらなる付加情報とすることで、推定血糖値164の精度をより向上することができる。
本発明にかかる血糖測定システムは、採血手段からの起動信号に基づき、非侵襲型血糖測定装置を起動することにより、侵襲型血糖測定装置での測定に同期して非侵襲型血糖測定装置での測定を行うことを可能にし、非侵襲型血糖測定装置における推定血糖値の精度を向上するにおいて有用である。
本発明の実施の形態1による血糖測定システムの構成を示す図 本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102の出力値である、血糖値153、及び推定血糖値164を、時間軸上でプロットして示した図 本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102が、正常な通信を行う場合の、応答待ちカウンタ115の動作を示す図 本発明の実施の形態1における侵襲型血糖測定装置101のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態1における非侵襲型血糖測定装置102のシステム構成を示す図 本発明の実施の形態1における、侵襲型血糖測定装置101と、非侵襲型血糖測定装置102の出力値である、血糖値153、及び推定血糖値164を、時間軸上でプロットして示した図
符号の説明
101 侵襲型血糖測定装置
102 非侵襲型血糖測定装置
111 採血手段
112 血糖値測定手段
113 血糖値表示手段A
114 血糖値記憶手段A
115 応答待ちカウンタ
116 エラー表示手段
117 データ送信手段
121 制御手段
122 特徴量検出手段
123 血糖値推定手段
124 血糖値校正手段
125 血糖値表示手段B
126 データ受信手段
127 血糖値記憶手段B
151 血液
152 起動信号
153 血糖値
154、155、167、168 血糖測定情報
156 データ送信要求信号
157 転送データ
158 エラー信号
161 応答信号
162 同期測定開始信号
163 特徴量
164、169 推定血糖値
165 データ送信応答信号
166 データ受信開始信号
170 校正データ
201 起動応答閾値
202 データ応答閾値
203 血糖変化閾値
401 指
402 スイッチ
403 穿刺針
404 センサ
405 吸引部
406 センサ挿入部
501 生体表面
502 血管
503 光
504 光音響波
601 近似式

Claims (14)

  1. 侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    生体から血液を採取するとともに、前記非侵襲型血糖測定装置に対し起動信号を出力する採血手段と、
    前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定する血糖値測定手段と、
    前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する第1の血糖値表示手段と、を備え、
    前記非侵襲型血糖測定装置は、
    前記侵襲型血糖測定装置からの起動信号に基づき、同期測定開始信号を出力する制御手段と、
    前記同期測定開始信号に基づき、非侵襲的に生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、
    前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、
    前記侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、前記校正データを算出する血糖値校正手段と、
    前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する第2の血糖値表示手段と、
    を備え、
    前記侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定に同期して、前記非侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定を開始する、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  2. 請求項1に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記採血手段から出力された起動信号を検出し、前記侵襲型血糖測定装置に対し応答信号を出力する、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  3. 請求項1に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    前記起動信号に基づきカウントを開始し、前記応答信号を確認するとカウントを終了する応答待ちカウンタを備え、
    前記応答待ちカウンタがカウントした値が、あらかじめ設定された起動応答閾値以上であるときに、エラー信号を出力する、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  4. 請求項1に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    前記エラー信号を表示するエラー表示手段を備える、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  5. 請求項3に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記応答待ちカウンタは、
    外部から書き込み可能なレジスタを備え、
    該レジスタの値により、前記起動応答閾値を変更可能である、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  6. 請求項1に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、
    有線で通信を行う、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  7. 請求項1に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、
    無線、あるいは赤外線で通信を行う、
    ことを特徴とする記載の血糖値測定システム。
  8. 侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を用いて、非侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値を校正する血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    生体から血液を採取する採血手段と、
    前記採血手段により採取した血液から血糖値を測定するとともに、前記非侵襲型血糖測定装置に対し起動信号を出力する血糖値測定手段と、
    前記血糖値測定手段で測定した血糖値を表示する第1の血糖値表示手段と、を備え、
    前記非侵襲型血糖測定装置は、
    前記侵襲型血糖測定装置からの起動信号に基づき、同期測定開始信号を出力する制御手段と、
    前記同期測定開始信号に基づき、非侵襲的に生体内から特徴量を検出する特徴量検出手段と、
    前記特徴量検出手段で検出した特徴量と、校正データとから、推定血糖値を求める血糖値推定手段と、
    前記侵襲型血糖測定装置で測定した血糖値と、前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値とから、前記校正データを算出する血糖値校正手段と、
    前記血糖値推定手段で求めた前記推定血糖値を表示する第2の血糖値表示手段と、を備え、
    前記侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定に同期して、前記非侵襲型血糖測定装置での血糖値の測定を開始する、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  9. 請求項8に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記制御手段は、
    前記血糖値測定手段から出力された起動信号を検出し、前記侵襲型血糖測定装置に対し応答信号を出力する、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  10. 請求項8に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    前記起動信号に基づきカウントを開始し、前記応答信号を確認するとカウントを終了する応答待ちカウンタを備え、
    前記応答待ちカウンタがカウントした値が、あらかじめ設定された起動応答閾値以上であるときに、エラー信号を出力する、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  11. 請求項8に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置は、
    前記エラー信号を表示するエラー表示手段を備える、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  12. 請求項10に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記応答待ちカウンタは、
    外部から書き込み可能なレジスタを備え、
    該レジスタの値により、前記起動応答閾値を変更可能である、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  13. 請求項8に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、
    有線で通信を行う、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
  14. 請求項8に記載の血糖値測定システムにおいて、
    前記侵襲型血糖測定装置と、前記非侵襲型血糖測定装置とは、
    無線、あるいは赤外線で通信を行う、
    ことを特徴とする血糖値測定システム。
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