JP5030705B2 - サンルーフ用のケーブルガイドパイプ取付装置 - Google Patents
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Description
フレーム3の駆動ケーブル7が横断する部位の雨樋部5の前縁上面には、車幅方向に沿って上方に向けて立ち上がる左右の差込片14,14が形成され、左右の差込片14,14の間には駆動ケーブル7の径よりも少し大きな間隔15が形成されている(図2参照)。左右の差込片14,14の前方には、前方に向けて突出したガイドパイプ端受部11が設けられ、ガイドパイプ端受部11の上面には、車両の前後方向に沿って上方に開放した凹部11aが形成され、凹部11aにはケーブルガイドパイプ8の端部に形成された鍔部9の下半部分に嵌合する半環状の下側凹溝17が形成されている(図2参照)。ガイドパイプ端受部11の左右の側面の基端寄りの上部には、パイプホルダ12を係止するための係止爪16がそれぞれ設けられている(図2参照)。なお、係止爪16は、上方から下方に向けて外側方に傾斜するテーパ面を有している。なお、ガイドパイプ端受部11及び左右の差込片14,14は樹脂成形によりフレーム3と一体に形成されている。
図5は、ケーブルガイドパイプ取付装置10のパイプホルダ12の斜視図である。パイプホルダ12は合成樹脂成形により製作される。パイプホルダ12の前部には、ケーブルガイドパイプ8の端部を上方から覆うと共に、ガイドパイプ端受部11に凹凸係合されるガイドパイプ端覆い部18が設けられている。なお、正面視において逆U字形状をなしている。
図6は連結部材13の斜視図である。連結部材13は、概略として、後部がガイドレール4の前端に取り付けられ、前部に上方からパイプホルダ12に設けられた連結用フランジ部22に挿入嵌合される連結用凹溝31と、前後方向に沿って駆動ケーブル7を挿通させるケーブル挿通孔32とを一体に備える。
図7はガイドレール4の前端部分を示す正面図である。ガイドレール4の車体の前後方向に沿って長尺な底壁40の内側縁には、上方に向って側壁41が形成されると共に、ガイドレール5の底壁40の内側縁と外側縁との間の中央付近には上方に向って仕切り壁42が形成されている。また、ガイドレール5の底壁40の仕切り壁42の内側には上方に向って立ち上がった立上り壁43が形成され、仕切り壁42と立上り壁43との間に駆動ケーブル7が案内されるケーブルガイド溝44が形成されている。
各部材をフレームに対して組付ける前に、予め連結部材13をガイドレール4の前端に取り付けておく。図8はガイドレール4への連結部材13の取り付けを示す平面図である。ガイドレール4の中央部に開口した連結部材挿入溝48に連結部材13の挿入突部35を側方から合わせると共にガイドレール4の中央部に開放した切欠部49に連結部材13の突条部36を合わせ、連結部材13をガイドレール4に対して内側から外側に向けてスライドさせる。この時に、連結部材13の屈曲規制片37がガイドレール4の仕切り壁42の端面に当接して内側に向けて弾性変形する。
まず、フレーム3の前端部に形成されたガイドパイプ端受部11の半環状の下側凹溝17に、ケーブルガイドパイプ8の端部に形成された鍔部9の下半部分を嵌合させ、ケーブルガイドパイプ8を仮固定する。次に、フレーム3の前部の左右の差込片14,14の間隔15に上方からパイプホルダ12を配置させ、パイプホルダ12の両側に形成されている前方連結用溝19,19に左右の差込片14,14を合わせ、上方から下方に向けてパイプホルダ12を押し込み、フレーム3の左右の差込片14,14をパイプホルダ12の両側の前方連結用溝19,19に差し込む。
ガイドレール4に取り付けた連結部材13をパイプホルダ12の後端部に対してガイドレール4と共に上方から組付ける。パイプホルダ12の上方から、ガイドレール4に取り付けられた連結部材13の連結用凹溝31をパイプホルダ12の後部に設けられた連結用フランジ部22に合わせると共に、連結部材13の係合凸片34をパイプホルダ12の後部に設けられた後方連結用溝30に合わせ、パイプホルダ12に対して連結部材13を下方に向けて押し込む。パイプホルダの連結用フランジ部22に連結部材13の連結用凹溝31が挿入嵌合され、かつパイプホルダ12の後方連結用溝30に連結部材13の係合凸片34が挿入嵌合される。パイプホルダ12の連結用フランジ部22の後端壁22aと連結部材13の接合凹部33の前面とが接合すると共にケーブルガイド孔21とケーブル挿通孔32とが合致する。
ケーブルガイドパイプ8の端部に対しては、パイプホルダ12のガイドパイプ端覆い部18によってケーブルガイドパイプ8の端部を上方から覆うことで、水が掛かることを防止する。また、パイプホルダ12に形成されている前方連結用溝19,19によって差込片14,14と連結しているので、パイプホルダ12上に落下する水は前方連結用溝19,19によって止水され下方の雨樋部5にそって排水される。
図3において、可動リッド2は、透明又は半透明の素材(例えば、ガラス素材)より成り、その側縁前後部の下面に従来公知のチルト機構62が組み込まれており、チルト機構62がガイドレール4のレール溝45,46(図7参照)に摺動自在に係合されているスライダ62に結合されている。スライダ62には、ガイドレール4のケーブルガイド溝44を通り、正逆運転可能なモータにより駆動される駆動装置6によって牽引・押圧される駆動ケーブル7が連結されている。
2 可動リッド
3 フレーム
4 ガイドレール
5 雨樋部
6 駆動装置
7 駆動ケーブル
8 ケーブルガイドパイプ
8′ ケーブルガイドパイプ
9 鍔部
10 ケーブルガイドパイプ取付装置
11 ガイドパイプ端受部
11a 凹部
12 パイプホルダ
13 連結部材
14 差込片
15 間隔
16 係止爪
17 下側凹溝
18 ガイドパイプ端覆い部
19 前方連結用溝(連結用溝)
20 ケーブルカバー部
21 ケーブルガイド孔
22 連結用フランジ部
22a 後端壁
23 凹部
24 上側凹溝
25 突条
26 挟持片
27 係止孔
28 凹状部
29 凹凸条
30 後方連結用溝
31 連結用凹溝
32 ケーブル挿通孔
33 接合凹部
34 係合凸片
35 挿入突部
36 突条部
37 屈曲規制片
40 底壁
41 側壁
42 仕切り壁
43 立上り壁
44 ケーブルガイド溝
45 レール溝
46 レール溝
47 案内溝
48 連結部材挿入溝
49 切欠部
50 防水壁
51 サイド雨樋
52 取付片
59 センタトラバーサ
60 ドレインパイプ
61 チルト機構
62 スライダ
Claims (5)
- 車両のルーフ開口部を開閉する可動リッドと、前記ルーフ開口部の前縁部に沿って配置されるフレームと、前記ルーフ開口部の両側縁に対して車両の前後方向に沿って配置されると共に前部が前記フレームに結合されるガイドレールと、前記ガイドレールに設けられたケーブルガイド溝に沿って駆動装置によって牽引移動される駆動ケーブルと、前記駆動ケーブルを前記駆動装置へ誘導するケーブルガイドパイプとを備え、前記駆動ケーブルの移動に伴って前記可動リッドを開閉するサンルーフ装置と、
前記ルーフ開口部の前縁部に沿って車幅方向に配置される雨樋とを有し、
前記ケーブルガイドパイプの端部と前記ケーブルガイド溝の前端部との間を、前記ケーブルガイド溝の中心軸線上に連結するサンルーフ用のケーブルガイドパイプ取付装置において、
前記フレームは、前記雨樋と、前記雨樋の前方に前記ケーブルガイドパイプの端部を下方から支持するガイドパイプ端受部と、前記雨樋の前縁上面に車幅方向に沿って上方に向けて立ち上がる左右の差込片とが樹脂成形により一体に形成され、
前記ケーブルガイドパイプの端部を上方から覆うと共に、前記ガイドパイプ端受部に凹凸係合されるガイドパイプ端覆い部と、前記左右の差込片に上方から挿入される上下方向に沿った連結用溝と、前記連結用溝から後方部分において前記雨樋の上方を横断して前記駆動ケーブルを案内する長手方向に沿って形成されたケーブルガイド孔を備えたケーブルカバー部と、前記ケーブルカバー部の後部に、左右の両側面及び上面に連続して突出した連結用フランジ部とを一体に備えたパイプホルダと、
後部が前記ガイドレールの前端に取り付けられ、前部に上方から前記連結用フランジ部に挿入嵌合される連結用凹溝と、前後方向に沿って前記駆動ケーブルを挿通させるケーブル挿通孔とを一体に備えた連結部材と、を有することを特徴とするサンルーフ用のケーブルガイドパイプ取付装置。 - 前記ケーブルガイドパイプの端部に鍔部が形成され、前記ガイドパイプ端受部の上面に、前記鍔部の下半部分に嵌合する上側凹溝が設けられる一方、前記ガイドパイプ端覆い部の下面に、前記鍔部の上半部分に嵌合する下側凹溝が設けられ、前記ケーブルガイドパイプの鍔部の下半部分が前記下側凹溝に嵌合されると共に、前記ケーブルガイドパイプの鍔部の上半部分が前記上側凹溝に嵌合され、前記ケーブルガイドパイプが前後方向に抜け止めされることを特徴とする請求項1に記載のサンルーフ用のケーブルガイドパイプ取付装置。
- 前記ガイドパイプ端受部と前記ガイドパイプ端覆い部との前記凹凸係合は、前記ガイドパイプ端受部及び前記ガイドパイプ端覆い部のうちの一方に設けられた係止爪と、残る他方に設けられた前記係止爪が係合する係止孔とにより構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のサンルーフ用のケーブルガイドパイプ取付装置。
- 前記連結部材に、前記連結用凹溝の前壁を形成する部分の全域に亘って前記連結用凹溝に沿う係合凸片が設けられ、前記ケーブルカバー部の前記連結用フランジ部の基部の全域に沿って、前記係合凸片が挿入嵌合される後方連結用溝が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れか1つに記載のサンルーフ用のケーブルガイドパイプ取付装置。
- 前記ケーブルカバー部の上部は、前部及び後部に対して中間部がなだらかに凹となる凹状部が形成され、前記凹状部の上面に波状の凹凸条が長手方向に直交する方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のうちの何れか1つに記載のサンルーフ用のケーブルガイドパイプ取付装置。
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