JP5024663B2 - 光ケーブル接続用クロージャ - Google Patents

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Description

本発明は、架空で光ケーブルとドロップケーブルとを接続する光ケーブル接続用クロージャに関する。
光ケーブルを用いたネットワークの中で、加入者宅まで直接光ファイバを引き込む形態をFTTH(Fiber To The Home)と言う。通常、加入者宅近傍には、数心〜数十心程度の光ケーブルが通信事業者のネットワークとして架設されている。
FTTH(Fiber To The Home)では、図15に示すように、加入者宅の近くで電柱1等により支持された架空の吊線3に吊持させた光ケーブル接続用クロージャ5内で、架空の光ケーブル7から必要心数(1〜2心/加入者宅)を引き落とし、加入者宅に引き込むドロップケーブルに接続する。
図16〜図18は、このようなFTTHに使用される光ケーブル接続用クロージャ5の従来例を示したものである。
図16〜図18に示した光ケーブル接続用クロージャ5は、下記特許文献1に記載されたもので、表面側を開放したケーブル収容部11と外部からこのケーブル収容部11に光ケーブル7及びドロップケーブル8を一括して導入する一括導入型のケーブル導入口12が形成されたクロージャ本体13と、ケーブル収容部11の開放面を覆う蓋体14と、クロージャ本体13を架空の吊線3に吊持させる吊持機構15(図15参照)とを備えて、架空で光ケーブル7とドロップケーブル8とを接続する。
クロージャ本体13及び蓋体14は、樹脂製で、互いの上端縁を可撓ヒンジを介して結合することで、蓋体14がクロージャ本体13に対して開閉可能になっている。
上記光ケーブル接続用クロージャ5の場合、2つのケーブル導入口12は、吊線3に吊持されたクロージャ本体13の水平方向に対向する左右の垂直な側壁に貫通形成された開口である。
このケーブル導入口12には、図16に示すように、ケーブル収容部11内への雨水の進入を防止するために、光ケーブル7を挿通させる光ケーブル導出入部21とドロップケーブル8を挿通させるドロップ光ケーブル導出入部22とを備えた合成ゴム製のシール部材23が装着されている。
クロージャ本体13内には、光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aとドロップケーブル8とを接続した接続部を収納する接続部収納部と心線余長を巻回して収納する心線余長収納部とを備えた複数個の接続部収容トレイ24が多段に積層配置されている。
各接続部収容トレイ24は、光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続作業時に開閉できるように、クロージャ本体13内に固定装備されるフレーム25に回転自在に結合されている。
各接続部収容トレイ24は、閉じた状態のときは、図18に示すように、やや斜め上方に傾斜した状態で積層することで、占有スペースが小さくなるように設計されている。
なお、複数個の接続部収容トレイ24は、接続作業完了時に一括して不図示の結束バンド等でフレーム25に締結することで、閉じた状態を維持するようになっている。
この従来の光ケーブル接続用クロージャ5の場合、光ケーブル導出入部21の付近で光ファイバ7から引き出した光ファイバ心線7aの接続部収容トレイ24までの配線部分26は、接続作業開始時に、各光ファイバ心線7aの1本毎に、それぞれ保護チューブを被せて、保護するようにしている。
なお、図示はしていないが、従来のクロージャ本体13には、光ケーブル導出入部21から入る光ケーブル7を支持するケーブル保持部が装備されている。
このケーブル保持部は、光ケーブル導出入部21に近接する位置でフレーム25に固定されたもので、光ケーブル7を挟み付ける一対の鬼目部材を有した構造になっている。
特開2004−133137号公報
ところが、従来の光ケーブル接続用クロージャ5は、光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続作業時にすべき作業工程が多く、作業性が悪いという問題があった。
特に、ドロップケーブル8に接続する光ファイバ心線7aを、光ケーブル7から引き出した後、各接続部収容トレイ24へ導くまでの配線部分26に、1本毎に保護チューブを被せる作業は手間がかかり、改善が望まれていた。
また、接続部を収容する接続部収容トレイ24は、作業完了後、蓋体14を閉じる前に、結束バンド等で閉じた状態に固定しなければならず、その作業も手間がかかり、改善が望まれていた。
また、従来の光ケーブル接続用クロージャ5では、光ケーブル導出入部21及びドロップ光ケーブル導出入部22は、単一のシール部材23により提供されていたが、光ケーブル7とドロップケーブル8は断面形状及び寸法が大きく異なっているため、それぞれのケーブルに良好な密着性を確保して高いシール性能を確保するには、高価格な低硬度のゴム材料を使用する必要が生じて、部品のコストアップを招くという問題が生じた。
また、近年では、接続作業を簡易にするために、ドロップケーブル8のコネクタ接続が提案されているが、従来の光ケーブル接続用クロージャ5は、接続部収容トレイ24上での融着接続又はメカニカルスプライス接続を前提としたもので、融着接続又はメカニカルスプライス接続に代えてコネクタ接続を実施しようとした場合、接続部収容トレイ24が簡単に着脱できない構造のため、コネクタ接続に必要なアダプタ等をクロージャ本体13内に収容することができず、コネクタ接続に対応できないという問題もあった。
また、接続部収容トレイ24上で接続されたドロップケーブル8の導出入方向を変換する際には、接続部収容トレイ24が装備されているケーブル収容部11内でドロップケーブル8を周回させなければならず、周回するドロップケーブル8のためにケーブル収容部11内が煩雑化して、後工程として行う接続部収容トレイ24の開閉等に支障を招くため、実際上は、ドロップケーブル8の導出入方向が変換できないという問題もあった。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、光ファイバ心線とドロップケーブルとの接続作業時にすべき作業工程を低減して、作業性を向上させることができる光ケーブル接続用クロージャを提供すること、また、光ファイバ心線とドロップケーブルとの接続に、融着接続又はメカニカルスプライス接続だけでなく、接続作業性に優れたコネクタ接続を選択することもできる光ケーブル接続用クロージャを提供すること、また、簡単にドロップケーブルの導出入方向を変換することができる光ケーブル接続用クロージャを提供することを目的とする
(1)上記した課題を解決するために、本発明による光ケーブル接続用クロージャは、少なくとも架空の光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部と、ドロップケーブルを導出入するドロップ光ケーブル導出入部と、前記光ケーブルから引き出した光ファイバ心線と前記ドロップケーブルとを接続する接続部収容トレイとを、クロージャ本体内に配備する光ケーブル接続用クロージャであって、
前記クロージャ本体内に、前記光ファイバ心線の前記接続部収容トレイまでの配線部分を収容保護する保護カバーが設けられ、
該保護カバーは、底面と、該底面の両側に起立して装備された両側壁とで形成されていることを特徴とする。
(2)また、上記(1)に記載の光ケーブル接続用クロージャは、前記光ケーブル導出入部と前記ドロップ光ケーブル導出入部とが、個別のゴム部品により形成されていることを特徴としても良い。
(3)また、上記の(1)又は(2)に記載の光ケーブル接続用クロージャは、前記ドロップ光ケーブル導出入部は、約45度の下向き傾斜でドロップケーブルを通過させることを特徴としても良い。
(4)また、上記の(1)乃至(3)のいずれか一つに記載の光ケーブル接続用クロージャは、前記光ケーブル導出入部において前記光ケーブルを支持するケーブル保持部は、前記接続部収容トレイを支持するフレームに一体形成されたケーブル保持用鬼目部と、該ケーブル保持用鬼目部に向かって進退可能な鬼目部品とで光ケーブルを挟持することを特徴としても良い。
(5)また、上記の(1)乃至(4)のいずれか一つに記載の光ケーブル接続用クロージャは、前記接続部収容トレイは、光ファイバ心線とドロップケーブルとの接続作業時に開閉できるように、前記クロージャ本体内に固定装備されるフレームに回転可能に結合されると共に、閉じた時に閉じた状態を維持する姿勢維持用係止機構が設けられたことを特徴としても良い。
(6)また、上記の(1)乃至(5)のいずれか一つに記載の光ケーブル接続用クロージャは、前記接続部収容トレイがフレームのトレイ支持枠に着脱可能に設けられ、該接続部収容トレイを取り外した時には、代わりに、光コネクタを相互接続するアダプタが装着可能に構成されていることを特徴としても良い。
(7)また、上記の(1)乃至(6)のいずれか一つに記載の光ケーブル接続用クロージャは、ドロップケーブルの導出入方向を変換するケーブルガイドがフレームに設けられていることを特徴とするとしても良い。
(8)また、上記の(1)乃至(7)のいずれか一つに記載の光ケーブル接続用クロージャは、フレームに支持された前記接続部収容トレイの一端側に前記保護カバーが取り付けられると共に、前記接続部収容トレイの他端側にドロップケーブルを固定するドロップケーブル把持具が取り付けられ、且つ前記保護カバー及び前記ドロップケーブル把持具は、取付位置を交換可能に形成されていることを特徴としても良い。
本発明による光ケーブル接続用クロージャによれば、ドロップケーブルに接続する光ファイバ心線を、光ケーブル7から引き出した後、各接続部収容トレイへ導くまでの配線部分は、クロージャ本体内に予め装備されている保護カバー上に載置するだけで、作業中に光ケーブル7を引っ掛ける等の不都合が生じない保護状態にできるため、従前の光ファイバ心線の一本一本に保護チューブを被せる作業が不要になる。
従って、光ファイバ心線とドロップケーブルとの接続作業時にすべき作業工程を低減して、作業性を向上させることができる。
以下、本発明に係る光ケーブル接続用クロージャの好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る光ケーブル接続用クロージャの一実施の形態の外観斜視図、図2は図1に示した光ケーブル接続用クロージャの蓋体を開いてクロージャ本体内の構成を示した正面図、図3は図2に示したクロージャ本体内に固定されたフレームと、該フレームに取り付けられた各部品の斜視図、図4は図2に示したクロージャ本体の右端の光ケーブル導出入部とドロップケーブル導出入部の取付構造を示す斜視図、図5は図3に示した光ケーブル導出入部とドロップケーブル導出入部のフレームへの取付構造を示す斜視図、図6(a)は図3に示したフレームの端部において、光ケーブルを支持するケーブル保持部の斜視図、図6(b)は従来のケーブル保持部の斜視図である。
また、図7は図3に示したフレームの背面側の構造を示す斜視図、図8(a)は図3に示したフレームに取り付けられた接続部収容トレイの閉じた状態の斜視図、図8(b)は(a)に示した閉じ状態に接続部収容トレイを維持する姿勢維持用係止機構の斜視図、図9(a)は図3に示したフレームに取り付けられた接続部収容トレイの開いた状態の斜視図、図9(b)は接続部収容トレイを開いた状態における姿勢維持用係止機構の斜視図、図10はフレームに積層状態で装備された複数個の接続部収容トレイの内、最下層の接続部収容トレイを開いた状態の斜視図である。
また、図11は図10に示した複数個の接続部収容トレイの全てを開いた状態の斜視図、図12は図11に示した保護カバーの拡大図、図13は図3に示したフレームから接続部収容トレイを取り外して、代わりにフレームにアダプタを取り付けた状態の斜視図、図14は図13に示したフレームをクロージャ本体に固定して、光ファイバ心線にコネクタ接続されたドロップケーブルを、一端光ケーブル接続用クロージャの外部に出した後、逆側からクロージャ内に戻して、アダプタにコネクタ接続した形態の説明図である。
この一実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31は、正面側を開放した略箱形のクロージャ本体33と、該クロージャ本体33内でクロージャ本体33に固定されたフレーム35と、クロージャ本体33の開放面を開閉可能に覆う蓋体37とを備えており、フレーム35の両端に形成した吊持部41を電柱等により支持された架空の吊線に吊持させて、通信事業者のネットワークの光ケーブル7と加入者宅に引き込むドロップケーブル8(図7参照)とを架空で接続する場合に使用される。
光ケーブル7は、図10〜図12に示すように、複数本の光ファイバ心線7aから構成されている。
本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31は、架空の光ケーブル7を導出入する光ケーブル導出入部51と、該光ケーブル導出入部51から入る光ケーブル7を支持するケーブル保持部53と、ドロップケーブル8を導出入するドロップケーブル導出入部55と、光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aとドロップケーブル8とを接続した接続部を収納する複数個の接続部収容トレイ57と、光ケーブル導出入部51付近で光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aの接続部収容トレイ57までの配線部分を収容保護する保護カバー58と、接続部収容トレイ57から引き出されるドロップケーブル8を位置決め固定するドロップケーブル把持具59とを、クロージャ本体33内に配備している。
本実施の形態の場合、光ケーブル導出入部51とケーブル保持部53は、図2〜図5に示すように、クロージャ本体33の両端の壁面にそれぞれ装備されている。
また、光ケーブル導出入部51と、ドロップケーブル導出入部55は、個別のゴム部品により形成されている。
光ケーブル導出入部51は、光ケーブル7の挿通方向に略直交する端面を備えていて、フレーム35の吊持部41の基端側に嵌合装着されている。光ケーブル導出入部51の中心部には、図4に示すように、光ケーブル7の断面形状に相応する円形のケーブル挿通穴51aが形成されている。
ドロップケーブル導出入部55は、図2及び図3に示すように、約45度の下向き傾斜でドロップケーブル8を通過させるように、フレーム35の両端に垂設された導出入部支持片61に取り付けられている。
ドロップケーブル導出入部55には、図4及び図5に示すように、ドロップケーブル8の断面形状に相応する偏平な形状のケーブル挿通穴63が端縁に開放するスリット状に複数形成されている。
ケーブル挿通穴63をスリット状にしたのは、ドロップケーブル8を割り込ませることで、簡単に挿通状態を得られるようにして、作業性を向上させるためである。
光ケーブル導出入部51及びドロップケーブル導出入部55の外周部は、これらの導出入部51,55の外周部から雨水等がクロージャ内部に進入しないように、図4に示すように、クロージャ本体33及び蓋体37の端壁部に多重に形成された隔壁71,72,73,74が当接又は係合する構造になっている。
光ケーブル導出入部51及びドロップケーブル導出入部55は、クロージャ本体33及び蓋体37に形成された隔壁71,72,73,74による挟持と、フレーム35に形成された吊持部41や導出入部支持片61との嵌合により、フレーム35にしっかりと固定される。
本実施の形態の場合、ケーブル保持部53は、図6(a)に示すように、接続部収容トレイ57の支持のためにフレーム35に一体形成されたケーブル保持用鬼目部65と、該ケーブル保持用鬼目部65に向かって進退可能な鬼目部品67とで光ケーブル7を挟持する。
従来は、図6(b)に示したように、ケーブル保持部53は、光ケーブル7を挟み付ける一対の鬼目部材67,68を有した構造になっていて、鬼目部品67及び鬼目部材68とが離間間隔を調整可能に組み立てられる構成のため、部品の増大や組み立て工程の増大を招いていたが、本実施の形態では、鬼目部品が単一で済み、部品の削減と組み立て工程の削減を図ることができる。
本実施の形態の場合、図7に示すように、フレーム35の背面には、クロージャ本体33上におけるドロップケーブル8の導出入方向を変換するケーブルガイド76,77が設けられている。ケーブルガイド76,77は、フレーム35に一体形成された係止片で、フレーム35の背面側に引き回されたドロップケーブル8を保持して、通常は、図7において左側のドロップケーブル導出入部55に挿通すべきドロップケーブル8を、右側のドロップケーブル導出入部55に挿通させることを可能にしている。
即ち、ケーブルガイド76,77は、フレーム35の背面に、ドロップケーブル8を挿通させるケーブル通路を形成している。
接続部収容トレイ57は、図10にも示すように、光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aとドロップケーブル8とを融着接続又はメカニカルスプライス接続した接続部9を収容する接続部収納部57aと、光ファイバ心線7aやドロップケーブル8の心線余長をトレイの外周部に巻回して収納する心線余長収納部57bとを備えている。
本実施の形態の場合、図8及び図9に示すように、積層状態で装備される複数個の接続部収容トレイ57は、光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続作業時に開閉できるように、クロージャ本体33内に固定装備されるフレーム35のトレイ支持枠81のヒンジ結合用嵌合穴82に回転可能に結合されている。
接続部収容トレイ57は、トレイ支持枠81の両側壁を挟むアーム57cの内面側に、ヒンジ結合用嵌合穴82に回転可能に嵌合する軸部を突設している。
本実施の形態の場合、ヒンジ結合用嵌合穴82は、図8(b)に示すように、切り欠き穴になっていて、接続部収容トレイ57のアーム57cの軸部を一定以上の力で押し付けることで嵌合状態にでき、また、一定以上の力で引っ張ることによって、嵌合を解除できる。
即ち、本実施の形態の場合、接続部収容トレイ57は、簡単にトレイ支持枠81に着脱可能になっている。
図8が接続部収容トレイ57を閉じている状態の説明図であり、図9が接続部収容トレイ57を開いた状態の説明図である。
本実施の形態の場合、フレーム35には、接続部収容トレイ57を閉じた状態に維持する姿勢維持用係止機構84が装備されている。
姿勢維持用係止機構84は、トレイ支持枠81の外側面に突出形成された突起で、図8(b)に示すように、接続部収容トレイ57を閉じた状態の時に、接続部収容トレイ57から延出しているアーム57cの縁を係止することによって、接続部収容トレイ57が開く方向(図8(b)の矢印B方向)への回動を阻止して、接続部収容トレイ57を閉じた状態に維持する。
接続部収容トレイ57を閉じた状態で、図8(b)の矢印B方向に一定以上のモーメントをかけると、図9(b)に示すように、アーム57cが姿勢維持用係止機構84を乗り越えて、開いた状態になる。
姿勢維持用係止機構84は、積層状態に配置される複数個の接続部収容トレイ57に対応して、トレイ支持枠81の側面に上下方向に離間して、複数個装備されている。
トレイ支持枠81に回動可能に取り付けられた接続部収容トレイ57は、図10及び図11に示すように、最下層のものから順に開くことで、任意の積層位置の接続部収容トレイ57に接続部9や心線余長を収容することができる。
保護カバー58は、図12に示すように、光ケーブル7から引き出した光ファイバ心線7aによる配線を載置する底面58aと、該底面58aの両側に起立して装備された両側壁58b,58bとで、横断面コ字状に形成されている。また、底面58aの中央には、側壁58b,58bと平行に、仕切り壁58cが立設されている。このように、仕切り壁58cを装備しておくことで、光ファイバ心線7aを収容する接続部収容トレイ57の位置に応じて収容することができる。
図2にも示したように、保護カバー58は、フレーム35の両端付近で、導出入部支持片61の近くに延出形成されたカバー取付片87に底面58aを載置させた状態でフレーム35に取り付けられている。
カバー取付片87は、図2に示すように、フレーム35の両端付近に、対称形状に装備されている。そのため、図2では、接続部収容トレイ57の左側に位置して取り付けられているが、光ファイバ心線7aの引き出し位置がフレーム35の右端側に変更された場合等には、接続部収容トレイ57の右側に取付位置を変更することもできる。
図2に示したように、接続部収容トレイ57の右側には、ドロップケーブル8を固定するドロップケーブル把持具59が装備されている。
このドロップケーブル把持具59は、ドロップケーブル8を挟んで固定するケーブル挟持部59aを、接続部収容トレイ57の装備数に応じて、上下方向に多段に装備している。
このドロップケーブル把持具59はフレーム35に直接取り付けられる。フレーム35には、ドロップケーブル把持具59用の取付け部が、接続部収容トレイ57の両側にそれぞれ装備されている。即ち、ドロップケーブル把持具59も、接続部収容トレイ57の左右のいずれにも取付可能になっている。
従って、図3に示すように、フレーム35に支持された接続部収容トレイ57の一端側に取り付けられた保護カバー58と、接続部収容トレイ57の他端側に取り付けられたドロップケーブル把持具59とは、光ファイバ心線7aの引き出し位置が変わる場合は、互いに取付位置を交換可能に形成されている。
本実施の形態の場合、接続部収容トレイ57を着脱可能に支持するトレイ支持枠81は、図7に示すように、フレーム35に係合する係止片81aによって、フレーム35に着脱可能になっている。
そして、接続部収容トレイ57及びトレイ支持枠81を取り外したフレーム35には、図13及び図14に示すように、代わりに、光コネクタを接続するアダプタ91が着脱可能に装着されようになっている。
アダプタ91を取り付けた場合には、ドロップケーブル8の接続構造として、手間のかかる融着接続又はメカニカルスプライス接続と比較して簡単に接続・離脱を繰り返すことのできるコネクタ接続が利用できる。また、アダプタ91を装備したことにより、一旦加入者宅に引き込んだドロップケーブル8が、加入者宅の解約等により回収する時に、図14に示すように、反対側のドロップケーブル導出入部55からクロージャ本体33内に戻して、アダプタ91に接続することにより、光ケーブル7を構成している光ファイバ心線7aと接続し直して、光ケーブル7の有効回線として再利用することができる。
以上に説明した光ケーブル接続用クロージャ31によれば、ドロップケーブル8に接続する光ファイバ心線7aを、光ケーブル7から引き出した後、各接続部収容トレイ57へ導くまでの配線部分は、クロージャ本体33内に予め装備されている保護カバー58上に載置するだけで、作業中に光ファイバ心線7aを引っ掛ける等の不都合が生じない保護状態にできるため、光ファイバ心線7aの一本一本に保護チューブを被せる作業が不要になる。
従って、光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続作業時にすべき作業工程を低減して、作業性を向上させることができる。
また、本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31は、円形断面の光ケーブル7を導出入させる光ケーブル導出入部51と、偏平断面のドロップケーブル8を導出入するドロップケーブル導出入部55とが、個別のゴム部品により形成されている。
そのため、それぞれのケーブルの形状や特性に応じて、密着性の良いゴム材料を選択することができ、ケーブルの導出入部を単一のシール部材でシールしていた従来の場合と比較すると、高価格な低硬度のゴム材料を使用する部分を例えば、光ケーブル導出入部51のみにして、コストの低減を図ることができる。
また、本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31では、ドロップケーブル導出入部55は、約45度の下向き傾斜でドロップケーブル8を通過させる構成になっている。
このように下向きにすると、防水性が向上するため、材料コストの高い低硬度のゴム材料を使わずに、安価なゴム材料を利用して、コストの低減を図ることができる。
また、本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31は、クロージャ本体33内に装備されて光ケーブル7を固定するケーブル保持部53が、図6(a)に示したように、接続部収容トレイ57の支持のためにフレーム35に形成されたケーブル保持用鬼目部65と、該ケーブル保持用鬼目部65に向かって進退可能な鬼目部品67とで光ケーブル7を挟持する構造になっている。
そのため、図6(b)に示すように光ケーブル7をフレーム35とは別体の一対の鬼目部品67及び鬼目部材68とで挟持する従前の構造と比較すると、構成部品の削減と、組み立て工程の削減を図って、コスト削減を図ることができる。
また、本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31では、接続部収容トレイ57は、光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続作業時に開閉できるようにフレーム35に回転可能に結合されると共に、閉じた時に閉じた状態を維持する姿勢維持用係止機構84が設けられている。
そのため、光ファイバ心線7aとドロップケーブル8との接続作業が完了し、接続部収容トレイ57を閉じた状態で蓋体37を閉じ状態に戻す際などに、不用意に接続部収容トレイ57が開いてしまうことがなくなり、取り扱い性が向上する。
また、多段に積層された接続部収容トレイ57の内、中層や下層の接続部収容トレイ57に接続部9の収容を行う場合でも、上層の接続部収容トレイ57が開いて作業の邪魔になることがなく、作業性の向上を図ることができる。
また、本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31は、接続部収容トレイ57がフレーム35のトレイ支持枠81に着脱可能に設けられていて、当該接続部収容トレイ57を取り外した時には、代わりに、光コネクタを相互接続するアダプタ91が装着可能に構成されている。
そのため、状況に応じて、コネクタ接続にも対応することができる。
また、本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31は、クロージャ本体33上におけるドロップケーブル8の導出入方向を変換するケーブルガイド76,77が、フレーム35の背面に設けられている。
そのため、接続部収容トレイ24上で接続されたドロップケーブル8の導出入方向を変換する際には、図7に示したように、フレーム35の背面にドロップケーブル8を回して、逆側のドロップケーブル導出入部55からドロップケーブル8を導出させればよく、迂回させるドロップケーブル8が接続部収容トレイ57の装備側を横断しないため、迂回するドロップケーブル8が接続部収容トレイ57の開閉に支障を招くことがない。そして、ドロップケーブル8の引き落とし方向が自由に選択可能になっているため、現場での取り扱い性が向上する。
また、本実施の形態の光ケーブル接続用クロージャ31は、フレーム35に支持された接続部収容トレイ57の一端側に保護カバー58が取り付けられると共に、接続部収容トレイ57の他端側にドロップケーブル8を固定するドロップケーブル把持具59が取り付けられ、且つこれらの保護カバー58及びドロップケーブル把持具59が、取付位置を交換可能に形成されている。
そのため、現地の状況に応じて、保護カバー58とドロップケーブル把持具59との入れ替えすることで、光ファイバの布設状況に基づいた使用ができ、汎用性を有するとともに、作業性や取り扱い性を向上させることができる。
本発明に係る光ケーブル接続用クロージャの一実施の形態の外観斜視図である。 図1に示した光ケーブル接続用クロージャの蓋体を開いた正面図である。 図2に示したクロージャ本体内に固定されたフレームと、該フレームに取り付けられた各部品の斜視図である。 図2に示したクロージャ本体の光ケーブル導出入部とドロップケーブル導出入部の取付構造を示す斜視図である。 図3に示した光ケーブル導出入部とドロップケーブル導出入部の取付構造を異なる角度から見た斜視図である。 (a)は光ケーブルを支持するケーブル保持部の斜視図、(b)は従来のケーブル保持部の斜視図である。 図3に示したフレームの背面側の構造を示す斜視図である。 (a)接続部収容トレイの閉じた状態の斜視図、(b)は(a)に示した閉じ状態に接続部収容トレイを維持する姿勢維持用係止機構の斜視図である。 (a)は接続部収容トレイの開いた状態の斜視図、(b)は姿勢維持用係止機構の斜視図である。 最下層の接続部収容トレイを開いた状態の斜視図である。 複数個の接続部収容トレイの全てを開いた状態にしたときの斜視図である。 図11に示した保護カバーの拡大図である。 フレームにアダプタを取り付けた状態の斜視図である。 ドロップケーブルの配線例を示した説明図である。 光ケーブル接続用クロージャの架空の取付状態の説明図である。 従来の光ケーブル接続用クロージャの側面図である。 図16に示したクロージャ本体の内部構造を示す正面図である。 図17のA−A断面図である。
符号の説明
7 光ケーブル
7a 光ファイバ心線
8 ドロップケーブル
31 光ケーブル接続用クロージャ
33 クロージャ本体
35 フレーム
37 蓋体
51 光ケーブル導出入部
53 ケーブル保持部
55 ドロップケーブル導出入部
57 接続部収容トレイ
58 保護カバー
58a 底面
58b 側壁
58c 仕切り壁
59 ドロップケーブル把持具
76,77 ケーブルガイド
84 姿勢維持用係止機構

Claims (8)

  1. 少なくとも架空の光ケーブルを導出入する光ケーブル導出入部と、ドロップケーブルを導出入するドロップ光ケーブル導出入部と、前記光ケーブルから引き出した光ファイバ心線と前記ドロップケーブルとを接続する接続部収容トレイとを、クロージャ本体内に配備する光ケーブル接続用クロージャであって、
    前記クロージャ本体内に、前記光ファイバ心線の前記接続部収容トレイまでの配線部分を収容保護する保護カバーが設けられ、
    該保護カバーは、底面と、該底面の両側に起立して装備された両側壁とで形成されていることを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。
  2. 前記光ケーブル導出入部と前記ドロップ光ケーブル導出入部とが、個別のゴム部品により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  3. 前記ドロップ光ケーブル導出入部は、約45度の下向き傾斜でドロップケーブルを通過させることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  4. 前記光ケーブル導出入部において前記光ケーブルを支持するケーブル保持部は、前記接続部収容トレイを支持するフレームに一体形成されたケーブル保持用鬼目部と、該ケーブル保持用鬼目部に向かって進退可能な鬼目部品とで光ケーブルを挟持することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  5. 前記接続部収容トレイは、光ファイバ心線とドロップケーブルとの接続作業時に開閉できるように、前記クロージャ本体内に固定装備されるフレームに回転可能に結合されると共に、閉じた時に閉じた状態を維持する姿勢維持用係止機構が設けられたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  6. 前記接続部収容トレイがフレームのトレイ支持枠に着脱可能に設けられ、該接続部収容トレイを取り外した時には、代わりに、光コネクタを相互接続するアダプタが装着可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  7. ドロップケーブルの導出入方向を変換するケーブルガイドがフレームに設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
  8. フレームに支持された前記接続部収容トレイの一端側に前記保護カバーが取り付けられると共に、前記接続部収容トレイの他端側にドロップケーブルを固定するドロップケーブル把持具が取り付けられ、且つ前記保護カバー及び前記ドロップケーブル把持具は、取付位置を交換可能に形成されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
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