JP5025187B2 - 間欠動作回路及び変調装置 - Google Patents

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Description

本発明は間欠動作回路に関し、特に発振回路や増幅回路、逓倍回路を間欠的に動作させ、かつ、間欠動作開始から定常状態に至るまでの過渡状態(立ち上がり)と定常状態から間欠動作終了に至るまでの過渡状態(立ち下がり)が非常に短い間欠動作回路に関する。また本発明は、そのような間欠動作回路を備えた変調装置に関する。
従来、UWB(Ultra Wide Band)技術の一つとして、短パルス信号を用いた通信、レーダの開発が行なわれている。短パルス信号を所望の周波数帯域の成分のみを持つ信号とするには、パルス信号をフィルタによって周波数帯域制限して特定の周波数成分のみを抜き出す方法や、パルス状の制御信号を入力することで発振回路を間欠動作させて短パルスを得る方法がある。また、パルス状の制御信号を増幅回路、逓倍回路に入力することで回路を間欠動作させて、制御信号の電圧レベルが高い区間に対応した短パルスを生成する方法もある。
発振回路は、トランジスタなど能動素子やトンネルダイオードやオペアンプで構成された負性抵抗素子と、共振回路で構成される。図35を用いて、トンネルダイオード発振回路を用いた、従来の間欠動作回路について説明する。制御信号生成回路3501から出力される制御信号はインダクタ3502を介して、負性抵抗素子3503に入力される。負性抵抗素子3503は、図中の3504に示すような電圧−電流特性を有し、入力された制御信号の電圧が領域1に位置するときに発振し、領域2又は領域3に位置するときに発振が停止する(特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来の回路構成では、パルス状の制御信号を回路に入力した際に、回路に存在する寄生容量や浮遊容量により制御信号波形がなまってしまう。そのため、制御信号を入力してから定常状態に至るまでの時間(立ち上がり時間)と、制御信号を止めてから発振が停止するまでの時間(立ち下がり時間)とが存在し、この結果、出力波形の立ち上がり、立ち下がりがなまってしまう。この課題は、負性抵抗素子としてトンネルダイオードを用いた場合に限定されず、トランジスタを用いた発振回路においても同様に起きる。また、発振回路に限定されず、増幅回路や逓倍回路を間欠動作させた際にも同様の課題がある。
この課題を解決する一つの方法として従来、図36に示すように、制御信号として立ち上がり部及び立ち下がり部に、オーバーシュート3602及びアンダーシュート3603を起こした波形3601を用いる方法が知られている。オーバーシュート3602及びアンダーシュート3603によって、発振回路や増幅回路、逓倍回路内に存在する入力容量(端子間容量や浮遊容量)に起因する波形なまりを相殺できるため、出力波形の立ち上がり時間と立ち下がり時間を効果的に短縮できる。
しかし、この方法では、制御信号の傾き以上には、出力波形が高速に立上ることはなく、また、理想的な波形整形が難しい。簡易に波形整形をするために、スピードアップコンデンサを用いてオーバーシュートとアンダーシュートを発生させる手法が知られるが、コンデンサには自己共振周波数が存在するため、発生させるオーバーシュートとアンダーシュートの周波数成分に限界があり、そのため制御信号は十分に急峻な波形とはならない。従って、図37における波形3701に示すように、立ち上がりと立ち下がりが滑らかな波形となり、入力容量をチャージする効果はあるが、ナノ秒オーダーの立ち上がり特性は得られない。特に、間欠発振回路の場合は回路の帰還回路での遅延のため、UWBに適用できる短パルスを生成することは困難である。
この課題を解決する方法として、図38に示すように、標準信号発生装置3801により生成した、水晶振動子3802を含んだ発振回路3803と同じ周波数成分を持った時間幅の短い起動促進信号を、タイミング発生回路3804からのタイミング波形を基に発振回路3803に入力するようにしたものがある(特許文献2参照)。こうすることで、出力波形の立ち上がり時において発振の成長を促進できるため、高速発振起動に有効である。
特表2003−513501号公報 特開平3−231504号公報
しかしながら、前記の特許文献2に記載された回路構成では、短パルス信号を生成するために外部に別の能動回路(標準信号発生装置3801)が必要となるため、能動回路が2つ以上必要となり、この結果回路規模と消費電力が増大する課題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、小回路規模、低消費電力で、立ち上がりと立ち下がりの速い出力波形を得ることができる間欠動作回路及び変調装置を提供することを目的とする。
本発明の間欠動作回路は、能動素子を有する能動回路と、前記能動回路の動作開始と動作停止を制御する第1の制御信号を生成する第1の制御信号生成回路と、前記能動回路にリンギング振動を起こさせる第2の制御信号を生成する第2の制御信号生成回路と、前記能動回路から前記リンギング振動と安定振動が継続して出力されるように、前記第1及び第2の制御信号の前記能動回路への入力タイミングを調整するタイミング調整回路と、前記タイミング調整回路と前記能動回路との間に設けられるインピーダンス調整回路と、具備し、前記インピーダンス調整回路と前記第2の制御信号の傾きを決定することで、前記リンギング振動の周波数を制御するとともに、前記インピーダンス調整回路と前記第2の制御信号の電圧値を決定することで前記リンギング振動の振幅を制御することを特徴とする、構成を採る。
これにより、第2の制御信号によって前記能動回路に発生するリンギング振動により、安定振動の立ち上がり時と立ち下がり時の時間ブランクを埋めることができ、この結果、出力波形の立ち上がりと立ち下がりの速い間欠動作回路を実現できる。
本発明の変調装置は、上記間欠動作回路と、前記間欠動作回路の前記第1及び前記第2の制御信号生成回路に、送信データである送信信号を入力させる送信信号供給手段とを具備し、前記間欠動作回路、前記送信信号に基づいて、前記第1の制御信号の電圧値の絶対値、前記第2の制御信号の電圧値の絶対値又は前記第2の制御信号の立ち上がりの傾きの少なくとも一つを変更して、前記送信信号を変調した変調信号を出力する構成を採る。
これにより、出力波形の立ち上がり時間と立ち下がり時間が速い短パルス(変調信号)を得ることができ、かつ、そのリンギング振動の振幅と周波数とを送信信号に応じて任意に変更可能な変調装置を実現できる。この結果、高速通信や分解能の高いレーダ等に適用して好適な変調装置を実現できる。
本発明によれば、小回路規模、低消費電力で、立ち上がりと立ち下がりの速い出力波形を得ることができる間欠動作回路及び変調装置を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
(1)全体構成
図1に、本発明の実施の形態1に係る間欠動作回路の構成を示す。間欠動作回路100は、制御信号生成回路101、102と、タイミング調整回路103と、波形合成回路104と、インピーダンス調整回路105と、能動回路106とを有する。能動回路106は、トランジスタなど能動素子を含んだ回路で、例えば発振回路である。
制御信号生成回路101は制御信号S1を生成すると共に、制御信号生成回路102は制御信号S2を生成する。ここで、制御信号生成回路101、102が出力する制御信号S1、S2の信号波形は任意だが、以下、パルス波形であるとして説明する。
制御信号生成回路101、102から出力される制御信号S1、S2は、それぞれ、端子110、111を介してタイミング調整回路103に入力される。タイミング調整回路103は、制御信号S1、S2の時間位置を調整して、時間調整後の制御信号S1A、S2Aを波形合成回路104に送出する。波形合成回路104は、制御信号S1A、S2Aを合成し、合成後の制御信号S3を端子107を介してインピーダンス調整回路105に送出する。インピーダンス調整回路で調整された制御信号S4は、端子108を介して能動回路106に出力される。能動回路106は、制御信号S4により制御され、短パルス信号S5を出力する。
図2Aに、図1に示した各制御信号の状態を示し、図2Bに、能動回路から出力される短パルス信号の状態例を示す。図2A、図2Bにおいて、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
次に、図1、図2A及び図2Bを用いて本実施の形態の間欠動作回路100の動作を説明する。
制御信号生成回路101から制御信号S1が、制御信号生成回路102から制御信号S2が、それぞれ出力される。
制御信号S1は、能動回路106の動作開始と動作終了を制御し、能動回路106が動作することで出力される振動(以下、安定振動と呼ぶ。能動回路106が発振回路の場合は発振振動、増幅回路及び逓倍回路の場合は増幅及び逓倍された高周波振動がこれに相当する)を間欠的に出力するための制御信号である。制御信号S1の電圧値Vは能動回路106に含まれる能動素子が所望の動作をするのに必要な電圧値、周期Tは回路を間欠動作させる時間である。ただし、制御信号S1が伝搬する伝送路のインピーダンスによっては時間Tが長短する場合もある。
制御信号S2は、能動回路106にリンギング振動を起こさせるための制御信号であり、立ち上がりが制御信号S1よりも急峻(高い周波数成分まで含んでいる)であり、その傾きは能動回路106の性能(相互コンダクタンスgmや回路インピーダンス)とインピーダンス調整回路105との関係によって決められており、時間幅ΔTは発生させるリンギング振動の周期、若しくは近傍の値とされている。電圧値Vは、その値によって、発生するリンギング振動の振幅値を制御できる。
また、制御信号S2は、その電気的エネルギーによって、能動素子の端子間容量と回路に存在する浮遊容量のチャージに寄与する。リンギングの発生条件及び制御信号S2の傾きと、能動回路106及びインピーダンス調整回路105の関係は後述する。
制御信号S1、S2は、タイミング調整回路103によって時間位置が調整されて、時間調整後の制御信号S1A、S2Aとされる。
ここで図2Aにおける時間差τ1は、能動回路106で生成されるリンギング振動と安定振動が継続して出力するように調整され、そのタイミングは設計段階で決めることができる。なお、図2Aにおいて、時間差τ1は、制御信号S1Aに対して制御信号S2Aが時間的に遅れているように示してあるが、この限りではなく、能動回路106の性能次第では逆の時間関係になる場合もあり、またτ1=0(零)となる場合もある。実際の回路ではタイミング調整回路103は、長さの異なる線路長で簡単に実現することができる。
タイミング調整回路103から出力された制御信号S1A、S2Aは、波形合成回路104によって波形合成され、制御信号S3とされる。制御信号S3は、インピーダンス調整回路105を介して能動回路106に入力される。
インピーダンス調整回路105は、例えば抵抗素子や、誘導素子、容量素子、マイクロストリップ線路等で構成された受動回路であり、端子107から能動回路106側を見た場合のインピーダンスを変換する回路である。
本実施の形態においては、制御信号S2の傾きと、能動回路106と、インピーダンス調整回路105との関係を、次のように設定する。すなわち、本実施の形態においては、インピーダンス調整回路105と能動回路106を含めた回路のインピーダンスで決まる制動定数Kが1未満(リンギング発生条件)になるように、かつ発生したリンギング振動の周波数が安定振動のそれと同じ、若しくは近傍の値となるように、インピーダンス調整回路105の回路定数と制御信号S2の傾きを決定する。
ここで制動定数Kは、その値が1未満となることで回路にリンギング振動が生じ、回路の伝達関数においてsをラプラス変換の解としたときに、次式で表される。
+2Kωs+ω=0 ………(1)
リンギング振動は、回路に傾きの急峻な制御信号が入力された際に、入力端子から見た回路のインピーダンスと制御信号の傾きで決まるため、制御信号S2Aは、制御信号S1Aとは異なり、能動素子の端子間容量や回路に存在する浮遊容量によって波形がなまることなくリンギング振動発生に寄与する。従って、能動回路106に現れるリンギング振動(図2B(a))の周波数は、インピーダンス調整回路105と制御信号S2の傾きを決定することで、所望の周波数成分とすることができる。
また、リンギング振動の振幅は、傾きの急峻な制御信号を入力する回路のインピーダンスと制御信号の電圧値で決まるため、インピーダンス調整回路105と制御信号S2の電圧値Vを決定することで、リンギング振動の振幅値を制御できる。なお、安定振動(図2B(b))の発生原理については公知の技術なので説明は省略する。
ここで、制御信号S1、S2を、タイミング調整回路103によって上述したようなτ1のタイミングで時間的に調整することにより、リンギング振動(図2B(a))から安定振動(図2B(b))へと継続して振動を続かせることができる。加えて、制御信号S1、S2を、タイミング調整回路103によって上述したようなτ1のタイミングで時間的に調整することにより、能動回路106が発振回路の場合は、リンギングによって発振の成長が促進されるという効果を得ることができるので、立ち上がりの速い信号(図2B(c))が出力される。
(2)制御信号生成回路
制御信号生成回路101の構成については、公知の技術を適用すればよいので説明を省略する。ここでは、制御信号生成回路102について説明する。
図3に、制御信号生成回路102の構成例を示す。また、図4に、図3の制御信号生成回路における制御信号の変化の様子を示す。図4において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
上述したように、制御信号生成回路102は、任意の立ち上がり及び立ち下がり傾きを有する、電圧値Vの制御信号S2を発生するようになされている。
制御信号生成回路102は、図3に示すように、制御信号生成回路101のように公知の技術で設計され信号S10を出力する信号発生源301を有する。信号S10は、分岐点302において2つの信号に分岐される。一方の信号は遅延回路303に入力されてΔTだけ遅延される。ここでΔTは図2Aに示す時間ΔTである。ΔTだけ遅延された信号は反転回路304に入力され、電圧の正負が反転され、これにより図4に示すような反転信号S11が得られる。反転信号S11は、合成回路305によって、分岐点302で分岐されたもう一方の信号と合成され、これにより図4に示すような合成信号S12が得られる。合成信号S12は、整流作用のあるダイオードを用いた、クリップ回路や整流回路等の整流回路306に入力され、これにより最終的な制御信号S2が出力される。制御信号S2の立ち上がりと立ち下がりの傾きは、信号発生源301で事前に設定できる。
図5に、制御信号生成回路102の別の構成例を示す。図5の構成例は、制御信号S2をデジタル的に生成するものである。図5の制御信号生成回路102は、信号発生源501と、ゲート回路502と、Ft変換回路503とを有する。Ft変換回路503は、トランジション時間を変換する回路である。図6に、図5に示す制御信号生成回路における制御信号の変化の様子を示す。図6において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
信号発生源501から出力された制御信号S20は、ゲート回路502に入力され、立ち上がり開始時点からΔTの時間を抽出されて制御信号S21とされる。制御信号S21は、Ft変換回路503に入力されて、Ft変換回路503の特性で決まる立ち上がりと立ち下がりの傾きをもった制御信号S2とされる。制御信号S2の立ち上がりと立ち下がりの傾きは、Ft変換回路503の性能で設定できる。
図7に、制御信号生成回路102の別の構成例を示す。図7の構成例は、制御信号S2をアナログ的に生成するものである。図7の制御信号生成回路102は、信号発生源701と、帯域制限回路702と、整流回路703とを有する。図8に、図7に示す制御信号生成回路における制御信号の変化の様子を示す。図8において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
信号発生源701から出力された電圧値Vの制御信号S30は、帯域制限回路702に入力される。帯域制限回路702は、例えば図9に示すように、インダクタ901、抵抗素子902及びキャパシタ903で構成される受動回路である。制御信号S30は、帯域制限回路702によって、立ち上がりと立ち下がりにオーバーシュートが生じた信号S31とされる。このオーバーシュートの周期ΔTは図2Aに示すΔTと同じである。また、オーバーシュートの電圧値Vは図2Aに示す電圧値Vである。ΔTは帯域制限回路702のインピーダンスで設定でき、電圧値Vは帯域制限回路702のインピーダンスと制御信号S30の電圧値Vで設定できる。立ち上がりと立ち下がりにオーバーシュートの生じた制御信号S31は、整流作用のあるダイオードを用いた、クリップ回路や整流回路等の整流回路703に入力され、電圧値V、若しくはその近傍の電圧値以上の信号成分だけが制御信号S2として出力される。制御信号S2の立ち上がりと立ち下がりの傾きは帯域制限回路702の性能で設定できる。
なお、制御信号S20と制御信号S30の立ち上がりと立ち下がりは十分に急峻な信号としているが、立ち上がりと立ち下がりが緩やかな場合は信号発生源501と信号発生源701の後段にドライバ回路を挿入すればよい。
(3)能動回路
図10に、能動回路106の構成例を示す。図10に示す能動回路106は、発振回路であり、能動素子1001と、帰還回路1002と、端子1003、1004、1005と、抵抗素子1006とを有する。ここで能動素子1001はトランジスタ、端子1003はエミッタ端子、端子1004はコレクタ端子、端子1005はベース端子である。また、簡単のために入出力結合コンデンサやダンピング抵抗、バイパスコンデンサ、バイアス抵抗は省略して図示している。また、発振回路の回路構成としては、エミッタ接地の反転増幅回路を用いており、帰還回路1002は実際には並列共振回路であり、発振回路を分布定数線路で設計する場合は並列共振回路はエミッタ端子、ベース端子、コレクタ端子に設けるスタブで代用する。間欠動作の動作原理としては、端子1004からバイアス電圧を常時印加しながら、端子108から入力される制御信号S4によってトランジスタのエミッタ端子1003とベース端子1005の端子間電圧を直接制御し、間欠的に発振回路を動作させる。
また、図11に能動回路106の別の構成例を示す。図11に示す能動回路106は発振回路であり、能動素子1001と、帰還回路1002と、端子1003、1004、1005と、抵抗素子1006と、電流源スイッチ回路1101とを有する。間欠動作の動作原理としては、コレクタ端子1004側の定電源は常時接続し、ベース端子1005からバイアス電圧を常時印加しながら、端子108から入力される制御信号S4によって電流源スイッチ1101を間欠的に動作させ、回路のコレクタ電流をオン/オフさせることで、間欠的に発振回路を動作させる。電流源スイッチ1101は周知の通りトランジスタやダイオードで構成できる。
(4)実施の形態の効果及び変形例
以上のように、本実施の形態によれば、第1の制御信号生成回路101、第2の制御信号生成回路102、タイミング調整回路103、波形合成回路104、インピーダンス調整回路105及び能動回路106を用いて、リンギング振動と安定振動を生成し、その周波数成分が同じ、若しくは近傍の値となるように回路定数と第1の制御信号S1の電圧値と、第2の制御信号S2の傾きと電圧値を設定するようにしたことにより、出力波形の立ち上がりの速い間欠動作回路100を実現することができる。つまり、立ち上がりの速い短パルス信号S5を得ることができる間欠動作回路100を実現できる。
なお、タイミング調整回路103を、例えば第1及び第2の制御信号生成回路101、102に含めるようにして構成してもよい。つまり、第1及び第2の制御信号生成回路101、102によって、上述したようなタイミング調整機能を実現してもよい。
また、上述した実施の形態では、生成される短パルス信号S5のリンギング振動の振幅値を特に規定していないが、リンギングの振幅値は制御信号S2の電圧値Vで制御できる。能動回路106から出力される短パルス信号S5の波形の立ち上がりを速くするためには、短パルス信号S5のリンギング振動の振幅値を、能動回路106の安定振動の振幅値と同じ、若しくは近傍の値とすることが望ましい。また、リンギング振動の振幅値によって出力波形のエンベロープが決定されるため、信号S5のエンベロープが無線通信のシステム仕様におけるチャネル帯域を満たすようにリンギングの振幅値を設定すれば、チャネルフィルタが不要、若しくはスペックが緩和される。
また、上述した実施の形態では、短パルス信号S5の立ち上がりを速くするための制御信号S2の電圧値を正として説明したが、制御信号S2の電圧値を負としても同様に短パルス信号S5の立ち上がりを速くすることができる。こうすることで、能動回路106で発生するリンギングの振幅値も負になる。よって、制御信号S2の電圧値の正、負によってリンギング振動を含めた間欠動作回路100の出力の位相を制御できる。この場合、制御信号生成回路102において、図3と図7では整流回路の後段に、図5ではFt変換回路の後段に、別途、反転回路を設ける必要がある。
また、上述した実施の形態では、短パルス信号S5の立ち上がりを速くするための制御信号S2は、立ち上がりが急峻として説明したが、所望の周波数と振幅を持ったリンギング振動を発生させるために必要な周波数成分を含んだ信号でもよい。
また、上述した実施の形態では、短パルス信号S5の立ち上がりを速くするための制御信号S2の周波数成分は、単一周波数帯として説明したが、能動回路106の動作周波数の周波数成分を更に含んでもよい。
また、上述した実施の形態では、短パルス信号S5の立ち上がりを速くする間欠動作回路について説明したが、制御信号S2と同じ、若しくは近傍の傾きと電圧レベルの絶対値を持つ制御信号を、制御信号S2の立ち下がりのタイミングで回路に入力すれば、出力波形の立ち下がりも速くすることができ、出力波形の立ち上がりと立ち下がりの速い間欠動作回路を実現できる。
また、上述した実施の形態では、インピーダンス調整回路105を用いて入力端子107から見た回路インピーダンスを調整したが、能動回路106の回路インピーダンスが所望の条件であればインピーダンス調整回路105を省略してもよい。
また、上述した実施の形態では、制御信号S1と制御信号S2を、タイミング調整回路103を介して波形合成回路104で波形合成し、制御信号S4として能動回路106の一端子108に入力したが、波形合成をせずに別々の端子に入力してもよい。
図12に、制御信号S1と制御信号S2を別々の端子に分けて入力することのできる間欠動作回路の構成例を示す。図1との対応部分に同一符号を付して示す図12において、間欠動作回路1200は、制御信号生成回路101と、制御信号生成回路102と、タイミング調整回路103と、インピーダンス調整回路1201と、能動回路1202とを有する。制御信号生成回路101、102によって制御信号S1、S2が生成されてからインピーダンス調整回路1201に入力されるまでの動作は、図1について上述したのと同様のため、ここでは省略する。インピーダンス調整回路1201は、制御信号S1A、S2Aをそれぞれインピーダンス調整し、インピーダンス調整された制御信号S1A’、S2A’を出力する。
図13に、能動回路1202の構成例を示す。図13の能動回路1202が図10に示した能動回路106と異なる点は、端子108を端子1203’に置換し、コレクタ端子1004に接続された端子1204’を有する構成となっている点であり、他の構成要素は同じである。能動回路1202は、端子1204’を介して制御信号S2A’を入力すると共に、端子1203’を介して制御信号S1A’を入力する。なお、図13の発振回路において端子1204’からの制御信号S2A’をエミッタ端子1003に入力してもよい。なお、制御信号S1と制御信号S2を波形合成せずに2端子から入力する構成においても、図11に示したような電流源スイッチを用いた構成を適用することができる。
また、上述した実施の形態では、能動素子としてトランジスタを用い、更に反転増幅回路を構成することで、負性抵抗を形成する場合について説明したが、負性抵抗素子を用いてもよい。
図14に、能動回路106の別の構成例を示す。図14に示す発振回路は、負性抵抗素子1401と、共振回路1402とで構成されている。ここで負性抵抗素子1401はトンネルダイオードである。図15に、負性抵抗素子としてトンネルダイオードを用いた場合の電圧−電流特性を示す。電圧−電流特性曲線1501、電圧と電流の比が正の領域1502、1504、電圧と電流の比が負の領域1503を示す。過渡応答時における負性抵抗素子の抵抗値は、負性抵抗素子が負性抵抗成分を示さない領域である電圧と電流の比が正の領域1502における正の値を示す。負性抵抗素子1401に印加される電圧が電圧−電流特性曲線1501の電圧と電流の比が負の領域1503に位置し、負性抵抗素子1401と共振回路1402を含めた回路インピーダンスで安定振動の振幅値と周波数が決まる。
図16に、間欠動作回路の一実施例を示す。図16に示す間欠動作回路1600は、制御信号生成回路1601、1602と、波形合成回路1603と、インピーダンス調製回路1604と、能動回路1605とを有する。本実施例ではタイミング調整回路は設けていない。制御信号生成回路1601から出力される制御信号S1として、例えば立ち上がり時間240ps、立ち下がり時間240ps、電圧180mV、パルス幅240psのものを用い、制御信号生成回路1602から出力される制御信号S2として、立ち上がり時間240ps、立ち下がり時間1.5ns、電圧150mV、パルス幅4.4nsのものを用いた。インピーダンス調整回路1604は、例えば100Ωの抵抗素子1606と、4.0pFの容量素子1607と、5.6nHの誘導素子1608とから構成した。能動回路(発振回路)1605は、トンネルダイオード1609と、0.5pFの容量素子1611及び1.2nHの誘導素子1612からなる共振回路1610とから構成した。なお、容量素子1613は、結合度を疎にすることで回路の出力端の影響なく信号を抽出するためのものであり、0.5pFのものを用いた。インピーダンス素子1614は、出力端での負荷インピーダンスであり、50Ωのものを用いた。
図17に、図16の間欠動作回路1600の入出力応答を示す。安定振動での振幅値の50%振幅の幅を発振時間としたとき、発振時間は4nsであった。従来構成の場合の入出力応答を図18に示す。図18では、出力波形の発振時間が図17の出力波形と等しくなるように、入力信号のパルス幅を7.4nsとした。図17の出力波形を図18の出力波形と比較すると、図16の構成を用いれば従来構成よりも、同じ出力パルス幅4nsを得るのに、立ち上がり時間が3.5ns短縮できることが分かる。
なお、以上の説明では、能動回路として発振回路を用いる場合について説明したが、能動回路として増幅回路を用いてもよい。その場合の能動回路の構成例を図19に示す。図10との対応部分に同一符号を付して示す図19の増幅回路は、図10の回路と比較して、増幅回路に入力する高周波信号を発生させるための高周波信号発生回路1901が付加されていることと、帰還回路が省略されていることが異なる。
また、能動回路として逓倍回路を用いてもよい。その場合の能動回路は、図10の回路と比較して、逓倍回路に入力する高周波信号を発生させるための高周波信号発生回路を付加すればよく、図10に示す帰還回路1002を設ける必要はない。また、リンギングの周波数は、能動回路106に入力する高周波信号の周波数ではなく、その周波数を逓倍した周波数成分となるように、制御信号S2の傾きとインピーダンス調整回路の回路定数を設定する必要がある。
また、以上の説明では、制御信号S1、S2としてパルス波形を用いた場合について説明したが、それに限定されず、正弦波、余弦波、及びその合成波を制御信号S1、S2として用いてもよい。
また、以上の説明では、2つの制御信号生成回路101、102を用いる場合について説明したが、3つ以上の制御信号生成回路を用いてトランジスタ3端子全てを制御してもよく、また3つ以上の制御信号生成回路から出力される制御信号を合成してもよい。
また、以上の説明では、トランジスタとしてNPN型トランジスタを用いる場合について説明したが、PNP型トランジスタでもよい。その場合には、電源をGND面に、GND面を電源に対応させればよい。
さらに、以上の説明では、能動素子としてトランジスタを用いる場合について説明したが、FET(電界効果トランジスタ)でもよい。その場合、ベースはゲートに、コレクタはドレインに、エミッタはソースに対応させればよい。
(実施の形態2)
図1との対応部分に同一符号を付して示す図20に、本実施の形態の変調装置の構成を示す。変調装置2000は、送信信号発生回路2001と、分岐回路2002と、実施の形態1で説明した間欠動作回路100とほぼ同様の構成の間欠動作回路100’とを有する。間欠動作回路100’は、制御信号生成回路2003と、制御信号生成回路2004とを有している。
送信信号発生回路2001は、送信信号S40を発生し、これを分岐回路2002に送出する。分岐回路2002は、送信信号S40を制御信号生成回路2003、2004の両方に入力させる。本実施の形態の場合には、制御信号生成回路2003と制御信号生成回路2004に同一の送信信号S40を入力させる。
変調装置2000は、送信信号S40の電圧値によって制御信号S1、S2の波形を制御でき、これにより間欠動作回路100’から出力される出力信号(短パルス信号S5)の電圧値を任意に制御できるようになっている。因みに、制御信号生成回路2004は、実施の形態1の図3〜9で説明したような回路構成において、信号発生源301、501、701の代わりに、送信信号を入力する構成とすればよい。
図21に、変調装置2000における各信号の変化の様子を示す。図21において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
図20及び図21を用いて、変調装置2000の動作について説明する。
先ず、送信信号S40が、制御信号生成回路2003、2004に入力される。図21では、送信信号S40がRZ符号の場合を示しているが、NRZ符号でもよい。その場合には、変調回路を設けてパルス幅を制御すればよい。
制御信号生成回路2003は、送信信号S40に基づいて、パルス幅及び立ち上がり・立ち下がりを調整した、制御信号S1を生成し、これを出力する。この動作に関しては、公知であるので説明を省略する。一方、制御信号生成回路2004は、送信信号S40に基づいて制御信号S2を生成し、これを出力する。この制御信号S2の生成の仕方については、実施の形態1で説明したので、ここでは省略する。
制御信号S1、S2は、タイミング調整回路103に入力された後、波形合成回路104に入力され、インピーダンス調整回路105を経て能動回路106に入力され、能動回路106を間欠的に動作させる。タイミング調整回路103に入力されてから能動回路106に入力されるまでの動作の説明は、実施の形態1の図2Aで説明したので、ここでは省略する。
変調装置2000の能動回路106から出力される出力信号(短パルス信号)S5は、図21に示したように、高振幅レベルでシンボル1を、低振幅レベルでシンボル0を示す変調信号となる。
以上のように、本実施の形態によれば、実施の形態1の間欠動作回路を変調装置に用い、送信信号S40の電圧値に応じて制御信号S1、S2を変更するようにしたことにより、立ち上がり・立ち下がりの速い短パルス信号S5を得ることができると共に、リンギング振動の振幅と周波数とを送信信号S40の電圧値に応じて任意に制御可能な変調装置2000を実現できる。なお、安定振動の周波数と振幅値は、能動回路106の回路定数で決まり、制御信号が変更されても不変である。
図22に、変調装置の別の構成例を示す。変調装置2200は、送信信号S40に応じて、リンギングの周波数、電圧値を任意に制御できるようになっている。変調装置2200が、図20の構成と異なる点は、分岐回路2002がなく、制御信号生成回路2003は制御信号生成回路101に、制御信号2004は制御信号2201に置換され、送信信号S40が制御信号生成回路102のみに入力されている点である。
図23に、変調装置2200に用いられる制御信号生成回路102の構成例を示す。制御信号生成回路102は、分岐回路2301と、インバータ部2302と、帯域制限回路2303、2305と、整流回路2304、2306と、合成回路2307とを有する。帯域制限回路2303と帯域制限回路2305、整流回路2304と整流回路2306は、それぞれ全く同じ構成であってもよいが、回路構成は変えずに各回路内のパラメータを変えて、制御信号の立ち上がりや立ち下がりの傾きを、それぞれ所望のものとしてもよい。
図24に、図23に示した制御信号生成回路2201における制御信号S2を生成するまでの、信号の変化の様子を示す。図24において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
以下、図23及び図24を用いて、制御信号生成回路2201の動作を説明する。送信信号発生回路2001から出力される2値の送信信号S40は分岐回路2301において2つの制御信号に分岐される。図24では、送信信号S40がRZ符号の場合を示しているが、NRZ符号でもよい。その場合には、変調回路を設けてパルス幅を制御すればよい。分岐回路2301にて分岐された送信信号S40の一方は、インバータ部2302に入力され、インバータ部2302からインバート信号S51が出力される。ここで、インバータ部2302は、送信信号S40のパルス幅を装置系の1周期にまで補正し、符号を反転してからパルス幅を送信信号S40と等しい値に戻す機能を持つようになされている。インバート信号S51は、帯域制限回路2303によって、立ち上がりと立ち下がりにオーバーシュートが生じた信号S52とされる。信号S52は、ダイオードを用いたリミッタ回路等の整流回路2304によって、図24に示すような波形の信号S53とされる。ここで、整流後の信号S53の周波数及び振幅値V’は帯域制限回路2303の回路定数によって決まる。
分岐回路2301で分岐されたもう一方の送信信号S40は、帯域制限回路2305に入力され、帯域制限回路2305によって、立ち上がりと立ち下がりにオーバーシュートが生じた信号S54とされる。信号S54は、ダイオードを用いたリミッタ回路等の整流回路2306によって、図24に示すような波形の信号S55とされる。ここで、整流後の信号S55の周波数及び振幅値V’’は帯域制限回路2305の回路定数によって決まる。
帯域制限後の信号S53、S55は、合成回路2307に入力され、合成回路2307によって合成された信号が制御信号S2として出力される。
ここで、送信信号S40の立ち上がりと立ち下がりは十分に急峻な信号としているが、立ち上がりと立ち下がりが緩やかな場合はインバータ部2302と帯域制限回路2305の前段にドライバ回路を挿入すればよい。
変調装置の構成を図22のようにし、かつ制御信号生成回路2201の構成を図23のようにした場合における、制御信号生成回路101から出力される制御信号S1と、波形合成回路104から出力される合成された制御信号S3の様子を、図25に示した。なお、図25では、図2で説明した遅延時間τ1が0の場合を示しているが、その限りではない。
なお、上記説明では、制御信号生成回路2201の構成を、図7と同様に帯域制限回路を用いた構成とした場合を例にとって説明したが、制御信号生成回路2201の構成はこれに限らず、図3や図5に示したような構成を用いても同様に実現できる。
以上に示したように、送信信号発生回路2001から出力される送信信号S40の電圧値に応じて変更する制御信号を発振回路に入力することで、送信信号S40の電圧値に応じてリンギング振動の周波数と振幅値が制御できる。なお、安定振動の周波数と振幅値は能動回路の回路定数で決まり、制御信号が変更されても不変である。
図26から図28に、本実施の形態の変調装置の出力信号、つまり変調信号(短パルス信号S5)の波形を示す。各図において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
リンギング振動と安定振動の周波数が等しく、振幅値が異なる出力信号S5を得ることができるように、能動回路106の回路定数を決めるようにすれば、送信信号S40の電圧値に応じて、リンギング振動の振幅値を任意に制御できる。この結果、図26(a)、(b)に示すように、リンギング振動の振幅値の異なる変調信号2601と変調信号2602に情報を載せることができるようになる。
因みに、図26で示したリンギング振動が主である期間2603を、変調信号の第1期間、安定振動が主である期間2604を、変調信号の第2期間と呼ぶ。
また、上記説明ではリンギング振動と安定振動の周波数が等しく、振幅が異なる場合について説明したが、図27(a)、(b)に示すように、リンギング振動と安定振動の振幅を等しくし、周波数を異なるようにすれば、周波数が異なる変調信号2701と変調信号2702とに、情報を載せることもできるようになる。
同様に、図28(a)〜(d)に示すように、リンギング振動と安定振動との振幅、或いはリンギング振動と安定振動との周波数を互いに異なるようにすれば、変調信号2801〜2804に、情報を載せることもできる。これにより、変調装置を多値化できるという効果を得ることができる。
(実施の形態3)
図29に、本実施の形態の変調装置の構成を示す。変調装置2900は、送信信号発生回路2901と、それぞれ間欠動作回路100’と同様に構成された間欠動作回路100’−1、100’−2と、出力切替回路2902と、インバータ回路2903と、変調回路2904−1、2904−2とを有する。
ここで、間欠動作回路100’の出力は、リンギング及び安定振動の周波数と振幅値とが共に等しく、ただし、間欠動作回路100’−1と間欠動作回路100’−2とでは、振幅値は等しいが、周波数が異なるように、異なる回路定数が設定されている。
因みに、各間欠動作回路100’−1、100’−2においては、図20に示したのと同様に、各変調回路2904−1、2904−2からの出力信号S62、S64(図20では分岐回路2002からの出力信号となっている)が、2つの制御信号生成回路に入力されるようになっている。
図30に、変調装置2900における各信号の変化の様子を示す。図30において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
図29及び図30を用いて、変調装置2900の動作について説明する。
送信信号発生回路2901から出力される送信信号S60は、インバータ回路2903に入力され、インバータ回路2903によって、インバート信号S61とされる。インバート信号S61は、変調回路2904−1によってパルス幅を調整され、これにより間欠動作回路100’−1への入力信号S62が得られる。間欠動作回路100’−1は、上述した実施の形態1と同様の動作を行うことにより、出力信号(短パルス信号)S63を得る。
一方、送信信号S60は、変調回路2904−2によってパルス幅を調整され、これにより間欠動作回路100’−2への入力信号S64が得られる。間欠動作回路100’−2は、上述した実施の形態1と同様の動作を行うことにより、出力信号(短パルス信号)S65を得る。
出力信号(短パルス信号)S63と出力信号(短パルス信号)S65は、出力切替回路2902に入力される。また出力切替回路2902には、送信信号S60が入力されている。出力切替回路2902は、送信信号S60のシンボルが「0」のときには信号S63を選択する一方、シンボルが「1」のときには信号S65を選択して、選択した信号を変調信号S66として出力する。
以上のように、本実施の形態によれば、それぞれ回路定数が異なり、かつそれぞれ送信データである送信信号を入力する複数の間欠動作回路100’−1、100’−2と、複数の間欠動作回路100’−1、100’−2の出力信号S63、S65を入力し、送信データである送信信号S60に基づいて、入力した信号S63、S65からどの信号を出力するかを切り替える出力切替回路2902とを設けたことにより、出力波形の立ち上がり時間と立ち下がり時間が速い短パルス(変調信号S66)を得ることができ、かつ、その周波数を送信信号S60に応じて任意に変更可能な変調装置2900を実現できる。
なお、本実施の形態では、間欠動作回路100’の出力は、リンギング及び安定振動の周波数と振幅値とが共に等しく、ただし、間欠動作回路100’−1と間欠動作回路100’−2とでは、振幅値は等しいが、周波数が異なるように、異なる回路定数が設定されている場合について述べたが、本発明はこれに限らない。
例えば、図31に示すように、変調信号3101のリンギング振動と変調信号3102の安定振動の周波数が等しく、変調信号3101の安定振動と変調信号3102のリンギング振動の周波数が等しくなるように回路定数をそれぞれ決定しておき、送信信号S60の電圧値に応じて周波数の変化の仕方を変えて、変調信号とすることもできる。また、間欠動作回路100’−1からの出力信号S63のリンギング振動、安定振動と、間欠動作回路100’−2からの出力信号S65のリンギング振動、安定振動との少なくとも一つの振幅を変更して、それぞれ変調信号として出力することもできる。
また、間欠動作回路100’−1からの出力信号S63と間欠動作回路100’−2からの出力信号S65とで位相を反転させることにより、図32(a)、(b)に示すように、送信信号S60の電圧値に応じて位相が反転する変調信号3201と変調信号3202とを形成し、そのそれぞれに情報を載せることもできる。なお、変調信号3201を生成するための制御信号生成回路2201から出力される制御信号S2の波形と変調信号3202を生成するための第2の制御信号生成回路から出力される制御信号S2の波形は、実施の形態1で説明したように、大きさは同じ若しくは近傍の値で、正と負で符号が異なるようにすればよい。
図29との対応部分に同一符号を付して示す図33に、変調装置の別の構成例を示す。図29の構成と異なる点は、変調回路2904−1、2904−2の前段に、送信信号S60に応じて、入力2端子と出力2端子を切り替えるスイッチ回路3301を有する点である。
また、間欠動作回路100’−1、100’−2は、それぞれ、図22で示した変調装置の構成のように、変調回路2904−1、2904−2からの信号を第2の制御信号生成回路2201(図22参照)のみに入力するように構成されている。この構成により、間欠動作回路100−1からの出力信号のリンギング振動、安定振動、間欠動作回路100’−2からの出力信号のリンギング振動、安定振動の少なくとも一つの振幅が異なり、かつ間欠動作回路100’−1からの出力信号のリンギング振動と間欠動作回路100’−2からの出力信号の安定振動の周波数が同じで、かつ間欠動作回路100’−1からの出力信号の安定振動と間欠動作回路100’−2からの出力信号のリンギング振動の周波数が同じであるようにして、それぞれ変調信号として出力することもできる。
このように、変調装置3300は、間欠動作回路100’−1の出力信号である2値の信号と、間欠動作回路100’−2の出力信号である2値の信号の計4値の信号を、出力切替回路2902によって切り替えることで、多値化に対応した変調装置となる。図34(a)〜(d)は、図33の変調装置3300から出力される変調信号3401〜3404の波形を示す図である。図34において、縦軸は全て電圧、横軸は全て時間である。
なお、本実施の形態では、2値の送信信号S60に対して2つの間欠動作回路100’−1、100’−2を用いた場合について説明したが、3つ以上の回路定数の互いに異なる間欠動作回路を設けると共に、出力切替回路2902の入力端子を3つ以上設けるようにすれば、送信信号の電圧に応じて複数の変調信号を得ることができる。
また、図33において、接続点P1とスイッチ回路3301の間にPN(Pseudo Noise)符号発生器を設けると共に、2つの間欠動作回路100’−1、100’−2からの出力信号の振幅値が同じで、かつそれぞれの出力信号においてリンギング振動と安定振動との周波数が同じになるように間欠動作回路100’−1、100’−2の回路定数を設定すれば、送信信号S60に応じて周波数ホッピングを行う変調装置を実現することもできる。これにより、周波数選択性フェージング等によるデータ誤りを低減できる。
以上説明したように、本発明の間欠動作回路によれば、間欠動作回路の動作周波数と同じ、若しくは近傍の周波数を持ったリンギング振動を、間欠動作を制御する制御信号の他に別途設けた制御信号と受動回路(インピーダンス調整回路)によって発生させ、リンギング振動と安定振動が継続して出力するように制御信号を入力するタイミングを調整するようにしたことにより、出力波形の立ち上がりと立ち下がりの速い間欠動作回路及び変調装置を、小回路規模、低消費電力化で実現できる。特に、発振回路を用いた間欠動作回路の場合は、リンギング振動によって発振起動を促進する効果を更に有する。このとき、リンギング振動を生成するための電圧値の高い制御信号によって、能動素子の端子間容量と回路浮遊容量のチャージにも寄与することができる。
また、本発明の変調装置によれば、送信信号によって、リンギング振動と安定振動それぞれの周波数、振幅及び又は位相を任意に変えた変調信号を得ることができ、加えて変調信号のリンギング振動と安定振動との周波数、振幅及び又は位相に情報を載せて、多値化することができる。
なお、以上、本発明の実施の形態を、図面を参照して記述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものでなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、以上、本発明について、図面を用いて説明してきたが、本発明を同様の動作をする半導体集積回路やシステムとして実施することもできる。
本発明の間欠動作回路、変調装置及び変調方法は、小回路規模、低消費電力で、立ち上がりと立ち下がりの速い出力波形を得ることができるといった効果を有し、高速無線通信における間欠動作回路、変調器として用いて好適である。
本発明の実施の形態1に係る間欠動作回路の構成例を示すブロック図 図1の間欠動作回路における制御信号の変化の様子を示すタイミングチャート 能動回路から出力される短パルス信号の説明に供する波形図 制御信号生成回路の構成例を示すブロック図 図3の制御信号生成回路における制御信号の変化の様子を示すタイミングチャート 実施の形態1における制御信号生成回路の他の構成例を示すブロック図 図5の制御信号生成回路における制御信号の変化の様子を示すタイミングチャート 実施の形態1における制御信号生成回路の他の構成例を示すブロック図 図7の制御信号生成回路における制御信号の変化の様子を示すタイミングチャート 帯域制限回路の構成例を示す接続図 能動回路の構成例を示す接続図 能動回路の構成例を示す接続図 実施の形態1における間欠動作回路の他の構成例を示すブロック図 図12の能動回路の構成例を示す接続図 負性抵抗素子を用いた能動回路の構成例を示すブロック図 負性抵抗素子としてトンネルダイオードを用いた場合の電圧−電流特性を示す特性図 実施の形態1の間欠動作回路のさらに具体的な構成例を示す図 図16の間欠動作回路の入出力波形を示す特性図 従来の間欠動作回路の入出力波形を示す特性図 能動回路を増幅回路構成とした場合の構成例を示す接続図 本発明の実施の形態2に係る変調装置の構成例を示すブロック図 図20の変調装置における信号の変化の様子を示すタイミングチャート 実施の形態2における変調装置の他の構成例を示すブロック図 図22の制御信号生成回路の構成例を示すブロック図 図23の制御信号生成回路において制御信号が生成されるまでの信号の変化の様子を示すタイミングチャート 制御信号の説明に供する波形図 リンギング振動の振幅値の異なる変調信号を示す波形図 リンギング振動の周波数が異なる変調信号を示す波形図 リンギング振動と安定振動間で、周波数と振幅が互いに異なる変調信号を示す波形図 実施の形態3の変調装置の構成を示すブロック図 図29の変調装置における信号の変化の様子を示すタイミングチャート 変調装置によって形成される変調信号の波形の例を示す波形図 変調装置によって形成される変調信号の波形の例を示す波形図 実施の形態3における変調装置の他の構成例を示すブロック図 図33の変調装置によって形成される変調信号の説明に供する波形図 従来の間欠動作回路の構成例を示す図 従来の間欠動作回路に入力される制御信号波形を示す図 従来の間欠動作回路に入力される制御信号波形を示す図 従来の間欠動作回路に適用される発振回路の回路構成を示す接続図
符号の説明
100、100’、100’−1、100’−2、1200、1600 間欠動作回路
101、102、1601、1602、2003、2004、2201 制御信号生成回路
103 タイミング調整回路
104、1603 波形合成回路
105、1201、1604 インピーダンス調整回路
106、1202、1605 能動回路
301、501,701 信号発生源
303 遅延回路
304 反転回路
305、2307 合成回路
306、703、2304、2306 整流回路
502 ゲート回路
503 Ft変換回路
702 帯域制限回路
1401 負性抵抗素子
1402 共振回路
2000、2200、2900、3300 変調装置
2001、2901 送信信号発生回路
2302 インバータ部
2303、2305 帯域制限回路
2902 出力切替回路
2903 インバータ回路
2904−1、2904−2 変調回路
3301 スイッチ回路

Claims (10)

  1. 能動素子を有する能動回路と、
    前記能動回路の動作開始と動作停止を制御する第1の制御信号を生成する第1の制御信号生成回路と、
    前記能動回路にリンギング振動を起こさせる第2の制御信号を生成する第2の制御信号生成回路と、
    前記能動回路から前記リンギング振動と安定振動が継続して出力されるように、前記第1及び第2の制御信号の前記能動回路への入力タイミングを調整するタイミング調整回路と、
    前記タイミング調整回路と前記能動回路との間に設けられるインピーダンス調整回路と、
    を具備し、
    前記インピーダンス調整回路と前記第2の制御信号の傾きを決定することで、前記リンギング振動の周波数を制御するとともに、前記インピーダンス調整回路と前記第2の制御信号の電圧値を決定することで前記リンギング振動の振幅を制御することを特徴とする、
    間欠動作回路。
  2. 前記リンギング振動の周波数を、前記能動回路の動作周波数と同じ、若しくは近傍の値となるようにした
    請求項1に記載の間欠動作回路。
  3. 前記第2の制御信号生成回路は、前記第2の制御信号として、前記能動回路の動作周波数と同じ、若しくは近傍の値の周波数成分を重畳した信号を生成する
    請求項1に記載の間欠動作回路。
  4. 前記能動回路は、発振回路である
    請求項1に記載の間欠動作回路。
  5. 請求項1に記載の間欠動作回路と、
    前記間欠動作回路の前記第1及び前記第2の制御信号生成回路に、送信データである送信信号を入力させる送信信号供給手段と
    を具備し、
    前記間欠動作回路は、前記送信信号に基づいて、前記第1の制御信号の電圧値の絶対値、前記第2の制御信号の電圧値の絶対値又は前記第2の制御信号の立ち上がりの傾きの少なくとも一つを変更して、前記送信信号を変調した変調信号を出力する
    変調装置。
  6. それぞれ回路定数が異なり、かつそれぞれ送信データである送信信号が入力される複数の、請求項1に記載の間欠動作回路と、
    前記複数の間欠動作回路の出力信号が入力され、前記送信データである前記送信信号に基づいて、前記複数の間欠動作回路の出力信号を切り替えて変調信号として出力する出力切替回路と
    を具備する変調装置。
  7. 前記複数の間欠動作回路のうち一の間欠動作回路の前段側に設けられたインバータ回路を、さらに具備し、
    前記インバータ回路には前記送信信号が入力されるとともに、前記インバータ回路の出力は前記一の間欠動作回路に入力される
    請求項6に記載の変調装置。
  8. 前記変調信号は、前記リンギング振動が主である第1の期間と、安定振動が主である第2の期間とにより構成され、
    前記第1の期間の周波数を、前記第2の制御信号の立ち上がりの傾きによって制御する
    請求項6に記載の変調装置。
  9. 前記変調信号は、前記リンギング振動が主である第1の期間と、安定振動が主である第2の期間とにより構成され、
    前記第1の期間の振幅を、前記第2の制御信号の電圧値によって制御する
    請求項6に記載の変調装置。
  10. 前記変調信号は、前記リンギング振動が主である第1の期間と、安定振動が主である第2の期間とにより構成され、
    前記インピーダンス調整回路と前記第2の制御信号の傾きを決定することで、前記第1の期間の前記リンギング振動の周波数を制御するとともに、前記インピーダンス調整回路と前記第2の制御信号の電圧値を決定することで前記第1の期間の前記リンギング振動の振幅を制御する
    請求項6に記載の変調装置。
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