JP5025569B2 - リールの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、磁気テープ等の記録テープがハブに巻回されてなるリール製造方法に関する。
従来から、上端部に上フランジが設けられ、下端部に下フランジが設けられた有底円筒状のハブに、磁気テープ等の記録テープが巻回されてなるリールは知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなリールでは、ハブに巻回されている記録テープが、その巻き面から1枚だけ(又は複数枚)上下方向(ハブの軸方向)に飛び出す現象が起きることがある。
特開平11−306714号公報
したがって、運搬時や落下時等の衝撃により、上フランジや下フランジが撓んだりすると、その上下方向に飛び出した記録テープのエッジが上フランジや下フランジに当たり、場合によっては、その飛び出した記録テープのエッジが折れ曲がることがあった。記録テープのエッジが折れ曲がると、ドライブ装置でデータを記録・再生する際に、エラーが発生する要因となる。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、ハブに巻回された記録テープにエッジ折れが発生しないようにできるリール製造方法を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のリールの製造方法は、一端部に第1フランジが設けられ、他端部に第2フランジが設けられたハブに、記録テープを巻回してなるリールの製造方法であって、前記ハブを回転させ、前記記録テープを所定量巻回した後、前記ハブをその回転軸方向における一方向に動かして、前記記録テープを前記第1フランジ側へ偏倚させ、所定量巻回することで第1領域を形成し、その後、前記ハブをその回転軸方向における他方向に動かして、前記記録テープを前記第2フランジ側へ偏倚させ、所定量巻回することで第2領域を形成することを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、ハブに巻回されている記録テープにおける径方向外側に、第1フランジ側に偏倚した第1領域と、第2フランジ側に偏倚した第2領域が形成されるので、落下等によりリールに衝撃が加わっても、その第1領域及び第2領域により、第1フランジや第2フランジの撓みを抑制することができる
したがって、例えば第1領域よりも径方向内側の巻き面から1枚又は複数枚飛び出した記録テープがあっても、その記録テープのエッジが第1フランジ又は第2フランジに当たるおそれがない。
って、記録テープにエッジ折れが発生しないようにできる。
また、請求項に記載のリールの製造方法は、請求項に記載のリールの製造方法において、前記第1フランジと前記第2フランジの剛性が異なるとき、前記記録テープを剛性の低いフランジ側へ偏倚させるときの前記ハブの移動量が、前記記録テープを剛性の高いフランジ側へ偏倚させるときの前記ハブの移動量よりも大きくされることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、剛性の低いフランジ側への記録テープの移動量が不足し、記録テープのエッジがその剛性の低いフランジの内面に達することができず、第1領域又は第2領域が形成できなくなるという現象を抑制又は防止することができる。
また、請求項に記載のリールの製造方法は、請求項又は請求項に記載のリールの製造方法において、前記第1領域及び前記第2領域を形成するときの回転速度が、前記第1領域を形成する前の回転速度よりも減速されることを特徴としている。
請求項に記載の発明によれば、第1領域及び第2領域を正確に形成することができる。
以上のように、本発明によれば、ハブに巻回された記録テープにエッジ折れが発生しないようにできるリール製造方法を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態に係るリール及びリールの製造方法は、記録テープカートリッジ10のように、ケース12内に単一で収容されるリール30に好適に用いることができるため、その記録テープカートリッジ10を例に採って説明するが、これに限定されるものではなく、記録テープカセット(図示省略)のように、ケース内に2個一対で収容されるリールなど、上下フランジを有するリール全般に対して同様に適用可能である。
図1は記録テープカートリッジ10の概略斜視図であり、図2は記録テープカートリッジ10に収容されたリール30のリールハブ32に記録テープTを巻回して行く巻付装置40の概略構成図である。まず最初に、記録テープカートリッジ10について簡単に説明するが、その説明の便宜上、矢印FRを前方向、矢印UPを上方向、矢印RIを右方向とする。つまり、各図において、矢印FR、矢印UP、矢印RIが示されている場合は、その矢印で示す方向に基づいて前後・上下・左右の表現をする。
図1で示すように、この記録テープカートリッジ10は、略矩形箱状のケース12を有している。このケース12は、樹脂製の上ケース14と下ケース16とが、それぞれ天板14Aの周縁に立設された周壁14Bと、底板16Aの周縁に立設された周壁16Bとを互いに当接させた状態で、ビス止め等によって接合されて構成されている。そして、このケース12の内部には、樹脂製のリール30が1つだけ回転可能に収容されるようになっている。
図2で示すように、このリール30は、軸心部を構成する有底円筒状のリールハブ32と、その下端部に設けられる下フランジ36と、その上端部に設けられる上フランジ34とで構成されており、リールハブ32の外周面32Aに、情報記録再生媒体としての磁気テープ等の記録テープTが巻回され、上フランジ34及び下フランジ36によって、その巻回された記録テープTの幅方向の端部が保持されるようになっている。なお、図示は省略するが、上フランジ34の内面34A及び下フランジ36の内面36Aは、外周縁部に行くに従って互いの間隔が拡がるようなテーパー面に形成されている。
また、リールハブ32の底壁の下面には、リールギア38が環状に形成されており、そのリールギア38の径方向内側には、磁性材からなる環状のリールプレート(図示省略)がインサート成形等により一体に固着されている。また、下ケース16の略中央部には、そのリールギア38及びリールプレートを外部に露出するためのギア開口17(図2参照)が穿設されており、このギア開口17から露出されるリールギア38が、ドライブ装置の回転シャフト(図示省略)に形成された駆動ギア(図示省略)に噛合されて回転駆動されることにより、ケース12内において、リール30がケース12に対して相対回転可能とされている。
また、図1で示すように、ケース12の右壁12Aには、リール30に巻装された記録テープTを引き出すための開口18が形成されており、この開口18から引き出される記録テープTの自由端部には、ドライブ装置の引出部材(図示省略)によって係止(係合)されつつ引き出し操作されるリーダーピン20が固着されている。
リーダーピン20の軸方向両端部には、厚板状の大フランジ部24が一体に設けられており、この大フランジ部24の軸方向内側には、薄板状の小フランジ部22が所定間隔を隔てて一体に設けられている。この小フランジ部22間に記録テープTの自由端部が固着されており、小フランジ部22と大フランジ部24との間が、ドライブ装置の引出部材のフック等が係止される環状溝23とされている。
また、ケース12の開口18の内側、即ち上ケース14の天板14A内面及び下ケース16の底板16A内面には、ケース12内においてリーダーピン20を位置決めして保持する上下一対のピン保持部26が設けられている。このピン保持部26は、記録テープTの引き出し側が開放された略半円形状をしており、直立状態のリーダーピン20の大フランジ部24は、その開放側からピン保持部26内に出入可能とされている。
また、ピン保持部26の近傍には、板バネ(図示省略)が固定配置されるようになっており、この板バネの二股状の先端部がリーダーピン20の大フランジ部24にそれぞれ係合してリーダーピン20をピン保持部26に保持するようになっている。そして、リーダーピン20がピン保持部26に出入する際には、板バネの先端部が適宜弾性変形してリーダーピン20の移動を許容するようになっている。
また、その開口18は、ドア28によって開閉される。このドア28は、開口18を閉塞可能な大きさの略矩形板状に形成され、その開口18を閉塞する方向へ図示しない付勢部材により付勢されている。そして、ドア28の前端部には、開閉操作用の凸部28Aが外方に向かって突設されている。この凸部28Aが、記録テープカートリッジ10のドライブ装置への装填に伴い、そのドライブ装置の開閉部材(図示省略)と係合するようになっており、これによって、ドア28が付勢部材の付勢力に抗して開放されるようになっている。
以上のような構成の記録テープカートリッジ10では、図2で示すように、記録テープTが巻回されていないリール30がケース12内に組み込まれ、その状態で巻付装置40にセットされて、ケース12内にて記録テープTが巻回される場合がある。すなわち、開口18から、記録テープTの(リーダーピン20が取り付けられる自由端部とは反対側の)自由端部が挿入され、リールハブ32の外周面32Aに貼り付けられた後、リールハブ32が回転することにより、記録テープTが順次リールハブ32に巻回されるようになっている。
そこで次に、ケース12内に組み込まれたリール30のリールハブ32に記録テープTを巻回して行く巻付装置40について説明する。図2で示すように、この巻付装置40には、記録テープTが巻回されずにケース12内に収容されたリール30のリールハブ32を保持して回転させる回転機構42が備えられている。
この回転機構42は、リールハブ32の底壁の下面に形成されたリールギア38と噛合する環状の回転駆動ギア44と、リールハブ32の底壁の下面に設けられたリールプレートを吸着保持し、回転駆動ギア44と共に回転するマグネット(図示省略)と、回転駆動ギア44を回転させる回転駆動モーター46と、を有しており、回転駆動モーター46の回転速度は、図示しない制御装置により変更可能とされている。
また、この巻付装置40には、回転駆動モーター46をリールハブ32の軸方向に移動させる移動機構50が備えられている。この移動機構50は、回転駆動モーター46の本体部46Aに固着された支持部材52に螺合するボールネジ54と、ボールネジ54を回転駆動するサーボモーター56と、サーボモーター56を制御するサーボユニット58と、を有している。
また更に、この巻付装置40には、回転駆動モーター46の移動量(変位量)を検知する変位センサー60が備えられている。この変位センサー60は、支持部材52から延設された略「L」字状の検知部材62の端部62Aの位置を検知することで、リールハブ32の軸方向における回転駆動モーター46の位置(ケース12内におけるリール30の位置)を検出できるように構成されている。
また、ケース12の直ぐ外側には、図示しない繰出機構から繰り出された記録テープTをケース12外において最終的にガイドするガイドローラー48が配設されている。このガイドローラー48はフリー回転可能に固定配置されており、その軸方向両端部には、所定厚さのフランジ部48A、48Bが一体に形成されている。
したがって、リールハブ32の外周面32Aに記録テープTの自由端部が貼り付けられた後、回転駆動モーター46が所定の速度で回転することにより、その記録テープTが、フリー回転するガイドローラー48のフランジ部48A、48Bによって幅方向の位置を規制されつつ(ガイドされつつ)、リールハブ32の外周面32Aに順次巻回されて行くことになる。
以上のような巻付装置40において、次にその作用(リール30の製造方法)について説明する。図2で示すように、まず記録テープTが巻回されていないリール30をケース12内に収容した記録テープカートリッジ10が巻付装置40にセットされる。すなわち、回転駆動ギア44がリールギア38と噛合されるとともに、マグネットがリールプレートを吸着保持する。そして、開口18から記録テープTの自由端部が挿入され、リールハブ32の外周面32Aに貼り付けられる。
記録テープTの自由端部がリールハブ32の外周面32Aに貼り付けられると、回転駆動モーター46が所定の速度で回転することにより、リールハブ32(リール30)が所定の速度で回転し、繰出機構から所定の張力を付与されつつ繰り出され、かつガイドローラー48によって幅方向の位置が最終的にガイドされた記録テープTが、そのリールハブ32に順次巻回されて行く。
そして、図示しない制御装置により、記録テープTが所定の長さまでリールハブ32に巻回されたと判断されると、サーボユニット58によりサーボモーター56が作動し、ボールネジ54を回転させる。すると、ボールネジ54に螺合されている支持部材52がリールハブ32の軸方向に移動し、回転駆動モーター46の位置がリールハブ32の軸方向に変動され、リールハブ32に巻回される記録テープTの幅方向(リールハブ32の軸方向)の位置が相対的に変動される。
すなわち、例えば図2の実線で示すように、リール30が上ケース14側へ移動(変動)されると、記録テープTの巻回位置が相対的に下フランジ36側へ偏倚し、記録テープTのエッジが下フランジ36の内面36Aに辛うじて接触しない(接触寸前)か、接触しても極僅かにしか接触しない程度で巻回される。なお、このときの回転駆動モーター46の位置は変位センサー60によって検出される。
そして、この状態で、図示しない制御装置により、記録テープTが所定の長さまで(例えば50m以上)巻回されたと判断されると、サーボユニット58によりサーボモーター56が再度作動し、ボールネジ54を上記とは反対方向に回転させる。すると、ボールネジ54に螺合されている支持部材52が上記とは反対方向に移動して、回転駆動モーター46の位置が上記とは反対方向に変動され、リールハブ32に巻回される記録テープTの幅方向(リールハブ32の軸方向)の位置が相対的に上記とは反対方向に変動される。
すなわち、例えば図2の仮想線で示すように、リール30が下ケース16側へ移動(変動)されると、記録テープTの巻回位置が相対的に上フランジ34側へ偏倚し、記録テープTのエッジが上フランジ34の内面34Aに辛うじて接触しない(接触寸前)か、接触しても極僅かにしか接触しない程度で巻回される。なお、このときの回転駆動モーター46の位置は変位センサー60によって検出される。
そして、この状態で、図示しない制御装置により、記録テープTが所定の長さまで、即ち最後まで(例えば50m以上)巻回されたと判断されると、回転駆動モーター46の回転が停止し、記録テープTが切断されるとともに、その記録テープTの自由端部にリーダーピン20が取り付けられ、そのリーダーピン20がピン保持部26に保持される。これにより、リール30への記録テープTの巻付工程が終了する。
図3に記録テープTが巻装されたリール30を模式的に示す。この図3で示すリール30は図2で示すリール30とは上下逆に表現されている。すなわち、上フランジ34が上側に、下フランジ36が下側に来るように示されている。この図3で示すように、リールハブ32に巻回された記録テープTにおける径方向外側(最外周側)には、径方向内側から順に、下フランジ36側に偏倚した(下フランジ36の内面36Aに極僅かに接触するか、又は接触寸前の)第1領域E1と、上フランジ34側に偏倚した(上フランジ34の内面34Aに極僅かに接触するか、又は接触寸前の)第2領域E2が形成される。
ここで、この記録テープカートリッジ10を実際に落下させたときのテスト結果について説明する。この落下テストは、検査条件がInternational Safe Transist Association(ISTA)−1Aに規定されている落下試験方法に基づいており、落下箇所がケース12の1角3稜6面であり、落下させる高さが76cmである。これにより、落下時に記録テープカートリッジ10に加わる加速度は約180G(G:重力加速度)となる。
また、図3で示す第1領域E1及び第2領域E2を含む上フランジ34側の巻き面は、例えば図5で示す状態となる。図5はレーザー変位計(図示省略)にて上フランジ34側の巻き面の形状を測定したもので、グラフの左端が巻き面のリールハブ32に接した部分、右端が巻き面の最外周部分に相当している。そして、ここでは図6(A)で示すように、その巻き面に、故意に1枚飛び出しを複数形成している(巻き乱れを形成している)。
このリール30を備えた記録テープカートリッジ10を、上記検査条件で落下させたときのテスト結果を図6(B)で示す。この図6(B)で示すように、落下により上フランジ34に加えられた衝撃(振動)は、第2領域E2で吸収・抑制されている。つまり、第2領域E2の高さは、落下前後で変化せず、第2領域E2よりも径方向内側(第1領域E1を含む)に巻回されている記録テープT(1枚飛び出しを含む)の高さよりも低くなっていない。
したがって、第2領域E2よりも径方向内側(第1領域E1を含む)に巻回されている記録テープTに、上フランジ34の内面34Aが接触することはなく、その記録テープTにエッジ折れが発生しないようにできる。すなわち、巻き面に巻き乱れがある(1枚又は複数枚の飛び出し現象がある)リール30に、落下等により一定以上の振動が加えられても、記録テープTにエッジダメージが発生しないようにできる。
よって、記録テープTに形成されているサーボバンドSB(図9参照)をドライブ装置の記録・再生ヘッド(図示省略)で読み取れないなどのエラーが発生しないようにできる。なお、このリール30のリールハブ32の外径は44mmであり、それに巻回される記録テープTの全長は820mである。そして、その記録テープTの幅W(図9参照)は、12.65mmであり、その厚さは6.6μmである。
ここで、記録テープTの厚さが6.6μmの場合、第1領域E1及び第2領域E2は、記録テープTを50m以上(少なくとも50m)ずつ巻回して形成することが望ましい。図7に比較例として、記録テープTを30mずつ巻回して第1領域E1及び第2領域E2を形成したリール30を、上記検査条件で落下させたときの巻き面の変動状態を示す。
この図7で示すように、記録テープTを30mずつ巻回して第1領域E1及び第2領域E2を形成した場合、落下により上フランジ34に加えられた衝撃(振動)は、第2領域E2で吸収・抑制されるが、この第2領域E2の高さは、第2領域E2よりも径方向内側(第1領域E1を含む)に巻回されている記録テープT(1枚飛び出しを含む)の高さよりも低くなっている。したがって、この場合には、記録テープTにエッジダメージが発生する可能性があることが判る。
そこで次に、厚さが6.6μmとされた記録テープTにより、第1領域E1及び第2領域E2をそれぞれ5mずつ増加させて形成した場合の上記落下テスト時における目視でのエッジ折れの発生状態を図8に示す。この図8から、厚さが6.6μmとされた記録テープTを50m以上ずつ巻回して第1領域E1及び第2領域E2を形成した場合には、その記録テープTにエッジ折れ(エッジダメージ)が発生しないことが判る。
したがって、厚さが6.6μmとされた記録テープTの場合、第1領域E1及び第2領域E2は、共に50m以上(少なくとも50m)ずつ巻回することが望ましい。なお、厚さが6.6μmとされた記録テープTの巻回長さと、それによる径方向の幅Dとの関係は、表1に示す通りである。この表1から判るように、厚さが6.6μmとされた記録テープTの場合は、図3で示す径方向の幅D1、D2が、共に0.86mm以上(少なくとも0.86mm)とされることが望ましい。
Figure 0005025569
なお、このテスト結果は、記録テープTの厚さが記録密度向上のために従来よりも薄くされた場合、即ち記録テープTの厚さが6.6μmとされた場合の結果であり、記録テープTの厚さが変更されたときには(記録テープTの厚さが6.6μmでないときには)、記録テープTの巻回長さ、即ち径方向の幅D1、D2も、それに伴って変動する。
また、第1領域E1を形成し始めるまでの記録テープTの長さは、リール30に巻回される記録テープTの全長が820mであることと、第1領域E1及び第2領域E2を形成するための記録テープTの残りの長さが100m(=50m×2)以上であること(径方向の幅D1、D2を共に0.86mm以上とすること)を考慮して、適宜決めればよい。
また、上フランジ34と下フランジ36の剛性が異なる場合には、回転駆動モーター46の移動量(変位量)を、上フランジ34側と下フランジ36側とで異なるようにすることが望ましい。すなわち、例えば下フランジ36がリールハブ32と一体成形され、上フランジ34がリールハブ32に溶着されている場合、図10で示すように、下フランジ36の剛性が、上フランジ34の剛性よりも高くなっている(本実施例では約2倍となっている)。
なお、この図10はリール30を固定し、上下フランジ34、36の外周縁部に荷重を加え、上下フランジ34、36の変形量(撓み量)をそれぞれ測定することで、上下フランジ34、36の剛性を比較したものである。この場合、記録テープTを剛性の低い上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46(リールハブ32)の移動量(変位量)を、記録テープTを剛性の高い下フランジ36側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46(リールハブ32)の移動量(変位量)よりも大きくすることが望ましい。
一般に、記録テープTの湾曲等により、そのエッジがフランジの内面に接触して巻回され、巻き重なると、記録テープTのエッジからの圧力で、そのフランジの内面が押され、フランジが外方側に変形する。この現象は剛性の低いフランジ側で顕著である。そのため、記録テープTを剛性の低い上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46(リールハブ32)の移動量(変位量)が不足すると、記録テープTのエッジが上フランジ34の内面34Aに達することができず、第2領域E2が形成できなくなってしまうからである。
よって、記録テープTを剛性の低い上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46(リールハブ32)の移動量(変位量)が、記録テープTを剛性の高い上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46(リールハブ32)の移動量(変位量)よりも大きくなるように、サーボユニット58でサーボモーター56を制御することが望ましい。
但し、上下フランジ34、36の剛性に関わらず、上下フランジ34、36側へそれぞれ記録テープTを偏倚させる回転駆動モーター46の移動量(変位量)が大きすぎると、記録テープTが、そのフランジの内面に当たって跳ね返り、その内面とは逆方向に向かって1枚又は複数枚飛び出す現象が起きる。
したがって、記録テープTは、第1領域E1及び第2領域E2をそれぞれ形成することができる程度に(下フランジ36の内面36A及び上フランジ34の内面34Aにそれぞれ極僅かに接触するか、又は接触寸前まで)、下フランジ36側及び上フランジ34側へそれぞれ偏倚させることが望ましい。
ここで、具体的に数値を用いて説明すると、この実施例の場合には、図5で示したように、記録テープTを下フランジ36側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)は、最大で50μmとし、記録テープTを上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)は、最大で350μmとすることが望ましい。
すなわち、マイナス湾曲の記録テープT(平坦面に長さ方向に張力を加えずに記録テープTを自然に伸ばした際に、上端側の周長が下端側の周長より短い状態のカーバチャーを有する記録テープT)の場合は、巻き面が剛性の低い上フランジ34側へ寄り易いため、例えば図11で示すように、記録テープTを下フランジ36側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)を100μmとし、記録テープTを上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)を350μmとすることが考えられる。
しかしながら、この場合には、記録テープTの下フランジ36側への移動量(偏倚量)が大きすぎるため、第1領域E1内において、記録テープTのエッジが下フランジ36の内面36Aで跳ね返り、上フランジ34側へ飛び出してしまう。つまり、記録テープTのエッジを揃えた形の第1領域E1が形成されなくなってしまう。
また、プラス湾曲の記録テープT(平坦面に長さ方向に張力を加えずに記録テープTを自然に伸ばした際に、上端側の周長が下端側の周長より長い状態のカーバチャーを有する記録テープT)の場合は、巻き面が剛性の高い下フランジ36側へ寄り易いため、例えば図12で示すように、記録テープTを下フランジ36側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)を50μmとし、記録テープTを上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)を400μmとすることが考えられる。
しかしながら、この場合には、記録テープTの上フランジ34側への移動量(偏倚量)が大きすぎるため、第2領域E2内において、記録テープTのエッジが上フランジ34の内面34Aで跳ね返り、下フランジ36側へ飛び出してしまう。つまり、記録テープTのエッジを揃えた形の第2領域E2が形成されなくなってしまう。
なお、プラス湾曲の記録テープTの場合で、例えば図13で示すように、記録テープTを下フランジ36側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)を50μmとし、記録テープTを上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)も50μmとすると、今度は記録テープTの上フランジ34側への移動量(偏倚量)が少なすぎるため、記録テープTのエッジを揃えた形の第2領域E2が、同様に形成されなくなってしまう。
したがって、記録テープTがプラス湾曲でもマイナス湾曲でも、その記録テープTを下フランジ36側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)は、最大で50μmとし、その記録テープTを上フランジ34側へ偏倚させるときの回転駆動モーター46の移動量(変位量)は、最大で350μmとすることが望ましく、これによって、エッジを揃えた形の第1領域E1及び第2領域E2を形成することができ、更には記録テープTの1枚又は複数枚の飛び出し現象を抑制又は防止することができる。
なお、リールハブ32と上フランジ34が一体成形され、下フランジ36がリールハブ32に溶着されている場合、即ち上フランジ34の剛性が、下フランジ36の剛性よりも高い場合には、上記説明において、記録テープTを偏倚させる偏倚量が、上下フランジ34、36で逆になることは言うまでもない。
また、本実施形態では、リールハブ32に巻回される最外周側(径方向外側)における記録テープTの巻き形状だけ、第1領域E1及び第2領域E2が形成されるように制御すればよいので、第1領域E1を形成し始めるまでの巻き形状は任意で構わない。つまり、その第1領域E1を形成し始めるまでは、回転駆動モーター46が出せる最高速度で記録テープTを巻回することができる。
但し、第1領域E1及び第2領域E2を形成するときには、回転駆動モーター46の回転速度を、第1領域E1を形成し始める前までの回転速度よりも所定量減速させた方が、第1領域E1及び第2領域E2をより正確に形成することができるので望ましい。したがって、リール30に記録テープTを巻回して行くときの製造タクトは、今までとそれ程変わらない。
また、記録テープTが、その幅方向に変動しても、ガイドローラー48の位置は固定であるため、第1領域E1及び第2領域E2を形成するときには、記録テープTは、そのガイドローラー48のフランジ部48A、48Bの何れか一方に沿ってガイドされることになる。つまり、記録テープTはガイドローラー48によって良好に位置決めされて巻回されることになる。したがって、この作用によっても、記録テープTのカーバチャー(マイナス湾曲・プラス湾曲)に関係なく、第1領域E1及び第2領域E2が形成されることになる。
以上、説明したように、リールハブ32に巻回された記録テープTの最外周側(径方向外側)において、径方向内側から順に、下フランジ36(第1フランジ)側に偏倚して巻回された第1領域E1と、上フランジ34(第2フランジ)側に偏倚して巻回された第2領域E2が、それぞれ形成されると、運搬時や落下時等によりリール30に衝撃(振動)が加えられても、上フランジ34や下フランジ36の撓み変形を、その第1領域E1及び第2領域E2で抑制(吸収)することができる。
したがって、例えば第1領域E1よりも径方向内側の巻き面から記録テープTが1枚だけ(又は複数枚)飛び出していても(巻き乱れがあっても)、その記録テープTのエッジに上フランジ34や下フランジ36が当たることがなく、仮に当たったとしても、極僅かなので、そのエッジが折れ曲がることはない。よって、ドライブ装置でデータを記録・再生した際に、図9で示すサーボバンドSBが読み取れないなどのエラーは発生しない。
なお、図3で示すリール30は、第1領域E1が下フランジ36(第1フランジ)側に偏倚し、第2領域E2が上フランジ34(第2フランジ)側に偏倚しているが、図4で示すリール30のように、第1領域E1が上フランジ34(第1フランジ)側に偏倚し、第2領域E2が下フランジ36(第2フランジ)側に偏倚する構成としても、同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、この第1領域E1及び第2領域E2が、本発明に係る所定領域であり、この所定領域には、上下フランジ34、36側にそれぞれ偏倚される少なくとも2つの領域E1、E2が形成されていればよい。したがって、第1領域E1よりも径方向内側に、その第1領域E1とは反対側に偏倚する領域(図示省略)が更に形成されてもよく、上下フランジ34、36側へそれぞれ互い違いに偏倚される複数(偶数が好ましい)の領域全てが上記所定領域となる。
また、本実施形態に係るリール30及びその製造方法は、図示のものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、適宜設計変更可能なものである。例えば上記実施例では、回転駆動モーター46をリールハブ32の軸方向へボールネジ54及びサーボモーター56等を用いて移動させたが、これに限定されず、カム機構やシリンダー機構を用いて移動させる構成にしてもよい。更に、回転駆動モーター46を固定とし、リール30及びガイドローラー48をリールハブ32の軸方向へ移動可能に構成してもよい。
また、例えば上記実施例のリール30は、ケース12内において記録テープTが巻回されるが、これに限定されず、ケース12外において記録テープTが巻回される構成でも適用可能である。また、図示の記録テープカートリッジ10では、ドア28が右壁12Aに沿って直線状にスライドして開口18を開閉する構成とされているが、ドア28は、例えば平面視略円弧状に形成されて所定の円周上をスライドして開口18を開閉する構成とされてもよい。
記録テープカートリッジの概略斜視図 巻付装置の概略構成図 記録テープが巻装されたリールの模式図 記録テープが巻装されたリールの模式図 リールに巻回された記録テープの巻き面の変動を示す説明図 (A)リールに巻回された記録テープの落下前の巻き面の変動を示す説明図、(B)リールに巻回された記録テープの落下後の巻き面の変動を示す説明図 (A)リールに巻回された記録テープの落下前の巻き面の変動を示す説明図、(B)リールに巻回された記録テープの落下後の巻き面の変動を示す説明図 第1領域及び第2領域を形成する記録テープの巻回長さ別にエッジ折れの発生状況を示す説明図 記録テープのサーボバンドを示す説明図 上フランジと下フランジの剛性比を示すグラフ リールに巻回された記録テープの巻き面の変動を示す説明図 リールに巻回された記録テープの巻き面の変動を示す説明図 リールに巻回された記録テープの巻き面の変動を示す説明図
符号の説明
10 記録テープカートリッジ
12 ケース
14 上ケース
16 下ケース
17 ギア開口
18 開口
20 リーダーピン
26 ピン保持部
28 ドア
30 リール
32 リールハブ(ハブ)
34 上フランジ(第2フランジ/第1フランジ)
36 下フランジ(第1フランジ/第2フランジ)
38 リールギア
40 巻付装置
42 回転機構
44 回転駆動ギア
46 回転駆動モーター
48 ガイドローラー
50 移動機構
52 支持部材
54 ボールネジ
56 サーボモーター
58 サーボユニット
60 変位センサー
62 検知部材
T 記録テープ

Claims (3)

  1. 一端部に第1フランジが設けられ、他端部に第2フランジが設けられたハブに、記録テープを巻回してなるリールの製造方法であって、
    前記ハブを回転させ、前記記録テープを所定量巻回した後、前記ハブをその回転軸方向における一方向に動かして、前記記録テープを前記第1フランジ側へ偏倚させ、所定量巻回することで第1領域を形成し、その後、前記ハブをその回転軸方向における他方向に動かして、前記記録テープを前記第2フランジ側へ偏倚させ、所定量巻回することで第2領域を形成することを特徴とするリールの製造方法
  2. 前記第1フランジと前記第2フランジの剛性が異なるとき、前記記録テープを剛性の低いフランジ側へ偏倚させるときの前記ハブの移動量が、前記記録テープを剛性の高いフランジ側へ偏倚させるときの前記ハブの移動量よりも大きくされることを特徴とする請求項1に記載のリールの製造方法
  3. 前記第1領域及び前記第2領域を形成するときの回転速度が、前記第1領域を形成する前の回転速度よりも減速されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のリールの製造方法。
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