JP5018679B2 - フレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
フレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5018679B2 JP5018679B2 JP2008196838A JP2008196838A JP5018679B2 JP 5018679 B2 JP5018679 B2 JP 5018679B2 JP 2008196838 A JP2008196838 A JP 2008196838A JP 2008196838 A JP2008196838 A JP 2008196838A JP 5018679 B2 JP5018679 B2 JP 5018679B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- alcohol concentration
- correction term
- correction
- wall surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
Description
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、アルコールとガソリンとの混合燃料を吸気通路内に噴射して運転されるフレキシブル燃料機関に適用され、機関負荷の変化時における前記混合燃料の壁面付着量の変化に応じた燃料噴射量の補正を行うフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置において、前記補正は、その補正の総量を、機関負荷変化時に直ちに適用される即時補正項と、機関負荷変化後の時間の経過とともに減衰されるテーリング補正項とに分配して行われ、前記即時補正項の絶対値と前記テーリング補正項の絶対値とが前記混合燃料のアルコール濃度が高いほど増大されるように前記補正の態様を前記アルコール濃度に応じて可変とする可変手段を備えることをその要旨としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置において、前記可変手段は、前記即時補正項と前記テーリング補正項との分配比率をアルコール濃度に応じて可変とすることをその要旨としている。
請求項13に記載の発明は、アルコールとガソリンとの混合燃料を吸気通路内に噴射して運転されるフレキシブル燃料機関に適用され、前記混合燃料の壁面付着の影響による機関負荷変化時の消費燃料量の過不足を補償するための壁面付着補正量を、機関負荷増大時には燃料噴射量に一時的に加算する一方、機関負荷減少時には燃料噴射量から一時的に減算する補正を行うフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置において、前記壁面付着補正量を前記混合燃料のアルコール濃度が高いほど増大させることをその要旨としている。
上記構成では、使用中の混合燃料のアルコール濃度が高いほど、混合燃料の壁面付着の影響による機関負荷変化時の消費燃料量の過不足を補償するための壁面付着補正量が増大されるようになる。そして、この壁面付着補正量を、機関負荷増大時には燃料噴射量に一時的に加算する一方、機関負荷減少時には燃料噴射量から一時的に減算する補正を行うようにしている。そのため、燃料のアルコール濃度に応じた燃料の壁面付着状況の変化に合せて適正な補正を行うことが可能となる。したがって上記構成によれば、アルコールとガソリンとの混合燃料を吸気通路内に噴射して運転されるフレキシブル燃料機関にあっても、過渡運転時における燃料噴射量の壁面付着補正を適正に行うことができるようになる。
以下、本発明のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置を具体化した第1の実施の形態を、図1〜図6を参照して詳細に説明する。
さて本実施の形態では、電子制御ユニット22は、当該フレキシブル燃料機関の過渡運転時に、燃料噴射量の壁面付着補正を行うようにもしている。この壁面付着補正は、過渡運転時における吸気通路10壁面の燃料付着量の変化に起因した消費燃料量の過不足を補うべく行われるものとなっている。以下、本実施の形態における壁面付着補正に係る制御の詳細を説明する。
以上説明した本実施の形態のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置によれば、次の効果を奏することができる。
続いて本発明に係るフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置を具体化した第2の実施の形態を、図7及び図8を参照して詳細に説明する。なお以下では、第1の実施の形態との相違点を中心に説明することとし、共通する要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
(7)本実施の形態では、電子制御ユニット22は、テーリング補正項Σkmw2の減衰率をアルコール濃度Aolに応じて可変とするようにしている。使用中の混合燃料のアルコール濃度Aolの変化によっては、フレキシブル燃料機関の運転状況の変化後における上述の遅延消費燃料量の推移の状況が変化する。そしてその結果、運転状態の変化から燃料噴射量と消費燃料量とが等しくなるまでの期間、すなわち消費燃料量の過渡期間が変化する。その点、本実施の形態では、テーリング補正項Σkmw2の減衰率がアルコール濃度Aolに応じて可変とされるため、アルコール濃度Aolに応じた遅延消費燃料量の推移状況の変化に合せて適正な補正を行うことができるようになる。
・上記実施の形態では、機関負荷の増大時で、且つ吸気通路10の壁面温度がアルコールの気化温度よりも低いときに、アルコール濃度Aolが高いときほど、テーリング補正項Σkmw2の分配比率を大きく設定したり、テーリング補正項Σkmw2の減衰率を小さく設定したりするようにしていた。こうしたアルコール濃度Aolに応じた分配比率の増大、又は減衰率の減少を、機関負荷の増大時であること、或いは吸気通路10の壁面温度がアルコールの気化温度よりも低いこと、のいずれか一方の成立を条件に行うようにしても良い。
Claims (13)
- アルコールとガソリンとの混合燃料を吸気通路内に噴射して運転されるフレキシブル燃料機関に適用され、前記混合燃料の壁面付着の影響による機関負荷変化時の消費燃料量の過不足を補償するための燃料噴射量の壁面付着補正を行うフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置において、
前記壁面付着補正は、その補正の総量を、機関負荷変化時に直ちに適用される即時補正項と、機関負荷変化後の時間の経過とともに減衰されるテーリング補正項とに分配して行われ、
前記即時補正項の絶対値と前記テーリング補正項の絶対値とが前記混合燃料のアルコール濃度が高いほど増大されるように前記補正の態様を前記アルコール濃度に応じて可変とする可変手段を備える
ことを特徴とするフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、前記アルコール濃度が高いほど、前記補正の総量を増大させることで、前記即時補正項の絶対値及び前記テーリング補正項の絶対値を増大させる
請求項1に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、前記即時補正項と前記テーリング補正項との分配比率をアルコール濃度に応じて可変とする
請求項1又は2に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、機関負荷の増加時には、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の分配比率を大きく設定する
請求項3に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、前記吸気通路の壁面温度が前記アルコールの気化温度よりも低いときには、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の分配比率を大きく設定する
請求項3又は4に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、機関負荷の低下時には、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の分配比率を小さく設定する
請求項3乃至5いずれか1項に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、前記吸気通路の壁面温度が前記アルコールの気化温度よりも高いときには、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の分配比率を小さく設定する
請求項3乃至6のいずれか1項に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、前記テーリング補正項の減衰率を前記アルコール濃度に応じて可変とする
請求項1乃至7のいずれか1項に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、機関負荷の増加時には、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の減衰率を小さく設定する
請求項8に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、前記吸気通路の壁面温度が前記アルコールの気化温度よりも高いときには、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の減衰率を小さく設定する
請求項8又は9に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、機関負荷の低下時には、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の減衰率を大きく設定する
請求項8乃至10のいずれか1項に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - 前記可変手段は、前記吸気通路の壁面温度が前記アルコールの気化温度よりも低いときには、前記アルコール濃度が高いときほど、前記テーリング補正項の減衰率を大きく設定する
請求項8乃至11のいずれか1項に記載のフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。 - アルコールとガソリンとの混合燃料を吸気通路内に噴射して運転されるフレキシブル燃料機関に適用され、前記混合燃料の壁面付着の影響による機関負荷変化時の消費燃料量の過不足を補償するための壁面付着補正量を、機関負荷増大時には燃料噴射量に一時的に加算する一方、機関負荷減少時には燃料噴射量から一時的に減算する補正を行うフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置において、
前記壁面付着補正量を前記混合燃料のアルコール濃度が高いほど増大させる
ことを特徴とするフレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008196838A JP5018679B2 (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | フレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008196838A JP5018679B2 (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | フレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010031804A JP2010031804A (ja) | 2010-02-12 |
JP5018679B2 true JP5018679B2 (ja) | 2012-09-05 |
Family
ID=41736564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008196838A Expired - Fee Related JP5018679B2 (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | フレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5018679B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5206725B2 (ja) * | 2010-04-06 | 2013-06-12 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
JP6477508B2 (ja) * | 2016-01-14 | 2019-03-06 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 |
JP7021579B2 (ja) * | 2018-03-22 | 2022-02-17 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61218741A (ja) * | 1985-03-25 | 1986-09-29 | Toyota Motor Corp | 内燃機関のアルコ−ル混合燃料供給制御装置 |
JPH04203334A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-23 | Japan Electron Control Syst Co Ltd | 内燃機関の燃料供給装置 |
JPH055446A (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-14 | Mazda Motor Corp | アルコールエンジンの空燃比制御装置 |
-
2008
- 2008-07-30 JP JP2008196838A patent/JP5018679B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010031804A (ja) | 2010-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
RU2401389C1 (ru) | Устройство управления для двигателя внутреннего сгорания | |
US7908073B2 (en) | Control apparatus for an internal combustion engine | |
JP4717125B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4477644B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2009167853A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP3903943B2 (ja) | 内燃機関の燃料性状推定装置 | |
US9239026B2 (en) | Fuel supply control device and control method for engine | |
US7526374B2 (en) | Ethanol compensated fuel density for fuel consumed calculation | |
JP5867372B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
US7735476B2 (en) | Virtual fuel sensor for dual fuel tank applications | |
JP2007332868A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5018679B2 (ja) | フレキシブル燃料機関の燃料噴射制御装置 | |
JP4247716B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射制御装置 | |
JP4729316B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
WO2009122829A1 (ja) | 多種燃料エンジンの燃料噴射制御装置 | |
US8161954B2 (en) | Fuel supply control apparatus | |
JP2008223493A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2011231666A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP3966202B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP2012246781A (ja) | 内燃機関の点火時期制御装置 | |
JP4010256B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP5333361B2 (ja) | 内燃機関燃料噴射制御装置 | |
JP5056640B2 (ja) | エンジンの燃料供給システム | |
JP4325511B2 (ja) | 内燃機関の過渡時燃料噴射制御方法 | |
JP2010096185A (ja) | 内燃機関の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100923 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111031 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111220 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120228 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120420 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120515 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120528 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5018679 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150622 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |