JP5030763B2 - ゴムの押出方法 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の開口形状を有する押出ヘッド、相互に噛合して回転する一対の後段ギアよりなるゴム吐出ユニット、これらの後段ギアの一方に噛合する前段ギアと、この前段ギアおよび他方の後段ギアの両方にそれぞれ隙間を挟んで対向し前段ギアと反対向きに回転するフラットロールとよりなるゴム可塑化ユニット、および、隙間を挟んで相互に対向し逆方向に回転する一対のフィードロールよりなるゴム供給ユニットで構成されたゴム押出装置を用いて、前記ゴム供給ユニットから供給されたゴムを前記ゴム可塑化ユニットで可塑化したあとゴム吐出ユニットから押出ヘッドを通過させて押し出す方法に関し、特に、ゴム吐出量を安定化させ、ゴム押出し量を増大させることのできることができるものに関する。
ゴム部材を、既に形成済みのタイヤ構成部材の外側に貼り付けるに際し、一定の断面を有する連続したゴムリボンを複数回巻回して所定の断面形状に仕上げる方法が用いられており、また、このようなゴムリボンを連続して押し出すゴム押出装置としては、相互に噛合して回転する一対のギアよりなりゴム吐出ユニットが知られている。
そして、このようなゴム吐出ユニットへのゴムの供給に関しては、従来から、スクリューでゴムを可塑化しながら押し出す手段が用いられているが、このようなスクリューによる供給方法は、ゴム材料が変動したり温度が変動したりするとゴムの粘弾性特性が変化し、その結果、スクリューからゴム吐出ユニットへ供給するゴムの量が変動してしまい、それに伴ってゴム吐出ユニットから吐出されるゴムの吐出量が一定ではなくなってしまう。このことは、ゴム吐出ユニットから押し出されるゴムリボンの断面が変化し均一な断面のゴム部材を形成することができなくなるという問題を招くことになる。
一方、フィードロールを用いてゴムを供給する方法も知られているが、フィードロールは、ゴムを可塑化する能力が低いため、フィードロールに供給するゴム材料の特性変動が直接影響してフィードロールからゴム吐出ユニットへのゴムの供給量が変化し、この場合も、ゴム吐出ユニットから吐出されるゴムの吐出量が一定ではなくなってしまう。
そこで、相互に噛合して回転する一対の後段ギアよりなるゴム吐出ユニットと、隙間を挟んで相互に対向し逆方向に回転する一対のフィードロールよりなるゴム供給ユニットとの間に、それらの後段ギアの一方に噛合する前段ギアと、この前段ギアおよび他方の後段ギアの両方にそれぞれ隙間を挟んで対向し前段ギアと反対向きに回転するフラットロールとよりなるゴム可塑化ユニットを設けて構成されたゴム押出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平5−338411号公報
しかしながら、このような構成によっても、押出ヘッドから押し出されるゴムの量、および、量の安定度は未だ十分なものではなかった。発明者は、上記構成の押出装置における量の不安定債の要因を鋭意調査してきた結果、ゴム供給ユニットから前記可塑化ユニットに供給されるゴムの充填率、すなわち、密度が変化することによって問題が発生することを突き止め、本発明を考案するに至った。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、前記構成のゴム押出装置を用いてゴムを押し出すに際し、ゴム吐出量を安定化させ、そのことによって、押出し量を増大させることのできるゴム押出方法を提案することを目的とする。
本発明は、所定の開口形状を有する押出ヘッド、相互に噛合して回転する一対の後段ギアよりなるゴム吐出ユニット、これらの後段ギアの一方に噛合する前段ギアと、この前段ギアおよび他方の後段ギアの両方にそれぞれ隙間を挟んで対向し前段ギアと反対向きに回転するフラットロールとよりなるゴム可塑化ユニット、および、隙間を挟んで相互に対向し逆方向に回転する一対のフィードロールよりなるゴム供給ユニットで構成されたゴム押出装置を用いて、前記ゴム供給ユニットから供給されたゴムを、前記ゴム可塑化ユニットで可塑化したあとゴム吐出ユニットから押出ヘッドを通過させて押し出すに際し、
ゴム吐出ユニットとゴム可塑化ユニットとの駆動の開始を、前記ゴム供給ユニットの駆動の開始よりあとに行うことを特徴とするゴムの押出方法である。
本発明は、好ましくは、前記後段ギアの回転数に応じて前記フィードロールの回転数を制御し、もしくは、前記ゴム供給ユニットから前記ゴム可塑化ユニットに供給されるゴムの圧力が一定となるよう前記フィードロールの回転数を制御するものである。
本発明によれば、ゴム吐出ユニットとゴム可塑化ユニットとの駆動の開始を、前記ゴム供給ユニットの駆動の開始よりあとに行うので、間欠押出プロセスにおけるゴム可塑化ユニットの立ち上がり時の、前記可塑化ユニットに供給されるゴムの充填率の低下を防止し、その結果、吐出量を増大させるともにその精度を向上させることができる。
さらに、本発明は、ゴム可塑化ユニットの定常作動において、前記後段ギアの回転数に応じて前記フィードロールの回転数を制御することにより、定常作動での前記可塑化ユニットに供給されるゴムの充填率を均一にすることができ、その結果、吐出量の精度をさらに向上させることができ、また、前記ゴム供給ユニットから前記ゴム可塑化ユニットに供給されるゴムの圧力が一定となるよう前記フィードロールの回転数を制御することによっても同様の効果を得ることができる。
本発明のゴム押出方法において用いるゴム押出装置について、まず、説明する。図1は、本発明に係る実施形態のゴム押出装置を示す断面図であり、ゴム押出装置1は、ゴムGを吐出する押出ヘッド3と、相互に噛合して回転する一対の後段ギア11、12よりなり、ゴムGを押出ヘッド3に吐出するゴム吐出ユニット10、後段ギア11、12の一方11に噛合する前段ギア21Aと、前段ギア21Aおよび他方の後段ギア12の両方にそれぞれ隙間23を挟んで対向し前段ギア21Aと反対向きに回転するフラットロール22Aとよりなるゴム可塑化ユニット20、および、隙間33を挟んで相互に対向して逆方向に回転する一対のフィードロール31、32よりなるゴム供給ユニット30を具えて構成される。
ここで、後段ギア11、12、前段ギア21A、フラットロール22A、フィードロール31、32は、温調されたケーシング2内に配置される。
図2は、この装置1を、図1に示す平面と平行な別の平面に対応する断面図であり、この断面において、ゴム可塑化ユニット20を構成する前段ギア21Bは、他方の後段ギア12に噛合し、フラットロール22Bは、前段ギア21Bおよび一方の後段ギア11の両方にそれぞれ隙間23を挟んで対向して配置され前段ギア21Bと反対向きに回転するよう構成されている。
図3は、ゴム吐出ユニット10を構成する後段ギア11、12を示す正面図(図1のA−A矢視に対応)であり、これらのギア11、12はダブルヘリカルギア(山歯歯車)の歯形形状をなすのが好ましく、ヘリカルにすることによってゴムを連続的に吐出することができ、押出ヘッド3から吐出されるゴムリボンRの、長さ方向の質量の脈動を抑え、また、歯をダブルにすることによってゴムを左右対称に流し、ゴムリボンRの幅方向の均一性を保持させることができる。
図4は、ゴム可塑化ユニット20を示す正面図(図1のB−B矢視に対応)であり、また、図5は、図1のC−C矢視に対応するギアの正面図であり、ゴム可塑化ユニット20は一対の平行な軸25、26に、後段ギア11、12の半分の幅でヘリカルギア(はす歯歯車)の歯形を有する前段ギア21A、21Bと、後段ギア11、12の半分の幅で周面に歯が設けられていないフラットロール22A、22Bとを取り付けてなり、軸25には、前段ギア21Aとフラットロール22Bとが軸方向に並べて取り付けられ、軸26には、前段ギア21Bとフラットロール21Aとが、同様に軸方向に並べて取り付けられ、前段ギア21Aとフラットロール22Aとが対向し、前段ギア21Bとフラットロール22Bとが対向するよう配置され、また、前段ギア21Aは後段ギア11に、前段ギア21Bは後段ギア12に、それぞれ噛合するよう配置される。
なお、図1は、図5のD−D矢視に対応する断面、そして、図2は、図5のE−E矢視に対応する断面を表す。
このように構成されたゴム押出装置1において、例えばゴムリボンRを押し出すには、まず、ゴム材料Mをゴム供給ユニット30の入り口、すなわち、フィードロール31、32間にゴム材料Mを供給してバンク42を形成するとともに、フィードロール31、32を回転してゴム供給ユニット30からゴム材料Mを、ゴム供給ユニット30とゴム可塑化ユニット20との間に位置する第一のチャンバ43に供給しここにゴム材料Mを充填する。
このとき、バンク42のゴム材料Mが減少すれば自動的にゴム材料Mを補給してバンク42の量が一定となるよう制御を行う。
次いで、第一チャンバ43のゴム材料Mの充填率が所定の値Yとなった時点で、ゴム可塑化ユニット20とゴム吐出ユニット10とを駆動してゴムを押出ヘッド3から連続的に押し出す。この連続吐出工程においては、第1チャンバ43のゴムの充填率が前記所定の値Yに保たれるようゴム供給ユニット30からゴム材料Mを供給する。
第一チャンバ43のゴム材料Mを押出ヘッド3から連続的に押し出す際の、ゴム吐出ユニット10およびゴム可塑化ユニット20の作用は以下の通りである。
ゴム吐出ユニット10を構成する後段ギア11、12は、図6に示すように、ギア11、12の噛合点18の近傍を表す詳細図で示すように、第三のチャンバ45内で相互の歯15が接近し、これらの歯15が噛み合う噛合点18を過ぎたあと、第二のチャンバ44内で相互の歯15が離隔するよう回転するので、第二のチャンバ44のゴムGは、噛合点18を過ぎて空になった、後段ギア11、12それぞれの相互に隣接する歯15と歯15との間の歯間空間16に収容されてケーシング内面2aに近づく方向に運ばれる。
しかし、ギア11の、ギア21Aと噛合する半幅側の歯間空間16に収容されたゴムGは、ギア11とギア21Aとの噛合点28よりは先には進むことができず、同様に、ギア12の、ギア21Bと噛合する半幅側の歯間空間16に収容されたゴムGは、ギア12のギア21Bとの噛合点よりは先には進むことができず、これらのギア11、12の歯間空間16に収容されたゴムGのうち、これらのギア11、12の、フラットロール22A、22Bに対向する半幅側(図1の、ギア12のフラットロール22Aに対向する半幅側、および、図2の、ギア11のフラットロール22Bに対向する半幅側)に収容されたものだけが、ケーシング内面2aとの間の空間35、36を通過して第三のチャンバ45に搬送されることとなる。
このように、第二のチャンバ44内でゴムGは複雑な流れを形成するので可塑化され、また、一部のゴムGは、フラットロール22A、22Bとケーシング内面2aとの間の空間をフラットロール22A、22Bの回転に合わせて移動するが、このときケーシング内面2aとの間の摩擦により可塑化される。可塑化ユニット20は、このようにして、ゴム材料Mを可塑化することができる。
ここで、押出ヘッド3から押し出されるゴム量の変動を抑え高精度の押出を行うためには、第一チャンバ43のゴム材料Mの充填率をいつも高い所定の値Yとなるようにすることが重要である。
これを実現するための第1の要件は、ゴム可塑化ユニット20の駆動を開始したその時点から、第一チャンバ43のゴム材料Mの充填率がすでに所定の値Yとなっている必要があり、このため、本発明は、ゴム吐出ユニット10とゴム可塑化ユニット20との駆動の開始に先立って、ゴム供給ユニット30を駆動させ第一チャンバ43のゴム材料Mの充填率を所定の値Yまで高めたあと、ゴム可塑化ユニット20を駆動するものであり、このことによって、ゴム可塑化ユニット20並びにゴム吐出ユニット10の立ち上がり時のゴム吐出量を均一化することができる。
もし、ゴム吐出ユニット10とゴム可塑化ユニット20との駆動を、ゴム供給ユニット30の駆動と同時に行った場合には、間欠押出の終了後、第一チャンバ43では、ゴム材料Mがゴム供給ユニット30側に戻ってその圧力が低下してしまい、ゴム供給ユニット30の駆動と同時に駆動開始されるゴム可塑化ユニット20には充填率の低いゴム材料Mが供給され、その結果、間欠押出の立ち上がり時における吐出量が低下し、吐出量の不安定を招いてしまう。
この第1の要件は、タイヤ成型ドラム上にトレッドゴム等のゴム部材形成用ゴムリボンを巻回する場合のように、間欠的にゴムを押し出す際に特に重要なものであり、この場合、ゴム吐出ユニット10とゴム可塑化ユニット20との立ち上がりが頻繁に発生するからである。
さらに、第2の要件として、ゴム可塑化ユニット20並びにゴム吐出ユニット10が立ち上がったあと、定常状態で押出を行っている間も、第一チャンバ43のゴム材料Mの充填率を所定の値Yに保つことが好ましい。
第2の要件に対する方策の一つは、ゴム供給ユニット30のフィードロール31、32の回転数を、後段ギア11、12の回転数に応じて制御することであり、特に、これらの回転数の比率が一となるよう制御するのがよく、例えば、フィードロール31、32を後段ギア11、12の1.2倍の回転数で回転させ、第1チェンバ43にゴム材料Mを押し込むようにしておけばよい。
そして、この中には、後段ギア11、12の定常状態における回転数を一定にしてゴム押出装置1を作動させる場合には、フィードロール31、32の定常状態における回転数を後段ギア11、12の回転数に対して予め定められた回転数にセットすることも含む。
第2の要件に対する他の方策として、第一チャンバ43に圧力センサ4を設置しそこでの圧力が一定となるように制御することもできる。
具体的には、予め実験を行い、第一チャンバ43内の検出圧力に対して、ゴム材料Mの密度(充填度)を一定にするのに最適なフィードロール31、32の回転数を求め、この検出圧力と、フィードロール回転数とを対比したグラフ(実際にはデジタル的に表現できるテーブル)を作成しておく。そして、実際の制御にあたっては、ROM等に記憶された前記テーブルをメモリ上に配置して、入力した圧力値に応じて、メモリ上の対応するフィードロール回転数の出力値をリアルタイムで読み出し、この出力値をゴム供給ユニット30に出力し、その回転数でフィードロール31、32を回転するようゴム供給ユニット30に指令すればよい。この場合、ゴム供給ユニット30のフィードロール31、32の駆動は、それらの回転数を可変に制御できるよう、サーボモータ等によって駆動する必要がある。
このとき、ゴム供給ユニット30のフィードロール31、32を駆動するに際しての加減速特性も考慮することにより、より正確な制御を行うことができる。
ゴム可塑化ユニット20と、ゴム可塑化ユニット20と同時にもしくはこれに先だって駆動されるゴム供給ユニット30との駆動開始の時間差t(sec)、および、ゴム供給ユニット30のフィードローラ31、32の回転数ω(rpm)を変えて、間欠押出の開始から停止までの間の吐出量の時間変化を測定し、その結果を、平均吐出量μ(cm3/min)、吐出効率(平均実吐出量/理論吐出量)、吐出バラツキ(吐出量の標準偏差σ/平均吐出量μ)、吐出量レンジ(最大吐出量−最小吐出量:cm3/min)で表した。
また、前記駆動開始の時間差tは、0secと3secとの2水準とし、フィードローラ回転数ωは、300 rpmと600 rpm との2水準とし、これらの条件を組み合わせて、図7に、フィードローラ31.32の回転数の時間変化をグラフで示すような、比較例、実施例1および実施例2の3種類の押出方法を試行した。これらの条件および結果を表1に示す。
そして、間欠押出の押出継続時間は1.5分、押出ヘッドの口金のサイズは30mmx2.5mmの長方形とした。
Figure 0005030763
本発明に係る実施形態のゴム押出装置の断面図である。 別の断面におけるゴム押出装置を示す部分断面図である。 前段ギアを示す正面図である。 後段ギアおよびフラットロールを示す正面図である。 図1のC−C矢視に対応する断面図である。 後段ギアの噛合点近傍を表す詳細図である。 フィードローラの回転数の時間変化を模式的に表すグラフである。
符号の説明
1 ゴム押出装置
2 ケーシング
3 押出ヘッド
4 圧力センサ
10 ゴム吐出ユニット
11、12 後段ギア
16 歯間空間
18 後段ギア相互の噛合点
20 ゴム可塑化ユニット
21A、21B 前段ギア
22A、22B フラットロール
23 隙間
25、26 可塑化ユニットの軸
28、29 前段ギアと後段ギアとの噛合点
30 ゴム供給ユニット
31、32 フィードロール
35、36 ケーシング内面との間の空間
42 バンク
43 第一のチャンバ
44 第二のチャンバ
45 第三のチャンバ
G ゴム
M ゴム材料
R ゴムリボン

Claims (3)

  1. 所定の開口形状を有する押出ヘッド、相互に噛合して回転する一対の後段ギアよりなるゴム吐出ユニット、これらの後段ギアの一方に噛合する前段ギアと、この前段ギアおよび他方の後段ギアの両方にそれぞれ隙間を挟んで対向し前段ギアと反対向きに回転するフラットロールとよりなるゴム可塑化ユニット、および、隙間を挟んで相互に対向し逆方向に回転する一対のフィードロールよりなるゴム供給ユニットで構成されたゴム押出装置を用いて、前記ゴム供給ユニットから供給されたゴムを、前記ゴム可塑化ユニットで可塑化したあとゴム吐出ユニットから押出ヘッドを通過させて押し出すに際し、
    ゴム吐出ユニットとゴム可塑化ユニットとの駆動の開始を、前記ゴム供給ユニットの駆動の開始よりあとに行うことを特徴とするゴムの押出方法。
  2. 前記後段ギアの回転数に応じて前記フィードロールの回転数を制御する請求項1に記載のゴムの押出方法。
  3. 前記ゴム供給ユニットから前記ゴム可塑化ユニットに供給されるゴムの圧力が一定となるよう前記フィードロールの回転数を制御する請求項1に記載のゴムの押出方法。
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