JP5024076B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、デジタルカメラに関する。
撮影画像のグループ分けを行い、グループごとに撮影画像の再生を行うことができる画像管理装置が公知である(特許文献1)。この装置を用いて、カメラに接続して撮影画像を受信し、撮影画像のグループ分けを行った結果をカメラへ送信すると、カメラによってグループごとに撮影画像の再生を行うことができる。
特開2005−157909号公報
従来提供されていた撮影画像の分類機能は、カメラと接続した外部機器を利用して、分類を行うことを前提として作成されていた。このような外部機器には、複数の画像を扱うための表示装置や入力装置が備えられているため、大量の撮影画像の分類を行うことができる。しかしながら、カメラにはそのような装置を搭載することは困難である。そのため、カメラに分類機能を持たせる場合、撮影画像ごとに複雑なメニュー操作を要求することとなり、撮影画像を簡単な操作で分類するには適さないものとなっていた。
請求項1に係る発明は、画像の再生を指示する再生操作に応じて、記録媒体に記録された撮影画像を表示モニタに再生表示する再生表示手段と、前記記録媒体へ、複数のフォルダを表すフォルダ情報と、各フォルダに登録されている撮影画像を表す登録情報とを含む、XMLにより記述される管理ファイルを記録するフォルダ管理手段と、前記再生表示手段により再生表示されている前記撮影画像を前記フォルダに登録する登録操作に応じて、前記再生表示されている前記撮影画像が前記複数の各フォルダに既に登録されているかを前記管理ファイルに基づいて判別する判別手段と、前記記録媒体に記録されている前記管理ファイルに含まれるフォルダ情報を基に、前記複数のフォルダに対応する複数の表示枠を前記表示モニタに表示すると共に、前記判別手段の判別結果に基づいて前記撮影画像が既に登録されているフォルダであるか否かを示す識別情報を前記複数の表示枠に対応して表示する枠表示手段と、前記枠表示手段により前記表示モニタに表示された複数の表示枠のいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された表示枠に対応するフォルダに、前記再生表示されている前記撮影画像を登録する登録情報を前記管理ファイルへ記録する登録手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、前記撮影画像の登録情報は、撮影画像のファイル名が記録されている場所を表す情報と、撮影画像を特定する固有の数値と、撮影画像がどのフォルダに登録されているフォルダの一覧かを表す情報とのいずれか少なくとも1つを含むことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、前記フォルダ情報は、フォルダに設定されているアイコンの情報を含み、前記枠表示手段は、前記表示枠と共に、前記アイコンの情報に基づいて前記複数の各フォルダに対応してアイコンを表示することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、前記フォルダに登録された撮影画像を再生表示するための所定のメニュー項目を含むメニュー画面を前記表示モニタに表示するメニュー表示手段をさらに備え、前記メニュー画面において前記所定のメニュー項目が選択されると、前記枠表示手段は、前記読み出し手段により読み出された管理ファイルから読み出したに含まれるフォルダの情報を基に、前記複数の表示枠を前記表示モニタに表示し、前記選択手段は、ユーザによる選択操作に応じて、前記枠表示手段により前記表示モニタに表示された複数の表示枠のいずれかを選択し、 前記再生表示手段は、前記ユーザによる前記再生操作に応じて、前記記録媒体に記録された撮影画像のうち、前記選択手段により選択された表示枠に対応するフォルダに登録されていることが前記管理ファイルに記録されている撮影画像を、前記表示モニタに再生表示することを特徴とする。
本発明によれば、カメラにおいて撮影画像を簡単な操作で分類することができる。
図面を用いて、本発明の一実施の形態によるデジタルカメラについて説明する。図1は本実施の形態によるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。デジタルカメラ1は、撮影レンズ10、入力装置13、焦点調節装置14、撮像素子15、制御回路16、DRAM17、フラッシュメモリ18、メモリカードインタフェース(I/F)19、LCD駆動回路21および液晶モニタ22を備える。
撮像素子15は、画素に対応する複数の光電変換素子を備えたCCDやCMOSイメージセンサによって構成される。撮像素子15は、撮像面上に結像されている被写体像を撮像し、被写体像の明るさに応じた光電変換信号(画像信号)を出力する。撮像素子15の撮像面には、それぞれR(赤)、G(緑)およびB(青)のカラーフィルタが画素位置に対応するように設けられている。撮像素子15がカラーフィルタを通して被写体像を撮像するため、各撮像素子から出力される画像信号は、それぞれRGB表色系の色情報を有する。
撮像素子15から出力された画像信号は制御回路16に入力される。制御回路16は、画像信号に対して種々の画像処理を行い、画像データを生成する。そして、制御回路16は生成された画像データに対してJPEGなどの所定の方式により圧縮処理を行い、EXIF(Exchangeable Image File Format)などの形式で記録媒体20へ記録する。これにより、デジタルカメラ1が被写体を撮影して得られた撮影画像が記録媒体20に記録される。制御回路16は、たとえばRISCなどで構成され、図1に示す各回路を制御する。
焦点調節装置14は、撮像素子15から出力される撮像信号に基づいて周知の焦点評価値演算を行い、演算結果を制御回路16へ出力する。制御回路16は、上記演算結果に基づいて、焦点評価値が最大となる位置へ撮影レンズ10を移動する。
DRAM17は、画像処理、画像圧縮処理および表示用画像データ作成処理の途中や処理後のデータを一時的に格納するために使用される。表示用画像データは、制御回路16が撮像素子15からの出力に基づいて生成した画像データ、もしくは記録媒体20に記録されている画像データに基づいて、制御回路16により生成される。生成された表示用画像データは、制御回路16によりDRAM17に格納される。フラッシュメモリ18は、たとえば制御回路16が演算を行なうための各種の処理プログラムが記憶された不揮発性メモリである。
LCD駆動回路21は、制御回路16の命令に基づいて液晶モニタ22を駆動し、液晶モニタ22に各種の画像を表示させる。制御回路16がLCD駆動回路21を制御することにより、液晶モニタ22は、たとえば、記録媒体20に記録された撮影画像を再生表示したり、デジタルカメラ1の各種設定メニュー画面を表示したりする。
入力装置13は、ユーザがデジタルカメラ1を操作する際に用いられる複数のボタンである。入力装置13は、電源ボタンやレリーズボタンに加えて、後で説明する各種の操作ボタンを含む。
次に、デジタルカメラ1が備える、撮影画像の分類機能について説明する。デジタルカメラ1には、撮影画像を登録するためのフォルダとして、1から9までの番号がそれぞれ割り当てられた9つのお気に入りフォルダが予め設定されている。記録媒体20に記録されている撮影画像の画像ファイルの各々は、デジタルカメラ1において、1つまたは複数の任意のお気に入りフォルダに登録することができる。あるいは、いずれのお気に入りフォルダに登録しないこともできる。すなわち、記録媒体20に記録されている撮影画像の各々は、1つ以上のお気に入りフォルダへ登録された状態、あるいは、どのお気に入りフォルダにも登録されていない状態のいずれかに設定される。
デジタルカメラ1は、記録媒体20に記録されているすべての撮影画像の画像ファイルを、液晶モニタ22へ順番に再生表示する機能を備える。これに加えて、いずれか1つのお気に入りフォルダに登録されている撮影画像の画像ファイルを、液晶モニタ22へ順に表示する機能も備える。後者の機能を用いることで、ユーザが予め登録しておいた撮影画像のみを、連続的に表示することが可能である。
お気に入りフォルダは、1つの管理用ファイルによって管理される。管理用ファイルはXML文書であり、記録媒体20の中へ、所定の名前のファイルとして記録される。1つの管理用ファイルによって、9つのお気に入りフォルダが管理されている。
お気に入りフォルダへの画像ファイルの登録は、管理用ファイルを書き換えることで実現される。なお、お気に入りフォルダへの登録に際し、画像ファイルの複製や移動は行われない。1つの画像ファイルを、複数のお気に入りフォルダへ登録することも可能である。
次に、分類機能の具体的な使用例について、図を用いて説明する。初めに、お気に入りフォルダへの登録について述べる。図2は、お気に入りフォルダへ画像ファイルを登録する手順を示す図である。本手順では、デジタルカメラ1が入力装置13の一部として備える、お気に入りボタン25、再生ボタン26、十字キー27、OKボタン28、および、メニューボタン29を用いる。十字キー27は、ユーザが行う上下左右の各方向指示操作を検出するための4つのボタンが円周上に配置されたボタンである。OKボタン28は、ユーザが行う決定操作を検出するためのボタンであり、十字キー27の中央に配置されている。
まず、ユーザが再生ボタン26を押すと、デジタルカメラ1は画像再生モードへ移行する。このとき液晶モニタ22には、画面30のように、記録媒体20に記録されている撮影画像のうち、固有番号(後に詳述する)のもっとも小さいものが再生表示される。ユーザは、十字キー27を押すことにより、次の撮影画像あるいは前の撮影画像へ表示を切り替えることができる。
上記の画像再生モードにおいて撮影画像が液晶モニタ22に再生表示されているときに、ユーザがOKボタン28を押すと、画面31のように、9つのお気に入りフォルダにそれぞれ対応する表示枠32a〜32iが液晶モニタ22に表示される。このうちたとえば表示枠32aには、アイコン33と、代表画像34と、チェックボックス35が表示される。
アイコン33は、表示枠32aに対応するお気に入りフォルダが、どのような画像ファイルを分類するためのものかを判りやすく示すためのシンボルである。アイコン33の形状ならびに描画色は、お気に入りフォルダごとに、ユーザが任意に設定することができる。なお、アイコンの形状と描画色を何も設定していない場合は、表示枠32f〜32iのように、お気に入りフォルダの番号がアイコンの代わりに表示される。
代表画像34は、表示枠32aに対応するお気に入りフォルダに分類された画像ファイルのうち、固有番号がもっとも小さい画像ファイルを縮小してサムネイル化した画像である。代表画像34は、ユーザが任意に設定することはできない。なお、画像ファイルが1つも登録されていないお気に入りフォルダの場合、表示枠32f〜32iのように、代表画像34は表示されない。
チェックボックス35は、画面30で示した、現在液晶モニタ22に再生表示されている撮影画像の画像ファイルが、表示枠32aに対応するお気に入りフォルダに登録済みか否かを示す。登録済みであれば、チェックボックス35にはチェックマークが表示される。
画面31においてユーザが十字キー27を操作すると、その操作に応じてデジタルカメラ1は、表示されている9つの表示枠32a〜32iのいずれかを選択する。なお、十字キー27が操作されるまでは、図2に示すように表示枠32aが選択されている。こうして表示枠32a〜32iのいずれかが選択された後、ユーザがOKボタン28を押すと、その操作に応じてデジタルカメラ1は、選択された表示枠に対応するお気に入りフォルダに、そのとき液晶モニタ22に再生表示されている撮影画像の画像ファイルを登録する。こうしていずれかのお気に入りフォルダに再生表示中の画像ファイルが登録されると、画面30へ戻る。
次に、お気に入りフォルダに登録した画像ファイルの、連続再生機能について述べる。図3は、お気に入りフォルダに登録した画像ファイルを再生する手順を示す図である。まず、お気に入りボタン25を押すと、デジタルカメラ1の液晶モニタ22には、画面40のようなメニュー画面が表示される。ユーザは、このメニュー画面40に表示されているいずれかのメニュー項目を十字キー27の操作により選択してOKボタン28を押すことにより、デジタルカメラ1の動作モードを選択することができる。例えば、符号41のメニュー項目は撮影モードを、符号42のメニュー項目は再生モードを、符号43のメニュー項目はお気に入り再生モードをそれぞれ表す。いずれかのメニュー項目が選択されている状態でユーザによりOKボタン28が押されると、デジタルカメラ1の動作モードが当該メニュー項目に対応する動作モードに変更される。
ユーザにより、お気に入り再生モードに対応するメニュー項目43が選択されてOKボタン28が押されると、デジタルカメラ1はお気に入り再生モードへ移行する。このとき液晶モニタ22には、登録時と同様に、お気に入りフォルダを表す表示枠32a〜32iが表示される(画面44)。なお、画面44では登録時の画面31とは異なり、再生表示中の撮影画像が登録済みであるか否かを示すためのチェックボックスは表示されない。この画面44でユーザが表示枠32a〜32iのうちいずれか1つを十字キー27の操作により選択してOKボタン28を押すと、選択した表示枠に対応するお気に入りフォルダに登録されている撮影画像の連続再生が実行される。撮影画像の連続再生中、いずれかの撮影画像が表示されているときにユーザがOKボタン28を押すと、当該撮影画像のお気に入りフォルダへの登録が解除される。
連続再生を行うお気に入りフォルダを選択する画面44では、お気に入りフォルダに設定されているアイコンの色と形状を変更することができる。図4は、お気に入りフォルダにアイコンを設定する手順を示す図である。
まず、連続再生を行う場合と同様に、ユーザがお気に入りボタン25を押すと、デジタルカメラ1は液晶モニタ22にメニュー画面40を表示する。このメニュー画面40において、ユーザによりお気に入り再生モードに対応するメニュー項目43が選択されると、デジタルカメラ1はお気に入り再生モードへ移行し、画面44を表示する。連続再生を行うお気に入りフォルダを選択する画面44において、ユーザがOKボタン28ではなくメニューボタン29を押すと、デジタルカメラ1は、選択されたお気に入りフォルダのアイコンを設定するための画面54を液晶モニタ22に表示する。画面54でアイコンの色および形状を選択した後、ユーザがOKボタン28を押すと、選択したお気に入りフォルダのアイコンが指定した色および形状に変更され、元の画面44へ戻る。
画面54の上部には、アイコンの色を選択する領域55が表示され、画面54の下部には、アイコンの形状を選択する領域56が表示される。ユーザは、まず色57や色58の中から、設定したい色を十字キー27の操作によりカーソル59で選択し、OKボタン28を押す。なお、色58の左上に表示されているチェックマークは、現在設定されている色が色58であることを示している。
色を決定すると、カーソル59が形状を選択する領域56へ移動するので、次にユーザはアイコンの形状を選択する。アイコン60はお気に入りフォルダの番号を表すアイコンであり、個々のお気に入りフォルダごとに異なる番号となる。アイコン61など、それ以外のアイコンは各お気に入りフォルダで共通となっている。これらのアイコンの中から、選択したお気に入りフォルダの識別に用いるアイコンを選択する。
ユーザがアイコンの形状を選択してOKボタン28を押すと、デジタルカメラ1は、指定された色および形状のアイコンを当該お気に入りフォルダに設定した後、画面44に戻る。例えば、画面44において、お気に入りフォルダ53を選択してアイコンの色と形状を設定した場合、画面54から画面44に戻ると、お気に入りフォルダ53には画面54において設定された色および形状のアイコンが表示される。
なお、上記のようなアイコンの色と形状の変更を、連続再生を行うお気に入りフォルダを選択する際に限らず、他の状況において行うようにしてもよい。たとえば、撮影画像を登録する際に図2の画面31においてメニューボタン29が押されると、画面54に移行してアイコンの色と形状を変更できるようにしてもよい。
また、デジタルカメラ1をパーソナルコンピュータに接続し、パーソナルコンピュータを介してネットワーク接続された所定のサーバからアイコンの形状と描画色をダウンロードすることで、デジタルカメラ1において設定可能なアイコンの形状と描画色を拡張できるようにしてもよい。あるいは、デジタルカメラ1をパーソナルコンピュータに接続せずに、デジタルカメラ1から取り外した記録媒体20をパーソナルコンピュータにセットして、サーバからダウンロードしたアイコンの形状と描画色を記録媒体20に記録することで、デジタルカメラ1において設定可能なアイコンの形状と描画色を拡張するようにしてもよい。
次に、お気に入りフォルダの管理用ファイルについて、図を用いて説明する。図5は、お気に入りフォルダの管理用ファイルの例を示す図である。管理用ファイルはXMLで記述されている。管理用ファイルはheader要素で表されるヘッダ部、ならびに、favorite要素で表される画像リスト部によって構成される。
ヘッダ部には、管理用ファイル自身の情報ならびに管理用ファイルを生成したデジタルカメラ1の情報が格納されている。version要素は管理用ファイルを規定する版数を表す。creator要素は管理用ファイルの作成者を、modelname要素は管理用ファイルを作成したカメラの型名を、datetime要素は管理用ファイルを作成した日時を、firmversion要素は管理用ファイルを作成したカメラのファームウェア版数をそれぞれ表す。
画像リスト部は、お気に入りフォルダの情報を格納するfolderlist要素と、お気に入りフォルダに登録されている画像ファイルの情報を格納するfilelist要素から構成される。以下、folderlist要素とfilelist要素について、順に説明する。
folderlist要素は、1つ以上のfolder要素を含むことができる。1つのfolder要素が1つのお気に入りフォルダに対応する。各々のfolder要素は、foldername要素と、total要素と、iconcolor要素と、iconname要素から構成される。これらに加えて、firstimage要素を含んでいてもよい。
foldername要素は、お気に入りフォルダの名称を表す、1〜9の番号を内容とする。total要素は、お気に入りフォルダに登録されている画像ファイルの総数を表す。iconcolor要素は、お気に入りフォルダに設定されるアイコンの色を表し、0〜5の番号で所定の色を指定する。iconname要素は、お気に入りフォルダに設定されるアイコンの名称を表し、0〜9の番号で所定の形状を指定する。iconname要素が値0を持つ場合、アイコンとしてお気に入りフォルダの番号が用いられる。
firstimage要素は、お気に入りフォルダに登録されている画像ファイルのうち、固有番号がもっとも小さい画像ファイルのファイル名を格納する。お気に入りフォルダのシンボルには、firstimage要素で指定された画像ファイルの縮小画像が代表画像として表示される。お気に入りフォルダに画像ファイルが登録されていない場合、firstimage要素は存在しない。画像ファイルの登録を解除した結果として、画像ファイルが1つも登録されていない状態になったお気に入りフォルダからは、firstimage要素が削除される。
図5の例に示す管理用ファイルには、2つのお気に入りフォルダについての情報が格納されている。1番のお気に入りフォルダには、画像ファイルが3つ登録されており、アイコンの色は1、アイコンの名称は1である。2番のお気に入りフォルダには、画像ファイルが1つ登録されており、アイコンの色は3、アイコンの名称は9である。
次に、filelist要素について説明する。filelist要素は、1つ以上のfile要素を含むことができる。1つのfile要素が1つの画像ファイルに対応する。各々のfile要素は、fileid要素と、path要素と、folderset要素から構成される。
fileid要素は、画像ファイルの固有番号を表す。固有番号は、画像ファイルが格納されているディレクトリ番号と、画像ファイルのファイル名に含まれているファイル番号とを基に算出される、画像ファイルごとに一意に定まる番号である。path要素は、画像ファイルが記録されている場所を表す。
folderset要素は、画像ファイルが登録されているお気に入りフォルダを表す。folderset要素が持つ整数値の各ビットは、画像ファイルが登録されているお気に入りフォルダの番号と対応している。例えば、folderset要素が5であった場合、画像ファイルは1番と3番のお気に入りフォルダに登録されている。いずれかのお気に入りフォルダから登録を解除した際、folderset要素が0になったfile要素は、filelist要素から削除される。
図5の例に示す管理用ファイルには、3つの画像ファイルについての情報が格納されている。固有番号が6553655の画像ファイルは1番のお気に入りフォルダに、固有番号が6553656の画像ファイルは1番と2番のお気に入りフォルダに、固有番号が6553657の画像ファイルは1番のお気に入りフォルダに、それぞれ登録されている。
以上で詳述した管理用ファイルは、前述の通り記録媒体20に記録されている。デジタルカメラ1は、起動後に初めて管理用ファイルへの読み書きが必要になった時点で、制御回路16の処理により、記録媒体20に記録されている管理用ファイルを読み出し、DRAM17へ展開する。そして、管理用ファイルへの読み書きは、DRAM17上の管理用ファイルに対して行う。デジタルカメラ1の電源断を行う際、制御回路16は、DRAM17に展開されている管理用ファイルを、記録媒体20に書き込む。
次に、デジタルカメラ1が備える、撮影画像の分類機能の具体的な処理内容について、図を用いて順に説明する。まず、お気に入りフォルダに撮影画像を登録する際の処理について説明する。図6は、お気に入りフォルダに撮影画像を登録する際に制御回路16において実行される処理のフローチャートである。
ステップS100では、再生ボタン26が押されたか否かを判定する。ユーザによって再生ボタン26が押されたら、ステップS110へ進む。ステップS110では、記録媒体20に記録されている撮影画像を液晶モニタ22に再生表示する。なお、複数の撮影画像が記録媒体20に記録されている場合は、そのうち前述のように固有番号が最も小さいものを再生表示する。
ステップS120では、十字キー27が押されたか否かを判定する。ユーザによって十字キー27が押されたら、ステップS130へ進む。ステップS130では、ユーザによる十字キー27の操作に応じて、1つ前または後の撮影画像を液晶モニタ22に再生表示する。ステップS130を実行したらステップS140へ進む。一方、ステップS120において十字キー27が押されていないと判定した場合は、ステップS130を実行せずにステップS140へ進む。
ステップS140では、OKボタン28が押されたか否かを判定する。ユーザによってOKボタン28が押されたらステップS150へ進む。一方、OKボタン28が押されていない場合は、ステップS160へ戻る。
ステップS150では、図2の画面31のようにお気に入りフォルダの一覧を表示するためのフォルダ一覧表示処理を実行する。フォルダ一覧表示処理の内容は、後で図7のフローチャートにより詳しく説明する。このフォルダ一覧表示処理を実行することにより、デジタルカメラ1において予め設定された9つのお気に入りフォルダにそれぞれ対応する表示枠32a〜32iが液晶モニタ22に表示される。
ステップS160では、ステップS150のフォルダ一覧表示処理によって液晶モニタ22に表示された表示枠32a〜32iのいずれかを選択する。ここでは前述のように、ユーザによる十字キー27の操作に応じて、表示枠32a〜32iのいずれかを選択する。
ステップS170では、OKボタン28が押されたか否かを判定する。ユーザによってOKボタン28が押されるまではステップS160に戻ってステップS160の処理を実行し続けることにより、ユーザの操作に応じた表示枠の選択を継続する。ユーザによりOKボタン28が押されたら、ステップS180へ進む。
ステップS180では、再生表示中の撮影画像の画像ファイルをいずれかのお気に入りフォルダに登録するためのファイル登録処理を実行する。ファイル登録処理の内容は、後で図8のフローチャートにより詳しく説明する。このファイル登録処理を実行することにより、液晶モニタ22に再生表示されている撮影画像が、ステップS160で選択された表示枠に対応するお気に入りフォルダに登録される。ステップS180を実行したら、ステップS120へ戻る。
次に、図6のステップS150で実行されるフォルダ一覧表示処理について説明する。図7は、フォルダ一覧表示処理のフローチャートである。
まずステップS1では、処理対象のお気に入りフォルダ名を“1”とする。ステップS2では、処理対象のお気に入りフォルダが、管理用ファイルのfolderlist要素中に存在するか否かを判定する。処理対象のお気に入りフォルダが存在しない場合、ステップS2により否定判定がなされ、ステップS3へ進む。ステップS3では、処理対象のフォルダを表すシンボルに対し、所定の色と形状でアイコンを描画して、ステップS10へ進む。
他方、ステップS2において肯定判定がなされた場合は、ステップS4へ進む。ステップS4では、処理対象のお気に入りフォルダに対応するfolder要素の、iconname要素およびiconcolor要素に基づいた色と形状で、アイコンを描画する。ステップS5では、上記のfolder要素にfirstimage要素が含まれているか否かを判定する。firstimage要素が存在していた場合、ステップS5により肯定判定がなされ、ステップS6へ進む。ステップS6では、処理対象のお気に入りフォルダを表すシンボルに対し、firstimage要素で指定された画像ファイルの縮小画像を描画して、ステップS7へ進む。他方、ステップS5において否定判定がなされた場合は、ステップS7へ進む。この場合、縮小画像は描画されない。
ステップS7では、現在再生されている画像ファイル(図2の画面30に表示されている画像ファイル)が、管理用ファイルのfilelist要素中に存在するか否かを判定する。再生中の画像ファイルが存在しない場合、ステップS7により否定判定がなされ、ステップS10へ進む。他方、ステップS7において肯定判定がなされた場合は、ステップS8へ進む。
ステップS8では、再生中の画像ファイルに対応するfile要素が備えるfolderset要素を確認し、処理対象のお気に入りフォルダに対応するビットが1になっているか否かを判定する。すなわち、再生中の画像ファイルが処理対象のお気に入りフォルダに登録されているか否かを判定する。処理対象のお気に入りフォルダに登録されていなかった場合、ステップS8において否定判定がなされ、ステップS10へ進む。他方、ステップS8において肯定判定がなされた場合は、ステップS9へ進む。ステップS9では、処理対象のお気に入りフォルダに対応するチェックボックスへ、チェックマークを描画する。
ステップS10では、1〜9のすべてのお気に入りフォルダを処理対象としたか否かを判定する。処理対象としていないお気に入りフォルダが残っている場合、ステップS10において否定判定がなされ、ステップS11へ進む。ステップS11では、処理対象のお気に入りフォルダを、次のお気に入りフォルダとして、ステップS2へ戻る。他方、ステップS10において肯定判定がなされた場合は、処理を終了する。
次に、図6のステップS180で実行されるファイル登録処理について説明する。図8は、ファイル登録処理のフローチャートである。
まずステップS15では、図6のステップS110またはS130により現在再生されている画像ファイルが、管理用ファイルのfilelist要素中に存在するか否かを判定する。再生中の画像ファイルが存在する場合、ステップS15により肯定判定がなされ、ステップS17へ進む。他方、ステップS15において否定判定がなされた場合は、ステップS16へ進む。ステップS16では、現在再生されている画像ファイルに対応するfile要素を、管理用ファイルのfilelist要素へ追加する。このとき、新しく追加されたfile要素の、folderset要素には0が与えられる。
ステップS17では、図6のステップS160で選択された表示枠に対応する登録先のお気に入りフォルダ(図2の画面31において選択されているお気に入りフォルダ)が、管理用ファイルのfolderlist要素中に存在するか否かを判定する。登録先のお気に入りフォルダが存在する場合、ステップS17により肯定判定がなされ、ステップS19へ進む。他方、ステップS17において否定判定がなされた場合は、ステップS18へ進む。ステップS18では、登録先のお気に入りフォルダに対応するfolder要素を、管理用ファイルのfolderlist要素へ追加する。
ステップS19では、再生中の画像ファイルに対応するfile要素が備えるfolderset要素を確認し、登録先のお気に入りフォルダに対応するビットが1になっているか否かを判定する。すなわち、再生中の画像ファイルが登録先のお気に入りフォルダに登録されているか否かを判定する。登録先のお気に入りフォルダに登録済みであった場合、ステップS19により肯定判定がなされ、処理を終了する。他方、ステップS19において否定判定がなされた場合は、ステップS20へ進む。
ステップS20では、上記folderset要素の、登録先のお気に入りフォルダに対応するビットを1にする。これにより、再生中の画像ファイルがお気に入りフォルダに登録された状態となる。ステップS21では、登録先のお気に入りフォルダの、total要素の内容へ1を加算する。
ステップS22では、登録先のお気に入りフォルダに対応するfolder要素が、firstimage要素を含んでいるか否かを判定する。firstimage要素が存在しなかった場合、ステップS22により肯定判定がなされ、ステップS23へ進む。ステップS23では、再生中の画像ファイルを内容とするfirstimage要素を、登録先のお気に入りフォルダに対応するfolder要素に追加し、処理を終了する。他方、ステップS22において否定判定がなされた場合は、ステップS24へ進む。
ステップS24では、再生中の画像ファイルの固有番号と、登録先のお気に入りフォルダのfirstimage要素で示される画像ファイルの固有番号とを比較し、前者が後者よりも小さいか否かを判定する。固有番号は、管理用ファイルのfilelist要素から、それぞれの画像ファイルに対応するfileid要素を探索することで求められる。再生中の画像ファイルの固有番号が小さくなかった場合、ステップS24により否定判定がなされ、処理を終了する。他方、ステップS24において肯定判定がなされた場合は、ステップS25へ進む。ステップS25では、登録先のお気に入りフォルダが備えるfirstimage要素の内容を、再生中の画像ファイルで置き換え、処理を終了する。
次に、お気に入りフォルダに登録された撮影画像を再生表示する際の処理について説明する。図9は、お気に入りフォルダに登録された撮影画像を再生表示する際に制御回路16において実行される処理のフローチャートである。
ステップS200では、お気に入りボタン25が押されたか否かを判定する。ユーザによってお気に入りボタン25が押されたら、ステップS210へ進む。ステップS210では、図3および図4に示すメニュー画面40を液晶モニタ22に表示する。ステップS220では、ステップS210で表示されたメニュー画面40においていずれかのメニュー項目を選択する。ここでは前述のように、ユーザによる十字キー27の操作に応じて、いずれかのメニュー項目を選択する。OKボタン28が押されると、選択されているメニュー項目が確定される。
ステップS230では、ステップS220で表示されたメニュー画面40において、お気に入り再生モードに対応するメニュー項目43が選択された否かを判定する。メニュー項目43が選択された場合は、ステップS240へ進む。一方、メニュー項目43以外が選択された場合は、図9のフローチャートの処理を終了して、選択されたメニュー項目に対応する処理を実行する。
ステップS240では、図6のステップS150と同様に、図7のフローチャートに示すフォルダ一覧表示処理を実行する。これにより、図3および図4に示す画面44のように、デジタルカメラ1において予め設定された9つのお気に入りフォルダにそれぞれ対応する表示枠32a〜32iが液晶モニタ22に表示される。なお、ここでは前述のように再生表示中の撮影画像が登録済みであるか否かを示すためのチェックボックスを表示する必要はないため、図7においてステップS8およびS9の処理は省略される。
ステップS250では、図6のステップS160と同様に、ステップS240のフォルダ一覧表示処理によって液晶モニタ22に表示された表示枠32a〜32iのいずれかを選択する。ここでは前述のように、ユーザによる十字キー27の操作に応じて、表示枠32a〜32iのいずれかを選択する。
ステップS260では、OKボタン28が押されたか否かを判定する。ユーザによってOKボタン28が押されるまではステップS250に戻ってステップS250の処理を実行し続けることにより、ユーザの操作に応じた表示枠の選択を継続する。ユーザによりOKボタン28が押されたら、ステップS270へ進む。
ステップS270では、お気に入りフォルダに登録されている撮影画像の画像ファイルを再生表示するためのファイル表示処理を実行する。ファイル表示処理の内容は、後で図10のフローチャートにより詳しく説明する。このファイル表示処理を実行することにより、記録媒体20に記録された撮影画像のうち、ステップS250で選択された表示枠に対応するお気に入りフォルダに登録されている撮影画像が液晶モニタ22に再生表示される。ステップS270を実行したら、処理を終了する。
次に、図9のステップS270で実行されるファイル表示処理について説明する。図10は、ファイル表示処理のフローチャートである。
まずステップS31では、表示済みファイル数を0で初期化する。ステップS32では、表示対象のお気に入りフォルダの、firstimage要素で示される画像ファイルを表示する。ステップS33では、十字キー27(図2)によって、次の画像を表示するための操作が行われたか否かを判定する。上記の操作が行われていない場合、ステップS33により否定判定がなされ、ステップS33を繰り返し実行する。他方、ステップS33において肯定判定が行われた場合は、ステップS34へ進む。
ステップS34では、表示済みファイル数に1を加算する。ステップS35では、表示対象のお気に入りフォルダに対応するtotal要素が、表示済みファイル数と等しいか否かを判定する。total要素が表示済みファイル数と等しい場合、ステップS35により肯定判定がなされ、処理を終了する。他方、ステップS35において否定判定がなされた場合は、ステップS36へ進む。
ステップS36では、現在表示中の画像ファイルの固有番号を調べ、次に大きな固有番号を持つ画像ファイルを、管理用ファイルのfilelist要素から選択する。ステップS37では、上記選択した画像ファイルのfolderset要素の、表示対象のお気に入りフォルダに対応するビットが1であるか否かを判定する。上記のビットが1ではなかった場合、ステップS37において否定判定がなされ、ステップS36に戻り、次の画像ファイルに対して処理を繰り返す。他方、ステップS37において肯定判定がなされた場合は、ステップS38へ進み、選択した画像ファイルの表示を行い、ステップS33へ戻る。
なお、前述の通り、以上で詳述した処理において、管理用ファイルの読み書きについては、記録媒体20に存在する管理用ファイルに対してではなく、DRAM17に展開された管理用ファイルに対して行われる。
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)画像ファイルの連続再生を開始する専用のボタンを備えており、また連続再生中にOKボタンを押すだけでお気に入りフォルダへの画像ファイル登録を開始することができる。これにより、撮影画像の分類が容易に行える。
(2)お気に入りフォルダを選択する状況では、それぞれのお気に入りフォルダについて、予め設定されたアイコン、ならびに、お気に入りフォルダに登録されている画像ファイルの縮小画像が表示される。これにより、あるお気に入りフォルダがどのような分類に使用されているのかを容易に把握することが出来る。
(3)複数のお気に入りフォルダの管理に、XML文書である管理用ファイルを1つだけ用いている。これにより、お気に入りフォルダ管理の煩雑さが低減できる。
(4)管理用ファイルは、必要になるまで記録媒体から読み込まず、変更等もDRAM上に展開したデータに対して行う。これにより、記録媒体の読み書きを行う頻度が減り、処理速度が向上する。
次のような変形も本発明の範囲内である。
(1)画像ファイルは、記録媒体20ではなくフラッシュメモリ18に保存してもよい。この場合、お気に入りフォルダの管理用ファイルについても、フラッシュメモリ18に保存される。
(2)お気に入りフォルダの数は9つに限定されず、いくつであってもよい。ユーザの操作によりお気に入りフォルダの数を変更できるようにしてもよい。
(3)お気に入りフォルダに登録された画像ファイルに対してプロテクト処理を行うことで、お気に入りフォルダの登録を解除しないと削除できないようにしてもよい。このようにすれば、お気に入りフォルダに登録された画像ファイルを誤って削除してしまうことを防止できる。
(4)図6〜10のフローチャートで説明した処理をデジタルカメラ1ではなく、パーソナルコンピュータなどにおいて画像処理を行う際に実行してもよい。すなわち、このような処理を実行するプログラムは、表示モニタと操作部材とを有する画像処理装置の制御プログラムとして供給することができる。この処理を実行するためのプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録されたプログラムとして供給してもよいし、ネットワーク上で送受信される搬送波に重畳された信号波によるプログラムとして供給してもよい。
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。
なお、以上の対応関係の説明は一例であり、権利解釈に際して何ら拘束されるものではない。
第1の実施の形態によるデジタルカメラの回路構成を示すブロック図である。 お気に入りフォルダへ画像ファイルを登録する手順を示す図である。 お気に入りフォルダに登録した画像ファイルを再生する手順を示す図である。 お気に入りフォルダにアイコンを設定する手順を示す図である。 お気に入りフォルダの管理用ファイルの例を示す図である。 お気に入りフォルダに撮影画像を登録する際の処理を示すフローチャートである。 フォルダ一覧表示処理を示すフローチャートである。 ファイル登録処理を示すフローチャートである。 お気に入りフォルダに登録された撮影画像を再生表示する際の処理を示すフローチャートである。 ファイル表示処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
13 入力装置
16 制御回路
17 DRAM
20 記録媒体
22 液晶モニタ

Claims (4)

  1. 画像の再生を指示する再生操作に応じて、記録媒体に記録された撮影画像を表示モニタに再生表示する再生表示手段と、
    前記記録媒体へ、複数のフォルダを表すフォルダ情報と、各フォルダに登録されている撮影画像を表す登録情報とを含む、XMLにより記述される管理ファイルを記録するフォルダ管理手段と、
    前記再生表示手段により再生表示されている前記撮影画像を前記フォルダに登録する登録操作に応じて、前記再生表示されている前記撮影画像が前記複数の各フォルダに既に登録されているかを前記管理ファイルに基づいて判別する判別手段と、
    前記記録媒体に記録されている前記管理ファイルに含まれるフォルダ情報を基に、前記複数のフォルダに対応する複数の表示枠を前記表示モニタに表示すると共に、前記判別手段の判別結果に基づいて前記撮影画像が既に登録されているフォルダであるか否かを示す識別情報を前記複数の表示枠に対応して表示する枠表示手段と、
    前記枠表示手段により前記表示モニタに表示された複数の表示枠のいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された表示枠に対応するフォルダに、前記再生表示されている前記撮影画像を登録する登録情報を前記管理ファイルへ記録する登録手段とを備えることを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記登録情報は、撮影画像が記録されている場所を表す情報と、撮影画像を特定する固有の数値と、撮影画像がどのフォルダに登録されているかを表す情報とのいずれか少なくとも1つを含むことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1または2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記フォルダ情報は、フォルダに設定されているアイコンの情報を含み、
    前記枠表示手段は、前記表示枠と共に、前記アイコンの情報に基づいて前記複数の各フォルダに対応してアイコンを表示することを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記フォルダに登録された撮影画像を再生表示するための所定のメニュー項目を含むメニュー画面を前記表示モニタに表示するメニュー表示手段をさらに備え、
    前記メニュー画面において前記所定のメニュー項目が選択されると、前記枠表示手段は、前記読み出し手段により読み出された管理ファイルに含まれるフォルダ情報を基に、前記複数の表示枠を前記表示モニタに表示し、
    前記選択手段は、ユーザによる選択操作に応じて、前記枠表示手段により前記表示モニタに表示された複数の表示枠のいずれかを選択し、
    前記再生表示手段は、前記ユーザによる前記再生操作に応じて、前記記録媒体に記録された撮影画像のうち、前記選択手段により選択された表示枠に対応するフォルダに登録されていることが前記管理ファイルに記録されている撮影画像を、前記表示モニタに再生表示することを特徴とするデジタルカメラ。
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