JP5033799B2 - 防水透湿性の靴 - Google Patents

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Description

本発明は、防水性で、湿気を透過させる靴に関する。
靴の履き心地は、適切な解剖学的に適合する形であることだけではなく、靴の内部で汗により形成される湿気の外部への適切な透過にも関連することは、今やよく知られている。
もともとは、透湿性の靴は、皮革や、その同等物のごとき自然の材料を用いるものであるが、雨や悪天候では、実際その透湿特性のために、良好な防水性を確保しないし、むしろ容易に水分を吸収する。
このために、透湿性で防水性の薄膜(例えば、登録商標“Gore-Tex”などのごとき材料で作られた)を備え、インソールに縫い付けられるか接着されたライニングに連結された、皮革(または類似のもの)で作られた上部upperを備えた靴が、ここ数年間使われている。
そのような靴の製造においては、外側からのわずかな水の侵入をも防止するために、インソールおよびライニングを薄膜およびソールに接続する部位のシールに注意することが重要である。
しかしながら、知られているように、足の大抵の汗は、足底と、通常は重合体材料で作られる靴のソールとの間の接触面で発生する。
この接触面に形成する汗は、足を支持する足底部インサートに凝縮して蒸発することができないので、汗の内のごくわずかしか上部を通じて蒸発しないことは明らかである。
このために、上で述べたごとく、完全に防水性で透湿性の靴を提供するために、防水性で透湿性の上部と結合させる、透湿性で防水性のソール(例えば、EP0858270に開示されたもののごとく)を備えた靴が何年も考案されてきた。
EP0858270に開示の靴は、実際は、通孔と、防水性で透湿性の(例えば、登録商標“Gore-Tex”などのごとき材料で形成された)薄膜の介挿とを有する2層によって構成されるソールを有し、該薄膜は、水の浸入を防止するよう上記2層に周囲部で密閉接合される。
このソールは、薄膜と結合させる上部によって提供されるものと似た方法で、靴の内側環境と外側環境との間で、熱と湿気の効率的な交換はもとより適切な湿気の浸透を確保し、同時に外部の湿気と水に対する必要な不浸透性を確保する。
この靴の構成では、ソールと上部とは二つの別々の部品であり、それらの両方を、透湿性で、防水性とし、接続点での水の上昇を防止するように結合させ、かつ共にシールする。
それによって、そのような靴に使用されたソールを、湿気の透過はできるが、外側から内側への水の流れはできないように構成するが、そのためにソールの構成が従来のソールよりも複雑となり、この複雑性は、薄膜の調和や、そのソールとの適切な周縁のシールに起因している。
同出願人は、足底の湿気の透過に関連する、透湿性で防水性の薄膜を、上部と結合する薄膜と実質的に一体に備えた完全に防水性の靴を研究している。
この発想は、下部からなる靴を提供するということであり、該下部は、トレッドから足支持部位の方に通孔部を備えたソールと、足を完全に覆い、内側ポーチ状ライニングによって構成されたポーチ状上部とを備え、ライニングには、その外層として透湿性で防水性の薄膜を結合させ、また外側の透湿性上部を、該上部に縫い付けるか接着したアセンブリ・インソールによって下方部位で閉じ、横から結合させる。
ソールは、上部およびアセンブリ・インソールに、好ましくは薄膜の保護層を介在させて、縫い付けるか接着する。
しかしながら、このタイプの靴の構造には、トレッドの孔から上昇し、靴の内側の方に流れる水が保護層およびインソールに至るという事実に主として起因する欠点がある。
特に、インソールが湿り、そして湿気を、インソールを固定する上部の周縁部にも移すので、そのような靴の部品は湿ったままとなり、薄膜が水が靴に入るのを防止するものの、足はじめじめして冷たいという不快感を受ける。
さらに、長期間水が染み込んだ部分は、カビ類、菌類およびバクテリア類のコロニーを形成する可能性があり、それが不快なにおいを生み、靴の全体的な劣化をもたらす。
本発明の狙いは、上部に対する頂部と、ソールに対する底部との両方について完全な防水を確保する、防水性で、湿気を透過させる靴を提供することである。
この狙いの中で、本発明の目的は、完全に防水性で、透湿性であり、濡れても水を保持する部位を有しない靴を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、完全に防水性で、透湿性であり、構造的に簡単に得られる靴を提供することである。
本発明のもう一つの目的は、完全に防水性で、透湿性であり、強靭かつ丈夫な靴を提供することである。
本発明のさらにもう一つの目的は、完全に防水性で、透湿性であり、知られているシステムや技術で製造できる靴を提供することである。
この狙い、そしてこれらと他の目的は、以下でより明確になるが、以下の特徴を有する、本発明による防水性で透湿性の靴によって達成される。すなわち、
トレッドから足支持部位にわたって孔があけられたソールを備えた靴底部と、
足を完全に覆い、内側から外へ順に、透湿性または多孔性のライニングと、防水性かつ透湿性で、足を完全に覆う薄膜と、透湿性または多孔性の上部とを備えた頂部と
を備え、
前記ソールの多孔領域に重ね合わされた、靴の前記頂部の外底部が、前記薄膜の一部で構成され、
前記薄膜の一部のための、透湿性または多孔性の保護要素が、前記薄膜の一部の下に、かつ前記ソールのトレッドの上に備えられ、
前記薄膜の一部の下に、かつそれと直接接触して配置された材料が、防水性で、かつ/または液体を保持せず、
水封部位が、前記薄膜の一部とソールとの間に、前記ソールの多孔領域の周りに、かつ前記上部のフラップを前記ソールの多孔領域から分離して設けられていることを特徴とする。
本発明の更なる特徴および利点は、添付図面に限定されない実施例として図解された、好ましいが限定されない、いくつかの実施態様の説明からより明白になろう。
図1は、本発明による靴の第1実施態様の概略横断面図であり、底部、頂部および中間部を別々に示す。
図2は、図1の靴の一部拡大図である。
図3は、本発明による靴の一部概略横断面図であり、図1および2に対する第2実施態様である。
図4は、本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第3実施態様である。
図5は、本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第4実施態様である。
図6は、本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第5実施態様である。
図7は、本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第6実施態様である。
発明を実施する方法
以下の好ましい実施態様において、特定の実施態様に与えられた個々の特徴は、実際は他の好ましい実施態様において存在する他の異なる特徴と入れ替えられてもよい。
さらに、特許を与える過程で既知であることが分かったことは、権利請求されるべきではなく、権利放棄の対象であると理解されることを注記する。
図1および2に関して、本発明による靴の第1実施態様を、全体としてに引用符号10で表す。
靴10は、トレッドtreadから足支持部位foot resting regionにわたって孔をあけられたソール12で構成された底部bottom part11と、足を覆う頂部top part13とを備え、該頂部が、内側から外へ順に、足を完全に覆うライニング14と、例えば、登録商標「Gore-Tex」(任意に支持メッシュと結合され、それ自体知られた構成により図示されていない)で商業的に知られたタイプのごとく、防水性で透湿性の薄膜15と、例えば、ともかく透湿性または多孔性のタイプの皮革で作られ、足を横から覆う上部upper16とを備えている。
薄膜15を、全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿って、つまり、足底の一部にも沿って、その外層としてライニング14に結合させる。
ソール12の多孔領域に重ね合わされた、靴10の頂部13の外底部分17を、薄膜15の一部分15aで構成している。
実際には、上部16はライニング14を薄膜15と共に横から覆うが、その下方部ではそれを覆わない。
上部16の下フラップ18を、以下に詳述するごとく、頂部13とソール12との間に設置している。
多孔性または同等の透湿性のアセンブリ・インソール19を、薄膜15の一部分15aに直接接して、靴10の頂部13の外底部分17(実際には、足底に配置された薄膜15の一部分)とソール12との間に介挿する。
アセンブリ・インソール19を、薄膜15上に直接周縁でシールすると好都合であり、対応するシール領域を第1シール領域(図に暗線で示す)と称し、引用符号20で表す。
アセンブリ・インソール19を、重合体材料、例えば、EVA(エチル ビニル アセテート)または低密度PU(ポリウレタン)のごとき、防水性で、液体を保持しない材料で作るのが有利である。
インソール19を薄膜15にシールする第1領域20を、インソール19の部位から、インソール19の端部に近い薄膜15に接着する上部16の下フラップ18の部位への、およびその逆の水のいかなる通過も阻止するように構成する。
上部16の下フラップ18を、アセンブリ・インソール19の周縁部分19aに重ね合わせ、係止させる。
アセンブリ・インソール19の下方では、ソール12の多孔領域に、薄膜15のための保護要素22があり、該保護要素は、透湿性(または同等に多孔)で、かつ、例えば、金属(例えば、ステンレス鋼)製、プラスチック材料製またはプロピレンもしくはポリエチレンをベースにする合成樹脂製のネット、または合成繊維で構成されるが、この保護要素22は水の停滞を許さないのが好ましい。
上部16の下フラップ18は、ソール12に対するインソール19の接合を可能とするために、厚みを格別増加させないで減らす。
厚い保護要素を使用しなければならない場合は、図面に示されない構造的な変形例において、ソールの上方表面に上向きに開口し、前記保護要素に対し相補的であり、かつ適切な深さの凹所を備えることが可能である。
第2シール領域21(図面に暗線で示された)を、上部16の下フラップ18と保護要素22との間に、ソール12を上部16のフラップ18から離れているアセンブリ・インソール19の周縁部分19aにシールするために、備えている。
第1シール領域20は、第2シール領域21および両領域の間に設置されるインソール19の周縁部分19aと共に水封部位Aを形成し、該水封部位は、ソール12の多孔部位から上部16のフラップ18へ、およびその逆の方向への水の通過を防止し、さらに前記シール部位Aでの水の滞留を防止する。
実際には、その水は、ソール12の孔から上昇し、保護要素22を通過し、インソール19を通過し、防水性で透湿性の薄膜15の一部分15aに対することで停止できる。
ここでは、水は、インソールの材料が許さないので滞留できないし、さらにシール部位Aの存在により上部の下フラップ18の方に浸透できない。従って、水は、再度下り、上り路に対して逆に移動する。
同様に、上部が側面に沿って濡れていれば、水を上部の下フラップ18まで吸収できるが、そこからは水分が吸収に対して反対の経路をたどることによって容易に蒸発できる。
従って、薄膜15に接触して一つの層であるインソール19があり、該インソールは、湿ったままではなく、水を含浸せず、それによって、悪臭を発生し、かつ靴を劣化させることができる、カビ類、菌類または他の微生物類のどの形成をも制限し、同様に、多孔領域と上部のフラップとの間の部位も、この部位が水封部位に対応しているので、湿ったままではない。
アセンブリ・インソール19の下に配置される、どの追加層でも、防水性で液体を保持しない材料で作られるのが好ましい。
本靴の第2実施態様を図3に示し、全体として引用符号100で表す。この新しい実施態様は、後述するごとく、インソール、ソールおよび上部を加える方法において、先行するものとは実質的に異なる。
靴100は、先の実施態様のごとく、トレッドから足支持部位にわたって孔をあけられたソール112によって構成された底部111を備え、足を覆う頂部113によって、内側から外へ順に、足を完全に覆うライニング114と、例えば、登録商標「Gore-Tex」(任意に支持メッシュと結合され、それ自体知られた構成により図示されていない)で商業的に知られたタイプのごとく、防水性で透湿性の薄膜115と、例えば皮革や、ともかく透湿性または多孔性のタイプのものからなり、足を横から覆う上部116とを備えている。
薄膜115を、全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿って、つまり、足底の一部にも沿って、その外層としてライニング114と結合させる。
靴100の上部113の外低部分117を、ソール112の多孔領域に重ね合わせ、薄膜115の一部分115aによって構成する。
実際には、上部116が、ライニング114を横から薄膜115で覆うが、その低部ではそれを覆わない。
上部116の下フラップ118を、以下でさらに詳述するごとく、頂部113とソール112との間に配置する。
多孔性または同等の透湿性のアセンブリ・インソール119を、薄膜115の一部分115aに直接接して、靴100の頂部113の外底部分117(実際には、足底に配置された薄膜15の一部分)とソール112との間に介挿する。
アセンブリ・インソール119を、薄膜115上に直接周縁でシールすると好都合であり、対応シール領域を第1シール領域と称し、かつ引用符号120で表す(図に暗線で示す)。
アセンブリ・インソール119を、重合体材料、例えば、EVA(エチル・ビニル・アセテート)または低密度PU(ポリウレタン)のタイプのごとき、防水性で、液体を保持しない材料で作るのが、有利である。
インソール119を薄膜115にシールする第1シール領域120を、インソール119の部位から、インソール119の端部に近い薄膜115に接着する上部116の下フラップ118の部位への、およびその逆方向の水のいかなる通過も阻止するように構成する。
上部116の下フラップ118を、アセンブリ・インソール119の周縁部分119aに重ね合わせ、係止させる。
アセンブリ・インソール119の下方で、ソール112の多孔領域に、薄膜115のための保護要素122があり、該保護要素は、透湿性(または同等に多孔)で、かつ、例えば、金属(例えば、ステンレス鋼)製、プラスチック材料製またはプロピレンあるいはポリエチレンをベースにする合成樹脂製のネット、または合成繊維で構成され、保護要素122は水の停滞を許さないのが好ましい。
上部116の下フラップ118は、この実施態様では、縮減された厚みを有しない。
このために、上部の下フラップ118と保護要素122との間には、ソール112の多孔領域を覆う環状要素130がある。
環状要素130が、例えば、防水性で、液体を保持しない材料、例えば、EVA(エチル・ビニル・アセテート)または低密度PU(ポリウレタン)のごとき重合体材料で作られ、そして、すでに述べたように、上部116の下フラップ118が、ソールにインソール119を適切なシールをして固定させないような寸法を持ち、それによってシールと充填の両機能を有するときに有用である。
環状要素130は、上部116の下フラップ118の端部に近接する。
環状要素130を、上方部位ではインソール119に、下方部位ではソール112に、それぞれ第2シール領域121および第3シール領域123によって、シールする(共に、図には暗線で示す)。
この実施態様では、引用記号1Aで指定された水封部位を、第1シール領域120によって、第2シール領域121によって、両者の間に配置されたインソール周縁部分119aによって、そして第3シール領域123を備えた環状要素130によって、形成する。
水の停滞に関して靴10の第1実施態様のためになされた注意は、この第2実施態様100に関しても実質的に同じである。
この実施態様において、そして第1実施態様においても、各シール領域の範囲は構造的な要件により異なってもよいことは、明らかである。
本靴の第3実施態様を図4に示し、全体として引用符号200で表す。
靴200は、先の実施態様のごとく、ソール212によって構成され、トレッドから足支持部位にわたって孔をあけられた底部211と、足を覆う上部213とを備え、この上部は、内側から外へ順に、足を完全に覆うライニング214と、防水性で、透湿性の、例えば、登録商標「Gore-Tex」(それ自体知られた構成により、任意に支持メッシュと結合)として商業的に知られたタイプの薄膜215と、例えばともかく透湿性または多孔性のタイプの皮革で作られ、足を横から覆う上部216とを備えている。
薄膜215を、全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿って、かつ、それによって足底の部分にも沿って、その外層としてライニング214と、結合させる。
靴200の頂部213の外低部分217は、靴212の多孔領域に重ね合わされ、薄膜215の一部分215aによって構成される。
実際には、外上部216が、ライニング214を横から薄膜215で覆うが、その底部ではそれを覆わない。
外上部216の下フラップ218を、以下により詳しく述べるごとく、頂部213とソール212との間に配置する。
薄膜215のための保護要素222は、薄膜215の一部分215aの下に、それと直接接触して備えられ、かつ透湿性(または同等に多孔)で、防水性で、液体を保持しない材料で作られるが、該保護要素222は、例えば、金属(例えば、ステンレス鋼)製、プラスチック材料製またはプロピレンもしくはポリエチレンをベースにする合成樹脂製のネット、または合成繊維で構成する。
上部216の下フラップ218は、この実施態様では、厚みを減らされていない。
このために、上部の下フラップ218と保護要素222との間には、保護要素222を覆う環状要素230がある。
環状要素230が、防水性で、液体を保持しない材料、例えば、EVA(エチル・ビニル・アセテート)または低密度PU(ポリウレタン)のごとき重合体材料で作られ、そして、すでに述べたように、上部216の下フラップ218が、薄膜215にソール212を適切なシールをして固定させないような寸法を持ち、それによってシールと充填の両機能を有するときに有用である。
環状要素230は、上部216の下フラップ218の端部に近接する。
環状要素230を、上方部位では薄膜215に、下方部位ではソール212に、それぞれ第2シール領域221および第3シール領域223によって、シールする(暗線で示す)。
この実施態様では、引用記号2Aで指定された水封部位を、第2シール領域221および第3シール領域223を備えた環状要素230によって形成する。
先の実施態様で述べたことに類似する方法で、水はソール212の孔から上昇し、保護要素222を通過し、そして防水性で、透湿性の薄膜215の一部分215aに対することで止まることができる。
ここでは、水は、インソールの材料が許さないので、停滞できないし、シール部位2Aの存在により上部の下フラップ218の方に浸透もできない。従って、水は再び下降し、上昇路に対して逆に流れる。
同様に、上部が側面に沿って濡れている場合は、水を上部の下フラップ218まで吸収できるが、そこからは、水分が吸収に対して反対の経路をたどることによって容易に蒸発できる。
気付かれるとおり、この実施態様では、アセンブリ・インソールを備えていない。
靴の第4実施態様を図5に示し、全体として引用符号300で表す。
靴300は、ソール312によって構成され、トレッドから足支持部位にわたって孔をあけられた底部311と、足を囲う頂部313とを備え、該頂部は、内側から外へ順に、足の周りを横から包み、その外層として薄膜315が結合するライニング314を備える。そして、前記薄膜を、防水性で、かつ透湿性とし、ライニング314と共に足を横から覆う薄膜上部315bによって、そして、下方部位で透湿性または多孔性のストロベル-ステッチ・インソールstrobel-stitch insole319に接合された薄膜部分315aによって構成し、靴の前記頂部313を下方部位で閉じる。
薄膜部分315aを備えたストロベル-ステッチ・インソール319は、周縁の縫い合せシーム340(例えばストロベル-ステッチとして知られるタイプのもの)によって、ライニング314の下フラップおよび薄膜上部315bで形成されるアセンブリに接合される。
薄膜部分315aの下では、透湿性または同等に多孔性の保護要素322があり、該保護要素は、防水性で、液体を保持しない材料で作られ、例えば、金属(例えば、ステンレス鋼)製、プラスチック材料製またはプロピレンもしくはポリエチレンをベースにする合成樹脂製のネット、または合成繊維で構成され、保護要素322は水の停滞を許さないのが好ましい。
上部316の下フラップ318は、この実施態様では、縮減された厚みを有さない。
この理由で、上部の下フラップ318と保護要素322との間には、保護要素322を覆う環状要素330がある。
環状要素330は、防水性で、かつ液体を保持しない材料、例えば、EVA(エチル・ビニル・アセテート)または低密度PU(ポリウレタン)のごとき重合体材料で作られ、そして、すでに述べたように、上部316の下フラップ318が、薄膜315にソール312を適切なシールをして固定させないような寸法を持ち、それによってシールと充填の両機能を有するときに有用である。
特に、環状要素330は、周縁の縫い合せシーム340を跨ぎ、上方部位では薄膜上部315bと薄膜部分315aとに、そして下方部位ではソール312に、第2シール領域321と第3シール領域323(全て暗線で示す)とによってそれぞれシールされる。
環状要素330も、水の靴への浸入を防止するために、周縁の縫い合せシーム340の部位をシールすべく設計される。
この実施態様では、水封部位3Aを、第2シール領域321および第3シール領域323を備えた環状要素330によって形成する。
靴の第5実施態様を図6に示し、全体として引用符号400で表す。
靴400は、先の実施態様のごとく、ソール412によって構成され、トレッドから足支持部位にわたって孔をあけられた底部411と、足を覆う頂部413とを備え、該頂部は、内側から外へ順に、足を完全に覆うライニング414と、例えば、登録商標「Gore-Tex」(それ自体知られた構成により、任意に支持メッシュと結合)として商業的に知られたタイプの防水性で、かつ透湿性の薄膜415と、例えば、ともかく透湿性または多孔性のタイプの皮革で作られ、足を横から覆う上部416とを備えている。
薄膜415を、その外層として、全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿い、それによって足底の部分にも沿って、ライニング414と結合させる。
靴400の頂部413の外低部分417は、ソール412の多孔領域に重ね合わされ、薄膜415の一部分415aによって構成される。
実際には、外上部416が、ライニング414を横から薄膜415で覆うが、その低部ではそれを覆わない。
外上部416の下フラップ418を、以下に詳述するごとく、上部413とソール412との間に配置する。
薄膜415のための保護要素422は、薄膜415の一部分415aの下に、それと直接接触して備えられ、かつ透湿性(または同等に多孔)で、かつ防水性で、液体を保持しない材料で作られ、さらに、例えば、金属(例えば、ステンレス鋼)製、プラスチック材料製またはプロピレンもしくはポリエチレンをベースにする合成樹脂製のネット、または合成繊維で構成され、前記保護要素422は水の停滞を許さないのが好ましい。
上部416の下フラップ418は、この実施態様では、厚みを減らされていない。
薄膜415のための保護要素422を、ソール412の上面に開口する、相補的な空隙441に適合させる。
上部416の下フラップ418と保護要素422との間で、ソール412の多孔領域の周縁には、薄膜部分415aを持つ前記ソール412をシールするためのシール領域420(暗線で表示)がある。
上記シール領域420は、水封部位4Aを形成する。
この靴の構造は、実際には、説明した異なる実施態様に関して、構成部品数が最も少ないものである。
図7は、本発明による靴の第6実施態様を図解する。
靴500は、トレッドから足支持部位にわたって孔があけられたソール512によって構成された底部511と、足を覆う頂部513とを備え、該頂部は、内側から外へ順に、足を横から囲み、その外層として防水性で透湿性の薄膜515が結合するライニング514を備える。
前記薄膜を、ライニング514と共に足を横から囲み、上薄膜部分515bによって構成し、そして下方部位では、多孔の(または同等に透湿性の)インソール519に接合され、靴の前記頂部513を下方部位で閉じる薄膜部分515aによって構成する。
また、頂部513は、薄膜515bに外部から接合される上部516を備えている。
インソール519は、接続部位では、周縁の縫い合せシーム540(例えばストロベル・ステッチとして知られたタイプの)によって、ライニング514の下フラップに薄膜上部515bと共に接合される。
薄膜部分515aの下では、それと直接接して、中間の、透湿性または同等に多孔性の要素があり、該要素は、防水性および/または液体を保持しない材料で作られる。例えば、前記中間要素は、例えば撥水性のフェルトで作られた第1保護要素522aによって構成される。
第2保護要素522bは、前記第1保護要素522aとソール512の多孔部位との間に備えられ、例えば、金属(例えば、ステンレス鋼)製、プラスチック材料製またはプロピレンもしくはポリエチレンをベースにする合成樹脂製のネット、または合成繊維で構成され、前記第2保護要素522bは水の停滞を許さないのが好ましい。
特に、第1保護要素522aは、周縁の縫い合せシーム540を跨ぐ薄膜部分515aと実質的に同じ平面寸法を持つ。
第2保護要素522bは第1保護要素522aより小さい。
上部516の下フラップ518を、第1保護要素522aの下に配置するが、この実施態様では、ソールの一部512aを、下フラップ518と第2保護要素522bとの間に、第1保護要素522aと直接させながら介挿する(ソール512を、例えば、靴の上部513に外側被覆する)。
第1保護要素522aが防水性ではなく、単に液体を保持しないことに適している場合(例えば、撥水性フェルト等)は、水封領域520を第1保護要素522aの周縁に形成し、特に、シール領域520を、第1保護要素522aの下面の周縁部と、前記要素および薄膜部分515aの側端とに、上薄膜部分515bに接触するまで設ける。
この実施態様では、水封部位5Aを、下フラップ518と第2保護要素522bとの間に介挿されるソールの一部512aおよびシール領域520によって形成する。
このように説明した本発明は所望の狙いと目的を達成することが実際に見出された。
特に、本発明は、上部の頂部とソールの底部との両方の完全な防水性を確保する、防水性で、透湿性の靴を提供する。
これは、透湿性で防水性の薄膜で作られ、足底の部位でも足を覆うポーチを実際に備え、靴の内側から外側に湿気の通路のために孔があけられたソールに接合された靴上部を有する靴のおかげで、達成された。
そのような靴は、ソールの多孔部位と足底部位の薄膜の一部との間に介挿された、透湿性または多孔性の層が、いずれも液体を保持しない、かつ/または防水性である材料で作られるという事実に備えている。
重要なことは、薄膜と直接接触する(透湿性か、多孔の)層を、液体を保持しない、かつ/または防水性の材料で作ること、すなわちこの層が、アセンブリ・インソール、保護要素、または構造的な充填層でもあり得ることである。
この方法では、靴の頂部の外側下部分において薄膜と接触して、湿気を保持する材料がなく、それによって、湿気の不快な影響および靴の悪臭または劣化をもたらす微細なバクテリアの形成を避けている。
さらに、重要なことは、ソールの多孔部位と上部のフラップとの間に水の停滞がないことであり、これが、靴の多孔部位の周縁でソールと薄膜とを接合し、それによって、その領域の停滞を防止し、かつ上部のフラップからソールの多孔領域へ、およびその逆の方向の水の通過を防ぐ水封部位を設けた理由である。
このようにして着想された本発明は、付属の請求の範囲に属する限り、さらに細部も他の技術的に同等の要素と置き換えられる限り、様々な代替えや変更が可能である。
実際には、寸法のみならず、使用する材料は、特定の用途に合う限り、当該技術の要求や状態に従ったものであれば、いずれでもよい。
この出願が優先権を主張するイタリア特許出願番号PD2005A000228における開示を、引用によってここに含むものとする。
本発明による靴の第1実施態様の概略横断面図であり、底部、頂部および中間部を別々に示す。 図1の靴の一部拡大図である。 本発明による靴の一部概略横断面図であり、図1および2に対する第2実施態様である。 本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第3実施態様である。 本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第4実施態様である。 本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第5実施態様である。 本発明による靴の一部概略横断面図であり、先の図に対する第6実施態様である。

Claims (11)

  1. トレッドから足支持部位へ向けて貫通状に孔があけられたソールを備えた靴底部と、
    足を完全に覆い、内側から外へ順に、透湿性または多孔性のライニング防水性透湿性の、足を完全に覆う薄膜透湿性または多孔性の上部備えた頂部と
    を備えてなり
    前記ソールの多孔領域に重ね合わされた、靴の前記頂部の外底部分が、前記薄膜の一部で構成され、
    薄膜の前記一部のための、透湿性または多孔の保護要素が、薄膜の前記一部の下あって前記ソールのトレッドの上に設けられ、
    薄膜の前記一部の下に、かつそれと直接接触して配置された材料が、防水性かつ/または液体を保持しないものであり
    水封部位が、薄膜の前記一部と前記ソールとの間であって前記ソールの多孔領域の周りに設けられ、かつ、前記上部のフラップを前記ソールの多孔領域から離していることを特徴とする防水性で透湿性靴。
  2. 前記ライニングがポーチ状であり、前記薄膜が全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿って前記ライニングにその外層として結合され、
    アセンブリ・インソールが、薄膜の前記一部の下に、かつそれと直接接触して設けられ、
    前記インソールが、透湿性または多孔性であり、かつ防水性で液体を保持しない材料で作られていて、第1シール領域によって前記薄膜の周縁でシールされ、
    前記上部の下フラップが、前記アセンブリ・インソールの周縁部分に重ね合わせられ、
    前記保護要素が、前記アセンブリ・インソールの下方であって前記ソールの多孔領域に設けられ、
    前記ソールを上部のフラップがない前記アセンブリ・インソールの周縁部分にシールするための第2領域が、上部の前記下フラップと前記保護要素との間に設けられ、
    前記第1シール領域が、前記第2シール領域と共に、かつ、これら両領域の間に配置された前記インソールの周縁部分と共に前記水封部位を形成していることを特徴とする請求項1による靴。
  3. 前記ライニングがポーチ状であり、前記防水性で透湿性の薄膜が、全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿って前記ライニングにその外層として結合され、
    アセンブリ・インソールが、薄膜の前記一部の下に、かつそれと直接接触して設けられ、
    前記アセンブリ・インソールが、透湿性または多孔性であり、かつ防水性で液体を保持しない材料で作られていて、第1シール領域によって前記薄膜の周縁でシールされ、
    前記上部の下フラップが、前記アセンブリ・インソールの周縁部分に重ね合わせられ、
    前記アセンブリ・インソールの下には、前記ソールの多孔領域に前記保護要素があり、
    上部の前記下フラップと前記保護要素との間には、前記ソールの前記多孔領域を覆う環状要素があり、
    前記環状要素が、上方部位において前記インソールへ、下方部位において前記ソールへ、第2シール領域および第3シール領域によってそれぞれシールされ、
    前記環状要素が、さらに、防水性で液体を保持しない材料で形成され、
    前記水封部位が、前記第2シール領域と共に前記第1シール領域によって、また、これら両領域の間に配置された前記インソールの周縁部分によって、さらに、前記第3シール領域と共に前記環状要素によって形成されていることを特徴とする請求項1による靴。
  4. 前記ライニングがポーチ状であり、前記防水性で透湿性の薄膜が、全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿って前記ライニングにその外層として結合され、
    前記薄膜のための前記保護要素が、薄膜の前記一部の下に、かつそれと直接接触して設けられ、
    環状要素が、前記薄膜と前記ソールとの間で、前記保護要素の周縁に設けられ、
    前記環状要素が、上部の前記下フラップに隣接し、かつ防水性で液体保持しない材料で作られていて
    前記環状要素が、上方部位において前記薄膜へ、下方部位において前記ソールへ、第2シール領域および第3シール領域によってそれぞれシールされ、
    前記水封部位が、前記第2シール領域および前記第3シール領域と共に前記環状要素によって形成されていることを特徴とする請求項1による靴。
  5. 前記防水性透湿性の薄膜が、前記ライニングと共に足を横から覆う上薄膜部分によって、かつ透湿性または多孔性であって、下方部位で靴の前記頂部を閉じるストロベル-ステッチ・インソールに下方部位で連結される薄膜部分によって構成され、
    前記薄膜部分を有する前記ストロベル-ステッチ・インソールが、周縁の縫い合せシームによって上薄膜部分を有する前記ライニングの下フラップに接合され、
    前記保護要素が、前記薄膜部分の下に、かつそれと直接接触して配置され、
    環状要素が、前記周縁縫い合せシームの下に設けられ、
    前記環状要素が、上部の前記下フラップに隣接し、かつ防水性液体を保持しない材料で作られていて
    前記環状要素が、上方部位において薄膜の前記上部へ、下方部位において前記ソールへ、第2シール領域および第3シール領域によってそれぞれシールされ、
    前記水封部位が、前記第2シール領域および前記第3シール領域と共に前記環状要素によって形成されていることを特徴とする請求項1による靴。
  6. 前記ライニングがポーチ状であり、前記防水性で透湿性の薄膜が、全体にポーチ状の延長部分に実質的に沿って前記ライニングにその外層として結合され、
    薄膜の前記一部の下に、かつそれと直接接触して、前記薄膜のための前記保護要素があり、
    上部の前記下フラップと前記保護要素との間に、かつ、前記ソールの多孔領域の周りに、前記ソールを前記薄膜シールするための領域があり、
    前記シール領域が前記水封部位を形成していることを特徴とする請求項1による靴。
  7. 前記防水性透湿性の薄膜が、前記ライニングと共に足を横から覆う上薄膜部分によって、かつ靴の前記頂部を下方部位で閉じる透湿性または多孔性のインソールに下方部位で連結される薄膜部分によって構成され、
    前記インソールが、前記上薄膜部分共に前記ライニングの下フラップに接合され、
    前記薄膜部分の下方部位に、かつそれと直接接触して、防水性かつ/または液体を保持しない材料で作られた透湿性または多孔性の介在要素があり、
    第2保護要素が、前記第1保護要素と前記ソールの多孔領域との間に設けられ、
    前記薄膜部分が、前記インソールを前記ライニングの下フラップと前記上薄膜部分の下フラップに接続する部位をまたいでいることを特徴とする請求項1による靴。
  8. 前記第1保護要素が、実質的に前記薄膜部分と同じ平面寸法を有するが、前記第2保護要素が前記第1保護要素より小さく、
    前記水封部位が、前記上部の下フラップと前記第2保護要素との間に介在されたソールの一部によって、かつ前記第1保護要素の下面の周辺部と、それの側方縁部と前記薄膜部分の側方縁部とに設けられたシール領域によって、前記上薄膜部分に対する当接が生じるまで、形成されていることを特徴とする請求項7による靴。
  9. 前記第2保護要素が、ネット状の構造を有することを特徴とする請求項8による靴。
  10. 前記薄膜と前記ソールとの間に配置された付加的な層が、透湿性または多孔性であり、かつ防水性で液体を保持しない材料で作られていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1つによる靴。
  11. 前記薄膜が、支持メッシュと結合されている請求項1〜10のいずれか1つによる靴。
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