JP5033462B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5033462B2 JP5033462B2 JP2007102802A JP2007102802A JP5033462B2 JP 5033462 B2 JP5033462 B2 JP 5033462B2 JP 2007102802 A JP2007102802 A JP 2007102802A JP 2007102802 A JP2007102802 A JP 2007102802A JP 5033462 B2 JP5033462 B2 JP 5033462B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- state
- closing cover
- opening
- swing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
従って、例えば、ジャムに対処する場合には、揺動開閉カバーを開けることで、その開口から装置内に手を入れて詰まった転写紙を簡単に取り除く事ができる。
そして、そのような作業の際に、感光体ドラムの表面に手や紙や他物が触れると、ドラム表面の乱れや損傷によって画像形成不良の原因になりかねないので、それを防止するために、前記揺動開閉カバーの開状態においては、ドラムカバーが前記保護状態となるように設けられ、且つ、揺動開閉カバーの閉状態においては、ドラムカバーが転写紙の搬送を妨げないように前記退避状態となるように構成されている。
従来の画像形成装置においては、図8に示すように、揺動開閉カバー6を開いた状態で支持する第1支持部材Vとして、一端部を揺動開閉カバー6の裏面に取り付け、他端部を装置本体1Aに取り付けたストラップが設けられたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
そして、前記中間搬送装置Sが設けられている画像形成装置においては、前記中間搬送装置Sは、揺動開閉カバー6と共に揺動して開状態では揺動開閉カバー6の裏面上に載置される状態で、その揺動開閉カバー6を介して前記ストラップで支持されていた。
そして、その際、中間搬送装置は、その揺動軸芯に沿う方向での両端側に各別に設けてある一対の第2支持部材によって支持されているから、片方支持の場合に比べてより安定した状態に支持される。
また、揺動開閉カバーと中間搬送装置とが別々の支持部材で支持されているから、それぞれの支持部材による開状態支持角度を個別に設定する事が可能となる。従って、揺動開閉カバーと中間搬送装置との開状態において、中間搬送装置の表裏両面側に各別にある搬送路のそれぞれが開いた状態に揺動開閉カバーと中間搬送装置とを支持することが可能となり、何れの搬送に対しても、詰まった転写紙の除去やメンテナンス等の作業を容易に行う事が可能となる。
前記画像形成装置1は、図に示してあるように、給紙カセット、給紙トレイ等の用紙収納手段に収納した転写紙Pをピックアップコロによって1枚ずつ取り出し、中間コロを経てレジストローラにまで搬送した後、レジストローラによって所定のタイミングで転写部2に給紙し、転写部2で感光体ドラム3に作成されたトナー画像を転写紙Pに転写後、定着部4に搬送するように構成されており、これら一連の転写紙Pの搬送路5Aが、装置本体1A内で縦方向に設定された所謂「縦搬送形式」の装置として構成してある。
そして、両面印刷時に備えて、転写紙Pを表裏反転させるスイッチバック搬送路(不図示)や、表裏反転させた転写紙Pを前記転写部2に向けて返送する搬送路5Bが設けてあり、両搬送路5の間には、それぞれの搬送路5A、5Bでの紙送りを行う中間搬送装置Sが設けられている。
また、装置本体1Aにおいて、前記搬送路5Bに近いハウジングの片側壁部分には、内部に通じる揺動開閉カバー6が設けてあり、例えば、ジャム処理や保守点検などの際に、この揺動開閉カバー6を開いて簡単に実施できるように構成されている(図2参照)。
尚、この揺動開閉カバー6、及び、前記中間搬送装置Sは、同じ方向に揺動開閉自在な状態に装置本体1Aに取り付けられている。
即ち、前記ドラムカバー7は、図3に示すように、前記揺動開閉カバー6の開操作に伴って、前記感光体ドラム3の前記搬送路5側に移動して前記感光体ドラム3を保護する保護状態(図2参照)となる一方、図5に示すように、前記揺動開閉カバー6の閉操作に伴って、前記感光体ドラム3の前記搬送路5側から退避する退避状態(図4参照)となるように構成されている。
そして、カバー移動機構8は、前記揺動開閉カバー6の開閉動作に対応して前記ドラムカバー7を、前記保護状態と前記退避状態とにドラムカバー表面に沿ってスライド移動させるように構成されている。
前記ドラムカバー7は高分子量ポリエチレン製で、可撓性を有する矩形形状のシート材で形成してあり、幅寸法(感光体ドラムの長さ方向に沿う方向における寸法)が前記感光体ドラム3の画像形成領域の長さとほぼ等しい(又は、少し長い)値に設定してあると共に、長さ寸法(感光体ドラムの径方向に沿う方向における寸法)が感光体ドラム3が隠れる程度の値に設定してある。
そして、前記ドラムカバー7における前記退避状態から保護状態におけるスライド移動方向の前方縁部7aと後方縁部7bとには、ほぼ全幅にわたる状態にフレーム9がそれぞれ取り付けてある(図4参照)。
また、これら両フレーム9は、その両端部が、前記装置本体1Aにおける前記感光体ドラム3の両端側の固定フレームに各別に形成されているスライドガイド溝10にそれぞれ嵌合されており、スライドガイド溝10の長手方向に沿ってスライド自在に支持されている。
感光体ドラム3の両端側の縦スライドガイド溝10aには、前記前方縁部7aに取り付けられた前フレーム9aの両端部がそれぞれ嵌合されている。
一方、横スライドガイド溝10bには、前記後方縁部7bに取り付けられた後フレーム9bの両端部がそれぞれ嵌合されている。
一方、前記中間搬送装置Sも、揺動開閉カバー6と同様に、その下縁部を、装置本体1Aのハウジングに対して枢支連結されており、前記揺動開閉カバー6の開閉操作に連動して、枢支軸芯周りに揺動し、開状態と閉状態とに切り替わる。
そして、前記揺動開閉カバー6は、前記帯体Vによって所定の開角度を維持できるように支持されているのに対して、中間搬送装置Sは、前記前フレーム9aにわたる左右一対のリンクアーム(第2支持部材に相当)11によって所定の開角度を維持できるように支持されている。そして、中間搬送装置Sの開角度は、揺動開閉カバー6の開角度より小さくなるように、各機構が設定されており、そのことによって、揺動開閉カバー6と中間搬送装置Sとを開いた状態で、前記一対の搬送路5の何れもが開放されることになり、紙詰まり除去やメンテナンスが、より簡単に迅速に実施することができるようになる。
従って、この帯状体12のスプリング機能によって、後フレーム9bを後方側(前フレーム9aとは反対方向側)に引き寄せており、その引っ張り力は、前端側が中間搬送装置Sに取り付けられているドラムカバー7に作用し、常に、ドラムカバー7を弛まない状態に保持することができる。
そして、揺動開閉カバー6及び中間搬送装置Sの開操作に伴って、ドラムカバー7が前方側にスライド移動する際には、前記帯状体12のスプリング部12aが伸びることで、ドラムカバー7のスライド移動を許容しながら張力を維持するように構成されている。中間搬送装置Sを終端部まで開操作した状態では、前記ドラムカバー7が感光体ドラム3の前面を覆う状態になり、この状態を前述の保護状態という。
また、揺動開閉カバー6及び中間搬送装置Sの閉操作に伴っては、後フレーム9bをスプリング部12aの縮まろうとする力で引き戻し、ドラムカバー7のスライド移動を許容しながら張力を維持するものである。このように、揺動開閉カバー6及び中間搬送装置Sを完全に閉まるまで閉操作した状態では、前記ドラムカバー7が感光体ドラム3の上方の隙間にスライド移動によって退避する状態になり、この状態を前述の退避状態という。
尚、前記退避状態のドラムカバー7の下面に沿う状態に、左右一対のシートガイド13が配置されており、前記揺動開閉カバー6及び中間搬送装置Sの開閉操作に伴ってスライド移動するドラムカバー7は、シートガイド13の前端部の曲面に沿った屈曲経路として案内され、装置内の僅かな隙間であってもスライド移動して保護・退避状態への切り替えが可能となる。
そして、その際の中間搬送装置Sは、一対のリンクアーム11によって支持されているから、片方支持の場合に比べてより安定した状態に支持される。
また、揺動開閉カバー6と中間搬送装置Sとが別々の支持部材で支持され、個々の開状態支持角度を異ならせ、中間搬送装置Sの表裏両面側に各別にある搬送路5A、5Bのそれぞれが開いた状態にできるから、何れの搬送路5A、5Bに対しても、詰まった転写紙Pの除去やメンテナンス等の作業を容易に行う事が可能となる。
以下に他の実施の形態を説明する。
〈2〉 また、ガイドカバー7は、先の実施形態で説明した高分子量ポリエチレン製のものに限るものではなく、例えば、他の合成樹脂や、布や紙や金属シート等であってもよく、それらを含めてガイドカバーと言う。
〈3〉 また、ドラムカバー7の移動機構は、先の実施形態に限るものではなく、例えば、前記退避状態から保護状態への移動時に抵抗力を付加するダンパー機構Dを設けるものであってもよい。その一例としては、図7に示すように、スライドガイド溝10内に、スプリングD1を配置し、フレーム9の内嵌部分がスライドする際に抵抗力を付加するようなダンパー機構を挙げることができる。勿論、ダンパー機構Dは、スプリング以外にも、摩擦抵抗等によるダンパー等であってもよい。
3 感光体ドラム
5 搬送路
6 揺動開閉カバー
7 ドラムカバー
11 リンクアーム(第2支持部材に相当)
D ダンパー機構
P 転写紙
S 中間搬送装置
V 帯体(第1支持部材に相当)
Claims (2)
- 装置本体の内部に通じる揺動開閉カバーの裏側に、転写紙の両面印刷時に前記転写紙が通過する一対の搬送路が前記転写紙の厚み方向に間隔をあけて並設してあり、それら両搬送路間に、前記揺動開閉カバーと同じ方向に揺動開閉自在な状態に中間搬送装置が設けてあり、前記両搬送路の奥側に感光体ドラムが設けてあり、前記揺動開閉カバーの開操作に伴って、前記感光体ドラムの前記搬送路側に移動して前記感光体ドラムを保護する保護状態となる一方、前記揺動開閉カバーの閉操作に伴って、前記感光体ドラムの前記搬送路側から退避する退避状態となるドラムカバーが設けてある画像形成装置であって、
前記揺動開閉カバーを開いた状態で支持する第1支持部材とは別に、前記中間搬送装置を開いた状態で支持する第2支持部材が、前記中間搬送装置の揺動軸芯に沿う方向での両端側に各別に設けてあり、前記第2支持部材は、前記ドラムカバーの前記両状態を切り替える切替手段を兼用するものであり、
前記揺動開閉カバーと前記中間搬送装置は、前記揺動開閉カバーの開操作に伴って前記中間搬送装置が開状態に切り替わることによって前記ドラムカバーが前記保護状態となり、かつ、前記揺動開閉カバーの閉操作に伴って前記中間搬送装置が閉状態に切り替わることによって前記ドラムカバーが前記退避状態となるように連動させてあり、
前記中間搬送装置の前記開状態での開角度が前記揺動開閉カバーの開角度より小さくなるように、前記第2支持部材の長さを設定してある画像形成装置。 - 前記ドラムカバーの前記退避状態から保護状態への移動時に抵抗力を付加するダンパー機構が設けられている請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007102802A JP5033462B2 (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 画像形成装置 |
US12/051,414 US7831173B2 (en) | 2007-03-23 | 2008-03-19 | Image forming apparatus and image bearing member cover |
CN2008100847671A CN101271297B (zh) | 2007-03-23 | 2008-03-21 | 图像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007102802A JP5033462B2 (ja) | 2007-04-10 | 2007-04-10 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008261926A JP2008261926A (ja) | 2008-10-30 |
JP5033462B2 true JP5033462B2 (ja) | 2012-09-26 |
Family
ID=39984471
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007102802A Expired - Fee Related JP5033462B2 (ja) | 2007-03-23 | 2007-04-10 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5033462B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5031699B2 (ja) * | 2008-09-04 | 2012-09-19 | シャープ株式会社 | 開閉装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP5297905B2 (ja) * | 2009-06-16 | 2013-09-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP5909927B2 (ja) * | 2011-08-30 | 2016-04-27 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP7413730B2 (ja) | 2019-02-22 | 2024-01-16 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP7263858B2 (ja) * | 2019-03-14 | 2023-04-25 | 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4239568B2 (ja) * | 2002-11-22 | 2009-03-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 開閉支持機構及びこれを用いた開閉ユニット並びに開閉ユニットを備えた処理装置 |
JP2003330239A (ja) * | 2003-04-11 | 2003-11-19 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005018011A (ja) * | 2003-06-02 | 2005-01-20 | Seiko Epson Corp | 外装カバー、用紙搬送装置および画像形成装置 |
JP2005091482A (ja) * | 2003-09-12 | 2005-04-07 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP2006036432A (ja) * | 2004-07-26 | 2006-02-09 | Oki Data Corp | 画像形成装置 |
JP4681917B2 (ja) * | 2005-03-18 | 2011-05-11 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP5379388B2 (ja) * | 2007-03-23 | 2013-12-25 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
-
2007
- 2007-04-10 JP JP2007102802A patent/JP5033462B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008261926A (ja) | 2008-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7831173B2 (en) | Image forming apparatus and image bearing member cover | |
JP5379388B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4741411B2 (ja) | 定着装置、及び画像形成装置 | |
JP5033462B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9708140B2 (en) | Sheet feeding device and image forming apparatus | |
US20080219733A1 (en) | Image forming device with interlocked mechanism | |
JP4923683B2 (ja) | 開閉部の開閉機構、画像形成装置 | |
JP2005091482A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007279273A (ja) | 開閉部の開閉機構及び画像形成装置 | |
JP2009058778A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005070218A (ja) | 中間転写体及びこれを備えた画像形成装置 | |
JP5380871B2 (ja) | 積載機構及び画像形成装置 | |
JP2008292671A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5257795B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009036826A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5387443B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009053248A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009031691A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5077366B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010083636A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP5309639B2 (ja) | 積載機構及び画像形成装置 | |
JP5420095B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017203819A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2020067457A (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 | |
JP4617012B2 (ja) | シート搬送装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120127 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120607 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120702 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5033462 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |