JP5027795B2 - 男性用ショーツ - Google Patents

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Description

本発明は、二枚の布部材を重ね配置し、排尿時に男性陰部を挿通する開口を形成可能な前開き部を備えた男性用ショーツに関する。
従来の男性用ショーツ(以下、ショーツと称する)は、例えば図19〜23に示すものがあった。図19,20には、従来のショーツS’の前面視および後面視をそれぞれ示す。
ショーツS’の前面には開口101を形成可能な前開き部100’が備えてある。前開き部100’には二枚の布部材1a,2aが重ね配置してあり(図21:斜線部分)、各布部材1a,2aにおけるそれぞれの縁部2X,2Yは他の布部材と縫合されない。排尿時には、各縁部2X,2Yの略中間点2E,2Fを互いに反対方向に引っ張ることで開口101が形成され(図21,22)、布部材1a,2aを変形して形成された開口101から男性陰部Pの挿通が可能となる。
布部材1aは、縁部2Xの上方端部2Aより上方、および、下方端部2Bより下方の部分を他方の布部材2aと縫合して接続してある。一方、布部材2aは、縁部2Yの上方端部2Cより上方、および、下方端部2Dより下方の部分を他方の布部材1aと縫合して接続している。上方端部2A,2Cおよび下方端部2B,2Dの4点は、前股繰り1f、2fの線上に設定してあるため、前開き部100’は、二枚の布部材1a,2aの重なりが略四角形状となっている。
図22に示すように、開口101の形成時における布部材1a,2aの変形に伴い、縁部2Xの端部は上方端部2A’および下方端部2B’の位置に移動し、縁部2Yの端部は上方端部2C’および下方端部2D’の位置に移動する。このように前開き部100’の変形は、例えばウェスト位置Wは位置W’まで移動するというように、ショーツS’全体に及ぶ。
上方端部2A,2Cおよび下方端部2B,2Dの4点を結ぶ四角形で構成された前開き部100’は、布部材1a,2aの重なり面積が大きく、かつ、平面的(図23参照)である。そのため、開口101を形成するには、各縁部2X,2Yの移動量が多くなり、この開き動作が煩雑となる。このため、従来のショーツS’では、できるだけ開き動作を小さくするために、縁部2X,2YをショーツS’の中心側に彎曲させて、布部材1a,2aの重なり面積が少なくなるように構成している。
尚、上述した従来技術は一般的な技術内容であるため、先行技術文献は示さない。
ショーツS’を履いているとき、男性陰部Pの基部は、前面方向視でおおよそ前開き部100’の下方付近に位置する(図21)。 通常の使用態様では、形成される開口101の位置は、上方端部2A,2Cおよび下方端部2B,2Dの4点で形成される四角形の対角線の交点付近である。つまり、開口101の位置は、ショーツS’を履いているときの男性陰部Pの基部の位置より上方となり(図22)、両者の位置が一致しない。
さらに、開口101の形成時において、布部材1a,2aは開口101の上下で交差して、無理に変形させた状態となっている。このため、男性陰部Pが布部材1a,2aによって左右から圧迫される。また、排尿時に男性陰部Pの先端を下方に向けようとすると、男性陰部Pの中間位置が開口101に干渉して尿道が下方から圧迫され、尿を排出し難くなる。その結果、残尿が生じるだけでなく、当該残尿がある場合には男性陰部Pより漏れ出る虞がある。
このような残尿感を避けるため、男性陰部Pを開口101の外に挿通させる際に、できるだけ男性陰部Pの位置と開口101との位置が一致するように、開口101を強引に男性陰部Pの位置までずらす場合がある。このとき、尿道が下方から布部材1a,2aによって圧迫され難くなるが、開口101の位置と男性陰部Pの位置とを一致させる力を維持する必要があるため、当該行為はやはり煩雑なものとなる。
従って、本発明の目的は、迅速に排尿し易く、かつ、残尿感を感じ難い男性用ショーツを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の男性用ショーツの第一特徴構成は、二枚の布部材を重ね配置し、排尿時に男性陰部を挿通する開口を形成可能な前開き部を備えた男性用ショーツであって、前記開口を形成する前記二枚の布部材の各縁部のうち、一方の縁部の上方端部を、他方の布部材に互いに重なる状態に接続し、双方の縁部の下方端部どうしを、前記前開き部の幅方向の中央部で接続してあり、前記二枚の布部材の夫々にダーツ処理を施して設けた凸部である係合手段を備え、当該ショーツを装着した際に、前記二枚の布部材の夫々の前記係合手段は、互いに凸状に重なり合い、他方の布部材に重なる縁部のそれぞれが、前記幅方向の中央部から外側に凸状となるように構成した点にある。
上記第一特徴構成によれば、一方の縁部の上方端部を、互いに他方の布部材に重なる状態に接続し、双方の縁部の下方端部どうしを、前記前開き部の幅方向の中央部で接続することで、二枚の布部材の重なりの形状は略三角形状となる。
従来のショーツでは、二枚の布部材の重なりが略四角形状となるのに比べると、本構成のショーツでは二枚の布部材の重なりの割合が少なくなる。
ショーツを履いているときの男性陰部の基部は、前面方向視でおおよそ前開き部の下方付近に位置する。本構成の場合、開口が形成されるとき、前開き部の中央部の端部を支点として各布部材が変形するため、当該開口は、当該中央部の端部の直上付近に位置する。 即ち、ショーツを履いているときの男性陰部の基部の位置と開口の位置とは、略一致する。そのため、開口を形成するための布部材の開き動作量を少なくすることができ、排尿を迅速に行うことができる。さらに、排尿時に開口を男性陰部の位置までずらす必要が無くなり、容易に排尿することができる。
さらに、開口が形成される位置と、男性陰部の基部の位置とが一致するから、排尿時に尿道が下方から圧迫され難い。その結果、尿をほぼ完全に排出することができ、そのため、残尿感が生じず、ショーツに残尿を漏らすこともない。
本構成では、前記二枚の布部材の夫々にダーツ処理を施して設けた凸部である係合手段を備えている。
このように、ダーツ処理によって形成された係合手段であれば、男性陰部を保持する領域を、当初より凸状に形成できる。このように形成された凸状の係合手段であれば、従来のように二枚の布部材を平面状に重ねる場合と比べて布部材の張り状態が緩和されるため、開き動作が容易に行える。
また、装着に際して男性陰部が圧迫されず、装着感に優れる。
本構成では、当該ショーツを装着した際に、前記二枚の布部材の夫々の係合手段が、互いに凸状に重なり合う。
これによれば、二枚の布部材は、ショーツを装着した際に男性陰部を収容した状態で立体的に重なり合う。このため、二枚の布部材が左右に位置ズレし難い状態となって、意図的に開き動作を行わなければ開口を形成することはできない。つまり、不意な姿勢をとったときに開口が形成されてしまう「割れ」を未然に防止することができる。
また、本構成では、他方の布部材に重なる縁部のそれぞれが、前記幅方向の中央部から外側に凸状となるように構成した点にある。
これによれば、一方の布部材と他方の布部材との係合面積が各縁部を彎曲形成した分だけ増加する。よって、不意な開口の形成を確実に防止することができる。
本発明の第二特徴構成は、前記前開き部が、上下方向に長尺の略三角形形状であり、前記双方の縁部の下方端部どうしの接続が前記前開き部の上下方向の間の位置に設けてあるとともに、前記前開き部の下端部が、男性陰部の基部裏側に位置するよう構成した点にある。
上記第二特徴構成によれば、前開き部のうち、前記縁部同士の接続位置から下端部に至る部分が男性陰部の基部裏側付近にフィットした状態となる。
そのため、排尿時に尿道を軽く押圧する効果が生じ、残尿が無くなると共に、男性陰部の基部裏側付近のサポート感覚が向上し、履き心地のよいショーツとなる。
図1〜15に本発明の男性用ショーツを示す。
本発明の男性用ショーツS(以下、ショーツSと称する)は、排尿し易く、かつ、残尿を生じ難くするため、男性陰部Pの基部の位置と開口101の位置とがほぼ一致するよう構成してある。
即ち、二枚の布部材4,4’を重ね配置し、排尿時に男性陰部Pを挿通する開口101を形成可能な前開き部100を備えたショーツSであって、開口101を形成する二枚の布部材4,4’の各縁部1X,1Yのうち、一方の縁部の上方端部を、他方の布部材に互いに重なる状態に接続し、双方の縁部の下方端部どうしを、前開き部100の幅方向の中央部16で接続してある。
前開き部100には二枚の布部材4,4’が重ね配置してある(図7:斜線部分)。各布部材4,4’におけるそれぞれの縁部1X,1Yは他の布部材と縫合されない。そのため、各縁部1X,1Yの中間位置1E,1Fを互いに反対方向に引っ張ると、男性陰部Pが挿通する開口101が形成される(図8)。
図7に示したように、開口101を形成する各縁部1X,1Yのうち、例えば布部材4の縁部1Xは、上方端部1Aを他方の布部材4’と縫合して接続している。一方、布部材4’の縁部1Yは、上方端部1Cを他方の布部材4と縫合して接続している。縁部1X,1Yの下方端部1B,1Dどうしを、前開き部100の中央部16で接続してある。中央部16は、布部材4,4’を接続する縫合線である。
本実施形態では、下方端部1B,1Dどうしは略一致する位置となっているが、必ずしも一致させる必要はなく、下方端部1B,1Dどうしをできるだけ近付けた位置としてあればよい。このように下方端部1B,1Dどうしを略一致させることで、二枚の布部材4,4’の重なりの形状が略三角形状となる。
本構成のショーツSでは、下方端部1B,1Dどうしを略一致させることによって二枚の布部材4,4’の重なり形状が略三角形状となり、重なり面積ができるだけ少なくなる。このため、開口101を形成するための開き動作量を少なくすることができ、迅速に排尿を行い易くなる。
(開口の形成位置)
ショーツSを履いているとき、男性陰部Pの基部は、前面方向視でおおよそ前開き部100の下方付近に位置する(図7)。
図10に、本発明のショーツSの前開き部100、および、従来のショーツS’の前開き部100’を重ねた模式図を示す。
一方、開口101が形成されるとき(図8)、前開き部100の中央部16の端部を接続部102とすれば、接続部102を支点として各布部材4,4’が変形するため、当該開口101は、当該接続部102の直上付近に位置する。
即ち、ショーツSを履いているときの男性陰部Pの位置と開口101の位置とが非常に近くなる。そのため、排尿時に開口101を男性陰部Pに向けて大きくずらす必要が無くなり、落ち着いて排尿することができる。
図9は、前開き部100のみを模式的に示した図である。
この図から明らかなように、前記接続部102の直上で開口101が形成されると、男性陰部Pの基部の位置と開口101とが近づくから、尿道が布部材4,4’によって下方から圧迫され難い。その結果、残尿が生じ難くなり、ショーツSに残尿を漏らすこともなくなる。
(係合手段)
図7,8,11に示すように、本発明のショーツSは、当該ショーツSを装着した際に、二枚の布部材4,4’の夫々が、互いに凸状に重なり合う係合手段110,110’を備えている。
例えば係合手段110,110’は、布部材4,4’を予め立体的に形成して構成する。図12,13に示すように、二枚の布部材4,4’の夫々にダーツ処理を施したダーツ処理部8を設けることで、係合手段110,110’を、容易に凸部111として形成することができる。このとき、ダーツ処理部8の基端が凸部111の頂点Tとなる。
このように、ショーツSを装着した際に男性陰部Pを収容した状態で立体的な係合手段110,110’を備えることで男性陰部Pが圧迫されず、装着感に優れる。
その他の係合手段110,110’の構成として、ゴム等を織り込んだ弾性布部材を二枚重ね、未装着時には二枚の布部材4,4’は単に平面状に重なり合うだけであるが、ショーツSを装着した際に男性陰部Pを収容した状態で立体的に重なり合うものであってもよい。
また、本発明のショーツS’では、男性陰部Pを立体的に収容できるため、二枚の布部材を平面状に重ねる場合と比べて布部材の張り状態が緩和されるため、開口101の開閉動作が容易になって男性陰部Pを外部に挿通させ易くなり、更に迅速に排尿を行うことができる。
さらに、二枚の布部材4,4’は、ショーツSを装着した際に男性陰部Pを収容した状態で立体的に重なり合うため、意図的に開き動作を行わなければ開口101を形成することはない。つまり、不意な姿勢をとったときに開口101が形成される、所謂「割れ」を未然に防止できる。
(縁部の形状)
本実施形態では、各縁部1X,1Yが、幅方向の中央部16に対して外側に凸状となるように構成してある。
本発明のショーツSにおける前開き部100は、二枚の布部材4,4’の重なりができるだけ少ない略三角形状としてある。しかし、各縁部1X,1Yを外側に彎曲して形成することで、一方の布部材と他方の布部材との摩擦力が作用する部位が彎曲形成した分だけ増加して、不意な開口101の形成を確実に防止できる。
(前開き部)
図14に示すように、二枚の布部材4,4’を接続して形成した前開き部100が、上下方向に長尺の略三角形形状であり、双方の縁部1X,1Yの下方端部どうしの接続部102が前開き部100の上下方向の間の位置に設けてある。そして、前開き部100の下端部103が、男性陰部Pの基部裏側に位置するよう構成してある。
このように構成することで、接続部102と下端部103との間は、二枚の布部材4,4’が男性陰部Pの基部裏側付近にフィットした状態とすることができる。
そのため、排尿時に尿道を軽く押圧することで残尿が生じ難くなると共に、男性陰部Pの基部裏側付近のサポート感覚が向上し、履き心地のよいショーツSとなる。
<本発明の男性用ショーツの作製方法>
図1〜4に完成したショーツSを示し、図5〜6にショーツSを構成する各パーツを示す。足帯3およびヒップカップ5の縫合線14,14’を境界として、ショーツSの上半分および下半分と呼ぶ。
帯部20は前帯1と腰帯2、2’とを縫合線6,6’で接続して形成する。
切り込み部Lを重ね線L2に重ねたヒップカップ5と腰帯2とを縫合線13で接続する。同様に、切り込み部L’を重ね線L2’に重ねたヒップカップ5’と腰帯2’とを縫合線13’で接続する。これらを、後ろ中心線10―11の股繰りの縫合線で縫合することでショーツSの上半分を形成する。
左右の足帯3,3’は、ショーツSの後側にある縫合線9で接続する。布部材4のダーツ処理部8をダーツ処理し、もう一方の布部材4’も同様にダーツ処理を行う(図12,13)。
布部材4の股底部の縫合線16で、左右の布部材4,4’を接続する(図11,15)。布部材4と足帯3とを股繰り縫合線7で接続し、もう一方の布部材4’も同様に縫合線7’で接続する。
足帯3の内股縫合線17で前後の股下部を縫合して、ショーツSの下半分を形成する。
そして、帯部20の側の下端部分および足帯30の側の上端部分を、縫合線12、14、14’で接続すればショーツSが完成する。
[別実施形態]
上述した実施形態において、後側部材として、ヒップアップができる構成を追加することができる。当該後側部材は、例えば図16〜18に示したように、ヒップカップ5,5’を備えている。即ち、ヒップカップ5を構成する布部材の一部を重ねて合せ部M,M’として、外方に突出した円錐部130,130’を構成してある。
図5等に基づき、ヒップカップ5の円錐部130を作成する手順について説明する。
ヒップカップ5と腰帯2の縫合線13の線上に、DHから第一所定距離の位置にAH点を設定する。ヒップカップ5の下部の点CHより第二所定距離の位置に点Vを設定し、点AHと点CHを繋いだ線上であって点Vより第三所定距離の位置に点Hを決める。この点Hを中心として、点Hから点Vまでを半径Rとする円Qを描く。この円Qが、ヒップカップ5の高さを決める円錐の基本となる。
このときできた三角形H―AH―Vの高さ(頂点H、底辺AH−V)が円錐の高さKとなる。その三角形の1辺であるV−Hを延長してH−AHを求め、図18に示す重ね部M2を合せ部Mへ重ねることによりヒップカップ5の円錐形が完成する。
この円の半径Rがヒップのサイズにより変化することで、ヒップカップ5のサイズ変更が可能である。ヒップカップの合せ部Mを形成する角度は、当該サイズに関係なく45度である。
合せ部Mは、その一部を縫合しないように構成できる。
重ね部M2を、例えば合せ部Mに重ねたとき、図18の切り込み部L,L’を下側の布部材と縫合しない開放部131,131’とする。重ね合わせた布部材同士は相互に位置ズレ可能である。よって、ショーツSを装着した者のヒップのボリュームに応じて容易に位置ズレする。また、装着者の動作に応じて自在に位置ズレし、動く度に空気が出入りする通気口としての役割も果たす。このヒップカップの開放部131,131’は、縦地の目に添って裁断する。そうすることで縦編みニットの特徴を発揮し、解れが生じない。
このように円錐部130を設けることにより、ヒップの肉が円錐部130の中に無理なく収納される。そして、ヒップを締め付けることなく、ヒップの肉が円錐部130の頂点Hの側に寄せられ、ヒップアップ効果およびヒップ整形効果が発揮される。
また、ヒップアップ効果により、ヒップの肉の重さに起因する腰痛を回避することもできる。
本発明の男性用ショーツSは、男性用ショーツSの開口101の位置を、男性陰部Pの基部の位置にほぼ一致させることで残尿を防止する。そして、本実施形態のように、後側部材として円錐部130を設けることにより、大殿筋の運動効果を高めて男性陰部Pの付近の筋肉を鍛え、残尿の防止効果をさらに高めることができる。
本発明のショーツSは、人体の構造およびショーツの構造に鑑みて、人間工学的に極めて優れたショーツSといえる。即ち、男性陰部の構造(位置、立体形状)に適合させるべく前開き部の開口位置を従来のショーツS’の開口位置と異なる位置に変更することで、残尿感が生じ難くなり、排尿時の開口形成動作である布部材の開き動作量が少なくなって、迅速な排尿を可能としている。
さらに、後側部材として円錐部を備えてヒップアップ効果を有する。
これらの機能を有するショーツを着用することで、排尿時の安心感、腰周りのルックスの向上を自覚できるため、満足度の高いものとなる。
本発明の男性用ショーツは、日常的に着用するショーツだけでなく、スポーツ用のショーツ等に利用できる。
本発明の男性用ショーツの斜め前方視概略図 本発明の男性用ショーツの斜め後方視概略図 本発明の男性用ショーツの前方視概略図 本発明の男性用ショーツの後方視概略図 本発明の男性用ショーツの基本製図の概要を示した図 本発明の男性用ショーツを構成する各パーツを示した図 前開き部概略図 開口を形成した前開き部の概略図 開口を形成した前開き部を模式的に示した概略図 本発明のショーツの前開き部、および、従来のショーツの前開き部を重ねた模式図 前開き部のI−I’断面図 ダーツ処理前の布部材の概略図 ダーツ処理後の布部材の概略図 二枚の布部材を接続して形成した前開き部周辺の概略図 二枚の布部材を接続する様子を示した概略図 後側に円錐部を設けた男性用ショーツの要部の後方斜視図 円錐部周辺の要部の正面概略図 展開したヒップカップの概略図 従来の男性用ショーツの前面視概略図 従来の男性用ショーツの後面視概略図 従来の男性用ショーツの前開き部概略図 従来の男性用ショーツにおいて開口を形成した前開き部の概略図 従来の男性用ショーツにおけるZ−Z断面図’
符号の説明
S 男性用ショーツ
P 男性陰部
1X,1Y 縁部
1B,1D 下方端部
4,4’ 布部材
16 中央部
100 前開き部
101 開口
110 係合手段
103 下端部

Claims (2)

  1. 二枚の布部材を重ね配置し、排尿時に男性陰部を挿通する開口を形成可能な前開き部を備えた男性用ショーツであって、
    前記開口を形成する前記二枚の布部材の各縁部のうち、一方の縁部の上方端部を、他方の布部材に互いに重なる状態に接続し、
    双方の縁部の下方端部どうしを、前記前開き部の幅方向の中央部で接続してあり、
    前記二枚の布部材の夫々にダーツ処理を施して設けた凸部である係合手段を備え、当該ショーツを装着した際に、前記二枚の布部材の夫々の前記係合手段は、互いに凸状に重なり合い
    他方の布部材に重なる縁部のそれぞれが、前記幅方向の中央部から外側に凸状となるように構成してある男性用ショーツ。
  2. 前記前開き部が、上下方向に長尺の略三角形形状であり、前記双方の縁部の下方端部どうしの接続が前記前開き部の上下方向の間の位置に設けてあるとともに、
    前記前開き部の下端部が、男性陰部の基部裏側に位置するよう構成してある請求項1に記載の男性用ショーツ。
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