JP5032956B2 - 電動工具 - Google Patents

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本発明は、少なくとも2つの遊星減速機を備えて減速比の切り替えが可能となっている電動工具に関するものである。
ドリルドライバーのような電動工具においては、高速回転低トルクモードと低速回転高トルクモードの2段変速のものが多数存在している。これはモータと出力軸の間に配した遊星減速機を減速状態にするか、非減速状態とするかによって行っている。
しかし、より幅広い作業領域をカバーするには、減速比の切り替え範囲を大きくしたり、3段以上の多段変速を行うことができるようにしたものが好ましく、この点に対応させたものが特許文献1や特許文献2に示されている。
しかし、前者は3つの遊星減速機のうちの2つが、1つのキャリアと2組のプラネットギアと2つのリングギアより構成されているために全長が大幅に増加したものとなっている。これに対して後者は複数の遊星減速機の各減速状態の切り替えを組み合わせることで、多段の変速を行えるようにしたもので、軸方向全長の増加はさほど大きくはならない。
ところで、後者のように複数遊星減速機を組み合わせて3段以上の変速を行えるようにする場合、ある遊星減速機単体の減速比と、他の遊星減速機単体の減速比とが同じであると、遊星減速機の減速比の切り替えは、減速状態とするか非減速状態(減速比が1の状態)とするかによって行っていることから、得られる変速比が実質的に少なくなってしまう。
このために、各遊星減速機は夫々異なる減速比を持つようにしておかなくてはならないが、この点が次のような制約を招き、その結果、構造的に複雑化を招いたり重量増を招くものとなってしまっている。
すなわち、遊星減速機の減速比は、サンギアの歯数ZsとリングギアZrとの歯数で定まるために、同じモジュールを持たせなくてはならない関係で、サンギアの外径とリングギアの内径も上記減速比で決まってしまうことになる。
ここにおいて、遊星減速機の減速比の切り替え(非減速状態への切り替え)をリングギアがギアケース等に係合して回転不能な状態から、リングギアを軸方向に移動させてプラネットギアを支持しているキャリアに係合させてキャリアと一体に回転する状態とすることで行う時、リングギアの内径にキャリアの外径を合わせる必要がある。
2つの遊星減速機のうちの他方の遊星減速機の減速比の切り替えも、本発明の実施例で示すものと同様に、他方側の遊星減速機のリングギアを上記一方の遊星減速機におけるキャリアに係合させることで行うとすれば、異なる内径となっているはずの2つの遊星減速機のリングギアを単一のキャリアに係合させることになり、例えばキャリア側に2種の係合部を設けなくてはならなくなるし、リングギアを同じ内径として同一部で噛み合わせるようにすると変速比の設定の自由度はどうしても小さくなる。
もちろん、単一のキャリアに異なる遊星減速機の各リングギアを係合させるのではなく、各遊星減速機のリングギアを各遊星減速機のキャリアに夫々係合させるようにすることも可能であるが、リングギアはスライドしてもプラネットギアと噛み合い続けさせるためにリングギアの軸方向寸法を長くしなくてはならず、これはリングギアの重量が大となることを意味する上に、2つのリングギアが共に重くなるために、全体としての重量増が
かなり大きくなる。
特許第3696493号公報 特表2004−526103号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、3段以上の多段変速を得るにあたっての設計上の制約を避けることができて、変速比の設定の自由度が高い電動工具を提供することを課題とするものであり、また、軽量化にも有利な電動工具を提供することを他の課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係る電動工具は、減速用に少なくとも2つの遊星減速機を備えるとともに、2つの遊星減速機の各リングギアを回転不能状態とするか遊星減速機を構成する他部材に連結されて該他部材と一体に回転する状態とするかの切り替えを夫々可能とするとともに、両遊星減速機の上記切り替えの組み合わせで多数段の変速を可能としている電動工具において、2つの遊星減速機のうちの減速比が小さい方の遊星減速機におけるリングギアと相対回転不可で且つ軸方向相対移動可能な切替用部材を設けて、該切替用部材の軸方向移動で上記他部材に係合自在とし、2つの遊星減速機のうちの他方の遊星減速機はそのリングギアを軸方向移動自在として該リングギアを上記他部材に係合自在としていることに特徴を有している。一方のリングギアは軸方向に動かさずに該リングギアと一体に回転する切替用部材を動かすことで減速比の切り替えを行うようにしたものである。なお、ここでいう他部材は後述するように、2つの遊星減速機において夫々存在するものであっても、単一の存在であってもよい。
上記切替用部材は前段側の遊星減速機に設けていることが好ましい。前段側の方が回転が高速でトルクが小さいために、切替用部材を軽量化に有利な合成樹脂製とすることができるからである。
上記他部材が減速比が小さい方の遊星減速機におけるキャリアであり、2つの遊星減速機における各リングギアが共に回転不能な状態と、減速比が小さい方の遊星減速機の切替用部材が該遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転する状態と、他方の遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転する状態とを切替自在としているものや、上記3状態に加えて、減速比が小さい方の遊星減速機の切替用部材が該遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転し且つ他方の遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転する状態に切替自在としているものを好適に用いることができる。
また、上記切替用部材は遊星変速機の軸方向に突出するピンを備えて、該ピンでリングギアと他部材とを連結するものであってもよい。径に関する制約を更に少なくすることができる。
本発明によれば、一方の遊星減速機はそのリングギアの内径とは無関係に減速状態の切り替えを行うことができるものとなるために、上記内径を因子とする設計上の制約を逃れることができるものであり、このために各遊星減速機の減速比の設定の自由度が高いものであり、また、上記制約下にあるものに比して、構造的な複雑化や重量増を避けることが容易なものである。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図1は本発明に係る電動工具の主要部を示しており、半割りのハウジング4の片方をはずした状態で減速機ブロックを断面で示している。ハウジング4内には後方側からモータ9、3段の遊星減速機1,2,3が納められており、ハウジング4の前端部外周には締め付けトルク調整用のハンドル8が配設されており、ハウジング4の先端からはチャックが装着された出力軸7が突出している。図中6はトリガーハンドルであり、該トリガーハンドル6によってスイッチ5の操作がなされる。
上記の3段の遊星減速機1,2,3は、軸方向に直列に配設されたもので、図2にも示すように、第1遊星減速機1はモータ軸10に圧入された第1サンギア11、第1プラネットギア12、第1キャリア13、第1リングギア14とからなり、第1サンギア11と第1リングギア14とに噛み合っている第1プラネットギア12を軸13aで支持している第1キャリア13は、その外周面に第1キャリア係合歯13bを備えている。
また、第1リングギア14の外側に切替用部材であるリング15が配置されている。リング15は軸方向にスライド自在となっているもので、その内周面に形成されたリング内歯15aは第1リングギア14の外周に形成された第1リングギア外歯14aと噛み合っている。
ここで、リング15は、図2に示す位置にある時、後端側の外周面に形成されている歯15bがギアケース24の歯24aと噛み合って回転不能となっているために、この状態では第1リングギア14も回転不能な状態となっている。
第2遊星減速機2は、上記第1キャリア13に一体に形成されている第2サンギア16と、第2プラネットギア17と、第2キャリア18と、第2リングギア19とからなるもので、第2サンギア16と第2リングギア19とに噛み合う第2プラネットギア17は、第2キャリア18に設けた軸18aによって支持されている。また、ここにおける第2リングギア19は、軸方向に可動であって、図2に示すようにギアケース24に設けた歯25aに外周の歯19aが噛み合っている時には回転不能な状態にある。
第3遊星減速機3は、上記第2キャリア18に一体に形成されている第3サンギア20と、第3プラネットギア21と、該第3プラネットギア21を軸22aで支持している第3キャリア22と、第3リングギア23とからなるもので、第3キャリア22から前記出力軸7に出力が伝達される。
ここにおける第3リングギア23は、締め付けトルクの調整のためのボールカムクラッチの構成部材ともなっており、第3リングギア19に加わるトルクが設定値を超えると、第3リングギア23が空転して出力軸7側にトルクが伝わらない構成となっているのであるが、この点については説明を省略する。
図1及び図2に示す状態は、第1〜第3遊星減速機の各リングギア14,18,23が回転不能な状態にあり、このために第1遊星減速機1の減速比を、第2遊星減速機2の減速比を、第3遊星減速機3の減速比をとすれば、モータ9から出力軸7に至るまでの減速は1/3×1/6×1/3=1/54となっている。
今、図2に示す状態からリング15を前方にスライドさせて、リング15とギアケース24との係合を解除するとともに、リング15の内歯15aを図3に示すように第1リングギア14の外歯14aに係合させた状態のままでリング15の内歯15aを第1キャリア13の外周に設けた係合歯13bに係合させたならば、リング15と第1リングギア14と第1キャリア13とが一体に回転することになり、第1遊星減速機1は非減速状態となる。この時、第2遊星減速機2と第3遊星減速機3は共に減速状態を保っているために、トータルの減速は1×1/6×1/3=1/18となる。
一方、図2に示す状態から第2リングギア19を軸方向において後退させることで、図4に示すように、第2リングギア19の外歯19aとギアケース24の歯25aとの係合を解除するとともに、第2リングギア19を第1キャリア13(第2サンギア16)の外周の係合歯13bに係合させたならば、第2リングギア19と第1キャリア13(第2サンギア16)とが一体回転する状態となって、第2遊星変速機2は非減速状態となる。このために、トータルの減速は1/3×1×1/3=1/9となる。
また、図5に示すように、リング15を前進させて第1遊星減速機1を非減速状態とするとともに、第2リングギア19を後退させて第2遊星減速機2を非減速状態とすれば、第3遊星減速機3のみで減速が行われる(厳密には第3遊星減速機3が締め付けトルク調整用クラッチを兼ねているために該クラッチが働いてしまう場合を除く)ことになり、トータルの減速は1×1×1/3=1/3となる。
第1遊星減速機1を減速状態とするか非減速状態とするか、第2遊星減速機2を減速状態とするか非減速状態とするかの組み合わせによって、該電動工具では、総計4通りのトータル減速比を選択することができるものである。
しかも、軸方向において隣接した位置にある遊星減速機1,2が夫々減速を行っている図2に示す状態から、後方側の第1遊星減速機1におけるリング15を前進させて第1キャリア13に係合させて第1遊星減速機1を非減速状態とし、前方側の第2遊星減速機2の第2リングギア19を図2に示す状態から後退させて第1キャリア13に係合させて第2遊星減速機2を非減速状態とするものであるために、上記減速比の切り替えのための可動部材(本例ではリング15と第2リングギア19)は、その切り替えのためのストロークが短くて済むとともに、動作スペースが第1遊星減速機1の外周部分と第2遊星減速機2の外周部分とに納まるものであり、3段以上の減速比切り替えが可能であるにもかかわらず、全長も短くてコンパクトなものである。
しかも、第1キャリア13に第1リングギア14と第2リングギア19の双方を連結するとはいえ、第1リングギア14はリング15を介して連結するものであり、このために第1リングギア14の内径と第2リングギア19の内径の違いが問題を招いてしまうこともない。
また、リング15を第1遊星減速機1側に設けているのは、第2遊星減速機2側よりも第1遊星減速機1の方がモータ9側で高速回転するために、トルクが小さく、リング15を合成樹脂製とすることに困難がなく、軽量化に有利なためである。この点からすれば、第1遊星減速機1の減速比を第2遊星減速機2の減速比よりも小さくしておくことが好ましい。第1リングギア14を径が小さくて軽量化に有利なものとすることができるためであり、また、第1遊星減速機1の全体としての外径を抑えることにも有利なためである。ただし、本発明は、前段側(入力側)に減速比の大きい遊星減速機を、後段側(出力側)に減速比の小さい遊星減速機を配置することを妨げるものではなく、またこのような配置の場合にリング15をどちら側に設けるかについて制限を設けるものでもない。
なお、図示例においては、ギアケース24の外面に配した第1変速ハンドル27に設けられてギアケース24内に突出するピン28がリング15の外周の溝に係合して、第1変速ハンドル27の操作でリング15がスライドし、同じくギアケース24の外面に配した第2変速ハンドル30に設けたピン31が第2リングギア19の外周面の溝に係合して、第2変速ハンドル30の操作で第2リングギア19がスライドするようにしているが、このような構成に限定されるものではなく、上記可動部材を軸方向に動かすことができるものであれば、どのようなものであってもよい。また、単一の変速ハンドルの操作でリング15と第2リングギア19をスライドさせて変速を行うようにすることも可能である。この場合、変速ハンドルはギアケース24を囲む筒状で内周面に第1遊星変速機1の変速用のカムと、第2遊星変速機2の変速用のカムとを設けたものとすればよい。図2において、29,32は上記ピン28,31を夫々遊星減速機1,2,3の軸方向に付勢しているばねである。
図6〜9は図2中のA−A,B−B,C−C,D−Dの各断面を示している。ただし、これらの断面図においては、変速ハンドル27,30は図示しておらず、また遊星減速機1,2,3における各ギアの歯形状は一部省略している。
図10以下に他例を示す。ここでは切替用部材であるリング15として、図14に示すように遊星減速機1の軸方向に突出する多数のピン15d,15eを備えたものを用いており、該リング15のピン15dがギアケース24の孔としての係合部24aに係合し且つピン15eが第1リングギア14の軸方向貫通孔14eに係合することで、第1リングギア14は回転不能状態に保持される。
またリング15を前進させて、ピン15dを係合部24aから抜け出されると同時に、ピン15eが第1リングギア14に加えて第1キャリア13に設けた軸方向孔13eにも係合する時、第1リングギア14と第1キャリア13とが連結されて両者が一体に回転する非減速状態となる。
なお、第2遊星減速機2側については、先の実施例と同じであり、図10は減速比が最も大きい状態、図11は次に減速比が大きい状態、図12はその次に減速比が大きい状態、図13が減速比が最も小さい状態を示している。
上記の各例においては、第1遊星減速機1の第1キャリア13が第1遊星減速機1の減速比の切り替えに用いる部材(本発明における他部材)となっているだけでなく、第2遊星減速機2の減速比の切り替えにも用いられる部材ともなっているが、第2遊星減速機2の減速比の切り替えは第2キャリア18を他部材として用いるものであってもよい。
また、軸方向において直列に並ぶ3段の遊星減速機1,2,3のうちの第1遊星減速機1と第2の遊星減速機2とにおいて、減速比の切り替えを行っているが、第2の遊星減速機2と第3の遊星減速機3とで減速比の切り替えを行ってもよいのはもちろんであり、第1の遊星減速機1と第3の遊星減速器3とで減速比の切り替えを行うものであってもよい。
本発明の実施の形態の一例の破断正面図である。 同上の要部断面図である。 同上の他の減速比の状態の要部断面図である。 同上の更に他の減速比の状態の要部断面図である。 同上の別の減速比の状態の要部断面図である。 図2中のA−A線断面図である。 図2中のB−B線断面図である。 図2中のC−C線断面図である。 図2中のD−D線断面図である。 他例の要部断面図である。 同上の他の減速比の状態の要部断面図である。 同上の更に他の減速比の状態の要部断面図である。 同上の別の減速比の状態の要部断面図である。 同上のリング(切替用部材)の斜視図である。
符号の説明
1 第1遊星歯車減遠機
2 第2遊星歯車減遠機
3 第3遊星歯車減遠機
9 モータ
11 第1サンギア
12 第1プラネットギア
13 第1キャリア
13b 係合歯
14 第1リングギア
14a 第1リングギア外歯
15 リング
16 第2サンギア
17 第2プラネットギア
18 第2キャリア
19 第2リングギア
19a 第2リングギア外歯

Claims (5)

  1. 減速用に少なくとも2つの遊星減速機を備えるとともに、2つの遊星減速機の各リングギアを回転不能状態とするか遊星減速機を構成する他部材に連結されて該他部材と一体に回転する状態とするかの切り替えを夫々可能とするとともに、両遊星減速機の上記切り替えの組み合わせで多数段の変速を可能としている電動工具において、2つの遊星減速機のうちの減速比が小さい方の遊星減速機におけるリングギアと相対回転不可で且つ軸方向相対移動可能な切替用部材を設けて、該切替用部材の軸方向移動で上記他部材に係合自在とし、2つの遊星減速機のうちの他方の遊星減速機はそのリングギアを軸方向移動自在として該リングギアを上記他部材に係合自在としていることを特徴とする電動工具。
  2. 切替用部材は前段側の遊星減速機に設けていることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 切替用部材は遊星変速機の軸方向に突出するピンを備えており、該ピンでリングギアと他部材とを連結するものであることを特徴とする請求項1または2記載の電動工具。
  4. 上記他部材が減速比が小さい方の遊星減速機におけるキャリアであり、2つの遊星減速機における各リングギアが共に回転不能な状態と、減速比が小さい方の遊星減速機の切替用部材が該遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転する状態と、他方の遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転する状態とを切替自在としていることを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  5. 上記3状態に加えて、減速比が小さい方の遊星減速機の切替用部材が該遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転し且つ他方の遊星減速機のリングギアを上記キャリアに連結してこのキャリアと一体に回転する状態に切替自在としていることを特徴とする請求項4記載の電動工具。
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