JP5018246B2 - 無線機、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、VoIP(Voice over Internet Protocol)の中継局へ無線接続する無線機、制御方法及びプログラムに関するものである。
特許文献1は、アマチュア無線のVoIPシステムの1つであるEchoLinkシステムについて解説している。EchoLinkシステムは、インターネットに接続したレピーター局や基地局(リンク局)の中継局(ノード局)を装備するとともに、それら中継局は世界中に存在している。EchoLinkでは、携帯型や車載型無線機等の移動局は、DTMF(Dual Tone Multi Frequency)コードを利用して、近辺の中継局にアクセスし、世界各地のアマチュア局と交信することができるようになっている。
ユーザが、従来の移動局からEchoLinkノード局にアクセスする場合には、ユーザは、ノード局のコールサインに対応するDTMFコードを、テンキーからマニュアルで入力して、送信するか、又は予めノード番号をDTMFメモリにマニュアルで登録しておき、接続時では、該DTMFメモリを呼び出して、ノード番号を送信するかしている。
著者:Steave Ford、雑誌名:QST、巻号:2003年2月号、米国発行日:2003年2月、記載箇所:p.44
ユーザがマニュアル操作でVoIPノード局にアクセスする場合には、ユーザは、状況に合わせて、適宜、コマンド(例:”Connect by Call”及び”Query by Call”)を選択することができるものの、マニュアル入力に因るDTMF送信間隔のずれや送信コードの入力ミスが生じ易く、このため、アクセス失敗に陥ることが多い。
また、DTMFコードを使用する場合には、予めDTMFメモリにDTMFコードを入力しておく必要があるが、該DTMFコードは、コールサインをEchoLinkコードに変換したものになっている。したがって、ユーザは、EchoLinkのコード表を見ながら、コールサインに対応するコードを入力することになり、そのような入力作業では、変換ミスや入力ミス等が起こり易い。
さらに、ユーザが、状況に応じてコマンドを選択して、それを送信できるようにするためには、コマンドごとにノード局のDTMFコードを登録しなければならず、DTMFメモリの必要容量が増大する。
本発明の目的は、ユーザの入力間違いに因るアクセス失敗の事態を低下させることができる無線機、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明の他の目的は、ノード局についての入力間違いを少なくしつつ、ユーザが状況に基づき選択したコマンドを送れるようにした無線機、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明によれば、各VoIPノード局に割当てたチャネル番号には、ユーザの文字入力に基づき該VoIPノード局のコールサインの文字列を文字形式で登録する。ユーザが、VoIPノード局へのコマンドを送信する場合には、ユーザ指定のチャネル番号からそのコールサインの文字列を読み出し、該文字列の各文字をコードへ自動変換して、該文字列の対応コード列を生成する。そして、該対応コード列をノード指定部分に含むコマンドを無線で送信する。
本発明では、さらに、ユーザ指示のコマンドに対応付けられているユーザ操作、例えば、”C”キーの押下や、”0”、次に”7”のキー操作を検出して、ユーザ指示のコマンドを判断する。そして、前述の対応コード列をノード指定部分に含むコマンドコードを無線で送信する。
本発明の無線機は、各チャネル番号に割当てた無線中継局の各VoIPノード局のコールサインをユーザの文字入力に基づき記憶媒体に文字形式で登録する登録手段、ユーザ指定のチャネル番号についてそのコールサインの文字列を前記記憶媒体から読み出すとともに、該文字列の各文字を対応のコードに変換して該文字列の対応コード列を生成するコード列生成手段、前記対応コード列をノード指定部分に含むコマンドコードを生成するコマンド生成手段、及び前記コマンドコードを無線で送信する送信手段、を備え、前記コード列生成手段は、前記文字列において先頭文字から予め定められた文字数以降は前記変換を行わないこと、又は前記文字列において先頭文字から前記予め定めた文字数に達する前に予め定められた文字が含まれる場合における該予め定められた文字以降は前記変換を行わないこと、を特徴とする。
本発明の無線機制御方法は、各チャネル番号に割当てた無線中継局の各VoIPノード局のコールサインをユーザの文字入力に基づき記憶媒体に文字形式で登録するステップと、ユーザ指定のチャネル番号についてそのコールサインの文字列を前記記憶媒体から読み出すとともに、該文字列の各文字を対応のコードに変換するに際して、該文字列において先頭文字から予め定められた文字数までの文字のみ、又は前記文字列において先頭文字から前記予め定めた文字数に達する前に予め定められた文字が含まれる場合における先頭文字から該予め定められた文字の1つ前の文字までの文字のみを対応コードに変換した対応コード列を生成するステップと、前記対応コード列をノード指定部分に含むコマンドコードを生成するステップと、前記コマンドコードを無線で送信するステップと、を備えることを特徴する。
本発明のプログラムは、前述した本発明の無線機の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、ユーザは、アクセス時又は登録時にコールサインのコードを入力する手間を省略して、コールサインの文字入力で登録を行うことになる。コールサインの文字列は、見た目で、正しいか間違いの判断がつくようなものなので、ユーザの入力ミスや入力のもたつきに因るアクセス不能の事態を大幅に抑制することができる。
本発明の具体例では、ユーザが、状況に応じたコマンドを、該コマンドに対応付けられているユーザ操作を行うことにより、アクセス対象のVoIPノード局に係る対応コード列を含むコマンドコードが生成されて、それが無線で送信される。これにより、ユーザ所望のコマンドを、ユーザ所望のVoIPノード局へ、入力ミスの発生を抑制して、送信することができる。
図1はEchoLinkシステム10の構成図である。EchoLinkシステム10では、インターネット11に、1つのEchoLinkサーバ12、シングルユーザモードのPC(パーソナルコンピュータ)13、及びシスオペモードの複数のVoIPノード局20が接続されている。PC13及びVoIPノード局20は、VoIPによりインターネット11を介して音声を相互に送受自在になっている。
VoIPノード局20は、ルータ21、PC22、無線機23及びアンテナ24を有している。VoIPノード局20には、基地局(リンク局)とレピータ局との2種類がある。PC22は、ルータ21を介してインターネット11へ接続されているとともに、無線機23と相互に接続されている。アンテナ24は、音声及び制御信号に係るRF信号を無線機23から供給されて、それを電波で周囲へ送信するとともに、モバイル無線機28等からの音声及び制御信号に係る電波を受信して、そのRF信号を無線機23へ供給する。
図2は無線機23の構成図である。モバイル無線機28の構成も、無線機23の構成とほぼ同様である。無線機23は、PC22へケーブル接続するためのコネクタが必要であるのに対し、モバイル無線機28はそれらの装備が不要になる。また,モバイル無線機28では、ラジオユニット31及びパネルユニット32が分離しておらず、一体となっている。さらに、無線機23では、外付けマイクが用意されるのに対し、モバイル無線機28は内蔵マイクを装備する。
無線機23はラジオユニット31とパネルユニット32とを装備し、ケーブル33は、ラジオユニット31−パネルユニット32間を接続して、ラジオユニット31−パネルユニット32間の信号を伝送する。ラジオユニット31には、4つの外付け機器用ケーブルコネクタ34と、1つのマイク端子35と、1つのアンテナ端子36とを有している。4つの外付け機器用ケーブルコネクタ34は、PC22等の外部機器へのケーブル接続の際に使用されるものであり、PC22のRS−232Cへ接続されるコネクタ(”RS−232C”と図示のもの)、外部TNC接続用コネクタ(”DATA”と図示のもの)、外部機器へ音声信号を出力するためのコネクタ、及び外部機器からの音声信号を入力するためのコネクタより成る。マイク端子35は外付けマイクへ接続される。アンテナ端子36はアンテナ24へ接続される。
マイコン37は、データをEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)38から読み出したり、書き込んだりするとともに、所定の演算を行い。ラジオユニット31の各素子を制御する。送受信部39は、ラジオユニット31へ出入りする各信号の変換を行う。
パネルユニット32は、マイコン42、表示器43及び操作部44を備えている。マイコン42は、ケーブル33を介してラジオユニット31のマイコン37及び送受信部39と信号を送受するとともに、表示信号を表示器43へ送って、表示器43における表示を制御する。操作部44は、各種操作キー等を含み、無線機23のユーザにより操作され、操作に係る信号をマイコン42へ送る。
図3はモバイル無線機28の表示器43における表示例を示している。モバイル無線機28はEchoLinkメモリを装備し、該EchoLinkメモリに、計10個のチャネル番号EL0〜EL9が用意されている。EchoLinkメモリはEEPROM38内に確保される。
1つのチャネル番号には1つのVoIPノード局20が割り当てられ、各チャネル番号には、それに割り当てたVoIPノード局20のコールサイン及びノード番号が登録されるようになっている。なお、チャネル番号では、コールサインは英数の文字で入力され、ノード番号は、番号が数字(該数字をモバイル無線機28はコードとして処理する。)で入力される。各チャネル番号には、ネーム部(図3(b)のNAME)及びコード部(図3(c)のCODE)の2つの記憶領域が設定され、それぞれコールサイン及びノード番号が登録されるようになっている。
モバイル無線機28においてユーザがEchoLinkメモリにコールサイン等を登録する手順について説明する。ユーザは、所定のキーを操作して、メモリ登録モードへ切り替える。これにより、モバイル無線機28の表示器43は図3(a)の表示になる。すなわち、表示器43には、その左端部に、EchoLinkメモリを意味する”ELKMEM”が表示され、右端部には、チャネル番号=0を意味する”EL0”が表示される。
ユーザは、モバイル無線機28のエンコーダ摘まみを回転操作して、EL0〜EL9の中から、今回登録を行なおうとするチャネル番号を選択する。表示器43の右端部に表示されるチャネル番号は、ユーザによるエンコーダ摘まみの回転操作に伴い、変化する。ユーザは、今回登録を行なおうとするチャネル番号が表示器43の右端部に表示されると、決定キーを押下する。
図3(b)は登録チャネル番号としてEL4が決定されたときの表示器43の表示状態を示している。”NAME”が、表示器43の左端部に表示され、コールサインの入力モードであることをユーザに示している。なお、ここで言う入力モードでは、ユーザが既登録済みのコールサインを変更したり、確認したりすることもできるようになっているので、入力モードは変更モード及び確認モードでもある。
すなわち、該チャネル番号にコールサインが登録済みであるならば、該コールサインが表示器43の右半部にテキストで表示される。ユーザは、メモリ登録モード内のコールサイン入力モードで、コールサインの新規登録に代えて、登録済みコールサインを変更することもできる。図3(b)の表示状態は、コールサインが表示されておらず、これは、EL4には、コールサインが未登録状態であることを意味する。
ユーザは、コールサインを登録する場合には、図3(b)の状態から例えばテンキー等を操作して、コールサインを1文字ずつ入力する。モバイル無線機28のテンキーは、文字種の変更により、数字だけでなく、英字も入力可能になっているものとする。すなわち、コールサインの文字列は英数混在を可とする(例:”A1BC2D”)。
ユーザは、コールサインの文字列の入力を終了して、入力ミスがないことを確認すると、決定キーを押下する。これにより、表示器43における表示は図3(c)の状態になる。図3(c)の状態は、無線機23のノード番号の登録モードになっている。なお、ユーザは、図3(b)のコールサイン入力モードでコールサインの新規登録又は変更をパスして、図3(c)のノード番号入力モードへ移行することができる。その場合には、図3(b)のコールサイン入力モードで、文字入力や文字変更を行うことなく、決定キーのみを押下することになる。
図3(c)の左端部の”CODE”の表示は、現在がノード番号入力モードであることを意味している。ノード番号がすでに登録済みの場合には、右半部に該ノード番号が表示される。図3(c)の状態は、ノード番号が無表示になっており、これは、チャネル番号=4において、ノード番号が未登録であることを示している。ユーザは無線機23のノード番号の数字を順番にテンキーを使って1つずつ入力する。入力が終了すると、決定キーを押下して、これにより、該チャネル番号についての登録が終了する。
ユーザは、ノード番号入力モードにおいて、ノード番号の新規登録に代えて、登録済みのノード番号を変更することもできる。ユーザは、また、ノード番号入力モードにおいて新規登録も変更も行うことなく、決定キーを押下することにより、該ノード番号入力モードを抜けることができる。
図4はEchoLinkメモリ送信方法50のフローチャートである。EchoLinkメモリ送信方法50は、ユーザが所定のチャネル番号を選択してアクセス指示キーを押下するのに伴い、起動する。S51では、ユーザが選択したチャネル番号のネーム部にコールサインが登録されているか否かを判定し、判定が正であれば、S52へ進み、判定が否であれば、S58へ進む。
S52では、ユーザが”C”キーを押したか否かを判定し、判定が正であれば、S54へ進み、否であれば、S53へ進む。S53では、ユーザが”0”→”7”と、2つのキーをその順番に押したかを判定し、判定が正であれば、S54へ進み、否であれば、S58へ進む。
S54は、コールサインをEchoLinkコードへ変換する処理を含んでいる。EchoLinkコードはDTMF(Dual Tone Multi Frequency)コードとしてモバイル無線機28から発信される。図5はEchoLinkコード変換方法66のフローチャートである。また、図6はEchoLinkコード変換方法66の処理で使用される文字−EchoLinkコードの変換表である。
図5のEchoLinkコード変換方法66では、コールサインの最大文字数を一例として”8”に設定しているが、任意の所定数に設定することができる。なお、その場合、後述のループの最大実行回数は8ではなく、該所定数になる。
EchoLinkコード変換方法66のループでは、変数icに初期値として0が代入され、該icは、ループを1回、回るごとに、1ずつインクリメントされる。icが8になると、すなわち、ループを8回、回ると、ループから抜け出る。コールサインの各文字は、その先頭文字から順番に1ずつ、ループ内の処理を実行される。コールサインにおいて先頭から8番目以内の文字であっても、それが英数字以外の文字、具体的には”−”であると、処理は、ループから抜け出て、終了する。
EchoLinkコードへのコールサインの変換をコールサインの先頭から最大8文字までとする理由は、9文字目からはコールサインではなく、SSID(Service Set Identifier)であるからである。同様に、コールサインに”−”が現れたら、”−”以降の文字の変換を中止する理由は、”−”より後の英数字はSSIDであるからである。
S67では、コールサインの先頭からic+1番目の文字について、それが英数字かそれ以外かを判定し、判定が正であれば、S68へ進み、否であれば、EchoLinkコード変換方法66を終了する。S68では、ic+1番目の文字を図6の変換表に基づきEchoLinkコードへ変換する。S68の実行後、icを1だけ、インクリメントし、その値と8とを対比し、ic≧8であれば、EchoLinkコード変換方法66を終了し、ic<8であれば、S67へ戻る。
図6の表の見方について説明する。各英数字について行番号と列番号が対応付けられているが、各英数字のEchoLinkコードは2桁の数値に対応しており、該2桁の数値の1番目は図6の表における列番号とされ、2番目は行番号とされる。例えば、英数字の”1”は、列番号及び行番号がそれぞれ1,0となっているので、そのEchoLinkコードは”10”となる。同様に、英数字の”A”のEchoLinkコードは”21”となる。例えば、コールサインが”A1BC2D”である場合は、そのEchoLinkコードは”211022232031”となる。
図4のS54へ戻って、送信バッファーには、S52又はS53のユーザ操作により、”C”又は”07”がセットされ、それに後続して、コールサインを変換したコード列がセットされ、さらに、最後に”#”がセットされる。なお、”C”、”07”、”#”も、コールサインのコード列と同じく、DTMFコードへ変換したものをセットする。また、コールサインのコード列の前に”C”のDTMFコードをセットしたものは、”Connect by Call”のコマンドに対応し、”07”のDTMFコードをセットしたものは、”Query by Call”のコマンドに対応する。S54の後、S61へ進む。
S58では、選択チャネル番号にコード部、すなわちノード番号が登録されているか否かを判定し、判定が正であれば、S59へ進み、否であれば、S60へ進む。S59では、選択チャネルのコード部に設定されているコードを送信バッファーにセットする。S59の後、S61へ進む。こうして、選択チャネル番号のネーム部にコールサインが登録されていない場合は(S51否)、もちろんのこと、また、選択チャネル番号のネーム部にコールサインが登録されていても、ユーザが”C”等の押下操作を一切しなかった場合も(S53否)、選択チャネル番号のコード部にノード番号が登録されていれば、該ノード番号が送信バッファーにセットされる。
S60では、前述のS54と同様に、EchoLinkコードへのコールサインの変換を行う。そして、コールサインを変換したコード列の前後にそれぞれ”C”,”#”をDTMFコードで付加して、付加後のデータを送信バッファーにセットする。すなわち、”Connect by Call”のコマンドが送信バッファーにセットされたことになる。S60の後、S61へ進む。
S61では、送信バッファーにセットされているコードを送信する。なお、S51否→S58否→S60→S61と進んで来た場合には、ネーム部及びコード部共に空となっているので、送信バッファーには、実質的に空の状態であり、この場合は、送信は行わない。また、”Query by Call”(S53正→S54→S61)に対して、VoIPノード局20からそのノード番号がモバイル無線機28へ通知されるが、該ノード番号は、ユーザがマニュアルで登録してもよいし、所定のキー操作により該当のチャネル番号のコード部に転記されるようになっていてもよい。
図7は無線機70のブロック図である。前述のモバイル無線機28(図1)は無線機70の一例である。無線機70は、携帯型に限定されない。車載型や配置場所固定型であってもよい。無線機70に適用されるVoIPシステムは、EchoLinkシステムに限定されない。EchoLink以外の他のVoIPシステムであってもよい。無線機70は、登録手段71、コード列生成手段72、コマンド生成手段73及び送信手段74を備えている。
登録手段71は、各チャネル番号に割当てた無線中継局の各VoIPノード局のコールサインをユーザの文字入力に基づき記憶媒体77に文字形式で登録する。コード列生成手段72は、ユーザ指定のチャネル番号についてそのコールサインの文字列を記憶媒体77から読み出すとともに、該文字列の各文字を対応のコードに変換して該文字列の対応コード列を生成する。コマンド生成手段73は、対応コード列をノード指定部分に含むコマンドコードを生成する。送信手段74は、コマンドコードを無線で送信する。
VoIPノード局の一例はVoIPノード局20(図1)である。記憶媒体77の一例はEEPROM38(図2)である。対応コード列の一例はEchoLinkコード列である。
コールサインについては、ユーザは、見た目で、それに間違いがあるか否かが分かるので、それに入力ミスがあった場合には、ユーザは、すぐに訂正することになる。また、コールサインの文字列から対応コード列への変換は、ユーザが自ら対応表を参照して、行うのではなく、自動的に行われる。結果、入力ミスに伴うアクセス不能事態の発生が抑制される。
好ましくは、コード列生成手段72は、ユーザ指示のコマンドに対応付けられているユーザ操作に基づきコマンドコードのコマンド部分を生成する。また、典型的には、ユーザ指示のコマンドには、VoIPノード局へ接続するコマンド及びユーザ指定のチャネル番号のコールサインのノード番号を問い合わせるコマンドが含まれている。
VoIPノード局へ接続するコマンドの一例は”Connect by Call”であり、ユーザ指定のチャネル番号のコールサインのノード番号を問い合わせるコマンドの一例は”Query by Call”である。モバイル無線機28の例では、ユーザ指示のコマンドに対応付けられているユーザ操作は、”Connect by Call”のユーザ指示の場合は、”C”キーの押下であり、また、”Query by Call”のユーザ指示の場合は、”0,”7”キーをその順番に押下する操作となっている。無線機70では、各チャネル番号に登録したコールサインを、複数のコマンドに対して共通に使用することができるので、必要な記録媒体容量を節約することができる。
典型的には、送信手段74は、コマンドコードをDTMFにより送信する。また、好ましくは、記憶媒体77は、各チャネル番号に割当てたVoIPノード局のノード番号を記憶媒体77に登録可としている。そして、送信手段74は、ユーザ指定のチャネル番号に対して、それに割当てたVoIPノード局のノード番号が登録手段71に登録されていて、かつユーザがコマンド選択操作を行わなかった場合には、該チャネル番号についてのコールサインの登録の有無に関係なく、コマンドコードに代えてノード番号を無線送信する(具体例:図4のEchoLinkメモリ送信方法50におけるS51正→S52否→S53否→S58正→S59→S61)。
図8は無線機制御方法90のフローチャートである。無線機制御方法90は無線機70(図7)に適用される。無線機制御方法90は、S91,S92,S93,S94を備えている。
S91では、各チャネル番号に割当てた無線中継局の各VoIPノード局のコールサインをユーザの文字入力に基づき記憶媒体77に文字形式で登録する。S92では、ユーザ指定のチャネル番号についてそのコールサインを記憶媒体77から読み出すとともに、該コールサインについてその各文字を対応のコードに変換して該文字列の対応コード列を生成する。S93では、対応コード列をノード指定部分に含むコマンドコードを生成する。S94では、コマンドコードを無線で送信する。
S91〜S94の処理は、無線機70(図7)の登録手段71〜送信手段74の機能にそれぞれ対応している。したがって、登録手段71〜送信手段74の機能について述べた具体的態様はS91〜S94の処理についての具体的態様としても適用可能である。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータを無線機70の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、無線機制御方法90の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は様々な発明を開示している。それら発明には、本明細書における発明の最良の形態等において、独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、1つ又は複数の要素の組合せを自明の範囲で発明の各形態間で入れ換えたものを含む。
EchoLinkシステムの構成図である。 無線機の構成図である。 モバイル無線機の表示器における表示例を示す図である。 EchoLinkメモリ送信方法のフローチャートである。 EchoLinkコード変換方法のフローチャートである。 EchoLinkコード変換方法の処理で使用される文字−EchoLinkコードの変換表である。 無線機のブロック図である。 無線機制御方法のフローチャートである。
符号の説明
70:無線機、71:登録手段、72:コード列生成手段、73:コマンド生成手段、74:送信手段、77:記憶媒体、90:無線機制御方法。

Claims (7)

  1. 各チャネル番号に割当てた無線中継局の各VoIPノード局のコールサインをユーザの文字入力に基づき記憶媒体に文字形式で登録する登録手段、
    ユーザ指定のチャネル番号についてそのコールサインの文字列を前記記憶媒体から読み出すとともに、該文字列の各文字を対応のコードに変換して該文字列の対応コード列を生成するコード列生成手段、
    前記対応コード列をノード指定部分に含むコマンドコードを生成するコマンド生成手段、及び
    前記コマンドコードを無線で送信する送信手段、
    を備え
    前記コード列生成手段は、前記文字列において先頭文字から予め定められた文字数以降は前記変換を行わないこと、又は前記文字列において先頭文字から前記予め定めた文字数に達する前に予め定められた文字が含まれる場合における該予め定められた文字以降は前記変換を行わないこと、
    を特徴とする無線機。
  2. 前記コマンド生成手段は、ユーザ指示のコマンドに対応付けられているユーザ操作に基づきコマンドコードのコマンド部分を生成することを特徴とする請求項1記載の無線機。
  3. 前記ユーザ指示のコマンドには、VoIPノード局へ接続するコマンド及びユーザ指定のチャネル番号のコールサインのノード番号を問い合わせるコマンドが含まれていることを特徴とする請求項2記載の無線機。
  4. 前記送信手段は、前記コマンドコードをDTMFにより送信することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の無線機。
  5. 前記登録手段は、各チャネル番号に割当てたVoIPノード局のノード番号を記憶媒体に登録可としており、
    前記送信手段は、ユーザ指定のチャネル番号に対して、それに割当てたVoIPノード局のノード番号が前記記憶媒体に登録されていて、かつユーザがコマンド選択操作を行わなかった場合には、該チャネル番号についてのコールサインの登録の有無に関係なく、前記コマンドコードに代えてノード番号を無線送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の無線機。
  6. 各チャネル番号に割当てた無線中継局の各VoIPノード局のコールサインをユーザの文字入力に基づき記憶媒体に文字形式で登録するステップ
    ユーザ指定のチャネル番号についてそのコールサインの文字列を前記記憶媒体から読み出すとともに、該文字列の各文字を対応のコードに変換するに際して、該文字列において先頭文字から予め定められた文字数までの文字のみ、又は前記文字列において先頭文字から前記予め定めた文字数に達する前に予め定められた文字が含まれる場合における先頭文字から該予め定められた文字の1つ前の文字までの文字のみを対応コードに変換した対応コード列を生成するステップ
    前記対応コード列をノード指定部分に含むコマンドコードを生成するステップ
    前記コマンドコードを無線で送信するステップ
    を備えることを特徴とする無線機制御方法。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の無線機の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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