JPH1118108A - 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 - Google Patents

映像信号処理装置及び映像信号処理方法

Info

Publication number
JPH1118108A
JPH1118108A JP9169193A JP16919397A JPH1118108A JP H1118108 A JPH1118108 A JP H1118108A JP 9169193 A JP9169193 A JP 9169193A JP 16919397 A JP16919397 A JP 16919397A JP H1118108 A JPH1118108 A JP H1118108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sub
video signal
picture
subtitle
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9169193A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Hirozawa
浩二 廣澤
Makoto Kawamura
真 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9169193A priority Critical patent/JPH1118108A/ja
Publication of JPH1118108A publication Critical patent/JPH1118108A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 字幕として用いられているサブピクチャの画
質を向上させ、かつ、字幕以外に用いられているサブピ
クチャの画質が劣化するのを防止する。 【解決手段】 テーブル回路13は、副映像データ(輝
度信号Y及びクロマ信号Cb,Cr)をフィルタ回路1
4及びコントローラ16に供給する。コントローラ16
は、全部のクロマ信号Cb,Crのレベルが80hであ
るかを判定し、80hであるときはサブピクチャが字幕
であると判定する。このとき、コントローラ16は、フ
ィルタ回路14が副映像データのフィルタ処理を行うよ
うに制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DVDプレーヤー
に用いて好適な映像信号処理装置及び映像信号処理方法
に関し、特に主映像信号とともにその補助的な役割を果
たす副映像信号とを合成処理して出力する映像信号処理
装置及び映像信号処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、光ディスクには、画面に主として
表示されるメインピクチャと、例えば字幕のようにメイ
ンピクチャの補助的な役割をするサブピクチャとを表示
するために、主映像データと副映像データとが記録され
ている。
【0003】このような光ディスクから読み出されたデ
ータストリームは、VOBU(Video Object Unit )単
位で構成される。
【0004】上記VOBUは、MPEG(Moving Pictu
re Experts Group)方式で圧縮された主映像データから
なるビデオパックV_PCKと、圧縮されたオーディオ
データからなるオーディオパックA_PCKと、副映像
データからなるサブピクチャパックSP_PCKと、こ
れらのデータの管理情報であるナビパックNV_PCK
とから構成される。
【0005】また、サブピクチャパックSP_PCKが
所定数集まると、1つのサブピクチャ・ユニット(SP
ユニット:Sub-Picture Unit)が構成される。このSP
ユニットは、SPユニットのサイズの情報等からなるサ
ブピクチャ・ユニット・ヘッダ(SPUH:Sub-Pictur
e Unit Header )と、サブピクチャを構成する2ビット
/ピクセルのピクセルデータ(PXD:Pixel Data)
と、ディスプレイに表示されるサブピクチャを制御する
サブピクチャ・ディスプレイ・コントロール・シーケン
ス・テーブル(SP_DCSQT:Sub-Picture_Displa
y Control Sequence Table)とで構成される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、サブピ
クチャを構成するためのピクセルデータPXDは2ビッ
ト/ピクセルの階調しかないため、画面に表示されるサ
ブピクチャは視覚上それほど美しくない。
【0007】ここで、字幕用のサブピクチャの視認性を
よくするためにフィルタを設けることが提案されてい
る。しかし、サブピクチャは字幕だけではなく他の用途
にも用いられる可能性があるので、字幕でないサブピク
チャに対してまでも一律にフィルタ処理を行うと、逆に
画質が劣化してしまう問題が生じる。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
に提案されたものであり、字幕として用いられているサ
ブピクチャの画質を向上させ、かつ、字幕以外に用いら
れているサブピクチャの画質が劣化するのを防止するこ
とができる映像信号処理装置及び映像信号処理方法を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る映像信号処理装置は、主映像信号と
副映像信号を合成処理する合成手段を備える信号処理装
置において、副映像信号が字幕情報であるかを判定する
字幕判定手段と、上記字幕判定手段が上記副映像信号が
字幕情報であると判定したときに、上記副映像信号にフ
ィルタ処理を施すフィルタ手段とを備え、上記合成手段
は、上記主映像信号と上記フィルタ手段からの副映像信
号とを合成処理して出力することを特徴とするものであ
る。
【0010】上記映像信号処理装置において、上記フィ
ルタ手段は、副映像信号が字幕であると判定されたとき
は上記副映像信号にフィルタ処理を施して出力し、副映
像信号が字幕でないと判定されたときは上記副映像信号
をそのまま出力する。合成手段は、主映像信号と上記フ
ィルタ手段からの副映像信号とを合成処理して出力す
る。
【0011】本発明に係る映像信号処理方法は、主映像
信号と副映像信号を合成処理する信号処理方法におい
て、副映像信号が字幕情報であるかを判定し、上記副映
像信号が字幕情報であると判定したときは、上記副映像
信号にフィルタ処理を施して、上記主映像信号と上記フ
ィルタ処理の施された副映像信号とを合成処理して出力
し、上記副映像信号が字幕でないと判定したときは、上
記主映像信号とフィルタ処理の施されていない副映像信
号とを合成して出力することを特徴とするものである。
【0012】上記映像信号処理方法において、副映像信
号が字幕であると判定されたときは上記副映像信号にフ
ィルタ処理を施して主映像信号と合成して出力し、副映
像信号が字幕でないと判定されたときはフィルタ処理の
施されていない副映像信号と主映像信号とを合成して出
力する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0014】本発明は、図1に示すように、光ディスク
の再生装置に適用することができる。
【0015】上記再生装置は、図1に示すように、光デ
ィスク1からRF信号を読み出す光ピックアップ2と、
上記RF信号の二値化等を行ってデータストリームを出
力するRF回路3と、上記データストリームの誤り訂正
を行うECCデコーダ4と、上記データストリームを主
映像圧縮データや副映像圧縮データ等に分配するデマル
チプレクサ5と、主映像圧縮データをデコードするビデ
オデコーダ6と、副映像圧縮データをデコードする副映
像デコーダ7と、音声圧縮データをデコードするオーデ
ィオデコーダ8とを備える。
【0016】光ピックアップ2は、光ディスク1からR
F信号を読み出してRF回路3に供給する。RF回路3
は、RF信号の増幅,波形整形,二値化処理等を行っ
て、データストリームをECCデコーダ4に供給する。
ECCデコーダ4は、RF回路3からのデータストリー
ムに対して所定のECCブロック毎に誤り訂正処理を行
い、誤り訂正済みのデータストリームをデマルチプレク
サ5に供給する。
【0017】ここで、上記データストリームは、例えば
図2に示すように、VOBU(Video Object Unit )単
位で構成される。VOBUは、図2に示すように、MP
EG(Moving Picture Experts Group)方式で圧縮され
た主映像圧縮データからなるビデオパックV_PCK
と、圧縮されたオーディオ圧縮データからなるオーディ
オパックA_PCKと、副映像圧縮データからなるサブ
ピクチャパックSP_PCKと、これらのデータの管理
情報であるナビパックNV_PCKとから構成される。
【0018】デマルチプレクサ5は、ビデオパックV_
PCK内の主映像圧縮データをビデオデコーダ6に供給
し、サブピクチャパックSP_PCK内の副映像圧縮デ
ータを副映像デコーダ7に供給し、さらに、オーディオ
パックA_PCK内のオーディオ圧縮データをオーディ
オデコーダ8に供給する。
【0019】ビデオデコーダ6は、主映像圧縮データを
MPEG方式でデコードし、主映像データを副映像デコ
ーダ7に供給する。副映像デコーダ7は、副映像圧縮デ
ータをデコード等して、これとビデオデコーダ6でデコ
ードされた主映像データとを合成(ブレンド)して出力
する。
【0020】ここで、副映像デコーダ7は、図3に示す
ように、副映像圧縮データを記憶するバッファ10と、
上記副映像データから所定のデータの抽出等を行うデー
タ解析回路11と、副映像圧縮データを伸張して副映像
データを構成するピクセルデータ等を出力する伸張回路
12と、上記ピクセルデータ等に基づいて輝度信号Y等
を出力するテーブル回路13と、輝度信号Y等にフィル
タ処理を施すフィルタ回路14と、主映像データと副映
像データとを合成するブレンド回路15と、バッファ1
0,データ解析回路11,テーブル回路13,フィルタ
回路14を制御するコントローラ16と、各回路の同期
をとるためのタイミング発生回路17とを備える。
【0021】バッファ10には、図1に示すデマルチプ
レクサ5からの副映像圧縮データが間欠的に供給され
る。バッファ10に蓄積された副映像圧縮データは、コ
ントローラ16の制御に基づいて所定のレートで読み出
される。
【0022】ここで、副映像圧縮データは、サブピクチ
ャ・ユニット(SPユニット:Sub-Picture Unit)毎に
構成される。SPユニットは、図4に示すように、サブ
ピクチャパックSP_PCKが所定数集まって構成され
る。
【0023】上記SPユニットは、SPユニットのサイ
ズの情報等からなるサブピクチャ・ユニット・ヘッダ
(SPUH:Sub-Picture Unit Header )と、サブピク
チャを構成する2ビット/ピクセルのピクセルデータ
(PXD:Pixel Data)と、ディスプレイに表示される
サブピクチャを制御するサブピクチャ・ディスプレイ・
コントロール・シーケンス・テーブル(SP_DCSQ
T:Sub-Picture_DisplayControl Sequence Table)と
を備える。
【0024】SP_DCSQは、カラーコード・テーブ
ル・データやコントラスト・テーブル・データを有す
る。これらのカラーコード・テーブル・データやコント
ラスト・テーブル・データは、テーブル回路13におい
てカラーコードテーブルやコントラストテーブルを作成
するのに用いられる。
【0025】データ解析回路11は、副映像圧縮データ
から上記カラーコード・テーブル・データ,コントラス
ト・テーブル・データ等を抽出してテーブル回路13に
供給し、テーブル回路13にカラーコードテーブルやコ
ントラストテーブルを作成させる。またデータ解析回路
11は、上記カラーコード等以外の副映像圧縮データを
伸張回路12に供給する。データ解析回路11は、さら
に、副映像圧縮データからカラーパレットテーブルデー
タを抽出してコントローラ16に供給する。コントロー
ラ16は、このデータに基づいて、テーブル回路13に
カラーパレットテーブルを作成させる。
【0026】伸張回路12は、データ解析回路11から
の副映像圧縮データを伸張して2ビット/ピクセル毎の
ピクセルデータ等を出力し、これをテーブル回路13に
供給する。
【0027】テーブル回路13は、図5に示すように、
2ビット/ピクセルのピクセルデータに基づいて4ビッ
ト(0h〜Fh)のカラーコードを出力するカラーコー
ドテーブル18と、上記カラーコードに基づいてそれぞ
れ8ビット(00h〜FFh)の輝度信号Y及びクロマ
信号Cb,Crを出力するカラーパレットテーブル19
と、上記ピクセルデータに基づいて4ビット(0h〜F
h)のコントラストコードを出力するコントラストテー
ブル20とを備える。
【0028】カラーコードテーブル18は、上述のよう
に、データ解析回路11からのカラーコード・テーブル
・データに基づいて作成される。このカラーコードテー
ブル18は、例えば図5に示すように、ピクセルデータ
「00b」が入力されるとカラーコード「0h」を出力
し、ピクセルデータ「01b」が入力されるとカラーコ
ード「5h」を出力するようになっている。なお、カラ
ーコードテーブル18は、データ解析回路11からテー
ブル内容の書込みが行われる度に、カラーコードの内容
(図5では、00,01,10,11の入力に対して、
0h,5h,8h,Fhの出力)を常に更新するように
なっている。
【0029】カラーパレットテーブル19は、上述のよ
うに、コントローラ16の制御に基づいて、それぞれ8
ビットの輝度信号Y及びクロマ信号Cb,Crを1組と
する、0hからFhまでの16組分のデータが作成され
る。カラーパレットテーブル19は、カラーコードテー
ブル18からのカラーコードが供給されると、そのコー
ドに対応する輝度信号Y及びクロマ信号Cb,Crを出
力して、フィルタ回路14及びコントローラ16に供給
する。例えば、カラーパレットテーブル19は、「5
h」のカラーコードが供給されると、信号レベルが52
hの輝度信号Y、信号レベルがそれぞれB8h,80h
のクロマ信号Cb,Crを出力する。なお、コントロー
ラ16は、上記輝度信号Y及びクロマ信号Cb,Crに
基づいてサブピクチャが字幕であるかを判定し、その判
定結果に応じてフィルタ回路14を制御することができ
る。
【0030】コントラストテーブル20は、上述のよう
に、データ解析回路11の制御によって作成される。コ
ントラストテーブル20は、伸張回路12から2ビット
のピクセルデータ(例えば10b)が供給されると、そ
のデータに対応するコントラストコード(例えばFh)
を出力してフィルタ回路14及びコントローラ16に供
給する。このコントラストコードは、ブレンド回路15
において主映像と副映像の合成比率を決定するものであ
って、1ピクセル毎に存在する。なお、コントラストテ
ーブル20は、データ解析回路11からテーブル内容の
書込みが行われる度に、コントラストコードの内容(図
5では、00,01,10,11の入力に対して、F
h,Fh,Fh,0hの出力)を常に更新するようにな
っている。また、コントローラ16は、上記コントラス
トコードに基づいてサブピクチャが字幕であるかを判定
し、その判定結果に応じてフィルタ回路14を制御する
ことができる。
【0031】フィルタ回路14は、図6に示すように、
輝度信号Yにフィルタ処理する第1のフィルタ14Y
と、クロマ信号Cbにフィルタ処理する第2のフィルタ
14Cbと、クロマ信号Crにフィルタ処理する第3の
フィルタ14Crを備える。なお、第1乃至第3のフィ
ルタはそれぞれ同じ構成であるため、以下、第1のフィ
ルタ14Yのみ説明するものとする。
【0032】第1のフィルタ14Yは、図6に示すよう
に、輝度信号Yに「1」を乗じる乗算器21と、1ピク
セル遅延回路22によって1ピクセル分遅延された輝度
信号Yに「6」を乗じる乗算器23と、1ピクセル遅延
回路22,24によって2ピクセル分遅延された輝度信
号Yに「1」を乗じる乗算器25と、各乗算器21,2
3,25からの輝度信号Yを加算する加算器26と、加
算器26からの輝度信号Yを「8」で割算を行う除算器
27とを備える。
【0033】ここで、各乗算器21,23,25の乗算
値は、コントローラ16により切換可能である。例え
ば、コントローラ16は、サブピクチャが字幕であると
判定した場合には、各乗算器21,23,25の乗算値
を上述のように字幕モード用の「1」,「6」,「1」
と設定する。一方、コントローラ16は、サブピクチャ
が字幕でないと判定した場合には、各乗算器21,2
3,25の乗算値をノーマルモード用の例えば「0」,
「8」,「0」と設定する。すなわち、上記第1のフィ
ルタ14Yは、ノーマルモードのときは、輝度信号Yを
1ピクセル遅延させて出力している。
【0034】したがって、上記第1のフィルタ回路14
Yは、サブピクチャが字幕の場合には、基準ピクセルに
対するその前後の1ピクセルの輝度信号Yについて6対
1の重み付けを行って、フィルタリングを行う。また、
上記第1のフィルタ回路14Yは、サブピクチャが字幕
でない場合には、輝度信号Yに対しては重み付けを行わ
ずフィルタ処理を行わない。
【0035】例えば、テーブル回路13が、図7(A)
に示す副映像データ、具体的にはピクセルデータに基づ
いて、図7(B)に示す輝度信号Yを出力したものとす
る。この輝度信号Yは、図7(B)に示すように、レベ
ルが20,40,60,120の4階調しかない。フィ
ルタ回路14は、この輝度信号Yによって構成されるサ
ブピクチャが字幕であるときは、この輝度信号Yにフィ
ルタリングして、図7(C)に示すように、階調の多い
輝度信号Yを出力することができる。なお、フィルタ回
路14は、サブピクチャが字幕でないときは、図7
(B)に示す輝度信号Yをそのまま出力する。
【0036】このように、フィルタ回路14は、サブピ
クチャが字幕のときは、伸張後の副映像データ(輝度信
号Y及びクロマ信号Cb,Cr)に表示画面に対して横
方向のフィルタ処理を施し、サブピクチャが字幕でない
ときは、伸張後の副映像データにフィルタ処理を施さな
いように制御している。これにより、4色しかないサブ
ピクチャの字幕の階調度を向上させて、画質を向上させ
ることができる。
【0037】なお、フィルタ回路14は、クロマ信号C
b,Crに対しても同様に、サブピクチャが字幕である
ときは画面に対して横方向のフィルタ処理を施し、サブ
ピクチャが字幕でないときはフィルタ処理を行わないよ
うになっている。
【0038】また、上記フィルタ回路14において、上
述の第1乃至第3のフィルタ14Y,14Cr,14C
bは画面に対して横方向のみのフィルタリングを行って
いたが、縦方向のフィルタリングを行ってもよい。すな
わち、輝度信号Y及びクロマ信号Cb,Crに対してそ
れぞれ縦方向にフィルタ処理を施す第4乃至第6のフィ
ルタ回路を設けてもよい。このような第4乃至第6のフ
ィルタ回路14Y’,14Cr’,14Cb’は、図8
に示すように、第1のフィルタ回路14Yの1ピクセル
遅延回路22,24の代わりに、データを1ライン分遅
延させる1ライン遅延回路22a,24aを設けること
によって構成され、これにより縦方向のフィルタリング
を行うことが可能となる。
【0039】さらに、第1及び第4のフィルタ回路,第
2及び第5のフィルタ回路,第3及び第6のフィルタ回
路をそれぞれ直列に接続することによって、縦方向及び
横方向のフィルタリングを行うようにしてもよい。これ
により、横方向のみならず縦方向の階調も向上させるこ
とができ、画質をさらに良好にすることができる。
【0040】ブレンド回路15は、図9に示すように、
図1に示すビデオデコーダ6からの主映像データに(1
6−K)を乗算する乗算器41と、フィルタ回路14か
らの副映像データにKを乗算する乗算器42と、乗算器
41及び乗算器42からのデータを合成する加算器43
と、加算器43からのデータを「16」で除算する除算
器44とを備える。ここで、Kの値は、テーブル回路1
3が出力する4ビットのコントラストコード(0〜F
h)によって以下のように決定される。
【0041】 コントラストコードが0hのとき :K=コントラス
トコード コントラストコードが0hでないとき:K=コントラス
トコード+1 そして、ブレンド回路15は、以下に示す出力データS
を出力する。
【0042】S=(主映像データ)×(16−K)/1
6+(副映像データ)×K/16ここで、副映像データ
の合成比率aを a=K/16 (0≦a≦1) とおくと、Sは以下のようになる。
【0043】S=(主映像データ)×(1−a)+(副
映像データ)×a つぎに、コントローラ16がサブピクチャが字幕である
かを判定することについて説明する。
【0044】第1の実施の形態として、コントローラ1
6は、通常の字幕は白文字に黒縁であることを考慮し
て、この字幕の特徴に基づいてサブピクチャが字幕であ
るかを判定することができる。
【0045】コントローラ16は、テーブル回路13が
出力した4色の副映像データ(4組の輝度信号Y及びク
ロマ信号Cb,Cr)の全てが色彩がない、すなわち白
黒色であることを判定したときに、サブピクチャが字幕
であると判定する。
【0046】具体的には、コントローラ16は、4色全
てのクロマ信号Cb,Crのレベルが80hのときに、
サブピクチャ字幕であると判定する。ここで、4色の副
映像データ、すなわち4組の輝度信号Y及びクロマ信号
Cb,Crを(Y0,Cb0,Cr0)、(Y1,Cb
1,Cr1)、(Y2,Cb2,Cr2)、(Y3,C
b3,Cr3)とする。また、 [Cb=80h]=0 (クロマ信号Cbのレベルが80hでないとき) =1 (クロマ信号Cbのレベルが80hのとき) と定義したときに、変数Xを以下のようにおく。
【0047】 X=[Cb0=80h] and [Cr0=80h] and [Cb1=80h] and [Cr1=80h] and [Cb2=80h] and [Cr2=80h] and [Cb3=80h] and [Cr3=80h] ここで、例えば[Cb0=80h]は、クロマ信号Cb
のレベルが80hのときは「1」を示し、80hでない
ときは「0」を示すものとする。
【0048】コントローラ16は、Xの値が「1」のと
きにサブピクチャが字幕であると判定し、フィルタ回路
14の各乗算器21,23,25の乗算値を字幕モード
用に設定する。また、コントローラ16は、Xの値が
「0」のときにサブピクチャは字幕でないと判定し、フ
ィルタ回路14の各乗算器21,23,25の乗算値を
ノーマルモード用に設定する。すなわち、サブピクチャ
の4色全部の各クロマ信号Cb,Crの各値が所定値に
なっているかを判定することによって、サブピクチャが
字幕であるか否かを厳格に調べることができる。
【0049】また、コントローラ16は、4色全部の各
クロマ信号Cb,Crの値が例えば75h〜85hの範
囲内にあるときに、上記乗算値を字幕モードに設定する
こともできる。これにより、サブピクチャが字幕である
か否かの判定範囲を広げることができる。
【0050】第2の実施の形態として、コントローラ1
6は、使用頻度の少ない色を除外して、その残りの色の
クロマ信号Cb,Crに基づいて第1の実施の形態と同
様にしてサブピクチャが字幕であるかを判定することが
できる。
【0051】サブピクチャは、上述のように4色まで使
用することができるが、4色全部の色を使用しないとき
もある。そこで、色の使用状況を考慮し、使用頻度の低
い色を除外してから、第1の実施の形態における判定方
法と同様に行う。すなわち、ある一定時間にある色の出
現が所定回数より小さいときは、その色は無効とする。
例えば5フレーム時間に出現回数が5回より小さけれ
ば、その色は無効とする。
【0052】具体的には、コントローラ16は、伸張回
路12が出力する2ビット/ピクセルのピクセルデータ
に基づいて、各4色の使用頻度を調べる。ここで、 invalid_n=0 (一定時間当たりのn番目の色の出現回数<所定回数の
とき)=1 (一定時間当たりのn番目の色の出現回数≧所定回数の
とき) と定義し、このとき変数Yを以下のようにする。
【0053】 Y=[[[Cb0=80h] and [Cr0=80h]] or invalid_0] and [[[Cb1=80h] and [Cr1=80h]] or invalid_1] and [[[Cb2=80h] and [Cr2=80h]] or invalid_2] and [[[Cb3=80h] and [Cr3=80h]] or invalid_3] そして、コントローラ16は、Yの値が「1」のときに
サブピクチャが字幕であると判定し、フィルタ回路14
の各乗算器21,23,25の乗算値を字幕モード用に
設定する。また、コントローラ16は、Yの値が「0」
のときにサブピクチャが字幕でないと判定し、フィルタ
回路14の各乗算器21,23,25の乗算値をノーマ
ルモード用に設定する。すなわち、コントローラ16
は、各色の使用頻度を調べてその使用頻度が少ないもの
を除いて処理の手間を省き、さらに、サブピクチャの他
の色の各クロマ信号Cb,Crの各値が所定値になって
いるかを判定することによって、サブピクチャが字幕で
あるか否かを厳格に調べることができる。
【0054】また、サブピクチャが字幕であるかの判定
範囲を広くするためには、第1の実施の形態と同様に、
コントローラ16は、クロマ信号Cb,Crの値が例え
ば75h〜85hの範囲内にあるときに字幕であると判
定してもよい。
【0055】第3の実施の形態として、サブピクチャの
合成比率aが「0」の場合、すなわちコントラストコー
ドが「0h」となる場合はサブピクチャは透明になるの
で、コントローラ16は、サブピクチャを構成する4色
のうちのいずれかのコントラストコードが「0h」の場
合は、その残りの色のクロマ信号Cb,Crに基づいて
第1の実施の形態と同様にしてサブピクチャが字幕であ
るかを判定することができる。
【0056】具体的には、コントローラ16は、テーブ
ル回路13が出力するコントラストコード及びクロマ信
号Cb,Crに基づいて、サブピクチャが白黒の字幕で
あるかを判定する。ここで、 cnt_n=0 (サブピクチャのn番目の色のコントラストコードが
「0」でないとき)=1 (サブピクチャのn番目の色のコントラストコードが
「0」のとき) と定義する。なお、以下の実施の形態でも同様である。
このとき変数Zを以下のようにする。
【0057】 Z=[[[Cb0=80h] and [Cr0=80h]] or cnt_0] and [[[Cb1=80h] and [Cr1=80h]] or cnt_1] and [[[Cb2=80h] and [Cr2=80h]] or cnt_2] and [[[Cb3=80h] and [Cr3=80h]] or cnt_3] そして、コントローラ16は、Zの値が「1」のときに
サブピクチャが字幕であると判定し、フィルタ回路14
の各乗算器21,23,25の乗算値を字幕モード用に
設定する。また、コントローラ16は、Zの値が「0」
のときにサブピクチャが字幕でないと判定し、フィルタ
回路14の各乗算器21,23,25の乗算値をノーマ
ルモード用に設定する。すなわち、コントローラ16
は、メインピクチャに合成されない色を除き、サブピク
チャの他の色の各クロマ信号Cb,Crの各値が所定値
になっているかを判定することによって、サブピクチャ
が字幕であるか否かを厳格に調べることができる。
【0058】また、サブピクチャが字幕であるかの判定
範囲を広くするためには、第1の実施の形態と同様に、
コントローラ16は、クロマ信号Cb,Crの値が例え
ば75h〜85hの範囲内にあるときに字幕であると判
定してもよい。
【0059】第4の実施の形態として、コントローラ1
6は、サブピクチャを構成するいずれかの1色の合成値
が「0」であるかを判定することによって、サブピクチ
ャが字幕であるかを判定することができる。これは、通
常の字幕の場合は、サブピクチャを構成するいずれかの
1色は必ず透明となって、メインピクチャが透けて見え
るようになっているからである。
【0060】具体的には、コントローラ16は、テーブ
ル回路13が出力するコントラストコードに基づいて、
サブピクチャが白黒の字幕であるかを判定する。ここ
で、変数Wを以下のように定義する。
【0061】 W=[cnt_0] or [cnt_1] or [cnt_2] or [cnt_3] そして、コントローラ16は、Wの値が「1」のときに
サブピクチャが字幕であると判定し、フィルタ回路14
の各乗算器21,23,25の乗算値を字幕モード用に
設定する。また、コントローラ16は、Wの値が「0」
のときにサブピクチャが字幕でないと判定し、フィルタ
回路14の各乗算器21,23,25の乗算値をノーマ
ルモード用に設定する。このように、コントローラ16
は、サブピクチャを構成する4色のいずれか1色の合成
値が「0」であるときは、各色のクロマ信号のレベルを
調べることなく、サブピクチャが字幕であると判定する
ことができる。
【0062】第5の実施の形態として、コントローラ1
6は、字幕の文字の部分とその縁どりの部分とがほぼ同
じ画像になっているかを判定することによって、サブピ
クチャが字幕であるかを判定することができる。
【0063】ここで、例えば図10(A)に示すよう
に、サブピクチャが「A」という文字について説明す
る。
【0064】最初に、コントローラ16は、伸張回路1
2が出力する2ビット/ピクセルのピクセルデータに基
づいて、サブピクチャを構成する4色のうちの1色のピ
クセルを「1」とし、他の3色のピクセルを「0」とし
て、各4色それぞれに対して行った画像を作成する。な
お、透明色に対しては、かかる処理は行わない。
【0065】例えば、図10(A)に示す文字「A」
は、第1及び第2のピクセルデータの2色で構成されて
いる。第1のピクセルデータを「1」としたものを黒色
で示し、かつ、他のピクセルデータを「0」としたもの
を白色で示すと、図10(B)に示す画像が表示され
る。第2のピクセルデータを「1」としたものを黒色で
示し、かつ、他のピクセルデータを「0」としたものを
白色で示すと、図10(C)に示す画像が表示される。
【0066】つぎに、1/0が変化するピクセルのみ
「1」とした微分画像をそれぞれ作成する。ここで、図
10(B)に示す画像からは図10(D)に示す微分画
像が作成され、図10(C)に示す画像からは図10
(E)に示す微分画像が作成される。
【0067】さらに、これらの画像の「1」に隣接する
ピクセルも「1」とする拡張画像を作成する。図10
(D)に示す微分画像からは図10(F)に示す拡張画
像が作成され、図10(E)に示す微分画像からは図1
0(G)に示す拡張画像が作成される。
【0068】コントローラ16は、各ピクセルデータか
ら作成された拡張画像から総当たりで差分を求め、その
差分を「1」とした差分画像を作成する。図10(F)
及び図10(G)からは図10(H)に示す差分画像が
作成される。ここで、サブピクチャが字幕の場合は、上
述のように、字幕の文字の部分とその縁どりの部分とが
ほぼ同じ画像になっているので、図10(H)に示すよ
うに、上記差分画像の「1」が少ない。コントローラ1
6は、この差分画像の「1」が所定値より大きいか否か
によって、サブピクチャが字幕であるかを判定する。
【0069】なお、通常は、拡張画像は4つ作成される
ため、差分画像は6つ作成される。このとき、コントロ
ーラ16は、各差分画像の「1」の合計値が所定値より
大きいか否かによって字幕であるかを判定する。また、
いずれかの差分画像の「1」の値が所定値より大きいか
否かによって、字幕であるかを判定してもよい。
【0070】つぎに、図11(A)に示すように、サブ
ピクチャが字幕でない場合について説明する。例えば、
図11(A)に示す図形は、第1及び第2のピクセルデ
ータの2色で構成されている。第1のピクセルデータを
「1」としたものを黒色で示し、かつ、他のピクセルデ
ータを「0」としたものを白色で示すと、図11(B)
に示す画像が表示される。また、第2のピクセルデータ
を「1」としたものを黒色で示し、かつ、他のピクセル
データを「0」としたものを白色で示すと、図11
(C)に示す画像が表示される。
【0071】そして、1/0が変化するピクセルのみ
「1」とした微分画像をそれぞれ作成する。ここで、図
11(B)に示す画像からは図11(D)に示す微分画
像が作成され、図11(C)に示す画像からは図11
(E)に示す微分画像が作成される。
【0072】さらに、これらの微分画像の「1」に隣接
する「0」のピクセルを「1」とする拡張画像を作成す
る。図11(D)に示す微分画像からは図11(F)に
示す拡張画像が作成され、図11(E)に示す微分画像
からは図11(G)に示す拡張画像が作成される。
【0073】コントローラ16は、各ピクセルデータか
ら作成された拡張画像から総当たりで差分のみを「1」
とした差分画像を作成する。図11(F)及び図11
(G)からは図11(H)に示す差分画像が作成され
る。ここで、サブピクチャが字幕でない場合は、図11
(H)に示すように、上記差分画像の「1」が多くな
る。コントローラ16は、この差分画像の「1」が所定
値より大きいか否かによって、サブピクチャが字幕であ
るかを判定する。
【0074】したがって、コントローラ16は、サブピ
クチャの各色から差分画像を作成し、この差分画像の
「1」が所定値より小さいときはサブピクチャは字幕で
あると判定し、所定値以上のときはサブピクチャは字幕
でないと判定することができる。すなわち、本実施の形
態では、コントローラ16は、サブピクチャが字幕であ
るか否かを、サブピクチャの画像の外観から判定してい
る。これにより、例えば字幕が白黒で構成されていない
場合であっても、字幕であると判定することが可能にな
る。
【0075】以上のように、本発明を適用した再生装置
は、サブピクチャが字幕であるか否かを判定し、字幕で
あるときは上記サブピクチャを構成する各色の輝度信号
Y及びクロマ信号Cb,Crにフィルタ処理を施するこ
とによって、階調度の少ないサブピクチャの画質を向上
させることができる。また、字幕でないサブピクチャに
フィルタ処理を施すとかえって画質が劣化することが有
り得るので、かかる場合にはフィルタ処理を行わないよ
うにすることもできる。
【0076】さらに、上記再生装置は、サブピクチャの
画像が白黒であるか又はその画像とメインピクチャとの
合成値が「0」であるか等に基づいて字幕であるかを判
定したり、サブピクチャが字幕であるかの判定範囲の広
狭を調整することができるので、字幕の状態に対応して
フィルタ処理を行うことができる。
【0077】なお、本発明は、上述の実施の形態に限定
されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術
的思想の範囲内において、種々の設計上の変更が可能で
あるのは言うまでもない。
【0078】例えば、フィルタ回路14は、サブピクチ
ャを構成する輝度信号Y及びクロマ信号Cb,Crのフ
ィルタリングを3タップで行っていたが、さらに遅延回
路や乗算器を設けて5タップにしてもよい。
【0079】また、サブピクチャを構成する色が4色の
場合について説明したが、サブピクチャの色が4色以上
であっても4色以下であっても同様であるのは勿論であ
る。
【0080】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る映像信号処理装置及び映像信号処理方法によれば、復
号された副映像信号が字幕情報であるかを判定して、字
幕であるときに復号された副映像信号にフィルタ処理を
施すことによって、副映像信号が字幕であるときにはそ
の画質を向上させることができ、また、副映像信号が字
幕でないときはフィルタ処理によって却って画質が劣化
することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した光ディスクの再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】光ディスクから読み出されたデータストリーム
の構成図である。
【図3】上記再生装置の副映像デコーダの構成を示すブ
ロック図である。
【図4】上記データストリームの副映像データの構成図
である。
【図5】上記副映像デコーダのテーブル回路の具体的な
構成を示すブロック図である。
【図6】上記副映像デコーダのフィルタ回路の具体的な
構成を示すブロック図である。
【図7】上記フィルタ回路の出力する信号の説明図であ
る。
【図8】上記フィルタ回路の他の構成を示すブロック図
である。
【図9】上記副映像デコーダのブレンド回路の具体的な
構成を示すブロック図である。
【図10】上記副映像デコーダのコントローラが字幕か
否かを判定するときの説明図である。
【図11】上記副映像デコーダのコントローラが字幕か
否かを判定するときの説明図である。
【符号の説明】
11 データ解析回路、13 テーブル回路、14 フ
ィルタ回路、15 ブレンド回路、16 コントローラ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主映像信号と副映像信号を合成処理する
    映像信号処理装置において、 副映像信号が字幕情報であるかを判定する字幕判定手段
    と、 上記字幕判定手段が上記副映像信号が字幕情報であると
    判定したときに、上記副映像信号にフィルタ処理を施す
    フィルタ手段と、 上記主映像信号と上記フィルタ手段からの副映像信号と
    を合成処理して出力する合成手段とを備える映像信号処
    理装置。
  2. 【請求項2】 上記字幕判定手段は、上記副映像信号を
    構成する各色のクロマ信号のレベルが所定範囲内にある
    ときに、上記副映像信号が字幕情報であると判定するこ
    とを特徴とする請求項1記載の映像信号処理装置。
  3. 【請求項3】 上記字幕判定手段は、上記副映像信号を
    構成する各色の内、所定時間内の使用回数が所定値より
    も小さい値の色を除いて、上記副映像信号を構成する他
    の色のクロマ信号のレベルが所定範囲内にあるときに、
    上記副映像信号が字幕情報であると判定することを特徴
    とする請求項2記載の映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 上記字幕判定手段は、上記副映像信号を
    構成する各色の内、主映像信号に対する合成比率が零の
    色を除いて、上記副映像信号を構成する他の色のクロマ
    信号のレベルが所定範囲内にあるときに、上記副映像信
    号が字幕情報であると判定することを特徴とする請求項
    2記載の映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 上記字幕判定手段は、上記副映像信号を
    構成する各色のいずれか1色が、主映像信号に対する合
    成比率が零のときに、上記副映像信号が字幕情報である
    と判定することを特徴とする請求項1記載の映像信号処
    理装置。
  6. 【請求項6】 上記字幕判定手段は、1色のピクセルを
    「1」とし他の色のピクセルを「0」とした画像を、上
    記副映像信号を構成する各色毎に作成し、上記各画像に
    対して、縦方向及び横方向に対して「1」/「0」が変
    化するピクセルのみを「1」とした微分画像を作成し、
    上記各微分画像に対して、「1」のピクセルに隣接する
    ピクセルも「1」とする拡張画像を作成し、上記各拡張
    画像からそれぞれ総当たりで差分を求め、その差分を
    「1」とした差分画像を作成し、上記差分画像の「1」
    の合計値が所定値以下のときは、上記副映像信号は字幕
    情報であると判定することを特徴とする請求項1記載の
    映像信号処理装置。
  7. 【請求項7】 主映像信号と副映像信号を合成処理する
    映像信号処理方法において、 副映像信号が字幕情報であるかを判定し、 上記副映像信号が字幕情報であると判定したときは、上
    記副映像信号にフィルタ処理を施して、上記主映像信号
    と上記フィルタ処理の施された副映像信号とを合成処理
    して出力し、 上記副映像信号が字幕でないと判定したときは、上記主
    映像信号とフィルタ処理の施されていない副映像信号と
    を合成して出力することを特徴とする映像信号処理方
    法。
  8. 【請求項8】 上記副映像信号を構成する各色のクロマ
    信号のレベルが所定範囲内にあるときに、上記副映像信
    号が字幕情報であると判定することを特徴とする請求項
    7記載の映像信号処理方法。
  9. 【請求項9】 上記副映像信号を構成する各色の内、所
    定時間内の使用回数が所定値よりも小さい値の色を除い
    て、上記副映像信号を構成する他の色のクロマ信号のレ
    ベルが所定範囲内にあるときに、上記副映像信号が字幕
    情報であると判定することを特徴とする請求項8記載の
    映像信号処理方法。
  10. 【請求項10】 上記副映像信号を構成する各色の内、
    主映像信号に対する合成比率が零の色を除いて、上記副
    映像信号を構成する他の色のクロマ信号のレベルが所定
    範囲内にあるときに、上記副映像信号が字幕情報である
    と判定することを特徴とする請求項8記載の映像信号処
    理方法。
  11. 【請求項11】 上記副映像信号を構成する各色のいず
    れか1色が、主映像信号に対する合成比率が零のとき
    に、上記副映像信号が字幕情報であると判定することを
    特徴とする請求項7記載の映像信号処理方法。
  12. 【請求項12】 1色のピクセルを「1」とし他の色の
    ピクセルを「0」とした画像を、上記副映像信号を構成
    する各色毎に作成し、 上記各画像に対して、縦方向及び横方向に対して「1」
    /「0」が変化するピクセルのみを「1」とした微分画
    像を作成し、 上記各微分画像に対して、「1」のピクセルに隣接する
    ピクセルも「1」とする拡張画像を作成し、 上記各拡張画像からそれぞれ総当たりで差分を求め、そ
    の差分を「1」とした差分画像を作成し、 上記差分画像の「1」の合計値が所定値以下のときは、
    上記副映像信号は字幕情報であると判定することを特徴
    とする請求項7記載の映像信号処理方法。
JP9169193A 1997-06-25 1997-06-25 映像信号処理装置及び映像信号処理方法 Withdrawn JPH1118108A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9169193A JPH1118108A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 映像信号処理装置及び映像信号処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9169193A JPH1118108A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 映像信号処理装置及び映像信号処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1118108A true JPH1118108A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15881955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9169193A Withdrawn JPH1118108A (ja) 1997-06-25 1997-06-25 映像信号処理装置及び映像信号処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1118108A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004194311A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像再生装置及び映像再生方法
JP2005252317A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Hitachi Ltd 再生装置
JP2007531192A (ja) * 2004-03-26 2007-11-01 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド 記録媒体及び記録媒体に記録されたテキストサブタイトルストリームの再生方法及びその装置
US7813584B2 (en) 2002-11-29 2010-10-12 Panasonic Corporation Image reproduction device and image reproduction method employing a brightness adjustment
US8346050B2 (en) 2004-03-26 2013-01-01 Lg Electronics, Inc. Recording medium, method, and apparatus for reproducing text subtitle streams

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004194311A (ja) * 2002-11-29 2004-07-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 映像再生装置及び映像再生方法
US7813584B2 (en) 2002-11-29 2010-10-12 Panasonic Corporation Image reproduction device and image reproduction method employing a brightness adjustment
JP2005252317A (ja) * 2004-03-01 2005-09-15 Hitachi Ltd 再生装置
JP2007531192A (ja) * 2004-03-26 2007-11-01 エルジー エレクトロニクス インコーポレーテッド 記録媒体及び記録媒体に記録されたテキストサブタイトルストリームの再生方法及びその装置
US8346050B2 (en) 2004-03-26 2013-01-01 Lg Electronics, Inc. Recording medium, method, and apparatus for reproducing text subtitle streams
US8374486B2 (en) 2004-03-26 2013-02-12 Lg Electronics Inc. Recording medium storing a text subtitle stream, method and apparatus for a text subtitle stream to display a text subtitle
US8380044B2 (en) 2004-03-26 2013-02-19 Lg Electronics Inc. Recording medium storing a text subtitle stream, method and apparatus for reproducing a text subtitle stream to display a text subtitle
US8437599B2 (en) 2004-03-26 2013-05-07 Lg Electronics Inc. Recording medium, method, and apparatus for reproducing text subtitle streams

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5912710A (en) System and method for controlling a display of graphics data pixels on a video monitor having a different display aspect ratio than the pixel aspect ratio
US8508610B2 (en) Video signal processing apparatus
US6803968B1 (en) System and method for synthesizing images
US20030113102A1 (en) Apparatus and method for video data processing in digital video decoding
JP4534723B2 (ja) 画像表示装置、画像処理装置および画像処理方法
US6567097B1 (en) Display control apparatus
JP4996725B2 (ja) 映像処理装置
JP2006295746A (ja) 映像信号出力装置、および映像信号出力方法
US6587155B1 (en) Fading of main video signal without affecting display of superimposed video signal
JPH1118108A (ja) 映像信号処理装置及び映像信号処理方法
JPH11313339A (ja) 表示制御装置および動画/グラフィクス合成表示方法
WO2000038419A1 (fr) Dispositif de reproduction de signaux video
US20070133950A1 (en) Reproduction apparatus, reproduction method, recording method, image display apparatus and recording medium
US8290339B2 (en) Video processing apparatus
JPH11143441A (ja) 画像表示制御装置および画像表示制御方法
JP2009038682A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2007060169A (ja) 画像処理装置、画像表示装置および画像処理方法
JP3189030B2 (ja) テレビジョン受像機
US7450831B2 (en) Method for DVD-subpicture compositing in 420 chroma format
US6630965B1 (en) Field freeze filter implementation
JP2010068399A (ja) 画像処理装置及び方法
JP2007134883A (ja) 映像データ変換装置
JPH0283578A (ja) 画像データ表示装置と画像データ表示方法
JP4235796B2 (ja) 電子カメラ
JPH0283579A (ja) 画像データ表示装置と画像データ表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040907