JP5027103B2 - 音声広告配信装置、音声広告配信システムおよび音声広告配信方法 - Google Patents

音声広告配信装置、音声広告配信システムおよび音声広告配信方法 Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク上で音声広告を配信する音声広告配信装置、音声広告配信システムおよび音声広告配信方法に関する。
従来、インターネットの普及により、インターネット上の任意のウェブページに広告を掲載した情報発信が行われている。広告効果をより向上させるために、閲覧者の年齢、性別、住所などの属性や、閲覧者が閲覧するページ、検索するキーワード、およびクリックする広告の種類などの行動情報に基づいて、閲覧者に適した広告を表示させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−241713号公報
しかしながら、上記のような従来技術では、ウェブページ上に広告が掲載されるため、ユーザはパーソナルコンピュータ等の操作中にその広告を閲覧することになるが、ウェブページ閲覧時は、何らかの情報を求めている場合が多く、必ずしも広告に注目するとは限らないため、より高い広告効果を得られる技術が潜在的に希求されていた。
また、ウェブページ上に掲載する広告は、ユーザが視覚的に情報を得ることを前提としており、例えば、他の作業を行いながら広告情報を得ることができないため、広告の機会が限られているという限界もあった。
本発明の目的は、広告の機会を増やし、広告効果を向上させることができる音声広告配信装置、音声広告配信システムおよび音声広告配信方法を提供することである。
本発明の音声広告配信装置は、ネットワークを介して接続された端末装置に音声広告データを配信する音声広告配信装置であって、前記端末装置を操作するユーザに関する情報を前記ユーザごとに記憶したユーザ情報記憶手段と、前記音声広告データを記憶した音声広告情報記憶手段と、前記端末装置から要求される音声コンテンツを記憶した音声コンテンツ記憶手段と、前記ユーザを特定するユーザ特定情報を前記端末装置から取得するユーザ情報取得手段と、前記ユーザ特定情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザとを関連付けて取得されるウェブページに対するユーザの行動情報に基づいて、前記ユーザに適した個人向けの音声広告データを前記音声広告情報記憶手段から抽出する音声広告抽出手段と、前記端末装置から要求された音声コンテンツを取得する音声コンテンツ取得手段と、前記音声コンテンツ内に、前記個人向けに抽出された音声広告データを挿入することにより前記抽出した音声広告データと前記音声コンテンツとを合成し、前記端末装置へ配信するデータ送信手段と、を備え、前記音声広告データは、音声データと、前記音声データを音声として再生させた際の再生時間とを含み、前記音声コンテンツには、前記音声広告を挿入する位置である広告データ挿入位置と、前記広告挿入位置から前記音声広告データを再生するための時間である広告挿入時間とが予め設けられ、前記データ送信手段は、前記広告挿入時間と適合する再生時間を有する前記音声広告データを、前記音声コンテンツ内の前記広告データ挿入位置に挿入して、前記音声広告データと前記音声コンテンツとを合成することを特徴とする。
この発明では、ユーザ情報記憶手段、音声広告情報記憶手段、音声コンテンツ記憶手段、ユーザ情報取得手段、音声広告抽出手段、音声コンテンツ取得手段、およびデータ送信手段が協働して、ネットワークを介して接続された端末装置に、ユーザに最適な音声広告を送信する。ここで、ユーザに最適な音声広告とはユーザの嗜好や興味に適合する音声広告であり、商品の購入に最も結びつきやすく、高い広告効果を得ることができることを意味する。
ユーザ情報記憶手段には、ユーザの属性に関する情報とユーザの行動に関する情報が記憶される。ユーザの属性に関する情報としては、年齢、性別、住所等の個人情報やアンケートの回答により得られる趣味や嗜好に関する情報などが挙げられる。また、ユーザの行動に関する情報とは、ユーザがネットワーク上で行動する内容が履歴として記憶されるものであり、例えば、ユーザが閲覧したウェブページのURL(Uniform Resource Locator)、ユーザが検索サイト上で検索したキーワード、ユーザが閲覧したウェブページに掲載された広告に関する情報、およびユーザがクリックした広告に関する情報などが挙げられる。
音声広告情報記憶手段には、広告主から提供される音声広告データが記憶される。
音声コンテンツ記憶手段には、ユーザから要求されるラジオや音楽番組などの音声コンテンツが記憶される。
ユーザ情報取得手段は、ユーザを特定するためのユーザ特定情報を端末装置から取得する。ユーザ特定情報としては例えば、IDおよびパスワードや、cookieに記憶された情報が挙げられるが、ユーザを特定できるものであればこれらに限られない。
音声広告抽出手段は、取得したユーザ特定情報により特定されるユーザに関する情報を取得し、この情報に基づいて、該ユーザに最適な音声広告データを音声広告記憶手段から抽出する。
データ送信手段は、ユーザが要求した音声コンテンツを取得し、この音声コンテンツと抽出した音声広告データとを合成して端末装置に送信する。
このように、音声広告データを音声コンテンツの途中にコマーシャル(commercial、CM)として合成(挿入)するので、ユーザは、音声コンテンツを聴いている間にこの音声広告を聴く。このとき、ユーザが興味を持ちやすい内容の音声広告が流れるので、ユーザは音声広告に注意を向けやすく、高い広告効果を得ることができる。
また、ユーザは、家事や他の作業をしながらでも音声コンテンツを聴くことができる。したがって、広告する機会を増やすことができ、広告効果の向上を図ることができる。さらに、他の作業と並行して音声コンテンツを聴く場合、ユーザは音声コンテンツに注意を向けていることが多い。したがって、音声コンテンツの途中で流れる音声広告にもユーザの注意が向きやすいので、より高い広告効果を得ることができる。
本発明の音声広告配信装置において、前記ユーザに関する情報は、前記ネットワーク上における前記ユーザの行動に関する行動履歴を含み、前記音声広告抽出手段は、前記行動履歴を解析し、この解析結果に基づいて前記ユーザに適した音声広告データを抽出することが好ましい。
ユーザの行動に関する行動履歴とは、前述のとおりである。ユーザは、知りたい情報を得るためにネットワークを利用することがほとんどであるため、ネットワーク上におけるユーザの行動はユーザの興味を示す。すなわち、ユーザの行動履歴を解析することにより、ユーザの興味を推定することができる。
以上のように、音声広告抽出手段は、ユーザの行動に関する行動履歴を解析することによってユーザの興味を推定し、ユーザに適した音声広告データを抽出するので、その音声広告にはユーザがより注意を向けやすい。したがって、より高い広告効果を得ることができる。
本発明の音声広告配信装置において、カテゴリとこのカテゴリに分類されるキーワードとを関連付けて記憶するカテゴリ記憶手段をさらに備え、前記音声広告抽出手段は、前記行動履歴を表すキーワードと前記カテゴリ記憶手段に記憶されたキーワードとを関連付けて前記行動履歴のカテゴリを取得し、このカテゴリに分類される音声広告データを抽出することが好ましい。
この発明によれば、ユーザの行動履歴とカテゴリ記憶手段とを関連付けることにより、行動履歴のカテゴリを取得することができる。そして、取得したカテゴリに分類される音声広告データを抽出することで、ユーザの行動履歴に適した音声広告データを抽出することができる。
なお、音声広告情報記憶手段に記憶されている音声広告データのカテゴリを予め設定しておくことで、容易にユーザの行動履歴に適した音声広告データを抽出することができる。
本発明の音声広告配信システムは、前述の音声広告配信装置と、この音声広告配信装置にネットワークを介して接続され、前記音声広告データを受信する受信手段と前記音声広告データを再生する再生手段とを備えた端末装置と、を具備したことを特徴とする。
この発明では、音声広告配信装置と端末装置とがネットワークを介して接続されている。すなわち、ユーザが端末装置を操作して送信した情報に基づいて、音声広告配信装置は、ユーザに適した音声広告データを抽出し、要求された音声コンテンツに音声広告データを挿入して端末装置に送信する。端末装置では、この音声広告データを受信手段で受信し、再生手段により音声広告データを再生させる。
このように、端末装置により、音声広告データが再生されるので、ユーザは端末装置を操作していないときでも、端末装置から流れる音声を聴くことができる。すなわち、ユーザは、家事や他の作業をしながらでも音声広告を聴くことができるので、広告の機会を増やすことができる。また、音声広告配信装置によりユーザに適した音声広告データが抽出されるので、再生された音声広告にユーザが関心を持ちやすく、より高い広告効果を得ることができる。
本発明の音声広告配信システムにおいて、前記端末装置は、前記音声広告データを送受信する送受信手段を備えた第1の端末装置と、前記第1の端末装置にデータ受信可能に接続され、前記音声広告データを受信する受信手段と前記音声広告データを再生する再生手段とを備えた第2の端末装置とを有することが好ましい。
この発明によれば、第1の端末装置がネットワークを介して音声広告配信装置に接続され、音声広告配信装置から音声広告データを受信する。第2の端末装置は、第1の端末装置にデータ送受信可能に接続され、第1の端末装置から送信される音声広告データを受信手段で受信し、この音声広告データを再生手段で再生する。
このように、第1の端末装置と第2の端末装置とに分けることにより、第2の端末装置の構成を受信手段と再生手段の簡単な構成かつ持ち運び可能な構成にすることができる。すなわち、第1の端末装置からデータ受信可能な位置であれば、第2の端末装置をどこに配置してもよい。したがって、ユーザは、宅内で料理や洗濯等の家事、入浴など、他の作業をしながらでも、第2の端末装置で再生される音声広告データを聴くことができるため、ユーザが音声広告を聴く機会を増やすことができ、広告効果を向上させることができる。
本発明の音声広告配信方法は、ネットワークを介して接続された端末装置に音声広告データを配信する音声広告配信方法であって、前記端末装置を操作するユーザを特定するユーザ特定情報を前記端末装置から取得するユーザ情報取得ステップと、前記ユーザ特定情報と前記ユーザに関する情報が記憶されたユーザ情報記憶手段のユーザとを関連付けて取得されるウェブページに対するユーザの行動情報に基づいて、音声広告データが記憶された音声広告情報記憶手段から前記ユーザに適した音声広告データを抽出する音声広告抽出ステップと、前記端末装置から要求された音声コンテンツを取得する音声コンテンツ取得ステップと、前記抽出した音声広告データと前記音声コンテンツとを合成し、前記端末装置へ配信するデータ送信ステップと、を備え、前記音声広告データは、音声データと、前記音声データを音声として再生させた際の再生時間とを含み、前記音声コンテンツには、前記音声広告を挿入する位置である広告データ挿入位置と、前記広告挿入位置から前記音声広告データを再生するための時間である広告挿入時間とが予め設けられ、前記データ送信ステップは、前記広告挿入時間と適合する再生時間を有する前記音声広告データを、前記音声コンテンツ内の前記広告データ挿入位置に挿入して、前記音声広告データと前記音声コンテンツとを合成することを特徴とする。
この発明によれば、前述と同様に、ユーザが関心を持ちやすい内容の音声広告データを配信することができるので、この音声広告を聴いたユーザの注意を引くことができる。また、音声として流すことができるので、ユーザが他の作業中であっても、高い広告効果を得ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかる音声広告配信システムの構成を示すブロック図である。図2は、前記実施形態における音声広告配信システムの動作を示すフローチャートである。
[音声広告配信システムの構成]
図1に示すように、音声広告配信システム10は、音声広告データを配信する音声広告配信装置100と、インターネット20を介して音声広告配信装置100に接続され、音声広告データを受信するユーザ端末200と、このユーザ端末200に接続され、音声広告データを受信して再生する音声再生装置300と、音声広告データを提供する広告主端末400と、を備えている。
インターネット20はTCP/IPなどの汎用のプロトコルに基づくインターネットであるが、これに限られない。例えば、LAN(Local Area Network)などのイントラネット、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、データを直接受信するための媒体となる無線媒体自体など、データを送受信させるいずれの構成も利用できる。
音声広告配信装置100は、ユーザ端末200にインターネット20を介して接続され、ユーザに適した音声広告データを配信する装置であり、記憶手段および演算処理手段を備えている。
記憶手段としては、ユーザに関する情報を記憶する属性情報データベース101と、行動情報データベース102と、音声広告データを記憶する音声広告データベース103と、音声コンテンツを記憶する音声コンテンツデータベース104と、カテゴリデータベース105と、を備えている。
ここで、属性情報データベース101および行動情報データベース102が本発明のユーザ情報記憶手段として機能し、音声広告データベース103が本発明の音声広告記憶手段として機能し、音声コンテンツデータベース104が本発明の音声コンテンツ記憶手段として機能する。
属性情報データベース101は、例えば、以下の表1に示すように、ユーザごとにユーザID、パスワード、名前、年齢、性別、郵便番号などの項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。なお、項目はここに列挙したもの以外にも、例えば、アンケートの回答などユーザの属性に関するものであれば特に限定されない。
Figure 0005027103
行動情報データベース102は、例えば、以下の表2に示すように、ユーザごとにユーザID、閲覧履歴、検索履歴、広告接触履歴、広告クリック履歴などの項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。閲覧履歴は、ユーザが閲覧したウェブページのURLが記憶される。検索履歴は、検索サイトにおいてユーザが検索したキーワードが記憶される。広告接触履歴は、ユーザが閲覧するウェブページ上に表示された広告に関する情報が記憶される。広告に関する情報としては、例えば、商品名や商品分類などが挙げられる。広告クリック履歴は、ウェブページ上でユーザがクリックした広告に関する情報が記憶される。これらの項目には、複数の要素が記憶されていてもよい。
なお、項目はここに列挙したもの以外でも、ユーザのインターネット上における行動に関する情報であれば特に限定されない。
Figure 0005027103
音声広告データベース103は、例えば、以下の表3に示すように、音声広告ごとに広告ID、広告名称、音声データ、時間、URL、カテゴリなどの項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。広告名称は、広告する商品の商品名やキャッチフレーズなどが記憶される。音声データは、音声が録音されたデータ等である。時間は、音声データを音声として再生させたときの再生時間が記憶される。URLは、音声広告データを提供する広告主のホームページのURLが記憶される。カテゴリは、広告する商品が分類されるカテゴリや、対象年齢、対象性別、対象地域等が記憶される。カテゴリには、複数のカテゴリが記憶されていてもよい。
なお、項目はここに列挙したもの以外でも、音声広告に関する情報であれば適宜追加されてもよい。
Figure 0005027103
音声コンテンツデータベース104は、例えば、以下の表4に示すように、音声コンテンツごとにコンテンツID、コンテンツ題名、音声データ、時間、広告挿入位置、広告挿入時間などの項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。音声コンテンツは、例えば、インターネット上で配信されるラジオなどが挙げられる。コンテンツ題名は、音声コンテンツの名称などが記憶される。時間は、音声広告データを挿入するための空白の時間も含めた再生時間が記憶される。広告挿入位置は、音声広告データを挿入するための空白の時間を示す位置情報、例えば、その位置における再生時間が記憶される。広告挿入時間は、広告挿入位置から音声広告データを再生する時間が記憶される。
なお、項目はここに列挙したもの以外でも、音声コンテンツとして配信するために必要な情報は適宜追加されてもよい。
Figure 0005027103
カテゴリデータベース105は、例えば、以下の表5に示すように、カテゴリごとにカテゴリ名、キーワード候補などの項目が関連付けられて1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。キーワード候補には、そのカテゴリに分類されるキーワードが記憶される。また、キーワード候補には、複数のキーワードが記憶されてもよい。
Figure 0005027103
演算手段としては、図1に示すように、ユーザからのログインを受け付けるログイン受付手段110と、ユーザに関する情報を記憶手段に記憶させる属性情報登録手段120と、行動情報登録手段130と、ユーザに適した音声広告データを抽出する音声広告抽出手段140と、音声コンテンツに音声広告データを組み込んで配信する音声コンテンツ配信手段150と、を備えている。
ここで、ログイン受付手段110が本発明のユーザ情報取得手段として機能し、音声コンテンツ配信手段150が本発明の音声コンテンツ取得手段およびデータ送信手段として機能する。
ログイン受付手段110は、ユーザ端末200から受信したユーザIDおよびパスワードなどのユーザに関する情報を受け付け、属性情報データベース101に記憶されたユーザIDおよびパスワードと照合する。一致すればそのユーザを認証し、不一致の場合は認証せず、再度情報の入力を促すなどの処理を行う。なお、ユーザの新規登録の場合は、ユーザID、パスワードの他に、ユーザの属性に関する情報等も受け付ける。
属性情報登録手段120は、ユーザ端末200から受信したユーザの属性に関する情報を属性情報データベース101に登録する。ユーザの新規登録の場合は、ユーザの情報を新規データとして属性情報データベース101に登録する。また、登録済みのユーザである場合は、ユーザの属性に関する情報が変更されると、属性情報データベース101に記憶された該当ユーザのデータを更新する。
行動情報登録手段130は、ユーザのインターネットにおける行動の内容を登録する。行動の内容としては、例えば、ウェブページの閲覧、キーワード検索、閲覧しているウェブページに掲載された広告へのアクセスなどがある。また、閲覧しているウェブページに広告が掲載されることも、ユーザの行動情報となる。
図示しない検知手段によりユーザがこのような行動をしたと検知されると、行動情報登録手段130は、前述の行動情報データベース102に適切な情報を登録する。すなわち、ユーザがウェブページの閲覧をした場合は、ユーザIDと閲覧したウェブページのURLとを関連付けて閲覧履歴として登録する。また、ユーザがキーワード検索をした場合は、ユーザIDと検索したキーワードとを関連付けて検索履歴として登録する。さらに、ユーザが閲覧したウェブページに広告が表示されている場合は、ユーザIDと表示されている広告に関する情報とを関連づけて広告接触履歴として登録する。そして、ユーザがウェブページに表示された広告をクリックした場合は、ユーザIDとクリックした広告に関する情報とを関連付けて広告クリック履歴として登録する。
音声広告抽出手段140は、ユーザに関する情報に基づいて、ユーザに適した音声広告データを音声広告データベース103から抽出する。ユーザに関する情報は、属性情報データベース101および行動情報データベース102に記憶された情報である。属性情報データベース101に記憶された情報はそのまま利用することができる。一方、行動情報データベース102に記憶された情報は、取得した情報をそれぞれカテゴリに分類する。
例えば、該当するユーザの閲覧履歴を取得した場合、閲覧履歴のURLが示すウェブページに表示されるキーワードと、カテゴリデータベース105に記憶されたキーワード候補と、を関連付け、関連付けられたカテゴリ名をそのURLのカテゴリとする。ここで、取得するカテゴリ名は複数でもよい。また、該当するユーザの検索履歴を取得した場合、取得した検索履歴のキーワードと、カテゴリデータベース105に記憶されたキーワード候補と、を関連付け、関連付けられたカテゴリ名をそのキーワードのカテゴリとする。なお、キーワードはカテゴリに分類しなくてもよく、記憶されているキーワードをそのまま用いることもできる。さらに、該当するユーザの広告接触履歴または広告クリック履歴を取得した場合、取得した広告情報とカテゴリデータベース105に記憶されたキーワード候補とを関連付け、関連付けられたカテゴリ名をその広告情報のカテゴリとする。このようにして、行動情報データベース102に記憶された情報をカテゴリに分類する。
そして、ユーザの属性に関する情報およびユーザの行動に関する情報が分類されたカテゴリと、音声広告データベース103に記憶されたカテゴリと、を関連付け、関連付けられた音声広告データを抽出する。なお、該当する音声広告データが複数ある場合は、ユーザの属性に関する情報およびユーザの行動に関する情報が分類されたカテゴリが最も多く含まれる音声広告データを優先して抽出する。なお、音声広告データは複数抽出してもよい。
音声コンテンツ配信手段150は、ユーザに要求された音声コンテンツを音声コンテンツデータベース104から抽出し、この音声コンテンツに、音声広告抽出手段140により抽出された音声広告データを挿入する。音声コンテンツには、予め音声広告データの挿入位置と挿入時間が決められており、音声コンテンツデータベース104に記憶された広告挿入位置および広告挿入時間に基づいて、この挿入時間に適合する音声広告データを挿入位置に組み込む。抽出した音声広告データは、同じものが繰り返し組み込まれていてもよいし、抽出された複数の音声広告データを組み合わせて組み込んでもよい。このようにして、複数の音声広告データを音声コンテンツに挿入して、ユーザに配信する音声データを生成する。そして、生成された音声データをユーザ端末200に配信する。
また、図示しないが、音声広告配信装置100は、例えば、ウェブページを画面表示として出力させる表示手段と、キーボードなどの入力手段と、音声配信サイトなどを配信するウェブページ配信手段と、などを備えている。
ユーザ端末200は、インターネット20を介して音声広告配信装置100に接続された端末装置である。ユーザ端末200は、ウェブページを画面表示として出力させる表示手段210と、キーボードなどの入力手段220と、データの送受信を行う図示しない送受信手段と、各種演算を行う図示しない演算手段と、音声コンテンツを再生可能な図示しない再生手段と、を備えている。
送受信手段は、ユーザの入力操作等により要求された音声コンテンツを音声広告配信装置100に対して要求し、音声広告配信装置100によって音声広告データが組み込まれた音声コンテンツを受信する。
再生手段は、受信した音声コンテンツを再生して音声出力する。
ユーザ端末200としては特に限定されないが、例えば、宅内に設置されるデスクトップ型のパソコンやノート型のパソコンなどが挙げられ、宅内において無線または有線のLAN(Local Area Network)などのイントラネットを構築している。そして、送受信手段は、このLAN等で接続された別の装置、例えば音声再生装置300に音声コンテンツを送信する。
音声再生装置300は、宅内で構築された無線または有線のLANに、ユーザ端末200とデータ送受信可能に接続された端末装置である。音声再生装置300は、図示しないが、データを送受信する送受信手段と、受信した音声コンテンツを再生する再生手段と、を有している。音声再生装置300は、ユーザ端末200に接続可能であればどこに配置されてもよい。
なお、音声再生装置300は、インターネット20に直接接続し、ユーザ端末200を介さずとも音声広告配信装置100に接続可能な構成としてもよい。
広告主端末400は、インターネット20を介して音声広告配信装置100およびユーザ端末200に接続された端末装置である。広告主端末400は、音声広告配信装置100に音声広告データを入稿するほか、ユーザ端末200からアクセスされた広告ページをユーザ端末200に配信する。
なお、図1においては、1つのユーザ端末200と1つの広告主端末400とが音声広告配信装置100に接続された構成を例示したが、実際には、音声広告配信装置100は、多数の広告主端末400から音声広告データを受け付け、多数のユーザ端末200に対して音声データを提供するものである。
[音声広告配信システムの動作]
以下、図2を参照して音声広告配信システム10の動作を説明する。
まず、ユーザは、ユーザ端末200の入力手段220を入力操作し、音声広告配信装置100にアクセスするために、例えば、ウェブブラウザを起動させてアドレスを入力し、音声配信サイトなどのウェブページを要求する。
音声広告配信装置100は、図示しないウェブページ配信手段により、要求された音声配信サイトをユーザ端末200に送信する。
ユーザ端末200は、送受信手段で音声配信サイトを受信し、表示手段210により音声配信サイトを画面表示させる。音声配信サイトには、多数の音声コンテンツが選択可能に一覧表示されている。ユーザは、入力手段220を入力操作することによって、ログインIDおよびパスワード等のログイン情報を入力するとともに、所望の音声コンテンツを選択する。ユーザ端末200の送受信手段は、ログイン情報と音声コンテンツの要求を音声広告配信装置100へ送信する。
以下、音声広告配信装置100の動作について説明する。
音声広告配信装置100は、ユーザ端末200から送信されたユーザ情報と音声コンテンツの要求を受信する(ステップS1)。
ログイン受付手段110は、受信したログイン情報に含まれるユーザIDおよびパスワードを、属性情報データベース101に記憶されたユーザIDおよびパスワードと関連付け、ログイン認証の可否を判定する(ステップS2)。属性情報データベース101に登録済みのユーザである場合は、Yesとなり、ログインを認証する。一方、属性情報データベース101に登録されていないユーザである場合は、Noとなり、ログイン情報入力画面をユーザ端末に送信するなどの処理を行い、再度ログイン情報の入力を促す。なお、ログイン認証できない場合は、そのまま次のステップへ進み、音声広告データをランダムに抽出する構成としてもよい。
ログインが認証されると、音声広告抽出手段140は、ログインしたユーザに適した音声広告データを音声広告データベース103から抽出する(ステップS3)。具体的には、音声広告抽出手段140は、ログインしたユーザのユーザIDと、属性情報データベース101および行動情報データベース102に記憶されたユーザIDと、を関連付け、ユーザに関する情報を取得する。属性情報データベース101からは年齢、性別を取得でき、また、郵便番号から居住地域を取得することができる。一方、行動情報データベース102からは、各項目に記憶された情報とカテゴリデータベース105に記憶されたキーワード候補とを関連付け、関連付けられたカテゴリ名を取得することができる。そして、取得した年齢、性別、居住地域、およびカテゴリと、音声広告データベース103に記憶されたカテゴリと、を関連付け、関連付けられた音声広告データを抽出する。
具体的な例で説明する。前述の表1に記憶されているユーザID「AB123」の「たろう」がログイン認証されたとする。音声広告抽出手段140は、属性情報データベース101から、該ユーザに関する属性情報、すなわち年齢、性別、郵便番号を取得する。また、行動情報データベース102に記憶された各項目の内容とカテゴリデータベース105とを関連付けて、各項目に対するカテゴリを取得する。例えば、閲覧履歴に記憶されたURLが示すウェブページ上に表示されたキーワードが「犬」であれば、カテゴリは「ペット」である。また、検索履歴に記憶されたキーワードとカテゴリデータベース105に記憶されたキーワード候補とを関連付けると、カテゴリは「車」である。さらに、広告接触履歴および広告クリック履歴に記憶された広告情報とカテゴリデータベース105に記憶されたキーワード候補とを関連付けると、カテゴリは「車」である。すなわち、該ユーザに適したカテゴリは「犬」「車」である。このようにして、行動情報データベース102に記憶された各項目を解析し、ユーザの興味を推定する。
そして、取得した属性情報と、解析により得られたカテゴリに適合する音声広告データを、音声広告データベース103から抽出する。音声広告データベース103において、広告ID「123ACD」のカテゴリは「車、20代」であり、該ユーザに適合する。また、広告ID「877gfe」のカテゴリは「ペット」であり、該ユーザに適合する。したがって、この2つの音声広告データが抽出される。
次に、音声コンテンツ配信手段150は、音声コンテンツデータベース104からユーザ端末200から要求された音声コンテンツを取得し、取得した音声コンテンツに、音声広告抽出手段140が抽出した音声広告データを挿入する。このとき、各音声コンテンツには、音声広告データを挿入するための時間等が予め決められており、音声コンテンツデータベース104に記憶された広告挿入位置および広告挿入時間に基づいて、取得した音声広告データのうち再生時間が適合する音声広告データを選択的に挿入する。そして、音声広告データが挿入された音声コンテンツをユーザ端末200に送信する(ステップS4)。
ユーザ端末200は、図示しない送受信手段により音声コンテンツを受信する。音声コンテンツを受信すると、演算手段により、ユーザ端末200の図示しない記憶手段に記憶させ、ユーザが入力手段220を操作することにより、送受信手段は、記憶手段に記憶された音声コンテンツを音声再生装置300に送信する。
音声再生装置300は、受信した音声コンテンツを図示しない記憶手段に記憶させ、ユーザが再生手段を操作して所望の音声コンテンツを再生させる。音声再生装置300は、ユーザ端末200とLANを介して接続され、データ送受信可能な範囲に配置されている。したがって、ユーザが家事やその他の作業を行いながら、音声再生装置300で再生される音声コンテンツを聴くことができる。
ここで、属性情報登録手段120および行動情報登録手段130は、随時該当するユーザに関する情報を登録または更新している。
また、広告主端末400は、音声広告データを音声広告配信装置100に入稿する際に、その音声広告を聴いてもらいたいユーザを指定することができる。例えば、20代の男性を対象とする場合は、音声広告データベース103のカテゴリに「20代、男性」と記憶させる。また、車に興味を持っている人を対象とする場合は音声広告データベース103のカテゴリに「車」と記憶させる。このように、広告主は、広告の対象を指定することも可能である。
[実施形態の作用効果]
上述した実施形態では、以下に示す作用効果を奏することができる。
(1)音声広告配信装置100において、音声広告抽出手段140は、属性情報データベース101および行動情報データベース102に記憶されたユーザに関する情報に基づいて該ユーザに最適な音声広告データを抽出する。そして、音声コンテンツ配信手段150は、抽出した音声広告データを音声コンテンツの途中にCMとして挿入し、ユーザに配信する。これにより、ユーザが興味のある分野の広告を選択的に配信することができるので、広告効果の向上を図ることができる。
(2)また、音声広告データは音声コンテンツに組み込まれて配信されるため、ユーザが家事や他の作業と並行しながらでも音声再生装置300から流れてくる音声広告を聴くことができる。したがって、ユーザに対する広告の機会が増え、広告効果の向上を図ることができる。
特に、ユーザは、他の作業をしながら聴く音声コンテンツには注意を向けていることが多い。そのような状況の中でユーザが興味を持った分野の音声広告データを配信することにより、より高い広告効果を得ることができる。
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、以下に示される変形をも含むものである。
例えば、上記実施形態において、音声コンテンツ配信手段150および音声コンテンツデータベース104が、音声広告配信装置100とは別の装置に配置されていてもよい。この場合、音声広告配信装置100の音声広告抽出手段140で抽出された音声広告データが別の装置に配信され、別の装置がこの音声広告データを音声コンテンツに挿入してユーザ端末200に配信する。これによれば、各装置の構成を簡単にすることができる。
また、上記実施形態において、行動情報データベース102では、閲覧履歴としてURL、検索履歴としてキーワード、広告接触履歴および広告クリック履歴として広告に関する情報を記憶させ、音声広告抽出手段140がデータを取得する際に、取得したデータをカテゴリに分類することとした。しかしながら、これらの情報を登録する際に、それぞれをカテゴリに分類し、分類されたカテゴリ名を閲覧履歴、検索履歴、広告接触履歴および広告クリック履歴として登録してもよい。これによれば、音声広告抽出手段140の動作が簡略化されるため、音声コンテンツ配信時の処理を速くすることができる。
さらに、上記実施形態では、ユーザの属性に関する情報とユーザの行動に関する情報に基づいて、これらに適した音声広告データを抽出することとしたが、ユーザの属性に関する情報のみに基づいて音声広告データを抽出してもよいし、ユーザの行動に関する情報のみに基づいて音声広告データを抽出してもよい。
また、上記実施形態では、音声コンテンツには音声広告データを挿入するための挿入位置や音声広告データの再生時間等が予め決められており、取得した音声広告データを選択的に挿入することとしたが、このような構成に限られない。例えば、音声コンテンツのみの再生時間が決められており、音声コンテンツに音声広告データを合成する際に音声コンテンツを適当な再生時間で区切り、区切り位置に抽出した音声広告データを挿入して全再生データを作成するようにしてもよい。
そして、上述の実施形態において、音声再生装置300で音声広告データが再生されている最中または直後に、音声再生装置300で所定の操作を行うことで、該音声広告データに予め関連付けられているURLにアクセスできるようにしてもよい。この場合、音声再生装置300で所定の操作を行えるような表示手段および入力手段を備えていることが好ましい。これにより、広告主が提供する商品のウェブサイトにユーザを導くことができるので、より高い広告効果が得られる。
そして、上記実施形態では、音声再生装置300は、音声広告配信装置100からユーザ端末200を介して音声コンテンツを受信していたが、直接受信するようにしてもよい。この場合、音声再生装置300は、ログイン画面および音声コンテンツの一覧表示を表示する表示手段および一覧表示された音声コンテンツの中から所望のものを選択可能な入力手段を備えていることが好ましい。このような装置として例えば、携帯電話や、ネットラジオ再生機器などが挙げられる。これによれば、ユーザは、音声再生装置300の入力手段を操作することによりログイン情報および所望の音声コンテンツを入力し、これらの情報をインターネット20を介して音声広告配信装置100に送信する。音声広告配信装置100でログインが認証されると、要求した音声コンテンツをインターネット20を介して受信する。したがって、音声再生装置300のみで音声コンテンツをダウンロードして再生することができるので、ユーザは複数の装置を準備する必要がなく、手軽に利用することができる。このため、ユーザの利用率が高まり、広告効果をより向上させることができる。
本発明は、ネットワーク上で音声広告データを配信する音声広告配信装置および音声広告配信システムとして利用できる。
本発明の実施形態にかかる音声広告配信装置を含む音声広告配信システムの構成を示すブロック図。 本実施形態にかかる音声広告配信装置の動作を示すフローチャート。
符号の説明
10 音声広告配信システム
20 インターネット
100 音声広告配信装置
101 属性情報データベース
102 行動情報データベース
103 音声広告データベース
104 音声コンテンツデータベース
105 カテゴリデータベース
110 ログイン受付手段
120 属性情報登録手段
130 行動情報登録手段
140 音声広告抽出手段
150 音声コンテンツ配信手段
200 ユーザ端末
300 音声再生装置
400 広告主端末

Claims (6)

  1. ネットワークを介して接続された端末装置に音声広告データを配信する音声広告配信装置であって、
    前記端末装置を操作するユーザに関する情報を前記ユーザごとに記憶したユーザ情報記憶手段と、
    前記音声広告データを記憶した音声広告情報記憶手段と、
    前記端末装置から要求される音声コンテンツを記憶した音声コンテンツ記憶手段と、
    前記ユーザを特定するユーザ特定情報を前記端末装置から取得するユーザ情報取得手段と、
    前記ユーザ特定情報と前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記ユーザとを関連付けて取得されるウェブページに対するユーザの行動情報に基づいて、前記ユーザに適した個人向けの音声広告データを前記音声広告情報記憶手段から抽出する音声広告抽出手段と、
    前記端末装置から要求された音声コンテンツを取得する音声コンテンツ取得手段と、
    前記音声コンテンツ内に、前記個人向けに抽出された音声広告データを挿入することにより前記抽出した音声広告データと前記音声コンテンツとを合成し、前記端末装置へ配信するデータ送信手段と、を備え、
    前記音声広告データは、音声データと、前記音声データを音声として再生させた際の再生時間とを含み、
    前記音声コンテンツには、前記音声広告を挿入する位置である広告データ挿入位置と、前記広告挿入位置から前記音声広告データを再生するための時間である広告挿入時間とが予め設けられ、
    前記データ送信手段は、前記広告挿入時間と適合する再生時間を有する前記音声広告データを、前記音声コンテンツ内の前記広告データ挿入位置に挿入して、前記音声広告データと前記音声コンテンツとを合成する
    ことを特徴とする音声広告配信装置。
  2. 請求項1に記載の音声広告配信装置において、
    前記ユーザに関する情報は、前記ネットワーク上における前記ユーザの行動に関する行動履歴を含み、
    前記音声広告抽出手段は、前記行動履歴を解析し、この解析結果に基づいて前記ユーザに適した音声広告データを抽出する
    ことを特徴とする音声広告配信装置。
  3. 請求項2に記載の音声広告配信装置において、
    カテゴリとこのカテゴリに分類されるキーワードとを関連付けて記憶するカテゴリ記憶手段をさらに備え、
    前記音声広告抽出手段は、前記行動履歴を表すキーワードと前記カテゴリ記憶手段に記憶されたキーワードとを関連付けて前記行動履歴のカテゴリを取得し、このカテゴリに分類される音声広告データを抽出する
    ことを特徴とする音声広告配信装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の音声広告配信装置と、
    この音声広告配信装置にネットワークを介して接続され、前記音声広告データを受信する受信手段と前記音声広告データを再生する再生手段とを備えた端末装置と、を具備した
    ことを特徴とする音声広告配信システム。
  5. 請求項4に記載の音声広告配信システムにおいて、
    前記端末装置は、
    前記音声広告データを送受信する送受信手段を備えた第1の端末装置と、
    前記第1の端末装置にデータ受信可能に接続され、前記音声広告データを受信する受信手段と前記音声広告データを再生する再生手段とを備えた第2の端末装置とを有する
    ことを特徴とする音声広告配信システム。
  6. ネットワークを介して接続された端末装置に音声広告データを配信する音声広告配信方法であって、
    前記端末装置を操作するユーザを特定するユーザ特定情報を前記端末装置から取得するユーザ情報取得ステップと、
    前記ユーザ特定情報と前記ユーザに関する情報が記憶されたユーザ情報記憶手段のユーザとを関連付けて取得されるウェブページに対するユーザの行動情報に基づいて、音声広告データが記憶された音声広告情報記憶手段から前記ユーザに適した音声広告データを抽出する音声広告抽出ステップと、
    前記端末装置から要求された音声コンテンツを取得する音声コンテンツ取得ステップと、
    前記抽出した音声広告データと前記音声コンテンツとを合成し、前記端末装置へ配信するデータ送信ステップと、を備え、
    前記音声広告データは、音声データと、前記音声データを音声として再生させた際の再生時間とを含み、
    前記音声コンテンツには、前記音声広告を挿入する位置である広告データ挿入位置と、前記広告挿入位置から前記音声広告データを再生するための時間である広告挿入時間とが予め設けられ、
    前記データ送信ステップは、前記広告挿入時間と適合する再生時間を有する前記音声広告データを、前記音声コンテンツ内の前記広告データ挿入位置に挿入して、前記音声広告データと前記音声コンテンツとを合成する
    ことを特徴とする音声広告配信方法。
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