JP5033157B2 - デジタル指示計の校正方法およびデジタル指示計 - Google Patents

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Description

本発明は、デジタル指示計の校正方法およびデジタル指示計に関する。
特許文献1は、デジタル指示計におけるゲインの初期校正方法を開示している。この特許文献1に記載の方法では、デジタル指示計の個体差によるゲインの違いを初期校正するために、あらかじめ記憶してあるゼロ基準値の電気信号を入力したときに出力するデジタル値と、秤量時の電気信号を入力したときに出力するデジタル値とを記憶しておき、入力電気信号と出力デジタル値との関係の傾きを求めて、特性の校正を行う。
特開昭63−94110号公報
しかしながら、上述の従来のデジタル指示計におけるゲインの初期校正方法では、荷重検出部に実際に分銅を積んでその出力を用いて校正を行うものではなく、内部で電気信号を発生させて校正を行うものであるため、実際に分銅を積む方法に比べて校正精度が落ちるという問題があった。
また、デジタル指示計においては、積載物がない場合すなわち無負荷時に荷重ゼロと表示するよう校正するゼロ校正と、入力と出力との関係の傾きを求めるスパン校正を行う必要があり、さらに、ゼロと秤量(スパン)との間で、荷重を正しく表示することを確認する必要がある。たとえば秤量が1000kgのデジタル指示計であれば、ゼロと秤量との間の200kg、400kg、600kg、800kgおよび1000kgの5通りの荷重を正しく表示することを確認する。
このため、従来は、ゼロ校正の際にデジタル指示計を無負荷の状態にし、続いてスパン校正の際にデジタル指示計に秤量の分銅を積載した状態にし、その後、デジタル指示計からすべての分銅を取り除いた後に、再度、200kg、400kg、600kg、800kgおよび1000kgそれぞれの分銅を積載し、各荷重の表示が正しくされることを確認していた。従来、このような重い分銅を何度も積み降ろしする作業が発生し、デジタル指示計の校正作業を行う作業担当者の負担は大きなものであった。
本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、実際に分銅を積み降ろしすることによって校正精度を高めながらも、デジタル指示計の校正作業を行う作業担当者の負担を軽減することができるデジタル指示計の校正方法およびデジタル指示計を提供することを目的とする。
本発明は上記の目的を達成するために、荷重検出部によって検出したデータを所定の演算式に当てはめ、前記荷重検出部に積載された積載物の重量を求めて指示するデジタル指示計に対し、ゼロ校正およびスパン校正を行うデジタル指示計の校正方法において、ゼロ荷重、スパン荷重、およびゼロ荷重とスパン荷重との間の複数の確認点に対応した荷重の分銅を、ゼロ荷重からスパン荷重まで小さな重量から順に積載し、ゼロ荷重時および各分銅積載時の前記荷重検出部の検出データを記憶しておき、ゼロ荷重時およびスパン荷重時の前記荷重検出部の検出データを用いてゼロ校正およびスパン校正を行って前記所定の演算式を求め、該求めた所定の演算式に、前記複数の確認点に対応した荷重の分銅を積載したときの前記荷重検出部の検出データを当てはめ、該複数の確認点での積載物の重量を求めて指示することを特徴とする。
また本発明は、荷重検出部の検出データを所定の演算式に当てはめて前記荷重検出部に積載された積載物の重量を求める制御手段と、前記制御手段によって求めた重量を表示する表示手段とを備えたデジタル指示計において、前記制御手段が、作業担当者から校正の開始を指示されたときに、ゼロ荷重、スパン荷重、およびゼロ荷重とスパン荷重との間の複数の確認点に対応した荷重の分銅を、ゼロ荷重からスパン荷重まで小さな重量から順に作業担当者によって積載されたときの、ゼロ荷重時および各分銅積載時の前記荷重検出部の検出データを記憶し、ゼロ荷重時およびスパン荷重時の前記荷重検出部の検出データを用いてゼロ校正およびスパン校正を行って前記所定の演算式を求め、該求めた所定の演算式に、前記複数の確認点に対応した荷重の分銅を積載したときの前記荷重検出部の検出データを当てはめ、該複数の確認点での積載物の重量を求めて前記表示手段に表示することを特徴とする。
本発明によれば、実際に分銅を積み降ろしすることによって校正精度を高めながらも、デジタル指示計の校正作業を行う作業担当者の負担を軽減することができるデジタル指示計の校正方法およびデジタル指示計を提供することができる。
すなわち本発明によれば、請求項1および請求項2に記載のようにしたので、従来のようにスパン荷重の分銅を積載した後に、その分銅を取り除き、再度スパン荷重の分銅を積載するという作業が必要なくなり、0から順に各確認点の分銅を積載していき、スパン荷重まで一度だけ積載することによって校正作業を完結することができ、作業担当者の負担を軽減することができる。
本発明によるデジタル指示計の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 図1に示したデジタル指示計1の校正方法の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明によるデジタル指示計の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
デジタル指示計1は、荷重検出部10からの電気信号を増幅する増幅器11と、増幅器11からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器12と、A/D変換器12からのデジタル信号に基づいて重量を演算するCPU13と、CPUによる演算で用いるパラメータ等を記憶するメモリであるRAM14と、CPUで求めた重量などの情報を表示する表示部15と、作業担当者が校正開始の指示や数値入力等の入力を行う操作部16と有して構成される。
以下に、デジタル指示計1の校正方法について図2を参照しながら説明する。図2は、図1に示したデジタル指示計1の校正方法の手順を示すフローチャートである。
本実施形態のデジタル指示計1の校正方法では、まず、作業担当者が操作部16から校正作業の開始を操作入力する。これを受けたデジタル指示計1のCPU13では、表示部15での表示により作業担当者に対して秤量の入力を要求する。これに従い、作業担当者は、荷重検出部10の秤量(スパン)すなわち測定可能な最大重量の値aを操作部16から入力する。デジタル指示計1が1000kgまで測定可能なものである場合には、値aとして1000kgを操作部16から入力する(S−01)。CPU13はこの入力された値aをRAM14に記憶する。
続いて作業担当者は、荷重検出部10上の積載物を取り除き、無負荷状態にしたことを操作部16から入力する(S−02)。
これを受けたCPU13は、その時点での荷重検出部10からの電気信号を、AMP11およびA/D変換器12を介して得て、そのデータをゼロ点のADデータd0としてRAM14に記憶する(S−03)。
続いてCPU13は、あらかじめ定めた、ゼロとスパンとの間の確認点の数(この実施形態では5)をカウントするカウンタnをループの初期値である1にする(S−04)。
続いて作業担当者は荷重検出部10上に秤量のn/5の重量(初めはn=1であるので、秤量1000kgの1/5である200kg)の分銅を載せる(本実施形態では、n/5の重量としたが、5等分でなければならないのではなく、そのほかの等分たとえば10等分でも20等分でもよいし、また、必ずしも等分である必要もない。)。なお、分銅は、あらかじめその重量が正確に確認されたものである。作業担当者は、荷重検出部10上にこの分銅を載せ、分銅積載が完了したことを操作部16から入力する(S−05)。
これを受けたCPU13は、その時点での荷重検出部10からの電気信号を、AMP11およびA/D変換器12を介して得て、そのデータをカウンタn(初めはn=1)のときのADデータdn(初めはn=1なのでd1)としてRAM14に記憶する(S−06)。さらに、このADデータdn(初めはn=1なのでd1)を表示部15に表示する(S−07)。
続いてCPU13は、カウンタnが、ゼロとスパンとの間の確認点の数である5に達したかどうかを判定し、n=5でなければ(S−08:No)、ステップ(S−09)に進んでカウンタnをインクリメント(カウンタnに1を加算)するとともに、ステップ(S−05)に戻って処理を繰り返す。
カウンタn=1〜5まで、すなわち、200kg(n=1)、400kg(n=2)、600kg(n=3)、800kg(n=4)および1000kg(n=5)のそれぞれについてADデータ(d1、d2、d3、d4およびd5)を取得して、RAM14に記憶し(S−06)、さらに、このADデータdnを表示部15に表示する処理(S−07)を完了したならば、ステップ(S−8:Yes)からステップ(S−10)へと進む。
ステップ(S−10)では、CPU13は、RAM14に記憶してある、スパンの値a、ゼロ積載時のADデータd0およびスパン積載時のADデータd5を用いて、測定可能範囲内の所定のADデータdxが入力されたときの荷重値yxを求める演算式の係数bを算出する。ここで、係数bは(1)式によって算出される。
b=a/(d5−d0)・・・(1)
CPU13は、(1)式を実行し、係数bを求め、これをRAM14に記憶する(S−10)。また、この係数bを用いた(2)式を、測定可能範囲内の所定のADデータxが入力されたときの荷重値yを求める演算式として決定し、RAM14に記憶する(S−11)。
yx=b×(dx−d0)・・・(2)
最後に、ゼロとスパンとの間の各確認点のそれぞれについてステップ(S−6)で記憶した、ADデータd1、d2、d3、d4およびd5を、ステップ(S−11)で求めた演算式((2)式)のdxに当てはめ、それぞれの荷重値y1、y2、y3、y4およびy5を算出し、この算出結果を表示部15に表示し(S−12)、校正作業を終了する。
1 デジタル指示計
10 荷重検出部
11 増幅器
12 A/D変換器
13 CPU
14 RAM
15 表示部
16 操作部

Claims (2)

  1. 荷重検出部によって検出したデータを所定の演算式に当てはめ、前記荷重検出部に積載された積載物の重量を求めて指示するデジタル指示計に対し、ゼロ校正およびスパン校正を行うデジタル指示計の校正方法において、
    ゼロ荷重、スパン荷重、およびゼロ荷重とスパン荷重との間の複数の確認点に対応した荷重の分銅を、ゼロ荷重からスパン荷重まで小さな重量から順に積載し、ゼロ荷重時および各分銅積載時の前記荷重検出部の検出データを記憶しておき、ゼロ荷重時およびスパン荷重時の前記荷重検出部の検出データを用いてゼロ校正およびスパン校正を行って前記所定の演算式を求め、該求めた所定の演算式に、前記複数の確認点に対応した荷重の分銅を積載したときの前記荷重検出部の検出データを当てはめ、該複数の確認点での積載物の重量を求めて指示する
    ことを特徴とするデジタル指示計の校正方法。
  2. 荷重検出部の検出データを所定の演算式に当てはめて前記荷重検出部に積載された積載物の重量を求める制御手段と、前記制御手段によって求めた重量を表示する表示手段とを備えたデジタル指示計において、
    前記制御手段が、作業担当者から校正の開始を指示されたときに、ゼロ荷重、スパン荷重、およびゼロ荷重とスパン荷重との間の複数の確認点に対応した荷重の分銅を、ゼロ荷重からスパン荷重まで小さな重量から順に作業担当者によって積載されたときの、ゼロ荷重時および各分銅積載時の前記荷重検出部の検出データを記憶し、ゼロ荷重時およびスパン荷重時の前記荷重検出部の検出データを用いてゼロ校正およびスパン校正を行って前記所定の演算式を求め、該求めた所定の演算式に、前記複数の確認点に対応した荷重の分銅を積載したときの前記荷重検出部の検出データを当てはめ、該複数の確認点での積載物の重量を求めて前記表示手段に表示する
    ことを特徴とするデジタル指示計。
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