JP5028634B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そこで本発明は、異常報知中に発生した新たな異常を確実に知らせることが可能な遊技機の提供を目的とする。
重要性の異なる複数種類の異常状態の発生を検出可能な検出手段と、該検出手段により検出された異常状態に応じて外部の管理装置に異常信号の出力を共通の外部出力端子から行う異常信号出力手段と、を備えた遊技機において、
前記異常信号出力手段は、
所定の異常状態に応じた異常信号の出力中に、前記検出手段が前記所定の異常状態よりも重要性の高い異常状態の発生を検出した場合には、異常信号の出力を一旦中断してから再び出力し、
一方、前記所定の異常状態よりも重要性の高い異常状態に応じた異常信号の出力中に、前記検出手段が前記所定の異常状態の発生を検出した場合には、異常信号の出力を一旦中断させることなく継続して出力させるようにしたことを特徴とする。
前記検出手段により検出された異常状態に応じて発光源を発光させて異常報知を行う異常報知手段を備え、
前記異常報知手段は、
前記所定の異常状態と前記所定の異常状態よりも重要性の高い異常状態で前記発光源の点灯態様を変化させ、前記異常信号の出力の中断が実行された後も、前記所定の異常状態が継続している限り、前記発光源を前記所定の異常状態における点灯態様で点灯させるようにしたことを特徴とする。
A.パチンコ装置の全体構成
まず図1〜図3により、本例のパチンコ機1の全体構成について説明する。図1は、本例のパチンコ機1の前面側斜視図である。図1では、後述する内枠11とガラス枠13を開けた状態を示している。図2は、パチンコ機1の上部裏面を示す図である。また図3は、図2におけるA断面図である。
そして図3に示すように、前面枠11の裏面側には、遊技盤10を収納可能な遊技盤収納部材11a(いわゆる裏機構盤)を備える。遊技盤10は、この遊技盤収納部材11aに収納されて、前面枠11の上側に取り付けられる。
またガラス枠13は、ヒンジ部3において前面枠11に開閉可能に軸支されている。
また、このガラス枠13の下側には、開閉パネル15が配置され、前面枠11に対して開閉自在に取付けられている。さらに、この開閉パネル15の下側には、操作パネル16が前面枠11に対して通常は固定状態に設けられている。
また、開閉パネル15に設けられた上皿17は、賞球として又は貸球として排出された発射前の遊技球を一時保持するものである。この上皿17には、上皿17の遊技球を後述の下皿26に移す玉通路開閉用の上皿球抜きレバー24が設けられている。
また、図1において符号29で示すものは、上皿17の前面に設けられ、効果音を出力するスピーカである。同様のスピーカがガラス枠13の前面における左右両側にも設けられている。また、図1において符号18で示すものは、ガラス枠13の前面における上部右側に設けられた異常報知用発光部であり、例えばLEDを発光源とするものである。この異常報知用発光部18は、本発明の異常報知手段を構成する。
次に遊技盤10の前面構成について説明する。図4は本形態例のパチンコ機1の遊技盤10の前面図である。
既述したように、遊技盤10の前面には、略円形領域がガイドレール32で囲まれることにより遊技領域33が形成されている。
遊技領域33の略中央部には羽根型の可動片52,53を持つ第1変動入賞装置34が、この第1変動入賞装置34の左右両側には一般入賞口35,36が、第1変動入賞装置34の真下には始動入賞口37(2回開きの始動入賞口)が、この始動入賞口37の左右両側には始動入賞口38,39(1回開きの始動入賞口)が、それぞれ配設されている。なお、第1変動入賞装置34は本発明の遊技装置に相当する。
また、始動入賞口37の下方であって、アウト球回収口44の上方の位置には、第2変動入賞装置45が設けられている。第2変動入賞装置45は、いわゆるアタッカーと呼ばれる入賞装置であり、前面の開閉扉46が開状態になると、遊技球が入賞可能となる。
また、遊技盤10に設けられた全ての入賞口には、各入賞口毎に入賞を検出するセンサ(例えば、近接センサ)が配置されている。詳細は図5によって後述する。
また通常、遊技領域33には、天釘やヨロイ釘といった多数の遊技釘が設けられるが、ここでは繁雑になるので図示省略している。また、同様に図示省略しているが、遊技盤前面には、各種装飾ランプや、LED等、或いは他の一般入賞口が設けられていてもよい。
次に、第1変動入賞装置34の構成について説明する。
第1変動入賞装置34は、遊技盤10の基板10aの表面に張り付けるように固定される板状の取付ベース49を中心に構成された装置である。この第1変動入賞装置34は、取付ベース49の外周縁の複数箇所(図4の場合、7箇所)に設けられた取付穴50を利用して遊技盤10を構成する基材10aの所定位置(遊技領域33の略中央)にビス止め等によって取付けられる。取付ベース49の前面における上端部中央には、前面が飾りとしても機能する上端側鎧部51が形成されている。また、この上端側鎧部31の左右の端の下側の位置に、前述した可動片52,53が設けられているとともに、これら可動片52,53の間の位置の下部には、第1変動入賞装置34の内部(即ち、遊技空間部)への導入口54と導入案内路55が設けられている。また、導入口54の上方内部には、磁石による不正行為を判定するための磁力検出器56(図4及び図5に示す)が設けられている。この磁力検出器56は、本発明の検出手段を構成する。
ここで、上端側鎧部51は、遊技盤前面のガラス板14(図1に示す)の内面近傍まで出っ張っており、この部分を遊技球が流下できない構成となっている。
即ち、可動片52,53は、略直立状に起立した状態(大入賞口を閉塞した閉状態、図4に示す)から上端が外側に倒れた状態(大入賞口を開放した開状態)まで回動可能に取付けられている。なお、これら可動片52,53が閉状態に維持されると、流下してきた遊技球が第1変動入賞装置34の内部に流入することが阻止される遊技者にとって不利な状態となり、開状態に揺動すると、流下してきた遊技球がこれら可動片52,53により受け止められて第1変動入賞装置34の内部に流入し易い遊技者にとって有利な状態となる。
また、取付ベース49の前面側には、可動片52,53の根元位置から左右両側に伸びるように、下側鎧部57,58が設けられている。この下側鎧部57,58は、中空部34aの前面側周辺(上辺と左右両辺)を囲うように形成されている。この下側鎧部57,58も、取付ベース49の前面から遊技盤前面のガラス板14の内面近傍まで出っ張っており、この部分を遊技球が流下できない構成となっている。つまりこれによって、可動片52,53に受け入れられなかった遊技球が中空部34a内に直接流入しない構成(即ち、前記大入賞口から入る遊技球のみが第1変動入賞装置34内に流入できる構成)となっている。
なお、導入口54の奥には、導入案内路35を通過する遊技球を1個ずつ検出するカウントセンサ上65(図5に示す)が設けられている。また、前記一般領域に入った遊技球は、第1変動入賞装置34の下部に設けられた一般入賞用落下口(図示省略)から下方に落下して、残留球センサ117(図5に示す)によって検出された後、島設備側に回収される。また、前記特定領域に入った遊技球は、第1変動入賞装置34の下部に設けられた特定入賞用落下口から下方に落下して、特定領域センサ113(図5に示す)で検出され、さらに次いで残留球センサ117によって検出された後、島設備側に回収される構成となっている。つまり、第1変動入賞装置34に入賞した遊技球の全てが、カウントセンサ上65で検出され、さらに最終的に残留球センサ117によって検出されるが、特定領域に入った遊技球は、それらに加えて特定領域センサ113によっても検出される構成となっている。
次に、本パチンコ機1の制御系の構成について説明する。
図5は制御系を示す図である。この制御系は、大きく分けて、遊技制御装置200と、装飾制御装置210を初めとするその他の周辺装置等によって構成される。
遊技制御装置200は、例えば遊技盤10の裏面に取付けられた役物制御ユニット(図示略)により実現されている。図5に示すように、遊技制御装置200は、パチンコ遊技等に必要な役物制御を行うワンチップマイコンからなる遊技用マイクロコンピュータ201と、水晶の発振周波数を分周して所定のクロックを得る発振器202と、各種信号の入出力を行う入力インターフェース(I/F)203及び出力インターフェース(I/F)204とを有する。遊技用マイクロコンピュータ201は、CPU205、ROM206、RAM207を内蔵しており、いわゆるアミューズチップ用のICとして製造されている。また遊技制御装置200には、バックアップ電源230が接続され、停電時の電源がこのバックアップ電源230から供給される。
また、入力インターフェース203には、遊技盤10の裏側等に設けられたリセットスイッチ(リセットSW)156からの信号も入力される。リセットスイッチ156は、RAM207を初期化するためのスイッチである。
ここで、状態表示器161は、遊技盤10の前面に臨ませて設けられた例えばランプよりなる表示器(図4では図示省略している)であり、遊技状態を遊技者に報知するためのものである。外部出力端子162は、遊技機1の裏側等に配設され、外部の管理装置(例えば遊技店の管理装置)に異常信号や他の情報(例えば、大当たりになったことを示す大当たり信号)を送出するための端子であり、本発明の異常信号送出手段を構成する。
また、排出制御装置220は、遊技制御装置200からの制御情報(賞球データ)を受けて、排出装置21を制御して賞球の払い出しを行うものである。
なお、装飾制御装置210や排出制御装置220は、遊技機1の裏側(遊技盤10の裏側、或いは遊技盤10の下方など)に設けられる。
また、遊技制御装置200や装飾制御装置210は、外部出力端子162や異常報知用発光部18による異常出力の制御処理を行うという点で、本発明の異常出力手段を構成している。また遊技制御装置200は、磁力検出器56や未払出球有無検出器22の検出信号に基づいて異常の種類や異常の有無の判定を行うという点で、本発明の検出手段を構成している。
次に、遊技制御装置200等の制御により実現される本例のパチンコ機1の遊技内容や動作(各変動入賞装置の動作を含む)について説明する。
まず、遊技開始直後などの通常状態(補助遊技や大当たりになっていない状態)では、第1変動入賞装置34の可動片52,53や第2変動入賞装置45の開閉扉46は閉状態に維持され、各変動入賞装置の大入賞口は閉ざされて遊技球の入賞は不可能な状態に維持される。
そして、ガイドレール32を介して遊技領域中に打込まれた遊技球が、始動入賞口37〜39の何れかに入賞すると(即ち、始動入賞があると)、いわゆる大当たりのための始動条件が成立したとして、補助遊技(大当たりになるか否かを決する遊技)が行われる。
そして、この補助遊技中に第1変動入賞装置34に入賞した遊技球が、特定領域センサ113の有効期間中に、特定領域に入ってV入賞になると(即ちその遊技球が特定領域センサ113で検出されると)、大当りと呼ばれる遊技価値が付与される。
なお、特定領域センサ113の有効期間とは、可動片52,53の開動作が開始されてから、所定の終期までの期間である。ここで、所定の終期とは、第1変動入賞装置34への遊技球の入賞(カウントセンサ上65による遊技球の検出)が無いときには、可動片52,53の開動作が終了した時点から所定の設定時間T1(例えば、2.5秒)が経過した時点である。また、第1変動入賞装置34への遊技球の入賞が有るときには、カウントセンサ上65によって検出された遊技球数が、残留球検出センサ117によって全て検出された時点である。
また、補助遊技期間中、演出表示装置48では、補助遊技状態であることを報知したり演出したりする表示(補助遊技状態表示)が実行される。
そして、上記特別遊技(可動部材が例えば最大18回開閉する動作を一つのラウンドとするもの)は、所定のインターバル期間をおいて、15ラウンドまで繰り返し行われる。なお、この特別遊技のラウンドを、V入賞を条件に継続する構成(V入賞がないと、次のラウンドを実行しない構成)としてもよい。
次に、本形態例のパチンコ機において、遊技制御装置200等によって行われる異常報知の制御や動作について、図6〜図9により説明する。図6〜図9は、磁力検出器56、未払出球有無検出器22、リセットスイッチ156、排出制御装置220、異常報知用発光部18、及び外部出力端子162の動作例を示すタイミングチャートである。このうち、図6は異常が重複しない場合を示し、図7〜9は異常が重複する場合の異なる例(「異常が重複する場合1」、「異常が重複する場合2」、「異常が重複する場合3」)をそれぞれ示す。
第2異常状態は、排出装置21に未払出球が供給されなくなる異常(球詰まり等)が生じている状態である。本例では、未払出球有無検出器22によって遊技球が検出されないと、遊技制御装置200がこの第2異常状態であると判定する。
一方、第1異常状態は、例えば第1変動入賞装置34の導入口54の付近に磁石を接近させて、第1変動入賞装置34に入賞した遊技球を導入口54の付近に一時的に保持し、特定領域に入賞し易いタイミングを見計らって前記磁石を離してその遊技球を第1変動入賞装置34の内部下方に向けて流下させV入賞を不正に獲得する、といった磁力を使った遊技者による不正行為が行われている状態(行われようとしている状態含む)である。本例では、磁力検出器56の検出磁力に変化があると、遊技制御装置200がこの第1異常状態であると判定する構成となっている。
なお、上記第1異常状態(磁力による不正行為)は遊技盤10より前面側で行われているので発見しやすく、一方、未払出球有無検出器22が検出する第2異常状態(球詰まり等)は遊技盤10より奥手側で起こっているので発見し難い。
磁力検出器56の検出磁力に変化があって磁力検出器56の検出信号がオンすると、前記第1異常状態が発生したと判定され、異常報知用発光部18が消灯状態から点灯状態(デューティ比高;明るい状態)に変化するとともに、外部出力端子162から遊技店の管理装置に送信される異常信号がオンする。なお、異常報知用発光部18は、その発光源が所定のデューティ比でオンオフ制御されることによって明るさが可変となっている。また、このように第1異常状態と判定されて異常報知用発光部18と外部出力端子162によって異常出力が行われている状態は、リセットスイッチ156がオンされるまで継続し、リセットスイッチ156がオンされることによって解除される。
磁力検出器56の検出磁力に変化があって磁力検出器56の検出信号がオンすると、図6で説明したように、前記第1異常状態が発生したと判定され、異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比高)に変化するとともに、外部出力端子162の異常信号がオンする。ところが、この状態がリセットスイッチ156のオン動作によって解除される前に再度磁力検出器56の検出信号がオンすると、図7に示すように、予め設定された時間(オフ時間という)だけ、異常報知用発光部18が消灯状態になるとともに、外部出力端子162の異常信号がオフする。そして、このオフ時間が経過すると、再度異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比高)に変化するとともに、外部出力端子162の異常信号がオンする。
つまり、異常出力手段(異常報知用発光部18、外部出力端子162)は、異常出力中に検出手段(磁力検出器56)が新たな異常状態の発生を検出した場合に異常出力を一旦中断してから再び出力する構成となっている。
未払出球有無検出器22が未払出球を検出しない状態になると、図6で説明したように、前記第2異常状態が発生したと判定され、異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比低)に変化するとともに、外部出力端子162の異常信号がオンする。ところが、この状態が未払出球有無検出器22により未払出球が検出されて解除される前に磁力検出器56の検出信号がオンすると、図8に示すように、予め設定されたオフ時間だけ、異常報知用発光部18が消灯状態になるとともに、外部出力端子162の異常信号がオフする。そして、このオフ時間が経過すると、再度異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比低)に変化するとともに、外部出力端子162の異常信号がオンする。なおその後、未払出球有無検出器22によって未払出球が検出されると、異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比高)に変化するとともに、外部出力端子162の異常信号がオンのまま維持され、この状態はリセットスイッチ156がオンするまで継続される。
つまり、異常出力手段(異常報知用発光部18、外部出力端子162)は、重要性の低い異常状態(第2異常状態)に応じた異常出力中にこの異常状態よりも重要性の高い異常状態(第1異常状態)の発生を検出した場合に、異常出力を一旦中断してから再び出力する異常重複処理を行う構成となっている。また、異常報知手段(異常報知用発光部18)は、重要性の比較的低い異常状態(第2異常状態)と、重要性の比較的高い異常状態(第1異常状態)と、で発光源の点灯態様(この場合、デューティ比;明るさ)を変化させ、
前記異常重複処理による異常信号出力の中断が実行された後も、重要性の低い異常状態(発見し難い第2異常状態)が継続している限り、発光源を重要性の低い異常状態における点灯態様(この場合、デューティ比低;暗い状態)で点灯させる。
磁力検出器56の検出磁力に変化があって磁力検出器56の検出信号がオンすると、図6で説明したように、前記第1異常状態が発生したと判定され、異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比高)に変化するとともに、外部出力端子162の異常信号がオンする。そして、この状態がリセットスイッチ156のオン動作によって解除される前に、未払出球有無検出器22が未払出球を検出しない状態になると、第1異常状態の異常出力中に第2異常状態が発生したと判定され、外部出力端子162の異常信号はオンのまま維持されるが、異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比高)から点灯状態(デューティ比低)に変化するとともに、排出装置21による遊技球の排出が禁止された排出禁止状態となる。なおその後、未払出球有無検出器22によって未払出球が検出されると、外部出力端子162の異常信号はオンのまま維持されるが、異常報知用発光部18が点灯状態(デューティ比高)に変化するとともに、排出装置21による遊技球の排出が許可された排出許可状態に戻る。そして、この状態はリセットスイッチ156がオンするまで継続される。
つまり、異常出力手段(異常報知用発光部18、外部出力端子162)は、重要性の高い異常状態(第1異常状態)に応じた異常出力中にこの異常状態よりも重要性の低い異常状態(第2異常状態)の発生が検出手段(未払出球有無検出器22)により検出された場合には、異常出力を一旦中断してから再び出力する異常重複処理を行なわない構成となっている。また、異常報知手段(異常報知用発光部18)は、発見し易い異常状態(第1異常状態)に応じた異常出力中にこの異常状態よりも発見し難い異常状態(第2異常状態)の発生を検出した場合には、発見し難い異常状態における点灯態様(この場合、デューティ比低;暗い状態)で発光源を点灯させる動作に切替える。さらにいえば、異常信号送出手段(外部出力端子162)は、異常状態の重要性で出力態様を優先する、一方、異常報知手段(異常報知用発光部18)は、異常箇所(発見し易さ)で点灯態様を優先する構成となっている。
10 遊技盤
18 異常報知用発光部(異常報知手段、異常出力手段)
22 未払出球有無検出器(検出手段)
33 遊技領域
34 第1変動入賞装置(遊技装置)
56 磁力検出器(検出手段)
162 外部出力端子(異常信号送出手段、異常出力手段)
200 遊技制御装置(異常出力手段、異常検出手段)
210 装飾制御装置(異常出力手段)
Claims (2)
- 重要性の異なる複数種類の異常状態の発生を検出可能な検出手段と、該検出手段により検出された異常状態に応じて外部の管理装置に異常信号の出力を共通の外部出力端子から行う異常信号出力手段と、を備えた遊技機において、
前記異常信号出力手段は、
所定の異常状態に応じた異常信号の出力中に、前記検出手段が前記所定の異常状態よりも重要性の高い異常状態の発生を検出した場合には、異常信号の出力を一旦中断してから再び出力し、
一方、前記所定の異常状態よりも重要性の高い異常状態に応じた異常信号の出力中に、前記検出手段が前記所定の異常状態の発生を検出した場合には、異常信号の出力を一旦中断させることなく継続して出力させるようにしたことを特徴とする遊技機。 - 前記検出手段により検出された異常状態に応じて発光源を発光させて異常報知を行う異常報知手段を備え、
前記異常報知手段は、
前記所定の異常状態と前記所定の異常状態よりも重要性の高い異常状態で前記発光源の点灯態様を変化させ、前記異常信号の出力の中断が実行された後も、前記所定の異常状態が継続している限り、前記発光源を前記所定の異常状態における点灯態様で点灯させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
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