JP5017877B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本発明は半導体装置に関する。
本発明に関連する従来例である半導体装置としては、下記特許文献1に記載される、ヘテロ界面を利用した電界効果型トランジスタがある。この従来例においては、ゲート電極に印加する電圧により、ヘテロ界面での障壁の厚みを制御し、素子オン時にはトンネル電流によりキャリアを通過させるものである。この場合に、MOSFETのようなチャネル領域が存在せず、これによって、高耐圧で低オン抵抗のパワー半導体スイッチを提供することが可能となる。
特開平2003−318398号公報
上記従来例においては、ゲート電極並びにゲート電極下の炭化珪素(SiC)領域にP型領域を形成し、ゲート絶縁膜にかかる電界を緩和する構造としているが、P型領域の電位をソース電位に接続する工夫が無いと、電界緩和の効果は限定的なものとなり、ゲート絶縁膜を保護することは難しい。また、ゲート絶縁膜と多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域、及び、SiC領域が接する駆動ポイントから充分に近い位置にこのP型領域を形成し、素子オフ時に充分な電界緩和を行なうと、素子オン時の電流通路が狭まり、オン抵抗が増大するというトレードオフ関係があり、デバイスが持つ本来の良い特性を十分に発揮できないことが懸念される。
本発明は上記の懸念に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、高耐圧で低オン抵抗の半導体装置を提供することにある。
第一導電型の半導体基体とヘテロ接合するヘテロ半導体領域と、前記半導体基体と前記ヘテロ半導体領域とのヘテロ接合部に隣接しゲート絶縁膜を介して配設されたゲート電極と、該ゲート電極に前記ゲート絶縁膜を介して対向する、前記半導体基体の表面の一部に形成された第二導電型の半導体領域とを有する半導体装置において、前記第二導電型の半導体領域の表面における不純物濃度は、前記ゲート電極からの電界により該表面に反転層を形成する濃度であり、前記第二導電型の半導体領域が前記ソース電極と電気的に接続され、前記第二導電型の半導体領域と前記3重接点との距離は、前記第二導電型の半導体領域と前記半導体基体との接合によるビルトインポテンシャルに起因する空乏層が到達する距離より短いことを特徴とする。
本発明によれば、素子オフ時に充分な電界緩和を実現できるとともに、素子オン時にはゲート電極からの電界により電界緩和領域の表面に反転層を形成するこができるので、電流通路を充分に確保することができ、素子のオフ−オン状態におけるトレードオフ関係を改善でき、高耐圧で低オン抵抗の半導体装置を提供することが可能となる。
以下の実施の形態例においては、半導体基体材料を炭化珪素(SiC)とし、ヘテロ半導体材料を多結晶シリコンとし、第一導電型をN型、第二導電型をP型とした半導体装置を一例として説明する。
[第一の実施の形態例]
本発明の第一の実施の形態例について図1〜図6で説明する。
図1は、本発明に係る半導体装置である電界効果トランジスタのデバイス断面構造を示すものである。この断面は、単位セルを2つ対向して並べた断面に相当する。実際には、これらのセルが複数並列に接続されてトランジスタを形成するが、この断面構造で代表して説明する。
まず、構成について説明すると、N型高濃度のN+型SiC基板領域1の一主面上にはN型低農度のN−型SiCドレイン領域2が形成されている。このドレイン領域2はSiC基板領域1上に成長させたエピタキシャル層により構成されている。このエピタキシャル層とN+型SiC基板領域1とが第一導電型の半導体基体を構成している。SiCにはいくつかのポリタイプ(結晶多形)が存在するが、ここでは、代表的な4H−SiCとして説明する。他の6H−SiC、3C−SiCであっても構わない。
図1では、基板領域1とドレイン領域2の厚みの概念を省略している。実際には基板領域1は数100μmの厚みを持ち、ドレイン領域2は数μmから10数μm程度である。
N−型SiCドレイン領域2の一主面側(基板領域1とは反対の側)には、前記半導体基体とヘテロ接合するヘテロ半導体領域である、N+型多結晶シリコンからなるヘテロ半導体領域3が形成されている。SiCと多結晶シリコンとはバンドギャップが異なり、電子親和力も異なる。両者の界面にはヘテロ接合が形成される。(多結晶シリコンをヘテロ半導体領域とする所以である。)
N−型SiCドレイン領域2とN+型のヘテロ半導体領域3とのヘテロ接合部に隣接しゲート絶縁膜4を介してゲート電極5が配設されている。N+型のヘテロ半導体領域3はソース電極7に直接接続される。基板領域1の裏面にはドレイン電極10が電気的に低抵抗でオーミック接続されている。ゲート電極5は層間絶縁膜6によりソース電極7とは絶縁分離されている。
ゲート絶縁膜4と、N+型であるヘテロ半導体領域3と、半導体基体の一部であるN−型SiCドレイン領域2とが互いに接する3重接点(図1中、DPで示す)を駆動ポイントと呼ぶことにする。ヘテロ半導体領域3とN−型SiCドレイン領域2との界面で、駆動ポイントDPから離間した位置におけるN−型SiCドレイン領域2表面には、P型のヘテロ半導体下電界緩和領域8が形成されている。
また、ゲート電極5にゲート絶縁膜4を介して対向し、駆動ポイントDPから離間した位置のN−型SiCドレイン領域2表面には、第二導電型の半導体領域であるP型のゲート電極下電界緩和領域9が形成されている。
このP型の電界緩和領域9はソース電極7に接続する必要がある。本発明においては、平面レイアウト上の工夫をすることで、この接続を可能にしている。平面レイアウトにおけるP型の電界緩和領域9とソース電極7の接続の一例を平面図で表したのが図5である。
図5において、ソース電極7とヘテロ半導体領域3とを接続する第一のコンタクト領域であるソースコンタクト部15を中心とし、ゲート電極(図中、ゲート電極部17で示す)の一部分を周辺部に含む基本単位セルの複数個が平面的に配置され、互いに並列接続されている。この基本単位セルは、構成要素間の相互位置関係を明確にするために便宜上設定されるものであって、セルの壁を通して材料の不連続性は無い。図5において、基本単位セルは、例えば、第二のコンタクト領域14の中心を通る横の直線と縦の直線とによって区切られる四角形で表されるとしてよい。
さらに、第二導電型の半導体領域であるP型の電界緩和領域9とソース電極7とを接続する第二のコンタクト領域14が、隣合う2つ以上の基本単位セルの間、または、隣合う3つ以上の基本単位セルの共通接点を中心とする位置に設けられている。図5において、上記の四角形で表される基本単位セルを設定した場合に、第二のコンタクト領域14は、縦と横に隣合う4つの基本単位セルの共通接点を中心とする位置に設けられているとしてよい。
第二のコンタクト領域14をゲート電極部17と電気的に絶縁するために、絶縁膜16が形成されている。
図5においては、基本単位セルが縦と横に等間隔で並んだ配置が示されているが、上から見て六角形の基本単位セルが六方に辺を接して配置されたものや、上から見て丸い形状の基本単位セルが複数配置されているものでも構わない。例えば、図5において、ソースコンタクト部15の中心を中心とする円で表される基本単位セルを設定した場合には、第二のコンタクト領域14は、斜め45度の線に沿って隣合う2つの基本単位セルの間、あるいは、縦と横に隣合う4つの基本単位セルの間にあると考えてよい。また、上から見て六角形の基本単位セルが六方に辺を接して配置されている場合には、互いに隣合う3つの基本単位セルの共通接点を中心とする位置に第二のコンタクト領域14を設ければよい。
図5において点線で示したa−a'断面を図6に示す。ゲート電極部17が比較的広い、2つの単位セルパターンの間で、ゲート電極5がくり抜かれ、周囲を絶縁膜16で分離された状態でソース電極7と電界緩和領域9とが直接接続されている。このような構造の製造方法としては、一旦、ゲート電極5及び層間絶縁膜6まで形成後、ドライエッチング等の手法を用いてSiC表面までをくり抜く。その後、酸化処理をすることで、ゲート電極5の側壁に絶縁膜16を形成することが可能である。このとき、SiC表面も若干酸化されるが、多結晶シリコンに対してSiCの酸化速度が低いため、ほんの僅かな厚みの酸化膜が形成されるのみである。ウエットエッチング処理等により、このわずかなSiC上の酸化膜を除去しても多結晶シリコン(ゲート電極5)側壁には充分な厚みの絶縁膜16を残すことができる。このように、容易に製造できるという本発明に係る半導体装置の構造に特有の製造工程上のメリットもある。
次に本実施の形態例の動作を説明する。
電界緩和領域8、9をそれぞれ駆動ポイントDPから離間させる距離は以下のようになっている。図2に示したように、素子がオフのとき、つまりゲート電極5の電位がソース電位に等しい場合には、それぞれの電界緩和領域8、9とN−型SiCドレイン領域2からなるPN接合にはビルトイン電界による空乏層11、12が拡がる。ドレイン電極10の電位が上昇するにつれ、さらに空乏層は拡がる。その様子を示したのが図3である。このように、素子オフ時には駆動ポイントを挟んで両側から空乏層が拡がることで効果的に電界緩和が行なわれる。すなわち、駆動ポイント近くで直接N−型SiCドレイン領域2とN+型ヘテロ半導体領域3とが接続される領域からのリーク電流を抑制でき、素子のオフ特性を改善できるという効果がある。このとき、電界緩和領域8、9とN−型SiCドレイン領域2からなるPN接合では、ビルトインポテンシャルによる空乏層が拡がるが、SiCのビルトイン電圧、P型の不純物濃度、N−型SiCドレイン領域2の不純物濃度に応じて空乏層の幅が決まる。上記の場合に、第二導電型の半導体領域である電界緩和領域9と3重接点(DP)との距離は、第二導電型の半導体領域である電界緩和領域9と半導体基体の部分であるN−型SiCドレイン領域2との接合によるビルトインポテンシャルに起因する空乏層が到達する距離(接合部から伸びる距離)より短く、3重接点は該空乏層内にある。
オフ時には常に、駆動ポイントDP及びN型ヘテロ半導体領域3とN−型SiCドレイン領域2の接合部が空乏層に守られるためには、この幅よりも近い距離にそれぞれの電界緩和領域8、9が形成されることが望ましい。通常、十分の数μm〜数μmの範囲である。
本発明に係る半導体装置における素子オン時の動作を、図4をもとに説明する。素子オン時には、ゲート電極5にソース電極7を基準として正の電圧が印加されるので、ゲート電極5からの電界がP型電界緩和領域9に及び、P型電界緩和領域9の表面に反転層13が形成される。ここで特徴的なことは、第二導電型の半導体領域であるP型電界緩和領域9の表面における不純物濃度は、ゲート電極5からの電界により反転層13が形成できる程度の濃度である必要があることである。反転層13が形成され、P型電界緩和領域9とN−型SiCドレイン領域2の間に形成されていた空乏層12は後退する。このようにして電子電流が流れる通路が確保される。図中矢印で示したのは電子電流の流れである。
以上説明したように、本発明の構成とすることで、素子オフ時に充分な電界緩和を実現できるとともに、素子オン時にはゲート電極からの電界によりP型領域の表面に反転層を形成するこができるので、P型領域とN型SiC領域に広がる空乏層を縮小し、電流通路を充分に確保することができる。すなわち素子のオフ−オン状態におけるトレードオフ関係を改善でき、高耐圧で低オン抵抗の素子を実現できるというメリットがある。
[第二の実施の形態例]
本発明の第二の実施の形態例を図7で説明する。ヘテロ半導体領域3の下に位置するN−型SiCドレイン領域2においては、溝部が形成され、その溝をP+型ヘテロ半導体18が埋めている構造になっている。このP+型ヘテロ半導体18はP+型のヘテロ半導体からなる接続部19を介してソース電極7に接続される。このような構成とすることで、P+型ヘテロ半導体18とN−型SiCドレイン領域2との間に形成されたヘテロ接合ではヘテロ界面の障壁高さがN型ヘテロ半導体の場合と比較して大きくなるため、より低リークで高耐圧な接合が得られる。このヘテロ界面からの空乏層が伸張し、ゲート電極下電界緩和層9からの空乏層との効果と相まって、逆方向リーク電流が抑制される。素子オン時の特性は第一の実施の形態例と同等である。
本実施の形態例の製造方法としては、ドライエッチング等の手法によりN−型SiCドレイン領域2の表面に溝部を形成し、犠牲酸化、犠牲酸化膜の除去といったダメージ除去処理が施された後、P+型多結晶シリコンを堆積し、CMP等の平坦化エッチングを行ない、P+型多結晶シリコンをパターニングすることによって、実現可能である。接続部19については、N型ヘテロ半導体領域3への選択的な不純物注入を用いることで容易に実現可能である。
以上説明したように、本実施の形態例においては、P+型ヘテロ半導体18とN−型SiCドレイン領域2との間に形成されたヘテロ接合を利用して電界緩和領域を形成することで素子のオフ−オン状態におけるトレードオフ関係を改善でき、高耐圧で低オン抵抗の素子を実現できるという効果がある。
[第三の実施の形態例]
本発明の第三の実施の形態例を図8で説明する。ヘテロ半導体領域3の下に位置するN−型SiCドレイン領域2においては、溝部が形成され、その溝をショットキー電極20が埋めている構造になっている。このような構成とすることで、ショットキー界面からの空乏層が伸張し、ゲート電極下の電界緩和層9からの空乏層との効果と相まって、逆方向リーク電流が抑制される。素子オン時の特性は第一の実施の形態例と同等である。
本実施の形態例の製造方法としては、ドライエッチング等の手法によりN−型SiCドレイン領域2の表面に溝部を形成し、犠牲酸化、犠牲酸化膜の除去といったダメージ除去処理が施された後、ショットキー金属を堆積する。その後、CMP等の平坦化処理を行なうことで上記の構成は実現可能である。
以上説明したように、本発明によれば、素子オフ時に充分な電界緩和を実現できるとともに、素子オン時にはゲート電極からの電界によりP型領域の表面に反転層を形成するこができるので、P型領域とN型SiC領域に広がる空乏層を縮小し、電流通路を充分に確保することができる。すなわち素子のオフ−オン状態におけるトレードオフ関係を改善でき、高耐圧で低オン抵抗の素子を実現できるというメリットがある。
上記の実施の形態例においては、第一導電型がN型、第二導電型がP型であったが、第一導電型がP型、第二導電型がN型である場合にも、本発明の効果は上記の場合と同様に得られる。
また、前記半導体基体の材料としては、炭化珪素のみならず、窒化ガリウムまたはダイヤモンドを用いてもよい。
また、前記ヘテロ半導体領域は、多結晶シリコンのみならず、単結晶シリコンまたはアモルファスシリコンからなっていてもよい。
本発明の第一の実施の形態例におけるデバイス構造断面図である。 本発明の第一の実施の形態例におけるデバイス構造断面において、ビルトイン空乏層が拡がる様子を表す図である。 本発明の第一の実施の形態例におけるデバイス構造断面において、デバイスオフ時に空乏層が拡がる様子を表す図である。 本発明の第一の実施の形態例におけるデバイス構造断面において、デバイスオン時に空乏層が縮小し、電子が流れる様子を表す図である。 本発明の第一の実施の形態例における平面レイアウト図である。 図5のa−a'断面を表すデバイス構造断面図である。 本発明の第二の実施の形態例におけるデバイス構造断面図である。 本発明の第三の実施の形態例におけるデバイス構造断面図である。
符号の説明
1:N+型SiC基板領域、2:N−型SiCドレイン領域、3:ヘテロ半導体領域、4:ゲート絶縁膜、5:ゲート電極、6:層間絶縁膜、7:ソース電極、8:ヘテロ半導体下電界緩和領域、9:ゲート電極下電界緩和領域、10:ドレイン電極、11、12:空乏層、13:反転層、14:第二のコンタクト領域、15:ソースコンタクト部、16:絶縁膜、17:ゲート電極部、18:P+型型ヘテロ半導体、19:P+型ヘテロ半導体からなる接続部、20:ショットキー電極、DP:駆動ポイント。

Claims (4)

  1. 第一導電型の半導体基体と、該半導体基体にヘテロ接合するヘテロ半導体領域と、前記半導体基体と前記ヘテロ半導体領域とのヘテロ接合部に隣接しゲート絶縁膜を介して配設されたゲート電極と、前記半導体基体に接続するドレイン電極と、前記ヘテロ半導体領域に接続するソース電極とを備え、
    前記ゲート電極に前記ゲート絶縁膜を介して対向する、前記半導体基体の表面の一部に形成された第二導電型の半導体領域と、前記ゲート絶縁膜と前記ヘテロ半導体領域と前記半導体基体とが互いに接する3重接点とを有する半導体装置において、
    前記第二導電型の半導体領域の表面における不純物濃度は、前記ゲート電極からの電界により該表面に反転層を形成する濃度であり、
    前記第二導電型の半導体領域が前記ソース電極と電気的に接続され、
    前記第二導電型の半導体領域と前記3重接点との距離は、前記第二導電型の半導体領域と前記半導体基体との接合によるビルトインポテンシャルに起因する空乏層が到達する距離より短いことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記ソース電極と前記ヘテロ半導体領域とを接続する第一のコンタクト領域を中心とし、前記ゲート電極の一部分を周辺部に含む基本単位セルの複数個が平面的に配置され、互いに並列接続され、
    前記第二導電型の半導体領域と前記ソース電極とを接続する第二のコンタクト領域が、隣合う2つ以上の前記基本単位セルの間、または、隣合う3つ以上の前記基本単位セルの共通接点を中心とする位置に設けられていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または2に記載の半導体装置において、前記半導体基体が炭化珪素、窒化ガリウムまたはダイヤモンドからなることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置において、前記ヘテロ半導体領域は単結晶シリコン、多結晶シリコン、アモルファスシリコンのいずれかからなることを特徴とする半導体装置。
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