JP5028927B2 - 空気調和装置 - Google Patents
空気調和装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5028927B2 JP5028927B2 JP2006258062A JP2006258062A JP5028927B2 JP 5028927 B2 JP5028927 B2 JP 5028927B2 JP 2006258062 A JP2006258062 A JP 2006258062A JP 2006258062 A JP2006258062 A JP 2006258062A JP 5028927 B2 JP5028927 B2 JP 5028927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- heat exchange
- heat transfer
- refrigerant
- transfer tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
図1は、本発明の一実施形態にかかる空気調和装置1の概略構成図である。空気調和装置1は、蒸気圧縮式の冷凍サイクル運転を行うことによって、室内の冷房等を行う装置である。
室外ユニット2は、室外に設置されており、冷媒回路10の一部を構成する室外側冷媒回路10aを備えている。この室外側冷媒回路10aは、主として、熱源側熱交換器としての室外熱交換器21を有している。
室内ユニット4は、室内に設置されており、冷媒回路10の一部を構成する室内側冷媒回路10bを備えている。この室内側冷媒回路10bは、主として、利用側熱交換器としての室内熱交換器42と、膨張機構41と、圧縮機43とを有している。次に、室内ユニット4の構成について、図1〜3を用いて説明する。ここで、図2は、室内ユニット4の内部の概略構造を示す斜視図(伝熱管の長手方向の中間部分を省略して図示)である。図3は、室内熱交換器42及びドレンパン45(後述)の断面図である。
次に、空気調和装置1の動作について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態の空気調和装置1には、以下のような特徴がある。
本実施形態の空気調和装置1では、冷媒が圧縮機43、室外熱交換器21(熱源側熱交換器)、室内熱交換器42(利用側熱交換器)の第2熱交換部42b、膨張機構41、室内熱交換器42の第1熱交換部42a、圧縮機43の順に通過して、第1熱交換部42aが膨張機構41において減圧された低圧の冷媒と空気との熱交換により空気を冷却する冷媒の蒸発器として機能し、第2熱交換部42bが、第1熱交換部42aにおいて空気の冷却により発生し第2熱交換部42bへ流下するドレン水と高圧の冷媒との熱交換により膨張機構41に送られる冷媒を冷却する冷却器として機能することになる。この際、遮蔽部材65によって、第2熱交換部42bには、空気が通過しないようになっているため、空気と高圧の冷媒との熱交換が行われにくくなっており、その結果、ドレン水と高圧の冷媒との熱交換が促進されることになる。これにより、この空気調和装置1では、ドレン水の冷熱を効率よく回収することができる。
本実施形態の空気調和装置1では、遮蔽部材65が、第2熱交換部42bに対して、室内熱交換器42(利用側熱交換器)を通過する空気の流れ方向の上流側に配置されているため、空気が第2熱交換部42bを通過するのを確実に避けることができる。
上述の実施形態にかかる空気調和装置1では、遮蔽部材65が室内熱交換器42に固定された構成が採用されているが、第2熱交換部42bを空気が通過しないようにする機能を有するように設けられていればよいため、例えば、図4に示されるように、遮蔽部材65をドレンパン45に固定したり、図5に示されるように、遮蔽部材65をドレンパン45に一体成形するようにしてもよい。
上述の実施形態にかかる空気調和装置1では、室内熱交換器42の第2熱交換部42bを空気が通過しないようにするために、遮蔽部材65を設けて、ドレン水と高圧の冷媒との熱交換を促進するようにしているが、第2熱交換部42bで熱交換された後(より具体的には、第2熱交換部42bの最下部やドレンパン45に溜まった状態)におけるドレン水の温度が、室内熱交換器42を通過する空気の露点(すなわち、室内ユニット4内に吸入される室内空気の露点)以上になると、ドレン水の再蒸発が生じてしまい、室内熱交換器42の第1熱交換部42aを通過することで除湿された空気が再加湿されることになり、結果的に、室内ユニット4から室内に吹き出される空気(図1中の矢印B参照)の除湿が十分に行われなくなるおそれがある。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態及びその変形例に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
上述の実施形態及びその変形例においては、室内ユニットに圧縮機が設けられた、いわゆるリモートコンデンサタイプの冷房専用の空気調和装置に本発明を適用した例を説明したが、これに限定されず、圧縮機が室外ユニットに設けられた空気調和装置や冷房及び暖房が切換可能な空気調和装置等のような他のタイプの空気調和装置に本発明を適用してもよい。
上述の実施形態及びその変形例においては、室内熱交換器として、クロスフィン式のフィンチューブ型熱交換器を用いているが、コルゲートフィン式のフィンチューブ型熱交換器等の他の型式のフィンチューブ型熱交換器を採用した空気調和装置に本発明を適用してもよい。
21 室外熱交換器(熱源側熱交換器)
41 膨張機構
42 室内熱交換器(利用側熱交換器)
42a 第1熱交換部
42b 第1熱交換部
43 圧縮機
61 伝熱フィン
65 遮蔽部材
66 バイパス回路
73 第1伝熱管
74 第2伝熱管
Claims (3)
- 冷媒を圧縮する圧縮機(43)と、
前記圧縮機において圧縮された冷媒を冷却する熱源側熱交換器(21)と、
前記熱源側熱交換器において冷却された冷媒を空気との熱交換によって蒸発させる熱交換器であって、前記圧縮機に接続される第1伝熱管(73)と、前記第1伝熱管の下側に配置されており前記熱源側熱交換器に接続される第2伝熱管(74)と、前記第1伝熱管及び前記第2伝熱管に取り付けられた伝熱フィン(61)とを有しており、前記第1伝熱管及び前記第1伝熱管に対応する前記伝熱フィンの上部(63)によって第1熱交換部(42a)が形成され、前記第2伝熱管及び前記第2伝熱管に対応する前記伝熱フィンの下部(64)によって第2熱交換部(42b)が形成された利用側熱交換器(42)と、
前記第1伝熱管と第2伝熱管との間に接続される膨張機構(41)と、
前記第2熱交換部を空気が通過しないようにするための遮蔽部材(65)と、
前記熱源側熱交換器から前記第2熱交換部に送られる冷媒をバイパスして前記第1熱交換部に送ることを可能にするバイパス回路(66)とを備え、
前記バイパス回路には、前記バイパス回路を流れる冷媒を流通又は遮断可能なバイパス弁(67)が設けられており、
前記膨張機構が設けられている前記第1熱交換部と前記第2熱交換部とを結ぶ管路には、第2熱交換部出口弁(68)が設けられており、
前記第2熱交換部で熱交換された後のドレン水の温度が、前記利用側熱交換器を通過する空気の露点、又は、前記露点に基づいて決まるしきい温度よりも低い場合には、前記バイパス弁を閉め、かつ、前記第2熱交換部出口弁を開ける制御を行い、
前記ドレン水の温度が、前記露点、又は、前記しきい温度以上の場合には、前記バイパス弁を開け、かつ、前記第2熱交換部出口弁を閉める制御を行う、
空気調和装置(1)。 - 冷媒を圧縮する圧縮機(43)と、
前記圧縮機において圧縮された冷媒を冷却する熱源側熱交換器(21)と、
前記熱源側熱交換器において冷却された冷媒を空気との熱交換によって蒸発させる熱交換器であって、前記圧縮機に接続される第1伝熱管(73)と、前記第1伝熱管の下側に配置されており前記熱源側熱交換器に接続される第2伝熱管(74)と、前記第1伝熱管及び前記第2伝熱管に取り付けられた伝熱フィン(61)とを有しており、前記第1伝熱管及び前記第1伝熱管に対応する前記伝熱フィンの上部(63)によって第1熱交換部(42a)が形成され、前記第2伝熱管及び前記第2伝熱管に対応する前記伝熱フィンの下部(64)によって第2熱交換部(42b)が形成された利用側熱交換器(42)と、
前記第1伝熱管と第2伝熱管との間に接続される膨張機構(41)と、
前記第2熱交換部を空気が通過しないようにするための遮蔽部材(65)と、
前記熱源側熱交換器から前記第2熱交換部に送られる冷媒をバイパスして前記第1熱交換部に送ることを可能にするバイパス回路(66)とを備え、
前記バイパス回路には、前記バイパス回路を流れる冷媒の流量を調節することが可能な調節弁(69)が設けられており、
前記第2熱交換部で熱交換された後のドレン水の温度が、前記利用側熱交換器を通過する空気の露点、又は、前記露点に基づいて決まるしきい温度よりも低い場合には、前記調節弁の開度を小さくする制御を行い、
前記ドレン水の温度が、前記露点、又は、前記しきい温度以上の場合には、開度を大きくする制御を行う、
空気調和装置(1)。 - 前記遮蔽部材(65)は、前記第2熱交換部(42b)に対して、前記利用側熱交換器(42)を通過する空気の流れ方向の上流側に配置されている、請求項1又は2に記載の空気調和装置(1)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006258062A JP5028927B2 (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | 空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006258062A JP5028927B2 (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | 空気調和装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008075998A JP2008075998A (ja) | 2008-04-03 |
JP5028927B2 true JP5028927B2 (ja) | 2012-09-19 |
Family
ID=39348258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006258062A Expired - Fee Related JP5028927B2 (ja) | 2006-09-22 | 2006-09-22 | 空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5028927B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5448580B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2014-03-19 | 三菱重工業株式会社 | 車両用空気調和装置 |
JP2012202627A (ja) * | 2011-03-25 | 2012-10-22 | Sanki Eng Co Ltd | 排気熱回収式空調システム |
US9234673B2 (en) * | 2011-10-18 | 2016-01-12 | Trane International Inc. | Heat exchanger with subcooling circuit |
JP6139093B2 (ja) * | 2012-10-23 | 2017-05-31 | シャープ株式会社 | パラレルフロー型熱交換器 |
JP2015158347A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | シャープ株式会社 | 空気調和機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5768413U (ja) * | 1980-10-14 | 1982-04-24 | ||
JP2004293904A (ja) * | 2003-03-26 | 2004-10-21 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和装置 |
JP2006002949A (ja) * | 2004-06-15 | 2006-01-05 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の室内ユニット |
JP3858918B2 (ja) * | 2004-09-07 | 2006-12-20 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
-
2006
- 2006-09-22 JP JP2006258062A patent/JP5028927B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008075998A (ja) | 2008-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI747937B (zh) | 用以控制冷凍系統之系統及方法 | |
WO2018047331A1 (ja) | 空気調和装置 | |
US20100006276A1 (en) | Multichannel Heat Exchanger | |
US20100011803A1 (en) | Horizontal discharge air conditioning unit | |
JP2010060274A (ja) | 相違する流れを有するマルチチャネル熱交換器 | |
WO2011005986A2 (en) | Multichannel heat exchanger with differing fin spacing | |
JP5028927B2 (ja) | 空気調和装置 | |
JP5071100B2 (ja) | 空気調和装置 | |
CN112377986A (zh) | 空调器及空调器的控制方法 | |
JP6949130B2 (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
JP5594030B2 (ja) | コントローラ、調湿用制御部および空調処理システム | |
JP2006300369A (ja) | 空気調和機 | |
KR20060070885A (ko) | 공기조화기 | |
CN108472579B (zh) | 除湿装置 | |
JP2010249335A (ja) | 空気調和機 | |
WO2023058438A1 (ja) | 熱源ユニット、および空気調和装置 | |
KR20050026591A (ko) | 냉매가열식 공기조화기 및 그 제어방법 | |
WO2005124237A1 (ja) | 空気調和装置の室内ユニット | |
JP3724011B2 (ja) | 空気調和機 | |
KR101227477B1 (ko) | 용량 가변형 응축기가 구비된 공기조화기 및 그 제어방법 | |
JP2018054255A (ja) | 空気調和装置 | |
JP4012892B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3619533B2 (ja) | 冷凍装置 | |
JP3677887B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3885063B2 (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110616 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110817 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120529 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120611 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |