JP5027866B2 - スポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置 - Google Patents

スポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置 Download PDF

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本発明は、ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って溶接ロボットが複数並列に設置され、溶接ロボットが有するスポット溶接ガンでワーク搬送台車上のワークをスポット溶接するスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置に関する。
従来から、自動車の車体組立ライン等では、搬送ライン上のワーク搬送台車に搭載された自動車ボデー等のワークをスポット溶接するために、溶接ロボットが搬送ラインに沿って複数並列に設置されている。この溶接ロボットは、ロボットアームの先端にスポット溶接ガンが設けられ、このスポット溶接ガンに装着されている電極チップは、溶接回数が多くなると、先端形状が溶接時の大電流による発熱と加圧力によって変形、摩耗するので、定期的に研磨しなければならない。
この電極チップを定期的に研磨するためには、搬送ラインに沿って並列に設置されている各溶接ロボットの近傍にそれぞれ電極チップ研磨機を設置しなければならないが、設備費が高価になる上に、溶接ロボットのティーチング作業中に邪魔になる虞があった。
これに対して図4に示すように、ワーク搬送台車501の搬送ライン502に、電極チップ自動研磨機503を搭載した電極チップ再生用台車504を溶接ロボット505、505の電極チップ再生の必要に応じて流すことで、電極チップを自動研磨することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
このような電極チップの自動研磨装置によれば、各溶接ロボット505、505、・・・の近傍にそれぞれ電極チップ研磨機を設置しなくともよくなるので、設備費の低減化を図ることができ、また、溶接ロボット505のティーチング作業に影響を及ぼすことがなくなる。
特開2005−205431号公報
しかしながら、背景技術に記載した電極チップの自動研磨装置では、ワーク搬送台車501の搬送ラインに、電極チップ自動研磨機503を搭載した電極チップ再生用台車504を割り込ませて、電極チップの研磨が必要な溶接ロボットの位置まで移動させなければならないので、電極チップの研磨が必要なスポット溶接の打点数になっても、各溶接ロボット505、505、・・・の電極チップに適した研磨タイミングで研磨することができなかった。したがって、電極チップの研磨タイミングを早目に設定しなければならなかった。また、各溶接ロボット505、505、・・・のスポット溶接ガン505aに装着されている電極チップの形状や大きさが異なる場合には、各電極チップに対応させるために、研磨の都度、電極チップ自動研磨機の電極チップを交換するか、或いは電極チップ自動研磨機503を異なる電極チップの数だけ電極チップ再生用台車504に搭載しなければならなかった。さらに、電極チップ再生用台車504は、ワーク搬送台車501の搬送ライン502に割り込ませているので、溶接ロボット505の可動状態によっては、電極チップ自動研磨機503がロボットアーム505bやスポット溶接ガン505aの可動範囲に干渉する虞があった。
本発明は、このような従来の難点を解消するためになされたもので、ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って並列に設置されている各溶接ロボットの電極チップに適した研磨タイミングで研磨することができ、而もその電極チップに適したチップドレッサを使用することができるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、溶接ロボットの可動範囲に電極チップ自動研磨機が干渉することのないスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成する第1の態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置は、ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って溶接ロボットが複数並列に設置され、溶接ロボットが有するスポット溶接ガンでワーク搬送台車上のワークをスポット溶接するスポット溶接ラインにおいて、スポット溶接ガンに装着されている電極チップを研磨する電極チップ研磨装置であって、搬送ライン及びスポット溶接ライン間に配置され、且つ搬送ラインに沿って敷設されている走行レールと、走行レール上を走行するために、走行レールの走行面を転動する駆動走行輪を備えた走行台車と、走行台車上に設置されスポット溶接ガンの電極チップを研磨する電極チップ自動研磨機とから構成され、電極チップ自動研磨機は、電極チップを研磨するチップドレッサが複数装着されているチップホルダ、及びチップホルダを回転させて各チップドレッサをスポット溶接ガンの電極チップを研磨する位置に回転移動させる回転機構から構成されているチップドレッサ装着部と、走行台車上に設置され、チップドレッサ装着部を昇降させて、回転機構によってスポット溶接ガンの電極チップを研磨する位置に回転移動するチップドレッサを、当該電極チップを研磨する高さ位置に合わせるシザーズリフターとを備えているものである。
このような第1の態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置によれば、ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って複数並列に設置されている溶接ロボットのうち、スポット溶接ガンの電極チップを研磨するスポット溶接の打点数になった溶接ロボットに対して、走行台車が駆動走行輪によって走行レール上を走行してその位置まで移動することができるので、ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って並列に設置されている各溶接ロボットの電極チップに適した研磨タイミングで研磨することができる。また、走行台車上に設置されている電極チップ自動研磨機は、チップドレッサ装着部でチップホルダを回転機構によって回転移動させ、その溶接ロボットの電極チップに対応するチップドレッサを、電極チップを研磨する位置に合わせることができるので、大きさや形状の異なる複数種類の電極チップに適したチップドレッサを簡単に選択できるようになる。また、シザーズリフターはチップドレッサ装着部を昇降させることができるので、チップドレッサを、電極チップを研磨する高さ位置に合わせることができると共に、チップドレッサを使用しないときには溶接ロボットの可動範囲に干渉することのない高さ位置に下げることができる。
本発明の第2の態様は第1の態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置において、各溶接ロボットが有するスポット溶接ガンによるスポット溶接の打点数を計数する計数部と、各計数部で計数されたスポット溶接ガンによるスポット溶接の打点数を監視して、打点数が電極チップの研磨が必要になった溶接ロボットの位置まで電極チップ自動研磨機を移動させるために、走行台車を制御する第1の制御部と、第1の制御部で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガンの電極チップに対応するチップドレッサをチップホルダから選択するために、回転機構を制御する第2の制御部と、第1の制御部で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガンの電極チップを研磨することができる高さ位置に、第2の制御部で選択されたチップホルダの高さ位置を合わせために、シザーズリフターを制御する第3の制御部とを備えているものである。
このような第2の態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置によれば、計数部で各溶接ロボットが有するスポット溶接ガンによるスポット溶接の打点数を計数しているので、第1の制御部は、各計数部で計数された各溶接ロボットが有するスポット溶接ガンによるスポット溶接の打点数を監視して、打点数が電極チップの研磨が必要になった溶接ロボットを検出すると、その検出した溶接ロボットの位置まで走行台車によって電極チップ自動研磨機を移動させることができ、第2の制御部は、第1の制御部で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガンの電極チップに対応するチップドレッサをチップホルダから選択して、回転機構によってチップホルダを回転させて、その選択されたチップドレッサをその電極チップを研磨する位置に回転移動させることができ、第3の制御部は、第1の制御部で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガンの電極チップを研磨することができる高さ位置に、第2の制御部で選択されたチップホルダの高さ位置を、シザーズリフターを昇降させることによって合わせることができる。したがって、各溶接ロボットが有するスポット溶接ガンの電極チップに適した研磨タイミングで電極チップの研磨を行うことができるようになる。
本発明の第3の態様は第1の態様又は第2の態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置において、チップホルダは、水平面上で回転するように配置されているものである。
このような第3の態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置によれば、チップホルダが、水平面上で回転するように配置されているので、チップドレッサの位置を自由に決めることができ、チップ研磨時における溶接ロボットの姿勢制御が容易となる。
本発明の第4の態様は第1の態様乃至第3の態様のうち何れか1つの態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置において、搬送ライン及び走行レールの設置面は、スポット溶接ラインの溶接ロボットの設置面より低く設定されているものである。
このような第4の態様であるスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置によれば、溶接ロボットの可動範囲が下方に広がっていても、その溶接ロボットの可動範囲に電極チップ自動研磨機が干渉しないようにすることが可能になる。
本発明のスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置によれば、ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って並列に設置されている各溶接ロボットの電極チップに適した研磨タイミングで研磨することができ、而もその電極チップに適したチップドレッサを使用することができるようになる。
また、本発明のスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置によれば、ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って並列に設置されている各溶接ロボットの可動範囲に電極チップ自動研磨機が干渉することを防ぐことが可能になる。
本発明のスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置の好ましい実施の形態例を示す図で、(A)は平面図、(B)は(A)の矢視Aから見た側面図である。 図1の電極チップ研磨装置を制御する制御部を示す制御ブロック図である。 図2の制御部の制御例を示すフローチャート図である。 従来の電極チップの自動研磨装置を示す平面図である。
以下、本発明のスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置を実施するための最良の形態例について、図面を参照して説明する。
本発明の電極チップ研磨装置が適用される自動車の車体組立ラインは図1(A)に示すように、ワーク搬送台車21の搬送ライン22の両側にそれぞれスポット溶接ライン23A、23Bが設置されている。一方のスポット溶接ライン23Aには例えば3台の溶接ロボット1A、2A、3Aが搬送ライン22に沿って並列に設置され、他方のスポット溶接ライン23Bには例えば3台の溶接ロボット1B、2B、3Bが搬送ライン22に沿って並列に設置されている。なお、ワーク搬送台車21は、搬送ライン22に沿って走行できるような構造で、例えばレール上を走行車輪によって走行する。
各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bは図2に示すように、三次元方向に移動可能なロボットアーム31と、ロボットアーム32の先端に設けられたアームヘッド31aに装着されるスポット溶接ガン32と、ロボットアーム31及びスポット溶接ガン32を制御するロボット制御部(図示せず。)とから構成されている。スポット溶接ガン32は、一対の電極チップ(図示せず。)が同軸上に対向配置され、この一対の電極チップが相互に接離可能に構成されている。この一対の電極チップの間に自動車ボデー等のワークを挟み込んでスポット溶接を行っている。また、このスポット溶接ガン32は、搬送ライン22を走行するワーク搬送台車21のワーク方向に向くように配置されている。
このような各スポット溶接ライン23A、23Bに設置される電極チップ研磨装置10は図1(A)、(B)に示すように、搬送ライン22と各スポット溶接ライン23A、23Bとの間に配置され、且つ搬送ライン22に沿って敷設されている走行レール11と、走行レール11上を走行するために、走行レール11の走行面を転動する駆動走行輪を備えた走行台車12と、走行台車12上に設置されスポット溶接ガン32の電極チップを研磨する電極チップ自動研磨機13とから構成されている。
走行台車12は、走行レール11上を走行可能な構造で構成され、駆動モータによって駆動される駆動走行輪と共に補助走行輪を配置することで、走行台車12は安定した状態で走行レール11上を走行させることができる(詳細構造は図示せず。)。駆動走行輪や補助走行輪は、例えば、単軌道の走行レールの場合、走行レールの上下或いは左右の走行面で転動可能に配置され、また、走行レールの上と左右の走行面で転動可能に配置されている。このような駆動走行輪や補助走行輪は、その転動面がゴム或いは摩擦係数の大きい材料で形成され走行レールの走行面に接触することになるので、その摩擦力で滑ることなく安定した状態で走行可能になる。
電極チップ自動研磨機13は、電極チップを研磨するチップドレッサ131が例えば4箇所に脱着可能に装着されているチップホルダ132と、チップホルダ132を回転させて各チップドレッサ131、131、131、131をスポット溶接ガン32の電極チップを研磨する位置に回転移動させる回転機構133とから構成されているチップドレッサ装着部130を備えている。
チップドレッサ131は、スポット溶接ガン32の一対の電極チップを研磨可能な構造で、例えば、一対の電極チップで挟み込むことで研磨することができる。回転機構133は、チップホルダ132を駆動モータによって自動回転させることができる周知な構造で、このチップホルダ132は、例えば水平面上で回転するように配置されている。チップホルダ132を回転機構133で、このように配置することで、チップドレッサ131の位置を自由に決めることができ、チップ研磨時における溶接ロボットの姿勢制御が容易となる。
また、電極チップ自動研磨機13は、走行台車12上に設置され、チップドレッサ装着部130を昇降させて、回転機構133によってスポット溶接ガン32の電極チップを研磨する位置に回転移動するチップドレッサ131を、当該電極チップを研磨する高さ位置に合わせるシザーズリフター134を備えている。
シザーズリフター134は、テーブル134aの昇降がパンダグラフ式のリンク機構134bにより往復直線運動を行うアクチュエータ(図示せず。)で駆動されるものである。アクチュエータは、油圧エネルギを直線運動に変換する油圧シリンダや、空気圧エネルギを直線運動に変換する空気圧シリンダが該当し、油圧装置や空気圧装置で往復直線運動するようになっている。また、パンダグラフ式のリンク機構134bは、平行四辺形つくる4本のアームが回り対偶で連結されているものである。このようなシザーズリフター134は、アクチュエータが往復直線運動することで、リンク機構134bが駆動されテーブル134aが昇降するようになっている。
なお、搬送ライン22及び走行レール11、11の設置面IS1は、スポット溶接ライン10、10の溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bの設置面IS2より低く設定されているとよい。このように搬送ライン22及び走行レール11、11の設置面IS1を設定することで、溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bの可動範囲が下方に広がっていても、その溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bの可動範囲に電極チップ自動研磨機13、13が干渉しないようにすることが可能になる。
このように構成された電極チップ研磨装置10は、例えば一方のスポット溶接ライン23Aに並列に設置されている3台の溶接ロボット1A、2A、3Aのうち、スポット溶接ガン32の電極チップを研磨するスポット溶接の打点数になった溶接ロボットに対して、走行台車12が駆動走行輪によって走行レール11上を走行してその位置まで移動することができる。したがって、ワーク搬送台車21の搬送ライン22に沿って並列に設置されている各溶接ロボット1A、2A、3Aの電極チップに適した研磨タイミングで研磨することができる。
また、走行台車12上に設置されている電極チップ自動研磨機13は、チップドレッサ装着部130でチップホルダ131を回転機構133によって回転移動させ、電極チップの研磨が必要になった溶接ロボットの電極チップに対応するチップドレッサ131を、電極チップを研磨する位置に合わせることができる。したがって、大きさや形状の異なる複数種類の電極チップに適したチップドレッサ131を簡単に選択できるようになる。
また、シザーズリフター134はチップドレッサ装着部130を昇降させることができるので、チップドレッサ131を、電極チップを研磨する高さ位置に合わせることができると共に、チップドレッサ131を使用しないときにはチップドレッサ131を溶接ロボットの可動範囲に干渉することのない高さ位置に下げることができる。
なお、他方のスポット溶接ライン23Bに並列に設置されている3台の溶接ロボット1B、2B、3Bも、電極チップ研磨装置10によって同様の作用、効果を得ることができる。
また、本発明の電極チップ研磨装置10は図2に示すように、各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bが有するスポット溶接ガン32によるスポット溶接の打点数を計数する計数部14と、各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bが有する計数部14で計数されたスポット溶接ガンによるスポット溶接の打点数に基づき走行台車12、回転機構133及びシザーズリフター134を制御する制御部15とを備えている。計数部14は、各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bに設けられているが、他の部位に設置してもよい。また、制御部15は、コンピュータやプログラマブルロジックコントローラ等が使用される。
制御部15は、各計数部14、14、14、14、14、14で計数されたスポット溶接ガン32によるスポット溶接の打点数を監視して、打点数が電極チップの研磨が必要になった溶接ロボットの位置まで電極チップ自動研磨機13を移動させるために、走行台車12を制御する第1の制御部151と、第1の制御部151で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガン32の電極チップに対応するチップドレッサ131をチップホルダ132から選択するために、回転機構133を制御する第2の制御部152と、第1の制御部151で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガン32の電極チップを研磨することができる高さ位置に、第2の制御部152で選択されたチップホルダ131の高さ位置を合わせために、シザーズリフター134を制御する第3の制御部153とを備えている。
なお、各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3B、制御部15及び電極チップ自動研磨機13の信号伝送するための接続は、図2中においては有線接続になっているが、無線接続でもよい。
このような走行レール11、走行台車12、電極チップ自動研磨機13及び制御部15で構成された電極チップ研磨装置10、10の動作について、以下、説明する。
搬送ライン22上を走行しているワーク搬送台車21に搭載されたワークを、溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bの各スポット溶接ガン32でスポット溶接すると、各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bの計数部14が、それぞれスポット溶接ガン32によるスポット溶接の打点数を計数する。制御部15の第1の制御部151は、計数部14で計数された各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bが有するスポット溶接ガン32によるスポット溶接の打点数を監視して、打点数が電極チップの研磨が必要になった溶接ロボットを検出すると、その検出した溶接ロボットの位置まで走行台車12によって電極チップ研磨機13を移動させる。また、制御部15の第2の制御部152は、第1の制御部151で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガン32の電極チップに対応するチップドレッサ131をチップホルダ132から選択して、回転機構133によってチップホルダ132を回転させて、その選択されたチップドレッサ131をその電極チップを研磨する位置に回転移動させる。さらに、制御部15の第3の制御部153は、第1の制御部151で特定された溶接ロボットが有するスポット溶接ガン32の電極チップを研磨することができる高さ位置に、第2の制御部152で選択されたチップホルダ131の高さ位置を、シザーズリフター134を昇降させることによって合わせる。したがって、各溶接ロボット1A、2A、3A、1B、2B、3Bが有するスポット溶接ガン32の電極チップに適した研磨タイミングで電極チップの研磨を行うことができるようになる。
このようにして制御部15で制御される電極チップ自動研磨機13は、例えば一方のスポット溶接ライン23Aの3台の溶接ロボット1A、2A、3Aにおけるスポット溶接ガン32の電極チップの研磨が必要になるスポット溶接の打点数がそれぞれ100打点とすると、溶接ロボット1Aはスポット溶接の1サイクルの打点数が20打点では5サイクルで電極チップを研磨、溶接ロボット2Aはスポット溶接の1サイクルの打点数が15打点では6サイクルで電極チップを研磨、溶接ロボット3Aはスポット溶接の1サイクルの打点数が30打点では3サイクルで電極チップを研磨するように設定することができる。ここで、スポット溶接の1サイクルとは、ワークに対して3台の溶接ロボット1A、2A、3Aでスポット溶接を行った場合の周期をいう。
このような条件設定では、制御部15は図3に示すフローチャートのような制御を行うことになる。即ち、スポット溶接ガン32によるスポット溶接の1サイクルの打点数が多いほど、電極チップを研磨する時期が早くなるので、制御部15の第1の制御部151は、スポット溶接の打点数が予め設定された100打点を短いサイクル数で超える溶接ロボットを優先させて電極チップの研磨を行うように設定されている。
このような条件設定の中で、一方のスポット溶接ライン23A及び搬送ライン22が稼動を開始すると(ステップ101)、搬送ライン22上を走行しているワーク搬送台車21に搭載されたワークを、各溶接ロボット1A、2A、3Aのスポット溶接ガン32がスポット溶接を行うので、各溶接ロボット1A、2A、3Aの計数部14が、それぞれスポット溶接ガン32によるスポット溶接の打点数を計数する。制御部15の第1の制御部151は、上述のように溶接ロボット3Aがスポット溶接の一番短いサイクル数である4サイクル目で、スポット溶接の打点数が100打点を超えることになるので、溶接ロボット3Aがスポット溶接の3サイクルを終了すると電極チップの研磨が必要になったと判断して、溶接ロボット3Aの位置まで走行台車12によって電極チップ自動研磨機13を移動させる(ステップ102)。この時点で、溶接ロボット3Aは、制御部15の第1の制御部151からの電極チップの研磨が必要になったことを信号情報とする電気信号に基づき、スポット溶接ガン32の電極チップを電極チップ自動研磨機13で研磨可能な位置にセットする。この電気信号の伝送は有線、無線の何れでもよい。
そして、制御部15の第2の制御部152による回転機構133の制御、第3の制御部153によるシザーズリフター134の制御により、溶接ロボット3Aが有するスポット溶接ガン32の電極チップに対応するチップドレッサ131を、その電極チップを研磨できる位置に合わせると、電極チップ自動研磨機13はそのチップドレッサ131でその電極チップの研磨を開始する(ステップ103)。なお、電極チップ自動研磨機13は、制御部15からのスポット溶接ガン32の電極チップを電極チップ自動研磨機13で研磨可能な位置にセットしたことを信号情報とする電気信号や、スポット溶接ガン32の電極チップを電極チップ自動研磨機13で研磨可能な位置にセットしたことを検出するセンサからの検出信号に基づき、チップドレッサ131で電極チップの研磨を開始する。
電極チップ自動研磨機13による溶接ロボット3Aが有するスポット溶接ガン32の電極チップの研磨が終了すると(ステップ104)、制御部15の第1の制御部151は、上述のように溶接ロボット1Aが溶接ロボット3Aの次にスポット溶接の短いサイクル数である5サイクル目で、スポット溶接の打点数が100打点になるので、溶接ロボット1Aがスポット溶接の5サイクルを終了すると電極チップの研磨が必要になったと判断して、溶接ロボット1Aの位置まで走行台車12によって電極チップ自動研磨機13を移動させる(ステップ105)。この時点で、溶接ロボット1Aは、制御部15の第1の制御部151からの電極チップの研磨が必要になったことを信号情報とする電気信号に基づき、スポット溶接ガン32の電極チップを電極チップ自動研磨機13で研磨可能な位置にセットする。この電気信号の伝送は有線、無線の何れでもよい。
そして、制御部15の第2の制御部152による回転機構133の制御、第3の制御部153によるシザーズリフター134の制御により、溶接ロボット1Aが有するスポット溶接ガン32の電極チップに対応するチップドレッサ131を、その電極チップを研磨できる位置に合わせると、電極チップ自動研磨機13はそのチップドレッサ131でその電極チップの研磨を開始する(ステップ106)。電極チップ自動研磨機13による溶接ロボット1Aが有するスポット溶接ガン32の電極チップの研磨が終了すると(ステップ107)、制御部15の第1の制御部151は、上述のように溶接ロボット2Aがスポット溶接の一番長いサイクル数である7サイクル目で、スポット溶接の打点数が100打点を超えることになるので、溶接ロボット2Aがスポット溶接の6サイクルを終了すると電極チップの研磨が必要になったと判断して、溶接ロボット2Aの位置まで走行台車12によって電極チップ自動研磨機13を移動させる(ステップ108)。この時点で、溶接ロボット2Aは、制御部15の第1の制御部151からの電極チップの研磨が必要になったことを信号情報とする電気信号に基づき、スポット溶接ガン32の電極チップを電極チップ自動研磨機13で研磨可能な位置にセットする。この電気信号の伝送は有線、無線の何れでもよい。
そして、制御部15の第2の制御部152による回転機構133の制御、第3の制御部153によるシザーズリフター134の制御により、溶接ロボット2Aが有するスポット溶接ガン32の電極チップに対応するチップドレッサ131を、その電極チップを研磨できる位置に合わせると、電極チップ自動研磨機13はそのチップドレッサ131でその電極チップの研磨を開始する(ステップ109)。電極チップ自動研磨機13による溶接ロボット2Aが有するスポット溶接ガン32の電極チップの研磨が終了するが(ステップ110)、一方のスポット溶接ライン23A及び搬送ライン22が稼動を終了するまで(ステップ111)、ステップ102からステップ110を繰り返すように制御部15は設定されている(ステップ112)。
なお、第1の制御部151は、打点数が電極チップの研磨が必要になった溶接ロボットが同タイミングで複数の場合には、電極チップ自動研磨機13が停止している場所に近い溶接ロボットから順次、電極チップの研磨を行えるように、走行台車12を制御するようにするとよい。
また、上述した実施例においては、チップドレッサ131はチップホルダ132に対して4箇所に装着されていたが、これに限らず、電極チップの形状や大きさに応じた数で、複数設けられていてもよい。
また、上述した実施例においては、1つのスポット溶接ラインに3台の溶接ロボットが並列に配置されていたが、これに限らず、ワークに対してスポット溶接を行う箇所に応じて配置する台数を増減してもよく、この場合においても電極チップ研磨装置10は上述した作用、効果を得ることができる。
また、上述した実施例においては、電極チップ研磨装置10は自動車の車体組立ラインに適用されていたが、これに限らず、スポット溶接する製品であれば、どのような製品の組立ラインにも適用させることができる。
これまで本発明について図面に示した特定の実施の形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができることはいうまでもないことである。
1A、2A、3A、1B、2B、3B……溶接ロボット

10……電極チップ研磨装置
11……走行レール
12……走行台車
13……電極チップ自動研磨機
131……チップドレッサ
132……チップホルダ
133……回転機構
134……シザーズリフター
14……計数部
151……第1の制御部
152……第2の制御部
153……第3の制御部

21……ワーク搬送台車
22……搬送ライン
23A、23B……スポット溶接ライン

IS1……搬送ライン及び走行レールの設置面
IS2……スポット溶接ラインの溶接ロボットの設置面

Claims (4)

  1. ワーク搬送台車の搬送ラインに沿って溶接ロボットが複数並列に設置され、前記溶接ロボットが有するスポット溶接ガンで前記ワーク搬送台車上のワークをスポット溶接するスポット溶接ラインにおいて、前記スポット溶接ガンに装着されている電極チップを研磨する電極チップ研磨装置であって、
    前記搬送ライン及び前記スポット溶接ライン間に配置され、且つ前記搬送ラインに沿って敷設されている走行レールと、
    前記走行レール上を走行するために、前記走行レールの走行面を転動する駆動走行輪を備えた走行台車と、
    前記走行台車上に設置され前記スポット溶接ガンの前記電極チップを研磨する電極チップ自動研磨機とから構成され、
    前記電極チップ自動研磨機は、
    前記電極チップを研磨するチップドレッサが複数装着されているチップホルダ、及び前記チップホルダを回転させて前記各チップドレッサを前記スポット溶接ガンの前記電極チップを研磨する位置に回転移動させる回転機構から構成されているチップドレッサ装着部と、
    前記走行台車上に設置され、前記チップドレッサ装着部を昇降させて、前記回転機構によって前記スポット溶接ガンの前記電極チップを研磨する位置に回転移動する前記チップドレッサを、当該電極チップを研磨する高さ位置に合わせるシザーズリフターとを備えていることを特徴とするスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置。
  2. 前記各溶接ロボットが有する前記スポット溶接ガンによるスポット溶接の打点数を計数する計数部と、
    前記各計数部で計数された前記スポット溶接ガンによるスポット溶接の前記打点数を監視して、前記打点数が前記電極チップの研磨が必要になった前記溶接ロボットの位置まで前記電極チップ自動研磨機を移動させるために、前記走行台車を制御する第1の制御部と、
    前記第1の制御部で特定された前記溶接ロボットが有する前記スポット溶接ガンの前記電極チップに対応する前記チップドレッサを前記チップホルダから選択するために、前記回転機構を制御する第2の制御部と、
    前記第1の制御部で特定された前記溶接ロボットが有する前記スポット溶接ガンの前記電極チップを研磨することができる高さ位置に、前記第2の制御部で選択された前記チップホルダの高さ位置を合わせために、前記シザーズリフターを制御する第3の制御部とを備えていることを特徴とする請求項1記載のスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置。
  3. 前記チップホルダは、水平面上で回転するように配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項2のうち何れか1項に記載のスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置。
  4. 前記搬送ライン及び前記走行レールの設置面は、前記スポット溶接ラインの前記溶接ロボットの設置面より低く設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項に記載のスポット溶接ラインにおける溶接ロボットの電極チップ研磨装置。
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