JP5019746B2 - 直下ライト方式のバックライトユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ノートパソコン用、パソコンモニタ用、テレビ用などの液晶ディスプレイのバックライトユニット、特に、光が下方(背後)の線状光源から直接照射される直下ライト方式のバックライトユニットに関する。
直下ライト方式のバックライトユニットに組み込まれる光拡散シートとして、透明樹脂基材中に有機又は無機ビーズなどの光拡散剤を分散混入させた光拡散シート、或は、樹脂シートの表面に前記光拡散剤含有塗膜を形成した光拡散シート、表面に細かな凹凸を施した光拡散シートなどが一般的に用いられている。
また、そのほかにも、四角錐形の突起をシート片面に斜列状に配列して形成した光拡散シートが知られている(特許文献1)。この光拡散シートは、導光板の片側又は両側に光源を配置したエッジライト方式のバックライトユニットの該導光板の上(前)に組み込まれると、四角錐形突起の斜面の光屈折作用によって、導光板からの拡散光が正面方向(液晶表示画面に対して垂直方向)にある程度指向されるため、輝度が向上すると共に、輝度ムラも減少するといった効果が得られるものである。
しかしながら、平行に配設された複数本の線状光源から光が直接照射される直下ライト方式のバックライトユニットにおいて、その線状光源の上側に上記特許文献1の光拡散シートを組み込むと、それぞれの線状光源の上方の領域の輝度が線状光源と線状光源の間の領域の輝度より低くなって明暗の縞が生じ、輝度の均斉度が低下するという問題があった。その理由は、図11に概念的に示すように、線状光源Lの上方の光拡散シートの四角錐形突起2の4つの傾斜面2aによって屈折されて出てくる光の方向(水平面内における方向)が、いずれも矢印で示すように線状光源Lに沿う方向ではなく、線状光源に対して45°斜めの方向となるため、線状光源Lの上方に光が出てこないからであると考えられる。
従って、上記の光拡散シートを直下ライト方式のバックライトユニットの線状光源の上側に組み込むときは、凹凸粗面を形成した光拡散フィルムや光拡散剤を含有させた光拡散フィルム、或いは、樹脂フィルムの表面に光拡散剤含有塗膜を形成した光拡散フィルムなどを上記の光拡散シートの上に複数枚重ねて輝度の均斉度を高める必要があるため、組立工数が増え、コストも増加するという問題があった。
また、一般的に用いられる透明樹脂基材中に有機又は無機ビーズなどの光拡散剤を分散混入させた光拡散シートなどにおいても、正面方向への出光の指向性が充分ではないため、光拡散シートの上に複数枚の光拡散フィルムを重ねて用いる必要があった。
特開2001−311809号公報
本発明は上記の問題に対処するためになされたもので、線状光源の上側に配置される光拡散シートの出光面となる上面に四角錐形の凸部や倒立四角錐形の凹部などを配列し、該凸部もしくは凹部の配列状態を一定の領域ごとに変更することによって、光拡散フィルムを用いなくても、もしくは用いる光拡散フィルムの枚数を減少させても、充分な平均輝度と輝度の均斉度を得ることのできる直下ライト方式のバックライトユニットを提供することを解決課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明に係る第一の直下ライト方式のバックライトユニットは、一定間隔をあけて平行に配設された複数の縦方向又は横方向の線状光源と、その上側に配置され、出光面となるシート上面に倒立四角錐形又は倒立截頭四角錐形の小さな凹部が多数形成された透光性樹脂製の光拡散シートとを備えた、直下ライト方式のバックライトユニットであって、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源の上方の光源上領域には、上記凹部が縦横に配列されて形成されており、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源間の上方の光源間領域には、上記凹部が斜列状に配列されて形成されていることを特徴とするものである。
そして、本発明に係る第二の直下ライト方式のバックライトユニットは、一定間隔をあけて平行に配設された複数の縦方向又は横方向の線状光源と、その上側に配置され、出光面となるシート上面に四角錐形又は截頭四角錐形の小さな凸部が多数形成された透光性樹脂製の光拡散シートとを備えた、直下ライト方式のバックライトユニットであって、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源の上方の光源上領域には、上記凸部が縦横に配列されて形成されており、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源間の上方の光源間領域には、上記凸部が斜列状に配列されて形成されていることを特徴とするものである。
これらの光拡散シートにあっては、シート上面における光源上領域が、線状光源の幅寸法より広く光源間領域の幅寸法より狭い幅寸法を有することが好ましく、また、シート上面に対する凹部又は凸部の傾斜面の傾斜角を15〜65°にすることが好ましい。
倒立四角錐形又は倒立截頭四角錐形の小さな凹部をシート上面の全体に斜列状に配列して形成した光拡散シートが線状光源の上側に配置されたバックライトユニットは、前述した特許文献1の光拡散シートを用いた場合と同様に、シート上面の光源上領域の輝度が低下して明暗の縞が発生するが、第一の直下ライト方式のバックライトユニットのように、線状光源の上側に配置された光拡散シートの出光面となるシート上面の光源上領域に倒立四角錐形又は倒立截頭四角錐形の小さな凹部を縦横に配列して形成し、シート上面の光源間領域に該凹部を斜列状に配列して形成したものは、図10に概念的に示すように、凹部1の4つの傾斜面1aのうち、上辺が線状光源Lの長さ方向に対して直交する2つの傾斜面10a,10aによって屈折されて出てくる光の方向(水平面内における方向)が、矢印で示すように線状光源Lに沿う方向となるため、これらの傾斜面10a,10aから光が線状光源Lの上方に放出されて光源上領域の輝度が高くなり、後述の実験データに示されるように、該凹部を斜列状に配列して形成した光源間領域の輝度と殆ど変わらない輝度となる。そのため、光拡散シートの上面の輝度の均斉度が向上し、光拡散シートの上面全体で充分な輝度をもち、光源上領域と光源間領域とで明暗の縞が発生しなくなるので、この光拡散シートの上に光拡散フィルムを重ねる必要がなくなったり、光拡散フィルムの使用枚数を減らすことができるようになり、その分だけ組立工数とコストの低減を図ることが可能となる。また、上記の凹部をシート上面の全体に縦横に配列して形成した光拡散シートを線状光源の上側に配置したバックライトユニットは、光源方向と平行線状の明暗を生じるが、第一のバックライトユニットは、そのような線状の明暗を生じることもない。
また、第二の直下ライト方式のバックライトユニットのように、線状光源の上側に配置された光拡散シートの出光面となるシート上面の光源上領域に四角錐形又は截頭四角錐形の小さな凸部を縦横に配列して形成し、シート上面の光源間領域に該凸部を斜列状に配列して形成したものは、該凸部の4つの傾斜面のうち、底辺が線状光源の長さ方向に対して直交する2つの傾斜面によって屈折されて出てくる光の方向(水平面内における方向)が線状光源に沿う方向となるため、この2つの傾斜面から光が線状光源の上方に放出されて光源上領域の輝度が高くなり、該凸部を斜列状に配列して形成した光源間領域の輝度と殆ど変わらない輝度となる。従って、第一のバックライトユニットと同様に、光拡散シートの上面の輝度の均斉度が向上し、光拡散シートの上面全体で充分な輝度をもち、光源上領域と光源間領域とで明暗の縞が発生しなくなるので、この光拡散シートの上に光拡散フィルムを重ねる必要がなくなったり、光拡散フィルムの使用枚数を減らすことができるようになり、その分だけ組立工数とコストの低減を図ることが可能となる。
上記の凹部又は凸部を光拡散シート上面全体に斜列状に配列して形成した場合に輝度が低下する光源上領域の幅寸法は、線状光源の太さ、線状光源の間隔、線状光源と光拡散シートとの距離、凹部又は凸部の傾斜面の角度などのファクターによって変化するが、通常の直下ライト方式のバックライトユニットの場合の上記ファクターを考慮すると、輝度の低下する光源上領域の幅寸法は、線状光源の幅寸法より広く光源間領域の幅寸法よりも狭い幅寸法となる。従って、光源上領域が線状光源の幅寸法より広く光源間領域の幅寸法より狭い幅寸法を備えた光拡散シートを線状光源の上側に配置した直下ライト方式のバックライトユニットきわめて好適である
また、上記の凹部又は凸部の傾斜面の傾斜角を15〜65°に設定した光拡散シートが線状光源の上側に配置されたバックライトユニットは、シート上面から出光する拡散光の真上方向(真正面方向)への指向性が良好であり、全体的な輝度が向上する。
尚、本発明において、「縦横に配列」とは、凹部又は凸部が5°程度までの若干の角度をもって斜列状に配列されている場合も包含する概念であり、また「シート」とは、厚さ50μm程度のフィルム状のものから厚さ5mm程度の板状のものまでを含む概念である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明のバックライトユニットに組み込まれる光拡散シートの一実施形態を示す模式平面図、図2は同光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図、図3は同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。
この光拡散シートS1は、直下ライト方式のバックライトユニットにおいて、一定間隔をあけて平行に配設された複数の縦方向又は横方向の線状光源Lの上側に配置されて使用される透光性樹脂製のシートであって、図1、図2に示すように、出光面となるシート上面のそれぞれの光源上領域A1、即ち、シート上面におけるそれぞれの線状光源Lの上方の領域A1には、倒立正四角錐形の小さな凹部1が縦横に配列されて多数形成されている。そして、図1、図3に示すように、シート上面のそれぞれの光源間領域A2、即ち、シート上面におけるそれぞれの線状光源L,L間の上方の領域A2には、倒立正四角錐形の上記凹部1が45°の角度をもって斜列状に配列されて多数形成されている。
この光拡散シートS1は、全光線透過率の高いポリカーボネート、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン共重合体(例えばポリ−4−メチルペンテン−1等)、ポリ塩化ビニル、環状ポリオレフィン(例えばノルボルネン構造等)、アクリル樹脂、ポリスチレン、アイオノマー、スチレン−メチルメタクリレート共重合樹脂(MS樹脂)などの透光性の熱可塑性樹脂からなるもので、厚さ50μm〜5mm程度のものが好ましく使用される。
上記の熱可塑性樹脂からなる光拡散シートの中でも、ポリカーボネート、ポリエステル(特にポリエチレンテレフタレート)、環状ポリオレフィンからなる光拡散シートは耐熱性が良好であり、バックライトユニットに組み込まれた際に冷陰極管などの線状光源Lの放熱によって変形や皺などが発生することが少ないので好ましく使用される。特に、ポリカーボネートからなるシートは透明性が良く、吸湿性が少なく、高輝度で、反りが少ないため、極めて好ましく使用される。
また、ポリプロピレンからなるシートは結晶性、透明性が良く、結晶化度を上げると弾性率が向上して熱変形や皺が発生し難くなるうえに、屈折率も上昇するため、後述するように光拡散剤をシートに含有させる場合には、ポリプロピレンと光拡散剤との屈折率差が減少し、透過光量が増大して輝度が高くなるなどの利点を有するので、好ましく使用される。特に、結晶化度が30〜80%のポリプロピレンからなるシートは、剛性が大きい上に、光拡散剤として好ましく使用される後述のタルク粉末の屈折率(1.54)に近似した1.48〜1.52程度の屈折率を有するため、タルク粉末を含有させても、全光線透過量が多くて輝度の高い光拡散フィルムを得ることができる。ポリプロピレンの更に好ましい結晶化度は50〜60%である。
尚、この光拡散シートS1には、成形に必要な安定剤、滑剤、耐衝撃改良剤、抗酸化剤、紫外線吸収剤、光安定剤などが適宜含有され、場合によっては、後述する光拡散剤も含有される。
光拡散シートS1の上面の光源上領域A1および光源間領域A2に形成された凹部1は倒立正四角錐形の小さな凹部であって、その4つの傾斜面1aの傾斜角θを15〜65°の範囲に設定したものが好適である。傾斜角θがこの範囲内であると、シート上面から出光する拡散光の真上方向(真正面方向)への指向性が良好で、全体的に輝度が向上するが、傾斜角θがこの範囲を逸脱すると、指向性が低下したり、全反射が多くなったりして輝度が低下するなどの不都合を生じるので好ましくない。傾斜角θの更に好ましい範囲は30〜60°である。
倒立正四角錐形の凹部1の大きさは、その一辺(上辺)の長さを30〜600μm程度に設定することが好ましく、この程度の大きさであれば、4つの傾斜面1aによって線状光源Lからの光を充分に拡散することができる。一辺の長さが30μmよりも短くなると、倒立正四角錐形の凹部1の形成が難しくなり、一辺の長さが600μmより長くなると、光拡散作用が大幅に低下するので、いずれも好ましくない。凹部1の更に好ましい一辺の長さは100〜500μmである。
上記の凹部1をシート上面全体に斜列状に配列して形成した場合に輝度が低下する光源上領域A1の幅寸法W1は、既述したように、線状光源Lの太さ、線状光源Lの相互間隔、線状光源Lと光拡散シートS1との距離、凹部1の傾斜面1aの角度θなどのファクターによって変化するが、通常の直下ライト方式のバックライトユニットに組み込む場合の上記ファクターを考慮すると、光源上領域A1の幅寸法W1は、線状光源Lの幅寸法より広く光源間領域A2の幅寸法W2よりも狭い幅寸法となる。例えば、バックライトユニットの線状光源Lである冷陰極管の太さが3mm、冷陰極管の相互間隔(中心間距離)が24mm、冷陰極管の上端と光拡散シートS1の下面との距離が13mm、凹部1の傾斜面1aの傾斜角θが55°である場合は、光源上領域A1の幅寸法W1が略9mm、光源間領域A2の幅寸法W2が略15mmとなり、光源上領域A1の幅寸法W1は、冷陰極管の幅寸法(太さ)の略3倍で光源間領域A2の幅寸法W2の略0.6倍となる。
従って、光源上領域A1の幅寸法W1を、上記のように線状光源Lの幅寸法より広く且つ光源間領域A2の幅寸法W2より狭く設定して、この光源上領域A1に上記の倒立正四角錐形の凹部1を縦横に配列して形成すると、この光拡散シートS1をバックライトユニットに組み込んで下方の線状光源L(冷陰極管)から光を照射したときに、図10に概念的に示すように、凹部1の4つの傾斜面1aのうち、上辺が線状光源Lの長さ方向に対して直交する2つの傾斜面10a,10aで屈折されて出てくる光の方向(水平面内における方向)が矢印で示すように線状光源Lに沿う方向となり、これらの傾斜面10a,10aから光が線状光源Lの上方に放出されるため、光源上領域A1の輝度が向上して光源間領域A2の輝度と殆ど変わらなくなる。それ故、光源上領域A1と光源間領域A2とで明暗の縞が生じなくなり、光拡散シートS1の輝度の均斉度が向上するので、従来のように光拡散フィルムを複数枚重ねて輝度の均斉度を向上させることが不要となり、その分だけ組立工数とコストの低減を図ることが可能となる。
光源上領域A1の凹部1は、この実施形態では厳密に縦横に配列して形成されているが、凹部1を厳密に縦横に配列して形成する必要は必ずしもなく、傾斜面10a、10aによって光を線状光源Lにほぼ沿った方向に出光できる程度に凹部1を5°程度までの若干の角度をもって斜列状に配列形成してもよい。
また、光源間領域A2の凹部1は、この実施形態では45°の角度をもって斜列状に配列して形成されているが、45°に限定されるものではなく、30〜60°程度の角度をもって斜列状に配列形成されていればよい。
更に、この実施形態の光拡散シートS1は倒立正四角錐形の凹部1を形成しているが、倒立正四角錐形以外の倒立四角錐形、例えば倒立長四角錐形の凹部1を形成してもよい。また、この実施形態の光拡散シートS1は、光源上領域A1と光源間領域A2の双方に同じ大きさ、同じ傾斜角、同じ倒立正四角錐形の凹部1を形成しているが、光源上領域A1と光源間領域A2とで凹部1の大きさを異ならせたり、凹部1の形状を異ならせたり、傾斜面の傾斜角θを15〜65°の範囲内で適当に異ならせても勿論よい。また、凹部1は、この実施形態の光拡散シートS1のように、隙間をあけないで連続して縦横又は斜列状に配列、形成することが好ましいが、光拡散の妨げとならない程度に小さな間隔をあけて凹部1を縦横又は斜列状に配列、形成してもよい。
図4は本発明のバックライトユニットに組み込まれる他の実施形態光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図、図5は同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。
この光拡散シートS2は、図4に示すようにシート上面の光源上領域A1に倒立截頭正四角錐形の凹部1を縦横に配列して形成すると共に、図5に示すようにシート上面の光源間領域A2に倒立截頭正四角錐形の凹部1を45°の角度をもって斜列状に配列して形成したものである。
ここで、倒立截頭正四角錐形とは、倒立した正四角錐の下部の頭頂部を水平に截断した形状をいうが、截断面は平坦面でも凹曲面でもよい。この截断面の大きさ(面積)は、凹部1の開口面積の1/4以下とすることが好ましく、1/4より大きくなると、傾斜面1aによる光拡散作用や拡散光の指向性が不十分になるといった不都合を生じる。截断面のより好ましい大きさは、凹部1の開口面積の1/9〜1/25である。
また、光源上領域A1の凹部1のみを倒立截頭正四角錐形とし、光源間領域A2の凹部1を倒立正四角錐形としたり、その逆に、光源上領域A1の凹部1のみを倒立正四角錐形とし、光源間領域A2の凹部1を倒立截頭正四角錐形とすることも可能である。
この光拡散シートS2の凹部1の傾斜面1aの傾斜角θ、凹部1の一辺(上辺)の長さ、光源上領域A1の幅寸法W1、光源間領域A2の幅寸法W2、その他の構成は、前記の光拡散シートS1と同様であるから、説明を省略する。
このような光拡散シートS2も、光源上領域A1に縦横に配列して形成された截頭正四角錐形の凹部1の傾斜面10a,10a、即ち、上辺が線状光源Lの長さ方向に対して直交する2つの傾斜面10a,10aによって光が線状光源Lの上方に放射され、光源上領域A1の輝度が高くなって光源間領域A2の輝度とほぼ同じ輝度となるため、輝度の均斉度が向上する。従って、この光拡散シートS2を線状光源の上側に配置したバックライトユニットも、従来の光拡散シートを線状光源の上側に配置したバックライトユニットのように光拡散フィルムを複数枚重ねて輝度の均斉度を向上させることが不要となるので、その分だけ組立工数とコストの低減を図ることができる。
図6は本発明のバックライトユニットに組み込まれる更に他の実施形態光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図、図7は同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。
この光拡散シートS3は、図6に示すように、シート上面の光源上領域A1に正四角錐形の凸部2を縦横に配列して形成すると共に、図7に示すように、シート上面の光源間領域A2に正四角錐形の凸部2を45°の角度をもって斜列状に配列して形成したものである。
この凸部2の傾斜面2aのシート上面に対する傾斜角θは、前記凹部1の傾斜面1aの傾斜角と同様に15〜65°、好ましくは30〜60°に設定される。また、この凸部2の大きさも、前記凹部1と同様、その底辺の長さが30〜600μm、好ましくは100〜500μmに設定される。
この光拡散シートS3の光源上領域A1の幅寸法けW1、光源間領域A2の幅寸法W2、その他の構成は、前記の光拡散シートS1,S2と同様であるから、説明を省略する。
このような光拡散シートS3も、光源上領域A1に縦横に配列して形成された正四角錐形の凸部2の傾斜面20a,20a、即ち、底辺が線状光源Lの長さ方向に対して直交する2つの傾斜面20a,20aによって光が線状光源Lの上方に放射され、光源上領域A1の輝度が高くなって光源間領域A2の輝度とほぼ同じ輝度となるため、輝度の均斉度が向上する。従って、この光拡散シートS3を線状光源の上側に配置したバックライトユニットも、光拡散フィルムを複数枚重ねて輝度の均斉度を向上させることが不要となるので、その分だけ組立工数とコストの低減を図ることができる。
図8は本発明のバックライトユニットに組み込まれる更に他の実施形態光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図、図9は同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。
この光拡散シートS4は、図8に示すように、シート上面の光源上領域A1に截頭正四角錐形の凸部2を縦横に配列して形成すると共に、図9に示すように、シート上面の光源間領域A2に截頭正四角錐形の凸部2を45°の角度をもって斜列状に配列して形成したものである。
ここで、截頭正四角錐形とは、正四角錐の頭頂部を水平に截断した形状をいうが、截断面は平坦面でも凸曲面でもよい。この截断面の大きさ(面積)は、凸部2の底面積の1/4以下とすることが好ましく、1/4より大きくなると、傾斜面2aによる光拡散作用や拡散光の指向性が不十分になるといった不都合を生じる。截断面のより好ましい大きさは凸部2の底面積の1/9〜1/25である。
この光拡散シートS4の凸部2の傾斜面2aの傾斜角θ、凸部2の一辺(底辺)の長さ、光源上領域A1の幅寸法W1、光源間領域A2の幅寸法W2、その他の構成は、前記の光拡散シートS3と同様であるから、説明を省略する。
このような光拡散シートS4も、光源上領域A1に縦横に配列して形成された截頭正四角錐形の凸部2の傾斜面20a,20a、即ち、底辺が線状光源Lの長さ方向に対して直交する2つの傾斜面20a,20aによって光が線状光源Lの上方に放射され、光源上領域A1の輝度が高くなって光源間領域A2の輝度とほぼ同じ輝度となるため、輝度の均斉度が向上する。従って、この光拡散シートS4を線状光源の上側に配置したバックライトユニットも、光拡散フィルムを複数枚重ねて輝度の均斉度を向上させることが不要となるので、その分だけ組立工数とコストの低減を図ることができる。
上記の光拡散シートS1,S2,S3,S4はいずれも光拡散剤を含んでいないが、場合によっては、光拡散剤をシート全体に含有させたり、シートの上下表層部を除く芯層部に光拡散剤を含有させることによって、光拡散作用を更に高めたり、輝度の均斉度を更に向上させるようにしてもよい。その場合、光拡散剤の含有率が高すぎると、拡散光の指向性や輝度が却って低下するので、含有率は6質量%以下、好ましくは4質量%以下、更に好ましくは1質量%以下にするのがよい。
光拡散剤としては、光拡散シートS1,S2,S3,S4との光屈折率が異なる無機質粒子、金属酸化物粒子、有機ポリマー粒子が単独で又は組合わせて使用される。即ち、無機質粒子としては、ガラス[Aガラス(ソーダ石灰ガラス)、Cガラス(硼珪酸ガラス)、Eガラス(低アルカリガラス)]、シリカ、マイカ、合成マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、タルク、モンモリロナイト、カオリンクレー、ベントナイト、ヘクトライト、シリコーン等の粒子が使用される。そして、金属酸化物としては、酸化チタン、酸化亜鉛、アルミナ等の粒子が、また、有機ポリマー粒子としては、アクリルビーズ、スチレンビーズ、ベンゾグアナミン等の粒子が使用される。
これらの光拡散剤は、その平均粒子径が0.1〜100μm、好ましくは0.5〜50μm、更に好ましくは1〜30μmであるものが使用される。粒径が0.1μmより小さいと、凝集しやすいため分散性が悪く、均一に分散できたとしても光の波長の方が大きいので光散乱効率が悪くなる。それゆえ、0.5μm以上の、更には1μm以上の大きさの粒子が好ましいのである。一方、粒径が100μmより大きいと、光散乱が不均一になったり、光線透過率が低下したり、粒子が肉眼で見えたりするようになる。それゆえ、50μm以下の、更には30μm以下の粒子が好ましいのである。
以上の光拡散シートは、透光性の熱可塑性樹脂をシート状に押出成形し、これをエンボス加工してシート上面の光源上領域に前記の凹部1や凸部2を縦横に配列形成すると共に、シート上面の光源間領域に前記の凹部1や凸部2を斜列状に配列形成することによって、効率良く量産することができる。また、射出成形やプレス成形の手段によっても製造することができる。
図12は前記の光拡散シートを組み込んだ本発明の直下ライト方式のバックライトユニットの一実施形態を示す概略説明図、図13は前記の光拡散シートを組み込んだ本発明の直下ライト方式のバックライトユニットの他の実施形態を示す概略説明図である。
図12のバックライトユニットBLUは、所定の間隔(例えば24mm)をあけて線状光源L(例えば直径3mmの冷陰極管)を平行に複数本配置し、その下方(背後)から両側にかけて光反射板3を設けると共に、線状光源Lの上方(前方)に光拡散シートS(前述した光拡散シートS1,S2,S3,S4のいずれか一つ)を所定の上下間隔(例えば線状光源Lの上端からシート下面までの間隔が13mm程度)をあけて配置したものである。このバックライトユニットBLUでは、本発明の光拡散シートSがそれ単独で充分な平均輝度と均斉度を有するため、従来のバックライトユニットで必須とされる光拡散フィルムが省略されており、このように光拡散フィルムが省略されていても、後述の実施例1−1のデータで裏付けられるように、実用上充分な平均輝度と均斉度を得ることができる。従って、このバックライトユニットBLUは、光拡散フィルムがない分だけ、組立工数とコストの低減を図ることができる。
また、図13の直下ライト方式のバックライトユニットBLUは、上記図12のバックライトユニットの光拡散シートSの上に、凹凸粗面を形成したり、光拡散剤を含有する従来の光拡散フィルムFを一枚重ねたものである。このバックライトユニットBLUのように、本発明の光拡散シートSの上に従来の光拡散フィルムFを1枚重ねると、後述の実施例1−2のデータで裏付けられるように、従来の光拡散シートを組み込んだ直下ライト方式のバックライトユニットでは得ることのできない優れた平均輝度と均斉度を得ることができ、しかも、従来の光拡散フィルムFの使用枚数が1枚ですむから、使用枚数を減少分だけ組立工数とコストの低減を図ることができる。
なお、これらの直下ライト式のバックライトユニットには光拡散フィルムの上方に真上方向への出光の指向性を向上させるためのレンズフィルム、輝度向上フィルムなどを設置することも可能である。
次に、本発明のバックライトユニットに組み込まれる光拡散シートの効果を裏づける更に具体的な実施例と比較例を説明する。
[実施例1−1]
縦200mm、横200mm、厚さ2mmのポリカーボネートシートをプレス金型でプレス成形することによって、傾斜面の傾斜角が55°の倒立正四角錐形の凹部(一辺の長さ120μm)を隙間なく縦横に配列形成した9mm幅の光源上領域と、上記凹部を45°の角度をもって隙間なく斜列状に配列形成した15mm幅の光源間領域とを交互にシート上面に設けた光拡散シートを製作した。
次に、24mmの間隔をあけて平行に並べた複数本の冷陰極管(太さ3mm)の上に、上記の光拡散シートを、その光源上領域の真中が冷陰極管の真上に位置するように13mmの上下間隔をあけて設置し、色彩輝度計BM−7[(株)トプコン製]を用いて、測定距離500mm、視野角1°で、光拡散シートの光源上領域の輝度(冷陰極管の真上の輝度)と、光源間領域の輝度(冷陰極管と冷陰極管の中間の輝度)を測定した。
その結果、下記の表1に示すように光源上領域の輝度は5896cd/m、光源間領域の輝度は5997cd/mであり、平均輝度は5947cd/mであった。また、光源上領域の輝度と光源間領域の輝度の比を「均斉度」という概念でとらえ、輝度の高い方を分母、輝度の低い方を分子にして均斉度を算出したところ、下記の表1に示すように、この光拡散シートの均斉度は95.6%であった。
[実施例1−2]
実施例1−1で得た光拡散シートの上に、凹凸粗面を形成した厚さ130μmのポリエステル樹脂製の光拡散フィルムを1枚重ね、実施例1−1と同様に光源上領域の輝度と光源間領域の輝度を測定して、平均輝度と均斉度を求めた。その結果、下記の表1に示すように、光源上輝度は6124cd/m、光源間領域の輝度は6241cd/m、平均輝度は6183cd/m、均斉度は98.1%であった。
[比較例1−1]
縦200mm、横200mm、厚さ2mmのポリカーボネートシートをプレス金型でプレス成形することによって、シート上面の全体にわたって、傾斜面の傾斜角が55°の倒立正四角錐形の凹部(一辺の長さ120μm)を45°の角度をもって隙間なく斜列状に配列形成した光拡散シートを製作した。この光拡散シートについて、実施例1−1と同様に、冷陰極管の真上の領域の輝度と、冷陰極管相互間の領域の輝度を測定して、平均輝度と均斉度を求めたところ、下記の表1に示すように、冷陰極管の真上の輝度は5335cd/m、冷陰極管相互間の領域の輝度は5921cd/m、平均輝度は5628cd/m、均斉度は88.0%であった。
[比較例1−2]
比較例1−1で得た光拡散シートの上に、実施例1−2で使用した光拡散フィルムを1枚重ね、実施例1−1と同様に、冷陰極管の真上の領域の輝度と、冷陰極管相互間の領域の輝度を測定して、平均輝度と均斉度を求めたところ、下記の表1に示すように、冷陰極管の真上の領域の輝度は5930cd/m、冷陰極管相互間の領域の輝度は6120cd/m、平均輝度は6025cd/m、均斉度は96.9%であった。
[比較例2−1]
光拡散剤としてアクリルビーズを4質量%含んだポリカーボネート樹脂を押出成形して、表面が平坦な厚さ2mmのアクリルビーズ入り光拡散シートを作製した。この光拡散シートについて、実施例1−1と同様に、冷陰極管の真上の領域の輝度と、冷陰極管相互間の領域の輝度を測定して、平均輝度と均斉度を求めたところ、下記の表1に示すように、冷陰極管の真上の領域の輝度は4988cd/m、冷陰極管相互間の領域の輝度は5033cd/m、平均輝度は5014cd/m、均斉度は99.1%であった。
[比較例2−2]
比較例2−1で得たアクリルビーズ入り光拡散フィルムの上に、実施例1−2で使用した光拡散フィルムを2枚重ね、実施例1−1と同様に、冷陰極管の真上の領域の輝度と、冷陰極管相互間の領域の輝度を測定して、平均輝度と均斉度を求めたところ、下記の表1に示すように、冷陰極管の真上の領域の輝度は5884cd/m、冷陰極管相互間の領域の輝度は5877cd/m、平均輝度は5880cd/m、均斉度は99.9%であった。
Figure 0005019746
この表1を見ると、倒立正四角錐形の凹部をシート上面全体に亘って斜列状に配列、形成した比較例1−1の光拡散シートは、冷陰極管の真上の領域の輝度(光源上領域の輝度)が、冷陰極管相互間の領域の輝度(光源間領域の輝度)よりかなり低く、輝度の均斉度が88.0%と劣っており、平均輝度も5628cd/mと高くないので、この光拡散シートを単独で使用することは難しいが、比較例1−2のように光拡散フィルムを一枚重ねると、平均輝度も均斉度も向上するので、実用できることが分かる。
また、比較例2−1のアクリルビーズ入りの光拡散シートは、輝度の均斉度に優れるものの、平均輝度が5014cd/mと低いため、これ単独で使用することは難しいが、比較例2−2のように光拡散フィルムを二枚重ねると、平均輝度が5880cd/mと大幅に向上するので、実用できることが分かる。
これに対し、倒立正四角錐形の凹部を縦横に配列形成した光源上領域と、該凹部を斜列状に配列形成した光源間領域とを有する本発明の実施例1−1の光拡散シートは、光源上領域の輝度が向上して光源間領域の輝度に近い輝度となり、均斉度が95.6%、平均輝度が5947cd/mと高いため、これ単独でも充分実用できることが分かる。従って、比較例1−1、比較例2−1の光拡散シートに比べて、1〜2枚の光拡散フィルムが不要となるので、その分だけ組立工数やコストの低減を図ることができる。そして、実施例1−2のように光拡散フィルムを一枚重ねると、平均輝度が6183cd/m、均斉度が98.1%と更に向上し、比較例の光拡散シートでは得ることのできない優れた光拡散性能を発揮することが分かる。
本発明のバックライトユニットに組み込まれる光拡散シートの一実施形態を示す模式平面図である。 同光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 本発明のバックライトユニットに組み込まれる他の実施形態光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 本発明のバックライトユニットに組み込まれる更に他の実施形態光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 本発明のバックライトユニットに組み込まれる更に他の実施形態光拡散シートの光源上領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 同光拡散シートの光源間領域を前方斜め上から見た部分断面図である。 倒立正四角錐形の凹部を縦横に配列して形成した光源上領域の輝度が向上する作用説明図である。 正四角錐形の凸部を斜列状に配列して形成した光源上領域の輝度が低下する作用説明図である。 本発明に係る直下ライト方式のバックライトユニットの一実施形態を示す概略説明図である。 本発明に係る直下ライト方式のバックライトユニットの他の実施形態を示す概略説明図である。
符号の説明
S,S1,S2,S3,S4 光拡散シート
1 凹部
1a 凹部の傾斜面
10a 上辺が線状光源の長さ方向と直交する傾斜面
2 凸部
2a 凸部の傾斜面
20a 底辺が線状光源の長さ方向と直交する傾斜面
A1 光源上領域
A2 光源間領域
L 線状光源
θ シート上面に対する傾斜面の傾斜角
BLU 直下ライト方式のバックライトユニット
F 光拡散フィルム

Claims (5)

  1. 一定間隔をあけて平行に配設された複数の縦方向又は横方向の線状光源と、その上側に配置され、出光面となるシート上面に倒立四角錐形又は倒立截頭四角錐形の小さな凹部が多数形成された透光性樹脂製の光拡散シートとを備えた、直下ライト方式のバックライトユニットであって、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源の上方の光源上領域には、上記凹部が縦横に配列されて形成されており、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源間の上方の光源間領域には、上記凹部が斜列状に配列されて形成されていることを特徴とするバックライトユニット
  2. 一定間隔をあけて平行に配設された複数の縦方向又は横方向の線状光源と、その上側に配置され、出光面となるシート上面に四角錐形又は截頭四角錐形の小さな凸部が多数形成された透光性樹脂製の光拡散シートとを備えた、直下ライト方式のバックライトユニットであって、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源の上方の光源上領域には、上記凸部が縦横に配列されて形成されており、光拡散シート上面におけるそれぞれの線状光源間の上方の光源間領域には、上記凸部が斜列状に配列されて形成されていることを特徴とするバックライトユニット
  3. シート上面における光源上領域が、線状光源の幅寸方より広く光源間領域の幅寸法より狭い幅寸法を有する請求項1又は請求項2に記載のバックライトユニット。
  4. シート上面に対する上記凹部の傾斜面の傾斜角が15〜65°である請求項1に記載のバックライトユニット。
  5. シート上面に対する上記凸部の傾斜面の傾斜角が15〜65°である請求項2に記載のバックライトユニット。
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