JP5025618B2 - 光通信システム、光通信方法、制御装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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請求項2にかかる発明の光通信システムは、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムであって、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信システムにおいて、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および前記送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定する際に、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする。
請求項3にかかる発明は、請求項1又は2に記載の光通信システムにおいて、前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項4にかかる発明の光通信システムは、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムであって、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信システムにおいて、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項5にかかる発明は、請求項1乃至4のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とする。
請求項6にかかる発明は、請求項1乃至5のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とする。
請求項7にかかる発明は、請求項1乃至6のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とする。
請求項8にかかる発明は、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てることを特徴とする。
請求項9にかかる発明は、請求項1乃至7のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てることを特徴とする。
請求項10にかかる発明の光通信方法は、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムにおける前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信方法であって、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および前記送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定する際に、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする。
請求項11にかかる発明の光通信方法は、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムにおける前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信方法であって、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および前記送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定する際に、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする。
請求項12にかかる発明は、請求項10又は11に記載の光通信方法において、前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項13にかかる発明の光通信方法は、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムにおける前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信方法であって、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項14にかかる発明は、請求項10乃至13のいずれか1つに記載の光通信方法において、前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とする。
請求項15にかかる発明は、請求項10乃至14のいずれか1つに記載の光通信方法において、前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とする。
請求項16にかかる発明は、請求項11乃至15のいずれか1つに記載の光通信方法において、送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とする。
請求項17にかかる発明は、請求項10乃至16のいずれか1つに記載の光通信方法において、波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てることを特徴とする。
請求項18にかかる発明は、請求項10乃至16のいずれか1つに記載の光通信方法において、波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てることを特徴とする。
請求項19にかかる発明の制御装置は、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信を実施するために、前記親ノードに装備される制御装置であって、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする。
請求項20にかかる発明の制御装置は、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信を実施するために、前記親ノードに装備される制御装置であって、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする。
請求項21にかかる発明は、請求項19又は20に記載の制御装置において、前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項22にかかる発明の制御装置は、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信を実施するために、前記親ノードに装備される制御装置であって、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項23にかかる発明は、請求項19乃至22のいずれか1つに記載の制御装置において、前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とする。
請求項24にかかる発明は、請求項19乃至23のいずれか1つに記載の制御装置において、前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とする。
請求項25にかかる発明は、請求項19乃至24のいずれか1つに記載の制御装置において、送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とする。
請求項26にかかる発明は、請求項19乃至25のいずれか1つに記載の制御装置において、波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てることを特徴とする。
請求項27にかかる発明は、請求項19乃至25のいずれか1つに記載の制御装置において、波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てることを特徴とする。
請求項28にかかる発明のプログラムは、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向のトラフィックを制御するプログラムであって、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定するステップを有し、前記ステップは、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする。
請求項29にかかる発明のプログラムは、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向のトラフィックを制御するプログラムであって、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定するステップを有し、前記ステップは、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする。
請求項30にかかる発明は、請求項28又は29に記載のプログラムにおいて、前記単位時間は、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項31にかかる発明のプログラムは、1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向のトラフィックを制御するプログラムであって、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定するステップを有し、前記単位時間は、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする。
請求項32にかかる発明は、請求項28乃至31のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記ステップは、前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とする。
請求項33にかかる発明は、請求項28乃至32のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記ステップは、前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とする。
請求項34にかかる発明は、請求項28乃至33のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前記ステップは、送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とする。
請求項35にかかる発明は、請求項28乃至34のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てる別のステップを有することを特徴とする。
請求項36にかかる発明は、請求項28乃至34のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てる別のステップを有することを特徴とする。
請求項37にかかる発明の記録媒体は、請求項28乃至36のいずれか1つに記載のプログラムが記録されていることを特徴とする。
図1に本発明の第1実施例の光通信システムの構成を示す。図1において、図14および図15に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。10Bは波長合分波器、12は光通信システムの親ノード、13(1)〜13(n)は子ノード、14(1)〜14(k)は親ノード12の光受信器、15はWDM/TDM−PON制御装置としての光通信用集積回路、を示す。
図2に本発明の第2実施例の光通信システムを示す。図2において、図1に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。4(1)〜4(4)は主加入者光ファイバ回線を示し、19(1)〜19(4)は固定波長フィルタを示す。親ノード12とn個の子ノードを接続する光ファイバ、光カプラ、光合分波器などの構成は、1対多接続の構成になっている限り任意であり、図2に示すような4対4分岐光カプラ3Cを用いても、カプラの右半分から右側を親ノードとみなせば1対多接続となっているので、同様の効果が得られる。この実施例では、第1実施例に比べて親ノード12内に波長合分波器10Bが不要となり、代わりに19(1)〜19(4)で示した安価な固定波長フィルタを用いて構成できるので、経済的な光通信システムを構成できる。もちろん、固定波長フィルタ19(1)〜19(4)は光受信器14(1)〜14(4)に内蔵されていても構わない。図2中の光カプラ3C,3Dの分岐数は、4対4と8対1の例を示したが、任意の分岐数に対して有効である。
図3に要求送信時間の割当ての第1の例を示す。第1の例では、便宜上、親ノード12の光受信器数k=3、送信時間を要求した子ノード数n=6(便宜上n=6としたが、全ての子ノードが送信時間を要求する必要はない)、子ノード13(1)〜13(6)の要求した送信時間T1〜T6は全て同一で5(単位は任意)である。親ノード12の各光受信器14(1)〜14(3)の信号受信時間の単位時間は10とした。図3において、図1、図2に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。送信時間T1〜T6は矩形の横幅で示した。
図5に要求送信時間の割当ての第2の例を示す。図3に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。第2の例も、便宜上、親ノード12の光受信器数k=3、送信時間を要求した子ノード数n=6(便宜上n=6としたが、全ての子ノードが送信時間を要求する必要はない)である。子ノード13(1)〜13(6)の要求した送信時間T1〜T6は、各々順番に2,6,4,8,7,3(単位は任意)である。親ノード12の各光受信器14(1)〜14(3)の信号受信時間の単位時間は10とした。この例では、送信時間を要求した子ノードのうち、波長可変数の少ない子ノードを優先し、波長可変数が同一のときは要求送信時間の長い子ノードを優先して、信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当てるが、その送信時間を割当てたとき単位時間を超えるときはその送信時間を廃棄する。
図7は、要求送信時間の割当ての前記した第2の例の課題を解決した第3の例を示す。図3に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。第3の例でも、便宜上、親ノード12の光受信器数k=3、送信時間を要求した子ノード数=6(便宜上n=6としたが、全ての子ノードが送信時間を要求する必要はない)である。子ノード13(1)〜13(6)の要求した送信時間T1〜T6は各々順番に2,6,3,10,7,2(単位は任意)である。親ノード12の各光受信器14(1)〜14(3)の信号受信時間の単位時間は10とした。この例では、送信時間を要求した子ノードのうち波長可変数の少ない子ノードを優先し、波長可変数が同一のときは要求送信時間の長い子ノードを優先し、送信時間を割当てることで信号受信時間が単位時間と等しくなる光受信器があればそれに割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当てるが、その送信時間を割当てたとき単位時間を超えるときはその送信時間を廃棄する。
次に、超過および余剰時間が生じた掛合について説明する。図9は、要求送信時間の割当ての第4の例を示す。図3に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。第4の例では、便宜上、h(hは正の整数)回目の要求送信時間の割当てとh+1回目の要求送信時間の割当てが同一の条件とし、親ノード12の光受信器数k=3、送信時間を要求した子ノード数n=6(便宜上n=6としたが、全ての子ノードが送信時間を要求する必要はない)である。子ノード13(1)〜13(6)の要求した送信時間T1〜T6は各々順番に3,6,3,8,7,3(単位は任意)である。親ノード12の各光受信器14(1)〜13(3)の信号受信時間の単位時間は10とした。
図10は、要求送信時間の割当ての第5の例を示す図である。図3に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。この第5の例は、子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、要求送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用する場合の例である。
図11は、要求送信時間の割当ての第6の例である。図3に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。これまでの例では、要求送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、光受信器に便宜上付けた番号の小さいものを優先して要求送信時間を割当てた。この第6の例は、要求送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該要求送信時間を要求している子ノードが最も早く波長変更できる波長をもつ光受信器を選択する場合の例である。図11では、子ノード13が波長を変化させる時間を最低限に抑え、波長変更時間による伝送効率の低下を最小限に抑える効果がある。図11では第2の例(図5)と同一条件での要求送信時間の割当てを行っているが、子ノード13(4)と子ノード13(5)の初期波長はλ2で、子ノード13(5)の有している波可変光源は、λ2からλ3へ変化するよりもλ2からλ1に変化するほうが速いとする場合である。
図12は、各々要求送信時間の割当ての第7の例を示す。図3に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。16は本発明の要求送信時間の割当てを実行する単位時間、17は従来のPONの帯域割当て方法で各波長の要求送信時間の割当てを実行する単位時間、を示す。図11の第6の例で説明してきた子ノードの送信波長の変化を許容する要求送信時間の割当て方法は、送信波長の切換を生じるため、一定の伝送効率の劣化が予測される。
図13は、各々要求送信時間の割当ての第8の例を示す。図3に記載のものと同様のものには同様の符号を付けた。第8の例では、図12で説明した第7の例の問題を解決するために、波長切換を伴う要求送信時間の割当てを、送信時間を要求する子ノードの組み合わせ(数や番号など)に変化があった後の最初の単位時間(単位時間16)のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う要求送信時間の割当てで決められた波長を維持することで、送信時間を要求する子ノード13の組合せに変化がない間のみ、従来のPONで用いられる帯域割当て方法を用いるため、図12の例よりは波長の最適化が確実に行われる。
2(1)〜2(n):子ノード
3A,3B,3C,3D:光カプラ
4、4(1)〜4(4):主加入者光ファイバ回線
5(1)〜5(n):分岐加入者光ファイバ回線
6:WDM/TDM−PONの親ノード
7(1)〜7(k):親ノードの光受信器
8(1)〜8(k):波長可変フィルタ
9(1)〜9(n):WDM/TDM−PONの子ノード
10A,10B:波長合分波器
12:親ノード
13(1)〜13(n):子ノード
14(1)〜14(k):親ノードの光受信器
15:光通信用集積回路
16:単位時間
17:単位時間
18:光通信用集積回路
19(1)〜19(4):固定波長フィルタ
n:子ノードの数
k:波長の数(親ノードの有する光受信器の数)
#1〜#n:子ノードが送信した上り信号
λ1〜λk〜λn:子ノードに割当てられた波長(1<k<n)
T1〜T6:要求送信時間
Claims (37)
- 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムであって、
前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信システムにおいて、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、
前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および前記送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定する際に、
前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする光通信システム。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムであって、
前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信システムにおいて、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、
前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および前記送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定する際に、
前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする光通信システム。 - 請求項1又は2に記載の光通信システムにおいて、
前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする光通信システム。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムであって、
前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信システムにおいて、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、
前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする光通信システム。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、
前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とする光通信システム。 - 請求項1乃至5のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、
前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とする光通信システム。 - 請求項1乃至6のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、
送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とする光通信システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てることを特徴とする光通信システム。 - 請求項1乃至7のいずれか1つに記載の光通信システムにおいて、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てることを特徴とする光通信システム。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムにおける前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信方法であって、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、
前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および前記送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定する際に、
前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする光通信方法。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムにおける前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信方法であって、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、
前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および前記送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定する際に、
前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする光通信方法。 - 請求項10又は11に記載の光通信方法において、
前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする光通信方法。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続の光通信システムにおける前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信方法であって、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうちの少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させ、
前記親ノードは、前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする光通信方法。 - 請求項10乃至13のいずれか1つに記載の光通信方法において、
前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とする光通信方法。 - 請求項10乃至14のいずれか1つに記載の光通信方法において、
前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とする光通信方法。 - 請求項11乃至15のいずれか1つに記載の光通信方法において、
送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とする光通信方法。 - 請求項10乃至16のいずれか1つに記載の光通信方法において、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てることを特徴とする光通信方法。 - 請求項10乃至16のいずれか1つに記載の光通信方法において、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てることを特徴とする光通信方法。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信を実施するために、前記親ノードに装備される制御装置であって、
前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする制御装置。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信を実施するために、前記親ノードに装備される制御装置であって、
前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とする制御装置。 - 請求項19又は20に記載の制御装置において、
前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする制御装置。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向の光通信を実施するために、前記親ノードに装備される制御装置であって、
前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定し、
前記単位時間を、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とする制御装置。 - 請求項19乃至22のいずれか1つに記載の制御装置において、
前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とする制御装置。 - 請求項19乃至23のいずれか1つに記載の制御装置において、
前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とする制御装置。 - 請求項19乃至24のいずれか1つに記載の制御装置において、
送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とする制御装置。 - 請求項19乃至25のいずれか1つに記載の制御装置において、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てることを特徴とする制御装置。 - 請求項19乃至25のいずれか1つに記載の制御装置において、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てることを特徴とする制御装置。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向のトラフィックを制御するプログラムであって、
前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定するステップを有し、
前記ステップは、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とするプログラム。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向のトラフィックを制御するプログラムであって、
前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、該信号受信時間が前記k個の光受信器間で平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定するステップを有し、
前記ステップは、前記送信時間を要求した子ノードのうち、可変波長数の少ないものから順に、同じ可変波長数の場合は送信時間の長いものから順に、該子ノードが送信可能な波長の前記光受信器の中で該送信時間を割当てることで信号受信時間が前記単位時間と等しくなる光受信器があればその光受信器に割当て、無い場合は信号受信時間の空き時間が最も長い光受信器に割当て、前記単位時間を超過する場合は該送信時間を廃棄し、前記送信時間を要求した全ての子ノードの送信時間が割当てられ若しくは廃棄されるまでそれを再帰的に繰り返すことを特徴とするプログラム。 - 請求項28又は29に記載のプログラムにおいて、
前記単位時間は、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とするプログラム。 - 1個の親ノードとn(n:正の整数)個の子ノードとの間を光伝送路で接続した一対多接続からなり、
前記子ノードが具備する光送信器の送信波長として、各々k(k:1<k<nなる整数)種類の波長のうちのいずれか1つの波長を用い、少なくとも1個以上の前記子ノードに、前記k種類の波長のうち少なくとも2つ以上の波長から送信波長を選択する機能を具備させ、
前記親ノードに前記k種類の波長の光信号を各々受信するk個の光受信器を具備させた光通信システムにおける、前記子ノードから前記親ノードに向かう上り方向のトラフィックを制御するプログラムであって、
前記子ノードから申告される送信時間を前記k個の光受信器に対し単位時間における信号受信時間として割当てる際に、前記k個の光受信器に割当てられる子ノードの数が平滑化されるように、前記送信波長を選択する機能を具備した子ノードの送信波長および送信時間を要求した子ノードの送信時間と送信タイミングを決定するステップを有し、
前記単位時間は、前記n個の子ノードの要求送信時間の総和を、送信時間を要求した前記子ノードの数と前記親ノードの光受信器数kのいずれか小さい方の数で除した値とすることを特徴とするプログラム。 - 請求項28乃至31のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、
前記ステップは、前記送信時間の割当ての結果、各光受信器の信号受信時間が前記単位時間を超過し又は余剰が発生する場合は、前記要求送信時間の廃棄は行わず、次に要求送信時間の割当てを決定する際に、次の単位時間内に前記超過の時間を既割当て時間として取り扱い、又は該余剰の時間を割当てが行われていない空き時間として取り扱うことを特徴とするプログラム。 - 請求項28乃至32のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、
前記ステップは、前記子ノードが複数の優先クラスに分類されている場合、前記送信時間の割当てを、最も高い優先クラスに属する子ノード群から、順次優先度の高い順に、最も優先度の低いクラスに属する子ノード群まで、順番に適用することを特徴とするプログラム。 - 請求項28乃至33のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、
前記ステップは、送信時間を割当てる条件が同一の光受信器が複数存在した場合、該複数の光受信器の受信波長の中で、該送信時間を要求している子ノードが最も速く変更できる波長をもつ光受信器を選択することを特徴とするプログラム。 - 請求項28乃至34のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、m(m:正の整数)単位時間毎に行い、それ以外の単位時間は直前の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して送信時間を割当てる別のステップを有することを特徴とするプログラム。 - 請求項28乃至34のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、
波長切換を伴う送信時間の割当てを、送信時間の割当てを要求する子ノードの組み合わせに変化があった後の最初の単位時間のみ行い、それ以外の単位時間は最初の波長切換を伴う送信時間の割当てで決められた波長を維持して、送信時間を割当てる別のステップを有することを特徴とするプログラム。 - 請求項28乃至36のいずれか1つに記載のプログラムが記録されていることを特徴とする記録媒体。
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