JP5034548B2 - ステアリングコラム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリングコラムを車体取付けブラケットを介して車体側部材に取付けるようにしたステアリングコラム装置に関する。
この種のステアリングコラム装置としては、例えば本出願人が先に提案した特許文献1に記載のステアリングコラムの支持装置が知られている。
この特許文献1に記載された従来例は、車体に支持固定される固定ブラケットに設けられた左右1対の支持半板部と、これら1対の支持板部の間に教示されたステアリングコラムと、1対の支持板部の下端部同士を連結する連結部若しくは連結部材とを備えたステアリングコラムの支持装置において、上記1対の支持板部の内側面と上記ステアリングコラムの左右両側面との間で弾性的に押圧されている合成樹脂製のスペーサを備えている。
特許第3415953号航法(第1頁、図2,図4)
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来例にあっては、ステアリングコラムをスペーサで覆って、固定ブラケットの左右1対の支持板部に支持するようにしているので、ステアリングコラムの左右方向に亙る支持剛性を高くすることができると共に、車体に大きな振動が加わっても不快な音を発生することがない利点を有するものであるが、スペーサを使用するために部品点数が増加して、製作費が嵩むと共に、組立工数が増加するという未解決の課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、部品点数や組立工数を増加させることなく車体取付ブラケットのアウターコラムに対する支持剛性を向上させることができるステアリングコラム装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に係るステアリングコラム装置は、ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回転自在に支持するインナーコラム及びアウターコラムを有するステアリングコラムと、該ステアリングコラムのアウターコラムを支持する少なくとも左右一対の側板を有する車体取付ブラケットと、該車体取付ブラケットの一対の側板部間に当該側板部に形成されたボルト挿通用孔を通じ、前記ステアリングコラムを貫通して橋架された締付ボルトと、該締付ボルトの両端に形成されて前記アウターコラムを前記インナーコラムに締付ける締付部材と、前記アウターコラムの前記車体側取付ブラケットの一対の側板部と接触する少なくとも上下一対の帯状当接面とを備え、前記上側の帯状当接面が前記アウターコラムの前記インナーコラムを内嵌する開環状筒部の中心軸を通る水平線と接する外周面位置に突出形成され、前記下側の帯状当接面が前記アウターコラムの前記開環状筒部から下方に延長する一対のクランプ部における前記ボルト挿通用孔の近傍位置に突出形成されていることを特徴としている。
この請求項1に係る発明によると、アウターコラムに設けられた車体取付ブラケットの一対の側板部と接触する上下一対の帯状当接面のうち下側の帯状当接面が一対の側板に形成したボルト挿通用孔の近傍位置に配設されているので、部品点数を増加させることなく、一対の側板部の支持剛性を向上させることができる。
また、請求項2に係るステアリングコラム装置は、請求項1に係る発明において、前記上下一対の帯状当接面は、前記車体取付ブラケットの一対の側板部に対して前記ステアリングホイール側で集中的に接触するように短い接触長さに設定されていることを特徴としている。
本発明によれば、アウターコラムに設けられた車体取付ブラケットの一対の側板部と接触する上下一対の帯状当接面のうち下側の帯状当接面が一対の側板部に突出形成したボルト挿通用孔の近傍位置に配設されているので、部品点数を増加させることなく、一対の側板部の支持剛性を向上させることができるという効果が得られる。しかも、上側の帯状当接面がアウターコラムのインナーコラムを内嵌する開環状筒部の中心軸を通る水平線と接する外周面に突出形成されているので、上側の帯状当接面を支点とし、下側の当接面を力点として、支点と力点間の距離に比例したモーメントでクランプ部を締付け、アウターコラムでインナーコラムを強く締付けることができる。
また、上下一対の帯状当接面を、前記車体取付ブラケットの一対の側板部に対して前記ステアリングホイール側で集中的に接触するように短い接触長さに設定することにより、車両取付ブラケットの一対の側板とアウターコラムとに製造上のバラツキがあった場合でも、アウターコラムの帯状当接面を取付ブラケットの一対の側板に均等に面接触させることができ、車体取付ブラケットの一対の側面とアウターコラムとを平行に正確に組付けることができると共に、帯状当接面と一対の側板部とを、正確に面接触させて振動剛性を向上させることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態を示す全体構成図であって、図中、1は、位置調整式ステアリングコラム装置である。この位置調整式ステアリングコラム装置1は、円筒状のステアリングコラム2と、このステアリングコラム2の内部を貫通して回転自在に支持されたステアリングシャフト3と、このステアリングシャフト3の上端に取付けられた運転者から操舵力が作用されるステアリングホイール4と、ステアリングシャフト3の下端にユニバーサルジョイント5を介して連結され他端がユニバーサルジョイント6を介して図示しないステアリングギヤに連結されたスプライン結合構造を有する中間シャフト7とを備えている。
ロアブラケット10は、チルト動作の中心となるチルトピン11を有し、このチルトピン11を中心としてステアリングコラム2が上下方向に回動するように構成されている。
また、ステアリングコラム2は、ユニバーサルジョイント5側端部に形成されたロアブラケット10と、軸方向の中央部に固定したチルト機構(位置調整機構)20とによって図示しない車体側部材に支持されている。このステアリングコラム2は、図2に示すように円筒状のインナーコラム2aと、このインナーコラム2aの外周側に締付保持するように配設されたアウターコラム2bとを有する。
アウターコラム2bは、インナーコラム2aを内嵌する下端部にスリット2sを形成して開放した開環状筒部2cと、この開環状筒部2cの図2で見て上端から上方に突出する肉厚部2dと、開環状筒部2cの下端の両開放端部から下方に延長する一対のクランプ部2e及び2fと、開環状筒部2cの中心軸を通る水平線と接する外周面に突出形成され前端面から軸方向に所定長さ延長する後述するチルトブラケット22の左右一対の締付側板部21b及び21cに当接する帯状当接面2g及び2hと、クランプ部2e及び2fにおける左右一対の締付側板21b及び21cのボルト挿通孔21fの下端部に対向する位置に突出形成された前端から軸方向に所定長さ延長する帯状当接面2i及び2jと、これら帯状当接面2g及び2hと2i及び2jとの間に形成された凹部2m及び2nとで構成されている。
ここで、帯状当接面2g,2h及び2i,2jは、図3に示すように、後述するチルトブラケット22の左右一対の締付け側板21b,21cとステアリングホイール4側で集中的に当接するように締付け側板21b,21cのステアリングホイール側端部からボルト挿通孔2oの後端部側までとなる短い長さLs即ち帯状当接面2g,2h位置における締付け側板21b及び21cの前後方向長さ即ちインナーコラム2aの軸方向長さの半分以下の長さに設定されている。
そして、クランプ部2e及び2fには、インナーコラム2aの軸方向と直交して水平方向に延長するボルト挿通孔2oが貫通形成されている。
また、チルト機構20は、図2に示すように、上部に形成された車体側部材19に取付けられる車体側取付板部21aと、中央部にステアリングコラム2のアウターコラム2bを挟持する図2で見て略上下方向に延在する左右一対の締付け側板21b,21cと、これら締付け側板21b,21cの前後端部における上端から中間部までの間に外方延長して形成された車体側取付板部に達する補強板部21d,21eとが形成された車体取付ブラケットとしてのチルトブラケット22を有する。ここで、一対の締付板部21b,21cの夫々には、前述したチルトピン11を中心とする円弧状のボルト挿通用長孔21fが形成されている。
また、チルト機構20は、チルトブラケット22内においてチルトブラケット22の締付け側板21b及び21cでアウターコラム2bの帯状当接面2g,2h及び2i,2jを挟んでロック及びアンロックするクランプ機構24を備えている。
クランプ機構24は、図2に示すように、アウターコラム2bのボルト挿通孔2oとチルトブラケット22のボルト挿通孔21fとをボルト軸部が貫通すると共に、締付け側板21cに係合して回転を阻止された頭部25cを有しチルトブラケット22の締付け側板21bから突出する雄ねじ部25aにナット25bが螺合された締付ボルト26を有する。この締付ボルト26には、図2で見て左端側の雄ねじ部25aに操作レバー29により操作されるカムロック機構30が設けられている。
このカムロック機構30は、図2に示すように、第1カム部材30a及び第2カム部材30bを有し、第1カム部材30aは、締付ボルト26に外嵌され、左端側に形成された凹部に操作レバー29が装着されて、この操作レバー29と一体に回転する。第2カム部材30bは、締付ボルト26に対して軸方向に移動可能に外嵌され、締付け側板21bのボルト挿通用長孔21fに係合してこの長孔21fに沿って上下方向に非回転状態で移動可能とされている。この第2カム部材30bは、第1カム部材30aの回転に伴って第1カム部材30aの山部又は谷部に係合しながら軸方向にロック位置及びロック解除位置に移動する。また、カムロック機構30の外側に突出する締付ボルト26の雄ねじ部25aには、前述したナット25bが螺合されている。
このチルト機構20により、図2に示すように、チルト調整位置への締付時に、操作レバー29が図1で実線図示の締付位置に回動されると、カムロック機構30の第2カム部材30bが軸方向右側に移動し、締付ボルト26を介して、締付け側板21b及び21cとアウターコラム2bのクランプ部2e及び2fに形成された帯状当接面2i及び2jとが締付けられる。
一方、チルト調整位置の締付解除時には、操作レバー29が図1で一点鎖線図示の解除位置に回動されると、カムロック機構30の第2カム部材30bが軸方向左側に移動し、締付け側板21b及び21cとアウターコラム2bのクランプ部2e及び2fに形成された帯状当接面2i及び2jとの締付けが解除される。
次に、上記実施形態の動作を説明する。
今、図1で実線図示のように、操作レバー29がステアリングコラム2に対して略30°下側に傾斜している締付位置では、前述したように、カムロック機構30の第2カム部材30bが軸方向右側に移動し、締付ボルト26によって、締付け側板21b及び21cとアウターコラム2bのクランプ部2e及び2fに形成された帯状当接面2g,2h及び2i,2jとが締付けられる。
このとき、帯状当接面2g及び2hはインナーコラム2aの軸心を通る水平線上に形成されているので、変形することなくアウターコラム2bでインナーコラム2aを挟持するが、帯状当接面2i及び2jはアウターコラム2bのクランプ部2e及び2fに形成されているので、クランプ部2e及び2f間にスリット2sを有することから、帯状当接面2i及び2jを介してクランプ部2e及び2fがアウターコラム2bの軸心に向かって変形し、アウターコラム2bでインナーコラム2aを確実に挟持すると共に、締付け側板21b及び21cでアウターコラム2bを確実に挟持してロック状態とすることができる。
このロック状態から、操作レバー29を図1で一点鎖線図示の解除位置に回動させると、カムロック機構30の第2カム部材30bが軸方向左側に移動し、締付け側板21b,21cとアウターコラム2bのクランプ部2e及び2fの締付けが解除されて、ステアリングコラム2の上下方向の移動が可能となる。このため、ステアリングコラム2をチルトピン11を中心として上下方向に移動させて、所望のチルト位置に調整し、チルト位置の調整が終了した後に、再度操作レバー29を図1で実線図示の締付位置に戻すことにより、アウターコラム2bの帯状当接面2g,2h及び2i,2jが締付け側板21b及び21cによって強く締付けられる。
したがって、アウターコラム2bの軸心を通る水平線上の帯状当接面2g,2hを支点とし、ボルト挿通用長孔21f近傍の帯状当接面2i,2jと締付け側板21b及び21cの内側面との当接面中心を力点として、支点と力点間の距離L1に比例したモーメントで、クランプ部2e及び2fを締付ける。このため、アウターコラム2bでインナーコラム2a強く締付けることができる。
また、アウターコラム2bの軸心を通る水平線上に形成された帯状当接面2g及び2hも、締付け側板21b及び21cの内側面によって強く締付けられる。
そして、ステアリングホイール4を操舵することにより、その操舵力がアウターコラム2bに加わると、この操舵力によってチルトブラケット22に加わるモーメントは、図2に示すように、車体側取付板部21aと車体側部材19との間の当接面が支点になると共に、アウターコラム2bの軸心近傍の帯状当接面2g及び2hと締付け側板21b,21cの内側面との当接部中心が力点になる。この支点と力点との間の距離L2に比例したモーメントがチルトブラケット22に作用する。したがって、アウターコラム2bに加えられた操舵力に対して、左右方向の支持剛性が特に向上する。
また、アウターコラム2bのクランプ部2e及び2fに形成した帯状当接面2i及び2jがチルトブラケット22の締付け側板21b及び21cのボルト挿通用長孔21f近傍に設けられているので、ロック状態で、帯状当接面2i及び2jが締付け側板21b及び21cのボルト挿通用長孔21fを形成した部位に当接することにより、締付け側板21b及び21cのボルト挿通用長孔21fを形成した部位の剛性を向上させることができる。
しかも、アウターコラム2bに形成した当接部2g,2h及び2i,2jの軸方向長さがチルトブラケット22の締付け側板21b及び21cの前端となるステアリングホイール4側端面からボルト挿通用長孔21fのステアリングホイール4とは反対側の端部より僅かに後方位置までの短い長さLsとされているので、締付け側板21b及び21cのステアリングホイール4側で集中的にアウターコラム2bを支持することになり、帯状当接面2g,2h及び2i,2jと締付け側板21b及び21cとに仕上がり精度のバラツキがあっても、帯状当接面2g,2h及び2i,2jと締付け側板21b及び21cとの当接を均等に面接触状態とすることができ、チルトブラケット22とアウターコラム2bとを平行に組付けることができると共に、締付け側板21b及び21cでアウターコラム2bを確実に固定することが可能となり振動剛性を向上させることができる。
因みに、図4に示すように、アウターコラム2bの軸心を通る水平線上に形成した帯状当接面2g,2hの軸方向長さを締付け側板21b及び21cのアウターコラム2bの軸方向となる前後方向長さと等しくなるように長くした場合には、締付け側板21b及び21cと帯状当接面2g及び2hとの仕上がり精度のバラツキにより、チルトブラケット22とアウターコラム2bとが平行に組み付かず、チルトブラケット22の締付け側板21b及び21cの内側面と帯状当接面2g及び2hとを均等に面接触させることが困難であり、締付け側板21b及び21cの内側面と帯状当接面2g及び2hとが面接触せず線接触となった場合にはアウターコラム2bを締付け側板21b及び21cに正確に取付けることができず、振動剛性が低下するという問題点があるが、本実施形態では、前述したように帯状当接面2g及び2hを短くして締付け側板21b及び21cのステアリングホイール4側で集中的に支持するようにしたので、チルトブラケット22の締付け側板21b及び21cの内側面と帯状当接面2g及び2hとを均等に面接触させることができ、チルトブラケット22とアウターコラム2bとを平行に組付けることができる。
なお、上記実施形態においては、アウターコラム2bのクランプ部2e及び2fに形成した帯状当接面2i及び2jをボルト挿通孔2oの下側で締付け側板21b及び21cのボルト挿通用長孔21fの下端側に当接するように形成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ボルト挿通孔2oの上側で締付け側板21b及び21cのボルト挿通用長孔21fの上端側に当接するように形成するようにしてもよく、要はボルト挿通用長孔21fを形成した部位の支持剛性を向上させることができれば、ポルト挿通用長孔21fの近傍の任意の位置に設けることができる。
また、上記実施形態においては、アウターコラム2bの締付け側板21b及び21cに対向する側面に上下一対の帯状当接面2g,2h及び2i,2jを形成する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、上下方向に3つ以上の帯状当接面を形成するようにしてもよく、また各帯状当接面は必ずしも平行である必要はない。
さらに、上記実施形態においては、帯状当接面2g,2h及び2i,2jの長さLsを締付け側板21b及び21cの帯状当接面2g及び2h位置における前後方向長さの半分以下に設定した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ステアリングコラム2のチルト調整範囲で帯状当接面2i及び2jの後端部がボルト挿通用長孔21fの後端縁より後方となればよいものである。また、帯状当接面2g,2h及び2i,2jを異なる長さとするようにしてもよく、さらには締付け側板21b及び21cのステアリングホイール4側の前端部より僅かに後方位置から形成するようにしてもよい。
さらにまた、上記実施形態においては、本発明をチルト機構20を有するステアリングコラム装置に適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、ボルト挿通用長孔21fをステアリングコラム2の軸方向に形成して、ステアリングコラム2の軸方向位置を調整するテレスコ機構を有するステアリングコラム装置にも本発明を適用することができる他、チルト機構20及びテレスコ機構の双方を備えたステアリングコラム装置にも本発明を適用することができ、さらにはチルト機構20を省略して締付け側板21b及び21cに単に締付ボルト26を挿通する円形のボルト挿通用長孔を形成した位置調整機能を省略したステアリングコラム装置にも本発明を適用することができる。
本発明の一実施形態を示す全体構成図である。 チルト機構を示す正面図である。 チルトブラケットを示す側面図である。 帯状当接面を長くした場合のチルトブラケットを示す側面図である。
符号の説明
1…チルト式ステアリングコラム装置、2…ステアリングコラム、2a…インナーコラム、2b…アウターコラム、2e,2f…クランプ部、2g〜2j…帯状当接面、2o…ボルト挿通孔、2s…スリット、3…ステアリングシャフト、4…ステアリングホイール、10…ロアブラケット、11…チルトピン、20…チルト機構、21a…車体側取付板部、21b,21c…締付け側板部、21f…ボルト挿通用長孔、24…クランプ機構、26…締付ボルト

Claims (2)

  1. ステアリングホイールを装着したステアリングシャフトを回転自在に支持するインナーコラム及びアウターコラムを有するステアリングコラムと、該ステアリングコラムのアウターコラムを支持する少なくとも左右一対の側板を有する車体取付ブラケットと、該車体取付ブラケットの一対の側板部間に当該側板部に形成されたボルト挿通用孔を通じ、前記ステアリングコラムを貫通して橋架された締付ボルトと、該締付ボルトの両端に形成されて前記アウターコラムを前記インナーコラムに締付ける締付部材と、前記アウターコラムの前記車体側取付ブラケットの一対の側板部と接触する少なくとも上下一対の帯状当接面とを備え、前記上側の帯状当接面が前記アウターコラムの前記インナーコラムを内嵌する開環状筒部の中心軸を通る水平線と接する外周面位置に突出形成され、前記下側の帯状当接面が前記アウターコラムの前記開環状筒部から下方に延長する一対のクランプ部における前記ボルト挿通用孔の近傍位置に突出形成されていることを特徴とするステアリングコラム装置。
  2. 前記上下一対の帯状当接面は、前記車体側取付ブラケットの一対の側板部に対して前記ステアリングホイール側で集中的に接触するように短い接触長さに設定されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリングコラム装置。
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