JP5024347B2 - 辞書機能を備えた電子機器およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、辞書機能を備えた電子機器およびそのプログラムに関する。
近年、様々な外国語の辞書を搭載した電子辞書が普及してきている。
ところで、語学学習者(特に中級学習者)にとって語学上達のための基本的事項は、文法、語彙力、発音を学習することである。
語彙力を学習する一環として、単語を習得する際には、様々な変化形を併せて覚えなければならないが、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語などでは、動詞の活用形が英語に比べて多彩である。
例えば、フランス語の動詞の場合、人称・数・叙法・時制・態などに応じてスペルが変化する。
このため、特に、動詞の活用形が多彩な言語では、所望の動詞がどのような活用形を有するのかを学ぶことが重要であった。
従来、紙媒体の辞書や一部の電子辞書には、動詞の活用形が表としてまとめられた動詞活用表があり、これを用いて所望の動詞の活用形を参照することは有用な学習手段といえる。
しかしながら、これらの辞書で動詞活用表を参照するには、ユーザが動詞の語形変化を目視で確認して該当する動詞活用表を探し出す必要があり、面倒であった。
そこで、指定した動詞の活用形を一覧表示することが可能な辞書機能を備えた電子装置が、同一出願人によって考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−071017号公報
従来の辞書機能を備えた電子装置は、辞書データベースに集録された動詞の単語ごとに、当該単語の原形と各変化形とを対応付けた変化形データベースを記憶することで、指定した動詞の活用形の一覧表示を可能としている。
このため従来は、変化形データベースを作り上げる開発の負担が大きく、大きなデータ容量も必要であった。また、動詞活用表を表示することはできなかった。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、効率的に所望の動詞の活用表を表示することが可能になる辞書機能を備えた電子機器およびそのプログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の辞書機能を備えた電子機器は、見出し語と当該見出し語の説明情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段と、この辞書情報記憶手段により記憶された言語の動詞活用表を活用表番号に対応付けて記憶する動詞活用表記憶手段と、動詞の語尾の文字数n別に、当該語尾n文字の動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する語尾別動詞テーブル記憶手段と、動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する例外動詞テーブル記憶手段と、前記辞書情報記憶手段により記憶された文字列を表示する文字列表示手段と、この文字列表示手段により表示された文字列のうちユーザ操作に応じて任意の単語を指定する単語指定手段と、前記単語指定手段により指定された単語が動詞である場合に、前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを参照し、前記指定の動詞と一致するスペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを判断する第1の判断手段と、この第1の判断手段により前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに前記指定の動詞と一致するスペルが存在しないと判断された場合に、当該指定の動詞の語尾n文字と一致するスペルを有している前記語尾別動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを、前記文字数nが大きい方のテーブルから順番に参照し、同スペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを第2の判断手段と、
この第1の判断手段または前記第2の判断手段により活用表番号が存在すると判断された場合に、その活用表番号に対応する動詞活用表を、前記動詞活用表記憶手段により記憶された動詞活用表の中から読み出して表示する活用表表示手段と、を備えることを特徴としている。
請求項に記載の辞書機能を備えた電子機器は、前記請求項に記載の辞書機能を備えた電子機器において、前記単語指定手段により指定された単語が動詞である場合に、当該単語についての参照先の候補として活用表の項目を含む候補を表示する参照先候補表示手段を更に有し、前記第1の判断手段は、この参照先候補表示手段により表示された参照先の候補に含まれる活用表の項目がユーザ操作に応じて選択された場合に、前記テーブルを参照して前記指定された動詞のスペルに対応する活用表番号を判断する、ことを特徴としている。
請求項に記載のプログラムは、コンピュータを、見出し語と当該見出し語の説明情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段、この辞書情報記憶手段により記憶された言語の動詞活用表を活用表番号に対応付けて記憶する動詞活用表記憶手段、動詞の語尾の文字数n別に、当該語尾n文字の動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する語尾別動詞テーブル記憶手段、動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する例外動詞テーブル記憶手段、前記辞書情報記憶手段により記憶された文字列を表示する文字列表示手段、この文字列表示手段により表示された文字列のうちユーザ操作に応じて任意の単語を指定する単語指定手段、前記単語指定手段により指定された単語が動詞である場合に、前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを参照し、前記指定の動詞と一致するスペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを判断する第1の判断手段、この第1の判断手段により前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに前記指定の動詞と一致するスペルが存在しないと判断された場合に、当該指定の動詞の語尾n文字と一致するスペルを有している前記語尾別動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを、前記文字数nが大きい方のテーブルから順番に参照し、同スペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを第2の判断手段、この第1の判断手段または前記第2の判断手段により活用表番号が存在すると判断された場合に、その活用表番号に対応する動詞活用表を、前記動詞活用表記憶手段により記憶された動詞活用表の中から読み出して表示する活用表表示手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、効率的に所望の動詞の活用表を表示することが可能になる辞書機能を備えた電子機器およびそのプログラムを提供できる。
本発明の辞書機能を備えた電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図。 前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図。 前記電子辞書装置10の主記憶装置22に記憶される仏語用の動詞−動詞活用表対応テーブル22cを示す図。 前記電子辞書装置10の主記憶装置22に記憶される仏語用の動詞活用表データベース22dを示す図。 前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴いジャンプ検索モードから動詞活用表表示処理へ移行する処理を示すフローチャート。 前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードから移行された動詞活用表表示処理を示すフローチャート。 前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例1)を示す図。 前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例2)を示す図。 前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例3)を示す図。 前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例4)を示す図。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の辞書機能を備えた電子機器の実施形態に係る電子辞書装置10の外観構成を示す正面図である。
この辞書機能を備えた電子装置は、以下に説明する電子辞書専用の携帯機器(電子辞書装置10)として構成されるか、辞書機能を備えたPDA(personal digital assistants)、PC(personal computer)、携帯電話、電子ブック、携帯ゲーム機等として構成される。
この電子辞書装置10は、その本体ケース11と蓋体ケース12とがヒンジ部13を介して展開/閉塞可能な折り畳み型ケースを備えて構成される。この折り畳み型ケースを展開した本体ケース11の表面には、文字入力キー14a、辞書指定キー14b、「訳/決定」キー14c、カーソルキー14d、「ジャンプ」キー14e、スピーカ15L,15Rなどを備えたキー入力部(キーボード)14、および手書き入力部(副画面)16が備えられる。
この手書き入力部(副画面)16は、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、キー入力部14の中央手前側において例えば256×64ドットの液晶表示画面16dに透明タッチパネル16tを重ねて構成される。この手書き入力部16の入力領域は、必要に応じて、手書き文字を入力するための手書き文字(漢字)入力領域や各種機能のボタン入力領域、あるいは各入力領域が混在する領域に切り替えられる。
そして、前記手書き入力部16が手書き文字入力領域に切り替えられた状態での手書き入力に伴う軌跡はその液晶表示画面にエコーバックして表示される。
また蓋体ケース12の表面には、そのほぼ全面を対象に例えば480×320ドットのバックライト付きのタッチパネル式表示部(主画面)17が設けられる。このタッチパネル式表示部(主画面)17も、前記手書き入力部(副画面)16と同様に、ユーザがペンや指等でタッチした位置を検出するタッチ位置検出装置と表示装置が一体となった構造であり、その液晶表示画面17dに透明タッチパネル17tを重ねて構成される。
図2は、前記電子辞書装置10の電子回路の構成を示すブロック図である。
この電子辞書装置10は、各種の記憶媒体に記録されたプログラム、又は、伝送されたプログラムを読み込んで、その読み込んだプログラムによって動作が制御されるコンピュータによって構成され、その電子回路には、CPU(central processing unit)21が備えられる。
CPU21は、主記憶装置(フラッシュROM)22内に予め記憶された装置制御プログラム、あるいはROMカードなどの外部記憶媒体23から記憶媒体読み書き部24を介して前記主記憶装置22に読み込まれた装置制御プログラム、あるいはインターネットN上のWebサーバ(この場合はプログラムサーバ)から通信制御部25を介して前記主記憶装置22に読み込まれた装置制御プログラムに応じて、RAM26を作業用メモリとして回路各部の動作を制御する。
前記主記憶装置22に記憶された装置制御プログラムは、キー入力部14、手書き入力部16、タッチパネル式表示部17からのユーザ操作に応じた入力信号、あるいは通信制御部25を介して接続されるインターネットN上の各Webサーバとの通信信号、あるいは記憶媒体読み書き部24を介して外部接続されるEEPROM,RAM,ROMなどのメモリ・カード(記憶媒体)23との接続通信信号に応じて起動される。
前記CPU21には、前記主記憶装置22、記憶媒体読み書き部24、通信制御部25、RAM26、キー入力部14、手書き入力部16、タッチパネル式表示部17などが接続される。
主記憶装置22に記憶される装置制御プログラムとしては、当該電子辞書装置10の全体の動作を司るシステムプログラムや、通信制御部25を介してインターネットN上の各Webサーバや図示しないユーザPC(Personal Computer)などとデータ通信するための通信プログラムが記憶される。
また、検索文字列の入力に応じて見出し語を検索する見出し語検索処理、検索された見出し語に対応した訳語・意味内容・例文(用例)・品詞情報などの各種説明情報の読み出し表示処理、表示された辞書情報の中で任意に指定された単語についての説明情報を任意に選択した辞書から検索するジャンプ検索処理、このジャンプ検索処理に伴い任意に指定された動詞の単語についての動詞活用表を読み出して表示する活用表表示処理など、同主記憶装置22内に記憶された辞書データベース22b、動詞−動詞活用表対応テーブル22c、動詞活用表データベース22dに基づく検索処理全般を制御するための各種処理プログラム22aが記憶される。
前記辞書データベース22bには、複数種類の辞書コンテンツ22b1,22b2,…が、予めあるいはダウンロードされて記憶される。
例えば英語の見出し語に対応付けて日本語の説明情報(英語の例文等も含む)が記述された英和辞書DB22b1、仏語の見出し語に対応付けて日本語の説明情報(仏語の例文等も含む)が記述された仏和辞書DB22b2などが記憶される。
図3は、前記電子辞書装置10の主記憶装置22に記憶される仏語用の動詞−動詞活用表対応テーブル22cを示す図である。
この動詞−動詞活用表対応テーブル22cには、仏語の動詞の語尾の文字数別に当該動詞語尾のスペルに動詞活用表の番号(活用表番号)を対応付けたテーブルデータが記憶される。
具体的には、語尾6文字の各種のスペルに対応する動詞の活用表番号を記述した語尾6文字動詞テーブル22c2(図3(B)参照)、語尾5文字の各種のスペルに対応する動詞の活用表番号を記述した語尾5文字動詞テーブル22c3(図3(C)参照)、語尾4文字の各種のスペルに対応する動詞の活用表番号を記述した語尾4文字動詞テーブル22c4(図3(D)参照)、語尾3文字の各種のスペルに対応する動詞の活用表番号を記述した語尾3文字動詞テーブル22c5(図3(E)参照)、語尾2文字の各種のスペルに対応する動詞の活用表番号を記述した語尾2文字動詞テーブル22c6(図3(F)参照)が記憶される。
またこれと共に、語尾のスペルで共通化できない例外となる各動詞に対応する活用表番号を記述した例外動詞テーブル22c1(図3(A)参照)も記憶される。
図4は、前記電子辞書装置10の主記憶装置22に記憶される仏語用の動詞活用表データベース22dを示す図である。
この動詞活用表データベース22dには、前記動詞活用表の番号(活用表番号)にそれぞれ対応付けした動詞活用表のデータが記憶される。
具体的には、語尾2文字が「〜er」となる動詞の活用表データが活用表番号「er」に対応付けられて記憶され、語尾2文字が「〜ir」となる動詞の活用表データが活用表番号「ir」に対応付けられて記憶され、語尾2文字が「〜re」となる動詞の活用表データが活用表番号「re」に対応付けられて記憶される。
またこれと共に、活用が異なる各種の語尾の動詞に対応する86種類の活用表データが各活用表番号「1」〜「86」に対応付けられて記憶される。
例えば、活用表番号「er」の活用表データには、語尾2文字が「〜er」「〜ant」「〜e’」となる動詞の各活用形が、[je(1人称単数)-e][tu(2人称単数)-es][il(3人称単数)-e][nous(1人称複数)-ons][vous(2人称複数)-ez][ils(3人称複数)-ent]として記述される。
RAM26には、表示データメモリ26a、検索文字列メモリ26b、検索見出し語メモリ26c、カーソル位置メモリ26d、選択単語メモリ26eの他、前記各種処理プログラム22aに従いCPU21に入出力される種々のデータが必要に応じて記憶されるワークメモリが備えられる。
表示データメモリ26aには、タッチパネル式表示部17の表示画面に対応した表示データの記憶領域を有し、その表示画面に表示すべきデータがビットマップのパターンデータとして展開されて記憶される。
検索文字列メモリ26bには、辞書指定キー14bにより指定された辞書DB22bnの見出し語の検索対象としてキー入力された文字列(検索文字列)が記憶される。
検索見出し語メモリ26cには、前記指定の辞書DB22bnから前記検索文字列に基づき検索された見出し語(検索見出し語)が記憶される。
カーソル位置メモリ26dには、タッチパネル式表示部17に表示される画面内のカーソルCuの位置が記憶される。
選択単語メモリ26eには、表示された辞書情報の中でカーソルCuにより指定されて選択された単語が記憶される。
次に、前記構成による電子辞書装置10の動詞活用表表示機能について説明する。
図5は、前記電子辞書装置10の辞書検索処理に伴いジャンプ検索モードから動詞活用表表示処理へ移行する処理を示すフローチャートである。
図6は、前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードから移行された動詞活用表表示処理を示すフローチャートである。
(実施例1)
図7は、前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例1)を示す図である。
辞書指定キー14bのユーザ操作に応じて、例えば仏和辞書DB22b2が指定された検索文字列の入力画面(図示せず)において、所望の検索文字列「mo…」がキー入力されて検索文字列メモリ26bに記憶され、「訳/決定」キー14cが操作されると、前記仏和辞書DB22b2から前記検索文字列「mo…」と前方一致する見出し語が検索され検索見出し語メモリ26cに記憶される。そして、検索見出し語の一覧画面(図示せず)がタッチパネル式表示部17に表示される。
この見出し語一覧画面において、所望の見出し語「moins」が選択されると、選択された見出し語「moins」に対応する説明情報が、前記仏和辞書DB22b2から読み出され、図7(a)に示すように、説明情報表示画面Gとしてタッチパネル式表示部17に表示される。
なお、この説明情報表示画面Gにおいて、現在表示されている説明情報より下または上に画面スクロールして表示可能になる続きの説明情報がある状態では、当該画面Gの右上にスクロール可能マークS(「↓」または「↑」)が表示される。
こうして、所望の見出し語「moins」の説明情報が表示された説明情報表示画面Gの表示状態において、当該説明情報に含まれる任意の単語を対象にジャンプ検索するために、「ジャンプ」キー14eが操作されると、CPU21の動作モードがジャンプ検索モードに設定される(ステップS1(Yes))。
ここで、カーソルキー14dの操作により、図7(a)に示すようにカーソルCuを移動表示させ、所望の単語「espe’rais」が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS2)、この選択された単語「espe’rais」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「espe’rer」の説明情報から品詞情報が読み込まれ、前記選択された単語が動詞であるか否か判断される(ステップS3)。
選択された単語が動詞でないと判断された場合には(ステップS3(No))、当該単語をジャンプ検索するための通常のジャンプ先辞書の候補を一覧にしたジャンプ先辞書一覧ウインドウが表示される(ステップS4)。
一方、選択された単語「espe’rais」が動詞であると判断された場合には(ステップS3(Yes))、図7(b)に示すように、ジャンプ先辞書の候補として動詞活用表を表示させるための「活用表ナビ」の項目を含むジャンプ先辞書一覧ウインドウWが表示される(ステップS5)。
この「活用表ナビ」の項目を含むジャンプ先辞書一覧ウインドウWにおいて、カーソルキー14dのユーザ操作に応じたカーソルCuの移動表示に伴い、当該「活用表ナビ」の項目が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS6(Yes))、図6における動詞活用表表示処理へ移行される(ステップSA)。
この動詞活用表表示処理が起動されると、先ず、前記選択された単語「espe’rais」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「espe’rer」のスペルが抽出され(ステップA1)、この選択単語の原形「espe’rer」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1(図3(A)参照)に存在するか否か判断される(ステップA2)。
ここで、前記選択単語の原形「espe’rer」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1に存在しないと判断されると(ステップA2(No))、語尾の文字数を指定するためのカウンタnに初期値“6”がセットされる(ステップA3)。
そして、前記カウンタn(=6)で指定される動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の語尾6文字動詞テーブル22c2(図3(B)参照)に、前記選択単語の原形「espe’rer」の語尾6文字「〜spe’rer」と一致する語尾の動詞が存在するか否か判断される(ステップA4)。
ここで、語尾6文字動詞テーブル22c2には、前記選択単語の原形「espe’rer」の語尾6文字「〜spe’rer」と一致する語尾の動詞が存在しないと判断されると(ステップA4(No))、前記カウンタnがディクリメント[n=n−1]され、n=5にセットされる(ステップA5)。
そして、カウンタn=2ではないと判断されると(ステップA6(No))、現在のカウンタn(=5)で指定される動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の語尾5文字動詞テーブル22c3(図3(C)参照)に、前記選択単語の原形「espe’rer」の語尾5文字「〜pe’rer」と一致する語尾の動詞が存在するか否か判断される(ステップA4)。
この場合も、語尾5文字動詞テーブル22c3には、前記選択単語の原形「espe’rer」の語尾5文字「〜pe’rer」と一致する語尾の動詞が存在しないと判断されるので(ステップA4(No))、前記カウンタnがさらにディクリメント[n=n−1]され、n=4にセットされる(ステップA5)。
そして、カウンタn=2ではないと判断されると(ステップA6(No))、現在のカウンタn(=4)で指定される動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の語尾4文字動詞テーブル22c4(図3(D)参照)に、前記選択単語の原形「espe’rer」の語尾4文字「〜e’rer」と一致する語尾の動詞が存在するか否か判断される(ステップA4)。
ここで、語尾4文字動詞テーブル22c4に、前記選択単語の原形「espe’rer」の語尾4文字「〜e’rer」と一致する語尾「〜e’+子音+er」の動詞が存在すると判断されると(ステップA4(Yes))、同語尾「〜e’+子音+er」の動詞に対応付けられた活用表番号「12」が読み出される。
すると、この読み出された活用表番号「12」に従い、動詞活用表データベース22d(図4参照)に記憶されている当該活用表番号「12」に対応付けられた活用表データが読み出され、図7(c)に示すように動詞活用表H12として表示される(ステップA8)。
これにより、説明情報表示画面Gから見付けたユーザ所望の動詞の単語「espe’rais」について、その動詞活用表H12を簡単且つ効率的に表示させることができる。
(実施例2)
図8は、前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例2)を示す図である。
図8(a)に示すように、仏和辞書DB22b2から検索された所望の見出し語「couvrir」に対応する説明情報表示画面Gの表示状態において、「ジャンプ」キー14eが操作されると、CPU21の動作モードがジャンプ検索モードに設定される(ステップS1(Yes))。
ここで、カーソルCuにより所望の単語「couvrent」が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS2)、この選択された単語「couvrent」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「couvrir」の説明情報から品詞情報が読み込まれ、当該単語が動詞であると判断される(ステップS3(Yes))。
すると、図8(b)に示すように、「活用表ナビ」の項目を含むジャンプ先辞書一覧ウインドウWが表示される(ステップS5)。
このジャンプ先辞書一覧ウインドウWにおいて、カーソルCuにより「活用表ナビ」の項目が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS6(Yes))、図6における動詞活用表表示処理へ移行される(ステップSA)。
すると先ず、前記選択された単語「couvrent」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「couvrir」のスペルが抽出され(ステップA1)、この選択単語の原形「couvrir」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1(図3(A)参照)に存在するか否か判断される(ステップA2)。
ここで、前記選択単語の原形「couvrir」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1に存在しないと判断されると(ステップA2(No))、語尾の文字数を指定するためのカウンタnに初期値“6”がセットされる(ステップA3)。
そして、前記カウンタn(=6)で指定される動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の語尾6文字動詞テーブル22c2(図3(B)参照)に、前記選択単語の原形「couvrir」の語尾6文字「〜ouvrir」と一致する語尾の動詞が存在するか否か判断される(ステップA4)。
ここで、語尾6文字動詞テーブル22c2には、前記選択単語の原形「couvrir」の語尾6文字「〜ouvrir」と一致する語尾の動詞が存在しないと判断されると(ステップA4(No))、前記カウンタnがディクリメント[n=n−1]され、n=5にセットされる(ステップA5)。
そして、カウンタn=2ではないと判断されると(ステップA6(No))、現在のカウンタn(=5)で指定される動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の語尾5文字動詞テーブル22c3(図3(C)参照)に、前記選択単語の原形「couvrir」の語尾5文字「〜uvrir」と一致する語尾の動詞が存在するか否か判断される(ステップA4)。
この場合も、語尾5文字動詞テーブル22c3には、前記選択単語の原形「couvrir」の語尾5文字「〜uvrir」と一致する語尾の動詞が存在しないと判断されるので(ステップA4(No))、前記カウンタnがさらにディクリメント[n=n−1]され、n=4にセットされる(ステップA5)。
そして、現在のカウンタn(=4)で指定される動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の語尾4文字動詞テーブル22c4(図3(D)参照)に、前記選択単語の原形「couvrir」の語尾4文字「〜vrir」と一致する語尾の動詞が存在すると判断されると(ステップA4(Yes))、同語尾「〜vrir」の動詞に対応付けられた活用表番号「19」が読み出される。
すると、この読み出された活用表番号「19」に従い、動詞活用表データベース22d(図4参照)に記憶されている当該活用表番号「19」に対応付けられた活用表データが読み出され、図8(c)に示すように動詞活用表H19として表示される(ステップA8)。
これにより、説明情報表示画面Gから見付けたユーザ所望の動詞の単語「couvrent」について、その動詞活用表H19を簡単且つ効率的に表示させることができる。
(実施例3)
図9は、前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例3)を示す図である。
図9(a)に示すように、仏和辞書DB22b2から検索された所望の見出し語「souffrir」に対応する説明情報表示画面Gの表示状態において、「ジャンプ」キー14eが操作されると、CPU21の動作モードがジャンプ検索モードに設定される(ステップS1(Yes))。
ここで、カーソルCuにより所望の単語「souffert」が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS2)、この選択された単語「souffert」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「souffrir」の説明情報から品詞情報が読み込まれ、当該単語が動詞であると判断される(ステップS3(Yes))。
すると、図9(b)に示すように、「活用表ナビ」の項目を含むジャンプ先辞書一覧ウインドウWが表示される(ステップS5)。
このジャンプ先辞書一覧ウインドウWにおいて、カーソルCuにより「活用表ナビ」の項目が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS6(Yes))、図6における動詞活用表表示処理へ移行される(ステップSA)。
すると先ず、前記選択された単語「souffert」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「souffrir」のスペルが抽出され(ステップA1)、この選択単語の原形「souffrir」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1(図3(A)参照)に存在するか否か判断される(ステップA2)。
この実施例3では、前記選択単語の原形「souffrir」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1に存在すると判断されるので(ステップA2(Yes))、この例外動詞「souffrir」に対応付けられた活用表番号「19」が読み出される。
すると、この読み出された活用表番号「19」に従い、動詞活用表データベース22d(図4参照)に記憶されている当該活用表番号「19」に対応付けられた活用表データが読み出され、図9(c)に示すように動詞活用表H19として表示される(ステップA8)。
これにより、説明情報表示画面Gから見付けたユーザ所望の動詞の単語「souffert」について、その動詞活用表H19を簡単且つ効率的に表示させることができる。
(実施例4)
図10は、前記電子辞書装置10のジャンプ検索モードからの動詞活用表表示処理に伴う表示動作(実施例4)を示す図である。
図10(a)に示すように、仏和辞書DB22b2から検索された所望の見出し語「pneu」に対応する説明情報表示画面Gの表示状態において、「ジャンプ」キー14eが操作されると、CPU21の動作モードがジャンプ検索モードに設定される(ステップS1(Yes))。
ここで、カーソルCuにより所望の単語「de’gonfle’」が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS2)、この選択された単語「de’gonfle’」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「de’gonfler」の説明情報から品詞情報が読み込まれ、当該単語が動詞であると判断される(ステップS3(Yes))。
すると、図10(b)に示すように、「活用表ナビ」の項目を含むジャンプ先辞書一覧ウインドウWが表示される(ステップS5)。
このジャンプ先辞書一覧ウインドウWにおいて、カーソルCuにより「活用表ナビ」の項目が選択されて「訳/決定」キー14cが操作されると(ステップS6(Yes))、図6における動詞活用表表示処理へ移行される(ステップSA)。
すると先ず、前記選択された単語「de’gonfle’」に対応する辞書DB22b2内の原形の見出し語「de’gonfler」のスペルが抽出され(ステップA1)、この選択単語の原形「de’gonfler」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1(図3(A)参照)に存在するか否か判断される(ステップA2)。
この実施例4では、前記選択単語の原形「de’gonfler」と一致する動詞が、動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の例外動詞テーブル22c1に存在しないと判断され(ステップA2(No))、語尾の文字数を指定するためのカウンタnに初期値“6”がセットされる(ステップA3)。
そして、前記カウンタn(=6)で指定される動詞−動詞活用表対応テーブル22c内の語尾6文字動詞テーブル22c2(図3(B)参照)、カウンタn(=5)で指定される語尾5文字動詞テーブル22c3(図3(C)参照)、カウンタn(=4)で指定される語尾4文字動詞テーブル22c4(図3(D)参照)、カウンタn(=3)で指定される語尾3文字動詞テーブル22c5(図3(E)参照)の何れにも、前記選択単語の原形「de’gonfler」の語尾n文字と一致する語尾の動詞が存在しないと判断される(ステップA4(No))。
すると、前記カウンタnがさらにディクリメント[n=n−1]されて(ステップA5)、カウンタn=2であると判断され(ステップA6(Yes))、当該カウンタn(=2)で指定される語尾2文字動詞テーブル22c6(図3(F)参照)に、前記選択単語の原形「de’gonfler」の語尾2文字「〜er」と一致する語尾の動詞が存在すると判断される(ステップA7)。
そして、この語尾2文字動詞テーブル22c6から、前記選択単語の原形「de’gonfler」の語尾2文字「〜er」の動詞に対応付けられた活用表番号「er」が読み出される。
すると、この読み出された活用表番号「er」に従い、動詞活用表データベース22d(図4参照)に記憶されている当該活用表番号「er」に対応付けられた活用表データが読み出され、図10(c)に示すように動詞活用表Herとして表示される(ステップA8)。
これにより、説明情報表示画面Gから見付けたユーザ所望の動詞の単語「de’gonfle’」について、その動詞活用表Herを簡単且つ効率的に表示させることができる。
したがって、前記構成の電子辞書装置10の動詞活用表表示機能によれば、動詞(活用表)番号にそれぞれ対応付けられた動詞活用表データベース22dと、動詞の語尾の文字数n(=6〜2)別に当該語尾n文字のスペルに前記動詞(活用表)番号を対応付けた動詞−動詞活用表対応テーブル(語尾6文字)22c2〜(語尾2文字)22c6とを備える。辞書検索された説明情報表示画面Gなど、辞書情報が表示された状態で、ジャンプ検索モードを設定して所望の単語を選択すると、この選択された単語が動詞である場合に、動詞活用表を表示させるための「活用表ナビ」の項目を含むジャンプ先辞書一覧ウインドウWが表示される。そしてこの「活用表ナビ」の項目が選択されると、前記選択された単語の原形の語尾n文字のスペルと一致するところの動詞−動詞活用表対応テーブル22cが、文字数nの大きいテーブル順に判断され、対応する活用表番号に従い動詞活用表データベース22dから動詞活用表が読み出されて表示される。
このため、辞書データベースに集録された動詞の単語ごとに、当該単語の原形と各変化形とを対応付けた変化形データベースを記憶する必要はなく、効率的に所望の動詞の活用表を表示することが可能になり、利便性、学習性能の向上が図れる。
なお、前記実施形態では、仏和辞書DB22b2を対象に辞書検索し、仏語の単語について、その動詞活用表を表示させる4つの実施例について説明したが、動詞の活用形が多様に変化するドイツ語、イタリア語、スペイン語など、他のヨーロッパ言語についても、前記実施形態と同様の動詞活用表データベース22dと動詞−動詞活用表対応テーブル22cとを用意することで、効率的に所望の動詞の活用表を表示することが可能になる。
なお、前記実施形態において記載した電子辞書装置10による各処理の手法、すなわち、図5のフローチャートに示す辞書検索処理に伴いジャンプ検索モードから動詞活用表表示処理へ移行する処理、図6のフローチャートに示すジャンプ検索モードから移行された動詞活用表表示処理などの各手法、及び辞書データベース22b、動詞−動詞活用表対応テーブル22c、動詞活用表データベース22dは、何れもコンピュータに実行させることができるプログラムとして、メモリ・カード(ROMカード、RAMカード等)、磁気ディスク(フロッピディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリ等の外部記憶媒体23に格納して配布することができる。そして、コンピュータは、この外部記憶媒体23に記憶されたプログラムを記憶装置(22)に読み込み、この読み込んだプログラムによって動作が制御されることにより、前記実施形態において説明した動詞活用表表示機能を実現し、前述した手法による同様の処理を実行することができる。
また、前記各手法を実現するためのプログラムのデータは、プログラムコードの形態としてネットワークN上を伝送させることができ、このプログラムデータを、ネットワークNに接続されたコンピュータに通信制御部25によって取り込むことで、前述した動詞活用表表示機能を実現することもできる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が異なる形態にして組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
10 …電子辞書装置
11 …本体ケース
12 …蓋体ケース
13 …ヒンジ部
14 …キー入力部(キーボード)
14a…文字入力キー
14b…辞書指定キー
14c…「訳/決定」キー
14d…カーソルキー
14e…「ジャンプ」キー
15L,15R…スピーカ
16 …手書き入力部
16d…液晶表示部
16t…透明タッチパネル
17 …タッチパネル式表示部
17d…液晶表示部
17t…透明タッチパネル
21 …CPU
22 …主記憶装置
22a…各種処理プログラム
22b…辞書データベース
22b1…英和辞書DB
22b2…仏和辞書DB
22c…動詞−動詞活用表対応テーブル
22c1…例外動詞テーブル
22c2…語尾6文字動詞テーブル
22c3…語尾5文字動詞テーブル
22c4…語尾4文字動詞テーブル
22c5…語尾3文字動詞テーブル
22c6…語尾2文字動詞テーブル
22d …動詞活用表データベース
23 …外部記憶媒体
24 …記憶媒体読み書き部
25 …通信制御部
26 …RAM
26a…表示データメモリ
26b…検索文字列メモリ
26c…検索見出し語メモリ
26d…カーソル位置メモリ
26e…選択単語メモリ
G …説明情報表示画面
Cu …反転カーソル
W …ジャンプ先辞書一覧ウインドウ
Hn …動詞活用表

Claims (3)

  1. 見出し語と当該見出し語の説明情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段と、
    この辞書情報記憶手段により記憶された言語の動詞活用表を活用表番号に対応付けて記憶する動詞活用表記憶手段と、
    動詞の語尾の文字数n別に、当該語尾n文字の動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する語尾別動詞テーブル記憶手段と、
    動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する例外動詞テーブル記憶手段と、
    前記辞書情報記憶手段により記憶された文字列を表示する文字列表示手段と、
    この文字列表示手段により表示された文字列のうちユーザ操作に応じて任意の単語を指定する単語指定手段と、
    前記単語指定手段により指定された単語が動詞である場合に、前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを参照し、前記指定の動詞と一致するスペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを判断する第1の判断手段と、
    この第1の判断手段により前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに前記指定の動詞と一致するスペルが存在しないと判断された場合に、当該指定の動詞の語尾n文字と一致するスペルを有している前記語尾別動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを、前記文字数nが大きい方のテーブルから順番に参照し、同スペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを第2の判断手段と、
    この第1の判断手段または前記第2の判断手段により活用表番号が存在すると判断された場合に、その活用表番号に対応する動詞活用表を、前記動詞活用表記憶手段により記憶された動詞活用表の中から読み出して表示する活用表表示手段と、
    を備えることを特徴とする辞書機能を備えた電子機器。
  2. 前記単語指定手段により指定された単語が動詞である場合に、当該単語についての参照先の候補として活用表の項目を含む候補を表示する参照先候補表示手段を更に有し、
    前記第1の判断手段は、この参照先候補表示手段により表示された参照先の候補に含まれる活用表の項目がユーザ操作に応じて選択された場合に、前記テーブルを参照して前記指定された動詞のスペルに対応する活用表番号を判断する、
    ことを特徴とする請求項に記載の辞書機能を備えた電子機器。
  3. コンピュータを、
    見出し語と当該見出し語の説明情報とを対応付けて記憶する辞書情報記憶手段、
    この辞書情報記憶手段により記憶された言語の動詞活用表を活用表番号に対応付けて記憶する動詞活用表記憶手段、
    動詞の語尾の文字数n別に、当該語尾n文字の動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する語尾別動詞テーブル記憶手段、
    動詞のスペルに前記活用表番号を対応付けたテーブルを記憶する例外動詞テーブル記憶手段、
    前記辞書情報記憶手段により記憶された文字列を表示する文字列表示手段、
    この文字列表示手段により表示された文字列のうちユーザ操作に応じて任意の単語を指定する単語指定手段、
    前記単語指定手段により指定された単語が動詞である場合に、前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを参照し、前記指定の動詞と一致するスペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを判断する第1の判断手段、
    この第1の判断手段により前記例外動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルに前記指定の動詞と一致するスペルが存在しないと判断された場合に、当該指定の動詞の語尾n文字と一致するスペルを有している前記語尾別動詞テーブル記憶手段により記憶されたテーブルを、前記文字数nが大きい方のテーブルから順番に参照し、同スペルに対応付けられた活用表番号が存在するか否かを第2の判断手段、
    この第1の判断手段または前記第2の判断手段により活用表番号が存在すると判断された場合に、その活用表番号に対応する動詞活用表を、前記動詞活用表記憶手段により記憶された動詞活用表の中から読み出して表示する活用表表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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