JP3153899U - 男性用ボクサー下着 - Google Patents
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Abstract
【課題】下着本体の装用時に、下着本体の前身頃における略中央に形成された局部抱持片内に局部に違和感を覚えず、快適に収容して履き心地はよく、通気性、吸湿性に優れてムレや痒みを覚えず、衛生的で、フィット性が良く、運動性に優れている男性用ボクサー下着を提供する。【解決手段】下着本体1が、1対のレッグ開口部2,2、およびウェスト開口部3を有し、前身頃4における略中央に不伸縮性の布帛により正面視略帯状または正面視略逆台形の局部抱持布片5の周囲を縫着するとともに、前記局部抱持布片に前方への膨らみPを構成し、下着本体の局部抱持布片以外の前身頃および後身頃が、伸縮布により構成されている。【選択図】図1
Description
本考案は男性用ボクサー下着に関し、下着本体の装用時に、下着本体の前身頃における略中央に形成された局部抱持片内に局部を違和感を覚えることなく、快適に収容するものであり、履き心地はよく、通気性、吸湿性に優れてムレや痒みを覚えず、衛生的であり、また、フィット性が良く、運動性に優れたものである。
従来、男性用下着として、下着本体が、左右1対のレッグ開口部、およびウェスト開口部を有し、前身頃における局部当て布の内側に腹部当て布を両サイド部において縫製をするなどで固着し、前記腹部当て布の上方縁はウェスト開口部の上方縁もしくはそれよりもいくぶん下方位置に配設され、前記腹部当て布の下方縁は股下部より所定の長さ上部の位置に配設され、前記腹部当て布はその上方縁および下方縁が開口部として形成され、前記局部当て布と前記腹部当て布との間に上下縦方向に貫通した局部収納部が形成されるものがあった。
そして、この男性用下着は、装用時には、前記局部当て布と前記腹部当て布との間に上下縦方向に貫通した局部収納部内に局部を下方より挿入することにより収納させ、排尿時には、局部収納部内に局部を挿入したままの状態で、前記局部当て布の上方部を前方へ引っ張りながらウェスト開口部の前方部を降下させることにより、局部収納部の上方に位置する開口部を通じて排尿を行うものである(例えば特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載の上記従来の男性用下着は、装用時には、局部当て布と腹部当て布との間に上下縦方向に貫通した局部収納部内に下方の開口部を通じて局部を挿入することにより収納させる構造であり、排尿時には、局部収納部内に局部を挿入したままの状態で、局部当て布を前方へ引っ張りながらウェスト開口部を前方へ降下させることにより、局部収納部の上方に位置する開口部を通じて排尿を行うものであるので、局部収納部内に局部を挿入したままの状態で排尿を行うのには心理的な抵抗を受け易く、違和感を覚えるものであった。そのため、特に、幼児、老齢者、もしくは病気や傷害のある者においては、局部当て布と腹部当て布との間の上下縦方向に貫通した局部収納部内に局部を挿入したままの状態で、ウェスト開口部の前方部分を降下させることにより、局部収納部の上方に位置する開口部を通じての排尿を完璧に行うことができず、使用時の取扱操作が面倒であり、しかも、排尿時に尿の漏れを生ずることにより下着やズボンを汚してしまうという不都合があった。
また、局部当て布が、伸縮布により形成されている時には、排尿時において、局部当て布を前方へ引っ張りながらウェスト開口部の前方部を比較的容易に降下させることができるが、局部当て布が、ほとんど収縮しない固い布地により形成されている場合には、排尿時に、局部当て布に伸びを生じないため、局部当て布を前方へ引っ張るのが、難儀である。しかも、局部に局部当て布による圧迫感を受けるため、残尿感を覚えることがあった。
さらには、上記従来の男性用下着は、前身頃と、後身頃と、前身頃の中央に設けられる局部当て布と、前記局部当て布の内側に設けられる腹部当て布とを、必要構成部品としているので、これらの必要構成部品を裁断するのはもとより、製作および組付けに、多くの時間と手間がかかり、生産効率が悪く、コスト高になっていた。
本考案は上記従来の問題を解決し、前方へ膨らみを有する局部抱持布片の背面の収納用の凹所内に局部を適当な余裕空間を有して違和感を覚えることなく、収容することができ、また、通気性、吸湿性が良く、ムレや痒みを覚えず、衛生的であり、さらには、排尿時の取扱操作が容易かつ確実に排尿が行えるとともに、下着やズボンを汚さず、残尿感を覚えずに排尿が行える男性用ボクサー下着を提供することを目的とする。
本考案の請求項1に記載の考案は、下着本体が、左右1対のレッグ開口部、およびウェスト開口部を有する男性用ボクサー下着であって、
下着本体の前身頃における略中央に、不伸縮性の布帛により形成された正面視略帯状または正面視略逆台形の局部抱持布片を設け、前記局部抱持布片の周囲を前記下着本体の前身頃に縫着するとともに、前記局部抱持布片に前方への膨らみを構成し、
前記局部抱持布片以外の前記下着本体の前身頃および後身頃を、伸縮布により構成してている
ことを特徴とする。
下着本体の前身頃における略中央に、不伸縮性の布帛により形成された正面視略帯状または正面視略逆台形の局部抱持布片を設け、前記局部抱持布片の周囲を前記下着本体の前身頃に縫着するとともに、前記局部抱持布片に前方への膨らみを構成し、
前記局部抱持布片以外の前記下着本体の前身頃および後身頃を、伸縮布により構成してている
ことを特徴とする。
また、本考案の請求項2に記載の考案は、請求項1において、前記局部抱持布片は、ギャザー、ダーツ、もしくは曲線縫いによる何れか、または2つ以上の組合わせによる立体縫着処理手段により、前方への前記膨らみを構成していることを特徴とする。
本考案の請求項1に記載の考案によれば、下着本体が、左右1対のレッグ開口部、およびウェスト開口部を有する男性用ボクサー下着であって、下着本体の前身頃における略中央に、不伸縮性の布帛により形成された正面視略帯状または正面視略逆台形の局部抱持布片を設け、前記局部抱持布片の周囲を前記下着本体の前身頃に縫着するとともに、前記局部抱持布片に前方への膨らみを構成し、前記局部抱持布片以外の前記下着本体の前身頃および後身頃を、伸縮布により構成しているので、下着本体を装用した場合に、下着本体の前身頃における略中央に、不伸縮性の布帛により形成された局部抱持布片は、正面視略帯状または正面視略逆台形であり、かつ前方への膨らみを構成してその背面は収納用の凹所を形成しているため、この局部抱持布片内に局部を適当な余裕空間を有して違和感を覚えることなく、収容することができ、履き心地はよい。また、局部抱持布片は、木綿、麻のような不伸縮性の布帛により形成されているので、通気性、吸湿性が良いため、ムレや痒みを覚えず、衛生的である。また、局部抱持布片以外の下着本体の前身頃および後身頃が、伸縮布、例えばポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維、または、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維と、木綿、麻、羊毛よりなる天然繊維との混紡繊維とを織成するか、または編成されることにより構成されているので、下着本体は横腹、大腿部、臀部に対して密着して履くことができ、フィット性に優れ、運動性もよい。
また、本考案の請求項2に記載の考案によれば、請求項1において、前記局部抱持布片は、ギャザー、ダーツ、もしくは曲線縫いによる何れか、または2つ以上の組合わせによる立体縫着処理手段により、前方への前記膨らみを構成しているので、正面視略帯状の局部抱持布片に、下部中央には、下縁から内方に縦に切込みを入れて縫着した1本の縦ダーツとし、また、下部左右には前記縦ダーツ近くにその終端部が到るように縁部から内方に斜めに2本の切り込みを入れて縫着することにより2本の横ダーツとした、これらの合計3本のダーツを個々に縫着させるとともに、周囲を前身頃における伸縮布に縫着けするだけの簡単な取扱い操作により、下着本体の前方中央に前方に膨らみのある局部抱持布片を構成できる。従って、生地の裁断作業、また製作および組付が簡単かつ確実に行える。
以下図面に従い、本考案を実施するための最良の形態につき詳細を説明する。
<実施形態1>
本実施形態は、下着本体1が、左右下方には1対のレッグ開口部2,2、および上方にはウェスト開口部3を有する男性用ボクサー下着(この明細書においてボクサー下着とは、図示されるようなトランクス形態の下着をいう)である点は、特許文献1に記載の発明と同様の構成である。
本実施形態は、下着本体1が、左右下方には1対のレッグ開口部2,2、および上方にはウェスト開口部3を有する男性用ボクサー下着(この明細書においてボクサー下着とは、図示されるようなトランクス形態の下着をいう)である点は、特許文献1に記載の発明と同様の構成である。
しかしながら、図1乃至図3に示される本実施形態では、図1に示すように、下着本体1の前身頃4における略中央に、不伸縮性の布帛により形成された正面視略帯状の局部抱持布片5を設け、前記局部抱持布片5の周囲、すなわち、上縁5a、左右の縁部5b,5b、および下縁5cを下着本体1の前身頃4に縫着するとともに、前記局部抱持布片5に前方への膨らみPを構成し、前記局部抱持布片5以外の前記下着本体1の前身頃4および後身頃6を、伸縮布により構成している。
また、前記局部抱持布片5は、木綿、麻のような不伸縮性であり、通気性、吸湿性の布帛により形成されている。前方への前記膨らみPは、図1に示すように、正面視が上窄まりの略帯状をなし、側面視が図3に示すように、例えば断面略L字状に形成される。
また、局部抱持布片5以外の前身頃4および後身頃6が、伸縮布、例えばポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維、または、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維と、木綿、麻、羊毛よりなる天然繊維との混紡繊維とを織成したり、編成される等して構成されている。
3Aは前記ウェスト開口部3の周囲に設けられた弾性帯部であり、この弾性帯部3Aは例えば帯状の基布繊維にゴム紐またはポリウレタンフィラメントを一緒に織成したり、編成したりすることにより伸縮可能に形成され、下着本体1のずれ動きを防止するためのものである。
前記局部抱持布片5は、例えばその上縁部に形成された立体縫着処理手段Sとしての多数の縦状のギャザー7と、下部中央に形成され、下縁5cから内方に所望長さL1に切込が切込まれて縫着された立体縫着処理手段Sとしての1本の縦ダーツ8Aと、下部左右に形成され、前記縦ダーツ8A近くにその終端部が到るように左右の縁部5b,5bから内方に斜めに切込が切込まれて縫着された2本の立体縫着処理手段Sとしての横ダーツ8B,8Bと、を有し、前記縦ダーツ8Aおよび前記横ダーツ8B,8Bを個々に縫着させることにより、前方への前記膨らみPを構成し、前記局部抱持布片5の裏面は局部収納用の凹所を形成している。
正面視略帯状の局部抱持布片5の下部中央に前記縦ダーツ8Aを形成させるのには、下縁5cから内方に縦に1本の切込みを入れてこの切込みの重ね代相互を縫着し、また、局部抱持布片5の左右に2本の横ダーツ8B,8Bを形成させるのには、前記縦ダーツ8A近くにその終端部が到るように左右の縁部5b,5bから内方に斜めに2本の他の切り込みを左右対称的に入れてこの切込みの重ね代相互を縫着することによって左右の横ダーツ8B,8Bとする。そして、これらの合計3本の縦ダーツ8Aおよび横ダーツ8B,8Bを個々に縫着させるとともに、局部抱持布片5の周囲を前記下着本体1の前身頃4における伸縮布に縫着するだけの簡単な取扱い操作により、下着本体1の前方中央に前方に膨らみPのある局部抱持布片5を構成できる。なお、局部抱持布片5に前方への膨らみPを形成するための立体縫着処理手段Sとしてのギャザー7、縦ダーツ8A、横ダーツ8B、8Bの設置個数の増減変更は自由に行え、また、設置個所、設置向きの変更は自由に行える。
本実施形態の男性用ボクサー下着は以上の構成からなり、下着本体1を装用するのには、下着本体1の上方に設けられるウェスト開口部3から左右下方に設けられる1対のレッグ開口部2,2内に両足を挿入することにより装用する。
そして、下着本体1の前身頃4における略中央には、図1に示すように不伸縮性の布帛により正面視略帯状の局部抱持布片5の周囲、すなわち、上縁5a、左右の縁部5b,5b、および下縁5cを縫着されるとともに、側面視が図3に示すように、断面略L字状に形成された前方への膨らみPを有する前記局部抱持布片5が構成されているので、下着本体1を装用した場合に、下着本体1の前身頃4における略中央に、不伸縮性の布帛により形成された局部抱持布片5の背面に設けられた収納用の凹所内に局部を適当な余裕空間を有して違和感を覚えることなく、収容することができ、履き心地はよい。
この局部抱持布片5が、図1に示すように、正面視が上窄まりの略帯状をなし、側面視が図3に示すような断面略L字状をなす前方への膨らみPを形成するのには、局部抱持布片5の上縁部に多数の縦状のギャザー7を形成することにより、この局部抱持布片5の上縁部は正面視が上窄まりにでき、かつ平面視円弧状に形成されるとともに、局部抱持布片5の下方部は下部中央に下縁5cから内方に縦に1本の切込みを入れてこの切込みの重ね代相互を縫着することにより、形成される1本の縦ダーツ8Aと、この縦ダーツ8Aの近くにその終端部が到るように左右の縁部5b,5bから内方に斜めに2本の対称的な他の切り込みを入れてこの切込みの重ね代相互を縫着することにより、局部抱持布片5の下部の左右に形成される2本の横ダーツ8B,8Bとにより、前方に膨らみPを有する図3に示すような断面略L字状の局部抱持片布5を容易かつ確実に形成することができる。
そして、排尿を行うのには、下着本体1を履いたまま、伸縮布により形成された下着本体1の前身頃4およびこの前身頃4における略中央に設けられた正面視略帯状の局部抱持布片5を前方に引っ張りながら降下させるだけの簡単な取扱操作により、局部を外部に出し、排尿を行えばよい。
この際、局部抱持布片5以外の前身頃4および後身頃6が、例えばポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維、または、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維と、木綿、麻、羊毛よりなる天然繊維との混紡繊維とを織成されるか、または編成される伸縮布により構成されるとともに、ウェスト開口部3の周囲には伸縮可能な弾性帯部3Aが設けられているので、下着本体1の前身頃4および後身頃6、並びにウェスト開口部3の周囲に設けられた弾性帯部3Aは伸長するため、前身頃4および局部抱持布片5の引っ張り、および降下作業は円滑かつ迅速に行える。
それから、排尿を行う。この際、局部は圧迫されたり、邪魔になる物が何等ないので、違和感を覚えず、爽快に排尿が行え、残尿感も生じない。しかも、不用意に尿が漏れることにより下着を汚すこともない。
排尿後には、前身頃4および局部抱持布片5を旧位に上昇させ、前方に膨らみPを有する局部抱持布片5内に局部を収納し、次回の使用に備える。
そして、前記局部抱持布片5は、木綿、麻のような不伸縮性の布帛により形成されているので、通気性、吸湿性が良く、ムレや痒みを覚えず、衛生的である。
また、前述のように、下着本体1は、局部抱持布片5以外の前身頃4および後身頃6が、伸縮布、例えばポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維、または、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、もしくはポリアクリル樹脂よりなる合成繊維と、木綿、麻、羊毛よりなる天然繊維との混紡繊維とを織成または編成されることにより構成されているので、横腹、大腿部、臀部に対して密着して履くことができ、フィット性に優れ、運動性もよく、スポーツを行うのに最適である。
<実施形態2>
図4に示すものは、本考案の男性用ボクサー下着の実施形態2を示す。
この実施形態2では、下着本体1の前身頃4における略中央に、設けられた不伸縮性の局部抱持布片5′は、全体形状が正面視略逆台形に形成され、そして、この不伸縮性の局部抱持布片5′は左右の局部抱持布構成片5′A,5′Bの接合端相互を、立体縫着処理手段Sとして縦に配した円弧状の曲線縫い20を施すことにより局部抱持布片5′に前方への膨らみPを構成するようにした点が前記実施形態1の考案と異なる構成、作用であるほかは、前記実施形態1と同様の構成、作用である。
図4に示すものは、本考案の男性用ボクサー下着の実施形態2を示す。
この実施形態2では、下着本体1の前身頃4における略中央に、設けられた不伸縮性の局部抱持布片5′は、全体形状が正面視略逆台形に形成され、そして、この不伸縮性の局部抱持布片5′は左右の局部抱持布構成片5′A,5′Bの接合端相互を、立体縫着処理手段Sとして縦に配した円弧状の曲線縫い20を施すことにより局部抱持布片5′に前方への膨らみPを構成するようにした点が前記実施形態1の考案と異なる構成、作用であるほかは、前記実施形態1と同様の構成、作用である。
<実施形態3>
図5に示すものは、本考案の男性用ボクサー下着の実施形態3を示す。
この実施形態3では、下着本体1の前身頃4における略中央に形成された全体形状が正面視略逆台形の局部抱持布片5″は、上下の局部抱持布構成片5″A,5″Bの接合端相互を、立体縫着処理手段Sとして正面視において、横に配した上方に凸の円弧状の曲線縫い20′を施すことにより局部抱持布片5″に前方への膨らみPを構成するようにした点が前記実施形態1、及び前記実施形態2の考案と異なる構成、作用であるほかは、前記実施形態1、及び前記実施形態2と同様の構成、作用である。
図5に示すものは、本考案の男性用ボクサー下着の実施形態3を示す。
この実施形態3では、下着本体1の前身頃4における略中央に形成された全体形状が正面視略逆台形の局部抱持布片5″は、上下の局部抱持布構成片5″A,5″Bの接合端相互を、立体縫着処理手段Sとして正面視において、横に配した上方に凸の円弧状の曲線縫い20′を施すことにより局部抱持布片5″に前方への膨らみPを構成するようにした点が前記実施形態1、及び前記実施形態2の考案と異なる構成、作用であるほかは、前記実施形態1、及び前記実施形態2と同様の構成、作用である。
なお、上記説明は実施形態1においては、局部抱持片5の前方に膨らみPを形成するための立体縫着処理手段Sが、ギャザー7、ダーツにつき説明され、また、実施形態2においては縦に配された曲線縫い20による場合を、また実施形態3においては上下に配した曲線縫い20′による場合を代表的に説明しているが、立体縫着処理手段Sが、ギャザー7、ダーツ、曲線縫いによる2つ以上の組合わせを採用することにより形成されてもよい。
なお、図示する実施形態では、トランクス型のボクサーパンツが代表的に説明されているが、これは例示であり、これに限ることなく、例えばブリーフ形式のパンツについても本考案の適用範囲である。また、図示する実施形態1、実施形態2、実施形態3では、局部抱持布片5、5′、5″に排尿時の前開き用のスリットが設けられていないが、この前開き用のスリットを設けることにより排尿を行うようにした場合にも本考案の適用範囲である。
本考案は、前方へ膨らみを有する局部抱持布片の背面の収納用の凹所内に局部を適当な余裕空間を有して違和感を覚えることなく、収容することができ、また、通気性、吸湿性が良く、ムレや痒みを覚えず、衛生的であり、さらには、排尿時の取扱操作が容易かつ確実に排尿が行えるとともに、下着やズボンを汚さず、しかも、残尿感を覚えずに排尿が行える用途・機能に適する。
1 下着本体
2 レッグ開口部
3 ウェスト開口部
4 前身頃
5 局部抱持布片
5′ 局部抱持布片
5″ 局部抱持布片
5a 上縁
5b 縁部
5c 下縁
6 後身頃
7 ギャザー
8A 縦ダーツ
8B 横ダーツ
20 曲線縫い
20′曲線縫い
S 立体縫着処理手段
2 レッグ開口部
3 ウェスト開口部
4 前身頃
5 局部抱持布片
5′ 局部抱持布片
5″ 局部抱持布片
5a 上縁
5b 縁部
5c 下縁
6 後身頃
7 ギャザー
8A 縦ダーツ
8B 横ダーツ
20 曲線縫い
20′曲線縫い
S 立体縫着処理手段
Claims (2)
- 下着本体が、左右1対のレッグ開口部、およびウェスト開口部を有する男性用ボクサー下着であって、
下着本体の前身頃における略中央に、不伸縮性の布帛により形成された正面視略帯状または正面視略逆台形の局部抱持布片を設け、前記局部抱持布片の周囲を前記下着本体の前身頃に縫着するとともに、前記局部抱持布片に前方への膨らみを構成し、
前記局部抱持布片以外の前記下着本体の前身頃および後身頃を、伸縮布により構成してている
ことを特徴とする男性用ボクサー下着。 - 前記局部抱持布片は、ギャザー、ダーツ、もしくは曲線縫いによる何れか、または2つ以上の組合わせによる立体縫着処理手段により、前方への前記膨らみを構成していることを特徴とする請求項1に記載の男性用ボクサー下着。
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