JP5018386B2 - 振動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、振動をタイルなどの対象物に伝達させて、対象物の設置などを行う振動工具に関する。
従来から、壁面にタイルを貼り付ける作業は、壁面にモルタル等を塗りつけ、該モルタル上にタイルを配置した後に、タイルの表面上に、タイルが所望の位置となるまで振動を与えることにより行われていた。そして、このようなタイルに振動を与える工程では、モータなどの駆動により起振する振動工具が利用されている。より詳しくは、振動工具は、外筐と、外筐から突出する衝撃軸と、衝撃軸の先端に設けられてタイルに当接することとなるアタッチメントと、外筐の内部に設けられて衝撃軸を振動させる起振手段とを備えている(例えば、特許文献1参照)。そして、使用時においては、起振手段を駆動させることで、衝撃軸の振動をアタッチメントを介してタイルに伝達させて上記工程を行っていた。ここで、このような振動工具には、不使用時において衝撃軸が不要に進退しないように、外部からの操作により機械的に衝撃軸の進退移動を規制するストッパーが設けられていた。
特開昭58−50254号公報
しかしながら、特許文献1の振動工具では、例えば、上記のようにタイルの貼り付け作業に使用すると、飛沫したモルタルが付着してしまうことがある。このような付着物がストッパーに付着してしまうと、ストッパーの規制、解除の操作が困難となってしまう問題があった。また、仮に付着した状態で操作可能であったとしても、継続的に使用することでストッパーを構成する部材が付着物によって摩耗等してしまい、損傷して、ストッパーとして機能しなくなってしまう場合があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、外部からの付着物の影響を受けることなく、使用時には衝撃軸を好適に振動させるとともに、不使用時には衝撃軸の進退を規制することが可能な振動工具を提供するものである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明は、外筐と、先端側が該外筐の内部から外部へ突出して設けられ、少なくとも軸方向に進退可能な衝撃軸と、前記外筐の内部に設けられ、前記衝撃軸を軸方向に振動させる起振手段とを備え、前記衝撃軸の軸方向の振動を外部に伝達させる振動工具であって、
前記外筐の内部に設けられ、前記衝撃軸を所定の規制位置まで軸方向に移動または軸回りに回転させることで、前記衝撃軸の軸方向への移動を規制することが可能な規制手段を備えることを特徴としている。
なお、外筐とは、起振手段、規制手段、及び、衝撃軸の内少なくとも基端側などを収容する内部空間を有するものであり、外部から内部空間に収容する各構成を保護するものである。
この構成によれば、使用時には、起振手段によって衝撃軸を振動させることで、外筐から突出した先端側で外部の対象物に振動を伝達させることができる。また、不使用時には、衝撃軸の先端側を例えば手指でつまみ、衝撃軸が規制位置となるように軸方向に移動させ、または、軸回りに回転させる。これにより、規制位置に位置した衝撃軸は、外筐の内部に設けられた規制手段によって軸方向の移動が規制され、進退しない状態とすることができる。ここで、規制手段自体は、外筐の内部に設けられ、外筐内部から外部へ突出した衝撃軸の先端側を操作するだけであるので、外部からの付着物が規制手段に付着してしまうことがなく、付着物の影響で規制手段の機能を発揮できなくなり、あるいは、損傷してしまうことを防ぐことができる。
また、前記規制手段は、前記衝撃軸に設けられた係合部と、前記衝撃軸が前記規制位置に位置した時に前記係合部と軸方向に係合可能に前記外筐に設けられた被係合部とを有することが好ましい。
この構成によれば、衝撃軸が規制位置に位置した時に、規制手段を構成する係合部と被係合部とが軸方向に係合するので、これにより係合部が設けられた衝撃軸は、被係合部が設けられた外筐に対して軸方向の移動が規制されることとなる。
また、前記規制手段は、前記規制位置で前記係合部と前記被係合部とが押圧し合うように、前記衝撃軸または該衝撃軸に設けられた前記係合部を付勢する付勢部材を有することが好ましい。
この構成によれば、衝撃軸が規制位置に位置した時に、規制手段を構成する係合部と被係合部は、付勢部材によって互いに押圧し合うようにして係合することとなる。このため、係合部と被係合部との間には摩擦による拘束力が生じ、衝撃軸の軸方向の移動を規制した状態をより確実に維持させることができる。
また、前記衝撃軸の前記規制位置は、前記起振手段による前記衝撃軸の振動範囲よりも軸方向外側の位置に設定されていることが好ましい。
この構成によれば、使用時に起振手段によって振動範囲で衝撃軸が振動するに際して、規制手段によって規制した状態となってしまうことを確実に防止することができ、また、不使用時に規制手段によって規制された状態で、起振手段によって衝撃軸に振動が与えられてしまうことを確実に防止することができる。
また、前記衝撃軸の前記規制位置は、前記衝撃軸の前記振動範囲の軸方向外側でさらに、軸回りに所定角度回転させた位置に設定されていることが好ましい。
この構成によれば、使用時における規制手段による衝撃軸の規制、また、不使用時における起振手段による衝撃軸の起振をより確実に防止することができる。
また、本発明は、外筐と、先端側が該外筐の内部から外部へ突出して設けられ、軸方向に進退可能にかつ軸回りに回転可能な衝撃軸と、前記外筐の内部に設けられ、前記衝撃軸を軸方向に振動させる起振手段とを備え、前記衝撃軸の軸方向の振動を外部に伝達させる振動工具であって、前記外筐の内部で前記衝撃軸に径方向に突出して設けられ、前記起振手段による振動に伴って前記衝撃軸とともに軸方向に進退可能なストッパーと、前記起振手段による前記ストッパーの振動範囲よりも軸方向外側で、軸方向と直交する方向に沿って前記外筐に設けられ、前記衝撃軸を回転させることで前記ストッパーを挿入可能な溝部と、前記ストッパーの前記振動範囲よりも軸方向外側に設けられるとともに、前記ストッパーが前記溝部と軸方向に略一致する位置に移動した時に前記衝撃軸または前記ストッパーを前記振動範囲に向かって付勢する付勢部材とを備えることを特徴としている。
この構成によれば、使用時には、上記同様に、起振手段及び衝撃軸によって外部の対象物に振動を伝達させることができる。この際、衝撃軸から突出したストッパーは、起振手段による振動に伴って所定の振動範囲で軸方向に進退可能であることで、衝撃軸の振動の支障となってしまうことが無い。また、付勢部材も、ストッパーの振動範囲よりも軸方向外側に設けられているので、付勢部材による付勢がストッパーに作用して、これにより衝撃軸の軸方向の振動が阻害されてしまうことも無い。
また、不使用時には、衝撃軸の先端側をつまんで軸方向に移動させ、ストッパーが振動範囲よりも軸方向外側で溝部と軸方向に略一致した位置となるようにする。さらに、衝撃軸を回転させることで、ストッパーは、軸方向と直交する方向に沿って外筐に設けられた溝部に挿入されることとなる。これにより、ストッパーは、溝部によって軸方向に係合された状態となるので、ストッパーが設けられた衝撃軸は、溝部が設けられた外筐に対して軸方向の移動が規制され、進退しない状態となる。さらに、この状態では、衝撃軸またはストッパーは、付勢部材により振動範囲に向かって付勢されていて、溝部を押圧し、溝部との間に摩擦による拘束力が生じた状態となっている。このため、ストッパーは、軸方向に移動することなく、また、軸回りに回転してしまうことなく、溝部に挿入され係合された状態で確実に維持されることとなる。
ここで、衝撃軸の軸方向の移動を規制する構成であるストッパー及び溝部は、外筐の内部に設けられ、外筐内部から外部へ突出した衝撃軸の先端側を操作するだけである。このため、外部からの付着物が衝撃軸の軸方向の移動を規制する構成に付着してしまうことがなく、付着物の影響で移動を規制する機能を発揮できなくなり、あるいは、損傷してしまうことを防ぐことができる。
また、前記衝撃軸の先端外周面には、前記外筐との相対位置に基づいて前記衝撃軸が軸方向に移動を規制されている否かを判断することが可能なマークが表示されていることが好ましい。
この構成によれば、マークが、衝撃軸において外筐内部から外部へ突出している先端外周面に形成されているので、目視により、外筐との相対位置に基づいて衝撃軸が軸方向に移動を規制されているか否かを判断することが可能である。このため、衝撃軸が軸方向に移動を規制されている状態であるにも係らず、規制されていない状態であると誤認し、規制された状態のまま衝撃軸を振動させてしまうことを防ぐことができる。また、逆に、規制されていない状態であるにも係らず、規制されている状態であると誤認し、何らかの原因で、不用意に衝撃軸を振動させてしまうことを防ぐことができる。
本発明の振動工具によれば、外筐の内部から外部へ突出した衝撃軸の先端側の操作のみによって、外筐の内部に設けられた構成で衝撃軸の軸方向の移動を規制することができ、外部からの付着物の影響を受けることなく、使用時には衝撃軸を好適に振動させるとともに、不使用時には衝撃軸の軸方向の移動を確実に規制することができる。
図1から図6は、この発明に係る実施形態を示していて、本発明の振動工具の一例として、タイル貼り作業において、タイルに振動を与えるヴィブラートを示している。図1及び図2に示すように、この実施形態のヴィブラート1は、内部構造を収容する外筐であるケース10と、ケース10に形成された貫通孔10aによってケース10の内部から外部へ突出する衝撃軸20と、ケース10の内部にそれぞれ設けられ、衝撃軸20を軸方向Lに振動させる起振手段30、起振手段30を駆動させる駆動切替手段40、及び、衝撃軸20の軸方向Lへの移動を規制する規制手段50とを備える。以下に、各構成の詳細を示す。
図1及び図2に示すように、ケース10は、使用時において作業者が把持するのに適当な外径及び長さに設定された把持部11と、把持部11の上端から側方へ延びる本体部12とを有して、側面視概略T字形を呈している。そして、ケース10の内部空間には、上記起振手段30、駆動切替手段40及び規制手段50が収容されており、言い換えれば、これらの各構成はケース10によって覆われて外部から隔てられ保護されている。なお、ケース10は、凹部を有する概略T字形の一対の組立部材によって構成されており、これら一体となるように組み合わせることにより両凹部で内部空間を形成している。そして、組み合わせた状態において、把持部11には、下端に開閉可能な蓋部材13が設けられている。また、衝撃軸20が突出する貫通孔10aは、本体部12の一端側の端部に形成されている。
そして、衝撃軸20は、基端側がケース10の本体部12の内部に、先端側が外部へ突出するようにして配設されている。また、衝撃軸20の先端には、タイルなどの対象物を直接当接させるゴムなどで形成されたアタッチメント21が取り付けられている。ここで、ケース10の本体部12の内部には、貫通孔10aと同軸上で、それぞれ軸方向Lに異なる位置で、第一の軸受22及び第二の軸受23の二つの軸受が固定されている。そして、衝撃軸20は、この第一の軸受22及び第二の軸受23によって、ケース10に対して軸方向Lに進退可能であるとともに、軸回りに回転可能に支持されている。なお、衝撃軸20は、ケース10の本体部12の内部において、基端側に位置する第二の軸受23よりも、さらに基端側へ突出するようにして配設されている。
また、起振手段30は、モータ31と、モータ31のモータ軸31aとカップリング31bによって連結され同軸上で回転可能なカム32と、ピン33aによってケース10の本体部12に回転可能に取り付けられたレバー33と、レバー33に回転可能に取り付けられたローラ34とを有する。モータ31は、後述する駆動切替手段40による電源供給によって回転駆動可能となっている。また、カム32は、ケース10の本体部12に回転可能に支持された一対の円盤体32aと、一対の円盤体32aの間で円盤体32aとともに偏心回転するように設けられた略円柱状のカム本体32bとを備える。なお、カム本体32bの外周面は、軸方向Lに沿って凸面状に湾曲して形成されている。レバー33は、先端側の一面33bに、衝撃軸20の基端を衝撃座20aとして当接可能に配設されている。
なお、ここでいう先端側とは、衝撃軸20の軸方向Lに沿って衝撃軸20の先端側と対応する側のことをいい、同様に基端側とは、衝撃軸20の軸方向Lに沿って当該先端側と反対側のことをいう。以下、特に記載の無い限り先端側及び基端側とは同様のことを意味する。
また、ローラ34は、レバー33の基端側の他面33cから基端側へ伸びるように突出した回転軸34aに固定され、回転軸34aとともにレバー33に対して回転可能となっている。そして、レバー33とローラ34とは、ピン33aを中心として、ローラ34の外周面とカム本体32bの外周面とが隙間を有した待機位置A33から、当接した駆動位置B33となるまで回転移動することが可能となっている。なお、カム本体32bの外周面が凸面状に形成されていることで、ローラ34は、カム本体32bの位置に係らず、略中央付近で接触するようになっている。また、レバー33において、ピン33aが取り付けられた側と反対側の端部には、バネ部材35の一端が接続されている。また、バネ部材35の他端は、ケース10の本体部12に固定されている。そして、レバー33は、他の外力が作用しない状態では、バネ部材35によって待機位置A33に位置するように付勢されていている。
また、駆動切替手段40は、把持部11に収容された電源となる電池41と、レバー33の先端側に配設され、各端子42、43、配線44、45によって電池41及び起振手段30のモータ31と電気的に接続されたリミットスイッチ46とを有する。リミットスイッチ46は、レバー33の一面33bと対向する位置に突没可能なボタン46aが設けられていて、ボタン46aが押圧されて没した状態では、電池41からモータ31への電力供給を遮断し、また、ボタン46aが解放されて突出した状態では、電池41からモータ31への電力供給が行われるようになっている。そして、リミットスイッチ46のボタン46aは、レバー33が待機位置A33である場合に、一面33bによって押圧されて没するとともに、レバー33が駆動位置B33である場合に、一面33bが離間して突出するように配設されている。
すなわち、衝撃軸20を軸方向Lに沿って基端側へ、レバー33の駆動位置B33と対応する駆動位置B20まで移動させ、レバー33をバネ部材35の付勢に抗して待機位置A33から駆動位置B33まで回転させると、駆動切替手段40のリミットスイッチ46によって電池41の電力がモータ31へ供給され、モータ軸31aが回転することとなる。そして、モータ軸31aの回転がカム32に伝達され、カム本体32bは、円盤体32aに対して偏心回転することとなる。このため、図3に示すように、カム本体32bと接触するローラ34及びローラ34が接続されたレバー33は、ピン33aを中心として、カム本体32bの円盤体32aに対する偏心量によって決定される振幅θ33によって回転振動することとなる。このため、レバー33に当接した衝撃軸20及びアタッチメント21は、振幅θ33と対応する大きさの振幅を有して、駆動位置B20を含む基端位置Sから先端位置Tまでの振動範囲P20で、軸方向Lに連続して振動することとなる。なお、リミットスイッチ46のボタン46aは、レバー33が回転振動に伴って衝撃軸20の先端位置Tと対応する位置に達しても、レバー33の一面33bと接触しないような位置設定となっている。
また、図3及び図4に示すように、規制手段50は、衝撃軸20から径方向に突出した略棒状の係合部であるストッパー51と、軸方向Lと直交する方向に沿ってケース10の本体部12に設けられた被係合部である溝部52と、衝撃軸20に外装された付勢部材であるコイルバネ53とを有する。より詳しくは、ストッパー51は、第一の軸受22と第二の軸受23との間において、衝撃軸20に対して軸対称となるように対をなして設けられている。上記のように起振手段30によって衝撃軸20が振動範囲P20で振動する際に、ストッパー51も対応して振動することとなるが、ストッパー51は、自らの振動範囲P51で振動した際に、第一の軸受22及び第二の軸受23と干渉しないように、軸方向Lの位置が設定され、衝撃軸20に固定されている。なお、ケース10の本体部12には、ストッパー51が振動範囲P51で振動するに際して干渉しないように、対応する範囲で切欠き部12aが形成されている。
また、図3及び図4に示すように、溝部52は、衝撃軸20を挟んで対をなして設けられている。そして、各溝部52は、ケース10の本体部12において、ストッパー51の振動範囲P51よりも先端側に設けられていて、幅がストッパー51の外径よりも僅かに大きく設定されている。このため、衝撃軸20について、ストッパー51が溝部52と軸方向Lに略一致する位置まで、自身の振動範囲P20よりも先端側へ軸方向Lに移動させ、さらに、軸回りに回転させることで、ストッパー51は、溝部52に挿入されることとなり、これによりストッパー51と溝部52とが軸方向Lに係合することとなる。すなわち、図5に示すように、ストッパー51が溝部52と軸方向Lに略一致し、さらに衝撃軸20の軸回りに所定量(本実施形態では90度)回転させた位置を規制位置Uとして、衝撃軸20は、規制手段50によって、ケース10に対して軸方向Lへの移動が規制されることとなっている。なお、溝部52の先端側壁面52aは、ストッパー51が当接することで溝部52よりも軸方向Lに沿って先端側へ移動しないように規制している。また、図5及び図6に示すように、溝部52において、基端側壁面52bには、一対の突起部52cが設けられている。一対の突起部52cは、溝部52が延設された方向にストッパー51の外径と対応する間隔を有して配設されていて、上記規制位置Uにおいて、互いの間にストッパー51を係合可能としている。
また、図3及び図4に示すように、コイルバネ53は、一端53aがケース10の本体部12の先端側に固定されていて、他端53bが自由端として基端側に位置するようにして配設されている。ここで、コイルバネ53の長さは、自然長の状態において、他端53bが、ストッパー51の振動範囲P51よりも先端側に位置するとともに、溝部52よりも基端側に位置するように設定されている。このため、衝撃軸20が振動範囲P20で振動したとしても、ストッパー51とコイルバネ53とが干渉しないように設定されているとともに、ストッパー51が規制位置Uに位置した場合には、他端53bがストッパー51に当接して、コイルバネ53は圧縮され、ストッパー51を軸方向Lに沿って基端側、すなわち振動範囲P20、P51に向かって付勢するように設定されている。
ここで、衝撃軸20の外周面には、軸方向Lの一部で環状に、例えば赤色のマーク24が付されている。ここで、マーク24の軸方向Lの位置は、衝撃軸20が規制位置Uよりも基端側に位置する場合には貫通孔10a内部となるとともに、規制位置Uに位置する場合には貫通孔10aから先端側に露出するように設定されている。
次に、この実施形態のヴィブラート1の作用について説明する。まず、使用時について、壁面にタイルを貼り付ける工程に基づいて説明する。
図2に示すように、ヴィブラート1において、衝撃軸20は、規制手段50によって規制されていない状態では、第一の軸受22及び第二の軸受23によってケース10に対して軸方向Lに進退可能な状態になっている。この状態で、作業者がケース10の把持部11を把持して、アタッチメント21の先端を対象物であるタイルに当接させ、さらにタイルに向かって押し込むようにすれば、衝撃軸20は反力により軸方向Lに沿って基端側へ移動することとなる。このため、図3及び図4に示すように、衝撃軸20の基端衝撃座20aがレバー33の一面33bに当接し、さらに駆動位置B20まで移動することとなり、結果、レバー33は、バネ部材35の付勢に抗して、待機位置A33から駆動位置B33までピン33aを中心として回転移動することとなる。これにより、リミットスイッチ46のボタン46aは解放されて突出し、電池41からリミットスイッチ46を介してモータ31に電力が供給されることなり、カム32が回転し始めることとなる。一方、レバー33が駆動位置B33まで回転することで、レバー33とともに回転するローラ34がカム32のカム本体32bに当接することとなる。
これにより、図3に示すように、レバー33がカム32の回転によって振幅θ33で回転振動することとなり、レバー33に当接した衝撃軸20も振動範囲P20で軸方向Lに連続して振動することとなる。このため、アタッチメント21が当接したタイルには、振動が伝達され、振動によってタイルを好適に位置決めすることができる。なお、規制手段50のコイルバネ53は、ストッパー51の振動範囲P51よりも先端側に位置しているので、振動に伴ってストッパー51がコイルバネ53に接触し付勢力が作用して、衝撃軸20の振動が阻害されてしまうおそれがない。
また、タイルが所望の位置となった場合には、アタッチメント21をタイルから離間させる。これにより、レバー33は、バネ部材35の付勢によって駆動位置B33から待機位置A33まで回転移動することとなる。そして、カム本体32bとローラ34とも離間し、また、リミットスイッチ46のボタン46aは、レバー33の一面33bに押圧され、没した状態となる。このため、カム32の振動がレバー33に伝達されなくなり、さらに、モータ31は、電力が供給されなくなって停止状態となる。すなわち、作業者は、スイッチング操作を必要とせず、所定のタイルにアタッチメント21を接触、離間させるだけで、モータ31をオン、オフ切替し、タイルに好適に振動を伝達させ、タイルの設置作業を行うことができる。
次に、運搬、保管するなどの不使用時の取り扱いについて説明する。図5に示すように、作業者は、衝撃軸20を規制位置Uまで移動させる。すなわち、作業者は、まず、アタッチメント21または衝撃軸20のケース10から突出する部分を把持し、衝撃軸20を先端側へ引っ張り出す。そして、作業者は、ストッパー51が溝部52の先端側壁面52aに当接し、衝撃軸20を軸方向Lに沿って先端側へ引っ張り出すことができなくなったら、次に軸回りに略90度回転させる。これにより、ストッパー51は、溝部52に挿入され、所定以上のトルクが与えられることで、図6に示すように、突起部52cを乗り越えて、規制位置Uに位置することとなる。
この状態で、作業者が把持するアタッチメント21または衝撃軸20を離せば、図5に示すように、ストッパー51は、コイルバネ53の付勢によって溝部52の基端側壁面52bに押さえ付けられるとともに、一対の突起部52cの間に嵌り込んだ状態となる。そして、ストッパー51と溝部52とが軸方向Lに係合することとなり、ストッパー51が設けられた衝撃軸20は、軸方向Lへの移動が規制され、進退しない状態となる。このため、この状態のままアタッチメント21が不用意に押圧されたとしても、衝撃軸20が軸方向Lに沿って基端側へ移動して、レバー33を損傷させ、また、上記作用に基づいてモータ31がオンとなって振動してしまうことがない。特に、規制位置Uにおいては、ストッパー51は、コイルバネ53の付勢によって溝部52を押圧し、摩擦による拘束力が生じ、さらに、突起部52cによる係合力が生じている。このため、衝撃軸20は、一定以上のトルクを与えて回転させないと、規制位置Uから移動することができず、これにより軸方向Lの移動を規制した状態をより確実に維持させることができる。
また、衝撃軸20が規制位置Uに位置した状態では、マーク22がケース10の貫通孔10aから外部へ露出した状態となる。すなわち、作業者は、マーク22が視認できることに基づいて、衝撃軸20が規制位置Uに位置していると認識することができる。また、マーク22が視認できない場合には、衝撃軸20が規制位置Uに位置していないと認識することができ、これにより不使用時に衝撃軸20が規制されていない状態で放置され、不用意に基端側へ押し込まれて振動してしまうことを防ぐことができる。
なお、再び使用する場合には、作業者は、アタッチメント21または衝撃軸20を把持して、ストッパー51が突起部52cを乗り越えるのに必要な大きさ以上のトルクを与えて、衝撃軸20を略90度回転させる。そして、アタッチメント21または衝撃軸20を離すことで、衝撃軸20は、コイルバネ53の付勢により溝部52よりも基端側へ移動することとなり、再び軸方向Lに進退可能な状態となる。このため、同様にアタッチメント21にタイルを押し当てることで、再び振動することができるようになる。
以上のように、本実施形態のヴィブラート1では、ケース10の内部から外部へ突出した衝撃軸20の先端側の操作のみによって、ケース10の本体部12の内部に設けられた規制手段50で、衝撃軸20の軸方向Lの移動を規制することができる。このため、規制手段50が外部からの付着物の影響を受けて、衝撃軸20を規制する機能を発揮できなくなり、あるいは、損傷してしまうことを防ぐことできる。そして、使用時には衝撃軸20を好適に振動させるとともに、不使用時には衝撃軸20の軸方向Lの移動を確実に規制することができる。
特に、本実施形態では、衝撃軸20及びストッパー51の規制位置Uが、振動範囲、P20、P51よりも軸方向L外側に位置している。このため、使用時に起振手段30によって振動範囲P20で衝撃軸20が振動するに際して、何らかの原因により誤って規制手段50によって規制した状態となってしまうことを確実に防止することができ、また、不使用時に規制手段50によって規制された状態で、起振手段30によって衝撃軸20に振動が与えられてしまうことを確実に防止することができる。
また、本実施形態のヴィブラート1では、駆動切替手段40を備えていることで、アタッチメント21への対象物の押圧の有無によって、振動をオン、オフ切替ることができる。このため、外部スイッチを設ける必要がなく、作業者の操作をより容易にするとともに、振動をオン、オフ切り替える機構についても付着物の影響を防ぐことができる。さらに、衝撃軸20の軸方向Lへの移動を規制する規制手段50がケース10の内部に設けられていることと相まって、ケース10の外部に露出する構造を、振動を伝達させるのに必要な衝撃軸20及び先端側に取り付けられたアタッチメント21のみとすることができる。このため、ケース10の意匠について、スイッチング、振動規制などの様々な機能による制限を受けることなく、自在に設計することが可能となる。
なお、規制手段50において、規制位置Uでは、ストッパー51は、付勢部材であるコイルバネ53の付勢による摩擦、また、突起部52cによる係合によって拘束されているものとしたが、これに限るものでは無く、いずれか一方としても、衝撃軸20が規制された状態を確実に維持できるものとすることができる。また、突起部のみの構成とする場合には、図7の第一の変形例に示すように、溝部52の先端側壁面52a及び基端側壁面52bの両面に突起部52cを設けるものとしても良い。さらに、付勢部材としてはコイルバネ53に限るものでは無く、また、衝撃軸20を直接付勢するものとしても良い。
また、規制手段50のストッパー51及び溝部52は、それぞれ対をなし設けるものとしたが、これに限ることは無く、いずれか一方、あるいは、両者とも一つのみ設けるものとしても良い。しかしながら、両者とも対応して対をなして設けることで、衝撃軸20を正反いずれの方向に軸回りに回転させても規制位置Uとして、衝撃軸20の軸方向Lの移動を規制することができるとともに、規制位置Uにおいて、ストッパー51から衝撃軸20に作用する力によって曲げモーメントが生じることを抑え、衝撃軸20並びに第一の軸受22及び第二の軸受23の耐久性を向上させることができる。
また、規制手段50のストッパー51及び溝部52は、第一の軸受22と第二の軸受23との間に設けられるものとしたが、これに限るものでは無く、例えば、第二の軸受23よりも基端側に設けるものとしても良い。また、規制手段50は、衝撃軸20を軸方向Lに移動させ、さらに軸回りに回転させることで、規制位置Uとして、衝撃軸20の軸方向Lの移動を規制することができるものとしたが、これに限るものでは無い。以下に対応する変形例を示す。
図8は、第二の変形例を示していて、衝撃軸60には、係合部として径方向に突没可能なストッパー61が設けられている。ストッパー61は、衝撃軸60の内部に設けられた図示しない付勢手段によって径方向外側に付勢され、常時においては突出している。また、規制位置Uとして対応する位置には、被係合部として凸部62が設けられていて、ストッパー61と凸部62とは、軸方向Lに互いに係合可能な位置関係となっている。そして、衝撃軸20を規制する場合には、ストッパー61が凸部62に当接するまで衝撃軸20を軸方向Lに移動させる。そして、さらに衝撃軸20を移動させることで、ストッパー61は衝撃軸60の内部に没し、凸部62を通過して、反対側で再び突出することとなる。これにより、規制位置Uとして、ストッパー61と凸部62とが互いに係合し、衝撃軸20は、ストッパー61を没するのに必要な力を軸方向Lに与えない限り、軸方向Lへの移動が規制された状態となる。
また、図9は、第三の変形例を示していて、衝撃軸70には、上記同様に、ストッパー51が設けられている。また、ストッパー51の振動範囲P51において、軸方向Lと直交する方向に被係合部として溝部71が設けられている。このため、単に衝撃軸70を軸回りに回転するだけで、規制位置Uとして、衝撃軸70の軸方向Lへの移動を規制することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この発明の実施形態のヴィブラートの全体斜視図である。 この発明の実施形態のヴィブラートの一部を破断した側面図である。 この発明の実施形態のヴィブラートの先端側について、一部を破断した側面図である。 この発明の実施形態のヴィブラートの先端側において、一部を破断した上面図である。 この発明の実施形態のヴィブラートにおいて、規制手段によって規制する際の説明図である。 図5に示す切断線X−Xでの断面図である。 この発明の実施形態の第1の変形例のヴィブラートにおいて、溝部の断面図である。 この発明の実施形態の第2の変形例のヴィブラートにおいて、規制手段の詳細を示す側面図である。 この発明の実施形態の第3の変形例のヴィブラートにおいて、規制手段の詳細を示す側面図である。
符号の説明
1 ヴィブラート(振動工具)
10 ケース(外筐)
20、60、70 衝撃軸
24 マーク
30 起振手段
50 規制手段
51、61 ストッパー(係合部)
52、71 溝部(被係合部)
53 コイルバネ(付勢部材)
62 凸部(被係合部)
L 軸方向
P20 (衝撃軸の)振動範囲
P51 (ストッパーの)振動範囲
U 規制位置

Claims (7)

  1. 外筐と、先端側が該外筐の内部から外部へ突出して設けられ、少なくとも軸方向に進退可能な衝撃軸と、前記外筐の内部に設けられ、前記衝撃軸を軸方向に振動させる起振手段とを備え、前記衝撃軸の軸方向の振動を外部に伝達させる振動工具であって、
    前記外筐の内部に設けられ、前記衝撃軸を所定の規制位置まで軸方向に移動または軸回りに回転させることで、前記衝撃軸の軸方向への移動を規制することが可能な規制手段を備えることを特徴とする振動工具。
  2. 請求項1に記載の振動工具において、
    前記規制手段は、前記衝撃軸に設けられた係合部と、前記衝撃軸が前記規制位置に位置した時に前記係合部と軸方向に係合可能に前記外筐に設けられた被係合部とを有することを特徴とする振動工具。
  3. 請求項2に記載の振動工具において、
    前記規制手段は、前記規制位置で前記係合部と前記被係合部とが押圧し合うように、前記衝撃軸または該衝撃軸に設けられた前記係合部を付勢する付勢部材を有することを特徴とする振動工具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の振動工具において、
    前記衝撃軸の前記規制位置は、前記起振手段による前記衝撃軸の振動範囲よりも軸方向外側の位置に設定されていることを特徴とする振動工具。
  5. 請求項4に記載の振動工具において、
    前記衝撃軸の前記規制位置は、前記衝撃軸の前記振動範囲の軸方向外側でさらに、軸回りに所定角度回転させた位置に設定されていることを特徴とする振動工具。
  6. 外筐と、先端側が該外筐の内部から外部へ突出して設けられ、軸方向に進退可能にかつ軸回りに回転可能な衝撃軸と、前記外筐の内部に設けられ、前記衝撃軸を軸方向に振動させる起振手段とを備え、前記衝撃軸の軸方向の振動を外部に伝達させる振動工具であって、
    前記外筐の内部で前記衝撃軸に径方向に突出して設けられ、前記起振手段による振動に伴って前記衝撃軸とともに軸方向に進退可能なストッパーと、
    前記起振手段による前記ストッパーの振動範囲よりも軸方向外側で、軸方向と直交する方向に沿って前記外筐に設けられ、前記衝撃軸を回転させることで前記ストッパーを挿入可能な溝部と、
    前記ストッパーの前記振動範囲よりも軸方向外側に設けられるとともに、前記ストッパーが前記溝部と軸方向に略一致する位置に移動した時に前記衝撃軸または前記ストッパーを前記振動範囲に向かって付勢する付勢部材とを備えることを特徴とする振動工具。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の振動工具において、
    前記衝撃軸の先端外周面には、前記外筐との相対位置に基づいて前記衝撃軸が軸方向に移動を規制されている否かを判断することが可能なマークが表示されていることを特徴とする振動工具。
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