JP5513245B2 - 光通信システム及び光通信方法 - Google Patents
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Description
[1]第1の動作は、重輻輳のグループに属するONUの内で帯域割当の時間積が大きいONUをグループ替えする。
[2]第2の動作は、重輻輳のグループに属するONUの内で重輻輳のグループに属していた時間積の大きいONU又は重輻輳のグループに属するONUの内で軽輻輳のグループに属していた時間積の小さいONUをグループ替えする。
[3]第3の動作は、重輻輳のグループに属するONUの内でグループ替えに伴う通信断の時間積が小さいONUをグループ替えする。
[4]第4の動作は、ONU毎のグループ替えに伴う通信断の時間積と重輻輳のグループに属する時間積と軽輻輳のグループに属する時間積の一方又は両方のばらつきをONU間で一定の範囲内に抑える。
後述する第1の動作から第3の動作において、
(グループ替え1)重輻輳のグループに属するONUの内で帯域割当の時間積が大きいONUを軽輻輳のグループにグループ替えする、
(グループ替え2)重輻輳のグループに属するONUの内で重輻輳のグループに属していた時間積の大きいONUを軽輻輳のグループにグループ替えする、
(グループ替え3)重輻輳のグループに属するONUの内で軽輻輳のグループに属していた時間積の小さいONUを軽輻輳のグループにグループ替えする、
(グループ替え4)重輻輳のグループに属するONUの内でグループ替えに伴う通信断の時間積が小さいONUを軽輻輳のグループにグループ替えする、
のいずれかを行うことでグループが異なるONUの帯域割当が公平となるように、という意味である。
また、後述する第4の動作において、
(グループ替え5)ONUのグループへの所属時間と送受信機毎にグループへの割り振り変更回数、又は送受信機の割振り変更にかかわる時間の少なくとも一方が公平となるようにグループ替えする、
という意味である。第4の動作において、公平とは、所属時間は同量又は重みの比、切替回数が同数又は切替時間積が同量となる状態である。
図1は、実施形態1の光通信システム301を説明する概念図である。光通信システム301は、複数の波長で識別されるグループのいずれかに割り振られる複数の送信機(17、27)と、同一の波長として分波される波長毎に送信機(17、27)からの信号光を受信する受信機(26、16)と、送信機(17)又は受信機(16)に波長を割振る、即ち送信機(17)又は受信機(16)を波長で識別されるグループに割り振る制御装置(不図示)を備える。ここで、同一の波長として分波される波長とは、例えば、同一の波長グリッドとして分波される波長である。波長グリッドは、その規格ごとにその要求精度が異なり、このことは、例えば、20nm間隔のCWDMのグリッドに、100GHz間隔(1550nm帯では0.8nm相当)のDWDMのグリッドが複数含まれることからも分かる。例えば、同一の波長として分波される波長がCWDMの波長グリッドに従うものであれば、DWDMとしては異なる波長として分波される波長が同一の波長として分波される。
第1の動作は、グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属するONUの内で帯域割当の時間積が大きいONUを軽輻輳のグループにグループ替えする。
なお、重輻輳のグループに属するONUの内で帯域割当の時間積が大きいONUとは、例えば、同じグループに属する他のONUと比べて帯域割当の時間積が大きいONUである。他のONUと比べて帯域割当の時間積が大きいONUとは、例えば、グループ内で帯域割当の時間積が最大のONU、又はグループ内で帯域割当の時間積が大きい順に所定台数のONU、またはグループ内に属するONU全てについての帯域割当の時間積の平均値又はあらかじめ定める所定の値より大きい帯域割当の時間積のONUである。所定の値は、例えば所定の時間、例えば観測時間における全グループの帯域の時間積の総和を全グループの全ONU数あるいはACTIVEなONU数あるいは要求が未充足なONU数で除した値である。なお、後述する、重輻輳のグループに属するONUの内でグループに属する他のONUと比べて重輻輳のグループに属した時間の積が大きい前記送受信機、重輻輳のグループに属するONUの内でグループに属する他のONUと比べて軽輻輳のグループに属した時間の積が小さいONU及び重輻輳のグループに属するONUの内でグループに属する他のONUと比べてグループ変更に伴う通信断の回数又はグループ変更に伴う通信断の時間積が小さいONUについても同様である。
(1)グループ毎の収容ONU数:収容ONU数が多いほど重輻輳
(2)グループ毎の収容ONUでActiveな(送信を行っている)ONU数:収容ONUでActiveなONU数が多いほど重輻輳
(3)グループ毎の収容ONUで割当帯域が要求帯域に満たないONU数:収容ONUで割当帯域が要求帯域に満たないONU数が多いほど重輻輳
(4)グループ毎の収容する全ONUの要求帯域の総和又は平均の値:収容する全ONUの要求帯域の総和又は平均の値が大きいほど重輻輳
(5)グループ毎の収容する全ONUの割当帯域の総和又は平均の値:収容する全ONUの割当帯域の総和又は平均の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(6)グループ毎の収容する全ONUで割当帯域が要求帯域に満たないONUの割当帯域の総和又は平均の値:収容する全ONUで割当帯域が要求帯域に満たないONUの割当帯域の総和又は平均の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(7)グループ毎の収容するONUで割当帯域が最大のONUの割当帯域の値:収容するONUで割当帯域が最大のONUの割当帯域の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(8)グループ毎の収容するONUで割当帯域が要求帯域に待たないONUで割当帯域が最大のONUの割当帯域の値:収容するONUで割当帯域が要求帯域に待たないONUで割当帯域が最大のONUの割当帯域の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(9)グループ毎の収容するONUで割当帯域が最小のONUの割当帯域の値:収容するONUで割当帯域が最小のONUの割当帯域の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(10)グループ毎の収容するONUで割当帯域が要求帯域に待たないONUで割当帯域が最小のONUの割当帯域の値:収容するONUで割当帯域が要求帯域に待たないONUで割当帯域が最小のONUの割当帯域の値が小さいほど重輻輳、大きい値ほど重輻輳として扱う場合はそれらの逆数を使用
(11)グループ毎の収容するONUで、他のONUに比べて、重輻輳グループへの所属した時間積が多いか、軽輻輳グループへの所属した時間積が少ないか、割当帯域が少ないか、グループ替えに伴う通信断の時間積が多いか、又はグループ替えに伴う通信断の回数が多いONUの数が多いほど重輻輳
RBi(t)=kBi(t)+(1−k)RBi(t)
である。ここで、i番ONUの割当帯域Bi(t)は、j番グループに属している場合、Gi/Nj(t)でありグループ替えに伴う断時間は零となる。また忘却に関する係数は忘却するまでの時間が、切替の周期に比べて十分に大きくなる値である。
第2の動作は、グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属するONUの内で、より重輻輳のグループに属していた時間積の大きいONU又はグループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属するONUの内でより軽輻輳のグループに属していた時間積の小さいONUをグループ替えする。時間積は、例えば、グループ毎の輻輳状態の第1の動作で例示した値で示しその時間積としてもよいし、輻輳状態を複数の段階に分けてそれぞれ所定の値を割付、例えば、軽輻輳を0、重輻輳を1と割付け、その値の時間積としてもよい。
本動作は、第1の動作と比べ、個別のONUの帯域自体を観測せずに、少なくとも軽輻輳グループと重輻輳グループへの滞在時間のみを観測すればよい。このため観測が容易である。更に、グループ内でのONU毎の実帯域割当の値をグループ替えに使用しないので、グループ内の帯域割当と、グループ間のONUの割振りを分離して制御することが容易である。公平な割当は、グループ内での帯域割当が公平であり、切り替えの前後を通してONUの要求帯域の分布状況の変化が無視でき、グループ替えによるグループ間の輻輳状況が平準化されれば実現できる。
第3の動作は、グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属するONUの内でグループ替えに伴う通信断の時間積が小さいONUをグループ替えする。第1の動作と同様の例で示すと通信断の時間Ti(t)の時間積RTi(t)は、
RTi(t)=kTi(t)+(1−k)RTi(t)
である。
第4の動作(その1)は、ONU毎のグループ替えに伴う通信断時間積のばらつきをONU間で一定の範囲内に抑える。一定の範囲内とは例えば、一回のグループ替えに伴う通信断時間以下である。切り替えに際して、第1〜第3の動作のようにグループの輻輳状態に基づいて、重輻輳グループから軽輻輳グループへとグループ替えを行っても良いし、後述の第4の動作(その3)の例で示すように巡回的にグループ替えをおこなってもよい。巡回的にグループ替えを行う場合、各グループのACTIVEなONUの数または要求帯域等の輻輳状態が平準化される状況であることが望ましい。ここで、ACTIVEなONUの数または要求帯域等の輻輳状態が平準化される状況とは、例えば、ACTIVEなONUの数の差がグループ間で1以下、又は割当帯域が要求帯域を超過しないONUの割当帯域の総和の差がグループ間で割当帯域が要求帯域を超過しないONUの割当帯域以下のような状況である。
第4の動作(その2)は、ONUが重輻輳のグループと軽輻輳のグループに収容されする期間のばらつきをONU間で一定の範囲内に抑える。一定の範囲内とは例えば、切り替えに伴なう通信断の時間に相当する時間に割当てうる最大の帯域である。切り替えに際して、第1〜第3の動作のように重輻輳グループから軽輻輳グループへとグループ替えを行っても良いし、後述の第4の動作(その3)の例で示すように巡回的にグループ替えをおこなってもよい。いずれの場合も長期的には、実効的に第1送受信機(16、17)毎にグループ替えに伴う通信断時間及び重輻輳グループに所属した時間積と軽輻輳グループに所属した時間積が均等に近づき、グループ内の帯域割当は、過去のONUの割当履歴を考慮せずに、その時々の重み付けに応じて割当てれば、グループを跨ったONU間での公平な帯域割当が容易に可能となる。
第4の動作(その3)は、第4の動作(その1)と第4の動作(その2)の組合せである。即ち、グループ毎の通信状態と、各第1送受信機(16、17)がどの波長にどの期間滞在しているかとグループ替えに伴う通信断の時間を観測し、公平性を観測する観測周期における全第1送受信機(16、17)の切り替えに伴う通信断時間と所属するグループの輻輳状態の時間積が公平となるようにグループ指定指示を出す。
(数式1)
∀i、 Bhi・Thi+Bsi・Tsi+Bli・Tli=const
以下、巡回的に割当てることで、実効的に(数式1)を満たす例を図5から図12を用いて示す。ここで、単純のために、グループを構成するONUの通信状態はグループ替えが一巡する間同様(全てがGreedy)の例で示している。但し、一巡する間に変動しても、統計的、長期的に見れば同様とみなしうるので本例と同様の効果がある。図5から図17の場合、数式1の各値は
(数式2)
Thi+Tli=Const、
Bhi=BW/(〔N/L〕)、
Bsi=BW/(〔N/L〕+1)
の関係で表せる。ここで、BWは1波長毎の帯域で、Nは送信機数、Lは波長数、〔 〕は少数切捨てを意味する。
また、第4の動作において、前述した(グループ替え5)を行う。
図3は、実施形態2の光通信システム303を説明する概念図である。光通信システム303は、複数の方路(H1、H2)のいずれかに割り振られる複数の送信機(17、27)と、方路毎に送信機(17、27)からの信号光を受信する受信機(16、26)と、送信機(17)又は受信機(16)の一方又は両方を方路に割り振る制御装置(不図示)と、を備える。
実施形態3の光通信システムと図1の光通信システム301及び図2の光通信システム302との違いは、波長と方路の組合せ毎にグループ化されていることにある。図1の光通信システム301及び図2の光通信システム302の波長を波長と方路の組合せに読み替えれば、本光通信システムの動作及び効果は実施形態1と同様である。
なお、以上説明した実施態様は、本発明の一態様を示したものであって、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の構成を備え、目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形や改良は、本発明に含まれるものである。
16、26、26−1、26−2、・・・、26−n:受信機
17、27、27−1、27−2、・・・、27−n:送信機
18:フィルタ
31、32:光スイッチ
50、50(H1)、50(H2):光伝送路
55:光スプリッタ
H1、H2:方路
100:ONU
200:OLT
301〜304:光通信システム
Claims (16)
- 複数のグループのいずれかに割り振られる複数の第1送受信機と、
前記第1送受信機と信号光を前記グループ毎に送受信する複数の第2送受信機と、
所定の観測時間に、前記グループ毎の輻輳状態を観測するとともに、前記第1送受信機毎の前記グループへの所属時間、前記第1送受信機毎の前記グループへの割り振り変更回数、前記第1送受信機の割振り変更にかかわる時間、又は前記第1送受信機毎の割当帯域の少なくとも一つを観測し、前記第1送受信機を前記グループに割り振り直す制御機と、
を備える光通信システム。 - 前記制御機は、次のいずれかの動作で前記第1送受信機を前記グループに割り振り直すことを特徴とする請求項1に記載の光通信システム。
(1)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、帯域割当の時間積が大きい第1送受信機を軽輻輳のグループにグループ替えする。
(2)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、より重輻輳のグループに属していた時間積の大きい第1送受信機をグループ替えする。
(3)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、より軽輻輳のグループに属していた時間積の小さい第1送受信機をグループ替えする。
(4)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、グループ替えに伴う通信断の時間積が小さい第1送受信機をグループ替えする。
(5)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、グループ替えの回数が小さい第1送受信機をグループ替えする。
(6)前記第1送受信機毎のグループ替えに伴う通信断時間積のばらつきを前記第1送受信機間で一定の範囲内に抑えるよう、前記第1送受信機をグループ替えする。
(7)前記第1送受信機が重輻輳のグループと軽輻輳のグループに収容される期間のばらつきを前記第1送受信機間で一定の範囲内に抑えるよう、前記第1送受信機をグループ替えする。
(8)前記第1送受信機毎のグループ替えに伴う通信断時間積のばらつき及び前記第1送受信機が重輻輳のグループと軽輻輳のグループに収容される期間のばらつきを前記第1送受信機間で一定の範囲内に抑えるよう、前記第1送受信機をグループ替えする。 - 前記グループは、同じ波長、方路、又は波長と方路の組合せを用いる第1送受信機から構成されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光通信システム。
- 前記制御機は、前記第1送受信機を前記グループに割り振り直す際に、輻輳する前記グループに属する前記第1送受信機の内で前記グループに属する他の前記第1送受信機と比べて前記観測時間に帯域割当の時間積が大きい前記第1送受信機、輻輳する前記グループに属した時間の積が大きい前記第1送受信機、輻輳しない前記グループに属した時間の積が小さい前記第1送受信機、あるいは前記グループ変更に伴う通信断の回数又は前記グループ変更に伴う通信断の時間積が小さい前記第1送受信機を前記グループの割り振り直しの対象とすることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光通信システム。
- 前記制御機は、前記観測時間に、前記グループ変更に伴う通信断の回数又は前記グループ変更に伴う通信断の時間積のばらつきが前記第1送受信機間で一定範囲になるように、あるいは輻輳するグループに属する時間積と輻輳していないグループに属する時間積の一方又は両方のばらつきを前記第1送受信機間で一定範囲になるように、前記グループの割り振り直しの対象の前記第1送受信機を選択することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光通信システム。
- 前記制御機は、共用可能なリソースに応じた割当、重み付けに応じた割当又は所定の比の割当、割当の上限を超えない割当、要求帯域によらない固定的な割当、優先クラス分の割当帯域を減じた帯域の割当、又はこれらの組合せに基づき、平均の帯域割当が公平となるように、前記第1送受信機を前記グループに割り振り直すことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の光通信システム。
- 前記一定範囲が、グループ変更に伴う通信断時間相当の値以下、グループ変更を実施した場合に改善される通信断の回数以下、グループ変更に伴う通信断の時間積のばらつき相当の値以下、又は輻輳するグループに属する時間積と輻輳していないグループに属する時間積の一方若しくは両方のばらつき相当の値以下であることを特徴とする請求項5に記載の光通信システム。
- 前記制御機は、
前記第1送受信機の前記グループへの割り振り直しを、観測時間毎、観測時間内に複数回、又は複数回の観測時間おきに行うことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の光通信システム。 - 複数のグループのいずれかに割り振られる複数の第1送受信機と信号光を複数の第2送受信機で前記グループ毎に送受信する光通信方法であって、
前記第1送受信機を複数の前記グループのいずれかに割り振る際に、
所定の観測時間に、前記グループ毎の輻輳状態を観測するとともに、前記第1送受信機毎の前記グループへの所属時間、前記第1送受信機毎の前記グループへの割り振り変更回数、前記第1送受信機の割振り変更にかかわる時間、又は前記第1送受信機毎の割当帯域の少なくとも一つを観測し、前記第1送受信機を前記グループに割り振り直す光通信方法。 - 次のいずれかの動作で前記第1送受信機を前記グループに割り振り直すことを特徴とする請求項9に記載の光通信方法。
(1)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、帯域割当の時間積が大きい第1送受信機を軽輻輳のグループにグループ替えする。
(2)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、より重輻輳のグループに属していた時間積の大きい第1送受信機をグループ替えする。
(3)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、より軽輻輳のグループに属していた時間積の小さい第1送受信機をグループ替えする。
(4)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、グループ替えに伴う通信断の時間積が小さい第1送受信機をグループ替えする。
(5)グループの輻輳状態がより重輻輳のグループに属する前記第1送受信機の内で、グループ替えの回数が小さい第1送受信機をグループ替えする。
(6)前記第1送受信機毎のグループ替えに伴う通信断時間積のばらつきを前記第1送受信機間で一定の範囲内に抑えるよう、前記第1送受信機をグループ替えする。
(7)前記第1送受信機が重輻輳のグループと軽輻輳のグループに収容される期間のばらつきを前記第1送受信機間で一定の範囲内に抑えるよう、前記第1送受信機をグループ替えする。
(8)前記第1送受信機毎のグループ替えに伴う通信断時間積のばらつき及び前記第1送受信機が重輻輳のグループと軽輻輳のグループに収容される期間のばらつきを前記第1送受信機間で一定の範囲内に抑えるよう、前記第1送受信機をグループ替えする。 - 前記グループは、同じ波長、方路、又は波長と方路の組合せを用いる第1送受信機から構成されることを特徴とする請求項9又は10に記載の光通信方法。
- 前記第1送受信機を前記グループに割り振り直す際に、輻輳する前記グループに属する前記第1送受信機の内で前記グループに属する他の前記第1送受信機と比べて前記観測時間に帯域割当の時間積が大きい前記第1送受信機、輻輳する前記グループに属した時間の積が大きい前記第1送受信機、輻輳しない前記グループに属した時間の積が小さい前記第1送受信機、あるいは前記グループ変更に伴う通信断の回数又は前記グループ変更に伴う通信断の時間積が小さい前記第1送受信機を前記グループの割り振り直しの対象とすることを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の光通信方法。
- 前記観測時間に、前記グループ変更に伴う通信断の回数又は前記グループ変更に伴う通信断の時間積のばらつきが前記第1送受信機間で一定範囲になるように、あるいは輻輳するグループに属する時間積と輻輳していないグループに属する時間積の一方又は両方のばらつきを前記第1送受信機間で一定範囲になるように、前記グループの割り振り直しの対象の前記第1送受信機を選択することを特徴とする請求項9から12のいずれかに記載の光通信方法。
- 共用可能なリソースに応じた割当、重み付けに応じた割当又は所定の比の割当、割当の上限を超えない割当、要求帯域によらない固定的な割当、優先クラス分の割当帯域を減じた帯域の割当、又はこれらの組合せに基づき、平均の帯域割当が公平となるように、前記第1送受信機を前記グループに割り振り直すことを特徴とする請求項9から13のいずれかに記載の光通信方法。
- 前記一定範囲が、グループ変更に伴う通信断時間相当の値以下、グループ変更を実施した場合に改善される通信断の回数以下、グループ変更に伴う通信断の時間積のばらつき相当の値以下、又は輻輳するグループに属する時間積と輻輳していないグループに属する時間積の一方若しくは両方のばらつき相当の値以下であることを特徴とする請求項13に記載の光通信方法。
- 前記第1送受信機の前記グループへの割り振り直しを、観測時間毎、観測時間内に複数回、又は複数回の観測時間おきに行うことを特徴とする請求項9から15のいずれかに記載の光通信方法。
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