JP2008304563A - 画像表示装置及び画像表示方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホールド効果を改善すると共に要求される輝度レベルを得ることができ、要求品質及びホールド効果の改善率を向上させることができる。
【解決手段】画像表示装置は、入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理を切り替える黒挿入/ABγ切替処理部11と、画像変換処理の切り替え状態の切替設定テーブル12を記憶するメモリ9と、入力映像信号の種別を判別するマイクロコンピュータ8とを備える。マイクロコンピュータ8により入力映像信号が第1のモードを示すと判別されたとき、黒挿入/ABγ切替処理部11により第1の画像変換処理に切り替え制御し、第1のモード以外を示すと判別されたとき、黒挿入/ABγ切替処理部11により切替設定テーブル12に記憶された設定に基づいて第1、第2、第3の画像変換処理又は無変換処理に切り替え制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、画像供給源から供給される画像データに基づく画像を表示する画像表示装置及び画像表示方法に関する。
従来、液晶表示装置に画像を表示する場合、画素に対応する電荷蓄積位置に一定量の電荷を蓄積する必要がある。ここで蓄積された電荷は、次の画像を表示するまで持続されてしまうため、動画像を滑らかな動きになるように表示することができなかった。この状態をホールド効果と呼んでいる。
このホールド効果による動画解像度を改善する為に、以下の手法が提案されている。
第1の手法として、原画像と原画像との間に、黒画像を挿入する手法が提案されている(特許文献1参照)。
また、第2の手法として、原画像を黒よりのガンマ補正処理を施した画像と、白寄りのガンマ補正処理を施した画像の2枚に分けて、それを交互に表示させる手法が提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−186456号公報 特開2006−58891号公報
上述した特許文献1に記載の原画に黒画像を挿入する手法では、ホールド効果は改善される。しかし、画像表示装置の表示輝度が黒画像が表示されている時間の割合だけ暗くなってしまう。
従って、この場合、ホールド効果改善の副作用として表示画像の輝度レベルが低下する。特に、高い輝度レベルが要求される画像では、要求品質を満たすことができないという不都合があった。
また、原画を黒よりのガンマ補正処理を施した画像と、白寄りのガンマ補正処理を施した画像を交互に表示させる手法では、2種類のガンマ補正処理後の表示画像を視聴者の網膜上で積分する効果がある。
これにより、ホールド効果を抑制しつつ、輝度の変化を避けることができる。しかし、この場合、画像表示装置の表示画像の輝度は、その能力通りに得られるが、輝度レベルの高い画像では、ホールド効果の改善が少なくなるという不都合があった。
そこで、本発明は、ホールド効果を改善すると共に要求される輝度レベルを得ることができ、要求品質及びホールド効果の改善率を向上させることができる画像表示装置及び画像表示方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の画像表示装置は、画像変換手段における入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理を切り替える画像変換切替手段と、画像変換手段における入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理の切り替え状態の設定を記憶する記憶手段と、入力映像信号の種別を判別する判別手段とを備えている。
また、画像表示装置は、判別手段により入力映像信号の種別が第1のモードを示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理に切り替えるように制御する制御手段を備えている。
また、画像表示装置は、判別手段により入力映像信号の種別が第1のモード以外を示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により記憶手段に記憶された切り替え状態の設定に基づいて画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理に切り替えるように制御する制御手段を備えたものである。
これにより、判別手段により入力映像信号の種別が第1のモードを示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により画像変換手段における画像変換処理を制御手段が第1の画像変換処理に切り替えるように制御する。
従って、第1のモードでは、入力映像信号の種別に適した第1の画像変換処理を入力映像信号に施すことができる。
判別手段により入力映像信号の種別が第1のモード以外を示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により記憶手段に記憶された切り替え状態の設定に基づいて画像変換手段における画像変換処理を制御手段が第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理に切り替えるように制御する。
従って、第1のモード以外では、入力映像信号の種別に適した第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理を入力映像信号に施すことができる。
また、本発明の画像表示方法は、画像変換手段における入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理を切り替えるステップと、画像変換手段における入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理の切り替え状態の設定を記憶するステップと、入力映像信号の種別を判別するステップとを含んでいる。
また、画像表示方法は、判別ステップにより入力映像信号の種別が第1のモードを示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理に切り替えるように制御するステップを含むものである。
また、画像表示方法は、判別ステップにより入力映像信号の種別が第1のモード以外を示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により記憶ステップにおいて記憶された切り替え状態の設定に基づいて画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理に切り替えるように制御するステップを含むものである。
これにより、判別ステップにより入力映像信号の種別が第1のモードを示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理に切り替えるように制御する。
従って、第1のモードでは、入力映像信号の種別に適した第1の画像変換処理を入力映像信号に施すことができる。
判別ステップにより入力映像信号の種別が第1のモード以外を示すものであると判別されたとき、画像変換切替手段により記憶ステップにおいて記憶された切り替え状態の設定に基づいて画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理に切り替えるように制御する。
従って、第1のモード以外では、入力映像信号の種別に適した第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理を入力映像信号に施すことができる。
本発明によれば、固定画素による画像表示装置において、複数の画像変換処理を切り替え可能に設けるので、ホールド効果による動画解像度を改善するために、入力映像信号の種別に適応した画像変換処理に切り替えることができる。
また、動画解像度を改善するために、切り替え状態の設定を記憶するので、例えば、視聴環境やコンテンツによって、視聴者が画像変換処理を自由に選択がすることができる。
また、複数の画像変換処理として、通常のフレーム周波数に対して、2倍速以上で、原画像と黒画像を繰り返し描画する処理と、又は、暗い画像と明るい画像を繰り返し描画する処理とを、入力映像信号の種別に適応させるように切り替えることができる。
さらに、異なる2種類のガンマ補正処理を施した画像を交互に繰り返し描画することにより、輝度の低下なく動画解像度を改善することができる。また、原画像と黒画像を交互に繰り返し描画することにより輝度は下がるものの、動画解像度を著しく改善することができる。
このような少なくとも2つの動作モードを併せ持ち、入力映像信号に最適な画像処理を施す画像表示装置を提供することができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を液晶ディスプレイに適用した例について、図面を用いて具体的に説明する。
図1は、本発明の実施の形態の画像表示装置の構成を示すブロック図である。
図1において、映像信号入力部1は、入力される映像信号の変換処理を行う。例えば、インターレース方式の映像信号をプログレッシブ方式の映像信号に変換する。この場合、映像信号入力部1は、走査線間に前の走査期間の映像信号を挿入する処理をする。例えば、入力される映像信号の周波数は60Hzである。
動き検出フレーム補間回路2は、フレームメモリ3を有していて、フレームごとの動画像の動きを検出して、動きのある画像の補間処理をする。これにより、動画像に動きのある場合でも滑らかな動きの画像にすることができる。例えば、動き検出フレーム補間回路2により処理される映像信号の周波数は120Hzとなる。
制御回路4は、フレームメモリ5と、黒挿入/ABγ切替処理部11を有している。制御回路4は、映像信号の画像処理を行う。
黒挿入/ABγ切替処理部11は、フレームごとの動画像に対して倍速処理をして、原画像に黒画像を挿入する処理と、原画像よりも明るいガンマ補正処理と暗いガンマ補正処理とを交互にする処理とを切り替える機能を有している。
例えば、黒挿入/ABγ切替処理部11により処理される映像信号の周波数は240Hzとなる。なお、ここでは、制御回路4における通常の画像処理における色処理等の他の画像処理を省略して説明している。
パネル駆動回路6は、黒挿入/ABγ切替処理部11により処理される映像信号の表示用の駆動信号を生成して出力する。パネル駆動回路6から出力される駆動信号は、要求される画素数及び周波数で表示領域内に画像を表示させるための信号である。
画像表示部7は、液晶ディスプレイである。この液晶ディスプレイは、シリコン層の上に液晶層が配置されている。また、この液晶ディスプレイは、通常のリフレッシュレート周波数(60Hz)よりも2段階高いハイリフレッシュレート周波数(240Hz)を要求タイミングとしている。このため、この液晶ディスプレイは、同じ画像を2枚表示させるための駆動信号が必要となる。
マイクロコンピュータ8は、制御を司るものであり、不揮発性メモリとしてのEEPROM(Erasable Programmable ROM)や、着脱可能なフラッシュメモリなどのメモリ9が設けられている。メモリ9には、切替設定テーブル12が記憶されている。切替設定テーブル12は、入力映像信号に適応した黒挿入/ABγ切替処理部11による処理の設定を示すものである。切替設定テーブル12は、図示しない入力手段を介して視聴者が任意に設定することができる。
また、メモリ9には、予め製造段階で画像を所定タイミングで表示するためのタイミングデータを格納しておく。タイミングデータとして、例えば、解像度(1920x1080)や、これ以外にシンク幅、フロントポーチやバックポーチなどのブランキングデータを含むものとする。
マイクロコンピュータ8は、入力映像信号の信号判別情報14に基づいて信号判別を行う。信号判別情報14は、例えば、入力映像信号のフォーマットの別、周波数の別、入力端子の別、及びコンテンツの別を含むものである。また、この他に、入力映像信号の動き検出結果の別、及び輝度値の別を含むものである。なお、動き検出結果は、動き検出フレーム補間回路2から得られるものとする。
リモートコマンダー10は、本体のマイクロコンピュータ8に対して赤外線等により本体の動作に関する指令を送信する。リモートコマンダー10は、本体のマイクロコンピュータ8に対して映画のコンテンツを再生するためのシアターモードに設定するシアターモード設定部13を備えている。
このように原画像に黒画像を挿入する処理と、原画像よりも明るいガンマ補正処理と暗いガンマ補正処理とを交互にする処理とを切り替えると共に、動き検出フレーム補間処理を併用することにより、ガンマ補正処理を交互に切り替える処理による動画解像度の改善効果をさらに向上させることができる。
図2は、他の画像表示装置の構成を示すブロック図である。
図2の構成が図1の構成と異なる点は、動き検出フレーム補間回路2とフレームメモリ3がない点がある。また、このため、黒挿入/ABγ切替処理部11が、図1に示した動き検出フレーム補間回路2により映像信号の周波数を120Hzとする処理と、映像信号の周波数を240Hzとする処理とを合わせて行う点である。
他の構成及び処理は、図1と同様であるため、その説明を省略する。
動き検出フレーム補間処理を省略して、このように原画像に黒画像を挿入する処理と、原画像よりも明るいガンマ補正処理と暗いガンマ補正処理とを交互にする処理とを切り替えることにより、黒画像を挿入する処理とガンマ補正処理を交互に切り替える処理による動画解像度の改善効果を簡易な構成で実現することができる。
図3は、黒挿入処理部の構成を示すブロック図である。
図3は、図2の構成で黒挿入/ABγ切替処理部11が黒挿入処理に切替えられたときの構成を示している。
図3において、図2の構成と異なる点は、黒挿入処理部21の構成のみであるので、黒挿入処理部21の構成について説明する。黒挿入処理部21は、黒電位挿入部22と、スイッチング手段23とを有している。黒電位挿入部22は、黒レベルの画像を出力する。スイッチング手段23は、制御回路4から供給されている所定の切替タイミング信号に基づいて接点の切替を行う。
スイッチング手段23は、可動接点aを固定接点cに接続して、制御回路4からフレームごとの映像信号の画像を取り出す。次に、スイッチング手段23は、可動接点aを固定接点bに接続して、倍速処理により黒電位挿入部22から黒画像を取り出して、フレームごとの映像信号の画像の間に挿入する。
このようにして、スイッチング手段23による切替動作により、黒画像の挿入動作を繰り返すことにより、原画像の間に黒画像を挿入した映像信号を生成することができる。
従って、画像表示部7で表示される動画像のホールド効果を抑制させて滑らかな動画像を表示することができる。
図4は、ABγ処理部の構成を示すブロック図である。
図4は、図2の構成で黒挿入/ABγ切替処理部11がABγ処理に切替えられたときの構成を示している。
図4において、図2の構成と異なる点は、ABγ処理部31の構成のみであるので、ABγ処理部31の構成について説明する。ABγ処理部31は、ガンマ1処理部32と、ガンマ2処理部33と、スイッチング手段34、合成部35とを有している。
ガンマ1処理部32は、原画像に対して原画像よりも明るいガンマ補正処理を施した画像を出力する。ガンマ2処理部33は、原画像に対して原画像よりも暗いガンマ補正処理を施した画像を出力する。
スイッチング手段34は、制御回路4から供給されている所定の切替タイミング信号に基づいて接点の切替を行う。合成部35は、スイッチング手段34の切替によりガンマ1処理部32の出力とガンマ2処理部33の出力とを合成する。
スイッチング手段34は、可動接点aを固定接点bに接続して、倍速処理により制御回路4からフレームごとの映像信号の画像を取り出して、ガンマ1処理部32に供給される。ガンマ1処理部32は、フレームごとの映像信号の画像に対して、原画像よりも明るいガンマ補正処理を施した画像を合成部35に出力する。
次に、スイッチング手段23は、可動接点aを固定接点cに接続して、倍速処理により制御回路4からフレームごとの映像信号の画像を取り出して、ガンマ2処理部33に供給される。ガンマ2処理部33は、フレームごとの映像信号の画像に対して、原画像よりも暗いガンマ補正処理を施した画像を合成部35に出力する。
合成部35は、原画像よりも明るいガンマ補正処理を施した画像と原画像よりも暗いガンマ補正処理を施した画像とを交互に挿入する。
このようにして、スイッチング手段23による切替動作により、原画像よりも明るいガンマ補正処理を施した画像と原画像よりも暗いガンマ補正処理を施した画像とを交互に挿入した映像信号を生成することができる。
従って、画像表示部7で表示される動画像のホールド効果を抑制させると共に輝度レベルの変化を抑えて滑らかな動画像を表示することができる。
なお、図3、図4では、図2の構成のみについて述べたが、図1の構成でも同様に適用することができることはいうまでもない。
図5は、黒挿入又はABγ処理の切替動作を示すフローチャートである。図5は、図1、図2のマイクロコンピュータ8の動作を示すものである。
図5において、まず、入力映像信号の種別が何かを示す入力判別を行う(ステップS1)。具体的には、マイクロコンピュータ8は、図1に示した入力映像信号の信号判別情報14に基づいて信号判別を行う。
信号判別情報14は、例えば、入力映像信号のフォーマットの別、周波数の別、入力端子の別、及びコンテンツの別を含むものである。また、この他に、入力映像信号の動き検出結果の別、及び輝度値の別を含むものである。
次に、入力映像信号のフォーマットがHDMI(High-Definition Multimedia Interface)で示す1080/24pであるか否かを判断する(ステップS2)。判断ステップS2で、入力映像信号のフォーマットがHDMIの1080/24pであるとき、マイクロコンピュータ8は、黒挿入及びABγ処理を共にオフにする(ステップS3)。
具体的には、マイクロコンピュータ8は、黒挿入/ABγ切替処理部11における黒挿入及びABγ処理を共にオフにする。これは、1080/24pのフォーマットでは、周波数が24Hzと低いため、黒挿入及びABγ処理を行うとフリッカーが目立つからである。
判断ステップS2で、入力映像信号のフォーマットがHDMIの1080/24pでないとき、入力映像信号のモード設定がシネマモードであるか否かを判断する(ステップS4)。判断ステップS4で、入力映像信号のモード設定がシネマモードであるとき、マイクロコンピュータ8は、黒挿入処理に設定する(ステップS5)。
具体的には、マイクロコンピュータ8は、リモートコマンダー10から、本体のマイクロコンピュータ8に対して赤外線等により本体の動作に関する指令を送信されているときは、映画のコンテンツを再生するためのシアターモードに設定されていると判断する。
そして、このシアターモードに設定されているとき、マイクロコンピュータ8は、黒挿入/ABγ切替処理部11における黒挿入処理を選択して切替をする。
判断ステップS4で、入力映像信号のモード設定がシネマモードでないとき、マイクロコンピュータ8は、現在の入力映像信号のユーザ設定は黒挿入又はABγのいずれかであるか否かを判断する(ステップS6)。
具体的には、マイクロコンピュータ8は、メモリ9に記憶されている切替設定テーブル12が、入力映像信号に適応して黒挿入/ABγ切替処理部11によるいずれの処理の設定を示すものとなっているかを読み出す。この切替設定テーブル12は、図示しない入力手段を介して視聴者が任意に設定することができる。
判断ステップS6で、現在の入力映像信号のユーザ設定が黒挿入であるとき、黒挿入処理に設定する(ステップS7)。具体的には、マイクロコンピュータ8は、メモリ9に記憶されている切替設定テーブル12の設定に基づいて黒挿入/ABγ切替処理部11による黒挿入処理を選択して切替をする。
判断ステップS6で、現在の入力映像信号のユーザ設定がABγであるとき、ABγ処理に設定する(ステップS8)。具体的には、マイクロコンピュータ8は、メモリ9に記憶されている切替設定テーブル12の設定に基づいて黒挿入/ABγ切替処理部11によるABγ処理を選択して切替をする。
判断ステップS6で、現在の入力映像信号のユーザ設定が黒挿入及びABγのいずれでもないとき、マイクロコンピュータ8は、黒挿入及びABγ処理を共にオフにする(ステップS9)。
具体的には、マイクロコンピュータ8は、黒挿入/ABγ切替処理部11における黒挿入及びABγ処理を共にオフにする。
図6は、切替設定テーブルを示す図である。図6は、図1,図2に示した切替設定テーブル12の構成を示している。図6に示す切替設定テーブルは、入力映像信号が本体に入力される際にケーブル及びプラグを介して接続される入力端子に対応して黒挿入、ABγ又はオフの切替を設定する例を示している。
図6において、端子61がRGB46のとき、切替設定42はABγ43に設定されている。また、端子61がチューナ47のとき、切替設定42はABγ43に設定されている。これらの端子には、コンテンツがニュースやスポーツの映像信号が入力されることが多いからである。
また、端子61がSビデオ48のとき、切替設定42は黒挿入44に設定されている。また、端子61がコンポーネント49のとき、切替設定42は黒挿入44に設定されている。また、端子61がコンポジットの50とき、切替設定42は黒挿入44に設定されている。これらの端子には、コンテンツが映画の映像信号が入力されることが多いからである。
図7は、リモートコマンダーを示す図である。図7は、図1、図2に示したリモートコマンダー10の概観構成を示している。
図7において、リモートコマンダー10は、本体の電源オンオフを切り替える電源キー51、機能切替のためのファンクションキー52を有している。また、リモートコマンダー10は、各種入力のためのテンキー53、選択/決定キー54を有している。
また、リモートコマンダー10は、本体のマイクロコンピュータ8に対して入力映像信号の処理をシアターモードに設定するためのシアターキー55を有している。シアターキー55が操作されると、本体のマイクロコンピュータ8は、入力信号の種別を問わず、入力映像信号の処理をシアターモードに設定する。
また、リモートコマンダー10は、ボリュームやチャンネルのアップダウンキー56、端子に入力される信号の切替のための入力切替キー57を有している。
図8は、入力信号のコンテンツに応じた各モードとの相性を示す図である。図8は、コンテンツごとに推奨する切替処理を示すものである。
図8において、入力信号フォーマット61が、SD(標準精細度:standard definition)、HD(高精細度:High Definition)68であってコンテンツ62がニュース、ドラマ、ドキュメントなどの画像の動きが少ないとき、各モードとの相性63は、以下のようになる。SD、HDフォーマット68の入力信号の周波数は、例えば、60Hzである。
すなわち、コンテンツ62がニュース、ドラマ、ドキュメント69などのとき、動き検出補間処理(MC(motion compensation))64が推奨◎、ABγ処理65が良い○、黒挿入処理66は可能△、オフ67は×不可である。この場合、動画像であっても動きが少ないため、ABγ処理65や黒挿入処理66よりも動き検出補間処理(MC)64が最適である。
また、コンテンツ62がスポーツなどの画像の動きが多いものあって、明るいとき、各モードとの相性63は、以下のようになる。
すなわち、コンテンツ62がスポーツ70などのとき、動き検出補間処理(MC)64が可能△、ABγ処理65が推奨◎(MC併用)、黒挿入処理66は良い○、オフ67は×不可である。
この場合、動画像であって動きが多いものであって、しかも明るいため、ABγ処理65が最適である。このとき、動き検出補間処理(MC)64と併用することで、ABγ処理65の動画像の改善効果を向上させることができる。
入力信号フォーマット61が、SDフィルム、HDフィルム71であってコンテンツ62が映画(DVD(Digital Versatile Disc)、BD(Blu-ray Disc))のとき、各モードとの相性63は、以下のようになる。SDフィルム、HDフィルムフォーマット68の入力信号の周波数は、例えば、60Hzである。
すなわち、コンテンツ62がSDフィルム、HDフィルム71などのとき、動き検出補間処理(MC)64が可能△、ABγ処理65が良い○、黒挿入処理66は推奨◎、オフ67は×不可である。
この場合、動画像であってコンテンツが映画であるため、シアターモードに設定されることが多いため、黒挿入処理66が最適である。このとき、黒挿入処理66の動画像の改善効果を向上させることができる。
入力映像信号のフォーマット61が、1080/24pフォーマット72であってコンテンツ62が映画のとき、各モードとの相性63は、以下のようになる。1080/24pフォーマット72の入力信号の周波数は、例えば、24Hzである。
すなわち、コンテンツ62が1080/24pフォーマット72のとき、動き検出補間処理(MC)64が良い○、ABγ処理65が可能△、黒挿入処理66が可能△、オフ67は推奨◎である。
ここで、本実施の形態では、上述した動き検出補間処理(MC)64、ABγ処理65、黒挿入処理66、オフ67の処理は、モーションナチュラライザによりモード設定される。モード1はシアターモードでも用いられる黒挿入処理で、映画コンテンツに最適な旨が画像表示部7に表示される。
また、モード2はABγ処理でスポーツなどの動きの激しいコンテンツに最適な旨が画像表示部7に表示される。また、オフは動き検出補間処理(MC)のみのモーションエンハンサによる処理となる旨が画像表示部7に表示される。
図9は、黒挿入原理を示す図である。
図9は、図3に示した黒挿入処理部21の動作原理を示している。
図9において、入力画像81は、入力対出力が一定のリニアガンマ特性82を有している。入力画像81は、制御回路4から黒挿入処理部21に供給される映像信号の画像である。
読込画像84は、入力対出力が一定のリニアガンマ特性83を有している。読込画像84は、図3に示した制御回路4から黒挿入処理部21が読込んだ画像である。全黒画像85は、全画面が黒レベルの画像である。全黒画像85は、図3に示した黒電位挿入部22から出力される画像である。
入力画像81は、フレームごとにF1、F2、F3、…のように黒挿入処理部21により読出される。図3に示した黒挿入処理部21のスイッチング手段23は、倍速処理により、フレームF1、F2、F3ごとに読出される読込画像84の間に、F12、F23、F34、…のように全黒画像85を挿入して、黒挿入画像86を出力する。
これにより、原画像の間に黒画像を挿入した黒挿入画像86の映像信号を生成することができる。
従って、画像表示部7で表示される動画像のホールド効果を抑制させて滑らかな動画像を表示することができる。
図10は、ABγ処理原理を示す図である。
図10は、図4に示したABγ処理部31の動作原理を示している。
図10において、入力画像91は、入力対出力が一定のリニアガンマ特性92を有している。入力画像91は、図4に示した制御回路4からABγ処理部31に供給される映像信号の画像である。
Aガンマ処理画像94(明)は、入力対出力比率が原画像よりも比較的明るい輝度を示すAガンマ特性93を有している。Aガンマ処理画像94(明)は、図4に示したガンマ1処理部32から出力される画像である。
Bガンマ処理画像96(暗)は、入力対出力比率が原画像よりも比較的暗い輝度を示すBガンマ特性95を有している。Bガンマ処理画像96(暗)は、図4に示したガンマ2処理部33から出力される画像である。
入力画像91は、フレームごとにF1、F2、F3、…のようにABγ処理部31により読出される。
図4に示したABγ処理部31のスイッチング手段34は、倍速処理により、フレームF1、F2、F3ごとに読出される入力画像91の間であって、F11、F22、F33、…のように原画像よりも明るいガンマ補正処理を施したAガンマ処理画像94(明)と、F12、F23、F34、…のように原画像よりも暗いガンマ補正処理を施したBガンマ処理画像96(暗)とを交互に挿入して、ABγ挿入画像97を出力する。
これにより、原画像よりも明るいガンマ補正処理を施した画像と原画像よりも暗いガンマ補正処理を施した画像とを交互に挿入したABγ挿入画像97の映像信号を生成することができる。
従って、画像表示部7で表示される動画像のホールド効果を抑制させると共に輝度レベルの変化を抑えて滑らかな動画像を表示することができる。
図11は、ABγモジュール位置を示す図である。図10は、図4に示したABγ処理部31(ABγモジュール)の制御回路4の中での配置位置を示している。
図11において、制御回路101の出力処理部は、OSD(on-screen display)合成部102の次に倍速フレームダブラー103を配置し、倍速フレームダブラー103の次にLCD(liquid crystal display)キッカー104を配置し、LCDキッカー104の次にABγモジュール105を配置し、ABγモジュール105の次に出力部106を配置している。
OSD合成部102は、映像信号に文字データを合成する処理をする。倍速フレームダブラー103は、映像信号に所定の倍速処理をする。LCDキッカー104は、画像表示部7における表示画像の動き検出される画素の電位を上げるオーバードライブ処理を施す。
LCDキッカー104は、ABγモジュール105の処理の前に配置され、オーバードライブ処理が実行される。LCDキッカー104の表示画像の動き検出される画素の電位を上げるオーバードライブ処理は、例えば、6ビットの諧調となるように施される。
これにより、LCDキッカー104により動き検出される画素の電位を上げるオーバードライブ処理を施した後に、ABγモジュール105により入力映像信号の画像より比較的明るい第1のガンマ補正処理を施した画像と比較的暗い第2のガンマ補正処理を施した画像とを交互に挿入することができ、上述したガンマ補正処理の交互挿入の効果を向上させることができる。
図11のABγモジュール105の処理は、シアターモード以外の例えばスポーツなどのコンテンツのときに実行される。
図12は、黒挿入モジュール位置を示す図である。図12は、図3に示した黒挿入処理部21(黒挿入モジュール)の制御回路4の中での配置位置を示している。
図12において、制御回路111の出力処理部は、OSD合成部112の次に倍速フレームダブラー及び黒挿入モジュール113を配置し、倍速フレームダブラー及び黒挿入モジュール113の次にLCDキッカー114を配置し、LCDキッカー114の次にABγモジュール115(処理をパスする)を配置し、ABγモジュール115の次に出力部116を配置している。
OSD合成部112は、映像信号に文字データを合成する処理をする。倍速フレームダブラー及び黒挿入モジュール113は、映像信号に倍速処理をして、原画像の間に黒画像を挿入する。LCDキッカー114は、画像表示部7における表示画像全体の画素の電位を上げるオーバードライブ処理を施す。
LCDキッカー114は、倍速フレームダブラー及び黒挿入モジュール113の処理の後で、ABγモジュール115(処理をパスする)の処理の前に配置され、実行される。LCDキッカー114の表示画像全体の画素の電位を上げるオーバードライブ処理は、例えば、12ビットの諧調となるように施される。
これにより、倍速フレームダブラー及び黒挿入モジュール113により原画像の間に黒画像を挿入する処理の後に、LCDキッカー114により画像表示部7における表示画像全体の画素の電位を上げるオーバードライブ処理を施すことができ、上述した黒挿入の効果を向上させることができる。
図12の倍速フレームダブラー及び黒挿入モジュール113の処理は、シアターモードの例えば映画のコンテンツのときに実行される。
図13は、50Hz/60Hz映像信号の2度書き及びABγを示す図である。図13Aは、映像信号入力部出力、図13Bは倍速フレームダブラー出力(2度書き)、図13Cは倍速フレームダブラー出力(さらに2度書き)、図13DはLCDキッカー参照フレーム、図13EはABγ出力(1)、図13FはABγ出力(2)である。
図13Aに示す映像信号入力部出力として、50Hz/60Hz映像信号a,b,c,dが入力されたとする。このとき、図13Bに示す倍速フレームダブラー出力(2度書き)は、倍速処理により、100Hz/120Hz映像信号a,a,b,b,c,c,d,dとなる。
さらに、画像表示部7が、121で示すように、200Hz/240Hz対応LCDパネルの場合、以下のような処理となる。
すなわち、図13Cに示す倍速フレームダブラー出力(さらに2度書き)は、さらなる倍速処理により、200Hz/240Hz映像信号a+,a−,a+,a−,b+,b−,b+,b−,c+,c−,c+,c−,d+,d−,d+,d−となる。
ここで、図13Dに示すLCDキッカー参照フレームは、122で示すように、矢印及び斜線矢印部分のみLCDキッカーでデータが得られる。すなわち、3番目のa+と1番目のa+、3番目のb+と1番目のb+、3番目のc+と1番目のc+、3番目のd+と1番目のd+のデータが、LCDキッカーの参照フレームとなる。すなわち、同じa、b、c、dのデータ間同士の参照フレームである。
また、1番目のb+と3番目のa+,1番目のc+と3番目のb+,1番目のd+と3番目のc+のデータが、LCDキッカーの参照フレームとなる。すなわち、異なるa、b、c、dのデータ間同士の参照フレームである。
また、4番目のa−と2番目のa−、4番目のb−と2番目のb−、4番目のc−と2番目のc−、4番目のc−と2番目のc−のデータが、LCDキッカーの参照フレームとなる。すなわち、同じa、b、c、dのデータ間同士の参照フレームである。
また、2番目のb−と4番目のa−,2番目のc−と4番目のb−,2番目のd−と4番目のc−のデータが、LCDキッカーの参照フレームとなる。すなわち、異なるa、b、c、dのデータ間同士の参照フレームである。
そして、この参照フレーム間の動きのある画像部分にLCDキッカーでオーバードライブ処理を施すことになる。
また、このときの図13Eに示すABγ出力(1)は、a+(Aγ),a−(Aγ),a+(Bγ),a−(Bγ),b+(Aγ),b−(Aγ),b+(Bγ),b−(Bγ),c+(Aγ),c−(Aγ),c+(Bγ),c−(Bγ),d+(Aγ),d−(Aγ),d+(Bγ),d−(Bγ)となる。
ここで、123で示すように、LCDキッカーの効果があるのは、太枠部分a+(Aγ),a−(Aγ),b+(Aγ),b−(Aγ),c+(Aγ),c−(Aγ),d+(Aγ),d−(Aγ),のみである。すなわち、同じa、b、c、dのデータ間同士の参照フレームのみがLCDキッカーの効果がある。
また、図13Fに示すABγ出力(2)は、a+(Bγ),a−(Bγ),a+(Aγ),a−(Aγ),b+(Bγ),b−(Bγ),b+(Aγ),b−(Aγ),c+(Bγ),c−(Bγ),c+(Aγ),c−(Aγ),d+(Bγ),d−(Bγ),d+(Aγ),d−(Aγ)となる。
ここで、123で示すように、LCDキッカーの効果があるのは、太枠部分a+(Bγ),a−(Bγ),b+(Bγ),b−(Bγ),c+(Bγ),c−(Bγ),d+(Bγ),d−(Bγ),のみである。すなわち、同じa、b、c、dのデータ間同士の参照フレームのみがLCDキッカーの効果がある。
また、上述した本実施の形態による液晶ディスプレイを、LCDパネルを早く立ち上げるためのオーバードライブ回路のみでなく、例えば、LCDパネルのバックライトをリフレッシュの途中で消えるようにするブリンキングバックライトなど他の動画によるボケの改善機能と併用することによってさらなる効果をあげることができる。
また、本発明は、以上の例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、その他様々の構成をとりうることはもちろんである。
本発明の実施の形態の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 他の画像表示装置の構成を示すブロック図である。 黒挿入処理部の構成を示すブロック図である。 ABγ処理部の構成を示すブロック図である。 黒挿入又はABγ処理の切替動作を示すフローチャートである。 切替設定テーブルを示す図である。 リモートコマンダーを示す図である。 入力信号のコンテンツに応じた各モードとの相性を示す図である。 黒挿入原理を示す図である。 ABγ処理原理を示す図である。 ABγモジュール位置を示す図である。 黒挿入モジュール位置を示す図である。 50Hz/60Hz映像信号の2度書き及びABγを示す図である。図13Aは、映像信号入力部出力、図13Bは倍速フレームダブラー出力(2度書き)、図13Cは倍速フレームダブラー出力(さらに2度書き)、図13DはLCDキッカー参照フレーム、図13EはABγ出力(1)、図13FはABγ出力(2)である。
符号の説明
1…映像信号入力部、2…動きフレーム補間回路、3…フレームメモリ、4…制御回路、5…フレームメモリ、6…パネル駆動回路、7…画像表示部、8…マイクロコンピュータ、9…メモリ、10…リモートコマンダー、11…黒挿入/ABγ切替処理部、12…切替設定テーブル、13…シアターモード設定、14…入力判別、21…黒挿入部、22…黒電位挿入部、33…スイッチング手段、31…ABγ処理部、32…ガンマ1出力部、33…ガンマ2出力部、34…スイッチング手段、35…合成部

Claims (10)

  1. 入力映像信号により入力される画像を、画像変換手段を介することで入力映像信号に適応した画像に変換した後に、固定画素による画像表示手段で表示する画像表示装置において、
    前記画像変換手段における前記入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理を切り替える画像変換切替手段と、
    前記画像変換手段における前記入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理の切り替え状態の設定を記憶する記憶手段と、
    前記入力映像信号の種別を判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記入力映像信号の種別が第1のモードを示すものであると判別されたとき、前記画像変換切替手段により前記画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理に切り替えるように制御し、
    前記判別手段により前記入力映像信号の種別が前記第1のモード以外を示すものであると判別されたとき、前記画像変換切替手段により前記記憶手段に記憶された切り替え状態の設定に基づいて前記画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理に切り替えるように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記入力映像信号の種別は、前記入力映像信号のフォーマットの別、周波数の別、入力端子の別、及びコンテンツの別を含むものである
    ことを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記入力映像信号の種別は、前記入力映像信号の動き検出結果の別、及び輝度値の別を含むものである
    ことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記第1のモードはシアターモードであり、前記シアターモードのとき前記第1の画像変換処理は入力映像信号により入力される画像に黒画像を挿入するものであることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記シアターモード以外のとき、前記第2の画像変換処理は入力映像信号により入力される画像に前記入力映像信号により入力される画像よりも比較的明るい第1のガンマ補正処理を施した画像と比較的暗い第2のガンマ補正処理を施した画像とを交互に挿入するものであることを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記シアターモード以外のとき、前記第3の画像変換処理は前記入力映像信号の動き検出に基づいて補間処理をするものであることを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記シアターモードのときの前記入力映像信号により入力される画像に黒画像を挿入する処理の後に、前記画像表示手段における表示画像全体の画素の電位を上げるオーバードライブ処理を施すことを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項5に記載の画像表示装置において、
    前記シアターモード以外のとき、前記入力映像信号により入力される画像に前記入力映像信号により入力される画像よりも比較的明るい第1のガンマ補正処理を施した画像と比較的暗い第2のガンマ補正処理を施した画像とを交互に挿入する処理の前に、前記画像表示手段における表示画像の動き検出される画素の電位を上げるオーバードライブ処理を施すものであることを特徴とする画像表示装置。
  9. 請求項4に記載の画像表示装置において、
    前記シアターモードは、外部のリモートコマンダーから本体の前記制御手段への設定指示により設定されるものであることを特徴とする画像表示装置。
  10. 入力映像信号により入力される画像を、画像変換手段を介することで入力映像信号に適応した画像に変換した後に、固定画素による画像表示手段で表示する画像表示方法において、
    前記画像変換手段における前記入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理を切り替えるステップと、
    前記画像変換手段における前記入力映像信号の種別に適応した複数の画像変換処理の切り替え状態の設定を記憶するステップと、
    前記入力映像信号の種別を判別するステップと、
    前記判別ステップにより前記入力映像信号の種別が第1のモードを示すものであると判別されたとき、前記画像変換切替手段により前記画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理に切り替えるように制御し、
    前記判別ステップにより前記入力映像信号の種別が前記第1のモード以外を示すものであると判別されたとき、前記画像変換切替手段により前記記憶ステップにおいて記憶された切り替え状態の設定に基づいて前記画像変換手段における画像変換処理を第1の画像変換処理、第2の画像変換処理、第3の画像変換処理又は無変換処理に切り替えるように制御するステップと、
    を含むことを特徴とする画像表示方法。
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