JP5031298B2 - 簡易鍋 - Google Patents
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Description
従って、内容物を入れた際の安定性及び強度、並びに使用性に優れた簡易鍋を、安価な構成で実現することができる。
また、本実施形態の簡易鍋1は、段差部5と周壁部7との間に補強部6が設けられている。
また、可撓性金属箔シートの大きさとしては、成形品として意図する簡易鍋の大きさに合致した凹形部を形成することができ、さらに、凹形部の周囲に立設状の周壁部が形成されるとともに、該周壁部上に段差部を形成し、意図する深さの鍋を得ることができる程度のサイズを有するシートを適宜選択することができる。
また、可撓性金属箔シートの形状としても、特に限定されず、鍋としての形態が得られる形状のものであれば、円形状、四角形状、或いはその他の多角形状等、多様な形状のものを適宜選択して用いることができる。
本例の簡易鍋1では、40μm厚の四角形状アルミ箔材シートが素材として用いられ、鍋としての形状に成形されてなる。
凹形部2は、図1及び図2に示す例のように、側壁2cに上下方向の折曲部2dが複数形成されてなる構成とすることができる。また、この場合、側壁2cが、折曲部2dで折り曲げられてリブ状に形成されてなる構成とすることが、強度の点から好ましい。また、凹形部2の側壁2cにおける各折曲部2dの間隔をより小さくすれば、特に、底部2a付近の凹形部2の強度を向上させることができる。
底部2aにリブ2bを設けることにより、底部2aの強度が向上することから、簡易鍋1に比較的多量の内容物を収容した際に、底部2aに撓みや変形等が生じるのを抑制することができるとともに、使用者が底部2aに指で触れた際、底部2aが撓むのを抑制することができる。
また、段差部5の径方向の寸法、幅及び面積は、簡易鍋1を載置して用いる各種コンロの寸法形状に合致させ、適宜決定することができる。例えば、コンロ9に載置した際の安定性を考慮した場合、段差部5の径方向の幅寸法を上記寸法とし、コンロ9の上縁部9aへの載置代をこの幅寸法程度とすれば、簡易鍋1を、コンロ9から落下すること無く安定して載置することが可能となる。
周壁部7は、図1及び図2に示す例では、周壁部7上に上下方向に沿った複数の折曲部7aが、それぞれ一定間隔で形成されており、折曲部7aで折り曲げられてリブ状に形成され、襞状の側壁部として形成されている。
また、図1に示す本実施形態の簡易鍋1は、四角形状アルミ箔材シートが素材として用いられているため、周壁部7の上端部8の内の計4箇所(符号D参照)が、上端部8のその他の位置に比べて突出するように形成されている。
これにより、周壁部7の強度を向上させることができ、また、簡易鍋1を成形する際に側壁部7に皺が発生するのを抑制することができることから、美観が向上するとともに、皺の集中によって側壁部7に孔が開くのを抑制することが可能となる。
また、周壁部7は、各折曲部7a間の面を、図1及び図2に示す例のように平面状に構成しても良いし、或いは曲面状に構成しても良い。
本実施形態の簡易鍋1では、補強部6を設けることにより、主として周壁部7を補強することができるとともに、段差部5及び該段差部5と周壁部7との間の強度を向上させることができる。また、簡易鍋1に内容物を収容した際、周壁部7及び段差部5に加わる応力が補強部6によって分散される。
これにより、簡易鍋1の強度及び保形性が向上し、簡易鍋1に比較的多量の内容物を収容した場合であっても、簡易鍋1に撓みや変形が生じるのを抑制することができる。
図3に示す簡易鍋11は、段差部50と周壁部70との間に平面状の補強部61を設けることにより、図1に示す簡易鍋1と同様に、周壁部70や、段差部50及び該段差部50と周壁部70との間の強度を向上させることができ、また、内容物が収容された際に加わる応力が補強部61によって分散される。これにより、図1に示す簡易鍋1と同様の効果が得られる。
図5に示すように、簡易鍋1を使用する際は、まず、簡易鍋1を底部2a側からコンロ9内に挿入し、該コンロ9の上縁部9a上に、段差部5を介して載置して支持させる。なお、コンロ9の底部9bの面上には固形燃料9cが載置されており、また、コンロ9の周壁には切欠き孔9dが設けられている。
そして、上記状態において、簡易鍋1内に、例えば液体を主成分とする図示略の内容物が収容される場合でも、簡易鍋1は、上記構成によって周壁部7や段差部5等が強化されるとともに、周壁部や段差部5に加わる応力が補強部6によって分散されるため、段差部5を介してコンロ9上に安定して載置支持される。これにより、周壁部7、及び段差部5の形状は安定的に維持される。
また、本実施形態の簡易鍋は、図1及び図2において、上述と同様に、折形部3が、凹形部2の側壁2c上に、図示略の重折部、及び/又は、重畳部を生じるように形成された構成としても良く、これにより、凹形部及び簡易鍋全体の強度を向上させることが可能となる。
また、図8及び図9に示す簡易鍋12のように、重折部、及び/又は、重畳部は、複数の段差部が設けられた場合にも、各折形部を重折部、及び/又は、重畳部が生じるように形成することにより、図1及び図2に示す簡易鍋1と同様、強度及び保形性を、より一層向上させることができる。
なお、上述のような重折部及び重畳部の数については、特に限定されず、1以上であれば、特にその数について制限はない。
例えば、図7及び図8に示す簡易鍋12のように、段差部51が設けられるとともに、周壁部70上に段差部51よりも径が大きな段差部52が設けられた構成とすることができる。この場合には、各段差部の径が各種コンロの上縁部の径にそれぞれ対応した大きさであることが好ましい。図示例では、段差部52が、コンロ90の上縁部90aに載置されており、また、段差部51が、コンロ90よりも小径とされたコンロ91(図7の二点鎖線参照)の上縁部91aの径に合致するように形成されている。
従って、内容物を入れた際の安定性及び強度、並びに使用性に優れた簡易鍋を、安価な構成で実現することができる。
また、簡易鍋をコンロの上縁部に載置した際、内容物の重みで段差部及び該段差部に隣接する周壁部に応力が加わって変形が生じ、段差部とコンロ上縁部との係合が外れて簡易鍋が脱落してしまうおそれがあるが、本発明に係る簡易鍋では、補強部を設けた構成とすることによって段差部及び周壁部が変形しないため、簡易鍋が脱落するのを防止できる。
また、本発明に係る簡易鍋の製造は、プレス加工等の方法によって極めて容易且つ迅速に行うことができるため、簡易鍋の使い捨てが可能となる安価な製造コストで、経済的に製造することができる。
また、本発明に係る簡易鍋では、段差部を複数形成し、さらに、周壁部上に多数の折曲部が一定間隔で形成されることにより、強度及び保形性がより一層向上する。
また、本発明に係る簡易鍋は、コンパクトな形態で積み重ねて保存できることから、その取り扱いも容易である。
Claims (4)
- 所定寸法の可撓性金属箔シートの面上中央部分に凹形部が形成され、該凹形部の上方に立設状の周壁部が設けられ、前記凹形部と前記周壁部との間に環状の段差部が周回状に設けられてなる簡易鍋であって、前記凹形部の底部に円心円状に複数のリブが形成され、前記段差部の最小幅が5mm以上であり、前記段差部と前記周壁部との間に下に突型の曲面あるいは平坦な傾斜面からなる前記周壁部補強用の複数の補強部が前記段差部の全周に複数形成され、前記周壁部が折曲部で折り曲げられてリブ状に形成されるとともに、
前記補強部が前記段差部の外周縁に沿って該段差部の外周縁の一部を底辺として外周縁の外方に延出される平面視三角形状に形成され、該平面視三角形状の補強部の頂点位置と底辺両端位置を基にして前記周壁部の折曲部が前記補強部の外方に延出され、これら折曲部間の部分が前記平面視三角形状の補強部の斜辺から該補強部の外方に延出されて壁状の周壁部が形成されていることを特徴とする簡易鍋。 - 前記簡易鍋の全体が1枚の四角形状のアルミ箔シートから成形加工により形成され、前記リブ状の周壁部の全周の上端部のうち、90゜おきの4箇所がその他の上端部よりも突出されたことを特徴とする請求項1に記載の簡易鍋。
- 前記凹型部の側壁が折曲部で折り曲げられてリブ状に形成され、前記リブ状の周壁部における折曲部の間隔が、前記凹型部のリブ状側壁における折曲部の間隔の2〜3倍に形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の簡易鍋。
- 前記折曲部で折り曲げられてリブ状とされた周壁部が凹型部の底部に対して傾斜しつつ拡開するように形成されて略花弁形状に構成されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の簡易鍋。
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