JP5030832B2 - 画像センサ - Google Patents
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Description
これに対し、特許文献2には、監視領域が明るい昼間には色識別も可能なカラー画像を出力し、監視領域が暗い夜間には赤外線画像(以下、IR画像という)を出力して、昼夜を問わず監視領域を撮影できる監視カメラが記載されている。
さらに、監視カメラの撮影環境は、照明状態の変動、太陽の日周変動、雲等による太陽光遮断などによって変動する。このため、監視カメラにおいて、昼間モードと夜間モードの切り替えが頻出すると、この間の画像センサの異常検出に支障をきたす場合がある。
この画像センサは、撮影モードとして昼間モードと夜間モードを備えた監視カメラからの監視画像に基づいて異常を検出することにより、監視対象を24時間監視することを可能にしたものである。また係る画像センサは、特に警備モードを警備セットモードに設定している間は、監視カメラの撮影モードを夜間モードに固定して、撮影環境変動に伴う撮影モードの切り替わりによる監視不能期間が生じることを防止するとともに、安定した監視画像に基づいて異常を検出することを可能としたものである。
警備装置3は、ユーザインターフェースを介して警備モードが変更されると、画像センサ7に対して変更後の警備モードを指定した警備モード設定信号を送信する。
利用者装置6も、いわゆるコンピュータで構成され、通信網4を介して警備装置3と通信するための通信インターフェースと、液晶ディスプレイなどの表示装置と、キーボートやマウスなど、警備装置3を遠隔操作するための操作コマンドを入力するためのユーザインターフェースを備える。そして利用者装置6は、ユーザインターフェースを介して予め登録されている監視対象2を観察する操作がなされると、登録されている監視対象2に設置された警備装置3に対して、現在撮影中の監視画像または録画装置9に記録されている監視画像を利用者装置6に送信することを要求する各種の画像要求信号を送信する。そして警備装置3から監視画像を受信すると、利用者装置6は表示部に要求された監視画像を表示する。
また録画装置9は、HDDなどの磁気ディスク装置、DATなどの磁気テープ、DVD−RAMなどの光記録媒体のように、録画装置9に着脱自在となる記録媒体と、それら記録媒体にアクセスしてデータの読み書きを行う装置で構成される。そして録画装置9は、画像センサ7が撮影した監視画像を、警備装置3から受け取り、撮影時刻と関連付けて記録する。
ここで、昼間モードは、監視領域が十分に明るいときに使用されることを想定した撮影モードである。そこで、デイナイトカメラ部11は、昼間モードでは監視領域を可視光で撮影したカラー画像を監視画像として出力する。一方、夜間モードは、監視領域が暗く、可視光で撮影しても監視領域内の詳細を判別できないときに使用されることを想定した撮影モードである。そのため、デイナイトカメラ部11は、夜間モードでは監視領域を赤外光照明を当てて撮影した画像を監視画像として出力する。
撮像部21で取得された監視画像は、信号処理部12へ送られる。
昼夜判定手段25は、昼間帯か夜間帯かの判定結果を撮影モード切替手段26へ通知する。
撮影モード切替手段26は、現在の撮影モード及び夜間モードに固定設定されているかについて制御部24を構成するRAMに記憶する。また撮影モード切替手段26は、設定した撮影モードを撮影制御手段27へ通知する。さらに撮影モード切替手段26は、撮影モードが変更されたときには、変更後の撮影モードを信号処理部12へ通知する。
まず、制御部24の撮影モード切替手段26は、信号処理部12から受信し、制御部24を構成するRAMに記憶された撮影モード設定信号を参照して、撮影モードが夜間モードに固定されているか否か調べる(ステップS110)。そして夜間モードに固定されている場合、制御部24の撮影制御手段27は、撮像部21に、夜間モードで撮影を行わせ、近赤外光に感度を持つモノクロの監視画像を取得する(ステップS120)。
また撮影モード管理手段32は、デイナイトカメラ部11について設定されている撮影モードが切り替わる度に、その撮影モードをデイナイトカメラ部11から取得し、信号処理部12を構成するRAMに記憶して管理する。そして撮影モード管理手段32は、撮影モードが切り替わる度に、画像処理手段33を制御して、監視画像からの異常検出を行うための基準となる基準画像を作成させる。そして撮影モード管理手段32は、新たに作成された基準画像を画像記憶部13に記憶する。
さらに、画像処理手段33は、異常検出の際に異常判定手段34で使用される基準画像として、それら10枚の基準画像の各対応画素の輝度値を平均化した標準画像を作成する。
なお、異常判定手段34は、警備モードが警備解除モードである場合には、上記のように、利用者など異常検出の対象外の人物が監視領域内に存在することが想定されるので、監視領域内への侵入者を検出しない。
まず、信号処理部12の警備モード管理手段31は、警備装置3から警備モード設定信号を受信すると、現在設定されている警備モードから別の警備モードへの移行が生じるか否か判定する(ステップS210)。警備モードの移行が生じない場合、信号処理部12は制御をステップS260へ移行し、撮影モードの変更が発生しているか否か判定する。
以上のように、本発明の範囲内で、実施される形態に合わせて様々な変更を行うことができる。
2 監視対象
3 警備装置
4 通信網
5 警備センタ装置
6 利用者装置
7 画像センサ
8 センサ
9 録画装置
11 デイナイトカメラ部
12 信号処理部
13 画像記憶部
14 画像出力部
15 通信部
21 撮像部
22 照度センサ
23 赤外光照明
24 制御部
25 昼夜判定手段
26 撮影モード切替手段
27 撮影制御手段
31 警備モード管理手段
32 撮影モード管理手段
33 画像処理手段
34 異常判定手段
35 制御手段
Claims (3)
- 撮影環境に応じて撮影モードである昼間モードと夜間モードを自動的に切り替えて撮影するカメラ部と、前記カメラ部で撮影された画像に基づいて異常を検出する信号処理部とを有する画像センサであって、
前記カメラ部は、
撮影環境の明るさに応じて、前記昼間モードと前記夜間モードを切り替える撮影モード切替手段を有し、
前記信号処理部は、
前記カメラ部から入力される画像から異常を検出する異常判定手段と、
前記画像センサの警備モードが、警備セットモードか警備解除モードかを判定する警備モード管理手段と、
前記警備モード管理手段が前記警備モードは前記警備セットモードであると判定すると前記カメラ部の撮影モードを前記夜間モードに固定するよう制御し、前記警備モードが前記警備解除モードになると前記夜間モードの固定を解除する撮影モード管理手段とを有し、
前記撮影モード切替手段は、前記撮影モード管理手段から、前記夜間モードに固定する旨の設定信号を受信すると、撮影モードを強制的に前記夜間モードに設定する、
ことを特徴とする画像センサ。 - 異常判定の基準となる少なくとも一枚の基準画像を記憶する記憶部と、
前記撮影モード管理手段が前記撮影モードを前記夜間モードに固定すると、前記カメラ部から入力される画像から新規な基準画像を取得して、前記記憶部に記憶された基準画像を当該新規な基準画像に更新する基準画像作成手段とをさらに有し、
前記異常判定手段は、前記カメラ部から入力される画像と前記基準画像の対応画素間の輝度差から異常を検出する、
請求項1に記載の画像センサ。 - 前記カメラ部は、前記昼間モードでは赤外線をカットしたカラー画像を出力し、前記夜間モードでは赤外線をカットしない画像を出力する、請求項1または2に記載の画像センサ。
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JP2008084814A JP5030832B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | 画像センサ |
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Family Applications (1)
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