JP5077147B2 - 信号生成装置 - Google Patents

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本発明は、信号生成装置に関する。
ウルトラワイドバンド(UWB)は、広い周波数帯域の電波を利用して高速な無線通信を行う技術である。インパルス通信方式は、通常の無線通信のように変調を行うのではなく、インパルス信号を直接送信する。この方式には、低コストで消費電力が小さいという利点がある。
Y. Kawano et al., "An RF Chipset for Impulse Radio UWB Using 0.13 μm InP-HEMT Technology", IEEE MTT-Int. Microwave Symp. Dig., pp.316-319, June 2006.
本発明の目的は、ウルトラワイドバンド送信パルス信号を効率よく生成することができる信号生成装置を提供することである。
本発明の信号生成装置は、複数のパルス列のバーストパルスと第1の時間幅の包絡線信号とを乗算した信号をウルトラワイドバンド送信パルス信号として生成する乗算回路と、前記乗算回路の出力信号に対して遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、前記乗算回路に接続され、前記包絡線信号に応じて抵抗値が変化する可変抵抗とを有し、前記乗算回路は、前記第1の時間幅の矩形波信号と前記遅延信号とを乗算することにより、前記ウルトラワイドバンド送信パルス信号を生成することを特徴とする。
信号をフィルタリングして不要成分を除去することによりウルトラワイドバンド送信パルス信号を生成するのではなく、ウルトラワイドバンド送信パルス信号を直接生成するので、ウルトラワイドバンド送信パルス信号を効率よく生成することができ、出力パワーを向上させることができる。
(参考技術)
図1(A)はウルトラワイドバンド送信パルス信号生成装置の構成を示すブロック図であり、図1(B)はバンドパスフィルタ102の通過周波数帯域を示す図である。以下、ウルトラワイドバンドをUWBという。インパルス発生器101は、データの有無を示すクロック信号CK1に応じてインパルスを生成する。例えば、インパルス発生器101は、データが「1」のときにインパルスを生成し、データが「0」のときにはインパルスを生成しない。バンドパスフィルタ102は、インパルスに対して所定の周波数帯域の信号のみを通過させる。図1(B)において、周波数スペクトル111は、インパルス発生器101が生成するインパルスの周波数スペクトルである。周波数スペクトル112は、バンドパスフィルタ102の通過周波数帯域f0〜f1を示し、中心周波数がfcである。バンドパスフィルタ102を使用することにより、UWBで使用可能な周波数帯域に制限する。バンドパスフィルタ102の出力信号は、アンテナ103を介して、UWB送信パルス信号TPとして無線送信される。
UWB送信パルス信号TPは、極めて広い信号帯域を持つインパルスを、所望のUWB帯域となるよう設計されたバンドパスフィルタ102に通すことで得られる。この場合、インパルスの持つ信号スペクトルのうち、バンドパスフィルタ102の帯域外の成分は全て不要信号として切り捨てられてしまうため、エネルギー効率が悪い。
また、インパルス発生器101の出力側にバンドパスフィルタ102を設けるため、バンドパスフィルタ102の通過帯域の信号に対しても、バンドパスフィルタ102の挿入損失が生じる。その挿入損失が大きい場合は、そこでもUWB送信パルス信号TPの出力パワーが劣化してしまう。
例えば、UWB帯域として23〜29GHzの準ミリ波帯を仮定した場合、インパルスの帯域がDC〜29GHzであり、バンドパスフィルタ102の帯域が23〜29GHzの急峻なものであるとする。その場合、出力されるUWB送信パルス信号TPのパワーは、大元となるインパルスのパワーに対して、(29−23)/29となり、約1/5程度にまで低減する。これにバンドパスフィルタ102の挿入損失が加われば、UWB送信パルス信号TPのパワーはさらに低下してしまう。
(第1の実施形態)
図2(A)は本発明の第1の実施形態によるUWB送信パルス信号生成装置の構成例を示すブロック図であり、図2(B)は本実施形態の包絡線信号EN及びUWB送信パルス信号OUTを示す波形図であり、図2(C)は乗算回路201の構成例を示す回路図である。例えば、UWB送信パルス信号生成装置は、UWBインパルス方式に基づいた近距離レーダ及び通信に用いられる。
まず、図2(A)のUWB送信パルス信号生成装置について説明する。乗算回路201は、複数のパルス列のバーストパルスCKと包絡線信号ENとを乗算することにより、UWB送信パルス信号OUTを生成する。UWB送信パルス信号OUTは、アンテナ202を介して無線送信される。
データ「1」及び「0」を表現するには、包絡線信号EN又はバーストパルスCKにより制御することができる。例えば、データ「1」のときには包絡線信号ENが入力され、データ「0」のときには包絡線信号ENの代わりにローレベル信号が入力される。また、データ「1」のときにはバーストパルスCKが入力され、データ「0」のときにはバーストパルスCKの代わりにローレベル信号が入力される。
次に、図2(C)の乗算回路201の構成を説明する。包絡線信号ENNは包絡線信号ENの反転信号であり、包絡線信号EN及びENNは相互に反転した差動信号である。バーストパルスCKNはバーストパルスCKの反転信号であり、バーストパルスCK及びCKNは相互に反転した差動信号である。UWB送信パルス信号OUTNはUWB送信パルス信号OUTの反転信号であり、UWB送信パルス信号OUT及びOUTNは相互に反転した差動信号である。
可変抵抗218は、基準電位(例えばグランド電位)ノード及びUWB送信パルス信号OUTNのノード間に接続される。可変抵抗219は、基準電位ノード及びUWB送信パルス信号OUTのノード間に接続される。以下、nチャネル電界効果トランジスタを単にトランジスタという。
トランジスタ211は、ドレインがUWB送信パルス信号OUTNのノードに接続され、ゲートが包絡線信号ENのノードに接続され、ソースがノードN1に接続される。トランジスタ212は、ドレインがUWB送信パルス信号OUTのノードに接続され、ゲートが包絡線信号ENNのノードに接続され、ソースがノードN1に接続される。トランジスタ215は、ドレインがノードN1に接続され、ゲートがバーストパルスCKNのノードに接続され、ソースがノードN3に接続される。
トランジスタ213は、ドレインがUWB送信パルス信号OUTNのノードに接続され、ゲートがローレベル直流バイアス電圧のノードに接続され、ソースがノードN2に接続され、常時オフである。トランジスタ214は、ドレインがUWB送信パルス信号OUTのノードに接続され、ゲートがハイレベル直流バイアス電圧のノードに接続され、ソースがノードN2に接続され、常時オンである。トランジスタ216は、ドレインがノードN2に接続され、ゲートがバーストパルスCKのノードに接続され、ソースがノードN3に接続される。トランジスタ217は、ドレインがノードN3に接続され、ゲートが包絡線信号ENのノードに接続され、ソースが電源電圧(例えば負電源電圧)ノードに接続される。
可変抵抗218及び219の抵抗値を変えることにより、UWB送信パルス信号OUT,OUTNの振幅を制御することができる。
UWB送信パルス信号OUTは、時間軸上に表現すると、図2(B)に示すように、ある一定期間のみ振動するバーストパルスとなる。このとき、UWB送信パルス信号OUTのピーク値をトレースした包絡線の信号ENは、図2(B)に示すようななだらかな立ち上がり及び立ち下がり曲線となっていることが望ましい。そのような包絡線信号ENは、矩形の包絡線に比べ、受信レベルに応じてパルス受信時間が短くなるので、受信分解能を向上させることができる。
本実施形態では、この包絡線の中に含まれる振幅の異なる1つ1つのパルスを、乗算回路201で乗算することにより直接生成することができる。
(第2の実施形態)
図3(A)は本発明の第2の実施形態によるUWB送信パルス信号生成装置の構成例を示すブロック図であり、図3(B)は低域通過フィルタ302の通過周波数帯域を示す図であり、図4(A)は本実施形態のUWB送信パルス信号生成装置の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図4(B)はUWB送信パルス信号OUTの中心周波数fc及び帯域幅Bwを示す図である。
UWB送信パルス信号生成装置は、レベルシフト回路301、低域通過フィルタ302、バーストパルス生成回路303及びトランジスタ(抵抗)218,219を有する。本実施形態(図3(A))は、第1の実施形態(図2(C))に対して、レベルシフト回路301、低域通過フィルタ302及び遅延回路304を追加したものである。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。トランジスタ218及び219は、図2(C)の可変抵抗218及び219に対応する。
矩形波信号INは、第1の時間幅Tの矩形波信号である。図4(A)及び(B)に示すように、第1の時間幅Tは、UWB送信パルス信号OUTの周波数帯域幅Bwの逆数である。すなわち、T=1/Bwである。矩形波信号INNは矩形波信号INの反転信号であり、矩形波信号IN及びINNは相互に反転した差動信号である。レベルシフト回路301は、ダイオード305〜310及び抵抗311,312を有する。
抵抗311は、基準電位(例えばグランド電位)ノード及び矩形波信号INのノード間に接続される。ダイオード305は、アノードが矩形波信号INのノードに接続され、カソードがトランジスタ211のゲートに接続される。ダイオード306は、アノードがトランジスタ211のゲートに接続され、カソードがトランジスタ217のゲートに接続される。ダイオード307は、アノードがトランジスタ217のゲートに接続され、カソードが電源電圧(例えば負電源電圧)ノードに接続される。
抵抗312は、基準電位ノード及び矩形波信号INNのノード間に接続される。ダイオード308は、アノードが矩形波信号INNのノードに接続され、カソードがトランジスタ212のゲートに接続される。ダイオード309は、アノードがトランジスタ212のゲートに接続され、カソードがダイオード310のアノードに接続される。ダイオード310のカソードは、電源電圧ノードに接続される。
レベルシフト回路301は、電圧のレベルシフトを行い、トランジスタ211,212,217の動作点電圧を生成する。
低域通過フィルタ302は、図3(B)に示すように、第1の時間幅Tの矩形波信号INNに対してUWB送信パルス信号OUTの周波数帯域幅Bwの低域のみを通過させることにより包絡線信号ENNを生成する。包絡線信号ENNは、図2(C)の包絡線信号ENNに対応し、図2(B)の包絡線信号ENの反転信号である。
トランジスタ218は、ドレインが基準電位ノードに接続され、ゲートが包絡線信号ENNのノードに接続され、ソースがUWB送信パルス信号OUTNのノードに接続される。トランジスタ219は、ドレインが基準電位ノードに接続され、ゲートが包絡線信号ENNのノードに接続され、ソースがUWB送信パルス信号OUTのノードに接続される。トランジスタ218及び219は、包絡線信号ENNの電圧が高くなれば抵抗が低くなり、包絡線信号ENNの電圧が低くなれば抵抗が高くなる。すなわち、トランジスタ218及び219は、包絡線信号ENNに応じて抵抗値が変化する可変負荷抵抗である。
トランジスタ211〜217は、図2(C)の説明と同様である。以下、本実施形態が第1の実施形態と異なる点を説明する。遅延回路304は、UWB送信パルス信号OUT及びOUTNをそれぞれ遅延時間τ遅延させてトランジスタ216及び215のゲートに出力する。
図4(A)において、UWB送信パルス信号OUT1は、トランジスタ218及び219のゲートに直接、矩形波信号INNを入力したときのUWB送信パルス信号OUTを示す。この場合、第1の時間幅Tにおいて、トランジスタ218及び219の負荷抵抗値は一定である。
矩形波信号INがハイレベルであるとき、トランジスタ217がオンし、バーストパルス生成回路303は、発振し、バーストクロックのUWB送信パルス信号OUTを出力する。逆に、矩形波信号INがローレベルであるとき、トランジスタ217がオフし、バーストパルス生成回路303は、発振を停止する。
UWB送信パルス信号OUTのバーストパルスのパルス幅τは、図4(B)に示すようにUWB送信パルス信号OUTの周波数帯域の中心周波数fcに対して、2×τ=1/fcの関係を有する。パルス幅τは、遅延回路304の遅延時間τと同じである。
UWB送信パルス信号OUTは、包絡線信号ENNが小さいほど(トランジスタ218及び219の負荷抵抗が高いほど)、大きくなり、包絡線信号ENNが大きいほど(トランジスタ218及び219の負荷抵抗が低いほど)、小さくなる。UWB送信パルス信号OUTは、図2(A)と同様に、アンテナ202を介して無線送信される。
本実施形態は、第1の実施形態と同様に、複数のパルス列のバーストパルスOUT1と第1の時間幅Tの包絡線信号EN(ENN)とを乗算した信号をUWB送信パルス信号OUTとして生成する乗算回路を有する。
バーストパルス生成回路303は、ギルバートセル型の乗算(論理積)回路を有し、その出力信号OUT及びOUTNを遅延時間τの遅延回路304を介して、トランジスタ216及び215のゲートにフィードバックしている。また、矩形波信号IN及びINNは差動信号であり、レベルシフトダイオード305〜310を介して、バーストパルス生成回路303のトランジスタ211,212及び217に入力される。トランジスタ217は、電流源として作用するため、これがオンされた期間Tのみバーストパルス生成回路303がアクティブとなる。これにより、矩形波信号INがハイレベルである期間Tのみパルス幅τをもつバーストパルスを生成可能となる。
先に述べたように、バーストパルス1つ1つの振幅を、包絡線信号EN(ENN)の包絡線に従って制御するために、バーストパルス生成回路303の負荷抵抗をトランジスタ218及び219で実現することで可変とする。このとき、トランジスタ218及び219への入力信号がなめらかな包絡線を描くよう、矩形波信号INNは低域通過フィルタ302を介してトランジスタ218及び219に入力される。
図4(A)において、UWB送信パルス信号OUTを生成する上で必要となる信号は、第1の時間幅Tの矩形波信号IN,INN、それを低域通過フィルタ302に通すことで得られる滑らかな立ち上がり及び立ち下がりを持つ包絡線信号ENN、さらにはパルス幅τで第1の時間幅T振動するバーストパルスOUT1の3つである。バーストパルスOUT1は、一定振幅で振動するパルス群であるため、これと、低域通過フィルタ302を通過させた包絡線信号EN(ENN)とを掛け算させることで、最終的なUWB送信パルス信号OUT,OUTNが得られる。このとき、所望の周波数帯域の送信パルス信号OUTが出力されるよう、上記3つの信号に対して以下の3つの制約を設けることが必要となる。
(1)矩形波信号INの第1の時間幅Tは、所望のUWB送信パルス信号OUTのUWB帯域幅Bwの逆数となるよう規定される。
(2)低域通過フィルタ302の帯域幅は、所望のUWB送信パルス信号OUTのUWB帯域幅Bwと同じであるよう決める。
(3)バーストパルス信号OUT1のパルス幅τは、UWB送信パルス信号OUTの中心周波数fcに対して、2×τ=1/fcとする。
UWB送信パルス信号OUTは、第1の時間幅Tのみ振動するバーストパルスである。したがって、第1の時間幅Tのみ振動するバーストパルスを直接生成すれば、出力側にバンドパスフィルタ102(図1(A))を設けることなく、UWB送信パルス信号OUTを生成及び出力することができる。
本実施形態は、これを実現するために、第1の時間幅Tのみ振動するバーストパルスOUT1と、包絡線信号EN(ENN)を乗算する。このとき、バーストパルスOUT1の振動周波数は所望のUWB帯域の中心周波数fcに、包絡線信号ENの時間幅TをUWB帯域幅Bwの逆数に選ぶ。さらに、包絡線信号EN(ENN)の立ち上がり及び立ち下がりをなめらかにするために、急峻な立ち上がり及び立ち下がり特性をもつ矩形波信号(通常、デジタル回路により生成される信号は矩形波信号となる)IN(INN)を低域通過フィルタ302に通す。低域通過フィルタ302の通過周波数帯域は、所望のUWB帯域幅Bwと同じになるよう選ぶ。
図1(A)の装置では、信号源となるインパルス発生器101の出力の約1/5程度の振幅をもったUWB送信パルス信号TPしか得られない。これは、インパルス信号の周波数スペクトルの一部分のみをバンドパスフィルタ102により切り出しているためである。
これに対して、第1及び第2の実施形態明は、信号の一部分のみを取り出すような操作はしておらず、包絡線信号内のパルス1つ1つを直接生成している。したがって、上記のような出力パワーの低下はない。第1及び第2の実施形態の効果としては、出力パワーとして図1(A)の装置に比べ、5倍超が期待できる。
以上のように、第1及び第2の実施形態のUWB送信パルス信号生成装置は、複数のパルス列のバーストパルスCK(OUT1)と第1の時間幅Tの包絡線信号ENとを乗算した信号をUWB送信パルス信号OUTとして生成する乗算回路を有する。
バーストパルスのパルス幅τは、UWB送信パルス信号の周波数帯域の中心周波数fcに対して、2×τ=1/fcの関係を有する。第1の時間幅Tは、UWB送信パルス信号OUTの周波数帯域幅Bwの逆数である。
第1の実施形態では、乗算回路201は、バーストパルスCKと包絡線信号ENとを乗算することにより、UWB送信パルス信号OUTを生成する。
第2の実施形態では、低域通過フィルタ302は、第1の時間幅Tの矩形波信号IN(INN)に対してUWB送信パルス信号OUTの周波数帯域幅Bwの低域のみを通過させることにより包絡線信号EN(ENN)を生成する。
遅延回路304は、乗算回路201の出力信号OUT,OUTNに対して遅延した遅延信号を出力する。可変抵抗(トランジスタ)218及び219は、乗算回路201に接続され、包絡線信号EN(ENN)に応じて抵抗値が変化する。乗算回路201は、第1の時間幅Tの矩形波信号IN,INNと前記遅延信号とを乗算することにより、UWB送信パルス信号OUT,OUTNを生成する。
以上のように、第1及び第2の実施形態によれば、信号をフィルタリングして不要成分を除去することによりUWB送信パルス信号を生成するのではなく、UWB送信パルス信号を直接生成するので、UWB送信パルス信号を効率よく生成することができ、出力パワーを向上させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
図1(A)はUWB送信パルス信号生成装置の構成を示すブロック図であり、図1(B)はバンドパスフィルタの通過周波数帯域を示す図である。 図2(A)は本発明の第1の実施形態によるUWB送信パルス信号生成装置の構成例を示すブロック図であり、図2(B)は本実施形態の包絡線信号及びUWB送信パルス信号を示す波形図であり、図2(C)は乗算回路の構成例を示す回路図である。 図3(A)は本発明の第2の実施形態によるUWB送信パルス信号生成装置の構成例を示すブロック図であり、図3(B)は低域通過フィルタの通過周波数帯域を示す図である。 図4(A)は本発明の第2の実施形態のUWB送信パルス信号生成装置の動作を説明するためのタイミングチャートであり、図4(B)はUWB送信パルス信号の中心周波数及び帯域幅を示す図である。
符号の説明
201 乗算回路
202 アンテナ
301 レベルシフト回路
302 低域通過フィルタ
303 バーストパルス生成回路
304 遅延回路

Claims (4)

  1. 複数のパルス列のバーストパルスと第1の時間幅の包絡線信号とを乗算した信号をウルトラワイドバンド送信パルス信号として生成する乗算回路と、
    前記乗算回路の出力信号に対して遅延した遅延信号を出力する遅延回路と、
    前記乗算回路に接続され、前記包絡線信号に応じて抵抗値が変化する可変抵抗とを有し、
    前記乗算回路は、前記第1の時間幅の矩形波信号と前記遅延信号とを乗算することにより、前記ウルトラワイドバンド送信パルス信号を生成することを特徴とする信号生成装置。
  2. 前記バーストパルスのパルス幅τは、前記ウルトラワイドバンド送信パルス信号の周波数帯域の中心周波数fcに対して、2×τ=1/fcの関係を有することを特徴とする請求項1記載の信号生成装置。
  3. 前記第1の時間幅は、前記ウルトラワイドバンド送信パルス信号の周波数帯域幅の逆数であることを特徴とする請求項1又は2記載の信号生成装置。
  4. さらに、前記第1の時間幅の矩形波信号に対して前記ウルトラワイドバンド送信パルス信号の周波数帯域幅の低域のみを通過させることにより前記包絡線信号を生成する低域通過フィルタを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の信号生成装置。
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