JP5023542B2 - 液滴吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、搬送部材を清掃する清掃手段とを備える液滴吐出装置に関する。
液滴吐出装置としてのインクジェットプリンタでは、インク滴を吐出しない時間が長くなったノズルの中でインクの増粘が起こり、該ノズルの吐出性能が低下し、酷い場合には目詰まりが発生する。このため、印字前や印字中に、画像記録とは無関係にノズルからインク滴を吐出させる所謂ダミージェットを行っている。
このダミージェットは、インク受けやメンテナンス機構のキャップへ向けて行っても良いが、その都度、インク受けやメンテナンス機構、及びインクジェット記録ヘッドを移動させなければならないので、プリントが開始されるまでの時間又はプリントの中断時間が長くなり、プリント処理のスループットが低下するという問題がある。これに対して、ダミージェットを搬送ベルト上へ行い、搬送ベルトに付着したインクをブレード等のクリーニング機構でクリーニングする方式では、インク受けやメンテナンス機構、及びインクジェット記録ヘッドを移動させる必要が無いので、同様の問題は無い。
ここで、搬送ベルト上に付着したインクのクリーニングが不十分の場合には、用紙裏面へのインクの付着や、搬送ベルトの表面抵抗値が低下し搬送ベルトと用紙との静電吸着力が低下することによる用紙の搬送不良等が発生する。このため、従来から搬送ベルトに付着したインクのクリーニング性能を向上させるための対策が考案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1、2には、吐出ヘッドによる水の吐出、又はウェブによる水の塗布を、搬送ベルトに付着したインク上へ行い、搬送ベルトに付着したインクの濃度を低下させてインクと搬送ベルトとの付着力を低下させることで、インクの搬送ベルトからの除去性を高めるという方法が記載されている。
しかしながら、この方法では、水等の液体が、インクと搬送ベルトとの間に十分に浸透せず、また、インクと搬送ベルトとの間で十分に拡散しないので、インクの搬送ベルトからの除去性を十分に高めることができないという問題があった。
特開2004−130720号公報 特開2004−161454号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、液滴吐出ヘッドから搬送部材上へ吐出された液体の搬送部材からの除去性を向上させる。
請求項1に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、前記搬送部材を清掃する清掃手段と、前記搬送部材上に液体又は粉体のクリーニング促進層を形成する層形成手段と、
前記液滴吐出ヘッドに前記搬送部材上へ液滴を吐出する吐出モードを実行させるヘッド制御手段と、前記吐出モードが実行される際、予め、前記層形成手段に、前記搬送部材上の前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が着弾する位置に前記クリーニング促進層を形成させる層形成制御手段と、を有し、前記クリーニング促進層の成分と、前記搬送部材の材料に添加された成分の少なくとも1つとを同じにしたことを特徴とする。
請求項1に記載の液滴吐出装置では、記録媒体が、搬送部材に保持され液滴吐出ヘッドに対向されて搬送される。この際に、ヘッド制御手段が液滴吐出ヘッドに液滴を吐出させることで、記録媒体に画像等が記録される。また、ヘッド制御手段は、液滴吐出ヘッドに、搬送部材上へ液滴を吐出する吐出モードを実行させる。これによって、液滴吐出ヘッド内での液体の増粘が防止される。
ここで、層形成手段によって搬送部材上に液体又は粉体のクリーニング促進層を形成できるようになっている。この層形成手段は、層形成制御手段によって制御されており、上述の吐出モードが実行される際、予め、搬送部材上の液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が着弾する位置に、クリーニング促進層を形成する。
これによって、吐出モード時に、液滴吐出ヘッドから搬送部材上へ吐出された液体と搬送部材との間に、クリーニング促進層が介在し、液滴吐出ヘッドから搬送部材上へ吐出された液体が、搬送部材に直接付着しないので、清掃手段による搬送部材の清掃性能が促進される。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液滴吐出装置であって、前記搬送部材を、記録媒体を保持して回転する回転体とし、前記層形成手段を前記液滴吐出ヘッドより前記搬送部材の回転方向上流側且つ前記清掃手段より前記搬送部材の回転方向下流側に配設したことを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、搬送部材が、記録媒体を保持して回転する回転体である。ここで、層形成手段を、液滴吐出ヘッドより搬送部材の回転方向下流側且つ清掃手段より搬送部材の回転方向上流側に配設した場合には、層形成手段によって搬送部材上に形成されたクリーニング促進層が、まず、清掃手段の清掃領域を通過し、その後、液滴吐出ヘッドの吐出領域を通過するので、清掃手段を搬送部材に対して接離させる必要があり、機構が複雑になってコストが増大する。また、層形成手段によって搬送部材にクリーニング促進層を形成してから液滴吐出ヘッドの液滴の吐出を開始するまでの時間が長くなるので、プリント出力のスループットが低下する。
そこで、本発明では、層形成手段を、液滴吐出ヘッドより搬送部材の回転方向上流側且つ清掃手段より搬送部材の回転方向下流側に配設し、層形成手段によって搬送部材上に形成されたクリーニング促進層が、まず、液滴吐出ヘッドの吐出領域を通過し、その後、清掃手段によって清掃されるようにしている。
これによって、清掃手段を搬送部材に接離させる機構が不要になるので、コストを低減できる。また、層形成手段によって搬送部材にクリーニング促進層を形成してから液滴吐出ヘッドの液滴の吐出を開始するまでの時間を短縮でき、プリント出力のスループットを向上できる。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の液滴吐出装置であって、前記クリーニング促進層を多孔質粉体で形成することを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、層形成手段によって搬送部材上に多孔質粉体のクリーニング促進層を形成する。これによって、液滴吐出ヘッドから搬送部材上へ吐出された液体がクリーニング促進層に吸収されるので、クリーニング促進層上の液体が、搬送部材上へ流れ落ちることを防止できる。
請求項に記載の液滴吐出装置は、前記クリーニング促進層の成分と、前記搬送部材の材料に添加された成分の少なくとも1つとを同じにしたことを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、クリーニング促進層の成分が、搬送部材の材料に添加された成分の少なくとも1つと同じにすること、即ち、搬送部材と親和性が高いクリーニング促進層を搬送部材上に形成することで、搬送部材の侵食、脱脂、硬化等の2次障害を防止している。
また、液滴吐出ヘッドから吐出される液体の成分と化学反応を起こす成分が搬送部材の材料に添加されている場合には、該添加剤成分でクリーニング促進層を形成し、クリーニング促進層上の液体とクリーニング促進層とで化学反応を起こさせることで、液滴吐出ヘッドから搬送部材上へ吐出された液体と搬送部材との化学反応を抑制できる。
請求項に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、前記搬送部材を清掃する清掃手段と、前記搬送部材上に液体又は粉体のクリーニング促進層を形成する層形成手段と、
前記液滴吐出ヘッドに前記搬送部材上へ液滴を吐出する吐出モードを実行させるヘッド制御手段と、前記吐出モードが実行される際、予め、前記層形成手段に、前記搬送部材上の前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が着弾する位置に前記クリーニング促進層を形成させる層形成制御手段と、を有し、前記クリーニング促進層に、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体を凝集させる性質を与えたことを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、クリーニング促進層に、液滴吐出ヘッドから吐出される液体を凝集させる性質を与え、液滴吐出ヘッドからクリーニング促進層上へ吐出された液体を凝集させることで、清掃手段によるクリーニング促進層上の液体の清掃性能を促進している。
請求項に記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、前記搬送部材を清掃する清掃手段と、前記搬送部材上に液体又は粉体のクリーニング促進層を形成する層形成手段と、前記液滴吐出ヘッドに前記搬送部材上へ液滴を吐出する吐出モードを実行させるヘッド制御手段と、前記吐出モードが実行される際、予め、前記層形成手段に、前記搬送部材上の前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が着弾する位置に前記クリーニング促進層を形成させる層形成制御手段と、前記搬送部材上に形成された前記クリーニング促進層の上に、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体を凝集させる性質を有する凝集層を形成する凝集層形成手段と、を有することを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、凝集層形成手段によって、液滴吐出ヘッドから吐出される液体を凝集させる性質を有する凝集層が、搬送部材上に形成されたクリーニング促進層の上に形成される。
これによって、液滴吐出ヘッドからクリーニング促進層上へ吐出された液体が凝集するので、清掃手段によるクリーニング促進層上の液体の清掃性能が促進される。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項1〜の何れか1項に記載の液滴吐出装置であって、前記層形成制御手段は、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体の量に応じて、前記層形成手段が形成する前記クリーニング促進層の範囲を変化させることを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、層形成制御手段が、液滴吐出ヘッドから吐出される液体の量に応じて、層形成手段が形成するクリーニング促進層の範囲を変化させる。これによって、クリーニング促進層を形成する液体又は粉体の消費量を必要最小限に抑制できるのでランニングコストを低減できる。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項1〜の何れか1項に記載の液滴吐出装置であって、前記液滴吐出ヘッドが記録媒体の搬送方向に沿って複数配列されており、前記ヘッド制御手段は、複数の前記液滴吐出ヘッドに、一つの前記クリーニング促進層上へ液滴を吐出させることを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、液滴吐出ヘッドがヘッド制御手段によって制御され、記録媒体の搬送方向に沿って複数配列された液滴吐出ヘッドから一つのクリーニング促進層上へ液滴が吐出される。これによって、各液滴吐出ヘッド毎に、クリーニング促進層を形成する場合と比較して、クリーニング促進層の面積の精度を低くできる。
請求項に記載の液滴吐出装置は、請求項1〜の何れか1項に記載の液滴吐出装置であって、記録媒体を前記搬送部材に静電吸着させる吸着手段を有することを特徴とする。
請求項に記載の液滴吐出装置では、吸着手段によって記録媒体が搬送部材に静電吸着される。ここで、清掃手段による搬送部材上の液体の清掃性能が向上されているので、搬送部材の表面抵抗値の低下を抑制でき、記録媒体と搬送部材との静電吸着力の低下を抑制できるので、記録媒体の搬送不良を抑制でき、また、画質を向上できる。
本発明は上記構成にしたので、清掃手段による搬送部材の清掃性能を向上できると共に、コストの増大、装置の大型化を抑制できる。
以下、図面を参照して本発明の第1実施形態について説明する。
図1には、本実施形態のインクジェット記録装置12が示されている。インクジェット記録装置12の筐体14内の下部には給紙トレイ16が備えられており、給紙トレイ16内に積層された用紙をピックアップロール18で1枚ずつ取り出すことができる。取り出された用紙は、所定の搬送経路22を構成する複数の搬送ローラ対20で搬送される。
給紙トレイ16の上方には、無端状の搬送ベルト28が、駆動ロール24及び従動ロール26、27、29に張架されている。駆動ロール24と従動ロール26とが、上流側から記載順に略水平に配設され、その上方で、従動ロール27、29が上流側から記載順に略水平に配設されている。
また、搬送ベルト28の上方には記録ヘッドアレイ30が配置されており、従動ロール27と従動ロール29との間の搬送ベルト28の平坦部分28Fに対向している。この対向した領域が、記録ヘッドアレイ30からインク滴が吐出される吐出領域SEとなっている。搬送経路22を搬送された用紙は、搬送ベルト28で保持されてこの吐出領域SEに至り、記録ヘッドアレイ30に対向した状態で、記録ヘッドアレイ30から画像情報に応じたインク滴が付着される。
記録ヘッドアレイ30は、本実施形態では、有効な記録領域が用紙の幅(搬送方向と直交する方向の長さ)以上とされた長尺状とされ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、サイアン(C)、及びブラック(K)の4色それぞれに対応した4つのインクジェット記録ヘッド(以下、記録ヘッドという)32が搬送方向に沿って配置されており、フルカラーの画像を記録可能になっている。
各記録ヘッド32は、ヘッド駆動回路50によって駆動される。ヘッド駆動回路50は、たとえば、画像情報に応じてインク滴の吐出タイミングや使用するインク吐出口(ノズル)を決め、駆動信号を記録ヘッド32に送る構成である。
また、記録ヘッドアレイ30は、搬送方向と直交する方向に不動とされていてもよいが、必要に応じて移動するように構成しておくと、マルチパスによる画像記録で、より解像度の高い画像を記録したり、記録ヘッド32の不具合を記録結果に反映させないようにしたりできる。
記録ヘッドアレイ30の下流側には、それぞれの記録ヘッド32に対応した4つのメンテナンスユニット34が配置されている。図2に示すように、記録ヘッド32に対してメンテナンスを行う場合には、記録ヘッドアレイ30が上方へ移動され、搬送ベルト28との間に構成された間隙にメンテナンスユニット34が移動して入り込む。そして、ノズル面に対向した状態で、所定のメンテナンス動作(吸引、ワイピング、キャッピング等)を行う。
また、記録ヘッドアレイ30の上方には、各色のインクを貯留するインクタンク54が配置されている。各インクタンク35には、各記録ヘッド32が接続されている。
図3に示すように、記録ヘッドアレイ30の上流側には、電源38が接続された帯電ロール36が配置されている。帯電ロール36は、従動ロール27との間で搬送ベルト28及び用紙を挟みつつ従動し、用紙を搬送ベルト28に押圧する。この際、接地された従動ロール27との間に所定の電位差が生じるため、用紙に電荷を与えて用紙を搬送ベルト28に静電吸着させることができる。
記録ヘッドアレイ30の下流側には、剥離爪40が配置されており、用紙を搬送ベルト28から剥離させる。剥離された用紙は、剥離爪40の下流側で排出経路44を構成する複数の排出ローラ対42で搬送され、筐体14の上部に設けられた排紙トレイ46に排出される。
また、剥離爪40の下方には、クリーニングブレードユニット48が配置されている。このクリーニングブレードユニット48は、搬送ベルト28の従動ロール29に巻き掛けられた部分に当接し、搬送ベルト28に付着したインク等を掻き取るブレード49と、ブレード49によって搬送ベルト28から掻き取られたインク等を回収する回収ボックス51とを備えている。
また、帯電ロール36の上流側には、搬送ベルト28の帯電状態をリセットするために接地された除電ロール70が配置され、本実施形態では、接地された駆動ロール24との間で搬送ベルト28を挟みつつ従動している。
また、記録ヘッドアレイ30の上流側且つ帯電ロール36の下流側には、クリーニング促進液を吐出する吐出ヘッド58が配置されている。この吐出ヘッド58は、記録ヘッド32と同様の構成で、クリーニング促進液としての蒸留水を吐出する。
また、クリーニングブレードユニット48の下方には、クリーニングウェブユニット52が配置されている。このクリーニングウェブユニット52は、搬送ベルト28の従動ロール26に巻き掛けられた部分に当接したウェブ54と、ウェブ54をロール状に保持した軸55と、この軸55を回転可能に支持するフレーム56とを備えている。ウェブ54は、吸水性のある部材で形成されており、搬送ベルト28に付着している液体を吸収する。
ところで、インク滴を吐出しない時間が長くなると記録ヘッド32の中でインクの増粘が起こってノズルの吐出性能が低下し、酷い場合には目詰まりが発生する。このため、印字前やページ間に、ヘッド駆動回路50によって記録ヘッド32が駆動され、搬送ベルト28上へのインク滴の吐出が行われるダミージェット(予備吐出)吐出モードが実行される。
ここで、吐出ヘッド58は、ヘッド駆動回路100によって制御されており、図4に示すように、記録ヘッド32がダミージェットを行う前に駆動され、蒸留水を搬送ベルト28上へ吐出して搬送ベルト28上に蒸留水の層であるクリーニング促進層Rを形成する。
これによって、記録ヘッド32から搬送ベルト28上へ吐出されたインクIと、搬送ベルト28との間に、クリーニング促進層Rが介在し、インクが搬送ベルト28に直接付着しないので、ブレード49によるインクの掻き取り、ウェブ54によるインクの吸い取りが促進される。
ここで、吐出ヘッド58を、記録ヘッド32より搬送ベルト28の回転方向下流側且つクリーニングブレードユニット48より搬送ベルト28の回転方向上流側に配設した場合には、搬送ベルト28上に形成されたクリーニング促進層Rが、まず、クリーニングブレードユニット48及びクリーニングウェブユニット52の清掃領域を通過し、その後、記録ヘッド32の吐出領域を通過するので、ブレード49及びウェブ54を搬送ベルト28に対して接離させる必要があり、機構が複雑になってコストが増大する。また、吐出ヘッド58によって搬送ベルト28上にクリーニング促進層Rを形成してから記録ヘッド32のダミージェットを開始するまでの時間が長くなるので、プリント出力のスループットが低下する。
そこで、本実施形態では、吐出ヘッド58を、記録ヘッド32より搬送ベルト28の回転方向上流側且つクリーニングブレードユニット48より搬送ベルト28の回転方向下流側に配設し、搬送ベルト28上に形成されたクリーニング促進層Rが、まず、記録ヘッド32の吐出領域を通過し、その後、クリーニングブレードユニット48、クリーニングウェブユニット52によってクリーニングされるようにしている。
これによって、ブレード49、ウェブ54を搬送ベルト28に接離させる機構が不要になるので、コストを低減できる。また、吐出ヘッド58が搬送ベルト28上にクリーニング促進層Rを形成してから記録ヘッド32のダミージェットを開始するまでの時間を短縮でき、プリント出力のスループットを向上できる。
また、搬送ベルト28の表面に撥水性を持たせる必要が無いので、搬送ベルト28の材料の制約、特に表面特性の制約が少ないというメリットを有する。
なお、本実施形態では、インクを水性インク、搬送ベルト28上のクリーニング促進層Rを蒸留水の層としたが、水性のインクに適応できるクリーニング促進層Rを形成する液体としては、その他に、例えば、ベルト材料との化学作用が無く、また、水性のインクの溶解性が低いジメチルシリコーンオイル等のシリコーン系オイル、フッ素系オイル、シリコーン系オイル、フッ素系オイル以外でベルト材料の添加剤であるもの等を用いることができる。また、油性のインクに適応できるクリーニング促進層Rを形成する液体としては、溶剤が速乾性の高い有機溶剤であっても、インクの搬送ベルト28への付着を阻害できるものであれば、用いることができる。
また、本実施形態では、吐出ヘッド58にクリーニング促進液を搬送ベルト28上へ吐出させて、搬送ベルト28上にクリーニング促進層Rを形成したが、図5に示すように、ロール60によってクリーニング促進液を搬送ベルト28上へ塗布する等の他の方法も適用可能である。なお、ロール60は、搬送ベルト28に対して接離可能とし、ダミージェットを行う時に搬送ベルト28に当接させ、それ以外の時には搬送ベルト28から離間させておけば良い。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図6に示すように、本実施形態では、粉体ディスペンサ62が、帯電ロール36と記録ヘッド32との間に配置されている。粉体ディスペンサ62は、クリーニング促進粉体として直径15μmのアクリル系多孔質粉体を、二成分磁気ブラシ現像方式や一成分現像方式等の電子写真技術の現像方式によって、搬送ベルト28上へ移動させる。この粉体ディスペンサ62は、駆動回路110によって制御されており、図7に示すように、記録ヘッド32がダミージェットを行う前に駆動され、搬送ベルト28上に、アクリル系多孔質粉体の層であるクリーニング促進層Pを形成する。粉体ディスペンサ62は、搬送ベルト28に対して接離可能とし、ダミージェットを行う時に搬送ベルト28に当接させ、それ以外の時には、搬送ベルト28から離間させておけば良い。
これによって、記録ヘッド32から搬送ベルト28上へ吐出されたインクIと、搬送ベルト28との間に、クリーニング促進層Pが介在し、インクが搬送ベルト28に直接付着しないので、ブレード49によるインクの掻き取り、ウェブ54によるインクの吸い取りが促進される。
ここで、搬送ベルト28上に形成するクリーニング促進層Pを多孔質体の粉末であるアクリル系多孔質粉体で形成したことで、インクIをクリーニング促進層Pに吸収させることができ、インクがクリーニング促進層Pから搬送ベルト28上へ流れ落ちることを防止できる。
なお、本実施形態では、インクを水性インク、搬送ベルト28上のクリーニング促進層Pを形成する粉体をアクリル系多孔質粉体としたが、他に適応できるクリーニング促進層Pを形成する粉体としては、液体を捕獲できる構造をしていれば良く、ポリエステル等の高分子やセラミック材料等が挙げられる。また、インクが油性インク等であっても、上記と同様の粉体を用いることが出来る。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。なお、第1、第2実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図8に示すように、本実施形態では、第2実施形態と同様、粉体ディスペンサ62が、駆動ロール24の上方且つ従動ロール27の下方に配置されている。また、記録ヘッドアレイ30の上流側且つ帯電ロール36の下流側には、吐出ヘッド64が配置されている。この吐出ヘッド64は、記録ヘッド32と同様の構成で、インク凝集剤を吐出する。
ここで、吐出ヘッド64は、ヘッド駆動回路120によって制御されており、記録ヘッド32がダミージェットを行う前に駆動され、図9に示すように、インク凝集剤を搬送ベルト28上に形成されたクリーニング促進層P上へ吐出してクリーニング促進層P上にインク凝集剤の層であるインク凝集層Cを形成する。
これによって、記録ヘッド32から搬送ベルト28上へ吐出されたインクIと、搬送ベルト28との間に、クリーニング促進層Pが介在し、さらに、クリーニング促進層Pの上に、インク凝集層Cが存在するので、インクIが搬送ベルト28に直接付着せず、また、インクIが凝集するので、ブレード49によるインクの掻き取り、ウェブ54によるインクの吸い取りが促進される。
なお、本実施形態では、搬送ベルト28上に形成されたクリーニング促進層P上に、インク凝集層Cを形成したが、インクを凝集させる成分を含む粉末でクリーニング促進層Pを形成したり、インクを凝集させる成分を含む液体でクリーニング促進層Rを形成したりすることによっても、本実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。なお、第1乃至第3実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図3に示すように、本実施形態では、第1実施形態と同様、記録ヘッドアレイ30の上流側且つ帯電ロール36の下流側に、クリーニング促進液を吐出する吐出ヘッド58が配置されている。
ここで、吐出ヘッド58がクリーニング促進液を吐出する時点で、ヘッド駆動回路50からヘッド駆動回路100へ、ダミージェットの駆動信号がフィードバックされており、ヘッド駆動回路100は、ダミージェットの駆動信号に応じて、吐出ヘッド58を駆動し、図10に示すように、搬送ベルト28上のダミージェットが行われる範囲にのみクリーニング促進層Rを形成する。即ち、記録ヘッド32から吐出されるインクの量が少なく、搬送ベルト28上に付着するインクの面積が狭い場合には、クリーニング促進層Rの面積を狭くし、記録ヘッド32から吐出されるインクの量が多く、搬送ベルト28上に付着するインクの面積が広い場合には、クリーニング促進層Rの面積を広くする。これによって、蒸留水の消費量を必要最小限に抑制できるのでランニングコストを低減できる。
なお、本実施形態では、液体の層であるクリーニング促進層Rを形成する例について説明したが、粉体の層であるクリーニング促進層Pを搬送ベルト28上のダミージェットが行われる範囲にのみ形成することで、本実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の第5実施形態について説明する。なお、第1乃至第4実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図3に示すように、本実施形態では、第1実施形態と同様、記録ヘッドアレイ30の上流側且つ帯電ロール36の下流側に、クリーニング促進液を吐出する吐出ヘッド58が配置されている。
ここで、吐出ヘッド58は、ヘッド駆動回路100によって、記録ヘッド32がダミージェットを行う前に連続的に駆動され、図11に示すように、蒸留水を搬送ベルト28上へ連続的に吐出して搬送ベルト28上に吐出領域SE以上の広さのクリーニング促進層R´を形成する。この際、記録ヘッド32のインクの吐出量が多ければクリーニング促進層Rの厚みを増加させる。
また、下流側の記録ヘッド32は、上流側の記録ヘッド32からクリーニング促進層R´上に吐出されたインクの上へインクを吐出する。
ここで、クリーニング促進層R´が広範囲に広がっているので、記録ヘッド32は、長時間連続してインクを吐出することが可能である。また、クリーニング促進層R´の面積の精度の要求が低くなるので、ヘッド駆動回路100による吐出ヘッド58の制御が容易になる。
なお、本実施形態では、液体の層であるクリーニング促進層R´を形成する例について説明したが、搬送ベルト28上に吐出領域SE以上の広さの粉体の層であるクリーニング促進層を形成することで、本実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の第6実施形態について説明する。なお、第1乃至第5実施形態と同様の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
図3に示すように、本実施形態では、第1実施形態と同様、記録ヘッドアレイ30の上流側且つ帯電ロール36の下流側に、クリーニング促進液を吐出する吐出ヘッド58が配置されている。
ここで、クリーニング促進液として、搬送ベルト28の材料の添加剤成分が選択されている。例えば、可塑剤であるエステル類、滑剤であるステアリン酸、潤滑剤であるオイル等である。
即ち、搬送ベルト28の材料に添加されている搬送ベルト28との親和性が高い液体を搬送ベルト28上に塗布することで、搬送ベルト28の侵食、脱脂、硬化等の2次障害を防止する。
また、インクの成分と化学反応を起こす成分が搬送ベルト28の材料に添加されている場合には、該添加剤成分をクリーニング促進液として選択し、クリーニング促進層Oとインクとで化学反応を起こさせることで、搬送ベルト28とインクとの化学反応を抑制できる。
なお、第1乃至第6実施形態では、インクジェット記録装置を例に取って本発明を説明したが、本発明は、インクジェット記録装置に限らず、高分子フィルム上に着色インクを吐出して行うディスプレイ用のカラーフィルターの作製、有機EL溶液を基板上に吐出させて行うELディスプレイパネルの形成など、様々な工業的用途を対象とした液滴吐出装置一般に対して、適用可能である。
また、本発明の液滴吐出装置において画像記録の対象となる「記録媒体」には、液滴吐出ヘッドが液滴を吐出する対象物であれば広く含まれる。したがって、記録媒体には、記録用紙やOHPシートなどが含まれるのはもちろんであるが、これら以外にも、たとえば、高分子フィルムなどが含まれる。
また、本発明の液滴吐出装置における「搬送部材」には、記録媒体を保持して搬送する部材であれば広く含まれる。例えば、記録媒体を周面で保持して回転するドラムや、記録媒体を保持して往復動するテーブルなどが含まれる。
さらに、第1乃至第6実施形態では、用紙の幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙の幅方向に複数配列してユニット化した構成を例に取って本発明を説明したが、これに限らず、例えば、用紙の幅よりも短尺のインクジェット記録ヘッドを用紙の幅方向に移動させる構成等にも本発明を適用可能である。
本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 本発明の第1実施形態のインクジェット記録装置の概略を示す側面図である。 図1、図2のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 図1のインクジェット記録装置の印字部を拡大して示す側面図である。 図1、図2のインクジェット記録装置の変形例の概略を示す側面図である。 本発明の第2実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 図6のインクジェット記録装置の印字部を拡大して示す側面図である。 本発明の第3実施形態のインクジェット記録装置の印字部の概略を示す側面図である。 図8のインクジェット記録装置の印字部を拡大して示す側面図である。 本発明の第4実施形態のインクジェット記録装置の印字部を拡大して示す側面図である。 本発明の第5実施形態のインクジェット記録装置の印字部を拡大して示す側面図である。
符号の説明
12 インクジェット記録装置(液滴吐出装置)
28 搬送ベルト(搬送部材)
32 インクジェット記録ヘッド(液滴吐出ヘッド)
36 帯電ロール(吸着手段)
49 ブレード(清掃手段)
50 ヘッド駆動回路(ヘッド制御手段)
58 吐出ヘッド(層形成手段)
60 ロール(層形成手段)
62 粉体ディスペンサ(層形成手段)
66 ウェブ(清掃手段)
100 駆動回路(層形成制御手段)
110 駆動回路(層形成制御手段)
C インク凝集層(凝集層)
I インク(液体)
P クリーニング促進層
R クリーニング促進層
R´ クリーニング促進層

Claims (8)

  1. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材を清掃する清掃手段と、
    前記搬送部材上に液体又は粉体のクリーニング促進層を形成する層形成手段と、
    前記液滴吐出ヘッドに前記搬送部材上へ液滴を吐出する吐出モードを実行させるヘッド制御手段と、
    前記吐出モードが実行される際、予め、前記層形成手段に、前記搬送部材上の前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が着弾する位置に前記クリーニング促進層を形成させる層形成制御手段と、
    を有し、
    前記クリーニング促進層の成分と、前記搬送部材の材料に添加された成分の少なくとも1つとを同じにしたことを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材を清掃する清掃手段と、
    前記搬送部材上に液体又は粉体のクリーニング促進層を形成する層形成手段と、
    前記液滴吐出ヘッドに前記搬送部材上へ液滴を吐出する吐出モードを実行させるヘッド制御手段と、
    前記吐出モードが実行される際、予め、前記層形成手段に、前記搬送部材上の前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が着弾する位置に前記クリーニング促進層を形成させる層形成制御手段と、
    を有し、
    前記クリーニング促進層に、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体を凝集させる性質を与えたことを特徴とする液滴吐出装置。
  3. 液滴を吐出する液滴吐出ヘッドと、
    記録媒体を保持し前記液滴吐出ヘッドに対向させて搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材を清掃する清掃手段と、
    前記搬送部材上に液体又は粉体のクリーニング促進層を形成する層形成手段と、
    前記液滴吐出ヘッドに前記搬送部材上へ液滴を吐出する吐出モードを実行させるヘッド制御手段と、
    前記吐出モードが実行される際、予め、前記層形成手段に、前記搬送部材上の前記液滴吐出ヘッドから吐出された液滴が着弾する位置に前記クリーニング促進層を形成させる層形成制御手段と、
    前記搬送部材上に形成された前記クリーニング促進層の上に、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体を凝集させる性質を有する凝集層を形成する凝集層形成手段と、
    を有することを特徴とする液滴吐出装置。
  4. 前記搬送部材を、記録媒体を保持して回転する回転体とし、
    前記層形成手段を前記液滴吐出ヘッドより前記搬送部材の回転方向上流側且つ前記清掃手段より前記搬送部材の回転方向下流側に配設したことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  5. 前記クリーニング促進層を多孔質粉体で形成することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  6. 前記層形成制御手段は、前記液滴吐出ヘッドから吐出される液体の量に応じて、前記層形成手段が形成する前記クリーニング促進層の範囲を変化させることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  7. 前記液滴吐出ヘッドが記録媒体の搬送方向に沿って複数配列されており、
    前記ヘッド制御手段は、複数の前記液滴吐出ヘッドに、一つの前記クリーニング促進層上へ液滴を吐出させることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
  8. 記録媒体を前記搬送部材に静電吸着させる吸着手段を有することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の液滴吐出装置。
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