JP5029627B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
前記筒内から内燃機関の潤滑油中に混入した燃料を、パージガスとして吸気系に還流させるパージ手段と、
前記潤滑油が燃料により希釈された割合であるオイル希釈率を、内燃機関の運転状態に基いて取得するオイル希釈率取得手段と、
内燃機関の吸気負圧が減少する運転を行うときに、前記パージガスの還流により生じる空燃比の乱れが許容範囲に収まるか否かを、少なくとも前記オイル希釈率に基いて判定する空燃比判定手段と、
前記空燃比判定手段により前記空燃比の乱れが許容範囲から外れると判定されたときに、前記吸気負圧が減少する運転の実行を禁止する禁止制御手段と、
を備えることを特徴とする。
前記空燃比判定手段は、少なくとも前記オイル希釈率と前記潤滑油の温度とに基いて前記空燃比の乱れが許容範囲内に収まるか否かを判定する構成としている。
前記空燃比判定手段は、少なくとも前記オイル希釈率と前記吸入空気量とに基いて前記空燃比の乱れが許容範囲内に収まるか否かを判定する構成としている。
前記吸気負圧が減少する運転は、前記稼動する気筒数を通常の運転時よりも減少させる減筒運転である構成としている。
前記吸気負圧が減少する運転は、前記吸気バルブのリフト量を通常の運転時よりも減少させる小リフト量運転である構成としている。
前記吸気負圧が減少する運転は、前記EGR手段によりEGRガスを吸気系に還流させるEGR運転である構成としている。
前記オイル希釈率抑制手段は、前記オイル希釈率と前記燃料の性状とに基いて前記減筒運転時に稼動する気筒数を変化させる構成としている。
[実施の形態1の構成]
以下、図1乃至図5を参照しつつ、本発明の実施の形態1について説明する。図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための全体構成図である。本実施の形態のシステムは、例えば直噴型の多気筒エンジンからなる内燃機関10を備えている。なお、図1では、内燃機関10に搭載された複数気筒のうちの1気筒を例示している。内燃機関10の各気筒12には、ピストン14の往復動作により拡大,縮小する燃焼室16が設けられている。ピストン14は、内燃機関10の出力軸であるクランク軸18に連結されている。
直噴型の内燃機関10においては、例えば冷間運転等を行うときに、燃料噴射弁30から噴射された燃料がシリンダの壁面に付着し易い。シリンダに付着した燃料は、ピストン14とシリンダ壁面との隙間を通じてオイルパン42側に浸入し、潤滑油に混入することがある。このため、内燃機関を始動してから短時間で停止するような運転(所謂ショートトリップ)が繰返されると、潤滑油中に混入した燃料が蒸発せずに蓄積されることになり、潤滑油のオイル希釈率が増大する。ここで、オイル希釈率とは、筒内から混入する燃料により潤滑油が希釈された割合である。
(2)潤滑油の温度が温度基準値以上である。
(3)吸入空気量が基準空気量以下である。
図5は、本発明の実施の形態1において、ECUにより実行される低負圧運転禁止制御のフローチャートである。図5に示すルーチンでは、まず、油温センサ54により検出した潤滑油の温度が温度基準値以上であるか否かを判定する(ステップ100)。次に、潤滑油の温度が温度基準値以上であるか否かを判定し(ステップ102)、吸入空気量が基準空気量以下であるか否かを判定する(ステップ104)。
次に、図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態のシステムは、前記実施の形態1と同様の構成(図1)を採用している。しかし、本実施の形態では、吸気負圧が減少する運転の一例として小リフト量運転を例に挙げ、低負圧運転禁止制御により小リフト量運転の実行を禁止する構成としており、この点で実施の形態1と構成が異なっている。なお、本実施の形態では、前記実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
次に、図7を参照して、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態のシステムは、前記実施の形態1と同様の構成(図1)を採用している。しかし、本実施の形態では、吸気負圧が減少する運転の一例としてEGR運転を例に挙げ、低負圧運転禁止制御によりEGR運転の実行を禁止する構成としており、この点で実施の形態1と構成が異なっている。なお、本実施の形態において、EGR運転とは、実施の形態1で述べた外部EGR運転と内部EGR運転のうち少なくとも一方の運転を指すものとする。また、本実施の形態では、実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
次に、図8及び図9を参照して、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態のシステムは、前記実施の形態1と同様の構成(図1)を採用している。しかし、本実施の形態では、前記実施の形態1の構成に加えて、以下に述べるオイル希釈率抑制制御を採用しており、この点で実施の形態1と構成が異なっている。なお、本実施の形態では、実施の形態1と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
直噴型の内燃機関10では、燃料噴射量が増大するほど、噴霧のペネトレーションが増加し、オイル希釈率が増大する。この場合、減筒運転時には、燃料の分割噴射を実行すれば、ペネトレーションを減少させ、オイル希釈率を低下させることができる。図8は、本発明の実施の形態4において、内燃機関の負荷率、オイル希釈率および燃料の分割回数の関係を示す特性線図である。減筒運転時には、1気筒当りの負荷率、即ち個々の気筒における燃料噴射量が増大するので、1気筒当りのオイル希釈率は増大する。
図9は、本発明の実施の形態4において、ECU60により実行されるオイル希釈率抑制制御のフローチャートである。この図に示すように、オイル希釈率抑制制御では、まず、内燃機関の運転状態等に基づいて、オイル希釈率を抑制する必要があるか否かを判定する(ステップ400)。この判定が不成立のときには、オイル希釈率抑制制御を行わず、通所の制御状態を保持する(ステップ402)。
20 吸気通路
22 排気通路
24 エアフローメータ(吸入空気量検出手段)
26 スロットルバルブ
30 燃料噴射弁(燃料噴射手段)
32 点火プラグ
34 吸気バルブ
36 排気バルブ
38 EGR通路(EGR手段)
40 EGR制御弁(EGR手段)
42 オイルパン
44 パージ通路(パージ手段)
46 可変動弁機構(リフト量可変手段)
48 VVT(EGR手段)
50 可変気筒運転機構(可変気筒運転手段)
52 クランク角センサ
54 油温センサ(油温取得手段)
56 アルコール濃度センサ(燃料性状取得手段)
60 ECU
Claims (10)
- 内燃機関の筒内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、
前記筒内から内燃機関の潤滑油中に混入した燃料を、パージガスとして吸気系に還流させるパージ手段と、
前記潤滑油が燃料により希釈された割合であるオイル希釈率を、内燃機関の運転状態に基いて取得するオイル希釈率取得手段と、
内燃機関の吸気負圧が減少する運転を行うときに、前記パージガスの還流により生じる空燃比の乱れが許容範囲に収まるか否かを、少なくとも前記オイル希釈率に基いて判定する空燃比判定手段と、
前記空燃比判定手段により前記空燃比の乱れが許容範囲から外れると判定されたときに、前記吸気負圧が減少する運転の実行を禁止する禁止制御手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記潤滑油の温度を取得する油温取得手段を備え、
前記空燃比判定手段は、少なくとも前記オイル希釈率と前記潤滑油の温度とに基いて前記空燃比の乱れが許容範囲内に収まるか否かを判定する構成としてなる請求項1に記載の内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の吸入空気量を検出する吸入空気量検出手段を備え、
前記空燃比判定手段は、少なくとも前記オイル希釈率と前記吸入空気量とに基いて前記空燃比の乱れが許容範囲内に収まるか否かを判定する構成としてなる請求項1または2に記載の内燃機関の制御装置。 - 内燃機関に搭載された複数気筒のうち、稼動する気筒数を可変に設定する可変気筒運転手段を備え、
前記吸気負圧が減少する運転は、前記稼動する気筒数を通常の運転時よりも減少させる減筒運転である請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の吸気バルブのリフト量を可変に設定するリフト量可変手段を備え、
前記吸気負圧が減少する運転は、前記吸気バルブのリフト量を通常の運転時よりも減少させる小リフト量運転である請求項1乃至4のうち何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 内燃機関の排気ガスをEGRガスとして吸気系に還流させるためのEGR手段を備え、
前記吸気負圧が減少する運転は、前記EGR手段によりEGRガスを吸気系に還流させるEGR運転である請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記オイル希釈率を抑制するために、前記減筒運転時に稼動する気筒数を少なくとも前記オイル希釈率に応じて変化させるオイル希釈率抑制手段を備えてなる請求項4に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記オイル希釈率抑制手段は、前記減筒運転を実行しつつ稼動気筒において燃料の分割噴射を行う構成としてなる請求項7に記載の内燃機関の制御装置。
- 前記燃料の性状を取得する燃料性状取得手段を備え、
前記オイル希釈率抑制手段は、前記オイル希釈率と前記燃料の性状とに基いて前記減筒運転時に稼動する気筒数を変化させる構成としてなる請求項7または8に記載の内燃機関の制御装置。 - 前記オイル希釈率取得手段は、少なくとも内燃機関の負荷率に基いて前記オイル希釈率を推定する構成としてなる請求項1乃至9のうち何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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