JP3155830U - インナーウェア - Google Patents

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倫子 栄谷
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利枝子 基
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Abstract

【課題】 裾部の捲れ上がりを防止することができるインナーウェアを提供する。【解決手段】 インナーウェアは、各筒状編地の他端側における内股12に対応する部分に配設され、裾部14の下端14aから股部11にかけて延在させ、筒状編地より剛性を高く形成される支持部3を備えている。【選択図】 図1

Description

この発明は、丸編みで筒状に編んだ一対の筒状編地を用いて、当該各筒状編地の一端側におけるパンティに相当する部分を裁断し、当該裁断縁同士を付き合わせて縫着して一体化したインナーウェアに関するものである。
従来のインナーウェアにおいては、インナーウェアの内面部に編み組織の異なる凸部と凹部が互い違いに編成されており、各凹部は交互に深い凹部と浅い凹部に編成されている構成とする(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−339107号公報
従来のインナーウェアは、ガードル本体が左右を分離した状態で丸編し、その後、内側辺部同志を縫着して接続することにより1つのガードルを構成するものであり、内股に対応する部分には縫合線等が存在しない編地である。このため、従来のインナーウェアは、着用者の歩行時の腿上げ等により、裾部が捲れ上がり易く、捲れ上がった部分による太股への圧迫により着用者に不快感を与えるというという課題があった。
この考案は、上述のような課題を解決するためになされたもので、裾部の捲れ上がりを防止することができるインナーウェアを提供することを目的とする。
この考案に係るインナーウェアにおいては、各筒状編地の他端側における内股に対応する部分に配設され、裾部の下端から股部にかけて延在させ、筒状編地より剛性を高く形成される支持部を備えているものである。
また、この考案に係るインナーウェアにおいては、必要に応じて、支持部が、縫い目、当て縫い、添え糸編み又は接着芯地により形成されるものである。
また、この考案に係るインナーウェアにおいては、必要に応じて、支持部が、略V字形状である。
この考案に係るインナーウェアにおいては、各筒状編地の他端側における内股に対応する部分に配設され、裾部の下端から股部にかけて延在させ、筒状編地より剛性を高く形成される支持部を備えていることにより、筒状編地が薄いベース生地であっても、支持部が筒状編地と比較して高い剛性を有するために、内股における裾部の捲れ上がりを防止することができる。
また、この考案に係るインナーウェアにおいては、必要に応じて、支持部が、縫い目、当て縫い、添え糸編み又は接着芯地により形成されることにより、裾部を裁断することなく、支持部を形成することができる。
また、この考案に係るインナーウェアにおいては、必要に応じて、支持部が、略V字形状であることにより、略I字形状の支持部に対して強度を高め、裾部の捲れ上がりをさらに防止することができる。
(a)は第1の実施形態に係るインナーウェアを右後方からみた右後側斜視図であり、(b)は図1(a)に示すインナーウェアを右前方からみた右前側斜視図である。 (a)は図1に示すインナーウェアのパンティ部の内股及び股部における展開図であり、(b)は第1の実施形態に係る他のインナーウェアのパンティ部の内股及び股部における展開図である。 (a)は部分的に編地を異ならせた図1に示すインナーウェアを右後方からみた右後側斜視図であり、(b)は図3(a)に示すインナーウェアを右前方からみた右前側斜視図である。
(本考案の第1の実施形態)
図1及び図2において、インナーウェアは、丸編みで筒状に編み立てられるベース生地1の一端部を裁断し、この裁断した部分のうち股部11となるベース生地1に股布2を当てて縫合される。なお、この第1の実施形態においては、ベース生地1は、伸縮性のある編地であり、平編、タック編、浮き編又はパイル編などで編成されてなる構成である。また、股布2は、ベース生地1の編地と比較して、編目間隔を同等又は変化させることで、同一又はそれ以上の伸縮性のある編地をなしており、例えば、ナイロン製の平編の下地に、表面を綿製のパイル地とすることで、通気性があり、インナーウェアの着用者に対する肌触りを良好にすることができる。また、ノンラン編で、ベース生地1同士並びにベース生地1及び股布2を縫合することにより、縫合線を薄い編地とすることができる。
インナーウェアは、縫製方法により以下の2つに分類される。
第1の縫製方法は、丸編機により筒状に編んだ1本の筒状編地を用いて、パンティ部10の股部11及び内股12に相当する部分に切れ目を入れて裁断縁同士を前後で付き合わせて縫着してパンティ部10の股部11及び内股12を形成するものである。
また、第2の縫製方法は、丸編機により筒状に編んだ一対(2本)の筒状編地を用いて、当該各筒状編地の一端側におけるパンティ部10のパンティ13に相当する部分に切れ目を入れて裁断縁同士を付き合わせて縫着して一体化したものである。この第2の縫製方法では、通常、パンティ部10の内股12に相当する部分に切れ目を入れず、内股12に相当する部分の裁断縁同士を付き合わせて縫着する必要がない。
なお、この第1の実施形態に係るインナーウェアは、第2の縫製方法により製造される裾部14を有するインナーウェアを対象とするものであり、以下、インナーウェアとして、パンティガードル100を用いて説明する。
また、この第1の実施形態に係るパンティガードル100においては、部分的な補強と機能向上のための編地、例えば、腹部を押さえる目的で前身頃100aに編成する部分的な編地やヒップを持ち上げる目的で後身頃100bに編成する部分的な編地等は適宜選択することができ、ここでの図示及び説明は省略する。
パンティガードル100は、着用者の腰を覆う部分であるパンティ13と、パンティ部10の上端をなすウエスト部15と、パンティ部10の下端をなす裾部14と、着用者の股における添え生地である股布2をベース生地1に縫合し形成されるマチ部16と、マチ部16を包含し着用者の股に相当する股部11とを備えている。なお、裾部14及びウエスト部15は、袋編に編立てるメークアップ(Make−up)編成又は端始末不要のヘム(耳)により、開口部の処理が施されている。
支持部3は、各筒状編地の他端側における着用者の内股に対応する部分(内股12)に配設され、裾部14の下端14aから股部11にかけて延在させ、筒状編地より剛性を高く形成される。特に、支持部3は、縫い目、当て縫い、添え糸編み又は接着芯地により形成される。
ここで、縫い目により形成される支持部3とは、裁断していない裾部14に対して、例えば、2本針又は3本針のミシンによる縫い目により形成されるものである。
また、当て縫いにより形成される支持部3とは、裁断していない裾部14に対して、補強する目的で別に当てる布地(当て布)等を当てて縫製することにより形成されるものである。
また、添え糸編みにより形成される支持部3とは、丸編みで筒状に編み立てられるベース生地1に他の編糸を添えて給糸して編み込んだ編地により形成されるものである。
さらに、接着芯地により形成される支持部3とは、裁断していない裾部14に対して、例えば、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリウレタン系、ポリエチレン系(高密度、低密度)又はエチレン酢酸ビニル系などの種類の樹脂からなる接着樹脂を、ドット加工、パウダー加工、くもの巣加工又はフィルム加工などの加工方法によって、裾部14の編地に塗布し、フラット型プレス機、ローラー型プレス機などによって加熱及び加圧処理を施すことで、編地に樹脂を固着させることにより形成されるものである。
なお、本実施形態に係る支持部3は、縫い目により形成され、図2(a)に示すように、支持部3の一端3aを裾部14の下端14aに合わせ、支持部3の他端3bを裾部14の上端14b近傍に合わせているが、この他端3bの位置に限られるものではない。これに対し、支持部3の長さは、短すぎると、支持部3における所望の剛性を確保できず、裾部14の捲れ上がりを防止する効果が低く、長すぎると、支持部3とベース生地1との凹凸により着用者に違和感を与える。このため、支持部3の他端3bの位置は、裾部14の厚さ、材質又は編地等に応じて適宜設定することが好ましい。
また、支持部3は、内股12に配設されており、この位置に限られるものではないが、着用者の太股を周回する裾部14のうち、内股12において、裾部14が捲れ上がり易い傾向にある。このため、支持部3は、少なくとも左右の内股12のうち、各内股12に複数並設させることが好ましく、各内股12に一箇所配設させることがより好ましい。これに対し、パンティガードル100は、各筒状編地の他端側における着用者の外腿に対応する部分に配設され、内股12に配設される支持部3に対して略平行に裾部14の下端14aから延在させ、筒状編地より剛性を高く形成される他の支持部3を備えることで、外腿における裾部14の捲れ上がりを防止することができる。この他の支持部3は、内股12に配設される支持部3と同様に、縫い目、当て縫い、添え糸編み又は接着芯地により形成される。
なお、着用者の太股の周方向に沿って、内股12に配設される支持部3以外の複数の支持部3を裾部14に配設させてもよいが、着用者への肌触りや製造工程の増加を考慮すると、裾部14の捲れ上がりの防止に最も効果のある、内股12のみに配設させることが好ましい。
また、支持部3は、図2(b)に示すように、裾部14の下端14a側から上端14b側にかけて先細りとなる略V字形状や、図2(c)に示すように、裾部14の上端14b側から下端14b側にかけて先細りとなる略V字形状にすることが考えられる。この略V字形状は、裾部14の下端14a又は上端14bの一部による一辺を含むことで、三角形を構成し、図2(a)に示す略I字形状の支持部3と比較して強度を高め、裾部14の捲れ上がりをさらに防止することができる。
なお、図1及び図2に示すパンティガードル100は、部分的な補強と機能向上のための編地の図示を省略しているが、例えば、図3に示すように、腹部を押さえる目的で前身頃100aに編成する三段階の強度の編地(強編地4a>中編地4b>弱編地4c)やヒップを持ち上げる目的で後身頃100bに編成する三段階の強度の編地(強編地5a>中編地5b>弱編地5c)を有してもよい。
この図3に示すパンティガードル100においては、ヒップを持ち上げる目的である編地(強編地5a、中編地5b、弱編地5c)により、内股12における裾部14にウエスト部15側への強い引張力が生じ、裾部14が捲れ上がり易い。このため、図3に示すパンティガードル100の内股12に支持部3を配設することは、裾部14の捲れ上がりを防止するうえで、優れた作用効果を奏する。
1 ベース生地
2 股布
3 支持部
3a 一端
3b 他端
4a,5a 強編地
4b,5b 中編地
4c,5c 弱編地
10 パンティ部
11 股部
12 内股
13 パンティ
14 裾部
14a 下端
14b 下端
15 ウエスト部
16 マチ部
100 パンティガードル
100a 前身頃
100b 後身頃

Claims (3)

  1. 丸編みで筒状に編んだ一対の筒状編地を用いて、当該各筒状編地の一端側におけるパンティに相当する部分を裁断し、当該裁断縁同士を付き合わせて縫着して一体化したインナーウェアにおいて、
    前記各筒状編地の他端側における内股に対応する部分に配設され、裾部の下端から股部にかけて延在させ、前記筒状編地より剛性を高く形成される支持部を備えていることを特徴とするインナーウェア。
  2. 前記請求項1に記載のインナーウェアにおいて、
    前記支持部が、縫い目、当て縫い、添え糸編み又は接着芯地により形成されることを特徴するインナーウェア。
  3. 前記請求項1又は2に記載のインナーウェアにおいて、
    前記支持部が、略V字形状であることを特徴とするインナーウェア。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015132918A (ja) * 2014-01-10 2015-07-23 凸版印刷株式会社 静電容量式タッチパネルセンサ基板及び表示装置
KR20190036637A (ko) * 2017-09-28 2019-04-05 이원석 체형 교정 복대 구조의 속옷의 제조 방법 및 그에 의하여 제조된 속옷

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