JP5022951B2 - 半導体製造システム - Google Patents

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本発明は半導体製造システムに係り、特に設計、製造及び検査の精度向上及びスループットの向上を図ることのできる半導体製造システムに関する。
あるツールが処理結果を標準フォーマット準拠のファイルに出力する場合において、別のツールの入力フォーマットが前記標準フォーマットに準拠していない場合、前記標準フォーマット準拠の出力ファイルを前記別の入力フォーマットに変換するという作業が必要になる。
例えば、非特許文献1の180頁Fig10−1には、あるツールが処理結果を標準フォーマット準拠のファイルに出力し、該出力を別のツールに入力し、これを前記標準フォーマットとは別のフォーマット準拠のファイルに出力することを繰り返すことで所望のフォーマットの処理結果をを得ることが示されている。
また、特許文献1には、個々の装置の特性に合わせて、装置に入力するファイルのフォーマットを変更し、更にファイルの内容にソート等の処理を施すことが示されている。例えば、マスク製造装置の入力となるCADフォーマットのファイルの内容を加工して、マスク検査装置の入力とすることにより、マスク検査の効率化を図ることが示されている。
また、特許文献2には、前記標準フォーマット準拠のファイルを読み込み、装置内部独自のフォーマットに変換する処理をおこなうことが示されている。例えばマスク製造装置の一つである電子線描画装置では、CADフォーマットのファイルを入力し、該ファイルに収められている図形を要素図形例えば矩形や台形の集合に分解し、独自の描画フォーマットに変換することが示されている。
また、特許文献3には、前述のようなフォーマット変換の問題を避けるため、論理設計に共通データベースを設けることが示されている。
Reuse Methodology Manual(ISBN 0-7923-8175-0) 特開2002−296753号公報 特開2002−299211号公報 USP 6,505,328
前記従来技術は、ツール間での連携および装置間での連携を、標準フォーマットに準拠したファイルをやりとりすることによって実現していた。このため、フォーマット変換等の煩雑な作業が必要であり、また、前記変換において精度の低下あるいは情報の欠落が生じる。特に、マスク製造用データとなるCADフォーマットデータの場合には、情報の欠落が著しい。
マスク製造用データとしては、GDSIIというCADフォーマットを利用することが一般的である。しかし、このCADフォーマットで表現できる情報は図形情報のみである。すなわち、半導体に係る情報は含まれていない。従って、個々の図形情報を、半導体素子や配線やダミーパターン等の個別部品として識別することはできない。このため、個々の図形ごと、すなわち個々の部品毎に最適な処理を施すことができない。
前記特許文献2に示すように、CADフォーマットをマスク製造装置とマスク検査装置で共用することにより、フォーマット変換等の煩雑な作業をなくすることはできる。しかし、マスク検査装置の検査スループットを上げるには不十分である。すなわち、共通データベースを設けることでフォーマット変換の煩雑さを軽減することはできる。しかし前記共通データベースは論理回路設計分野でのデータに限定することで実現しており、マスク製造装置やマスク検査装置等の論理回路設計以降の工程に利用しようとする場合には、現状と同等の処理しか実現きない。
本発明は、これらの問題点に鑑みてなされたもので、半導体の設計、製造及び検査に係る情報をシームレスに扱うことのできる半導体製造システムを提供する。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
半導体設計、製造、検査に関わる複数の情報を、これら各情報間の関連性を表す情報と共に記憶する記憶装置と、該記憶装置、半導体検査装置、半導体製造装置及び半導体設計計算機間をそれぞれ接続するネットワークを備え、半導体設計計算機、前記半導体検査装置及び前記半導体製造装置は、前記ネットワークを介して前記記憶装置にアクセスし、前記関連性を表す情報及び複数の前記半導体製造、検査に関わる情報に対して、前記関連性をたどることによりアクセス可能である。
本発明は、以上の構成を備えるため、半導体の設計、製造及び検査に係る情報をシームレスに扱うことのできる半導体製造システムを提供することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態にかかる半導体製造システムを説明する図である。図1は、記憶装置(ボリューム)3000〜3003、設計環境である計算機1001〜1002、製造装置4000〜4001及び検査装置4002を記憶装置用ネットワーク(例えばSAN(ストレージエリアネットワーク))を利用した半導体製造システムを示している。
図に示すように、ボリューム3000は論理設計情報10のインスタンス、チップ情報20のインスタンス、ネット情報30のインスタンス、レイヤ情報40のインスタンス、素子情報50のインスタンス、セル情報60のインスタンス、配置情報70のインスタンス、及び図形情報90の子クラスのインスタンスを記憶する。
また、ボリューム3001は材質情報120、及び処理結果130を記憶する。ボリューム3002は優先度情報140を記憶する。ボリューム3003は特性情報100の子クラスのインスタンス、及びプロセス情報110のインスタンスとを記憶する。また、これらのボリュームはSAN2000に接続される。
また、計算機1000、1001、1002、マスク用電子線描画装置等のリソグラフ装置4000、CVD等のプロセス装置4001、SEM等の検査装置4002はSAN2000及びネットワーク5000に接続する。
記憶装置用ネットワーク2000としてSANを用いる場合には、ネットワークメディアとしてFC(ファイバチャネル)を利用する。この場合には、FC−SCSI等のプロトコルを使用する。また、Ethernet(登録商標)を利用する場合には、iSCSI等のプロトコルを使用することとなる。なお、記憶装置用ネットワークがWAN(ワイドエリアネットワーク)の場合には、FCとEthernet(登録商標)等の混在環境とすることで構築が可能となる。例えば、FC−IPやiFCP等のプロトコル変換を介在させることにより、長距離伝送部分はIPパケットで通信することが可能になる。このため大規模な記憶装置用ネットワーク2000を実現することが可能である。なお、前記ボリュームは、物理的な記憶装置、もしくは論理的な記憶装置を示す単位である。ネットワークをこのように構成することにより、物理的もしくは論理的に分散している記憶装置に記憶されている情報をどの装置からも参照することが可能となる。
図2は、論理情報をUML(Unified Modeling Language:統一モデリング言語)の表記に従い、クラスで表現した図である。
論理設計情報10は、要求仕様や論理設計情報などを情報である。この論理設計情報10と対応するチップに係る情報がチップ情報20である。チップ情報20は、ネット情報30とレイヤ情報40と関連する。また、ネット情報30は、素子情報50及びセル情報60と関係し、複数の素子情報50およびセル情報60との接続に係る情報を保持する。
レイヤ情報40は、半導体製造における拡散層、配線層などの各層に係る情報との関連を保持する。また、レイヤ情報40は材質情報120との関係を保持する。チップ情報20と装置情報170は、装置の処理結果120によって関連付けられている。
セル情報60は、プロセス毎に用意される機能部品であり、該部品は複数の層の積み重ねにより実現されるため複数のレイヤ情報40との関係がある。また、該部品は、トランジスタなどの機能部品と配線などの接続部品の組み合わせで実現されているため、複数の素子情報50の配置や接続経路の情報を保持する配置情報70を保持している。さらに、素子は現実には形状をもつため、該形状に係る情報を保持するために複数の図形情報90を保持する。なお、該図形情報90は、前記レイヤ情報40との双方向の関連を保持している。
このように情報の関連を保持することにより、上流の論理設計情報10から情報の関連をたどることで下流の素子情報50やセル情報60を参照することが可能となる。また、標準的な機能を有するセルと、該セルを構成する基本的な素子と、該素子の現実の形状に係る情報を管理することが可能となる。
素子をそのCAD情報を用いて単なる図形として管理する場合は、素子の種別毎にその製造工程および検査工程を管理することは困難である。しかし、本実施形態のように、素子を例えば素子の機能情報を含む素子情報50,プロセス毎に用意した機能部品を含むセル情報50等の情報を用いて管理することにより、素子をその種別毎にその製造工程および検査工程を管理することが可能であり、例えば、素子の種別毎の製造の最適化および検査対象の絞込み等をを実施することができる。
図3は、論理情報である素子情報の関連をクラスで表現した図である。素子情報50は、基本的な動作をおこなう部品であり、実際の形状に係る図形情報90との関連を保持している。また、素子情報50は、該素子の特性にかかる特性情報100との関連を保持する。該特性情報100はプロセスへの依存度が高いためプロセス情報110との関係がある。また、プロセス情報110は、材質情報120との関係を保持する。なお、素子情報50は、さまざまな装置の情報と関係する場合があるので、装置情報170との関係を保持する。さらに、素子情報50は、各素子の優先度情報140との関連を保持する。
素子情報50は、すべての素子の親クラスであり、実際の素子は、図示しないトランジスタ、コンタクト、配線、ビア、パッドのような子クラスが継承関係にある。例えば、前記トランジスタには、特性情報としてトランジスタ特有のトランジスタ特性との関連を保持する。この場合、前記トランジスタ特性には、SPICEモデルで利用されるデバイスパラメータの情報等を保持する。
このように情報の関連を保持することにより、各素子、該素子の現実の形状に係る情報、及び該素子の特性を管理することが可能となる。これにより、素子固有の形状や特性の情報、例えば、マスク製造における描画したい図形と光近接補正(OPC)を考慮した描画すべき図形の双方の図形を図形情報90として管理することができる。
図4は、論理情報である図形情報をクラスで表現した図である。図形情報90は、図形を表現する情報を保持するものであり、少なくとも図形の外接領域を示す始点の座標91、及び終点の座標92を有する。座標91は、X座標とY座標を保持するクラスである。なお、図形情報90は親クラスであり、子クラスである領域98は複数の図形を含む。
また、図形情報90は、図示しない経路、多角形、矩形、扇型もしくは楕円、ドーナッツ、ドット、台形などの標準的な図形形状の子クラスを派生する。前記経路は、幅や端点形状などのスタイルの情報を有し、1線分の開始と終了に相当する2つの座標91の情報との関連を保持する。前記多角形は、充填形態などのスタイルの情報を有し、三角形に相当する3つの座標の情報との関連を保持する。前記矩形は、前記多角形と同様に充填形態などのスタイルの情報を有する。前記扇形もしくは楕円は、開始角および終了角の情報を有する。前記ドーナッツは、外円の半径である外半径と内円の半径である内半径を有する。前記ドットは、前記矩形のパターンが固定の形態である。前記台形は、短辺を示す2つの座標との関連を有する。 このように図形情報を抽象化して管理することにより、情報の扱いを簡略化することが可能となり、CADデータなどのフォーマットに依存することなく、情報のやり取りが可能となる。
図5は、論理的情報である図形情報、描画情報等の関連をクラスで表現した図である。図は、図形情報、電子線マスク描画装置もしくは電子線直接描画装置の開口情報、それらの描画結果を検査するマスク検査装置の画像情報または該マスクを使用したステッパ−の処理結果を検査するウェハ検査装置の画像情報の関連を示す。
開口情報180は図形情報90の派生クラスである。開口情報180は、実際の開口との対応をつけるために番号等の情報を有する。実際の開口はアパーチャと呼ばれる基板に複数存在するので、この関係を模擬するためにアパーチャ情報190は複数の開口情報180との関連を保持し、各開口情報180はアパーチャ情報190との関連を保持している。また、開口情報180は、照射条件150でのテスト描画の結果である描画画像140との関係を保持している。描画画像140は、画像情報160の子クラスである。
このように、開口情報180及び該開口によるテスト描画の結果を保持することにより、装置の実描画結果である描画画像と前記テスト描画画像の比較が可能となり、開口による描画不良の抽出を容易に行うことができる。
図6は、アパーチャと開口の例を示した図である。アパーチャ情報190に対応するアパーチャ131は、複数のアパーチャカテゴリ132を備える。また、アパーチャカテゴリ132は複数の開口121、122、123、124、125、126、127、128を備える。
次に、半導体の製造装置及び検査装置における処理について説明する。
図7は、図形密度に応じて描画装置のステージ速度を可変制御する例を説明する図である。描画領域内に存在する図形の密度に応じて、ステージ速度を可変にすることで描画速度を調整することができる。
描画装置は描画可能領域内の図形情報のインスタンスを取得する(ステップ100)。図形情報のインスタンスは、図2のチップ情報20とレイヤ情報40の関係、及びレイヤ情報40と図形情報90の関連をもとに取得することができる。次いで、ステージ移動方向(Y軸)の図形密度を計算する(ステップ110)。インスタンスがなくなるまで、図形密度を計算し(ステップ120)、図形密度を判定する(ステップ130)。
図形密度が高い場合はステージの移動速度を遅くし(ステップ140)、図形密度の低い場合はステージの移動速度を早くする(ステップ150)。また、図形密度に変化がなければ、移動速度を維持する。このようにステージの移動速度を調整することにより、スループットを改善できるとともに、図形密度の高いところにおける図形の精度を十分に確保することができる。
図8は、図形密度に応じてステージ速度をスケジューリングする例を説明する図である。図に示すように、描画領域内に存在する図形の密度に応じてステージ速度をスケジューリングする。描画装置は、ステージ移動長が最長で、かつ描画幅が最大となるストライプと呼ばれる描画単位がある。
まず、このストライプ領域の図形情報のインスタンスを取得する(ステップ102)。次いでステージ移動方向(Y軸)の図形分布を計算する(ステップ112)。インスタンスがなくなるまで、図形密度分布を計算する(ステップ122)。次いで、Y軸方向の図形密度の分布を探査する(ステップ132)。図形密度が低い位置はステージの移動スケジュールを高速に設定し(ステップ142)、図形密度が高い位置は低速に設定する(ステップ152)。
図形情報のインスタンスがなくなるまで、各インスタンス毎に移動スケジュールを設定する(ステップ162)。このように、移動スケジュールを設定するすることにより、設定したスケジュールをもとにスループットおよび描画の精度を推測することができる。また、スループットおよび精度に問題があるばあいには描画前にスケジュールを変更することができる。
図9は、描画領域内に存在する素子の役割に応じてステージ速度を可変にする例を説明する図である。描画領域内に存在する素子の役割に応じてステージ速度を可変にすることにより、描画速度を調整することができる。
描画装置は、描画可能領域内に存在する素子の素子情報のインスタンスを取得し(ステップ200)、素子の役割情報のインスタンスを取得する(ステップ210)。次いで、素子の役割を判定する(ステップ220)。役割は、素子クラス50の機能メンバデータから取得することができる。素子の役割をもとに要求される描画の精度を判定し、高精度が求められない素子、例えばダミーパッドの場合にはステージの移動速度を早くする(ステップ250)。また、高精度が求められる素子、例えばトランジスタのゲートの場合にはステージの速度を遅くする(ステップ240)。以上の処理を素子情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ260)。
このように描画する素子の役割に応じてステージ速度を可変にするすることで、スループットを改善することができる。また、高精度が要求される素子はその精度を高精度に保持することができる。
図10は、描画領域内に存在する素子の役割に応じてステージ速度をスケジューリングする例を説明する図である。まず、描画装置は、前記ストライプ領域の素子情報のインスタンスを取得し(ステップ202)、ステージ移動方向に沿って各素子の役割情報のインスタンスを取得する(ステップ212)。次いで取得した素子の役割情報をもとに各素子の役割を判定する(ステップ222)。
精度が要求される素子に対応する図形の位置ではステージ移動速度を低速に設定し(ステップ242)、精度が要求されない素子に対応する図形の位置では高速に設定する(ステップ252)。以上の処理を素子情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ262)。
このようにして、各素子の役割に応じて移動速度のスケジュールを作成することができる。また、作成したスケジュールをもとに事前にスループットおよび精度を推測することができる。このためスループットあるいは精度に問題がある場合、描画前に作成したスケジュールを変更することができる。
図11は、素子の優先度(重要度)に応じてステージ速度を可変にする例を説明する図である。素子の優先度に応じてステージ速度を可変にすることのより描画速度を調整することができる。
描画装置は、描画可能領域内の素子のインスタンスを取得する(ステップ300)。次いで素子の優先度情報のインスタンスを取得する(ステップ310)。
優先度は、優先度クラス120のレベルメンバデータから取得することができる。次いで優先度を判定する(ステップ320)。素子の優先度が高い場合、例えば素子が基準電圧を作成する素子のゲートの場合にはステージの移動速度を低速に設定する(ステップ330)。素子の優先度が低い場合はステージの移動速度を高速に設定する(ステップ340)。この処理を素子情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ350)。このように素子の優先度に応じてステージ速度を可変にするすることにより、スループットを改善することができるとともに、素子の優先度に応じた精度で描画を行うことができる。
図12は、素子の優先度(重要度)に応じてステージ速度をスケジューリングする例を説明する図である。まず、描画装置は、前記ストライプ領域の素子情報のインスタンスを取得する(ステップ302)。ステージ移動方向に沿って各素子の優先度情報のインスタンスを取得する(ステップ312)。次いで、優先度を判定し(ステップ322)、判定した素子の優先度に応じて、優先度が高い素子に対応する図形の位置ではステージの稼動スケジュールを低速に設定する(ステップ342)。優先度が低い素子に対応する図形の位置ではステージの稼動スケジュールを高速に設定する(ステップ352)。この処理を素子情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ362)。
このように素子の優先度(重要度)に応じてステージ速度をスケジューリングすることができる。また、作成したスケジュールをもとに事前にスループットおよび精度を推測できる。また、推測したスループットあるいは精度に問題がある場合には、描画前にスケジュールを変更することができる。
図13は、複数の半導体層(レイヤ)の図形情報を元にマスクデータに補正を施す処理を説明する図である。まず、被補正層の図形情報のインスタンスを取得する(ステップ400)。次いで、他層のレイヤ情報のインスタンスを取得し(ステップ410)、さらに他層の図形情報のインスタンスを取得する(ステップ420)。次いで、前記取得した被補正層の図形情報と他層の図形情報をもとに補正を実施し(ステップ430)、補正情報を記憶する(ステップ440)。この処理を必要な数の層の全てについて補正を実施する(ステップ450)。
このように複数の半導体層(レイヤ)の図形情報を元にマスクデータに補正を施すことにより、例えば電子線描画装置における電子の透過および反射による影響を補正することができる。
図14は、複数の半導体層の情報を元に検出した図形の面積及び図形の重なりをもとにマスクデータに補正を施す処理を説明する図である。まず、被補正層の情報を取得する(ステップ402)。次いで、他層のレイヤ情報のインスタンスを取得し(ステップ412)、さらに他層の図形情報のインスタンスを取得する(ステップ422)。次いで、被補正層の図形と重なる領域あるいは被補正層の図形に影響がおよぶ近接領域に存在する図形のインスタンスを選択する(ステップ432)。次いで、前記選択した他層の図形の重なった部分の面積および層膜厚の相関をもとにマスクデータに補正を施す(ステップ442)。次いで、補正情報を記憶する(ステップ452)。以上の処理を必要な数の層について実施する(ステップ462)。
このように補正に係る図形を被補正層の図形と重なる領域あるいは被補正層の図形に影響がおよぶ近接領域に存在する図形に限定することにより補正計算処理に要する時間を短縮することができる。
図15は、複数の半導体層の各層を構成する材料の材質情報をもとに補正をおこなう処理を説明する図である。まず、被補正層の素子情報のインスタンスを取得する(ステップ500)。次いで、他層のレイヤ情報のインスタンスを取得し(ステップ510)、さらに他層の材質情報のインスタンスを取得する(ステップ520)。次いで、被補正層の材質情報と他層の材質情報に基き補正を実施し(ステップ530)、補正情報を記憶する(ステップ540)。以上の処理を必要な数の層について実施する(ステップ540)。
このように各層の材質に応じた補正を実施することができる。このため、例えば電子線描画装置における電子の透過および反射による影響を考慮することができ、補正の精度を向上させることができる。
図16は、検査結果のインスタンスを取得し、取得したインスタンスをもとに描画データに補正をかける例を説明する図である。図では、マスクを製造するためのマスク用電子線描画装置、前記マスクを検査するマスク検査装置、前記マスクを使用して露光する露光装置、及び前記マスクのパターンが焼き付けられたウェハを検査するウェハ検査装置を使用する場合を例に説明している。
まず、図形情報のインスタンスを取得(ステップ600)。該図形情報に相当するマスク検査結果を取得する(ステップ610)。図の例では、流れ図の左方に図示するように、マスク検査結果と図形情報との間にはずれがないことがわかる。次いで、前記図形情報に相当するウェハ検査結果を取得する(ステップ620)。図の例では、ウェハ検査結果は図形情報よりも右にずれていることがわかる。前記図形情報とマスク検査結果とウェハ検査結果とを元に精度の許容範囲にあるかどうかを判断し(ステップ630)、許容範囲外のときには、前記図形情報とマスク検査結果とウェハ検査結果との相関関係を導き出す(ステップ640)。図の例では、図形のずれがベクトルとして右方向への一定値が得られる。次いで、この相関関係を元に、図形情報に補正を施す(ステップ650)。図の例では、ずれのベクトルを補正するために、逆方向つまり左方向に図形情報をずらす。次いで前記補正した情報を記憶する(ステップ660)。以上の処理を図形が存在するまで繰り返す(ステップ670)。
このように、描画データに補正をかけることにより、ステッパー等の露光装置での不具合を上流側の処理である図形情報のインスタンスにフィードバックすることができる。なお、図の例では図形情報にフィードバックしているが、論理設計情報まで遡ってフィードバックをかけることも可能である。このようにフィードバックをかけることにより、各装置の機差に応じたデータ修正を行うことができる。
図17は、図形情報に基づいてレジストの種類を選択する処理を説明する図である。まず、領域内の図形を取得し(ステップ700)、図形の総面積を計算する(ステップ710)。描画領域の面積と図形の総面積(露光面積)との差分と、図形の総面積を比較し(ステップ720)、図形の総面積が大きい場合にはネガレジストを選択する(ステップ730)。また、図形の総面積が小さい場合にはポジレジストを選択する(ステップ740)。これにより露光面積を低減することができる。
図18は、素子情報に基づいて、該素子を検査すべきか否かを決定する処理を説明する図である。図の例では、被検査対象素子の役割(用途)に応じて検査すべきか否かを判定するものである。まず、検査領域内の素子情報のインスタンスを取得する(ステップ800)。次いで、素子情報の役割情報のインスタンスを取得する(ステップ810)。役割情報が予め設定した条件に合致するか否かを判定する(ステップ820)。例えば、ダミーパッドの場合には検査せず、その他の場合には検査を実行する(ステップ830)。以上の処理を素子情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ840)。
このように役割に応じて検査対象の絞込みをすることにより検査のスループットを向上することが可能となる。
図19は、被検査対象素子の優先度(重要度)情報に基いて検査すべきか否かを決定する処理を説明する図である。まず、検査領域内の素子情報のインスタンスを取得する(ステップ900)。次いで素子情報の優先度情報のインスタンスを取得する(ステップ910)。次いで優先度に応じて検査すべきか否かを判定する(ステップ920)。検査すべき優先度の素子の場合には検査を実行する(ステップ930)。以上の処理を素子情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ940)。
このように優先度に応じて検査対象の絞込みをすることにより検査のスループットを向上することが可能となる。
図20は、図形情報における補正情報に基いて検査すべきか否かを決定する処理を説明する図である。図の例では、補正を施された部分のみを検査している。
まず、検査領域内の図形情報(流れ図の左方に示す)のインスタンスを取得する(ステップ1000)。次いで、補正情報のインスタンスを取得する(ステップ1010)。補正情報は、補正前の図形情報90とは別に、図形情報90のインスタンスとして素子情報50の描画情報のひとつとして保持することが可能である。前記図形情報と前記補正情報との図形演算を行う(ステップ1020)。ここでは図形の差分を求める。差分図形が存在する場合にはステージを差分図形上に移動し(ステップ1030)、該図形部分を検査する(ステップ1040)。
次いで、差分図形の有無を判定し(ステップ1050)、差分図形がなくなるまで前記ステージの移動と検査を繰り返す。以上の処理を図形情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ1060)。
このように検査対象を補正が施された部分に絞り込むことにより検査のスループットを向上することが可能となる。
図21は、図形情報に基いて予め設定した特定形状を有する部分のみ検査対象ととして設定する処理を説明する図である。まず、検査領域内の図形情報のインスタンスを取得する(ステップ1100)。次いで、描画データを取得し(ステップ1110)、形状の判定を行う(ステップ1020)。例えば、45度、135度、225度、315度の頂点を有するかどうかを判定する。該判定で一致する図形の場合には検査を実行する(ステップ1130)。以上の処理を図形情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ1140)。
このように特定形状の部分に検査対象を絞り込むことにより検査のスループットを向上することが可能となる。
図22は、図形情報に基づいてセルプロジェクションによる描画を判定し、セルプロジェクションによる描画と判定した場合は検査対象から外す処理を説明する図である。図の例では、セルプロジェクションによる描画は均一でかつ高精度の描画を安定して行うことができることを前提に検査対象から外す。まず、処理領域内の図形情報のインスタンスを取得する(ステップ1200)。次いで、前記図形情報の描画情報のインスタンスを取得する(ステップ1210)。描画情報が図形情報90の子クラスである開口情報120に、セルプロジェクションを実行するためのアパーチャ番号が付与されているかを判定する(ステップ1220)。描画情報にセルプロジェクションのアパーチャ番号が付与されたいた場合には検査せず、描画の座標情報のみの場合には検査を実行する(ステップ1230)。以上の処理を図形情報のインスタンスがなくなるまで繰り返す(ステップ1240)。
このように検査の必要のない部分を検査対象から外すことにより検査のスループットを向上することが可能となる。
図23は、素子の役割に応じて、補正の是非を判定する例を示す図である。図では補正として光学的近接補正(OPC)を例に説明する。まず、領域内の素子情報のインスタンスを取得する(ステップ1300)。次いで素子情報の役割情報のインスタンスを取得する(ステップ1310)。前記役割情報が、予め設定した条件に合致するかどうかを判定する(ステップ1320)。前記条件と一致する場合にはOPCを実行する(ステップ1330)。
前記条件としては、例えば配線層において、ダミーパッドであれば精度を必要としないため「OPC不要」と設定し、配線やビアであれば精度を要するため「OPC必要」と設定しておく。なお、配線を「OPC必要」と設定する場合において、例えば電源配線やクロック配線は厳密にOPCを施し、その他の配線については粗くOPCを施す等差別化して設定することもできる。以上の処理を図形情報のインスタンスが存在するまで繰り返し実行する(ステップ1340)。
このように補正すべき対象を絞り込むことにより、補正処理の時間を短縮することが可能となる。
図24は、半導体製造システムにおける計算機および記憶装置の配置例を示す図である。図の例では、計算機および記憶装置を物理的に分離する。また、各装置間では論理的に計算機および記憶装置を共有することができる。
クリーンルーム5010には、リソグラフ装置4000、プロセス装置4001、検査装置4002が設置されており、それぞれはスイッチやファブリックなどの中継装置2010に接続されている。計算機室5020には、計算機1000,1001,1002が設置されており、それぞれはスイッチやファブリックなどの中継装置2020に接続されている。データセンタ5030には、記憶装置3000,3001,3002,3003が設置されており、それぞれはスイッチやファブリックなどの中継装置2030に接続されている。また、クリーンルーム5010、計算機室5020、データセンタ5030はそれぞれ通信路2100、及び2110を介して接続されている。
このように構成することにより、例えば、装置が設置される半導体製造現場のクリーンルーム5010に計算機及び記憶装置を設置すること不要となるため、クリーンルーム5010の床面積を削減することが可能となる。また、クリーンルームの施工および維持コストを低減することができる。
また、計算機1000、1001、1002をクリーンルーム5010から排除することにより、計算機の入れ替え等の保守作業が容易になるとともに、廃熱やEMCの問題を軽減することが可能となる。さらに、重要なデータであるインスタンスはクリーンルーム5010とは別のデータセンタ5030で管理することが可能となり、地震等の災害対策にも有利である。
また、通信路2100、2110、及びスイッチまたはファブリック2010、2020、2030を選択することにより、半導体製造システムの分散規模をスケーラブルに変更することが可能となる。例えば、通信路2100、2110、スイッチまたはファブリック2010、2020、2030をファイバ・チャネル対応とし、光ケーブルを採用すると、最長10Kmの範囲での分散が可能である。また、通信路2100、2110を広域IP網とすると、世界規模の分散が可能となる。
以上説明したように本実施形態によれば、半導体の設計製造及び検査に係る情報を論理的に記録し、更に記録した情報に優先度等のメタデータを付与する。これにより半導体の論理設計、製造、及び検査部門間においてデータをシームレスに扱うことができる。このためフォーマット変換が不要となり、かつフォーマット変換に伴うデータの欠落がなくなる。これにより設計製造及び検査の各部門における処理の精度を向上することができ、また、スループットを向上することができる。
本発明の実施形態にかかる半導体製造システムを説明する図である。 論理情報をUMLの表記に従い、クラスで表現した図である。 論理情報である素子情報の関連をクラスで表現した図である。 論理情報である図形情報をクラスで表現した図である。 論理的情報である図形情報、描画情報等の関連をクラスで表現した図である。 アパーチャと開口の例を示した図である。 図形密度に応じて描画装置のステージ速度を可変制御する例を説明する図である。 図形密度に応じてステージ速度をスケジューリングする例を説明する図である。 描画領域内に存在する素子の役割に応じてステージ速度を可変にする例を説明する図である。 描画領域内に存在する素子の役割に応じてステージ速度をスケジューリングする例を説明する図である。 素子の優先度に応じてステージ速度を可変にする例を説明する図である。 素子の優先度に応じてステージ速度をスケジューリングする例を説明する図である。 複数の半導体層(レイヤ)の図形情報を元にマスクデータに補正を施す処理を説明する図である。 複数の半導体層の情報を元に検出した図形の面積及び図形の重なりをもとにマスクデータに補正を施す処理を説明する図である。 複数の半導体層の各層を構成する材料の材質情報をもとに補正をおこなう処理を説明する図である。 検査結果のインスタンスを取得し、取得したインスタンスをもとに描画データに補正をかける例を説明する図である。 図形情報に基づいてレジストの種類を選択する処理を説明する図である。 素子情報に基づいて、該素子を検査すべきか否かを決定する処理を説明する図である。 被検査対象素子の優先度情報に基いて検査すべきか否かを決定する処理を説明する図である。 図形情報における補正情報に基いて検査すべきか否かを決定する処理を説明する図である。 図形情報に基いて予め設定した特定形状を有する部分のみ検査対象ととして設定する処理を説明する図である。 図形情報に基づいてセルプロジェクションによる描画を判定し、セルプロジェクションによる描画と判定した場合は検査対象から外す処理を説明する図である。 素子の役割に応じて、補正の是非を判定する例を示す図である。 半導体製造システムにおける計算機および記憶装置の配置例を示す図である。
符号の説明
10 論理設計情報
20 チップ情報
30 ネット情報
40 レイヤ情報
50 素子情報
60 セル情報
70 配置情報
90 図形情報
100 特性情報
110 プロセス情報
120 材質情報
130 処理結果
140 優先度情報
150 照射条件
160 画像情報
170 装置情報
180 開口情報
190 アパーチャ情報
1000,1001,1002 計算機
2000 記憶装置用ネットワーク(SAN)
3000,3001,3002,3003 記憶装置
4000 リソグラフ装置
4001 プロセス装置
4002 検査装置
5000 LAN

Claims (5)

  1. 半導体設計、製造、検査に関わる複数の情報を、これら各情報間の関連性を表す情報と共に記憶する記憶装置と、
    該記憶装置、半導体検査装置、半導体製造装置及び半導体設計計算機間をそれぞれ接続するネットワークを備え、
    半導体設計計算機、前記半導体検査装置及び前記半導体製造装置は、前記ネットワークを介して前記記憶装置にアクセスし、前記関連性を表す情報及び複数の前記半導体製造、検査に関わる情報に対して、前記関連性をたどることによりアクセス可能であることを特徴とする半導体検査システム。
  2. 請求項1記載の半導体検査システムにおいて、
    前記半導体検査装置は前記半導体設計、製造、検査に関わる複数の情報のうち素子の役割に基づいて検査対象を選択することを特徴とする半導体検査システム。
  3. 請求項1記載の半導体検査システムにおいて、
    前記半導体設計、製造、検査に関わる複数の情報のうち素子の優先度の情報に基づいて検査対象を決定することを特徴とする半導体検査システム。
  4. 請求項1記載の半導体製造システムにおいて、
    前記半導体検査装置は前記半導体設計、製造、検査に関わる複数の情報のうち補正情報に基づいて検査位置を決定することを特徴とする半導体検査システム。
  5. 請求項1記載の半導体検査システムにおいて、
    前記記憶装置を複数備え、前記半導体設計、製造、検査に関わる複数の情報が、複数の記憶装置に分かれて記憶されていることを特徴とする半導体検査システム。
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