JP5022324B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5022324B2
JP5022324B2 JP2008234634A JP2008234634A JP5022324B2 JP 5022324 B2 JP5022324 B2 JP 5022324B2 JP 2008234634 A JP2008234634 A JP 2008234634A JP 2008234634 A JP2008234634 A JP 2008234634A JP 5022324 B2 JP5022324 B2 JP 5022324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
data
plane
color data
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008234634A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010068399A (ja
Inventor
毅 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Electronics Corp
Original Assignee
Renesas Electronics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Electronics Corp filed Critical Renesas Electronics Corp
Priority to JP2008234634A priority Critical patent/JP5022324B2/ja
Publication of JP2010068399A publication Critical patent/JP2010068399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5022324B2 publication Critical patent/JP5022324B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Description

本発明は、画像処理装置及び方法に関し、特に、複数の画像データを画素ごとに合成する画像処理装置及び方法に関する。
社団法人電波産業会発行の標準規格ARIB STD−B24「デジタル放送におけるデータ放送符号化方式と伝送方式」の第7章には、動画プレーン、静止画プレーン、動画静止画切替えプレーン、文字図形プレーン及び字幕プレーンの5種のプレーンが定義され、プレーン間の合成制御(以降、ARIB規定)が規定されている。
図6は、ARIB規定のプレーン合成制御の概念を示す図である。図6に示すように、当該プレーン合成制御の入力データは、ARIB規定で定義されている動画プレーン21、静止画プレーン22、動画静止画切替えプレーン23、文字図形プレーン24及び字幕プレーン25である。スイッチ26は、画素ごとに動画静止画切替えプレーン23の1ビットの値CPに応じて、静止画プレーン22の画素SP又は動画プレーン21の画素VPのいずれかを選択して画素SVPとしてα合成回路27へ出力する。ここで、スイッチ26は、以下の式1に基づいて、静止画プレーン22の画素SP又は動画プレーン21の画素VPから選択して画素SVPとする。
Figure 0005022324
また、α合成回路27は、スイッチ26からの画素SVPと文字図形プレーン24の画素TPとを、文字図形プレーン24において画素単位に設定された不透明度αに基づいてアルファ合成することで合成画素データ(不図示)を生成し、当該合成画素をα合成回路28へ出力する。そして、α合成回路28は、α合成回路27から入力された合成画素データと字幕プレーン25の画素GPとを、字幕プレーン25において画素単位に設定された不透明度αに基づいてアルファ合成することで合成画素データを生成し、合成プレーンとして出力する。
ここで、アルファ合成とは、前面プレーンの画素データの不透明度αによりプレーン合成を行う処理であり、不透明度αは画素の不透明度を0%〜100%という数値を用いて示すものである。また、アルファ合成の概念を図7に示し、以下に説明する。
図7に示すように、当該プレーン合成制御の入力データは、画素単位に任意の不透明度αが設定された前面プレーン31及び後面プレーン32である。α合成回路33は、画素ごとに前面プレーン31の画素Sと後面プレーン32の画素Vとを、以下の式2に代入することにより、合成プレーン34の画素Xを求める。この処理を全画素分繰り返すことにより、合成プレーン34が得られる。
X = (1-α)×V + α×S ・・・ (式2)
デジタル放送用受信装置では、このように、上述したARIB規定のプレーン合成制御を行っている。
続いて、図8に、デジタル放送用受信装置における表示切替の概念を示す。図8に示すリモコン41は、当該デジタル放送用受信装置に対してデジタル放送表示を指示するボタン411と、当該デジタル放送用受信装置に対して当該デジタル放送用受信装置固有のメニュー画面表示等を指定するボタン412とを有する。そして、当該デジタル放送用受信装置は、これらの指示に対し、上述したARIBで定義されている5種のプレーンにて表示処理を行う。
ここで、当該デジタル放送用受信装置により視聴するユーザは、視聴する内容を切り替えるために、リモコン41のボタン411又はボタン412のいずれかを押下する。そして、ボタン411が押下された場合、当該デジタル放送用受信装置は、受信したデジタル放送用のプレーンに対して上述したアルファ合成により、表示画面42に示すようなデジタル放送表示を行う。また、ボタン412が押下された場合、当該デジタル放送用受信装置は、当該デジタル放送用受信装置のメニュー表示に関する画像データに対して上述したアルファ合成により、表示画面43に示すようなメニュー表示を行う。
ここで、アルファ合成に関連する技術が記載された文献として、下記のものが挙げられる。
特許文献1には、デジタル映像とアルファ合成する少なくとも1以上のオブジェクト映像を設定し、設定したオブジェクト映像に対して第1のモードと第2のモードとのいずれかを指定し、第1のモードを指定した場合には、第1のモードが指定されたオブジェクト映像および該オブジェクト映像の階層とデジタル映像との間にある階層のオブジェクト映像を、各階層のオブジェクト映像の透明度に応じてデジタル映像とアルファ合成し、第2のモードが指定された場合には、第2のモードが指定されたオブジェクト映像の階層とデジタル映像との間にある階層のオブジェクト映像を無視し、第2のモードが指定されたオブジェクト映像を該オブジェクト映像の透明度に応じてデジタル映像とアルファ合成する技術が開示されている。
また、特許文献2には、第1の画像の画素値Aと、第1の画像に合成される少なくとも1つの第2の画像の画素値Bとを、所定の混合係数αにより混合する合成部と、画素値Aを合成部に入力する第1の入力部と、画素値Bを指定するインデックス値を合成部に入力する第2の入力部と、各インデックスに対して混合係数αと画素値Bが対応づけて記録されているカラールックアップテーブルと、を備える画像処理装置及び方法に関する技術が開示されている。特許文献2に記載の技術によれば、カラールックアップテーブルは、画素値Bに混合係数αを予め乗算したα×Bを保持し、合成部における(1−α)×A+α×Bの演算に含まれる乗算のうち、(1−α)×Aを乗算器により演算し、α×Bをカラールックアップテーブルからのデータ読出しにより取得する。すなわち、第2の画像の画素値Bを指定するインデックス信号に対応する画素値Bをカラールックアップテーブルから取得し、第1の画像の画素値Aと合成する。
また、特許文献3には、特許文献2を改良した画像処理装置及び方法に関する技術が開示されている。特許文献3に記載の技術によれば、まず、合成部において、レイヤA、レイヤB、およびレイヤCを、所定の混合係数により混合する際、まず、第1合成部により、副画像であるレイヤBとレイヤCを混合しておく。このとき、レイヤAの画素値に乗じるべき混合係数も算出しておく。これらの演算結果は、変換部により所定の変換処理が施されたあと、いったんフレームメモリに格納される。レイヤAを取得すると、フレームメモリから演算に必要な値が読み出され、第2合成部によりレイヤAが合成される。これにより、レイヤAを取得してから表示までの時間を短縮することができる。特許文献3では、特に、合成画像の画素値を格納すること及び前回合成した画素値を入力するか否かを選択することを行うものである。
また、特許文献4には、画像プレーンに複数の付加情報プレーンをアルファ合成するために、付加情報プレーンのアルファ合成に利用するパレットメモリを有する画像データ処理回路に関する技術が開示されている。特許文献4に記載の技術によれば、パレットメモリは、対応する付加情報プレーンのデータに基づいてアルファ値データや色差データを並列出力可能である。また、パレットメモリは、付加情報プレーンのデータに応じてアルファ値も可変に出力可能である。これにより、映像プレーンに重ねられる別プレーンの文字や図形に対する輪郭強調補正等を容易化する。
特開2002−311944号公報 特開2003−259213号公報 特開2003−324652号公報 特開2004−023332号公報
上述した特許文献1乃至4に示すような、上述したARIB規定に基づく画像処理方法は、アルファ合成処理に関するものである。しかしながら、特許文献1乃至4では、表示する画面内容に関わらず、常にアルファ合成を行うため、受信装置固有のメニュー画面の背景画像データ等のように、定められた領域を所定の色で塗りつぶす処理(塗りつぶし描画処理)に多大な時間を要すという問題点がある。そこで、以下では、上述したARIB規定に基づくアルファ合成を行うための受信装置を分析し、課題を明らかにする。
まず、図9に、上述したARIB規定に基づくプレーン合成制御のための画像処理装置120の全体構成をブロック図で示す。画像処理装置120は、画像処理回路101、制御部102及び記憶部103を備える。記憶部103は、動画プレーン104、静止画プレーン105、動画静止画切替えプレーン106、文字図形プレーン107及び字幕プレーン108に対応する画素データを格納する領域を備えた記憶装置である。
画像処理回路101は、動画プレーン104、静止画プレーン105、動画静止画切替えプレーン106、文字図形プレーン107及び字幕プレーン108を画素ごとに入力し、ARIB規定に基づいて、アルファ合成し、ビデオ出力114として出力する。
画像処理回路101は、スイッチ回路109、α合成回路112及びα合成回路113を備える。スイッチ回路109は、入力された動画プレーン104の画素VPを画素ごとに一時的に格納する領域であるバッファ116と、入力された静止画プレーン105の画素SPを画素ごとに一時的に格納する領域であるバッファ117と、スイッチ115と、スイッチ115の出力を画素ごとに一時的に格納する領域であるバッファ118とを備える。尚、バッファ116乃至118に格納される画素データは、ARIB規定に基づいた、所定のビット幅の不透明度α及び所定のカラーフォーマットにより色情報を示すカラーコンポーネントとから構成されるものである。スイッチ115は、バッファ116及びバッファ117に格納された画素データと、動画静止画切替えプレーン106の1ビットの値CPとを入力し、値CPに基づいて、画素VP又は画素SPのいずれかを選択してバッファ118へ出力する。スイッチ115は、例えば、CP=0である画素については、バッファ116に格納された画素データをバッファ118へ出力し、CP=1である画素については、バッファ117に格納された画素データをバッファ118へ出力することで、合成プレーン110の画素SVPを生成する。
α合成回路112は、スイッチ回路109から出力された合成プレーン110の画素SVP及び文字図形プレーン107の画素TPを入力し、文字図形プレーン107の画素TPに設定された不透明度αに基づいて、アルファ合成により合成画素データ(不図示)を生成し、当該合成画素データをα合成回路113へ出力する。α合成回路113は、α合成回路112から出力された合成画素データ及び字幕プレーン108の画素GPを入力し、字幕プレーン108の画素GPに設定された不透明度αに基づいて、アルファ合成により合成画素データ(不図示)を生成し、当該合成画素データをビデオ出力114として外部へ出力する。
制御部102は、外部からデジタル放送表示の指示に応じて、画像処理装置120が受信したデジタル放送データのデコード結果をプレーンの種類に応じて、記憶部103の各プレーンに対応する領域へ格納する。また、制御部102は、外部からメニュー表示の指示に応じて、メニュー表示用の静止画等を記憶部103の文字図形プレーン107及び字幕プレーン108に対応する領域へ格納する。すなわち、制御部102は、記憶部103に対して静止画を描画する塗りつぶし描画処理を行う。
次に、図10に、画像処理装置120の制御処理の一例をフローチャート図で示す。まず、制御部102は、画像処理装置120によりにより視聴するユーザの操作からの表示要求を受け付け、デジタル放送表示又はメニュー表示であるかを判定する(S101)。ここで、デジタル放送表示と判定した場合、制御部102は、受信及びデコードしたデジタル放送データを記憶部103のプレーンごとの対応する領域に格納する(S102)。具体的には、制御部102は、YCrCb4:2:2の動画データを動画プレーン104へ、YCrCb4:2:2の静止画データを静止画プレーン105へ、動画静止画切替えを示す1bpp(bits per pixel)のデータを動画静止画切替えプレーン106へ、YCrCb4:4:4の文字図形データを文字図形プレーン107へ、及びCLUT8の字幕データを字幕プレーン108へ格納する。
この後、上述したように、画像処理回路101のスイッチ115は、画素ごとに動画プレーン104の画素VPと静止画プレーン105の画素SPとを入力し、動画静止画切替えプレーン106の値CPにより、画素VP及び画素SPのいずれかを選択して合成プレーン110の画素SVPを出力する。そして、α合成回路112及びα合成回路113により、画素ごとに合成プレーン110の画素SVP、文字図形プレーン107の画素TP及び字幕プレーン108の画素GPからアルファ合成し、ビデオ出力114として出力する。これにより、画像処理装置120は、デジタル放送を表示することができる。
また、ステップS101において、メニュー表示と判定した場合、制御部102は、YCbCr4:4:4のメニュー画面の塗りつぶし領域を文字図形プレーン107へ格納する(S103)。そして、制御部102は、当該メニュー画面の文字データを字幕プレーン108へ格納する(S104)。
この後、画像処理回路101のα合成回路113は、文字図形プレーン107の画素TPと字幕プレーン108の画素GPとをアルファ合成し、ビデオ出力114として出力する。これにより、画像処理装置120は、メニュー画面を表示することができる。
以下に、上述したメニュー表示の場合において、ステップS103における塗りつぶし描画処理のビット数を算出する。尚、ここでは、画素データのカラーフォーマットがYCbCr4:4:4、ビデオ出力の解像度が1080Pであるとする。まず、当該メニュー画面は、YCbCr4:4:4の画素データで構成されるため、以下の式3に示すように、1画素あたり32ビットである。また、当該メニュー画面は、解像度が1080Pであるため、1画面あたりの画素は、以下の式4に示すように、2,073,600画素となる。そのため、制御部102は、当該メニュー画面を記憶部103の文字図形プレーン107へ格納するために、以下の式5に示すように、1画面あたり66,355,200ビット分の塗りつぶし描画処理が必要となる。
文字図形プレーン107の画素TP(YCbCr4:4:4):
α[8ビット]+Y[8ビット]+Cb[8ビット]+Cr[8ビット] = 32ビット ・・・ (式3)
画面全体の画素数(1080P):
縦1,080×横1,920 = 2,073,600画素 ・・・ (式4)
塗りつぶし描画処理:
32ビット × 2,073,600画素
= 66,355,200ビット ・・・ (式5)
塗りつぶし描画処理は、メニュー画面の背景画像データのように、デジタル放送における画面データに比べて比較的少ない種類の色を広い領域に渡って塗りつぶす場合に行われる。しかしながら、上述した画像処理装置120は、メニュー画面においてもデジタル放送と同レベルのARIB規定に基づくプレーン合成制御を行うため、式5に示される画素数を塗りつぶす必要がある。
本発明にかかる画像処理装置は、第1の画像データと第2の画像データとを含む複数の画像データを画素ごとに合成するものであって、前記画素ごとに定義された選択情報に基づき、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを所定の割合により合成するための合成割合情報を前記第1の画像データの画素ごとに設定する第1のモードと、前記選択情報に基づき、前記画素ごとに色情報及び前記合成割合情報を定義するカラーデータを選択するか否かを判定し、選択すると判定した場合に当該カラーデータを当該画素に設定する第2のモードとを切り替えて、前記第1のモード又は前記第2のモードにより設定された画素ごとのデータを第3の画像データとして出力するスイッチ回路と、を備える。
本発明にかかる画像処理方法は、第1の画像データと第2の画像データとを含む複数の画像データを画素ごとに合成するものであって、前記画素ごとに定義された選択情報に基づき、前記第1の画像データと前記第2の画像データとを所定の割合により合成するための合成割合情報を前記第1の画像データの画素ごとに設定する第1の設定ステップと、前記選択情報に基づき、前記画素ごとに画素当たりの色情報及び前記合成割合情報を定義するカラーデータを選択するか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記カラーデータを選択すると判定した場合に当該カラーデータを当該画素に設定する第2の設定ステップと、前記第1の設定ステップにより設定する第1のモードと、前記第2の設定ステップにより設定する第2のモードとを切り替えて、前記第1のモード又は前記第2のモードにより設定された画素ごとのデータを第3の画像データとして出力するモード切替ステップと、を有する。
上述した本発明にかかる画像処理装置及び方法によれば、例えば、第1のモードを、デジタル放送表示とし、第2のモードをデジタル放送表示より軽減させたメニュー表示とした場合、塗りつぶし描画処理の効率を上げることができる。それは、本発明にかかる画像処理装置は、第2のモードにおいて、動画静止画切替えプレーンに設定された各画素における1ビットの値を選択情報とし、1画素あたりの画素データであるカラーデータとを組み合わせることで、メニュー画面における背景画像データを生成することができるからである。また、本発明にかかる画像処理装置は、第1のモードにおいて、動画静止画切替えプレーンに基づいて、静止画プレーンの画素ごとの不透明度αを設定することで、第2のモードとモードを切り替え可能な画像処理装置とすることができるからである。
関連技術では、塗りつぶし描画処理では、例えば、YCbCr4:4:4の場合、1画面あたり32ビットの塗りつぶし描画が必要であったが、本発明では、1画面あたり最低限1ビットの選択情報と1画素分の画素データ32ビットとを塗りつぶすことで同等の出力を実現できる。そのため、塗りつぶし描画処理の量を相対的に減らすことができ処理効率を高めることができる。
本発明により、複数の画像データを画素ごとに合成する際の塗りつぶし描画処理にかかる時間を減らすことができる画像処理装置及び方法を提供することができる。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略する。
<発明の実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置20の全体構成を示すブロック図である。画像処理装置20は、画像処理回路1、制御部2及び記憶部3を備える。記憶部3は、動画プレーン4、静止画プレーン5、動画静止画切替えプレーン6、文字図形プレーン7及び字幕プレーン8に対応する画素データを格納する領域を備えた記憶装置である。尚、記憶部3は、ハードディスクドライブ、光磁気ディスクドライブ、フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶装置でもよいし、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、レジスタ等の揮発性の記憶装置であってもよい。
画像処理回路1は、動画プレーン4、静止画プレーン5、動画静止画切替えプレーン6、文字図形プレーン7及び字幕プレーン8を画素ごとに入力し、ARIB規定に基づいて、アルファ合成し、ビデオ出力14として出力する。すなわち、画像処理回路1は、複数の画像データを画素ごとに合成するものである。
画像処理回路1は、スイッチ回路9、α合成回路11、α合成回路12、α合成回路13を備える。スイッチ回路9は、制御部2からの指示に応じて、デジタル放送表示を行うためのARIBモードと、EPG(Electronic Program Guide)等のメニュー表示を行うための塗りつぶしモードとのいずれかにSWモードを切り替えるスイッチ回路である。スイッチ回路9は、バッファ91と、バッファ92と、バッファ93と、カラーデータバッファ94と、スイッチ15と、スイッチ16と、スイッチ17とを備える。尚、バッファ91乃至93及びカラーデータバッファ94に格納される画素データは、図2に後述する画素データであり、ここでは、不透明度α及びカラーコンポーネントとから構成されるものである。
バッファ91は、静止画プレーン5の画素SPの入力を画素ごとに一時的に格納するバッファである。スイッチ16は、ARIBモードの場合に動画静止画切替えプレーン6の値CPに応じてバッファ92に格納された画素データの不透明度αを設定するスイッチである。バッファ92は、ARIBモードの場合に、スイッチ16から入力される不透明度αと、バッファ91のカラーコンポーネント部分と、を格納するバッファである。スイッチ16は、例えば、CP=0である画素については、不透明度αを0%としてバッファ92に格納された画素データに設定し、CP=1である画素については、不透明度αを100%としてバッファ92に格納された画素データに設定する。すなわち、スイッチ16は、ARIBモードの場合に、画素ごとに定義された選択情報である値CPに基づき、第1の画像データである静止画プレーン5と第2の画像データである動画プレーン4とを所定の割合により合成するための合成割合情報を、画素ごとに静止画プレーン5の画素SPの不透明度αに設定する。
カラーデータバッファ94は、塗りつぶしモードの場合に制御部2から得る、画素単位に定義された色情報であるカラーデータの設定を格納するバッファである。スイッチ17は、塗りつぶしモードの場合に動画静止画切替えプレーン6の値CPに応じてバッファ91又はカラーデータバッファ94に格納された画素データのいずれかを選択し、画素ごとにスイッチ15へ出力するスイッチである。スイッチ17は、例えば、CP=0である画素については、カラーデータバッファ94に格納された画素データを、CP=1である画素については、バッファ91に格納された画素データをスイッチ15へ出力する。すなわち、スイッチ17は、塗りつぶしモードの場合に、画素ごとに定義された選択情報である値CPに基づき、画素ごとにカラーデータを選択するか否かを判定し、選択すると判定した場合に当該カラーデータを当該画素に設定して出力する。また、スイッチ17は、カラーデータを選択しないと判定した場合に、静止画プレーン5における該当する画素の画素SPを設定して出力する。
スイッチ15は、制御部2からのARIBモード又は塗りつぶしモードの設定を受け付ける。そして、スイッチ15は、ARIBモードが設定された場合、バッファ92に格納された画素データをバッファ93へ出力する。また、スイッチ15は、塗りつぶしモードが設定された場合、スイッチ17から出力されるバッファ91又はカラーデータバッファ94に格納された画素データのいずれかをバッファ93へ出力する。つまり、スイッチ回路9は、ARIBモード又は塗りつぶしモードにより設定された画素ごとのデータをα合成回路11へ出力する。その際、スイッチ回路9は、画像データとして出力してもよい。
α合成回路11は、記憶部3から動画プレーン4の画素VP及びスイッチ回路9からバッファ93に格納された画素データを入力し、バッファ93に格納された画素データに設定された不透明度αに基づいてアルファ合成し、合成プレーン10の画素SVPを出力する。ここで、ARIBモードの場合、バッファ93に格納された画素データは、不透明度αが0%又は100%のいずれかである。そのため、α合成回路11は、画素ごとに画素VP又はバッファ93に格納された画素データのいずれかを選択して画素SVPを出力することができる。つまり、画像処理回路1は、スイッチ回路9及びα合成回路11により、図9のスイッチ回路109と同等の出力をすることができる。また、α合成回路11は、塗りつぶしモードの場合、バッファ93に格納された画素データに設定された不透明度αに応じてアルファ合成する。
α合成回路12は、α合成回路11から出力された合成プレーン10の画素SVP及び文字図形プレーン7の画素TPを入力し、文字図形プレーン7の画素TPに設定された不透明度αに基づいて、アルファ合成により合成画素データ(不図示)を生成し、当該合成画素データをα合成回路13へ出力する。α合成回路13は、α合成回路12から出力された合成プレーン(不図示)及び字幕プレーン8の画素GPを入力し、字幕プレーン108の画素GPに設定された不透明度αに基づいて、アルファ合成により合成画素データ(不図示)を生成し、当該合成画素データをビデオ出力14として外部へ出力する。
制御部2は、外部からデジタル放送表示の指示に応じて、画像処理装置20が受信したデジタル放送データのデコード結果をプレーンの種類に応じて、記憶部3の各プレーンに対応する領域へ格納する。また、制御部2は、外部からメニュー表示の指示に応じて、メニュー画面の背景画像データの塗りつぶし領域を定義した選択情報を記憶部3の動画静止画切替えプレーン6に対応する領域へ格納し、当該背景画像データの画素当たりの色情報を定義するカラーデータをカラーデータバッファ94へ格納し、当該メニュー画面の文字情報を字幕プレーン8に対応する領域へ格納する。すなわち、制御部2は、記憶部3及びカラーデータバッファ94に対して静止画を描画する塗りつぶし描画処理を行う。
ここで、本発明の実施の形態にかかる画素データ50の構成例を図2に示す。画素データ50は、1画素あたりの色情報を定義するデータである。画素データ50は、複数の画像データを画素ごとに合成するための割合である合成割合情報である不透明度51と、任意のカラーフォーマットに基づく色情報であるカラーコンポーネント52とを含むものである。また、カラーコンポーネント53は、カラーコンポーネント53のように、不透明度51を含まないものであってもよい。この場合、合成割合情報は、外部から与えられるものか、予め設定済みのものを用いてもよい。
カラーコンポーネント52又はカラーコンポーネント53は、例えば、YCbCrで表現されるカラーフォーマット54、RGBで表現されるカラーフォーマット55又はCLUTで表現されるカラーフォーマット56としてもよいが、カラーフォーマットはこれらに限定されない。
また、画素データ50は、例えば、ビット幅を32ビットとし、カラーフォーマットがYCbCr4:4:4の場合、不透明度51、Yデータ、Cbデータ及びCrデータをそれぞれ8ビットで表すことができる。ただし、ビット幅はこれに限定されない。
尚、不透明度51が未設定の場合、画像処理装置20は、不透明度αを100%として動作するようにしてもよい。
図3は、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の制御処理の一例を示すフローチャート図である。まず、制御部2は、画像処理装置20により視聴するユーザの操作からの表示要求を受け付け、デジタル放送表示又はメニュー表示のいずれであるかを判定する(S1)。ここで、デジタル放送表示と判定した場合、制御部2は、スイッチ15へSWモードをARIBモードとするように設定する(S2)。そして、制御部2は、受信及びデコードしたデジタル放送データを記憶部3のプレーンごとの対応する領域に格納する(S3)。具体的には、制御部2は、YCrCb4:2:2の動画データを動画プレーン4へ、YCrCb4:2:2の静止画データを静止画プレーン5へ、動画静止画切替えを示す1bppのデータを動画静止画切替えプレーン6へ、YCrCb4:4:4の文字図形データを文字図形プレーン7へ、及びCLUT8の字幕データを字幕プレーン8へ格納する。
この後、画像処理回路1は、ARIBモードとして動作し、デジタル放送のためのビデオ出力14を出力する。ARIBモードの場合の画像処理回路1の動作の詳細は、図4に詳述する。
また、図3のステップS1において、メニュー表示と判定した場合、制御部2は、スイッチ15へSWモードを塗りつぶしモードとするように設定する(S4)。そして、制御部2は、メニュー画面の塗りつぶし領域を1bppで表現したデータを動画静止画切替えプレーン6へ格納する(S5)。続いて、制御部2は、当該メニュー画面の塗りつぶし領域におけるYCbCr4:4:4の画素データをカラーデータバッファ94へ格納する(S6)。その後、制御部2は、当該メニュー画面の文字データを字幕プレーン8へ描画する(S7)。
この後、画像処理回路1は、塗りつぶしモードとして動作し、メニュー表示のためのビデオ出力14を出力する。塗りつぶしモードの場合の画像処理回路1の動作の詳細は、図5に詳述する。
図4は、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置20のARIBモードにおけるプレーン合成処理の概念を示す図である。図4では、図3で説明したように、制御部2は、デジタル放送表示の表示要求を受け付けたため、スイッチ15にSWモードをARIBモードへ設定し、記憶部3に動画プレーン4a、静止画プレーン5a、動画静止画切替えプレーン6a、文字図形プレーン7a及び字幕プレーン8aを格納する。
そして、画像処理回路1のスイッチ回路9は、画素ごとに静止画プレーン5aの画素SP及び動画静止画切替えプレーン6aの値CPを入力する。そして、スイッチ16は、値CPに応じて不透明度αを0%又は100%のいずれかを選択して、バッファ92に格納された画素データに設定する。また、このとき、バッファ91のカラーコンポーネント部分がバッファ92に格納される。そして、スイッチ15は、バッファ92に格納された画素データを選択して、バッファ93へ出力する。その後、α合成回路11は、バッファ93に格納された画素データ及び動画プレーン4aの画素VPをアルファ合成し、合成プレーン10aの画素SVPを出力する。以後は、α合成回路12及びα合成回路13によりビデオ出力14aが出力される。これにより、ARIBモードにおいて、関連技術と同等にデジタル放送の出力をすることができる。
図5は、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の塗りつぶしモードにおけるプレーン合成処理の概念を示す図である。図5では、図3で説明したように、制御部2は、メニュー表示の表示要求を受け付けたため、スイッチ15にSWモードを塗りつぶしモードへ設定し、記憶部3の動画静止画切替えプレーン6b及び字幕プレーン8bに対応する領域へ格納する。また、制御部2は、カラーデータバッファ94に1画素分の画素データを格納する。尚、このとき、制御部2は、動画プレーン4b、静止画プレーン5b及び文字図形プレーン7bに対応する領域へ所定の画像データを格納しても構わない。
そして、画像処理回路1のスイッチ回路9は、画素ごとに静止画プレーン5bの画素SP及び動画静止画切替えプレーン6bの値CPを入力する。そして、スイッチ17は、値CPに応じてバッファ91又はカラーデータバッファ94に格納された画素データのいずれかを選択して、スイッチ15へ出力する。そして、スイッチ15は、スイッチ17から出力される画素データを選択して、バッファ93へ出力する。その後、α合成回路11は、バッファ93に格納された画素データ及び動画プレーン4aの画素VPをアルファ合成し、合成プレーン10bの画素SVPを出力する。このとき、合成プレーン10bには、メニュー画面の背景画像データの塗りつぶし領域95が生成される。以後は、α合成回路12及びα合成回路13によりビデオ出力14bが出力される。これにより、塗りつぶしモードにおいて、関連技術と同等に、メニュー表示の出力をすることができる。尚、ここでは、動画プレーン4b、静止画プレーン5b及び文字図形プレーン7bに対応する領域にデータが格納されていないため、各画素データは、0としてアルファ合成してもよい。
以下に、上述した本発明の実施の形態にかかるメニュー表示の場合において、ステップS5及びS6における塗りつぶし描画処理のビット数を算出する。尚、ここでは比較のため、関連技術の場合と同様に、画素データのカラーフォーマットがYCbCr4:4:4、ビデオ出力の解像度が1080Pであるとする。まず、当該メニュー画面の塗りつぶし領域は、動画静止画切替えプレーン6bにより表現するため、以下の式6に示すように、1画素あたり1ビットである。また、当該メニュー画面は、解像度が1080Pであるため、1画面あたりの画素は、以下の式7に示すように、2,073,600画素となる。さらに、当該メニュー画面の塗りつぶし領域の色情報は、カラーデータとしてカラーデータバッファ94に格納しているため、以下の式8に示すように、32ビットである。そのため、制御部2は、当該メニュー画面を記憶部3の動画静止画切替えプレーン6b及び画像処理回路1のカラーデータバッファ94へ格納するために、以下の式9に示すように、1画面あたり2,073,632ビット分の塗りつぶし描画処理が必要となる。
動画静止画切替えプレーン6bの値CP(1bpp):1ビット ・・・ (式6)
画面全体の画素数(1080P):
縦1,080×横1,920 = 2,073,600画素 ・・・ (式7)
カラーデータの画素(YCbCr4:4:4):
α[8ビット]+Y[8ビット]+Cb[8ビット]+Cr[8ビット]
= 32ビット ・・・ (式8)
塗りつぶし描画処理:1ビット × 2,073,600画素 + 32ビット
= 2,073,632ビット ・・・ (式9)
受信装置固有のメニュー表示等の静止画表示における制御部の塗りつぶし描画処理において、関連技術の画面全体の塗りつぶし処理(図10のS103)のビット数(式5)と本発明の画面全体の塗りつぶし処理(図3のS5、S6)のビット数(式9)とを比較すると、その効果は約1/32(式10)となり、塗りつぶし描画処理の効率が上がっていると言える。
関連技術:66,355,200ビット ÷ 本発明:2,073,632ビット
= 31.99950618 ・・・ (式10)
以上のように、本発明の実施の形態は、ARIB規定におけるプレーン合成処理において、動画静止画の切替え情報として用いられていた選択情報を、塗りつぶし領域自体の定義情報として用い、さらに、塗りつぶし領域の色情報を別途、定義するものである。そして、本発明の実施の形態にかかる画像処理装置20は、メニュー表示等の塗りつぶし描画処理においては、選択情報に基づいて、画素ごとに色情報を定義したカラーデータを選択するか否かを判定し、選択すると判定した場合に当該カラーデータを当該画素に設定して画像データを出力するものである。また、画像処理装置20は、デジタル放送表示においては、第1の画像データと第2の画像データとを所定の割合により合成するための合成割合情報を前記画素ごとに前記第1の画像データに設定して出力するものである。これにより、合成割合情報に基づいた合成をおこなうことを可能とするものである。そのため、一つの画像処理装置20により、デジタル放送データを出力するような高度な画像合成処理を行う第1のモードと、所定の色情報を塗りつぶすことで簡易に背景画像データを生成する第2のモードとを実現することができる。
すなわち、本発明の実施の形態は、ARIBモードと塗りつぶしモードを切り替え可能なスイッチ回路9を用いることにより、デジタル放送については、ARIB規定に則ったプレーン合成を行うことができ、メニュー画面については、塗りつぶし領域自体の定義と、塗りつぶし領域のカラーデータとを分離して描画を行うことができる。よって、本発明では、式9に示される画素数を塗りつぶすことでメニュー画面を生成することができ、関連技術に比べて塗りつぶし描画処理の量を相対的に減らし、処理時間を短縮させることができる。
<その他の発明の実施の形態>
デジタル放送用受信装置は、ハイビジョン(HDTV)対応により画素数が増えたが、現在、NHK放送技術研究所にて進められている次世代のスーパーハイビジョン対応においては、画素数がHDTVのさらに16倍程度に増えることが見込まれている。そのため、今後のデジタル放送用受信装置における重要な課題としては、デジタル放送用受信装置に内蔵される画像処理回路1の負荷低減、制御部2の描画処理の負荷低減、記憶部3に格納するデータのサイズを抑えることであると予測される。
本発明における装置固有のメニュー表示等の静止画表示では、メモリに描画するビット数を約1/32とすることで、画像処理回路1のメモリ読出し負荷、制御部2の描画処理時間、記憶部3の容量をさらに抑えることができる。
尚、本発明の実施の形態にかかるカラーデータの個数及び動画静止画切替えプレーン6の値CPのビット幅は、上述したものに限定しない。例えば、カラーデータが1つの場合、上述したように、動画静止画切替えプレーン6の値CPのビット幅は、1bppであり、静止画プレーン5の画素SPとカラーデータバッファ94に格納された1つのカラーデータとの切替えが可能である。また、カラーデータが複数種類の場合、動画静止画切替えプレーン6の値CPのビット幅は、静止画プレーン5の画素SPとカラーデータバッファ94に格納された複数のカラーデータとの切替え可能なビット幅であればよい。その場合、制御部2からカラーデータバッファ94へ複数のカラーデータを格納するようにすればよい。すなわち、画像処理回路1は、カラーデータバッファ94に複数のカラーデータを格納し、スイッチ17は、塗りつぶしモードにおいて、値CPのビット値に応じてカラーデータバッファ94から複数のカラーデータのいずれかを取得することで実現できる。
尚、本発明の実施の形態にかかる画像処理回路1が切り替え可能なモードは、上述したものに限定されない。また、本発明の実施の形態で対象とする画像の合成処理は、ARIB規定に限定されない。
尚、本発明の実施の形態で対象とする塗りつぶし描画処理は、デジタル放送受信装置固有のメニュー画面に限定されない。たとえば、DVD(Digital Versatile Disk)又はBD(Blu-ray Disc)の再生時における静止画を描画する場合、また、BDにおけるインタラクティブ技術における画像を描画する場合等にも適用可能である。
さらに、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、既に述べた本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 画素データの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の制御処理の一例を示すフローチャート図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理装置のARIBモードにおけるプレーン合成処理の概念を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる画像処理装置の塗りつぶしモードにおけるプレーン合成処理の概念を示す図である。 ARIB規定のプレーン合成制御の概念を示す図である。 アルファ合成の概念を示す図である。 デジタル放送用受信装置における表示切替の概念を示す図である。 関連技術にかかる画像処理装置の全体構成を示すブロック図である。 関連技術にかかる画像処理装置の制御処理の一例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1 画像処理回路
2 制御部
3 記憶部
4 動画プレーン
4a 動画プレーン
4b 動画プレーン
5 静止画プレーン
5a 静止画プレーン
5b 静止画プレーン
6 動画静止画切替えプレーン
6a 動画静止画切替えプレーン
6b 動画静止画切替えプレーン
7 文字図形プレーン
7a 文字図形プレーン
7b 文字図形プレーン
8 字幕プレーン
8a 字幕プレーン
8b 字幕プレーン
9 スイッチ回路
10 合成プレーン
10a 合成プレーン
10b 合成プレーン
11 α合成回路
12 α合成回路
13 α合成回路
14 ビデオ出力
14a ビデオ出力
14b ビデオ出力
15 スイッチ
16 スイッチ
17 スイッチ
20 画像処理装置
21 動画プレーン
22 静止画プレーン
23 動画静止画切替えプレーン
24 文字図形プレーン
25 字幕プレーン
26 スイッチ
27 α合成回路
28 α合成回路
31 前面プレーン
32 後面プレーン
33 α合成回路
34 合成プレーン
41 リモコン
411 ボタン
412 ボタン
42 表示画面
43 表示画面
50 画素データ
51 不透明度
52 カラーコンポーネント
53 カラーコンポーネント
54 カラーフォーマット
55 カラーフォーマット
56 カラーフォーマット
91 バッファ
92 バッファ
93 バッファ
94 カラーデータバッファ
95 塗りつぶし領域
101 画像処理回路
102 制御部
103 記憶部
104 動画プレーン
105 静止画プレーン
106 動画静止画切替えプレーン
107 文字図形プレーン
108 字幕プレーン
109 スイッチ回路
110 合成プレーン
112 α合成回路
113 α合成回路
114 ビデオ出力
115 スイッチ
116 バッファ
117 バッファ
118 バッファ
120 画像処理装置
VP 画素
SP 画素
CP 値
TP 画素
GP 画素
SVP 画素
S 画素
V 画素
X 画素
α 不透明度

Claims (12)

  1. 画像データを画素ごとに処理する画像処理装置であって、
    前記画素ごとに定義された選択情報に基づき、第1の画像データと第2の画像データとを所定の割合により合成するための合成割合情報を前記第1の画像データの画素ごとに設定する第1のモードと、前記選択情報に基づき、前記画素ごとに色情報及び前記合成割合情報を定義するカラーデータを選択するか否かを判定し、選択すると判定した場合に当該カラーデータを当該画素に設定する第2のモードとのいずれかを前記第1の画像データの画素ごとに切り替えて、前記第1のモード又は前記第2のモードにより設定された画素ごとのデータを、前記第2の画像データと合成するための第3の画像データとして出力するスイッチ回路を備える画像処理装置。
  2. 前記スイッチ回路は、前記第2のモードにおいて、前記カラーデータを選択しないと判定した場合に、前記第1の画像データにおける該当する画素値を当該画素に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記カラーデータを格納するカラーデータ格納部をさらに備え、
    前記スイッチ回路は、前記第2のモードにおいて、前記カラーデータを選択すると判定した場合に、前記カラーデータ格納部から取得されるカラーデータを当該画素に設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記カラーデータ格納部は、前記カラーデータを複数種類格納し、
    前記スイッチ回路は、前記第2のモードにおいて、前記カラーデータを選択すると判定した場合に、前記選択情報に応じて前記カラーデータ格納部から前記複数種類のカラーデータのいずれかを取得することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記スイッチ回路により出力された前記第3の画像データに設定された合成割合情報に基づいて、前記第2の画像データと前記第3の画像データとを画素ごとに合成する合成部をさらに備える、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記スイッチ回路は、前記第1のモードにおいて、前記選択情報に基づき、前記画素ごとに0%又は100%のいずれかを前記合成割合情報に設定することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 画像データを画素ごとに処理する画像処理方法であって、
    前記画素ごとに定義された選択情報に基づき、第1の画像データと第2の画像データとを所定の割合により合成するための合成割合情報を前記第1の画像データの画素ごとに設定する第1の設定ステップと、
    前記選択情報に基づき、前記画素ごとに色情報及び前記合成割合情報を定義するカラーデータを選択するか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより前記カラーデータを選択すると判定した場合に当該カラーデータを当該画素に設定する第2の設定ステップと、
    前記第1の設定ステップにより設定する第1のモードと、前記第2の設定ステップにより設定する第2のモードとのいずれかを前記第1の画像データの画素ごとに切り替えて、前記第1のモード又は前記第2のモードにより設定された画素ごとのデータを、前記第2の画像データと合成するための第3の画像データとして出力するモード切替ステップと、を有する画像処理方法。
  8. 前記第2の設定ステップは、前記判定ステップにより前記カラーデータを選択しないと判定した場合に、前記第1の画像データにおける該当する画素値を当該画素に設定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理方法。
  9. 前記カラーデータを格納するカラーデータ格納ステップをさらに備え、
    前記第2の設定ステップは、前記判定ステップにより前記カラーデータを選択すると判定した場合に、前記カラーデータ格納ステップにより格納されたカラーデータを当該画素に設定することを特徴とする請求項7又は8に記載の画像処理方法。
  10. 前記カラーデータ格納ステップは、前記カラーデータを複数種類格納し、
    前記第2の設定ステップは、前記判定ステップにより前記カラーデータを選択すると判定した場合に、前記選択情報に応じて前記カラーデータ格納ステップにより格納された前記複数種類のカラーデータのいずれかを取得することを特徴とする請求項9に記載の画像処理方法。
  11. 前記モード切替ステップにより出力された前記第3の画像データに設定された合成割合情報に基づいて、前記第2の画像データと前記第3の画像データとを画素ごとに合成する合成ステップをさらに備える、請求項7乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法。
  12. 前記第1の設定ステップは、前記選択情報に基づき、前記画素ごとに0%又は100%のいずれかを前記合成割合情報に設定することを特徴とする、請求項7乃至11のいずれか1項に記載の画像処理方法。
JP2008234634A 2008-09-12 2008-09-12 画像処理装置及び方法 Expired - Fee Related JP5022324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234634A JP5022324B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 画像処理装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234634A JP5022324B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 画像処理装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010068399A JP2010068399A (ja) 2010-03-25
JP5022324B2 true JP5022324B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=42193557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008234634A Expired - Fee Related JP5022324B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 画像処理装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5022324B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5701687B2 (ja) * 2011-05-27 2015-04-15 ルネサスエレクトロニクス株式会社 画像処理装置、画像処理方法
WO2020153097A1 (ja) * 2019-01-21 2020-07-30 ローム株式会社 半導体装置、それを用いた車載用ディスプレイシステム、電子機器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4707867B2 (ja) * 2001-04-19 2011-06-22 ローランド株式会社 映像合成装置
JP3906167B2 (ja) * 2002-02-28 2007-04-18 三洋電機株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP4573491B2 (ja) * 2002-02-28 2010-11-04 三洋電機株式会社 画像処理装置および画像処理方法
JP2004023332A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Hitachi Ltd 画像データ処理回路及びディジタル放送受信装置
JP5057895B2 (ja) * 2007-08-31 2012-10-24 三菱電機株式会社 画像出力装置および画面構成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010068399A (ja) 2010-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6979609B2 (ja) グラフィックス信号生成装置及びグラフィックス信号生成方法
US8204357B2 (en) Reproducing device, reproducing method, reproducing program and recording medium
US20090189912A1 (en) Animation judder compensation
US8363164B2 (en) Apparatus and method for outputting image using a plurality of chroma-key colors
JPWO2008123217A1 (ja) 映像送信装置、映像受信装置、映像記録装置、映像再生装置及び映像表示装置
CN111724752A (zh) 信息处理设备和方法、显示设备以及计算机可读介质
US20100020104A1 (en) Display processing device, display processing method, and display processing program
JP2007279220A (ja) 画像表示装置
JP5022324B2 (ja) 画像処理装置及び方法
JP2007180765A (ja) 映像処理装置、映像表示装置及び映像処理方法
US7649567B2 (en) Format conversion apparatus, format conversion method, and image display apparatus and image display method using the format conversion apparatus
JP6821269B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
CN107211108B (zh) 再现设备、信息处理方法以及程序
JPH11146275A (ja) 画像処理表示装置
JP5189205B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、画像処理装置の制御プログラム、および制御プログラムを記録した記録媒体
JP2006303631A (ja) オンスクリーン表示装置及びオンスクリーンディスプレイ生成方法
JP2008304563A (ja) 画像表示装置及び画像表示方法
US20130215130A1 (en) Display apparatus and display control method
JP2006301029A (ja) オンスクリーン表示装置及びオンスクリーンディスプレイ生成方法
US20060114352A1 (en) Picture output apparatus and picture output method
JP2008053965A (ja) 画像再生システム、画像再生装置および画像表示装置
JPH1118108A (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JP6751901B2 (ja) 輝度変換方法、輝度変換装置および映像表示装置
JP2004328391A (ja) 動画像復号化方法、及びその装置
JP2007066268A (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110401

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120518

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120612

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees